JPH06325035A - 文書処理方法及び装置 - Google Patents

文書処理方法及び装置

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JPH06325035A
JPH06325035A JP5111476A JP11147693A JPH06325035A JP H06325035 A JPH06325035 A JP H06325035A JP 5111476 A JP5111476 A JP 5111476A JP 11147693 A JP11147693 A JP 11147693A JP H06325035 A JPH06325035 A JP H06325035A
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昭史 白坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリンタの備えるフォントで代用して文書の印
刷を実行する際に、文書全体の体裁を保って印刷を行う
ことを可能とする。 【構成】指定された本体内フォントがプリンタ内に存在
するフォントでない場合は、プリンタ内のフォントを代
替フォントとして指定する(ステップS30,S3
1)。代替フォントを用いる際に、文書全体の体裁を保
つ文字幅優先モードが指定されている場合は、本体内フ
ォントを用いた場合の各文字の位置を算出し、その情報
をプリンタに出力する(ステップS33〜S36)。プ
リンタ側では、この情報に従って、各フォントのイメー
ジへの展開位置を決定する。このため、各文字の配置が
本体内フォントを用いた場合と同じになり、文書全体の
体裁が保証される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作成された文書を印刷出
力する文書処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書処理装置において、文書処理
装置内のフォントデータを用いて文書編集を実行し、印
刷時にはプリンタ内のフォントデータを用いて文書の印
刷を実行するという手法が用いられることがある。この
ような手法を用いることにより、印刷時における文書処
理装置からプリンタへのデータの転送効率が向上すると
ともに、各プリンタに適した解像度のフォントデータで
最良の出力が得られるというメリットが得られる。
【0003】一方、高品位文書の作成を行なう文書処理
装置は膨大な種類のフォントデータを要求するようにな
ってきており、プリンタの備えるフォントデータでは対
応しきれなくなってきている。この対策として、プリン
タが備えていないフォントにて印刷するという要求があ
った場合、プリンタの備えるフォントのうち要求されて
いるフォントと形が近いフォントを代替フォントとして
用いて印刷を実行するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高品位文書
の作成においては、文字の大きさのバランスをとるため
にプロポーショナルフォントが用いられるケースが多
い。このプロポーショナルフォントにおいては、同一の
フォント及びサイズであっても、各文字は異なる文字幅
を有している。このようなプロポーショナルフォントは
特に欧文文字等において一般的に用いられるが、日本語
文字のフォントにも用いられるようになってきている。
【0005】上述のプロポーショナルフォントを用いた
印刷を実行する際に、プリンタの備える他のフォントで
代用した場合はその代用フォントの文字幅で文字が展開
されることになる。このため、文書全体の行数やページ
数の変化を招き、文書全体の体裁が変化してまう可能性
がある。また、文書全体の体裁を保つためには文書処理
装置側でイメージデータを生成してこれをプリンタ側に
転送すればよいが、データの転送に多大な時間を費やす
ことになる。
【0006】又、先に記載した通り、対応するフォント
をプリンタ内に有する場合は、プリンタ側でフォントデ
ータの展開を実行することで転送効率を向上し、印刷処
理に要する時間を短縮している。ところが、一般にプリ
ンタ側の処理速度は文書処理装置側に比べて遅いため、
処理するフォントデータが膨大になる場合は、プリンタ
側でフォントデータの展開を実行すると、かえって処理
に多くの時間を費やすようになってしまう。このような
場合は文書処理装置側でフォントイメージの展開を実行
し、ビットマップデータをプリンタへ転送するようにし
た方が、処理時間的に有利となる。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、プリンタの備えるフォントで代用して文書の
印刷を実行する際に、文書全体の体裁を保って印刷を行
うことを可能とする文書処理方法及び装置を提供するこ
とを第1の目的とする。
【0008】又、本発明の第2の目的は、フォントイメ
ージの展開を文書処理装置側で実行するか、プリンタ側
で実行するかを適切に選択し、効率よく印刷を実行する
