JPH06323438A - ガスケット - Google Patents

ガスケット

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Publication number
JPH06323438A
JPH06323438A JP10635393A JP10635393A JPH06323438A JP H06323438 A JPH06323438 A JP H06323438A JP 10635393 A JP10635393 A JP 10635393A JP 10635393 A JP10635393 A JP 10635393A JP H06323438 A JPH06323438 A JP H06323438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
case
cases
sealing faces
cover case
Prior art date
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Pending
Application number
JP10635393A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Shinoda
光夫 信田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH06323438A publication Critical patent/JPH06323438A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gasket Seals (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接合部に介在したガスケットが接合部分解時
に破れるのを防止するとともに、接合部分解時にガスケ
ットを落下させて汚損するのを防止する。 【構成】 ガスケット本体18aにおける一方のシール
面にゴム層18bを積層するとともに、他方のシール面
にグラファイト等の非粘着材層18cを積層し、両シー
ル面の粘着性に差異を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝動ケースとこれに着
脱されるカバーケースとの接合部など、比較的頻繁に開
閉される部分のシールに好適なガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ケース接合部に介在されるガスケ
ットとしては、ガスケット本体の両シール面(表裏面)
に非粘着材をコーティングしたものや、コーティングを
施こさないものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コーティング
を施こさないものは、シール作用時の締付けにより強固
にカバーやケースなどに付着し、接合部を分解する時に
外し難くなることがあり、かつ、ガスケットが部分的に
カバーケースや伝動ケース本体の両方に付着した状態で
接合部を分解するとガスケットが破れることがあった。
また、両シール面を非粘着材でコーティングしたもの
は、上記不具合は少なくなる反面、接合部を分解した時
にガスケットが落下しやすく、作業場床面の汚れが付着
して再使用時にシール性が損なわれるおそれがあった。
本発明の目的は、ガスケットの破損が無い状態でケース
接合部を容易に分解することができ、かつ、その際、ガ
スケットを落下して汚損されるのを未然に回避できるよ
うにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、ガ
スケット本体における両シール面の粘着性に差異を与え
たことにある。
【0005】
【作用】つまり、粘着性の高いシール面がこれに対向す
るケース接合面に付着し、粘着性の低いシール面がこれ
に対向するケース接合面から容易に外れ、従って、粘着
性の低いシール面の作用で接合部を容易に分解すること
ができるとともに、ガスケットの破損を確実に防止で
き、しかも、粘着性の高いシール面の作用でガスケット
の落下を確実に防止して再使用時のシール性劣化を回避
できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、ガスケットの破損が無い状態
でケース接合部を容易に分解することができいるととも
に、その際のガスケットの落下を未然に回避できる、殊
に頻繁に開閉されるケース接合部などのシールに好適な
ガスケットを提供できるようになった。
【0007】
【実施例】図1に、本発明に係るガスケットを使用した
伝動用ケースの一例として、歩行型4条植え田植機にお
ける植付け装置用伝動ケースが示されている。詳述する
と、入力軸1から中央2条の植付け爪2に対する爪駆動
軸3に動力伝達した後、この爪駆動軸3にチェーン4、
中間駆動軸5、及び、チェーン6を介して連動された爪
駆動軸7で外側2条の植付け爪2を駆動するようにし、
更に、爪駆動軸3にチェーン4を介して連動させた中間
軸8と螺旋軸9とを一対のギヤ10,11を介して連動
させ、この螺旋軸9の無端螺旋溝12に係合する係合部
材13を備えた横送り軸14を伝動ケース15の左右に
突出させて、その両端を苗のせ台16に連結し、もっ
て、植付け爪2の作動と同期して苗のせ台16を一定ス
トロークで往復横送りするように構成してある。中間軸
8と螺旋軸9を連動するギア10,11を夫々中間軸8
と螺旋軸9の異径端部に抜き差し自在かつ取り替え装着
可能に嵌着し、伝動ケース15の側面に着脱自在にボル
ト連結したカバーケース17の内面で両ギア10,11
を抜け止めし、両ギア10,11の入替えによる変速比
変更によって植付け爪2の回動速度に対する苗載せ台1
6の横移動速度を変更し、植付け爪2による一回の苗取
り出し幅を変更できるように構成してある。伝動ケース
15とカバーケース17との接合部にはガスケット18
を介装してある。このガスケット13は、図3に示すよ
うに、ガスケット本体18aのシール面のうち一方(こ
の例ではカバーケース17側)にゴム層18bを積層す
るとともに、他方(この例ではケース15側)にグラフ
ァイト等の非粘着材層18cを積層し、ガスケット18
の両シール面の粘着性に差を与えてある。従って、この
場合は、ガスケット18はカバーケース17側に接着し
やすく、ケース15側に対しては容易に剥離する状態と
なる。
【0008】〔別実施例〕ゴム層18bをケース15に
接触させて、カバーケース17を取り外した時にガスケ
ット18をケース15側に付着させるように構成しても
よい。ガスケット本体18aの両シール面における粘着
性に差異を与える手段としては、上記構成に限らず、例
えば、粘着度の異なる積層材をガスケット本体18aの
両面のそれぞれ形成してもよく、かつ、この積層材の材
質は適宜選択すればよい。要は、ガスケット本体18a
の両シール面における粘着性に差異を与える表面処理を
施せばよいのである。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗植付け装置駆動部の展開断面図
【図2】要部拡大断面図
【図3】ガスケットの部分断面図
【符号の説明】
18a ガスケット本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスケット本体(18a)における両シ
    ール面の粘着性に差異を与えてあるガスケット。
JP10635393A 1993-05-07 1993-05-07 ガスケット Pending JPH06323438A (ja)

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JP10635393A JPH06323438A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 ガスケット

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JP10635393A JPH06323438A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 ガスケット

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JPH06323438A true JPH06323438A (ja) 1994-11-25

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ID=14431418

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JP10635393A Pending JPH06323438A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 ガスケット

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JP (1) JPH06323438A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004005773A1 (ja) * 2002-07-05 2004-01-15 Nippon Leakless Industry Co., Ltd. ガスケット素材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004005773A1 (ja) * 2002-07-05 2004-01-15 Nippon Leakless Industry Co., Ltd. ガスケット素材
CN100453857C (zh) * 2002-07-05 2009-01-21 日本利克雷斯工业株式会社 垫片材料

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