JPH06324975A - 遠隔手続き呼び出しにおけるデータアクセス制御方法および装置 - Google Patents

遠隔手続き呼び出しにおけるデータアクセス制御方法および装置

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JPH06324975A
JPH06324975A JP5133951A JP13395193A JPH06324975A JP H06324975 A JPH06324975 A JP H06324975A JP 5133951 A JP5133951 A JP 5133951A JP 13395193 A JP13395193 A JP 13395193A JP H06324975 A JPH06324975 A JP H06324975A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホスト1の要求元105 から遠隔手続き呼び出
し104 があると、手段107 は通知によってホスト2の手
段207 を起動する。手段207 は、要求元データ106 を構
成するページP0〜P8に1対1に対応し、各ページ毎にア
クセス可/不可属性が設定できてアクセス不可属性のペ
ージに対するアクセス時に例外を発生させるようにした
ページP0’〜P8’を、全てアクセス不可属性に初期化し
て確保し、遠隔手続き204 を呼び出す。手続き204 がア
クセス不可属性のページP0’〜P8’をアクセスすると例
外が発生する。これを契機に手段208 は、例外を生じた
ページに対応するデータ106 のページ内容を手段209,10
8 を通じてホスト1から取得して該当ページにセット
し、そのページをアクセス可属性に変更して遠隔手続き
204 の例外を起こした命令に制御を戻す。 【効果】 遠隔手続きがアクセスしようとしたデータの
みをページ単位で逐次転送するため、無駄なデータ転送
が無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔手続き呼び出しに
よって遠隔手続き要求元の動作する計算機から遠隔地の
計算機上の遠隔手続きを呼び出し、この呼び出した遠隔
手続きに遠隔手続き要求元のデータをアクセスさせるよ
うにした、遠隔手続き呼び出しにおけるデータアクセス
制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔手続き呼び出しと呼ばれる技術につ
いては、例えば特開平3−90953号公報などにおい
て従来より既に提案されているが、従来のこの種の技術
においては、呼び出した遠隔手続きにアクセスさせる遠
隔手続き要求元データは、遠隔手続き呼び出し時にパラ
メータとして遠隔手続きの動作する計算機に転送するの
が基本になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、少量のデータ
をアクセスさせる場合には問題はないが、遠隔手続き要
求元データが大量のデータであって、然も、そのデータ
のうちのどの部分が遠隔手続きで実際にアクセスされる
のか分からない場合、全データを転送する必要がある為
に、計算機間で大量のデータ転送が必要になるという問
題がある。
【0004】本発明はこのような問題点を解決しようと
するものであり、その目的は、遠隔手続き呼び出し時に
は遠隔手続き要求元データは転送せずに、呼び出された
遠隔手続きがアクセスしようとしたデータのみを、ペー
ジと呼ぶ単位で逐次転送することにより、無駄なデータ
の転送を無くすことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、遠隔手続き要求元の動作する第1の計算機
から遠隔手続きの動作する第2の計算機に対して遠隔手
続きの呼び出しがあったときに、前記第1の計算機にお
ける遠隔手続き要求元データを格納する複数のページに
1対1に対応する複数のページであって且つ各ページ毎
にアクセス可属性またはアクセス不可属性が設定できて
アクセス不可属性のページに対してアクセスが行われた
ときに例外を発生させるようにしたページを、全ページ
についてアクセス不可属性に初期設定して前記第2の計
算機側に確保し、前記第2の計算機側の遠隔手続きが前