ことを可能とする文書処理方法及び装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明による文書処理装置は以下の構成を備え
る。即ち、作成された文書を印刷するための出力を行う
文書処理装置であって、印刷すべき文字に対して指定さ
れたフォントを当該文書処理装置と接続されたプリンタ
が有するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段に
より前記プリンタが前記指定されたフォントを有してい
ないと判定されたとき、前記プリンタの有するフォント
を代替フォントとして選択する選択手段と、前記選択手
段で選択された代替フォントを指定する情報と、前記印
刷すべき文字に指定されたフォントの文字幅に基づく情
報と、前記印刷すべき文字のデータとを出力する出力手
段と、を備える。
【0010】上記第1の目的を達成するための本発明に
よる文書処理方法は以下の構成を備える。即ち、作成さ
れた文書を印刷するための出力を行う文書処理方法であ
って、印刷すべき文字に対して指定されたフォントを当
該文書処理装置と接続されたプリンタが有するか否かを
判定する判定工程と、前記判定工程により前記プリンタ
が前記指定されたフォントを有していないと判定された
とき、前記プリンタの有するフォントを代替フォントと
して選択する選択工程と、前記選択工程で選択された代
替フォントを指定する情報と、前記印刷すべき文字に指
定されたフォントの文字幅に基づく情報と、前記印刷す
べき文字のデータとを出力する出力工程と、を備える。
【0011】また、上記第2の目的を達成するための本
発明による文書処理装置は以下の構成を備える。即ち、
作成された文書を印刷するための出力を行う文書処理装
置であって、当該文書処理装置及びこれに接続されたプ
リンタの印刷時における処理能力に基づいて、文書処理
装置側でイメージに展開するか接続されたプリンタ側で
イメージに展開するかを決定する決定手段と、前記決定
手段によりプリンタ側でイメージ展開を行うべく決定さ
れた場合に、プリンタ側でイメージ展開するための情報
を該プリンタに対して出力する第1の出力手段と、前記
決定手段により当該文書処理装置側でイメージ展開を行
うべく決定された場合に、印刷すべき文字をイメージ展
開して得られたビットマップ情報を出力する第2の出力
手段と、を備える。
【0012】更に、上記第2の目的を達成するための本
発明による文書処理方法は以下の構成を備える。即ち、
作成された文書を印刷するための出力を行う文書処理方
法であって、当該文書処理装置及びこれに接続されたプ
リンタの印刷時における処理能力に基づいて、文書処理
装置側でイメージに展開するか接続されたプリンタ側で
イメージに展開するかを決定する決定工程と、前記決定
工程によりプリンタ側でイメージ展開を行うべく決定さ
れた場合に、プリンタ側でイメージ展開するための情報
を該プリンタに対して出力する第1の出力工程と、前記
決定工程により当該文書処理装置側でイメージ展開を行
うべく決定された場合に、印刷すべき文字をイメージ展
開して得られたビットマップ情報を出力する第2の出力
工程と、を備える。
【0013】尚、本発明でいう文字とは、文書を構成す
る文字や記号等全てを総称するものである。
【0014】
【作用】上述の第1の目的を達成するための構成によ
り、接続されているプリンタの所有していないフォント
が指定フォントとして設定されているときは、プリンタ
の有するフォントの1つを代替フォントとして指定する
情報と印刷対象の文字コードとを該プリンタに対して出
力する。更に、このとき、指定フォントにて展開した場
合の文字幅に基づく情報をプリンタに出力することによ
り、印刷された文書の文字間隔等を保存し、文書全体の
体裁を保証する。
【0015】又、上記第2の目的を達成するための構成
によれば、当該文書処理装置及びこれに接続されたプリ
ンタの印刷処理時における処理能力に基づいて、フォン
トデータのイメージへの展開を文書処理装置で行うか印
刷装置で行うかを決定する。この決定の結果に応じて、
フォントデータのイメージへの展開処理をプリンタ側も
しくは文書処理装置側で行う。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図面を参照し
て説明する。
【0017】<実施例1>図1は本実施例の文書処理装
置の概略の構成を表すブロック図である。1は主制御装
置(CPU)であり、本文書処理装置の全体の制御を行
う。2はROM(Read Only Memory)であり、CPU1
が実行する各種制御プログラムを格納する。ROM2に
は、例えば後述の図2,図5,図7に示されるプリンタ
との通信を含む文書編集処理プログラムが記憶されてい
る。3はRAM(Random Access Memory)であり、シス
テムバス4を介して得られる各種データやファイルデー
タを一時記憶する。
【0018】4はシステムバスであり、本文書処理装置
内の各部と接続し、各部間におけるデータの授受を可能
としている。5はプリンタインターフェースであり、プ
リンタ6と本文書処理装置とを接続する。6はプリンタ
