JPH11327630A - 監視制御装置及び監視制御方法 - Google Patents

監視制御装置及び監視制御方法

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Publication number
JPH11327630A
JPH11327630A JP13726498A JP13726498A JPH11327630A JP H11327630 A JPH11327630 A JP H11327630A JP 13726498 A JP13726498 A JP 13726498A JP 13726498 A JP13726498 A JP 13726498A JP H11327630 A JPH11327630 A JP H11327630A
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JP
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data
network
request
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Application number
JP13726498A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Matsuoka
伸幸 松岡
Ichiro Mizunuma
一郎 水沼
Satoshi Horiike
聡 堀池
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OPS1とPLC2がデータ通信を実施する
場合には、COM/DCOMという通信プロトコルを用
いて実施するが、COM/DCOMはデータ通信のリア
ルタイム性を考慮していないため、ネットワーク3のト
ラフィックが混雑すると、データの転送周期が守られ
ず、データのリアルタイム性が重視されるシステムには
用いることができないという課題があった。 【解決手段】 ミドルウエア17からネットワーク13
に出力された転送要求を取得すると、デバイス14から
取得したデータを周期的にネットワーク13に出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、プラン
トの運転状況を監視しながらプラントを制御する監視制
御装置及び監視制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図29は従来の監視制御装置を示す構成
図であり、図において、1はプラントに関するデータを
提示するとともに、プラント機器の運転操作指令やデー
タの転送要求等を受け付けるオペレータ・ステーション
(以下、「OPS」という)、2はプラントに設置され
ているセンサ等からプラントに関するデータを周期的に
入力して、そのデータをOPS1に転送するとともに、
OPS1の要求に応じてプラント機器を制御するプログ
ラマブル・ロジカル・コントローラ(以下、「PLC」
という)、3はOPS1とPLC2を接続するネットワ
ークである。
【0003】図30はOPSやPLCの内部構成を示す
構成図であり、図において、4はプラントに関するデー
タを提示するとともに、プラント機器の運転操作指令や
データの転送要求等を受け付けるOPCクライアント、
5はデバイス7に対するOPCクライアント4等の要求
を受け付けるサーバアプリケーション(以下、「OPC
サーバ」という)、6はPLC2上のメモリ領域(以
下、「CACHE」という)、7はプラントに設置され
たセンサやアクチュエータ等のデバイス、8はデバイス
7上のメモリ領域(以下、「DEVICE」という)で
ある。
【0004】次に動作について説明するまず、監視制御
装置を構成するPLC2は、プラントの制御を行うコン
ポーネントであり、PLC2はプラントに設置されてい
るデバイス7(例えば、センサやアクチュエータ)と接
続されている。PLC2は、センサ等のデバイス7がプ
ラントに関するデータを取得すると、そのデータを読み
取ることにより、そのデータと予め設定された設定値か
ら制御値を計算する処理と、その制御値をアクチュエー
タ等のデバイス7に送信する処理を周期的に行うループ
制御を実行する(一つのPLC2が、複数のループ制御
を実行する場合もある)。
【0005】また、PLC2は、ネットワーク3に接続
されており、このネットワーク3を介してOPS1や他
のPLC2にデータを送信したり、OPS1や他のPL
C2からデータを受信したりすることもできる。一方、
OPS1は、PLC2からプラントに関するデータを受
信して、プラントの運転に携わるオペレータに対してデ
ータを提供したり、オペレータの運転操作指令を受け付
けて、その運転操作指令をPLC2に与えるコンポーネ
ントである。
【0006】そして、OPCクライアント4とOPCサ
ーバ5がデータの通信を実施する場合は、COM/DC
OMという通信プロトコルを用いて実施する。なお、C
OM/DCOMは、アプリケーションをオブジェクトと
してとらえ、そのオブジェクトの機能を利用するという
形でアプリケーション間の通信を実行するものである。
【0007】そして、OPCクライアント4が、COM
/DCOMに基づいて、デバイス7にアクセスする方法
として、OPC仕様と称するものがある。OPC仕様
は、従来、デバイス7に対するアクセスを提供するOP
Cサーバ5と、デバイス7にアクセスするアプリケーシ
ョン間のインタフェースが統一されておらず、アクセス
するデバイス7ごとにアプリケーションを作成する必要
に鑑み、そのインタフェースを統一するために定められ
たものである。
【0008】OPCを監視制御装置に導入する場合、図
30に示すように、OPCサーバ5はPLC2上で動作
し、OPCサーバ5を利用するOPCクライアント4は
OPS1上で動作する。OPCサーバ5は、アクセスす
るデバイス7に特有のインタフェースを用いてデバイス
7をアクセスし、OPCサーバ5とOPCクライアント
4間の通信プロトコルはCOM/DCOMが用いられ
る。
【0009】OPCではOPCサーバ5ごとにOPCサ
ーバオブジェクトが作られ、OPCサーバ全体の管理情
報を保持する。そのOPCサーバオブジェクトの中にO
PCグループオブジェクト(以下、「Group」とい
う)が作られる。Groupは、OPCアイテムオブジ
ェクト(以下「Item」と呼ぶ)の集合を管理するた
めのオブジェクトであり、Itemは実際のプラント値
を表わすオブジェクトである。GroupとItemは
アクティブ状態とインアクティブ状態があり、インアク
ティブ状態のGroupに属するItemの値やインア
クティブ状態のItemの値を読むことはできない。
【0010】OPC仕様では、OPCサーバ5が、OP
Cクライアント4に対してデバイス7へのアクセス機能
を提供することを定めている。提供する機能としては、
同期書き込み、同期読み込み、非同期書き込み、非同期
読み込み、リフレッシュ、Subscriptionの
機能がある。
【0011】・同期読み込み 同期読み込みは、指定されたItemに対応するプロセ