記確保されたアクセス不可属性のページに対してアクセ
スした際に生じる例外を契機に、該例外を生じたページ
に対応する遠隔手続き要求元データのページの内容を前
記第1の計算機から前記第2の計算機へ転送した後にそ
のページをアクセス可属性に変更し、前記遠隔手続きの
例外を起こした命令に制御を戻すようにしている。
【0006】また、遠隔手続きで更新されたデータを遠
隔手続き要求元データに反映する際のデータの転送も無
駄なく行えるようにするために、前記遠隔手続きでアク
セスされたページが更新されたか否かをページ単位で管
理し、前記遠隔手続きの終了時に、更新されたページの
内容だけを前記第2の計算機から前記第1の計算機へ送
信して前記遠隔手続き要求元データの対応するページの
内容を更新するようにしている。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0008】図1を参照すると、本発明の遠隔手続き呼
び出しにおけるデータアクセス制御方法を実施するマル
チホストシステムの一例は、ホスト計算機(以下、単に
ホストと称す)1およびホスト2とこれらを接続する通
信路3とで構成されている。
【0009】ホスト1は、遠隔手続き呼び出し手段10
7およびデータ送受信手段108を備えると共に、遠隔
手続き要求元となる実行タスク(プロセス)101が存
在する。
【0010】実行タスク101のタスク空間には、プロ
グラム領域102とデータ領域103とがあり、プログ
ラム領域102の一部に遠隔手続き呼び出し104を発
行する手続き(プログラム)である遠隔手続き要求元1
05が格納されている。
【0011】データ領域103は、プログラム領域10
2に格納されたプログラムが使用するデータ域であり、
その一部に遠隔手続き要求元105が使用する遠隔手続
き要求元データ106が割り当てられている。図示の例
では、遠隔手続き要求元データ106の領域は、ページ
P0からページP8までの連続する9個のページで構成
されている。ここで、ページとは、予め定められたサイ
ズを持つデータ領域の区画を意味する。
【0012】他方、ホスト2は、遠隔手続き実行手段2
07,アクセス例外処理手段208,データ管理手段2
09および管理テーブル211を備えると共に、遠隔手
続きの要求先となる実行タスク(プロセス)201が存
在する。
【0013】実行タスク201のタスク空間には、プロ
グラム領域202とデータ領域203とがあり、プログ
ラム領域202の一部に、ホスト1の遠隔手続き要求元
105から呼び出される遠隔手続き204が格納されて
いる。
【0014】データ領域203は、プログラム領域20
2に格納されたプログラムが使用するデータ域であり、
その一部に遠隔手続き204が使用する遠隔手続き要求
元データ206およびそれ以外の遠隔手続きデータ21
0が割り当てられる。
【0015】この遠隔手続き要求元データ206は、ホ
スト1の遠隔手続き要求元データ106を構成するペー
ジP0〜P8に1対1に対応するページP0’〜P8’
で構成されている。また、各ページP0’〜P8’毎
に、アクセス可属性またはアクセス不可属性の設定が可
能であり、アクセス不可属性のページに対してプログラ
ム領域202の遠隔手続き204がアクセスを行ったと
きには例外が発生するようになっている。更に、各ペー
ジP0’〜P8’毎に、更新によるアクセスが行われた
か否かを管理するための更新フラグが用意されている。
【0016】図2および図3はホスト2の動作を流れ図
の形式で示すフローチャートであり、図2は遠隔手続き
起動通知の受信から遠隔手続きの処理終了までの動作
を、図3は遠隔手続きの処理終了時の動作を示す。ま
た、図4および図5はホスト1の動作を流れ図の形式で
示すフローチャートであり、図4はホスト2からページ
転送要求があったときの動作を、図5はホスト2からペ
ージの送信があったときの動作を示す。更に、図6は遠
隔手続き起動通知の構成例を示す。
【0017】また、図7は管理テーブル211によって
管理されている、遠隔手続き要求元データ206の各ペ
ージに設定されるアクセス可属性/アクセス不可属性と
更新フラグとの状態例を示す。なお、図7において、各
ページP0’〜P8’中に付記した[ ]中の前半の数
