JPH06322912A - エアコン室内機の排水構造 - Google Patents
エアコン室内機の排水構造Info
- Publication number
- JPH06322912A JPH06322912A JP5111708A JP11170893A JPH06322912A JP H06322912 A JPH06322912 A JP H06322912A JP 5111708 A JP5111708 A JP 5111708A JP 11170893 A JP11170893 A JP 11170893A JP H06322912 A JPH06322912 A JP H06322912A
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- JP
- Japan
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- pipe
- air conditioner
- drainage
- indoor unit
- connection
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦樋の側部にエアコン室内機の排水管を接続
する場合、抜けたり、水漏れのない確実な接続状態が得
られるエアコン室内機の排水構造を提供する。 【構成】 建物ユニットの外壁に沿って設けられた雨水
排水用の縦樋15の側部18に、エアコン室内機の排水管17
を接続具21を介して水密状態で接続する。具体例として
は、縦樋15には、排水管17の接続管部19を形成してお
き、接続具21は、接続管部19の内径と、この接続管部19
内に挿入される排水管17の外径との差に相当する厚さを
有する円筒状の弾性部材で形成されたものとする。
する場合、抜けたり、水漏れのない確実な接続状態が得
られるエアコン室内機の排水構造を提供する。 【構成】 建物ユニットの外壁に沿って設けられた雨水
排水用の縦樋15の側部18に、エアコン室内機の排水管17
を接続具21を介して水密状態で接続する。具体例として
は、縦樋15には、排水管17の接続管部19を形成してお
き、接続具21は、接続管部19の内径と、この接続管部19
内に挿入される排水管17の外径との差に相当する厚さを
有する円筒状の弾性部材で形成されたものとする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エアコン室内機の排水
構造に関し、ユニット式建物等の各種建物に利用でき
る。
構造に関し、ユニット式建物等の各種建物に利用でき
る。
【０００２】
【背景技術】セパレート式エアコンとして室内機と室外
機とに分離されたエアコンがあり、室外機は、屋根、バ
ルコニー等に設置されている。エアコン稼働中、室内機
は室内の湿気を凝縮して水を生じさせ、生じた水は排水
管により室外に排出される。
機とに分離されたエアコンがあり、室外機は、屋根、バ
ルコニー等に設置されている。エアコン稼働中、室内機
は室内の湿気を凝縮して水を生じさせ、生じた水は排水
管により室外に排出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】室内機が、例えばバル
コニー近傍の部屋に設置されている場合、室内機の排水
先としてこのバルコニーの排水溝に排水管を導くことが
でき、この排水管が短くて済むため、排水管によって美
観が損なわれることはない。しかし、室内機が設置され
ている部屋が２階以上で、しかもバルコニーから離れて
いる場合には、外壁に沿わせて排水管を地上まで導くこ
とになり、長い排水管によって美観が損なわれていた。
これを解決するため、建物躯体内に室内機の排水用の管
を埋設させる構造が考えられるが、構造が複雑となっ
て、施工も簡単ではなくなる。
コニー近傍の部屋に設置されている場合、室内機の排水
先としてこのバルコニーの排水溝に排水管を導くことが
でき、この排水管が短くて済むため、排水管によって美
観が損なわれることはない。しかし、室内機が設置され
ている部屋が２階以上で、しかもバルコニーから離れて
いる場合には、外壁に沿わせて排水管を地上まで導くこ
とになり、長い排水管によって美観が損なわれていた。
これを解決するため、建物躯体内に室内機の排水用の管
を埋設させる構造が考えられるが、構造が複雑となっ
て、施工も簡単ではなくなる。
【０００４】また、室内機が設置されている部屋の外壁
に縦樋が設けられている場合、この縦樋に分岐管を接続
し、この分岐管に室内機の排水管を挿入することも考え
られるが、縦樋内を流下する雨水の勢いが激しいと、排
水管側分岐管への逆流によって排水管が抜け出る虞れも
ある。そこで、本発明は、縦樋の側部にエアコン室内機
の排水管を接続する場合、確実な接続状態が得られるエ
アコン室内機の排水構造を提供することを目的とする。