ス値を読み込むものであるが、読み込みが完了するまで
同期読み込みのAPIは返されず、読み込み先として
は、デバイス7上のDEVICE8とPLC2上のCA
CHE6の2つがある。
【0012】・同期書き込み 同期書き込みは、指定されたItemに対応するプロセ
ス値に値を書き込むものであるが、書き込みが完了する
まで同期書き込みのAPIは返されず、書き込み先とし
ては、DEVICE8のみである。
【0013】・非同期読み込み 非同期読み込みは、指定されたItemに対応するプロ
セス値を読み込むものであるが、OPCクライアント4
が非同期読み込みのAPIを呼ぶと、APIが直ちに返
され、読み込み処理が完了すると、完了通知がOPCク
ライアント4に送信される。読み込み先としては、DE
VICE8とCACHE6の2つがある。
【0014】・非同期書き込み 非同期書き込みは、指定されたItemに対応するプロ
セス値に値を書き込むものであるが、OPCクライアン
ト4が非同期書き込みのAPIを呼ぶと、APIが直ち
に返され、書き込み処理が完了すると、完了通知がOP
Cクライアント4に送信される。書き込み先はとして
は、DEVICE8のみである。
【0015】・リフレッシュ リフレッシュは、アクティブ状態のCACHE6の値を
更新する機能であるが、OPCクライアント4がリフレ
ッシュのAPIを呼ぶと、APIが直ちに返され、リフ
レッシュ処理が完了すると、完了通知がOPCクライア
ント4に送信される。
【0016】・Subscription Subscriptionは、一定周期ごとにDEVI
CE8の値チェックし、変更があった場合、OPCクラ
イアント4に通知するものである。
【0017】なお、OPCサーバ5を用いる場合には、
パフォーマンス向上のため、デバイス7上のDEVIC
E8の値が反映されたメモリ領域としてCACHE6を
設けることがあるが、OPCクライアント4がデバイス
7にアクセスするときは、DEVICE8に直接アクセ
スするか、CACHE6にアクセスするかを選択する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視制御装置は
以上のように構成されているので、OPS1とPLC2
がデータ通信を実施する場合には、COM/DCOMと
いう通信プロトコルを用いて実施するが、COM/DC
OMはデータ通信のリアルタイム性を考慮していないた
め、ネットワーク3のトラフィックが混雑すると、デー
タの転送周期が守られず、データのリアルタイム性が重
視されるシステムには用いることができないなどの課題
があった。
【0019】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、データをリアルタイムに転送する
ことができる監視制御装置及び監視制御方法を得ること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る監視制御
装置は、第1のミドルウエアからネットワークに出力さ
れた転送要求を取得すると、デバイスから取得したデー
タを周期的にネットワークに出力するようにしたもので
ある。
【0021】この発明に係る監視制御装置は、受付手段
がデータの送信要求を受け付けると、データを周期的に
ネットワークを介して第2のミドルウエアに送信するよ
うにしたものである。
【0022】この発明に係る監視制御装置は、データを
ネットワークに出力する際、そのデータの情報量に見合
う通信帯域を確保するようにしたものである。
【0023】この発明に係る監視制御装置は、データの
転送要求又は送信要求を受け付けると、タグビューをア
クセスするようにしたものである。
【0024】この発明に係る監視制御装置は、タグビュ
ーとキャッシュを同一のメモリ領域に割り当てるように
したものである。
【0025】この発明に係る監視制御装置は、デバイス
に対する第2のミドルウエアの要求を受け付ける受付手
段を設けたものである。
【0026】この発明に係る監視制御方法は、他のミド
ルウエアがネットワークからデータの転送要求を取得す
ると、デバイスから取得したデータを周期的にネットワ
ークに出力するようにしたものである。
【0027】この発明に係る監視制御方法は、サーバア
プリケーションがデータの送信要求を受け付けると、ミ
ドルウエアがデータを周期的にネットワークを介して他
のミドルウエアに送信するようにしたものである。
【0028】この発明に係る監視制御方法は、ミドルウ
エアがデータをネットワークに出力する際、そのデータ
の情報量に見合う通信帯域を確保するようにしたもので
ある。
【0029】この発明に係る監視制御方法は、サーバア
プリケーションがデータの転送要求又は送信要求を受け
付けると、タグビューをアクセスするようにしたもので
ある。
【0030】この発明に係る監視制御方法は、タグビュ
ーとキャッシュを同一のメモリ領域に割り当てるように
したものである。
【0031】この発明に係る監視制御方法は、デバイス
に対する他のミドルウエアの要求を受け付けるサーバア
プリケーションを設けたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による監
視制御装置を示す構成図であり、図において、11はプ
ラントに関するデータを提示するとともに、プラント機
器の運転操作指令やデータの転送要求等を受け付けるオ
ペレータ・ステーション(以下、「OPS」という)、
12はプラントに設置されているセンサ等からプラント
に関するデータを周期的に入力して、そのデータをOP
S11に転送するとともに、OPS11の要求に応じて
プラント機器を制御するプログラマブル・ロジカル・コ
ントローラ(以下、「PLC」という)、13はOPS
11とPLC12を接続するネットワーク、14はプラ
ントに設置されたセンサやアクチュエータ等のデバイス
である。
【0033】また、15はプラントに関するデータを提
示するとともに、デバイス14に対するアクセス要求
(データの転送要求,データの送信要求等)を受け付け
るOPCクライアント(受付手段)、16はOPCクラ
イアント15により受け付けられたアクセス要求をミド
ルウエアに伝達するOPCサーバ(受付手段)、17は
OPCサーバ16からデータの転送要求が伝達された場
合には、その転送要求をネットワーク13を介してミド
ルウエア18に送信するとともに、その転送要求に伴っ
て転送されたデータをネットワーク13から取得し、O
PCサーバ16からデータの送信要求が伝達された場合
には、データを周期的にネットワーク13を介してミド
ルウエア18に送信するミドルウエア(第1のミドルウ
エア)である。
【0034】また、18はミドルウエア17からネット
ワーク13を介して転送要求を受信すると、デバイス1
4から取得したデータを周期的にネットワーク13を介
してミドルウエア17に送信する一方、ミドルウエア1
7がデータを周期的にネットワーク13に出力する場合
には、そのネットワーク13からデータを取得するミド
ルウエア(第2のミドルウエア)、19はプラントに関
するデータを取得して、PLC12のSource22
