JPH063260U - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH063260U JPH063260U JP4355992U JP4355992U JPH063260U JP H063260 U JPH063260 U JP H063260U JP 4355992 U JP4355992 U JP 4355992U JP 4355992 U JP4355992 U JP 4355992U JP H063260 U JPH063260 U JP H063260U
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- vacuum cleaner
- electric blower
- electric
- cleaner body
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本体ケース12の上部に電動送風機31の回転軸
の前後方向に沿って水平方向にハンドル部43を形成す
る。ハンドル部43を、前側に被掃除面と平行の前部握持
部51を形成し、後側に前部握持部51より下方に屈曲した
後部握持部52をく字状に形成する。後部握持部52は、吸
込口体を取り付けた延長管を吸込部44に取り付けた際
に、被掃除面に対して平行に形成する。 【効果】 ハンドル部43全体で電気掃除機本体11を持ち
上げるので、手への負担を軽減でき、掃除の作業性が向
上できる。電動送風機31に働くハンドル部43を中心軸と
する回転モーメントの力Bは実質力Yに低減され、電気
掃除機本体11を安定して握持できる。
の前後方向に沿って水平方向にハンドル部43を形成す
る。ハンドル部43を、前側に被掃除面と平行の前部握持
部51を形成し、後側に前部握持部51より下方に屈曲した
後部握持部52をく字状に形成する。後部握持部52は、吸
込口体を取り付けた延長管を吸込部44に取り付けた際
に、被掃除面に対して平行に形成する。 【効果】 ハンドル部43全体で電気掃除機本体11を持ち
上げるので、手への負担を軽減でき、掃除の作業性が向
上できる。電動送風機31に働くハンドル部43を中心軸と
する回転モーメントの力Bは実質力Yに低減され、電気
掃除機本体11を安定して握持できる。
Description
【0001】
本考案は、ハンドル部を安定して握持できる電気掃除機に関する。
【0002】
近年、小型電動送風機の性能向上に伴い、掃除の作業性、および、地球環境の 保護のための包装材の少量化などにより、電気掃除機の小型化が行われている。
【0003】 従来、この種の小型の電気掃除機において、ハンドル部にて電気掃除機本体を 持って掃除を行う電気掃除機としては、例えば実開昭58−64256号公報記 載の構成が知られている。
【0004】 この実開昭58−64256号公報には、図4に示すように、電動送風機61を 内蔵する電動送風機室62、および、この電動送風機室62の負圧側に位置する集塵 室63を電気掃除機本体64内に形成し、この電気掃除機本体64の前部に、集塵室63 に連通する吸込口65を設け、上部後方にハンドル部66を設けている。そして、電 動送風機61は、回転軸が電気掃除機本体64の長手方向と平行に配設され、ハンド ル部66は、電気掃除機本体64の長手方向に対して後部が下方に傾いて形成された 構成が採られている。
【0005】
しかしながら、上述の図4に示す実開昭58−64256号公報記載のように 、ハンドル部66が電気掃除機本体64の長手方向に対して傾いて形成されているた め、吸込口65にホース等を接続して、例えば壁の上部などを掃除する際、電気掃 除機本体64を水平方向に握持する場合、電気掃除機本体64の前部を上方に持ち上 げるようにハンドル部66を持って掃除しなければならず、手への負担が大きくな る問題がある。
【0006】 また、ハンドル部66を電気掃除機本体64の長手方向に沿って、かつ、平行に形 成することも考えられるが、ハンドル部66と電動送風機61との回転軸が略平行と なり、電動送風機61に働くジャイロ効果による慣性モーメントなどにより、ハン ドル部66を中心軸として回転モーメントが発生して電気掃除機本体64が左右方向 に振られ、操作性が低下する問題がある。
【0007】 本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、手への負担を軽減し、電気掃除 機本体を安定して握持できる操作性が向上した電気掃除機を提供することを目的 とする。
【0008】
本考案の電気掃除機は、電動送風機を内蔵する電動送風機室、および、この電 動送風機室の負圧側に位置する集塵室を設けた電気掃除機本体と、この電気掃除 機本体の上部に長手方向が前記電動送風機の回転軸の前後方向に沿って、かつ、 水平方向に設けたハンドル部とを備え、前記電動送風機は、回転軸の前後方向が 前記電気掃除機本体の長手方向に沿って、かつ、交差する方向に配設されたもの である。
【0009】
本考案の電気掃除機は、電動送風機の回転軸の前後方向に沿って、かつ、水平 方向にハンドル部を設け、電動送風機を、軸方向が電気掃除機本体の長手方向と 交差して傾いて配設したため、電気掃除機本体を水平方向にハンドル部を持って 掃除する際、ハンドル部が水平の状態のまま全体で電気掃除機本体を持ち上げる ので、手への負担を軽減して操作性を向上でき、電動送風機に働くジャイロ効果 などの力を電動送風機の回転軸をハンドル部の長手方向に対して傾けることで、 ハンドル部を中心軸とする回転モーメントを低減して、電気掃除機本体を安定し て握持できる。
