JPH06326537A - オーディオ装置 - Google Patents

オーディオ装置

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JPH06326537A
JPH06326537A JP5137019A JP13701993A JPH06326537A JP H06326537 A JPH06326537 A JP H06326537A JP 5137019 A JP5137019 A JP 5137019A JP 13701993 A JP13701993 A JP 13701993A JP H06326537 A JPH06326537 A JP H06326537A
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signal
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Sadayoshi Yoshida
定義 吉田
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーディオ制御ユニットが受ける信号のS/
Nを改善し、ブザー出力音の変化を低減し、オーディオ
制御ユニットの故障時においても再生出力音を送出する
オーディオ装置を提供する。 【構成】 オーディオ制御ユニット17が接続されてい
るとき切替スイッチ回路3を介してオーディオバス19
へ無減衰状態に設定された電子ボリューム5を通した内
部オーディオ装置の出力またはスレーブユニットの出力
を、オーディオ制御ユニット17の電子ボリュームによ
ってレベル調整し、該レベル調整された出力を切替スイ
ッチ回路6を介して増幅器12へ導き増幅出力でスピー
カを駆動し、操作キーの操作時にオーディオ制御ユニッ
ト17の出力段に設けたブザー信号源を駆動し、ブザー
信号源の出力を切替スイッチ回路6を介して増幅器12
へ導きスピーカを駆動してビープ音を出力するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーディオ信号を伝送す
るオーディオバスによって接続されたマスタユニットと
少なくとも入力されたオーディオ信号のレベル調節のた
めのボリュームを有するオーディオ制御ユニットとを有
するオーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マスタユニットとオーディオ制御ユニッ
トを有するこの種のオーディオ装置は、図10に示すよ
うにマスタユニット31と出力レベル調整手段を介して
いないレベル(本明細書においてはノンフェーダレベル
と記す)の再生オーディオ信号を出力するオーディオソ
ース機器からなるスレーブユニット32、33とオーデ
ィオ制御ユニット34とから構成され、マスタユニット
31に設けた指示キーの押圧によって、押圧された指示
キーに割り当てられた制御データをデータバスライン3
5を介して送出することにより、制御データに基づいて
スレーブユニット32または33を選択し、選択された
スレーブユニットは制御データに基づく指定された再生
状態に制御されて、その再生オーディオ信号をオーディ
オバスライン36を介してマスタユニット31に送出し
ている。
【0003】供給された再生オーディオ信号はマスタユ
ニット31に設けられた音量制御ボリュームによって出
力レベルが制御されて、出力レベルが制御された再生オ
ーディオ信号をオーディオ制御ユニット34に送出し、
オーディオ制御ユニット34に設けられた音量制御ボリ
ュームによって再度出力レベルが制御されて、増幅器3
7送出して増幅のうえスピーカ38を駆動していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のオーディオ装置によるときは、再生オーディオ
信号は、マスタユニット内の音量制御ボリュームによっ
て出力レベルが制御され、さらにオーディオ制御ユニッ
ト内の音量制御ボリュームによって出力レベルが制御さ
れていたため、マスタユニットにおいて出力オーディオ
信号のレベルをミニマムにすると、オーディオ制御ユニ
ットが受ける再生オーディオ信号のS/Nが悪化すると
いう問題点があった。
【0005】さらに、マスタユニットの最終段からブザ
ーの出力を送出していると、ブザー出力はオーディオ制
御ユニット内の音量制御ボリュームによって出力レベル
が制御されるため、ブザー出力レベルがオーディオ制御
ユニットの音量制御ボリュームの調整位置によって増減
してビープ音が変化し、オペレーションブザーとしての
機能が低下してしまうという問題点があった。