(メモリ領域)に格納するとともに、プラント機器のル
ープ制御を実行するアプリケーション、20はOPS1
1上のメモリ領域に割り当てられたキャッシュ(以下、
「CACHE」という)、21はOPCサーバ16にプ
ロセス値を提供するタグビュー、22はPLC12上の
メモリ領域(以下、「Source」という)である。
【0035】次に動作について説明する。まず、この実
施の形態1では、OPCサーバ16をOPS11に設置
するとともに、ミドルウェア17,18をそれぞれOP
S11,PLC12に設置することにより、リアルタイ
ム性を保証するデータ通信を実現するものである。ここ
で、Source22は、プラントに関する情報(プロ
セス値)を格納するメモリ領域であり、プロセス値と対
応するメンバと、メンバの集合であるタグを用いて管理
している。
【0036】タグビュー21は、PLC12上のミドル
ウェア18と、OPS11上のミドルウェア17の働き
によってSource22から送られるプロセス値を格
納するメモリ領域である。なお、Source22から
タグビュー21又はタグビュー21からSource2
2に対するプロセス値の転送周期や転送におけるデッド
ラインを要素とするQ0Sクラスが、タグビュー21の
各メンバに割り当てられている。
【0037】また、タグビュー21は、OPS11上の
メモリ領域に存在し、PLC12のSource22の
内容を反映するプロセス値の集合であり、OPCサーバ
16にプロセス値を提供する役割がある。タグビュー2
1は、OPS11上に複数存在し、選択・非選択の2つ
の状態がある。選択・非選択の状態は、OPCサーバ1
6からの要求により変更される。
【0038】タグビュー21が選択状態になると、OP
S11上のミドルウェア17が、PLC12上のミドル
ウェア18に対して、タグビュー21のメンバであるプ
ロセス値の転送要求を伝達し、PLC12上のミドルウ
ェア18は、その転送要求に応じてプロセス値を送信す
る。一方、非選択状態になると、転送の停止要求をPL
C12上のミドルウェア18に伝達する。タグビュー2
1の各メンバは、Q0Sクラスが割り当てられているの
で、そのQ0Sクラスで指定された送信周期でPLC1
2からOPS11への送信が行われる(ミドルウエア1
8は、プロセス値をネットワークに出力する際、そのプ
ロセス値の情報量に見合う通信帯域を確保して、Q0S
クラスで指定された送信周期を保証している。なお、ミ
ドルウエア17についても同様である。)。
【0039】PLC12上のアプリケーション19は、
プラント機器のループ制御を実行すると同時に、プラン
トに関するデータをPLC12上のSource22に
書き込む処理を実行する。PLC12上のミドルウェア
18は、OPS11上のミドルウェア17からの要求に
応じて、Source22上のプロセス値をOPS11
に送信したり、OPS11からのプロセス値の書き換え
や運転操作指令を受け付けて、Source22上の該
当するエリアに書き込む処理を実行する。
【0040】一方、OPS11上のミドルウェア17
は、OPCサーバ16のプロセス値の要求をネットワー
ク13を介してPLC12上のミドルウェア18に伝達
したり、その要求に伴って、PLC12上のミドルウェ
ア18から送られてきたデータを受信し、OPS11上
のタグビュー21に格納する処理を実行する。
【0041】OPCサーバ16は、OPCクライアント
15がデバイス14にアクセスするのためのインタフェ
ースを提供し、OPCクライアント15からの要求をミ
ドルウェア17に伝達する処理を実行する。OPCクラ
イアント15は、オペレータにプラントに関するデータ
を提示したり、オペレータから与えられたプラント機器
の運転操作指令をOPCサーバ16に伝達する処理を実
行する。
【0042】次に、図2はOPS11上のOPCサーバ
16とミドルウェア17、PLC12上のミドルウェア
18の内部構成を示すものであり、以下、OPS11上
のミドルウェア17とPLC12上のミドルウェア18
間で送受信されるメッセージについて説明する。
【0043】まず、図3はタグメッセージのデータ構造
を示す構造図であるが、タグメッセージは、送信スレッ
ドから受信スレッドに送信されるメッセージであり、タ
グID、メンバID及びそのメンバの値が含まれてい
る。
【0044】図4はタグ要求メッセージのデータ構造を
示す構造図であるが、タグ要求メッセージは、要求送信
スレッドから要求受信スレッドに送信されるメッセージ
であり、要求を送信するOPS11のアドレスと、タグ
要求メッセージ受信後に一度だけ送信するメンバの要求
(初期化時送信要求)と、一定周期ごとに送信するメン
バの要求(定常時送信要求)とが含まれている。初期化
時送信要求には、送信するメンバ数とそれぞれのメンバ
のタグID、メンバID、Q0Sクラスが含まれてい
る。定常時送信要求には、送信するメンバ数とそれぞれ
のメンバのタグID、メンバID、Q0Sクラスが含ま
れている。
【0045】図5は要求処理メッセージのデータ構造を
示す構造図であるが、要求処理メッセージは、OPS1
1上の直接アクセススレッドからPLC12上の直接ア
クセススレッドに送信されるSource22への書き
込み処理や読み込み処理を要求するためのメッセージで
ある。書き込み処理を行う場合には、書き込みフラグに
真を入れ、OPSアドレス、書き込み先のタグID、メ
ンバID及び書き込む値が含まれる。読み込み処理を行
う場合には、書き込みフラグに偽を入れ、読み込み元の
タグID、メンバIDが含まれる。
【0046】図6は処理完了メッセージのデータ構造を
示す構造図であるが、処理完了メッセージは、PLC1
2上の直接アクセススレッドからOPS11上の直接ア
クセススレッドに送信されるSource22への書き
込み処理や読み込み処理の完了を通知するためのメッセ
ージである。書き込み処理を行った場合には、書き込み
フラグに真を入れ、処理結果(正常終了または処理失
敗)、書き込み先のタグID、メンバID及び書き込ん
だ値が含まれる。読み込み処理を行った場合には、書き
込みフラグに偽を入れ、処理結果(正常終了または処理
失敗)、読み込み元のタグID、メンバID及び読み込
んだ値が含まれる。
【0047】次に、PLC12上のミドルウェア18の
具体的構成を説明する。まず、図7はタグ定義ファイル
のデータ構造を示す構造図であるが、タグ定義ファイル
は、OPS11とPLC12の両方に存在し、システム
内のタグの数、各タグのID、そのタグを保持している
PLCの名前、各タグのメンバの数、各メンバのID、
メンバのデータタイプ、メンバの転送方向(OPSから
PLCへまたはPLCからOPSへ)などの情報が収め
られている。
【0048】図8はPLC12上の送信テーブルのデー
タ構造を示す構造図であるが、送信テーブルは、Q0S
クラスの数だけ存在し、タグ要求メッセージを受信する
要求受信スレッドによって書き換えられ、同じQ0Sク
ラスを担当している送信スレッドによって参照される。
そして、送信テーブルに登録されているメンバがSou
rce22から読み込まれてOPS11に送信される。
送信テーブルにはQ0Sクラスと、初期化時送信のメン