値は、1でアクセス可属性を、0でアクセス不可属性を
示す。また後半の数値は更新フラグの値を示し、0(オ
フ)で更新なし、1(オン)で更新ありを示す。
【0018】以下、各図を参照して本実施例の遠隔手続
き呼び出しにおけるデータアクセス制御方法を説明す
る。
【0019】図1におけるホスト1の実行タスク101
の空間において、プログラム領域102で生成実行され
る遠隔手続き要求元105から遠隔手続き204に対す
る遠隔手続き呼び出し104が発行されると、遠隔手続
き呼び出し手段107が呼び出される。なお、この呼び
出しに際しては、遠隔手続き要求元データ106を構成
するページの情報と遠隔手続き204に対して受け渡す
べきアーギュメントがあればそれとが遠隔手続き呼び出
し手段107に通知される。また、遠隔手続き要求元1
05は遠隔手続きの呼び出し後、その遠隔手続きの完了
の待ち状態となる。
【0020】遠隔手続き呼び出し104によって呼び出
された遠隔手続き呼び出し手段107は、図6に示すよ
うな遠隔手続き名31,アーギュメント列32およびデ
ータ領域情報33で構成される遠隔手続き起動通知を、
ホスト2上の遠隔手続き実行手段207に対して通信路
3を通じて発行する。この例では、遠隔手続き名31に
呼び出すべき遠隔手続き204の名前が設定され、アー
ギュメント列32に遠隔手続き要求元105から遠隔手
続き204へ受け渡すべきアーギュメント列が設定され
る。また、データ領域情報33に、遠隔手続き要求元1
05が使用していたデータ領域103内の遠隔手続き要
求元データ106に関するページの情報(今の場合はペ
ージP0〜P8を特定する情報)が設定される。
【0021】ホスト2の遠隔手続き実行手段207は、
ホスト1から送信された遠隔手続き起動通知を受信する
と(図2のS1)、遠隔手続き起動通知中のデータ領域
情報33に従って、遠隔手続き要求元データ106に対
応する遠隔手続き要求元データ206を格納するため
の、ページP0〜P8に1対1に対応するページP0’
〜P8’を、遠隔手続き204を有する実行タスク20
1のデータ領域203上に確保し、また、各ページP
0’〜P8’のアドレス範囲およびこれらのページが遠
隔手続き要求元データ106のページP0〜P8に対応
するページであること管理すると共に、各ページP0’
〜P8’のアクセス可/不可属性および更新フラグを管
理するためのエントリを管理テーブル211に生成し、
この管理テーブル211上において図7(a)に示すよ
うにページP0’〜P8’の全てをアクセス不可属性に
初期化すると共に更新フラグも全て更新なしに初期化す
る。そして、遠隔手続き要求元105に対応させてプロ
グラム領域202中の空き領域空間に遠隔手続き204
の実行領域を割り付け、遠隔手続き起動通知中のアーギ
ュメントを伴って遠隔手続き204を呼び出す(S
2)。
【0022】呼び出された遠隔手続き204は、遠隔手
続き要求元データ206がデータ領域203のページP
0’〜P8’に存在することを、事前に認識している
か、或いは起動時に遠隔手続き実行手段207から通知
されることにより認識し、この遠隔手続き要求元データ
206を使って所定の手続きを実行する。そして、この
手続きにおいてデータ領域203へアクセスする命令を
発行すると(S3)、アクセス例外処理手段208は、
そのアクセスアドレスと管理テーブル211上の管理情
報とから、当該アクセスが遠隔手続き要求元データ20
6を構成するページのうちのアクセス不可属性のページ
に対するものであるか否かをチェックし(S4)、その
ようなアクセスであればアクセス例外を発生させ(S
5)、遠隔手続き204の実行を中断させる。
【0023】アクセス例外処理手段208は、アクセス
例外発生時、例外を起こしたページが遠隔手続き要求元
データ106に対応する遠隔手続き要求元データ206
の構成ページであることを、管理テーブル211の管理
情報より認識すると、その例外を起こしたページに対応
する遠隔手続き要求元データ106のページの内容の転
送を行うために、データ管理手段209を起動して転送
要求を行う(S6)。
【0024】アクセス例外処理手段208により起動さ
れたデータ管理手段209は、アクセス例外処理手段2
08から要求のあったページのデータの転送要求を、ホ