に縦樋が設けられている場合、この縦樋に分岐管を接続
し、この分岐管に室内機の排水管を挿入することも考え
られるが、縦樋内を流下する雨水の勢いが激しいと、排
水管側分岐管への逆流によって排水管が抜け出る虞れも
ある。そこで、本発明は、縦樋の側部にエアコン室内機
の排水管を接続する場合、確実な接続状態が得られるエ
アコン室内機の排水構造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアコン室
内機の排水構造は、建物の外壁に沿って設けられた雨水
排水用の縦樋の側部に、エアコン室内機の排水管を接続
具を介して水密状態で接続したことを特徴とする。本構
造の１例としては、縦樋には、排水管の接続管部が形成
され、前記接続具は、前記接続管部の内径と、この接続
管部内に挿入される前記排水管の外径との差に相当する
厚さを有する弾性部材で形成されたものである。
内機の排水構造は、建物の外壁に沿って設けられた雨水
排水用の縦樋の側部に、エアコン室内機の排水管を接続
具を介して水密状態で接続したことを特徴とする。本構
造の１例としては、縦樋には、排水管の接続管部が形成
され、前記接続具は、前記接続管部の内径と、この接続
管部内に挿入される前記排水管の外径との差に相当する
厚さを有する弾性部材で形成されたものである。
【０００６】前記弾性部材の材質は任意でよく、合成ゴ
ム、軟質樹脂等を使用できる。このような弾性部材は、
径の異なる排水管に対応できるように、厚さの異なるも
のを複数用意しておく。本構造の他の例としては、前記
接続具は、挿入される排水管の外径に相当する内径を備
えた接続管部及びこの接続管部が形成された接続本体よ
りなり、前記縦樋には、前記接続本体が取り付けられる
孔部が形成されたものである。この場合も、径の異なる
排水管に対応できるように、径の異なる接続管部が形成
された接続具を複数用意しておく。
ム、軟質樹脂等を使用できる。このような弾性部材は、
径の異なる排水管に対応できるように、厚さの異なるも
のを複数用意しておく。本構造の他の例としては、前記
接続具は、挿入される排水管の外径に相当する内径を備
えた接続管部及びこの接続管部が形成された接続本体よ
りなり、前記縦樋には、前記接続本体が取り付けられる
孔部が形成されたものである。この場合も、径の異なる
排水管に対応できるように、径の異なる接続管部が形成
された接続具を複数用意しておく。
【０００７】
【作用】本発明に係るエアコン室内機の排水構造は、エ
アコン室内機の排水管が接続具を介して縦樋に接続され
たものであるから、排水管の径に対応した接続具を選ぶ
ことにより径の異なる各種排水管であっても縦樋の側部
に水密状態で接続するこよができるようになる。また、
縦樋に排水管の接続管部を形成しておいたり、縦樋に接
続本体が取り付けられる孔部を形成しておくことによ
り、前記接続具を使用して排水管を縦樋の側部に容易に
接続することができるようになる。
アコン室内機の排水管が接続具を介して縦樋に接続され
たものであるから、排水管の径に対応した接続具を選ぶ
ことにより径の異なる各種排水管であっても縦樋の側部
に水密状態で接続するこよができるようになる。また、
縦樋に排水管の接続管部を形成しておいたり、縦樋に接
続本体が取り付けられる孔部を形成しておくことによ
り、前記接続具を使用して排水管を縦樋の側部に容易に
接続することができるようになる。
【０００８】
【実施例】図１〜４を参照して、本発明の第１実施例に
係るエアコン室内機11の排水構造を説明する。このエア
コン室内機11は、例えば２階建てユニット式建物の２階
の一室に設けられている。前記ユニット式建物は、複数
の建物ユニット12を組み合わせて構成されたものであ
る。各建物ユニット12は、箱形のユニットフレームを有
し、このユニットフレームに外壁13、内壁14、床材、天
井材等が取り付けられて構成されている。
係るエアコン室内機11の排水構造を説明する。このエア
コン室内機11は、例えば２階建てユニット式建物の２階
の一室に設けられている。前記ユニット式建物は、複数
の建物ユニット12を組み合わせて構成されたものであ
る。各建物ユニット12は、箱形のユニットフレームを有
し、このユニットフレームに外壁13、内壁14、床材、天
井材等が取り付けられて構成されている。
【０００９】１階と２階の外壁13には、これらの外壁13
に沿い、取付け具20を介して雨水排水用の縦樋15が屋根
の軒樋から連続して設けられている。この縦樋15は、所
定寸法のパイプ16が複数本連結されたものである。図２
にも示すように、エアコン室内機11の排水管17が接続さ
れる部分のパイプ16は、その側部18の一部に接続管部19
が排水管17の接続方向に合わせて斜め上向きに形成され
たものである。この接続管部19の内径は、一般のエアコ
ン室内機11で使われている排水管のうち、最大径のもの