バ数と、それぞれのメンバのタグID、メンバID、送
信先のOPSアドレスとが含まれ、また、定常時送信の
メンバ数と、それぞれのメンバのタグID、メンバI
D、送信先のOPSアドレスとが含まれている。
【0049】図9はPLC12の受信スレッドのフロー
チャートであるが、PLC12の受信スレッドは、Q0
Sクラスの数だけ存在し、それぞれのQ0Sクラスを担
当する。受信スレッドは、OPS11の送信スレッドか
らタグメッセージが送信されるまで待機し、タグメッセ
ージが送信されると起動される(ステップST1)。
【0050】そして、受信スレッドは起動されると、タ
グメッセージからタグID、メンバID、書き込む値を
読み取り(ステップST2)、タグ定義ファイルを用い
て該当するメンバがあるか否かを判定するとともに(ス
テップST3)、OPS11から書き込みが可能である
か否かを判定する(ステップST4)。そして、該当す
るメンバがあり、かつ、書き込み可能であれば、タグメ
ッセージをSource22に書き込み(ステップST
5)、再びタグメッセージの受信待ちを実施する。該当
するメンバがない場合又は書き込み不可の場合には、タ
グメッセージの書き込み処理を実施せず、次のタグメッ
セージの受信待ちを実施する。
【0051】図10はPLC12の送信スレッドのフロ
ーチャートであるが、送信スレッドは、Q0Sクラスの
数だけ用意されており、該当するQ0Sクラスが要求し
ている送信周期ごとに起動される(ステップST1
1)。送信スレッドは起動されると、PLC12内にあ
る初期化送信を行ったかどうかを示す初期化フラグをチ
ェックする(ステップST12)。初期化フラグが真で
あれば、初期化時送信と定常時送信を実施し、初期化フ
ラグが偽であれば定常時送信のみ実施する。
【0052】初期化時送信は、送信テーブルより初期化
時送信メンバを読み込むことにより、Source22
から該当するメンバを読み込んでOPS11に送信し、
初期化フラグを偽にする(ステップST13〜ST1
7)。定常時送信は送信テーブルより定常時送信メンバ
を読み込むことにより、Source22から該当する
メンバを読み込んでOPS11に送信し、再び起動時刻
まで待機する(ステップST18〜ST22)。
【0053】図11はPLC12の要求受信スレッドの
フローチャートであるが、要求受信スレッドは、OPS
11の要求送信スレッドから要求メッセージが送信され
るまで待機し、要求メッセージを受信すると起動される
(ステップST31)。そして、要求受信スレッドは起
動されると、タグ要求メッセージからOPS11のアド
レスと初期化時送信要求の部分を読み取り(ステップS
T32,ST33)、送信テーブルの初期化時送信部分
を書き換える(ステップST34,ST35)。次に定
常時送信要求部分を読み取り(ステップST36)、送
信テーブルの定常時送信部分を書き換える(ステップS
T37)。
【0054】図12はPLC12の直接アクセススレッ
ドのフローチャートであるが、直接アクセススレッド
は、タグビュー21を介さず、Source22のデー
タにアクセスする場合に使用されるスレッドであり、O
PS11側の直接アクセススレッドから処理要求メッセ
ージが、このスレッドに送られてくる。直接アクセスス
レッドは、処理要求メッセージを受け取ると起動される
(ステップST41)。直接アクセススレッドは起動さ
れると、処理要求メッセージから書き込みフラグ、タグ
ID、メンバIDを読み取り(ステップST42)、該
当するメンバが存在するか否かを判定する(ステップS
T43)。
【0055】該当するメンバが存在すれば、書き込みフ
ラグから書き込み処理要求であるか、読み込み処理要求
であるかを判定し(ステップST44)、その判定結果
に応じて、書き込み処理又は読み込み処理を実施する
(ステップST45〜ST48)。直接アクセススレッ
ドは、処理が完了すると、処理完了メッセージに書き込
みフラグ、結果(正常終了か処理の失敗)、タグID、
メンバID及び読み込み処理であれば読み込んだ値を代
入し、処理を要求してきたOPS11の直接アクセスス
レッドに送信する(ステップST49,ST50)。
【0056】次に、OPS11上のミドルウェア17の
具体的構成を説明する。まず、図13はタグビュー定義
ファイルのデータ構造を示す構造図であるが、タグビュ
ー定義ファイルは、OPS11内のタグビューの数、各
タグビューのID、タグビューに含まれるメンバの数、
タグビューに含まれるメンバのタグ定義ファイル(タグ
定義ファイルは、PLC12のタグ定義ファイルと同
一)で定義されているタグID、メンバID及び各メン
バのQ0Sクラスなどの情報が含まれる。
【0057】図14はOPS11上の送信テーブルのデ
ータ構造を示す構造図であるが、送信テーブルは、Q0
Sクラスの数だけ存在し、タグ要求送信スレッドによっ
て書き換えられ、同じQ0Sクラスを担当している送信
スレッドによって参照される。送信テーブルに登録され
ているメンバがタグビュー21から読み込まれてPLC
12に送信される。送信テーブルには、担当するQ0S
クラス、メンバ数、各メンバのタグビューID、タグI
D、メンバID、送信先のPLCアドレスが含まれてい
る。
【0058】図15はOPS11の受信スレッドのフロ
ーチャートであるが、受信スレッドは、Q0Sクラスの
数だけ存在し、PLC12の送信スレッドから送られて
くるタグメッセージを受け取ると起動される(ステップ
ST61)。そして、受信スレッドは起動されると、タ
グメッセージからタグID、メンバID及びメンバ値を
読み取り(ステップST62)、タグビュー定義ファイ
ルを参照して、該当するメンバがタグビューにあるか否
かを判定するとともに(ステップST63)、PLC1
2から書き込み可能であるか否かを判定し(ステップS
T64)、該当するタグビュー21の領域に値を書き込
む処理を実施する(ステップST65)。
【0059】図16はOPS11の送信スレッドのフロ
ーチャートであるが、送信スレッドは、Q0Sクラスの
数だけ存在し、該当するQ0Sクラスで要求される送信
周期ごとに起動される(ステップST71)。送信スレ
ッドは起動されると、送信テーブルに登録されているデ
ータをタグビュー21から読み込み(ステップST7
2)、PLC12の受信スレッドにタグメッセージとし
て送信する(ステップST73〜ST76)。
【0060】図17はOPS11の要求送信スレッドの
フローチャートであるが、要求送信スレッドは、OPC
サーバ16から、新たなタグビュー21を選択する要求
や選択されているタグビュー21を非選択にする要求が
あると起動される(ステップST81)。
【0061】そして、要求送信スレッドは起動される
と、選択状態のタグビュー21を読み取り(ステップS
T82)、そのタグビュー21のメンバに基づいて送信
テーブルを書き換える(ステップST83)。そして、
要求送信スレッドは、タグ要求メッセージを作成して
(ステップST84)、関連のあるPLC12のアドレ
スを読み取り(ステップST85)、PLC12の要求
受信スレッドに送信する(ステップST86)。
【0062】図18はOPS11の直接アクセススレッ