であり、プリンタインターフェース5を介して入力され
た印刷データに基づいて画像を形成し、記録媒体上への
印刷を実行する。ここで、CPU1はシステムバス4に
よって接続されるプリンタインターフェース5を介しプ
リンタ6と通信可能であり、図2,図5,図7で示され
るアルゴリズムに従って、プリンタ6とのデータ交換、
文書作成および印刷処理を行なう。7はディスクインタ
ーフェースであり、ハードディスク等の外部記憶装置と
システムバス4とを接続する。8はディスクインターフ
ェース7により接続されるハードディスクで、文書デー
タやフォントデータ等、大量の各種ファイルデータが保
存されている。尚、本例では外部記憶装置としてハード
ディスク8を接続しているが、フロッピーディスク等で
あっても構わない。
【0019】次に、上記のように構成された文書処理装
置の編集及び印刷処理について図2,図5及び図7のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0020】文書処理装置がプリンタ6を使用して出力
を行なうための文書を作成する際に、文書処理装置は図
2のフローチャートに従って、編集時に指定するフォン
トデータの分類を行なう。ここでいうフォントデータの
分類とは、文書処理装置の備えるフォントデータを、プ
リンタ6の備えるフォントデータとそうでないものとに
分類することをいう。
【0021】図2はフォントデータの分類を行う手順を
表すフローチャートである。ステップS10で、ハード
ディスク8内に存在するフォントデータのフォント名と
ポイントサイズ(本体内フォントと称する)を読み出
し、本体内フォントリストを作成する。図3は本体内フ
ォントリスト31のデータ構成を表す図である。図3に
示す如く、本体内フォントリストにはフォント名31a
と、ポイントサイズ31bとが登録される。更に、接続
されているプリンタ6内に対応するフォントが存在する
か否かを示す所有情報31cが登録される。尚、所有情
報31cの登録については後述のステップS15にて実
行される。
【0022】次にステップS11でプリンタインターフ
ェース5を介してプリンタ6との接続処理を行ない、ス
テップS12で接続を確認する。接続状態が確認される
と、ステップS13へ進み、プリンタ6内に存在するフ
ォントデータのフォント名とポイントサイズを読み出
し、プリンタ内フォントリストを作成する。図4はプリ
ンタ内フォントリスト41のデータ構成を表す図であ
る。図4に示す如く、プリンタ内フォントリスト41に
は、フォント名41aとポイントサイズ41bとが登録
されている。
【0023】ステップS14で、本体内フォントリスト
31からフォント名及びサイズを1つ読み出し、これが
プリンタ内フォントリスト41にも存在するか否かを判
別する。プリンタ内フォントリストに存在する場合は、
ステップS15でこのフォントおよびポイントサイズに
マーク付けをする。即ち、本体内フォントリスト31の
所有情報31cの欄にその旨を表す情報(図3では
「○」)を登録する。ステップS16で本体内フォント
リストの全てについて分類が完了したか否かを判定し、
未処理のフォントが存在すればステップS14へ戻る。
このように、本体内フォントリストの全てのフォントが
分類されるまでステップS14及びステップS15の処
理を行なう。
【0024】次に、本実施例1の文書処理装置で文書の
編集を行う際における文字の書体/サイズおよび文字幅
優先の指定について説明する。図5は本実施例の文書処
理装置において、文書編集時におけるフォントの指定手
順を表す。ユーザは、本処理により編集中の各文字に対
して書体/サイズの指定を行う。このとき、プリンタ内
に存在しない書体が指定されたときは、プリンタ内の他
のフォントが代替フォントとして使用され、印刷出力さ
れる。更に代替フォント使用時においては、印刷出力時
において文字幅優先モードとするか否かを設定する。こ
こで、文字幅優先モードとは、文書処理装置本体の備え
るフォントで展開した場合の文字幅の情報をプリンタ側
に転送することにより、代替フォントを用いても文字の
配置を保存し、文書全体の体裁を保つものである。又、
文字幅優先モードでない場合は、代替フォントの有する
文字幅にてイメージデータへの展開が実行される(以
後、文字品位優先モードと称する)。
【0025】ステップS20で、編集中の文書の文字又
は文字列に対してフォント及びポイントサイズを設定す
るために、設定の対象となる文字または文字列を指定す
る。次に、ステップS21において、上述のステップS
20で指定された文字又は文字列のフォント及びサイズ
を設定する。この設定方法の1例として、本実施例1で
は図4に示すようなフォント設定用リストを表示し、こ
のリストの中から所望の書体とポイントサイズを選択す
る。尚、図6のフォント設定用リストは前述の本体内フ
ォントリスト及びプリンタ内フォントリストより生成さ
れ、フォント設定用リストにおいて、プリンタ内に存在
するフォントについては「◎」が付されている。
【0026】次に、ステップS22では、先のステップ
S21で指定されたフォントがプリンタ内に存在するか