【0006】また、オーディオ装置を車載した場合等に
おいて、電源の瞬時停電がオーディオ制御ユニットにの
み発生した場合や、オーディオ制御ユニットが故障した
場合等において、再生出力音がなくなってしまうという
問題点があった。
【0007】本発明は、オーディオ制御ユニットが受け
る信号のS/Nを改善し、ブザー出力音の変化を低減
し、かつオーディオ制御ユニットの故障時においても再
生出力音を発生することを可能にしたオーディオ装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のオーディオ装置
は、再生オーディオ信号が伝送されるオーディオバスに
接続されて少なくとも入力されたオーディオ信号のレベ
ル調節のための第1のボリュームと出力終段にブザー信
号源を有するオーディオ制御ユニットと、オーディオ信
号のレベル調整のための第2のボリュームと、オーディ
オバスを通して供給されるオーディオ信号を入力するか
第2のボリュームの出力信号をオーディオバスへ出力す
るかの一方を選択する第1の切替手段と、内部に備えた
オーディオソースからのオーディオ信号と第1の切替手
段を介して供給されたオーディオ信号との一方を選択的
に第2のボリュームに導く第2の切替手段と、第2のボ
リュームからの出力信号とオーディオ制御ユニットから
の出力信号との一方を選択してスピーカを駆動する増幅
器へ出力する第3の切替手段と、オーディオ制御ユニッ
トが接続されているか否かを検出する検出手段と、オー
ディオ制御ユニットが接続されていると検出されたとき
第2のボリュームの出力信号をオーディオバスへ出力す
る側に第1の切替手段を切り換えると共にオーディオ制
御ユニットからの出力信号選択側に第3の切替手段を切
り換えかつ第2のボリュームを予め定めた設定値とし、
オーディオ制御ユニットが接続されていないと検出され
たときオーディオバスを通して供給されるオーディオ信
号を入力する側に第1の切替手段を切り換えると共に第
2のボリュームからの出力選択側に第3の切替手段を切
り換えかつ第2のボリュームを操作キーの設定に基づく
設定値とする第1の制御手段と、操作キーの操作時にブ
ザー信号源を駆動制御する第2の制御手段とを備えたマ
スタユニットと、を有することを特徴とする。
【0009】本発明のオーディオ装置は、第2のボリュ
ームの予め定めた設定値は入力を無減衰で出力する設定
値としたことを特徴とする。
【0010】本発明の本発明のオーディオ装置は、検出
手段によるオーディオ制御ユニットが接続されていない
との検出は複数回の検出によって行うことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明のオーディオ装置は、第1の切替手段に
よってマスタユニットはオーディオバスに対して入出力
の双方向となる。オーディオ制御ユニットが接続されて
いるときはマスタユニットはオーディオバスに対して出
力状態となって内部のオーディオソースからのオーディ
オ信号が第2の切替手段によって選択されて、第2のボ
リュームを介してオーディオバスに出力されてオーディ
オ制御ユニットに入力され、第1のボリュームによって
出力レベルが制御され、第3の切替手段を介して増幅器
に供給される。しかるにこの場合は、出力レベルの設定
は第2のボリュームに移転された状態であって、第1の
ボリュームは予め定められた無減衰等の設定値に設定さ
れているため、第2のボリュームによって出力レベルが
制御されることになってS/Nが低下することはない。
【0012】オーディオ制御ユニットが接続されていな
いときはマスタユニットはオーディオバスに対して入力
状態となって、オーディオバスを介して入力されたオー
ディオ信号と内部のオーディオソースからのオーディオ
信号の一方が第2の切替手段によって選択されて、第2
のボリュームおよび第3の選択手段を介して増幅器に出
力される。この場合は、第1のボリュームに無関係に第
2のボリュームによって出力レベルが制御され増幅器に
供給され、第1のボリュームは操作キーの設定に基づく
設定値に制御される。この状態はオーディオ制御ユニッ
トが接続されていないときであるため、このときにおい
てもオーディオ信号の出力がなされることになる。
【0013】また、操作キーが操作されたときブザーが
駆動されビープ音が発生するが、出力終段にブザー信号
源を設けてあるため、第1のボリュームの設定にかかわ
らずビープ音が増減するようなことはなくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明のオーディオ装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0015】本実施例のオーディオ装置は、マスタユニ