ドのフローチャートであるが、直接アクセススレッド
は、OPCサーバ16から直接Source22にアク
セスする要求がある場合に起動される(ステップST9
1)。そして、直接アクセススレッドは起動されると、
書き込み要求の場合には、タグ要求メッセージの書き込
みフラグに真を代入し、タグID、メンバIDと書き込
む値を代入しPLC12に送信する(ステップST92
〜ST95,ST99,ST100)。
【0063】読み込み要求の場合には、書き込みフラグ
に偽を代入しタグ要求メッセージにタグID、メンバI
Dを代入して送信する(ステップST96〜ST10
0)。そして、直接アクセススレッドは、送信が完了す
ると、処理完了メッセージの受信待ちを実施し(ステッ
プST101)、受信されると処理の要求元に完了通知
を行う(ステップST102)。
【0064】次に、OPCサーバ16の具体的構成を説
明する。OPCサーバ16では、OPCクライアント1
5からの要求にしたがってServerオブジェクト、
Groupオブジェクト、Itemオブジェクトが作ら
れ、Itemとタグビュー21のメンバとが対応する。
Groupオブジェクトごとに非同期スレッドと通知ス
レッドが作られる。
【0065】図19はItemタグビュー対応テーブル
のデータ構造を示す構造図であるが、Itemタグビュ
ー対応テーブルは、OPCクライアント15からOPC
サーバ16にアイテム名でプロセス値へのアクセスが指
定されたときにアイテム名に対応するタグID、メンバ
IDの情報を得るために用いられ、アイテム名とそれに
対応するタグID、メンバIDからなる。
【0066】図20は非同期スレッドのフローチャート
であるが、非同期スレッドは、OPCクライアント15
からの非同期読み込み、非同期書き込み、リフレッシュ
の要求に対して動作する(ステップST111〜ST1
20)。
【0067】図21は通知スレッドのフローチャートで
あるが、通知スレッドは、Groupに要求される送信
周期で起動され(ステップST121)、そのGrou
pに属するItemに対応するタグビュー21のメンバ
を読み込み(ステップST122,ST123)、その
メンバの値が変化していれば(ステップST124)、
Itemの値を書き換えて(ステップST125)、O
PCクライアント15に通知する(ステップST126
〜ST128)。
【0068】次に、OPCサーバ16がOPS11内の
アプリケーションに同期読み込み、同期書き込み、非同
期読み込み、非同期書き込み、リフレッシュ、Subs
criptionの機能を提供するときの動作、OPS
11内のミドルウェア17、PLC12内のミドルウェ
ア18の動作について述べる。
【0069】・同期読み込み OPCクライアント15が同期読み込みのAPIを呼ぶ
と、CACHE指定の場合は、OPCサーバ16のIt
emの値を返し、DEVICE指定の場合は、OPS1
1上のミドルウェア17の直接アクセススレッドに対し
て、Source22からの直接読み込みを要求し、直
接アクセススレッドから要求した値が返ってくるとOP
Cクライアント15に値を返す。
【0070】・同期書き込み 同期書き込みは、常にDEVICE指定で行われ、OP
Cクライアント15が同期書き込みのAPIと呼ぶと、
OPS11上のミドルウェア17の直接アクセススレッ
ドにSource22への書き込みを要求し、直接アク
セススレッドからの完了通知があると、APIがOPC
クライアント15に返される。
【0071】・非同期読み込み 非同期読み込みは、OPCクライアント15が非同期読
み込みのAPIを呼ぶと、APIが直ちに返され、残り
の処理をOPCサーバ16の非同期スレッドが実行す
る。
【0072】非同期スレッドは、読み込みがCACHE
指定の場合は、OPCサーバ16のItemの値を処理
の完了通知と共にOPCクライアント15に返送し、D
EVICE指定の場合は、OPS11上のミドルウェア
17の直接アクセススレッドに対して、Source2
2からの直接読み込みを要求し、直接アクセススレッド
から要求した値が返ってくると、その値を通知と共にO
PCクライアント15に返送する。
【0073】・非同期書き込み 非同期書き込みは、常にDEVICE指定で行われ、O
PCクライアント15が非同期書き込みのAPIと呼ぶ
と、APIが直ちに返され、残りの処理をOPCサーバ
16の非同期スレッドが実行する。非同期スレッドは、
OPS11上のミドルウェア17の直接アクセススレッ
ドに対し、Source22への書き込みを要求し、直
接アクセススレッドから完了通知があると、OPCクラ
イアント15にも完了通知を送信する。
【0074】・リフレッシュ リフレッシュは、DEVICEの値をCACHE20に
反映させるための機能であり、OPCクライアント15
がリフレッシュのAPIを呼ぶとAPIは直ちに返さ
れ、後の処理をOPCサーバ16の非同期スレッドが実
行する。非同期スレッドは、CACHE20に反映すべ
きプロセス値の読み込みをOPS11のミドルウェア1
7の直接アクセススレッドに要求し、その直接アクセス
スレッドに値が返ってくると、その値をCACHE20
に書き込むとともに、その値と完了通知をOPCクライ
アント15に送信する。
【0075】・Subscription Subscription機能は、変更されたDEVI
CEの値を周期的にCACHE20に反映させ、反映さ
れたプロセス値を、OPCクライアント15に通知する
機能である。OPCクライアント15は、Subscr
iption機能を使うGroupをアクティブにし、
OPCサーバ16は、そのGroupに属するItem
に対応するメンバの存在するタグビュー21を選択状態
にする。
【0076】選択状態のタグビュー21の値は、PLC
12からの送信によって変更される。OPCサーバ16
の通知スレッドは、そのGroupが要求されている周
期で起動し、タグビュー21からそのGroupに該当
する値を読み、その値が変更されていれば、その値をI
temにコピーし、その値の変更をOPCクライアント
15に通知する。
【0077】・実行優先度 各々のスレッドに対して優先度を指定できるオペレーテ
ィングシステム上でミドルウェアを動作させる場合に
は、デットラインが短いQ0Sクラスを担当している送
信スレッドには、より高い優先度を持たせて動作させ
る。
【0078】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、ミドルウエア17からネットワーク13に出
力された転送要求を取得すると、デバイス14から取得
したデータを周期的にネットワーク13に出力するよう
に構成したので、デバイス14から取得したデータをO
PS11に対して、リアルタイムに転送することができ
る効果を奏する。また、OPCサーバ16がデータの送
信要求を受け付けると、ミドルウエア17がデータを周
期的にネットワーク13を介してミドルウエア18に送
信するように構成したので、OPS11内のデータをP
LC12に対して、リアルタイムに転送することができ
る効果を奏する。
【0079】実施の形態2.上記実施の形態1では、O