スト1のデータ送受信手段108に対して通信路3を通
じて発行する。
【0025】ホスト1のデータ送受信手段108は、ホ
スト2のデータ管理手段209から転送要求を受け取る
と(図4のS31)、遠隔手続き要求元データ106か
ら転送要求のあったページのデータを読み込み(S3
2)、そのページをホスト2のデータ管理手段209に
対して通信路3を通じて転送する(S33)。
【0026】データ管理手段209は、ホスト1のデー
タ送受信手段108から転送されたデータを受信すると
(図2のS7)、データ領域203における遠隔手続き
要求元データ206の該当するページに受信データをセ
ットし(S8)、アクセス例外処理手段208にデータ
転送が完了した旨を通知する。
【0027】アクセス例外処理手段208は、データ管
理手段209からデータ転送完了の通知を受けると、管
理テーブル211を更新して、アクセス例外を引き起こ
した遠隔手続き要求元データ206のページの属性をア
クセス不可属性からアクセス可属性に変更し(S9)、
上記アクセス例外に遭遇した遠隔手続き204の命令か
ら実行を再開させる(S10)。
【0028】従って、遠隔手続き204が、呼び出し直
後に例えば遠隔手続き要求元データ206のページP
0’内のデータをアクセスしたとすると、全ページP
0’〜P8’は全てアクセス不可属性に初期設定されて
いるので、アクセス例外が発生し、データ管理手段20
9およびデータ送受信手段108の働きによって、遠隔
手続き要求元データ106のページP0の内容がホスト
1からホスト2へ転送されて、ページP0’にセットさ
れ、そのページP0’の属性がアクセス可属性に変更さ
れた後、制御が遠隔手続き204に戻されることにな
る。そして、制御の戻された遠隔手続き204が再度デ
ータのアクセスを行うと(S3)、そのアクセス先のペ
ージP0’は先の例外処理によってアクセス可属性に変
更されているので、アクセス例外は発生せず、データの
アクセスが可能となる。
【0029】また、遠隔手続き204によって遠隔手続
き要求元データ206のデータのアクセスが実際に行わ
れたとき、遠隔手続き実行手段207は、そのアクセス
種別を認識してデータの更新の場合(S11でYE
S)、管理テーブル211中のデータの更新されたペー
ジの更新フラグを1(オン)にする(S12)。なお、
データの参照が行われた場合には、更新フラグは0(オ
フ)のままである。
【0030】以上のような動作が行われるため、呼び出
し後に遠隔手続き204が遠隔手続き要求元データ20
6のページP0’のデータ,ページP1’のデータ,ペ
ージP2’のデータを参照すると、遠隔手続き要求元デ
ータ206の各ページP0’〜P8’のページの属性お
よび更新フラグの状態は、図7(a)から図7(b)に
示すように変化する。更に、遠隔手続き204がページ
P7’のデータを更新すると、各ページP0’〜P8’
のページ属性および更新フラグの状態は図7(b)から
図7(c)に示すように変化する。なお、この図7
(c)の状態においては、実際にデータの転送が行われ
たページはページP0’,P1’,P2’およびP7’
の4つである。
【0031】さて、遠隔手続き204の処理が終了する
と(S13でYES)、ホスト2において図3のS21
〜S25に示す処理が行われる。
【0032】即ち、遠隔手続き実行手段207は、デー
タ領域203における遠隔手続き要求元データ206に
ついて、各ページ毎にその更新フラグを管理テーブル2
11から参照して(S21)、更新フラグが1(オン)
か否かを調べ(S22)、更新フラグが1であれば(S
22でYES)、そのページのデータを遠隔手続き要求
元のホスト1へ送信するようデータ管理手段209に要
求する(S23)。
【0033】データ管理手段209は、遠隔手続き実行
手段207から送信要求のあったページをデータ領域2
03から読み込んで通信路3を通じホスト1のデータ送
受信手段108に送信する(S24)。
【0034】ホスト1のデータ送受信手段108は、ホ
スト2のデータ管理手段209から送信されてきたデー
タを受信すると(図5のS41)、データ領域103の
遠隔手続き要求元データ106の該当するページへ、受
信したデータの書き戻しを行う(S42)。