ット1とオーディオ制御ユニット17、ノンフェーダレ
ベルの再生オーディオ信号を出力する例えばCDプレー
ヤからなるスレーブユニット15、ノンフェーダレベル
の再生オーディオ信号を出力する例えばデジタルオーデ
ィオテープ再生装置からなるスレーブユニット16、再
生オーディオ信号を増幅する増幅器12、増幅器12の
出力によって駆動されるスピーカ13からなる。
【0016】マスタユニット1は、マイクロコンピュー
タ2、マイクロコンピュータ2の制御の基に切替えられ
る切替スイッチ回路3、4および6、出力レベルを制御
するための電子ボリューム5、出力のオン・オフを制御
するブザー出力回路7、ノンフェーダレベルの再生オー
ディオ信号を出力する例えばカセットテープ再生装置8
およびノンフェーダレベルの再生オーディオ信号を出力
する例えばチューナ9、増幅器12へ供給する再生オー
ディオ信号をミュートするミュート回路10および電力
供給のためのパワースイッチ11を備えている。
【0017】マイクロコンピュータ2は、スレーブユニ
ット15、16およびオーディオ制御ユニット17へ接
続確認のための接続確認データをデータバス18を介し
て送出し、スレーブユニット15、16およびオーディ
オ制御ユニット17からデータバス18を介してマスタ
ユニット1へ出力される接続チェックデータを受けて接
続を確認し、スレーブユニット15、16へ状態制御デ
ータをデータバス18を介して送出し、スレーブユニッ
ト15、16を状態制御データの指示に基づく再生動作
状態に制御する。
【0018】切替スイッチ回路3は電子ボリューム4の
出力をオーディオバス19へ送出するかオーディオバス
19からのオーディオ信号を切替スイッチ回路4へ供給
するかを選択する。切替スイッチ回路4はカセットテー
プ再生装置8からの再生オーディオ信号、チューナ9か
らの再生オーディオ信号、切替スイッチ回路3からのオ
ーディオ信号の一つを選択して電子ボリューム5へ送出
する。切替スイッチ回路6はオーディオ帰還ライン20
を介して供給されるオーディオ制御ユニット17からの
後記するオーディオ帰還信号と電子ボリューム5の出力
オーディオ信号との一方を選択してミュート回路10へ
供給する。
【0019】オーディオ制御ユニット17は図2に示す
ように、マイクロコンピュータ21、オーディオバス1
9を介して供給されるオーディオ信号の出力レベルを調
整する電子ボリューム22、ブザー出力回路23、電子
ボリューム22の出力およびブザー出力回路23の出力
を入力とするミュート回路24を備えており、ミュート
回路24の出力をマスタユニット1へのオーディオ帰還
信号とする。マイクロコンピュータ21はデータバス1
8を介して供給される制御データを受けて制御データに
基づいて電子ボリューム22、ブザー出力回路23およ
びミュート回路24を制御する。
【0020】上記のように構成された本実施例の作用を
図3乃至図8に示すフローチャートにしたがって説明す
る。
【0021】パワースイッチ11がオン状態にされたこ
とを検出すると(ステップS1)、ミュート回路10お
よび24はミュート状態に制御されて(ステップS
2)、電源オン時のノイズが防止され、スレーブユニッ
ト15、16、オーディオ制御ユニット17、増幅器1
2に電力供給がなされる(ステップS3)。ステップS
3に続いて接続確認のために接続確認データがマスタユ
ニット1から送出されて接続チェックのための通信が行
われる(ステップS4)。この接続確認のための通信に
よって接続されているスレーブユニット15、16およ
びオーディオ制御ユニット17から送出された確認デー
タをマスタユニット1は受信して、接続されていること
が確認される(ステップS5)。ステップS5において
スレーブユニットなどが1台も接続されていない場合が
あるため、所定期間待って確認終了とする。
【0022】ステップS5に次いで、マスタユニット1
以外にオーディオ最終段があるか否かが判別される(ス
テップS6)。ここでオーディオ最終段とはスピーカを
駆動するべく増幅器12へ出力する出力段を有するもの
をオーディオ最終段と称しており、後記する変形実施例
のようにスピーカ出力付きオーディオ制御ユニットの場
合がこれにあたる。したがって本実施例においては、ス
テップS6においてはオーディオ最終段なしと判別され
る。
【0023】ステップS6に続いて、オーディオ制御ユ
ニット17が接続されているかが検索される(ステップ
S9)。ステップS9における検索の結果、オーディオ
制御ユニット17が接続されていないと判別されたとき
は、切替スイッチ回路3において端子aと端子cとが接