否かを判断する。プリンタ内に存在しないフォントが指
定された場合は、ステップS23へ進み、オペレータは
当該フォントが設定された文字又は文字列を、文字幅優
先モードで出力するか文字品位優先モードで出力するか
の出力モード指定を行なう。ステップS24では、フォ
ント指定が終了したか否かを判断し、終了していなけれ
ばステップS20に戻り上述の処理を繰り返す。また、
フォント指定が終了していれば本処理を終了する。
【0027】以上のようにしてフォント及び出力モード
が指定された文書を印刷する際の手順について図7を参
照して説明する。図7は本実施例1における文書処理装
置の印刷処理の手順を表すフローチャートである。
【0028】ステップS30では印刷する文字に設定さ
れているフォントがプリンタ6に存在するフォント(プ
リンタ内フォントと称する)か否かを判定する。プリン
タ内フォントであればステップS31へ進み、フォント
及びポイントサイズを指定するデータ(フォントタイプ
の指定データ)と、文字コードをプリンタ6に送信す
る。プリンタ6では転送された文字コードを指定された
フォント及びポイントサイズのドットパターンに展開す
る。
【0029】一方、ステップS30にてプリンタ内フォ
ントでないと判定されると、ステップS32へ進み、プ
リンタ6の有するフォントの中から代替として用いるフ
ォント(代替フォント)を決定する。本実施例1では、
代替フォントの決定方法の一例として、図8に示される
ような代替フォント対応表を用いる。尚、この代替フォ
ント対応表は、オペレータにより予め作成しておくもの
とする。
【0030】次に、ステップS33では、先のステップ
S23で指定された出力モード(文字幅優先/文字品位
優先)を参照して、代替フォントを文字幅優先モードで
出力するか文字品位優先モードで出力するかの判定を行
う。文字幅優先モードは、先に記載したように、もとも
と指定された本体内フォントの文字並びを保つために、
指定された本体内フォントの文字幅に代替フォントの文
字幅(文字位置)を合わせて印刷するものである。一
方、文字品位優先モードは、各文字の品位を優先し、プ
リンタ内の代替フォント本来の文字幅で印刷を行うもの
である。従って、文字品位優先モードでは、文書の1行
あたりの文字数等が異なってくる可能性がある。
【0031】ステップS33において文字品位優先モー
ドが指定されている場合はステップS34へ進み、代替
フォントのタイプを指定するデータと文字コードをプリ
ンタ6に送信する。プリンタ6は、代替フォントとして
指定されたフォントを用いて転送された文字コードをド
ットパターンに展開する。尚、このとき、当該代替フォ
ントの有する文字幅に従ってドットパターンへの展開が
実行される。
【0032】一方、ステップS33において文字幅優先
モードが指定されている場合、処理はステップS35へ
進む。ステップS35において、もともと指定された本
体内フォントの文字幅を使用した場合に、印刷すべき各
文字がどれだけのドットサイズを必要とするかを計算す
る。そして、各々の文字が配置されるドット位置を求
め、各文字が開始される位置、即ち文字開始位置を算出
する。次にステップS36では、代替フォントのタイプ
を指定するデータと各文字の開始位置および文字コード
をプリンタ6に送信する。プリンタ6は、該当フォント
のドットパターンを各々の指定位置に展開して印刷す
る。これをステップS37で文書全体の文字が終了した
と判定されるまで繰り返す。
【0033】以上説明したように、本実施例によれば、
文字幅優先の出力モードが指定されている状態でプリン
タ内に存在しないフォントが設定された場合でも、本体
側の文字幅(文字配置)を保持することが可能となり、
文書全体の体裁が保証されるという効果がある。
【0034】<実施例2>上記実施例1の文書処理装置
によれば、文字幅優先か文字品位優先かのどちらか一方
の出力モードを選択するように構成したが、文字幅及び
文字品位の両方を保証する出力モードを備えるように構
成することもできる。以下に説明する実施例2の文書処
理装置は、文字幅優先モード、文字品位優先モード、及
び文字幅/文字品位優先モードの3つの出力モードを備
えるものである。
【0035】実施例2の文書処理装置の概略のハード構
成は実施例1と同様でありここではその説明は省略す
る。又、フォントデータの分類手順、フォントの指定手
順はそれぞれ実施例1の図2及び図5と同様であるので
ここでは説明を省略する。但し図5のステップS23に
おける出力モードの設定においては、文字幅優先モード
及び文字品位優先モードに、文字幅/文字品位優先モー
ドが加わり、3種類の出力モードの中から選択して設定
することになる。
【0036】次に、実施例2における印刷処理の手順に
ついて説明する。図9は実施例2の文書処理装置の印刷
処理手順を表すフローチャートである。ここで、図9の
ステップS40,S41,ステップS45〜ステップS
50は、それぞれ実施例1(図7)のステップS30,
S31,ステップS32〜ステップS37と同様である
ので、ここでは説明を省略する。
【0037】ステップS40において、印刷しようとす