【0010】
【実施例】 以下、本考案の電気掃除機の一実施例の構成を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1において、11は電気掃除機本体で、この電気掃除機本体11は、本体ケース 12と、この本体ケース12の前側部に環状のシール部材13を介して着脱自在に取り 付けられる蓋体14とからなっている。
【0012】 そして、この蓋体14は、本体ケース12の前側下面に、下方に突出して形成され た脚としての機能も有する鉤状の係止部15に、蓋体14の後側下面に下方に突出し て形成された爪部16が係止されて取り付けられている。
【0013】 また、本体ケース12の後側下面に係止部15と同高さに下方に突出する脚部17が 設けられ、電気掃除機本体11は、この脚部17と係止部15とにて床面などの被掃除 面18に安定して載置される。
【0014】 そして、本体ケース12の前面には、格子状の連通口21を有する隔壁22が設けら れ、この隔壁22の前部で蓋体14内に集塵室23が区画形成されているとともに、こ の集塵室23の後方に電動送風機室24が区画形成されている。
【0015】 また、集塵室23内には、前面側に吸込口25が形成され、この吸込口25の内面側 には接続筒26が内方に向けて突出形成されている。さらに、この接続筒26の周面 に集塵袋27に取り付けられたホルダ28が位置して、集塵袋27が接続筒26を収納す るように着脱自在に装着されている。
【0016】 一方、電動送風機室24内には、電動送風機31が電気掃除機本体11内に環状に形 成された支持壁32に取り付けられた環状のゴム支持体33に係合され、さらに、前 面を開口した円筒状の支持部34にゴム支持体35を介して係合されて挟持固定され ている。
【0017】 そして、この電動送風機31は、電気掃除機本体11の前後方向の中心軸Aに図示 しない回転軸の前後方向が沿うとともに、前面が上方に傾いて配設されている。
【0018】 また、この電動送風機31の前面中央部には吸気口36が開口形成され、後部には 図示しない排気口が開口形成されている。
【0019】 そして、電動送風機31の吸気口36は、集塵室23に連通口21を介して連通され、 ゴム支持体33により集塵室23および電動送風機室24は気密になっている。
【0020】 さらに、電気掃除機本体11内には、電動送風機室24の後方に位置して、本体ケ ース12に形成された支持部34によって排気室41が区画形成されている。
【0021】 そして、電気掃除機本体11の外側後部には、排気室41を介して電動送風機31の 排気口に連通する排気口42が開口形成されている。
【0022】 また、本体ケース12の上部に前後方向に環状のハンドル部43が一体に形成され ている。
【0023】 一方、吸込口25には、図2に示すように、一端に吸込口25に着脱自在に嵌合取 付される接続部45が一端に設けられた可撓性を有したホース体46が取り付けられ 、このホース体46の他端には、取手部47が設けられ、この取手部47には着脱自在 に延長管48が嵌合して取り付けられ、さらに、延長管48の先端に着脱自在に吸込 口体49が取り付けられている。
【0024】 また、前記ハンドル部43は、前側が本体ケース12の係止部15と脚部17とにてな す面と平行の前部握持部51と、後側がこの前部握持部51より下方に屈曲した後部 握持部52とから、く字状に形成されている。そして、この後部握持部52は、図3 に示すように、吸込口体49が取り付けられた延長管48を吸込口25に嵌合して取り 付けた際に、被掃除面18に対して略平行となるように形成されている。
【0025】 つぎに、上記実施例の動作について説明する。
【0026】 通常の掃除時には、図2に示すように、ホース体46の接続部45を電気掃除機本 体11の前部に設けられた吸込部44に嵌合させて取り付けてホース体46を接続し、 さらに、延長管48および吸込口体49を取り付ける。そして、電気掃除機本体11を 床面などの被掃除面18に置いて、もしくは、ハンドル部43の前部握持部51を握持 し電気掃除機本体11を持って掃除を行う。あるいは、図3に示すように、吸込部 44に吸込口体49を取り付けた延長管48を接続して、ハンドル部43の後部握持部52 を握持して電気掃除機本体11を持って掃除を行う。
【0027】 そして、ホース体を接続しハンドル部43の前部握持部51を握持して、電気掃除 機本体11を持って掃除を行う際、電動送風機31を電気掃除機本体11の前後方向の 中心軸Aより前面を上方に傾けて配設したため、図1に示すように、電動送風機 31に働くジャイロ効果などの力であるベクトルBは、垂直方向の力であるベクト ルYと水平方向の力であるベクトルXとに分割され、ハンドル部43を中心軸とす る回転モーメントの大きさは、実質ベクトルYに低減され、電気掃除機本体11を 安定して握持できる。
【0028】 また、延長管48を直接電気掃除機本体11に接続し、ハンドル部43の後部握持部 52を握持して電気掃除機本体11を持って掃除を行う際、後部握持部52を、図3に 示すように、吸込口体49が取り付けられた延長管48を吸込口25に嵌合して取り付 けたときに、被掃除面18に対して略平行に形成したことにより、ハンドル部43の 握持性が安定して掃除の作業性が向上できる。