続されて、マスタユニット1へのオーディオバス19が
入力側に設定され(ステップS10)、切替スイッチ回
路6において端子dと端子fとが接続されて、オーディ
オ帰還入力ライン20がオフ状態に制御され(ステップ
S11)、電子ボリューム5が所望値に、すなわち外部
からキーなどにより設定されたレベルの出力となすべく
制御される(ステップS12)。
【0024】ステップS12に次いで、切替スイッチ回
路4は再生ソースに基づく端子に切替られる(ステップ
S13)。したがって、ステップS13の実行によっ
て、マイクロクンピュータ2が送出した制御データに基
づいて再生状態に制御されたソースからの再生オーディ
オ信号が電子ボリューム5において出力レベルが制御さ
れ、出力レベルが制御された再生オーディオ信号がミュ
ート回路10の入力端にまで送出された状態となる。ス
テップS13に続いてミュート回路10のミュートが解
除される(ステップS14)。したがって、所望出力レ
ベルに制御された再生オーディオ信号が増幅器12に出
力されて、増幅の上、スピーカ13によって音に再生さ
れる。
【0025】ステップS9における検索の結果、オーデ
ィオ制御ユニット17が接続されていると判別されたと
きは、切替スイッチ回路4において端子aと端子bとが
接続されて、マスタユニット1へのオーディオバス19
が出力側に設定される(ステップS15)。これはマス
タユニット1内のプレイソースからの再生オーディオ信
号を出力可能とするためである。ステップS15に続い
て切替スイッチ回路6において端子eと端子fとが接続
されて、オーディオ帰還入力ライン20がオン状態に制
御される(ステップS16)。
【0026】ステップS16に続いて、マイクロコンピ
ュータ2からマイクロコンピュータ21を介して電子ボ
リューム22の制御を所望値に、すなわちすなわち外部
から設定されたレベルの出力となすべく制御され(ステ
ップS17)、電子ボリューム5の出力をノンフェーダ
レベルに制御するべく電子制御ボリューム5が制御され
(ステップS18)、次いでステップS13が実行され
る。
【0027】したがって、ステップS9、ステップS1
5〜ステップS18が実行されたときには、内部ソース
のときは切替スイッチ回路4が制御データによって選択
されたソースの再生オーディオ信号側に切替られ、選択
されたソースからの再生オーディオ信号が電子ボリュー
ム5および切替スイッチ回路3を介してオーディオバス
19へ送出され、オーディオ制御ユニット17に入力さ
れて、電子制御ボリューム22によって出力レベルが制
御されて、電子ボリューム22によって出力レベルが制
御された再生オーディオ信号が、切替スイッチ回路6お
よびミュート回路10を介して増幅器12に導かれて増
幅され、スピーカ13が駆動される。したがって、この
場合は電子ボリューム5はその出力をノンフェーダレベ
ルに制御しているため、S/Nが悪化するようなことは
生じない。
【0028】また、スレーブユニット15、または16
が選択されているときは、切替スイッチ回路4は切替ス
イッチ回路3の出力側に切替られて内部ソースは実質的
に切り離され、選択されたスレーブユニット15または
16から出力された再生オーディオ信号がオーディオ制
御ユニット17に入力され、電子ボリューム22によっ
てレベル制御されて、レベル制御された再生オーディオ
信号が切替スイッチ回路6およびミュート回路10を介
して増幅器12に導かれて増幅され、スピーカ13が駆
動される。したがって、この場合は電子ボリューム5の
出力は実質的に切り離された状態となり、再生オーディ
オ信号の出力レベルは電子制御ボリューム22によって
のみ制御されて、S/Nが悪化するようなことは生じな
い。
【0029】次に、オーディオ制御ユニット17が接続
されている場合において、オーディオ制御ユニット17
が故障したり、取り外されたした場合の保護作用につい
て説明する。
【0030】マスタユニット1において再生スレーブユ
ニットの変更などのオーディオ変更設定がなされた場合
(ステップS19)、マスタユニット1にオーディオ制
御ユニット17が接続されているか否かのチェックがな
される(ステップS20)。オーディオ制御ユニット1
7が取り外されているとき、または故障しているときは
オーディオ制御ユニット17なしと判別されて、電子ボ
リューム5は所望値、すなわち外部から設定されたレベ
ルの出力となすべく制御される(ステップS21)。
【0031】オーディオ制御ユニット17が接続されて
おり、かつ故障していないと判別されたときは変更した
い状態に対応する制御データがオーディオ制御ユニット
17に送信されてオーディオ制御ユニット17と通信が