る文字がプリンタ内フォントでなければステップS42
へ進む。ステップS42では、先のステップS23で指
定された出力モードが文字幅/文字品位優先モードであ
るか否かを判断する。文字幅/文字品位優先モードが指
定されている場合はステップS43へ進み、文書処理装
置本体側でフォントデータをイメージに展開し、得られ
たビットマップデータをプリンタ6に転送する処理を行
なう。このように処理することで、データ転送量が増加
し、印刷処理のスピードは遅くなるが、文字の出力品位
と文書全体の体裁が保持される。
【0038】まず、ステップS43で文書処理装置側に
て、本体内のフォントデータを使って印刷すべき文字コ
ードを指定されたフォントを用いてドットパターンに展
開する。ステップS44では、ステップS43で得られ
たビットマップデータをプリンタ6に送信する。プリン
タ6はこのビットマップデータをそのまま印刷出力す
る。
【0039】一方ステップS42において、文字幅/文
字品位優先モードが指定されていない場合は、ステップ
S45へ進み、以降の処理(実施例1のステップS32
〜ステップS37の処理と同様の処理)を実行する。こ
のように、出力モードが文字幅優先モードもしくは文字
品位優先モードの場合は、プリンタ6内の適当なフォン
トを代替フォントとして使用することにより、印刷スピ
ードを落とさないようにする。
【0040】以上説明したように、実施例1、実施例2
の文書処理装置によれば、印刷すべき文書内の各文字も
しくは文字列毎に、体裁を優先させる(文字幅優先モー
ド)か、個々の文字並びの体裁を優先させる(文字品位
優先モード)かを指示できるようになり、保持するフォ
ントの少ないプリンタでも出力品位の低下を防止すると
いう効果がある。更に実施例2では、必要に応じて文書
処理装置側にてドットパターンへの展開を実行すること
により、ユーザの要求により柔軟に対応することが可能
となる。
【0041】<実施例3>次に、実施例3の文書処理装
置について説明する。実施例3の文書処理装置では、文
字品位及び文字幅を共に保つために、プリンタ内に存在
しないフォントが指定された場合は、文書処理装置のフ
ォントデータを用いてイメージデータへの展開を行う。
このような文書処理装置においてイメージデータへの展
開処理を効率よく実行するために、フォントデータの展
開処理を文書処理装置側で行うかプリンタ側で行うかの
設定を自動的に行うものである。尚、実施例3の文書処
理装置の概略構成は実施例1(図1)と同様であり、こ
こでは説明を省略する。
【0042】図10は、実施例3の文書処理装置におけ
るインターフェース情報の収集処理及びフォントデータ
の分類処理を表すフローチャートである。ステップS6
0において、接続されているプリンタとのデータの転送
速度をプリンタインターフェース5より読み出す。ステ
ップS61では、転送速度がいくらより大きければプリ
ンタへドットイメージを転送しても問題ないかを決める
閾値の決定を行う。
【0043】閾値の決定方法の一例について説明する。
閾値は、1回の印刷処理の平均データ量と、文書処理装
置本体によるイメージ展開処理のスピード、プリンタに
よるイメージ展開処理のスピードに基づいて決定するこ
とができる。例えば、図11において、110aは、あ
る所定量のデータを本体側で展開処理した場合の、転送
速度と印刷処理時間との関係を表す。また、110b
は、所定量のデータをプリンタ側で展開処理した場合
の、転送速度と印刷処理時間との関係を表す。そして、
本体側で展開処理した場合の印刷処理時間がプリンタ側
で展開処理した場合よりも短くなるところの転送速度を
閾値として決定する。尚、この閾値の決定方法は上述の
方法に限られるものではなく、例えばこれから処理する
データ量に応じて逐次算出する等、種々の変形が可能で
ある。
【0044】続くステップS62〜ステップS68は本
体内フォントリスト及びプリンタ内フォントリストの作
成と、本体内フォントリストの各フォントがプリンタ内
に存在するフォントか否かで分類を行うものである。こ
れらの処理は、実施例1の図2のフローチャートにおけ
る処理と同様であるのでここでは説明を省略する。
【0045】次に本実施例3の文書処理装置における印
刷処理手順について説明する。印刷される文書データは
各文字毎にフォントタイプが指定されている。ここで指
定されるフォントタイプとは、フォントの種別及びサイ
ズである。図12は実施例3の文書処理装置の印刷処理
の手順を表すフローチャートである。
【0046】まず、ステップS80において、前述のス
テップS60で得られた転送速度と、ステップS61で
決定された閾値とを比較する。この比較の結果、転送速
度が閾値よりも小さい場合は、プリンタ内でフォントデ
ータをイメージに展開した方が効率がよいので、プリン
タ内でフォントデータを展開処理すべくステップS81
へ進む。ステップS81では、印刷する文字に対して指
定されたフォントタイプがプリンタ内に存在するか否か
を、本体内フォントリストを用いて判断する。プリンタ
6内に存在するフォントタイプであればステップS83