PCサーバ16がSource22にアクセスする場合
(DEVICE指定の場合)には、タグビュー21の機
能を使わず、直接アクセススレッドを用いるものについ
て示したが、その場合、処理速度が遅くなるデメリット
がある。そこで、この実施の形態2では、DEVICE
指定の場合でも、高速なデータ処理を可能にするため、
OPCサーバ16におけるDEVICE指定時のアクセ
ス先をタグビュー21とすることにより、OPCサーバ
16は、常に、OPS11内のデータ(Itemの値又
はタグビューの値)をアクセスするようにしている。
【0080】具体的には、実施の形態1では、DEVI
CE指定の領域がSource22であるのに対し(図
1を参照)、この実施の形態2では、DEVICE指定
の領域がタグビュー21である点で相違している(図2
2を参照)。また、この実施の形態2では、図23に示
すように、OPS11とPLC12の直接アクセススレ
ッドがなくなっている点で、上記実施の形態1の場合と
相違している。ただし、各スレッドの動作は上記実施の
形態1の場合と同一である。
【0081】次に、OPCサーバ16がOPS11内の
アプリケーションに同期読み込み、同期書き込み、非同
期読み込み、非同期書き込み、リフレッシュ、Subs
criptionの機能を提供するときの動作、OPS
11内のミドルウェア17、PLC12内のミドルウェ
ア18の動作について述べる。
【0082】・同期読み込み 同期読み込みは、OPCクライアント15が同期読み込
みのAPIを呼ぶと、CACHE指定の場合は、OPC
サーバ16のItemの値が返され、DEVICE指定
の場合は、タグビューの値が返される。
【0083】・同期書き込み 同期書き込みは、常にDEVICE指定で行われ、OP
Cクライアント15が同期書き込みのAPIを呼ぶと、
タグビュー21に書き込み可能なメンバであれば、タグ
ビュー21に書き込まれ、OPS11の送信スレッドに
よってPLC12のSource22に送られる。
【0084】・非同期読み込み 非同期読み込みは、OPCクライアント15が非同期読
み込みのAPIを呼ぶと、APIは直ちに返され、残り
の処理をOPCサーバ16の非同期スレッドが実行す
る。非同期スレッドは、読み込みがCACHE指定の場
合は、OPCサーバ16のItemの値を処理の完了通
知と共にOPCクライアント15に返送し、DEVIC
E指定の場合は、タグビュー21の値を完了通知と共に
OPCクライアント15に返送する。
【0085】・非同期書き込み 非同期書き込みは、常にDEVICE指定で行われ、O
PCクライアント15が非同期書き込みのAPIを呼ぶ
と、APIは直ちに返され、残りの処理をOPCサーバ
16の非同期スレッドが実行する。非同期スレッドは、
タグビュー21に書き込み可能なメンバであれば、タグ
ビュー21に書き込まれ、OPCクライアント15に完
了通知を送信する。タグビュー21に書き込まれた値
は、OPS11上の送信スレッドによってPLC12に
送信される。
【0086】・リフレッシュ リフレッシュは、DEVICEの値をCACHE20に
反映させるための機能であり、OPCクライアント15
がリフレッシュのAPIを呼ぶと、APIは直ちに返さ
れ、後の処理をOPCサーバ16の非同期スレッドが実
行する。非同期スレッドは、CACHE20に反映すべ
きプロセス値をタグビュー21から読み込むことによ
り、その値をCACHE20に書き込んで、その値と完
了通知をOPCクライアント15に送信する。
【0087】・Subscription Subscription機能は、一定周期で、変更の
あったDEVICEの値をCACHE20に反映させ、
反映のあったプロセス値をOPCクライアント15に通
知する機能である。OPCクライアント15は、Sub
scription機能を使うGroupをアクティブ
にし、OPCサーバ16は、そのGroupに属するI
temに対応するメンバの存在するタグビュー21を選
択状態にする。
【0088】選択状態のタグビュー21の値はPLC1
2からの送信によって変更される。OPCサーバ16の
通知スレッドは、そのGroupが要求されている周期
で起動し、タグビュー21からそのGroupに該当す
る値を読み込み、その値が変更されていれば、その値を
Itemにコピーし、その値の変更をOPCクライアン
ト15に通知する。
【0089】以上で明らかなように、この実施の形態2
によれば、データの転送要求又は送信要求を受け付ける
と、タグビュー21をアクセスするように構成したの
で、DEVICE指定の場合でも、高速なデータ処理を
実現できる効果を奏する。
【0090】実施の形態3.上記実施の形態2では、タ
グビュー21のメンバの値が変更されると、そのメンバ
の値を対応するItemの値にもコピーする必要があ
る。そこで、この実施の形態3では、図24に示すよう
に、タグビュー21とキャッシュを同一のメモリ領域に
割り当てるようにする(Itemの値をポインタで対応
するタグビュー21のメンバのメモリ領域を指す)。
【0091】これにより、タグビュー21の値が変更さ
れると、コピーを行わなくてもItemの値が変更され
ることになる。また、DEVICEとCACHEの指定
先が同一の領域となるため、DEVICE指定を実行す
る処理とCACHE指定を実行する処理が同じになり、
同一コードの使用が可能になる。
【0092】図25はOPS11上のOPCサーバ16
とミドルウェア17、PLC12上のミドルウェア18
の内部構成を示し、図26はOPS11上の通知スレッ
ドのフローチャートであるが、通知スレッドは、Gro
upに要求される送信周期で起動され(ステップST1
31)、このGroupに属するItemの値を読み込
み、その値が変化していれば、OPCクライアント15
に通知する(ステップST132〜ST137)。
【0093】・受信スレッド 受信スレッドは、Q0Sクラスの数だけ存在し、通知ス
レッドが存在する場合には、上記実施の形態1の受信ス
レッドと同様の動作をする(図15を参照)。即ち、受
信スレッドは、PLC12の送信スレッドから送られて
くるタグメッセージを受け取ると起動される(ステップ
ST61)。
【0094】受信スレッドは起動されると、タグメッセ
ージからタグID、メンバID及びメンバ値を読み取る
(ステップST62)。そして、タグビュー定義ファイ
ルを参照して、該当するメンバがタグビュー21にある
か否かを判定するとともに(ステップST63)、PL
C12から書き込み可能である否かを判定し(ステップ
ST64)、該当するタグビュー21の領域に値を書き
込む処理を実行する(ステップST65)。
【0095】通知スレッドがない場合には、図27に示
すように、タグビュー21に値を書き込んだ後、OPC
クライアント15への通知を実施する(ステップST1
41)。
【0096】次に、OPCサーバ16がOPS11内の
アプリケーションに同期読み込み、同期書き込み、非同
期読み込み、非同期書き込み、リフレッシュ、Subs
criptionの機能を提供するときの動作、OPS
11内のミドルウェア17、PLC12内のミドルウェ
ア18の動作について述べる。
