JPH06324398A - ボード写し込み装置 - Google Patents

ボード写し込み装置

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Publication number
JPH06324398A
JPH06324398A JP13401693A JP13401693A JPH06324398A JP H06324398 A JPH06324398 A JP H06324398A JP 13401693 A JP13401693 A JP 13401693A JP 13401693 A JP13401693 A JP 13401693A JP H06324398 A JPH06324398 A JP H06324398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
camera
arm
subject
photographing
Prior art date
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Pending
Application number
JP13401693A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Sato
良一 佐藤
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication of JPH06324398A publication Critical patent/JPH06324398A/ja
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  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 常にボードを写真の所定位置に同じ大きさで
配置させ、人が近づけないような被写体でもカメラマン
一人でボード写し込み撮影することができるボード写し
込み装置の提供。 【構成】 データを表記するボード3と;カメラ4から
そのカメラ4の前方に向けて先端部2aを延設すると共
に前記ボード3をその先端部2aに立設させて前記カメ
ラ4の撮影範囲内に配置させるアーム2と;を備えた構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録すべき被写体と、
その被写体等についてのデータ等を記入したボードと、
を一体に写し込んだ記録写真を作成するときに使用する
ボード写し込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工事現場の進捗状況や調査場所の現況等
を、その工事現場や調査場所等の名称や状態、その日付
け等の必要事項を記入したボードを添えてカメラで撮影
し、現場や調査場所等と共にその片隅にボードを一体に
写し込んで記録写真を作成する作業がある。従来、この
種の撮影時には、被写体の前方であって、その被写体の
中心から少し離れた位置にボードを置いたり人に持たせ
たりして適宜配置し、そのボードをファインダ視野枠の
片隅(例えば右下隅)に寄せるようにして撮影してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のボードを置いたり人に持たせたりして撮影する方法
では、ボードを置いて撮影する場合カメラマン一人でも
できるが、ボードを置ける場所と被写体との位置がかけ
離れていると撮影することはできないし、ボードを人に
持たせて撮影する場合は、カメラマンが支持するだけで
被写体に対するボードの位置等を適宜調整することがで
きるが、その分人件費も余分にかかるし、足場の悪い場
所での撮影ではボードを持つ人にとって危険な場合があ
るという問題があった。
【0004】前記のような撮影状態では、ボードは被写
体に対して適当な位置を判断して配置されるだけである
から、多数撮影した写真にはボード位置が不揃いとなっ
たのもあり、ボード位置が揃った整然とした記録写真が
作れないという問題があった。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、カメラマン一人で撮影することができ、常にボード
を写真の所定位置に同じ大きさで配置させ、しかも人が
近づいてボードを適切な位置に配置できないような被写
体でもボードが所定位置に写し込まれた写真を撮ること
ができるボード写し込み装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明のボード写し込み装置では、データ
を表記するボードと;カメラからそのカメラの前方に向
けて先端部を延設すると共に前記ボードをその先端部に
立設させて前記カメラの撮影範囲内に配置させるアーム
と;を備えている構成とした。
【0007】
【作用】本発明では、カメラからアームを前方に延設
し、そのアーム先端にボードを立設させている。前記ア
ームは、ボードをカメラの撮影範囲内に配置させるか
ら、手の届かないような場所にある被写体でも、その被
写体にカメラを向けるだけで、ボードを添えた写真を撮
ることができる。ボードはカメラと一体となっているか
ら、常に写真の同一場所に同一大きさに写し込むことが
できる。ボードはカメラマン一人で取扱うことができる
から、撮影個所が多数あっても一人で撮影を要領よく行
うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本実施例のボード写し込み装置をカ
メラに取付けた状態を示す斜視図、図2はボード写し込
み装置を示す正面図、図3は使用状態を示す斜視図、図
4はファインダ視野内を示す説明図である。
【0009】まず、実施例の構成を説明する。本実施例
のボード写し込み装置Aは、カメラ4とは別体に設けら
れたもので、ケース1と、アーム2と、ボード3とを主
要な構成としている。前記ケース1は、アーム2を収納
すると共に、そのアーム2をカメラ1の前方に向けて引
出すためのものであって、底部から側方に向け取付けベ
ース5を延設し、その先端にはカメラ4の三脚取付ねじ
穴6に螺合するねじ7を設けている。図中8はこのケー
ス1をカメラ4に取付けた状態にしたとき、このカメラ
1の前方に向けて開口したアーム引出し口である。
【0010】前記アーム2は、後述するボード3をカメ
ラ4から所定距離離れた撮影位置に配置させるものであ
って、鋼製テープを凹状に成形して使用している。この
アーム2は、自動巻取りを行わせるように基端部を前記
ケース1内に軸支した巻取用軸(図示せず)に連結して
おり、また、先端部2aにはボード3を挟持させるクリ
ップ9を設けている。そして、前記ケース1の下面に
は、このアーム2の出し入れを固定するロックボタン1
0を設けている。また、このアーム2の上面には、前記
クリップ9位置を基点にして距離目盛11を設けてい
る。
【0011】前記ボード3は、被写体12についての諸
データを記入するものであって、記入欄13を印刷した
用紙を透明アクリル板で挟持するように形成している。
また、このボード3の大きさは、写真にした際記入欄の
文字がはっきり読み取れる範囲内でできるだけ小さくす
るため、本実施例では略21cm×14cmに設定して
いるが、この大きさは任意に設定することができる。
【0012】本実施例で使用するカメラ4は、28mm
広角レンズを備えたレンズシャッタ式35mmカメラで
あって、レンズ部はボディ上部の押釦14で一般撮影、
クローズアップ、遠景等のモード切換えに対応するよう