へ進み、プリンタ6に対してフォントタイプの指定デー
タと文字コードを送信する。プリンタ6は指定されたフ
ォントタイプのフォントデータを用いて、指定された文
字コードに該当する文字イメージへの展開を行う。
【0047】ステップS81において、印刷しようとす
る文字のフォントがプリンタ内に存在しない場合はステ
ップS82へ進む。ステップS82において、既にプリ
ンタへ当該文字のフォントデータが転送されたか否かを
判断する。既に転送されていれば上述のステップS83
へ進む。また、ステップS82において、プリンタへの
フォントデータが転送されていない場合は、ステップS
84へ進み、当該文字のフォントデータをプリンタ6へ
転送(ダウンロード)する。その後ステップS85へ進
み、プリンタ6に対してダウンロードしたフォントタイ
プの指定データと文字コードを送信する。プリンタ6は
指定されたフォントタイプのフォントデータを用いて、
指定された文字コードに該当する文字イメージへの展開
を行う。尚、プリンタ6は、ステップS84において転
送されたフォントデータを記憶しておき、次回からは当
該文字のフォントパターンについてはプリンタ6へのダ
ウンロードが不要となる。
【0048】一方、転送速度が閾値よりも大きい場合
は、文書処理装置側でイメージデータへの展開を実行し
た方が効率がよく、処理をステップS80よりステップ
S86へ進める。ステップS86では、文書処理装置側
にてフォントパターンの展開処理を実行する。そして、
生成されたビットマップデータをプリンタ6へ送信す
る。
【0049】ステップS88では、全ての文字に対して
出力処理が完了したか否かを判定し、完了していなけれ
ばステップS80へ戻り上述処理を繰り返す。一方、全
ての文字について出力処理が完了していれば、本処理を
終了する。
【0050】以上説明したように実施例3によれば、プ
リンタでイメージへの展開を行った場合と、文書処理装
置でイメージへの展開を行った場合で、その処理時間が
逆転する転送速度を閾値とする。そして、文書処理装置
とプリンタ間のデータ転送速度が、その閾値よりも大き
いか否かにより、イメージデータへの展開処理を文書処
理装置側で行うかプリンタ側で行うかを決定する。この
ため、印刷処理における処理時間が短縮され、効率よく
印刷処理を行うことができる。
【0051】<実施例4>文書処理装置本体とプリンタ
がパラレルインターフェース等で接続され、高速データ
転送が可能な場合には、転送速度は考慮せず、文書処理
装置本体の処理能力に基づくデータと、プリンタの処理
能力に基づくデータとを用いて、フォントデータの展開
処理をどちらで行うかの判断を行うように構成してもよ
い。実施例4ではこのような文書処理装置について説明
する。尚、実施例4の文書処理装置の概略構成は実施例
1と同様でありここでは説明を省略する。
【0052】図13は、文書処理装置の処理能力に基づ
く本体性能値、プリンタの処理能力に基づくプリンタ性
能値の算出手順、とフォントデータの分類手順とを表す
フローチャートである。ここで、ステップS102〜S
104、及びステップS107〜ステップS110に示
される処理は、フォントリストの作成とフォントデータ
の分類処理を表し、前述の実施例1の図2と同様である
ので、ここでは説明を省略する。
【0053】ステップS100では、本体のCPUの動
作速度(CPU速度)とメモリサイズを調べ、これらの
値から本体性能値を算出する(ステップS101)。ス
テップS101における本体性能値の算出方法の1例と
しては、CPUのMIPS値×(10,000,000+メモリバ
イトサイズ)という演算式が用いられる。ここで、10,0
00,000は、フォントパターンを展開するのにCPUスピ
ードとメモリ量がどう影響するかによって決まる適当な
定数である。
【0054】又、ステップS105において、接続状態
となったプリンタ6から、プリンタのCPU速度及びメ
モリサイズを得る。そして、ステップS106において
プリンタ性能値を算出する。プリンタ性能値を算出する
方法の1例として、プリンタ内CPUのMIPS値×
2.0×(10,000,000+プリンタ内メモリバイトサイ
ズ)という演算式を用いる。ここで、2.0はプリンタ
性能値を本体性能値に優先させるための適当な定数であ
る。
【0055】以上のようにして得られた本体性能値及び
プリンタ性能値により、イメージデータへフォントデー
タを展開する処理を本体側で行うかプリンタ側で行うか
を判断する。即ち、本体性能値がプリンタ性能値よりも
大きければ文書処理装置本体側でイメージデータへの展
開処理を行い、ビットマップデータをプリンタへ転送す
る。一方、プリンタ性能値が本体性能値と等しいか大き
い場合は、プリンタ側でイメージデータへの展開処理を
行う。
【0056】図14は実施例4の文書処理装置の印刷処
理手順を表すフローチャートである。まず、ステップS
120において、本体性能値とプリンタ性能値を比較す
る。この結果、プリンタ性能値の方が本体性能値よりも
小さいか等しい場合は、プリンタ側でイメージへの展開
を実行した方が効率がよく、処理をステップS121へ