行われ(ステップS22)、オーディオ制御ユニット1
7からの確認データを受信してステップS22の通信が
成功したが否かがチェックされる(ステップS23)。
この場合、確認データの受信によって通信成功とされ、
通信の不成功は複数回の通信の結果、確認データの受信
ができないときに通信不成功と判断される。
【0032】ステップS23において通信不成功と判断
されたときは、ミュート回路10はミュート状態に制御
され(ステップS24)、切替スイッチ回路4において
端子aと端子cとが接続されて、マスタユニット1への
オーディオバス19が入力側に設定され(ステップS2
5)、切替スイッチ回路6において端子dと端子fとが
接続されて、オーディオ帰還入力ライン20がオフ状態
に制御される(ステップS26)。次いで、電子ボリュ
ーム5が所望値に、すなわち外部から設定されたレベル
の出力となすべく制御され(ステップS27)、続いて
ミュート回路10はミュート解除状態に制御され(ステ
ップS24)、オーディオ制御ユニット17が接続され
ているとの接続情報がクリアされる(ステップS2
9)。
【0033】この結果、オーディオ制御ユニット17は
接続されていないと判別され、次ぎにオーディオ変更設
定がなされた場合、マスタユニット1にて電子ボリュー
ム5の制御が行われることになる。
【0034】また、本実施例においてキーの押圧等がな
された場合はブザー要求がなされる。ブザー要求があっ
た場合に(ステップS30)、マスタユニット1側にお
いて接続チェックのときに外部ブザーがあるかがチェッ
クされ(ステップS31)、外部ブザーがないと判別さ
れたときは内部ブザーの出力がブザー出力回路7から出
力され(ステップS32)、ビープ音が発生される。ま
た、図2に示すようにオーディオ制御ユニット17にブ
ザー出力回路23があるとき外部ブザーありと判別さ
れ、ブザー周波数データ、吹鳴回数データがマイクロコ
ンピュータ2からマイクロコンピユータ21に送出され
て、マイクロコンピュータ21の制御の基にブザー出力
回路23が制御されて、オーディオ制御ユニット17か
ら切替スイッチ回路6およびミュート回路10を介した
出力によって、ブザー周波数データに基づく周波数で、
吹鳴回数データに基づく回数、ビープ音が吹鳴される
(ステップS33)。この場合においてはビープ音は電
子ボリューム22の制御に無関係のために、一定音量の
ビープ音が吹鳴されることになる。
【0035】この場合にオーディオ制御ユニット17側
における処理は、マイクロコンピュータ21がブザー周
波数データ、吹鳴回数データを受けたときは(ステップ
S34)、ブザー出力許可済みか否かがチェックされる
(ステップS35)。ブザー出力許可済みであるときは
ブザー出力回路23からの出力に基づきビープ音が出力
される(ステップS36)。許可済みでないときはオー
ディオ制御ユニット17のブザー出力回路23はオフ状
態に制御されてブザー出力回路23からの出力はない。
【0036】次ぎに、変形実施例について説明する。図
9は変形実施例の構成を示すブロック図である。本変形
実施例はオーディオ制御ユニット17の出力を増幅器1
2に送出するように構成したスピーカ出力付きのオーデ
ィオ制御ユニット27とし、マスタユニット1のオーデ
ィオ帰還入力をなくして構成した場合である。
【0037】本変形実施例の場合においては、ステップ
S6(図3参照)においてオーディオ最終段ありと判別
されて、ステップSに続いて外部ブザーありと記憶さ
れ、ブザー出力許可がオーディオ最終段、すなわちオー
ディオ制御ユニット27に出力され(ステップS8)、
次ぎにステップS9が実行される。したがって、ステッ
プS35(図8参照)においてブザー出力許可されてい
ると判別され、ブザー出力回路23から出力が送出さ
れ、ビープ音が生ずることになる。
【0038】なお、上記した一実施例の説明および変形
実施例において、オーディオ制御ユニット17、27は
電子ボリューム22を制御する場合を例示したが、電子
ボリューム22のみならず、イコライザ、チャンネルデ
ィバイダを制御するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明した如く本発明のオーディオ装
置によれば、オーディオ制御ユニットが接続されている
とき第2のボリュームを無減衰等の設定値としたため、
出力レベルは第1のボリュームによって設定されること
になってS/Nの低下はなくなる効果があり、さらにブ
ザー信号源をオーディオ制御ユニットの出力終段に設け
たため第1のボリュームの設定値にかかわらずビープ音
の変動はなくなる効果がある。また、オーディオ制御ユ