【0035】遠隔手続き実行手段207は、遠隔手続き
要求元データ206の全てのページについて更新フラグ
の判別と更新フラグオン時の処理を終えると(S25で
YES)、図3の処理を終了する。従って、遠隔手続き
204の処理終了時点の管理テーブル211の状態が図
7(c)に示すようになっている場合、更新されたペー
ジはP7’のみなので、ページP7’のデータのみがホ
スト2からホスト1へ転送されることになる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、遠隔
手続き呼び出し時に遠隔手続き要求元データを転送せ
ず、呼び出された遠隔手続きがアクセスしようとしたデ
ータのみをアクセス不可属性による例外によって検出し
てページ単位で逐次転送するため、遠隔手続き要求元デ
ータが大量のデータであって、然も、そのデータのうち
のどの部分が遠隔手続きで実際にアクセスされるのか分
からない場合であっても、事前に全データを転送する必
要が無くなり、従って、遠隔手続きで実際にアクセスさ
れない無駄なデータを転送することが無くなるため、計
算機間のデータ転送量が減少するという効果がある。
【0037】また、遠隔手続きでアクセスされたページ
が更新されたか否かをページ単位で管理し、遠隔手続き
の終了時、更新されたページの内容だけを遠隔手続き元
の計算機へ転送して遠隔手続き要求元データの対応する
ページを更新するので、遠隔手続きで更新されたデータ
を遠隔手続き要求元データに反映する際のデータの転送
も無駄なく行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔手続き呼び出しにおけるデータア
クセス制御方法を実施するマルチホストシステムの一例
を示すブロック図である。
【図2】遠隔手続き起動通知の受信から遠隔手続きの処
理終了までのホスト2の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】遠隔手続きの処理終了時のホスト2の動作を示
すフローチャートである。
【図4】ホスト2からページ転送要求があったときのホ
スト1の動作を示すフローチャートである。
【図5】ホスト2からページの送信があったときのホス
ト1の動作を示すフローチャートである。
【図6】遠隔手続き起動通知の構成例を示す図である。
【図7】管理テーブルで管理されているアクセス可属性
/アクセス不可属性と更新フラグとの状態例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,2…ホスト 3…通信路 101,201…実行タスク(プロセス) 102,202…プログラム領域 103,203…データ領域 104…遠隔手続き呼び出し 105…遠隔手続き要求元 106,206…遠隔手続き要求元データ 107…遠隔手続き呼び出し手段 108…データ送受信手段 204…遠隔手続き 207…遠隔手続き実行手段 208…アクセス例外処理手段 209…データ管理手段 210…遠隔手続きデータ 211…管理テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔手続き要求元の動作する第1の計算
    機から遠隔手続きの動作する第2の計算機に対して遠隔
    手続きの呼び出しがあったときに、前記第1の計算機に
    おける遠隔手続き要求元データを格納する複数のページ
    に1対1に対応する複数のページであって且つ各ページ
    毎にアクセス可属性またはアクセス不可属性が設定でき
    てアクセス不可属性のページに対してアクセスが行われ
    たときにアクセス例外を発生させるようにしたページ
    を、全ページについてアクセス不可属性に初期設定して
    前記第2の計算機側に確保し、 前記第2の計算機側の遠隔手続きが前記確保されたアク
    セス不可属性のページに対してアクセスした際に生じる
    例外を契機に、該例外を生じたページに対応する遠隔手
    続き要求元データのページの内容を前記第1の計算機か
    ら前記第2の計算機へ転送した後にそのページをアクセ
    ス可属性に変更し、前記遠隔手続きの例外を起こした命
    令に制御を戻すようにしたことを特徴とする遠隔手続き