進める。ステップS121からステップS125の各処
理は、上述のステップS81からステップS85(図1
3)と同様であり、ここでは説明を省略する。
【0057】一方、ステップS120における比較の結
果、本体性能値がプリンタ性能値よりも大きい場合は、
文書処理装置本体内でイメージへの展開を行った方が効
率がよく、処理をステップS126へ進める。ステップ
S126からステップS128の処理は、上述のステッ
プS86からステップS88の処理と同様でありここで
は説明を省略する。
【0058】以上説明したように、実施例4によれば、
文書処理装置とプリンタ間のデータ転送が高速に行われ
るような場合に、文書処理装置の処理能力に基づく本体
性能値と、プリンタの処理能力に基づくプリンタ性能値
とを用いて、イメージへの展開処理を行う装置を選択す
る。従って、印刷処理にかかる時間が少なくなるように
装置の選択がなされ、効率よく印刷処理を行うことが可
能となる。
【0059】<実施例5>実施例5の文書処理装置は、
展開するビットマップデータの大きさ(ビットマップサ
イズ)を算出し、このビットマップサイズと転送速度と
に基づいてイメージデータへの展開処理を実行させる装
置(文書処理装置本体かプリンタか)を決定する。
【0060】図15は実施例5の文書処理装置における
印刷処理の手順を表すフローチャートである。ステップ
S140において、出力すべきフォントデータを本体内
で展開した場合のビットマップサイズを算出する。そし
て、ステップS141で、このビットマップを転送する
時間がある閾値よりも大きいか否かを判断する。ビット
マップを転送する時間は(閾値/転送速度)により得ら
れる。ここで閾値は、例えば図16のようにして求めら
れる。図16は所定量のデータを印刷した場合の転送時
間と印刷処理時間との関係を表す図である。同図におい
て、転送時間がある閾値よりも小さくなると、本体側で
処理した方が印刷処理に要する時間が短くなることが判
る。この閾値をステップS141で用いる閾値とする。
【0061】従って、ビットマップデータの転送時間が
ある閾値よりも大きい場合は、プリンタ側でイメージへ
の展開を実行した方が処理時間の点で有利であり、処理
をステップS142へ進めて、プリンタ側でイメージへ
の展開を行うようにする。尚、ステップS142〜ステ
ップS146の処理は、実施例3のステップS81〜ス
テップS85と同様でありここでは説明を省略する。
【0062】一方、ステップS141において、ビット
マップデータの転送時間がある閾値よりも小さいかそれ
以下の場合は、文書処理装置本体側でイメージデータへ
の展開を実行した方が処理時間の点で有利である。従っ
て、処理をステップS147へ進め、本体側でイメージ
への展開を行うようにする。尚、ステップS147〜ス
テップS149の各処理は、上述の実施例3のステップ
S86〜ステップS88の各処理と同様であり、ここで
は説明を省略する。
【0063】以上説明したように、実施例3から実施例
5によれば、フォントデータをイメージデータへ展開す
る装置が適切に選択され、多くのフォントデータを必要
とする高品位の文書の印刷に必要となる処理時間を最小
限にできる。
【0064】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リンタの備えるフォントで代用して文書の印刷を実行す
る際に、文書全体の体裁を保って印刷を行うことをが可
能となる。
【0066】又、本発明の別の構成によれば、フォント
イメージの展開を文書処理装置側で実行するか、プリン
タ側で実行するかを適切に選択することが可能となり、
効率よく印刷を実行することが可能となる。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の文書処理装置の概略の構成を表すブ
ロック図である。
【図2】フォントデータの分類を行う手順を表すフロー
チャートである。
【図3】本体内フォントリスト31のデータ構成を表す
図である。
【図4】プリンタ内フォントリスト41のデータ構成を
表す図である。
【図5】本実施例の文書処理装置において、文書編集時
におけるフォントの指定手順を表すフローチャートであ
る。
【図6】フォント設定用リストの表示例を表す図であ
る。
【図7】実施例1の文書処理装置の印刷処理の手順を表
すフローチャートである。
【図8】代替フォント対応表の表示例を表す図である。
【図9】実施例2の文書処理装置の印刷処理手順を表す
フローチャートである。
【図10】実施例3の文書処理装置におけるインターフ
ェース情報の収集処理及びフォントデータの分類処理を
表すフローチャートである。
【図11】所定量のデータを展開処理した場合の転送速
度と印刷処理時間との関係を表す図である。
【図12】実施例3の文書処理装置の印刷処理の手順を
表すフローチャートである。
【図13】実施例4の文書処理装置における、各性能値
の算出及びフォントデータの分類手順を表すフローチャ
ートである。
【図14】実施例4の文書処理装置の印刷処理手順を表
すフローチャートである。
【図15】実施例5の文書処理装置の印刷処理の手順を