【0097】・同期読み込み 同期読み込みは、OPCクライアント15が同期読み込
みのAPIを呼ぶと、CACHE指定の場合もDEVI
CE指定の場合も、OPCサーバ16のItemの値が
返される。
【0098】・同期書き込み 同期書き込みは、常にDEVICE指定で行われ、OP
Cクライアント15が同期書き込みのAPIを呼ぶと、
タグビュー21の書き込み可能なメンバであれば、タグ
ビュー21に書き込まれ、OPS11の送信スレッドに
よってPLC12のSource22に送信される。
【0099】・非同期読み込み 非同期読み込みは、OPCクライアント15が非同期読
み込みのAPIを呼ぶと、APIは直ちに返され、残り
の処理をOPCサーバ16の非同期スレッドが実行す
る。非同期スレッドは、読み込みがCACHE指定の場
合もDEVICE指定の場合も、OPCサーバ16のI
temの値を処理の完了通知と共にOPCクライアント
15に返送する。
【0100】・非同期書き込み 非同期書き込みは、常にDEVICE指定で行われ、O
PCクライアント15が非同期書き込みのAPIを呼ぶ
と、APIは直ちに返され、残りの処理をOPCサーバ
16の非同期スレッドが実行する。非同期スレッドは、
タグビュー21の書き込み可能なメンバであれば、タグ
ビュー21に書き込まれ、OPCクライアント15に完
了通知を送信する。タグビュー21に書き込まれた値
は、OPS11上の送信スレッドによってPLC12に
送信される。
【0101】・リフレッシュ リフレッシュは、DEVICEの値をCACHE20に
反映させるための機能であるが、DEVICEとCAC
HE20が同一であるため、反映の処理は行わなくてよ
い。OPCクライアント15がリフレッシュのAPIを
呼ぶと、APIは直ちに返され、後の処理をOPCサー
バ16の非同期スレッドが実行する。非同期スレッドは
変化のあったItemの値を完了通知と共にOPCクラ
イアント15に送信する。
【0102】・Subscription Subscription機能は一定周期で、変更のあ
ったDEVICEの値をCACHE20に反映させ、反
映のあったプロセス値をOPCクライアント15に通知
する機能である。OPCクライアント15は、Subs
cription機能を使うGroupをアクティブに
し、OPCサーバ16はそのGroupに属するIte
mに対応するメンバの存在するタグビュー21を選択状
態にする。選択状態のタグビュー21の値はPLC12
からの送信によって変更される。
【0103】OPCサーバ16の通知スレッドは、その
Groupが要求されている周期で起動し、タグビュー
21からそのGroupに該当する値を読み込み、その
値が変更されていれば、その値の変更をOPCクライア
ント15に通知する。通知スレッドがない場合には、O
PS11上の受信スレッドがPLC12からのプロセス
値を受信すると、OPCクライアント15に変更された
値を通知する。
【0104】以上で明らかなように、この実施の形態3
によれば、タグビュー21とCACHE20を同一のメ
モリ領域に割り当てるように構成したので、タグビュー
21の値を変更すると、自動的にItemの値が変更さ
れる効果を奏する。また、DEVICEとCACHEの
指定先が同一の領域となるため、DEVICE指定を実
行する処理とCACHE指定を実行する処理が同じにな
り、同一コードの使用が可能になる効果を奏する。
【0105】実施の形態4.上記実施の形態1から実施
の形態3では、OPCサーバ16をOPS11に搭載す
るものについて示したが、この場合、OPCサーバ16
は、PLC12上のミドルウエア18やアプリケーショ
ン19に対して、デバイス14をアクセスする際の共通
のインタフェースを提供することができないデメリット
がある。そこで、この実施の形態4では、図28に示す
ように、PLC12上に別のOPCサーバ23(受付手
段)を搭載することにより、PLC12上のミドルウェ
ア18やアプリケーション19に対して、デバイス14
をアクセスする際の共通のインタフェースを提供するこ
とができる効果を奏する。
【0106】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
のミドルウエアからネットワークに出力された転送要求
を取得すると、デバイスから取得したデータを周期的に
ネットワークに出力するように構成したので、デバイス
から取得したデータをOPSに対して、リアルタイムに
転送することができる効果がある。
【0107】この発明によれば、受付手段がデータの送
信要求を受け付けると、データを周期的にネットワーク
を介して第2のミドルウエアに送信するように構成した
ので、OPS内のデータをPLCに対して、リアルタイ
ムに送信することができる効果がある。
【0108】この発明によれば、データをネットワーク
に出力する際、そのデータの情報量に見合う通信帯域を
確保するように構成したので、リアルタイムのデータ通
信を実現することができる効果がある。
【0109】この発明によれば、データの転送要求又は
送信要求を受け付けると、タグビューをアクセスするよ
うに構成したので、DEVICE指定の場合でも、高速
なデータ処理を実現できる効果がある。
【0110】この発明によれば、タグビューとキャッシ
ュを同一のメモリ領域に割り当てるように構成したの
で、タグビューの値を変更すると、自動的にItemの
値が変更される効果がある。また、DEVICEとCA
CHEの指定先が同一の領域となるため、DEVICE
指定を実行する処理とCACHE指定を実行する処理が
同じになり、同一コードの使用が可能になる効果があ
る。
【0111】この発明によれば、デバイスに対する第2
のミドルウエアの要求を受け付ける受付手段を設けるよ
うに構成したので、PLC上のミドルウェアやアプリケ
ーションに対して、デバイスをアクセスする際の共通の
インタフェースを提供することができる効果がある。
【0112】この発明によれば、他のミドルウエアがネ
ットワークからデータの転送要求を取得すると、デバイ
スから取得したデータを周期的にネットワークに出力す
るように構成したので、デバイスから取得したデータを
OPSに対して、リアルタイムに転送することができる
効果がある。
【0113】この発明によれば、サーバアプリケーショ
ンがデータの送信要求を受け付けると、ミドルウエアが
データを周期的にネットワークを介して他のミドルウエ
アに送信するように構成したので、OPS内のデータを
PLCに対して、リアルタイムに送信することができる
効果がある。
【0114】この発明によれば、ミドルウエアがデータ
をネットワークに出力する際、そのデータの情報量に見
合う通信帯域を確保するように構成したので、リアルタ
イムのデータ通信を実現することができる効果がある。
【0115】この発明によれば、サーバアプリケーショ
ンがデータの転送要求又は送信要求を受け付けると、タ
グビューをアクセスするように構成したので、DEVI
CE指定の場合でも、高速なデータ処理を実現できる効
果がある。
【0116】この発明によれば、タグビューとキャッシ
ュを同一のメモリ領域に割り当てるように構成したの