ニットが接続されていないときはマスタユニットから第
1のボリュームによって出力レベルが制御されたオーデ
ィオ信号が出力されるため、この場合においてもオーデ
ィオ信号が出力されなくなるようなことは解消される効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例におけるオーディオ制御ユニ
ットの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の作用の説明に供するフロー
チャートである。
【図4】本発明の一実施例の作用の説明に供するフロー
チャートである。
【図5】本発明の一実施例の作用の説明に供するフロー
チャートである。
【図6】本発明の一実施例の作用の説明に供するフロー
チャートである。
【図7】本発明の一実施例の作用の説明に供するフロー
チャートである。
【図8】本発明の一実施例の作用の説明に供するフロー
チャートである。
【図9】本発明の変形実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】従来例のオーディオ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 マスタユニット 2および21 マイクロコンピュータ 3、4および6 切替スイッチ回路 5および22 電子ボリューム 8 カセットテープ再生装置 9 チューナ 12 増幅器 15および16 スレーブユニット 17 オーディオ制御ユニット 23 ブザー出力回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生オーディオ信号が伝送されるオーデ
    ィオバスに接続されて少なくとも入力されたオーディオ
    信号のレベル調節のための第1のボリュームと出力終段
    にブザー信号源を有するオーディオ制御ユニットと、 オーディオ信号のレベル調整のための第2のボリューム
    と、オーディオバスを通して供給されるオーディオ信号
    を入力するか第2のボリュームの出力信号をオーディオ
    バスへ出力するかの一方を選択する第1の切替手段と、
    内部に備えたオーディオソースからのオーディオ信号と
    第1の切替手段を介して供給されたオーディオ信号との
    一方を選択的に第2のボリュームに導く第2の切替手段
    と、第2のボリュームからの出力信号とオーディオ制御
    ユニットからの出力信号との一方を選択してスピーカを
    駆動する増幅器へ出力する第3の切替手段と、オーディ
    オ制御ユニットが接続されているか否かを検出する検出
    手段と、オーディオ制御ユニットが接続されていると検
    出されたとき第2のボリュームの出力信号をオーディオ
    バスへ出力する側に第1の切替手段を切り換えると共に
    オーディオ制御ユニットからの出力信号選択側に第3の
    切替手段を切り換えかつ第2のボリュームを予め定めた
    設定値とし、オーディオ制御ユニットが接続されていな
    いと検出されたときオーディオバスを通して供給される
    オーディオ信号を入力する側に第1の切替手段を切り換
    えると共に第2のボリュームからの出力選択側に第3の
    切替手段を切り換えかつ第2のボリュームを操作キーの
    設定に基づく設定値とする第1の制御手段と、操作キー
    の操作時にブザー信号源を駆動制御する第2の制御手段
    とを備えたマスタユニットと、 を有することを特徴とするオーディオ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のオーディオ装置において、
    第2のボリュームの予め定めた設定値は入力を無減衰で
    出力する設定値であることを特徴とするオーディオ装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のオーディオ装置において、
    検出手段によるオーディオ制御ユニットが接続されてい
    ないとの検出は複数回の検出により行われることを特徴
    とするオーディオ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8155349B2 (en) 2008-02-05 2012-04-10 Onkyo Corporation Muting control device, muting control method, and muting control program

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