表すフローチャートである。
【図16】所定量のデータを印刷した場合の転送時間と
印刷処理時間との関係を表す図である。
【符号の説明】 1 CPU 2 リードオンリーメモリ(ROM) 3 ランダムアクセスメモリ(RAM) 4 システムバス 5 プリンタインターフェース 6 プリンタ 7 ディスクインターフェース 8 ハードディスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成された文書を印刷するための出力を
    行う文書処理装置であって、 印刷すべき文字に対して指定されたフォントを当該文書
    処理装置と接続されたプリンタが有するか否かを判定す
    る判定手段と、 前記判定手段により前記プリンタが前記指定されたフォ
    ントを有していないと判定されたとき、前記プリンタの
    有するフォントを代替フォントとして選択する選択手段
    と、 前記選択手段で選択された代替フォントを指定する情報
    と、前記印刷すべき文字に指定されたフォントの文字幅
    に基づく情報と、前記印刷すべき文字のデータとを出力
    する出力手段と、 を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 作成された文書を印刷するための出力を
    行う文書処理方法であって、 印刷すべき文字に対して指定されたフォントを当該文書
    処理装置と接続されたプリンタが有するか否かを判定す
    る判定工程と、 前記判定工程により前記プリンタが前記指定されたフォ
    ントを有していないと判定されたとき、前記プリンタの
    有するフォントを代替フォントとして選択する選択工程
    と、 前記選択工程で選択された代替フォントを指定する情報
    と、前記印刷すべき文字に指定されたフォントの文字幅
    に基づく情報と、前記印刷すべき文字のデータとを出力
    する出力工程と、 を備えることを特徴とする文書処理方法。
  3. 【請求項3】 作成された文書を印刷するための出力を
    行う文書処理装置であって、 当該文書処理装置及びこれに接続されたプリンタの印刷
    時における処理能力に基づいて、文書処理装置側でイメ
    ージに展開するか接続されたプリンタ側でイメージに展
    開するかを決定する決定手段と、 前記決定手段によりプリンタ側でイメージ展開を行うべ
    く決定された場合に、プリンタ側でイメージ展開するた
    めの情報を該プリンタに対して出力する第1の出力手段
    と、 前記決定手段により当該文書処理装置側でイメージ展開
    を行うべく決定された場合に、印刷すべき文字をイメー
    ジ展開して得られたビットマップ情報を出力する第2の
    出力手段と、 を備えることを特徴とする文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、当該文書処理装置と接
    続されたプリンタとの間の転送速度に基づいて文書処理
    装置側でイメージに展開するか接続されたプリンタ側で
    イメージに展開するかを決定することを特徴とする請求
    項3に記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記決定手段は、当該文書処理装置の処
    理能力に基づく情報と、接続されたプリンタとの処理能
    力に基づく情報とに基づいて、文書処理装置側でイメー
    ジに展開するか接続されたプリンタ側でイメージに展開
    するかを決定することを特徴とする請求項3に記載の文
    書処理装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、印刷すべき文字を展開
    して得られたビットマップデータを転送したときの転送
    時間を算出し、該転送時間に基づいて文書処理装置側で
    イメージに展開するか接続されたプリンタ側でイメージ
    に展開するかを決定することを特徴とする請求項3に記
    載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 作成された文書を印刷するための出力を
    行う文書処理方法であって、 当該文書処理装置及びこれに接続されたプリンタの印刷
    時における処理能力に基づいて、文書処理装置側でイメ
    ージに展開するか接続されたプリンタ側でイメージに展
    開するかを決定する決定工程と、 前記決定工程によりプリンタ側でイメージ展開を行うべ
    く決定された場合に、プリンタ側でイメージ展開するた
    めの情報を該プリンタに対して出力する第1の出力工程
    と、 前記決定工程により当該文書処理装置側でイメージ展開
    を行うべく決定された場合に、印刷すべき文字をイメー
    ジ展開して得られたビットマップ情報を出力する第2の
    出力工程と、 を備えることを特徴とする文書処理方法。
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