で、タグビューの値を変更すると、自動的にItemの
値が変更される効果がある。また、DEVICEとCA
CHEの指定先が同一の領域となるため、DEVICE
指定を実行する処理とCACHE指定を実行する処理が
同じになり、同一コードの使用が可能になる効果があ
る。
【0117】この発明によれば、デバイスに対する他の
ミドルウエアの要求を受け付けるサーバアプリケーショ
ンを設けるように構成したので、PLC上のミドルウェ
アやアプリケーションに対して、デバイスをアクセスす
る際の共通のインタフェースを提供することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による監視制御装置
を示す構成図である。
【図2】 OPS上のOPCサーバとミドルウェア、P
LC上のミドルウェアの内部構成を示す構成図である。
【図3】 タグメッセージのデータ構造を示す構造図で
ある。
【図4】 タグ要求メッセージのデータ構造を示す構造
図である。
【図5】 要求処理メッセージのデータ構造を示す構造
図である。
【図6】 処理完了メッセージのデータ構造を示す構造
図である。
【図7】 タグ定義ファイルのデータ構造を示す構造図
である。
【図8】 PLC上の送信テーブルのデータ構造を示す
構造図である。
【図9】 PLCの受信スレッドのフローチャートであ
る。
【図10】 PLCの送信スレッドのフローチャートで
ある。
【図11】 PLCの要求受信スレッドのフローチャー
トである。
【図12】 PLCの直接アクセススレッドのフローチ
ャートである。
【図13】 タグビュー定義ファイルのデータ構造を示
す構造図である。
【図14】 OPS上の送信テーブルのデータ構造を示
す構造図である。
【図15】 OPSの受信スレッドのフローチャートで
ある。
【図16】 OPSの送信スレッドのフローチャートで
ある。
【図17】 OPSの要求送信スレッドのフローチャー
トである。
【図18】 OPSの直接アクセススレッドのフローチ
ャートである。
【図19】 Itemタグビュー対応テーブルのデータ
構造を示す構造図である。
【図20】 非同期スレッドのフローチャートである。
【図21】 通知スレッドのフローチャートである。
【図22】 この発明の実施の形態2による監視制御装
置を示す構成図である。
【図23】 OPS上のOPCサーバとミドルウェア、
PLC上のミドルウェアの内部構成を示す構成図であ
る。
【図24】 この発明の実施の形態3による監視制御装
置を示す構成図である。
【図25】 OPS上のOPCサーバとミドルウェア、
PLC上のミドルウェアの内部構成を示す構成図であ
る。
【図26】 OPS上の通知スレッドのフローチャート
である。
【図27】 OPSの受信スレッドのフローチャートで
ある。
【図28】 この発明の実施の形態4による監視制御装
置を示す構成図である。
【図29】 従来の監視制御装置を示す構成図である。
【図30】 OPSやPLCの内部構成を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
13 ネットワーク、14 デバイス、15 OPCク
ライアント(受付手段)、16,23 OPCサーバ
(受付手段)、17 ミドルウエア(第1のミドルウエ
ア)、18 ミドルウエア(第2のミドルウエア)、2
0 CACHE(キャッシュ)、21 タグビュー。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの転送要求を受け付ける受付手段
    と、上記受付手段が転送要求を受け付けると、その転送
    要求をネットワークに出力するとともに、その転送要求
    に伴って転送されたデータをネットワークから取得する
    第1のミドルウエアと、上記第1のミドルウエアからネ
    ットワークに出力された転送要求を取得すると、デバイ
    スから取得したデータを周期的にネットワークに出力す
    る第2のミドルウエアとを備えた監視制御装置。
  2. 【請求項2】 第1のミドルウエアは、受付手段がデー
    タの送信要求を受け付けると、データを周期的にネット
    ワークを介して第2のミドルウエアに送信することを特
    徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2のミドルウエアは、データ
    をネットワークに出力する際、そのデータの情報量に見
    合う通信帯域を確保することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の監視制御装置。
  4. 【請求項4】 受付手段は、データの転送要求又は送信
    要求を受け付けるとタグビューをアクセスすることを特
    徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記
    載の監視制御装置。
  5. 【請求項5】 タグビューとキャッシュを同一のメモリ
    領域に割り当てることを特徴とする請求項4記載の監視
    制御装置。
  6. 【請求項6】 デバイスに対する第2のミドルウエアの
    要求を受け付ける受付手段を設けたことを特徴とする請
    求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の監視制
    御装置。
  7. 【請求項7】 サーバアプリケーションがデータの転送
    要求を受け付けると、ミドルウエアがその転送要求をネ
    ットワークに出力するとともに、その転送要求に伴って
    転送されたデータをネットワークから取得する一方、他
    のミドルウエアがネットワークからデータの転送要求を
    取得すると、デバイスから取得したデータを周期的にネ
    ットワークに出力する監視制御方法。
  8. 【請求項8】 サーバアプリケーションがデータの送信
    要求を受け付けると、ミドルウエアがデータを周期的に
    ネットワークを介して他のミドルウエアに送信すること
    を特徴とする請求項7記載の監視制御方法。
  9. 【請求項9】 ミドルウエアがデータをネットワークに
    出力する際、そのデータの情報量に見合う通信帯域を確
    保することを特徴とする請求項7または請求項8記載の
    監視制御方法。
  10. 【請求項10】 サーバアプリケーションがデータの転
    送要求又は送信要求を受け付けると、タグビューをアク
    セスすることを特徴とする請求項7から請求項9のうち
    のいずれか1項記載の監視制御方法。
  11. 【請求項11】 タグビューとキャッシュを同一のメモ
    リ領域に割り当てることを特徴とする請求項10記載の
    監視制御方法。
  12. 【請求項12】 デバイスに対する他のミドルウエアの
    要求を受け付けるサーバアプリケーションを設けたこと
    を特徴とする請求項7から請求項11のうちのいずれか
    1項記載の監視制御方法。
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