【0029】 そして、電動送風機31の駆動により、吸込口体49より延長管48およびホース体 46を介して空気とともに塵埃が吸込まれ、電気掃除機本体11の集塵室23に導かれ て、集塵袋27内に捕捉される。また、この集塵袋27により濾過された空気は、連 通口21、電動送風機31の吸気口36、電動送風機31内、この電動送風機31の排気口 、排気室41を順次通って、排気口42から電気掃除機本体11外の外気へ排気風とし て排出される。
【0030】 なお、電動送風機31の回転軸が電気掃除機本体11の上下方向および左右方向と なるように電動送風機31を配設すると、吸込口25、集塵室23および電動送風機室 24の配置構造上困難をきたし、電気掃除機本体11の小型化が制限される。さらに 、電気掃除機本体11の上下方向および左右方向の中心軸を軸として回転するジャ イロ効果などの回転モーメントが生じ、電気掃除機本体11を安定して握持できな い問題があり、電動送風機31の回転軸は、電気掃除機本体11の前後方向に沿って 傾けて配設することが好ましい。
【0031】 また、上記実施例において、電動送風機31を電気掃除機本体11の前後方向の中 心軸Aより前面を上方に傾けて配設して説明したが、前面を下方に傾けたり、前 方左右方向に傾けて配設してもできる。
【0032】
本考案の電気掃除機によれば、電動送風機の回転軸の前後方向に沿って、かつ 、水平方向にハンドル部を設け、電動送風機を、軸方向が電気掃除機本体の長手 方向と交差して傾いて配設したため、電気掃除機本体を水平方向にハンドル部を 持って掃除する際、ハンドル部が水平の状態のまま全体で電気掃除機本体を持ち 上げるので、手への負担を軽減して操作性を向上でき、電動送風機に働くジャイ ロ効果などの力を電動送風機の回転軸をハンドル部の長手方向に対して傾けるこ とで、ハンドル部を中心軸とする回転モーメントを低減して、電気掃除機本体を 安定して握持できる。
【図1】本考案の電気掃除機の一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】従来の電気掃除機の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
11 電気掃除機本体 23 集塵室 24 電動送風機室 31 電動送風機 43 ハンドル部
Claims (1)
- 【請求項1】 電動送風機を内蔵する電動送風機室、お
よび、この電動送風機室の負圧側に位置する集塵室を設
けた電気掃除機本体と、 この電気掃除機本体の上部に長手方向が前記電動送風機
の回転軸の前後方向に沿って、かつ、水平方向に設けた
ハンドル部とを備え、 前記電動送風機は、回転軸の前後方向が前記電気掃除機
本体の長手方向に沿って、かつ、交差する方向に配設さ
れたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4355992U JPH063260U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4355992U JPH063260U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063260U true JPH063260U (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=12667111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4355992U Pending JPH063260U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063260U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015213632A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
JP2015213647A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
JP2020000783A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 株式会社マキタ | クリーナ |
JP2020005756A (ja) * | 2018-07-04 | 2020-01-16 | シャープ株式会社 | 電気掃除機 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP4355992U patent/JPH063260U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015213632A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
JP2015213647A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
JP2020000783A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 株式会社マキタ | クリーナ |
US11311157B2 (en) | 2018-07-02 | 2022-04-26 | Makita Corporation | Cleaner |
JP2020005756A (ja) * | 2018-07-04 | 2020-01-16 | シャープ株式会社 | 電気掃除機 |
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