に形成されている。そして、この遠景モードに切換えた
ときは、レンズは固定焦点となって近距離(2.5m)
から遠距離(無限大)まで全てピントが合うように設定
されている。図中15はファインダ、16はファインダ
15内の視野枠である。
【0013】次に作用を説明する。まず、ねじ7をカメ
ラ4の三脚取付ねじ穴6に締付けてケース1をカメラ4
の側方に固定する。アーム2をケース1から略1m引出
し、あらかじめ諸データを記入欄13に記入したボード
3を、先端部のクリップ9で挟んで固定する。そして、
カメラ4を遠景モードにし、ボード3が視野枠16の右
下方に配置されたものを確認した後、被写体12を中心
にして撮影する。この場合、前記被写体12が変わる毎
に記入欄のデータも変わるが、透明アクリル板の上から
水性フェルトペンで記入できるので、書替えが簡単であ
る。
【0014】本実施例のカメラ4を遠景モードにしたと
き、このカメラは設計仕様上カメラから2.5m離れた
位置からピントが合うようになっているが、カメラから
1mの位置にボードを配置しても、少しピントがあまく
なるだけで文字判読上全く支障はなかった。従って、使
用するカメラによって、前記アーム2の引出し量を調整
して使用する。また、この様に、ボードをカメラに接近
させて撮影するので、ボードの大きさを小さくでき、ア
ーム2への負担を軽くすることができる。
【0015】以上、説明してきたように本実施例のボー
ド写し込み装置Aにあっては、手の届かないような場所
にある被写体にでも、その被写体にカメラを向けて撮影
するだけで被写体にボード3を添えた写真を撮ることが
できる。ボード3はカメラ4と一体となっているから、
常に写真の同一場所に同一大きさに写し込むことができ
る。ボード3はアーム2を引き込めることにより、カメ
ラマン一人で記入したりできるから、撮影個所が多数あ
っても一人で要領よく撮影を進めてゆくことができる。
アーム2は不使用時ケース1に収納できるから邪魔にな
らないし、また、カメラに取付けたままでも一般撮影す
ることができる。
【0016】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。
【0017】例えば、実施例では、アーム2を鋼製テー
プで形成したが、これに限らず、図5に示すように次々
と外径が大きくなるパイプに外径の小さい方のパイプを
挿入して伸縮自在に形成したアーム17を使用してもよ
いし、中継ぎザオのように継ぎ足して延長するものでも
よい。また、中継ぎせず一本のものであってもよい。
【0018】ボード3の形状も任意に設定することがで
き、図6に示すように一端側に突片18を設けておき、
カメラを縦位置にして撮影するときは、この突片18を
クリップ9で挟んで縦位置方向に向きを変えてもよい。
【0019】アーム2の中間部を図7に示すようにカメ
ラ4に固定し、反射鏡で形成したボード3をアーム2の
先端に固定し、ボード3と対向する位置にデータを記入
した透明アクリル板19を裏返した状態に配置してボー
ド写し込み装置を形成することができる。この場合は、
記入欄からカメラまでの距離を長くしてもアーム2を短
くすることができるから、取扱いが便利となる。
【0020】ケース1はカメラ4と別体に設けたもので
説明したが、ケース1はカメラに一体に設けてもよい
し、アーム形状によっては不要とすることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明のボー
ド写し込み装置にあっては、前記構成としたため、手の
届かないような場所にある被写体でも、その被写体にボ
ードを添えた写真を取ることができる。ボードはカメラ
と一体となっているから、常に写真の同一場所に同一大
きさに写し込むことができ、そのため、ボード位置の揃
った整然とした記録写真を作成することができる。ボー
ドはカメラマン一人で取扱うことができるから、撮影個
所が多数あっても一人で撮影を要領よく行うことができ
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のボード写し込み装置をカメラに
取付けた状態を示す斜視図である。
【図2】実施例のボード写し込み装置を示す正面図であ
る。
【図3】実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図4】実施例のファインダ視野内を示す説明図であ
る。
【図5】他の実施例のボード写し込み装置を示す斜視図
である。
【図6】他の実施例のボードを示す正面図である。
【図7】他の実施例のカメラに取付けたボード写し込み
装置を示す説明図である。
【符号の説明】
A ボード写し込み装置 2 アーム 2a アームの先端部 3 ボード 4 カメラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを表記するボードと;カメラから
    そのカメラの前方に向けて先端部を延設すると共に前記
    ボードをその先端部に立設させて前記カメラの撮影範囲
    内に配置させるアームと;を備えていることを特徴とし
    たボード写し込み装置。
JP13401693A 1993-05-11 1993-05-11 ボード写し込み装置 Pending JPH06324398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13401693A JPH06324398A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 ボード写し込み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13401693A JPH06324398A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 ボード写し込み装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06324398A true JPH06324398A (ja) 1994-11-25

Family

ID=15118409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13401693A Pending JPH06324398A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 ボード写し込み装置

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JP (1) JPH06324398A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006284A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Yasunori Yasumaru 黒板保持具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558987B1 (ja) * 1971-04-30 1980-03-07
JP3100840B2 (ja) * 1994-08-12 2000-10-23 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング制御装置

Patent Citations (2)

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