    呼び出しにおけるデータアクセス制御方法。
  2. 【請求項2】 前記遠隔手続きでアクセスされたページ
    が更新されたか否かをページ単位で管理し、前記遠隔手
    続きの終了時、更新されたページの内容だけを前記第2
    の計算機から前記第1の計算機へ送信して前記遠隔手続
    き要求元データの対応するページの内容を更新するよう
    にした請求項1記載の遠隔手続き呼び出しにおけるデー
    タアクセス制御方法。
  3. 【請求項3】 遠隔手続き要求元の動作する第1の計算
    機側に、 前記遠隔手続き要求元からの遠隔手続き呼び出し要求に
    より呼び出され、遠隔手続きの動作する第2の計算機に
    対して遠隔手続き起動通知を発行する遠隔手続き呼び出
    し手段と、 前記第2の計算機からのページ転送要求に応答して、遠
    隔手続き要求元データ中の転送要求のあったページのデ
    ータを前記第2の計算機に送信するデータ送受信手段と
    を備え、 前記遠隔手続きの動作する第2の計算機側に、 前記第1の計算機から発行された遠隔手続き起動通知に
    より起動され、前記第1の計算機における遠隔手続き要
    求元データを格納する複数のページに1対1に対応する
    複数のページであって且つ各ページ毎にアクセス可属性
    またはアクセス不可属性が設定できてアクセス不可属性
    のページに対してアクセスが行われたときに例外を発生
    させるようにしたページを、全ページについてアクセス
    不可属性に初期設定して前記第2の計算機側に確保す
    る、遠隔手続き実行手段と、 アクセス例外を起こしたページに対応する遠隔手続き要
    求元データのページのデータ転送を前記第1の計算機の
    データ送受信手段に要求し、この要求に応答して送信さ
    れてきたデータを前記アクセス例外を起こしたページに
    セットするデータ管理手段と、 前記遠隔手続きが前記確保されたアクセス不可属性のペ
    ージに対してアクセスした際に生じるアクセス例外発生
    時に、例外を生じたページに対応する遠隔手続き要求元
    データのページのデータを前記データ管理手段によって
    例外を生じたページにセットさせた後にそのページをア
    クセス可属性に変更し、前記遠隔手続きの例外を起こし
    た命令に制御を戻すアクセス例外処理手段とを備えるこ
    とを特徴とする遠隔手続き呼び出しにおけるデータアク
    セス制御装置。
  4. 【請求項4】 前記遠隔手続き実行手段は、前記遠隔手
    続きでアクセスされたページが更新されたか否かをペー
    ジ単位で管理すると共に、前記遠隔手続きの終了時、更
    新されたページの内容だけを前記データ管理手段を通じ
    て前記第1の計算機へ送信する構成を有し、 前記第1の計算機側のデータ送受信手段は、前記第2の
    計算機側のデータ管理手段から送信されてきた更新ペー
    ジの内容を前記遠隔手続き要求元データの対応するペー
    ジに書き戻す構成を有することを特徴とする請求項3記
    載の遠隔手続き呼び出しにおけるデータアクセス制御装
    置。
JP5133951A 1993-05-12 1993-05-12 遠隔手続き呼び出しにおけるデータアクセス制御方法および装置 Expired - Lifetime JPH081627B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350406A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Seiko Epson Corp マルチcpu装置およびcpu間通信方法

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JP2006350406A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Seiko Epson Corp マルチcpu装置およびcpu間通信方法

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