よりも大きな径を有する。即ち、接続管部19の内径は、
通常の排水管をこの接続管部19内に余裕をもって挿入可
能な大きさである。
に沿い、取付け具20を介して雨水排水用の縦樋15が屋根
の軒樋から連続して設けられている。この縦樋15は、所
定寸法のパイプ16が複数本連結されたものである。図２
にも示すように、エアコン室内機11の排水管17が接続さ
れる部分のパイプ16は、その側部18の一部に接続管部19
が排水管17の接続方向に合わせて斜め上向きに形成され
たものである。この接続管部19の内径は、一般のエアコ
ン室内機11で使われている排水管のうち、最大径のもの
よりも大きな径を有する。即ち、接続管部19の内径は、
通常の排水管をこの接続管部19内に余裕をもって挿入可
能な大きさである。
【００１０】排水管17は、この接続管部19に接続具21を
介して接続されている。この接続具21は、合成ゴムのよ
うな弾性部材で形成された円筒状のものである。この円
筒部分の厚さは、接続具21を介して排水管17が接続管部
19に水密状態で接続されるように、前記接続管部19の内
径と、この接続管部19内に挿入される排水管17の外径と
の差に相当する寸法である。実際の排水管17と接続管部
19の組み合わせでは、様々な外径と内径の組み合わせが
あるため、使用すべき接続具21の厚さも各組み合わせに
よって異なる。従って、排水管17と接続管部19の組み合
わせに応じて適当な厚さの接続具21を選べるように、予
め厚さの異なる複数の接続具21を作製して用意してお
く。
介して接続されている。この接続具21は、合成ゴムのよ
うな弾性部材で形成された円筒状のものである。この円
筒部分の厚さは、接続具21を介して排水管17が接続管部
19に水密状態で接続されるように、前記接続管部19の内
径と、この接続管部19内に挿入される排水管17の外径と
の差に相当する寸法である。実際の排水管17と接続管部
19の組み合わせでは、様々な外径と内径の組み合わせが
あるため、使用すべき接続具21の厚さも各組み合わせに
よって異なる。従って、排水管17と接続管部19の組み合
わせに応じて適当な厚さの接続具21を選べるように、予
め厚さの異なる複数の接続具21を作製して用意してお
く。
【００１１】なお、図４に示すように、排水管17を縦樋
15に接続する前のパイプ16には、その接続管部19の開口
部に弾性材で形成された栓22又はキャップが取り付けら
れている。ユニット式建物を建築する際、次のようにし
て上記エアコン室内機11の排水構造を作る。通常通り、
基礎上に複数の建物ユニット12を組み合わせて１階部分
を作った後、この上に同様に２階部分を作り、更に複数
の屋根ユニットを組み合わせて屋根を作る。
15に接続する前のパイプ16には、その接続管部19の開口
部に弾性材で形成された栓22又はキャップが取り付けら
れている。ユニット式建物を建築する際、次のようにし
て上記エアコン室内機11の排水構造を作る。通常通り、
基礎上に複数の建物ユニット12を組み合わせて１階部分
を作った後、この上に同様に２階部分を作り、更に複数
の屋根ユニットを組み合わせて屋根を作る。
【００１２】次に、１階と２階の建物ユニット12の外壁
13に、屋根の軒樋からこれらの外壁13に沿って複数のパ
イプ16を連結することにより縦樋15を設ける。一方、２
階の建物ユニット12内の居間には、エアコン室内機11を
設置し、排水管17を室外に導いておく。次に、排水管17
を接続すべきパイプ16の接続管部19に取り付けられてい
る栓22を抜いた後、図２，３に示すように、接続管部19
の内径と、排水管17の外径との差に相当する厚さの適当
な接続具21を選び、この接続具21を介して排水管17を接
続管部19内に挿入する。これにより、排水管17が接続管
部19に水密状態で接続されたエアコン室内機11の排水構
造が得られる。
13に、屋根の軒樋からこれらの外壁13に沿って複数のパ
イプ16を連結することにより縦樋15を設ける。一方、２
階の建物ユニット12内の居間には、エアコン室内機11を
設置し、排水管17を室外に導いておく。次に、排水管17
を接続すべきパイプ16の接続管部19に取り付けられてい
る栓22を抜いた後、図２，３に示すように、接続管部19
の内径と、排水管17の外径との差に相当する厚さの適当
な接続具21を選び、この接続具21を介して排水管17を接
続管部19内に挿入する。これにより、排水管17が接続管
部19に水密状態で接続されたエアコン室内機11の排水構
造が得られる。
【００１３】上記実施例に係るエアコン室内機11の排水
構造によれば、エアコン室内機11の排水管17が接続具21
を介して縦樋側部18の接続管部19に接続されたものであ
るから、適当な厚さの接続具21を選ぶことにより径の異
なる各種排水管17であっても確実な接続状態が得られ、
排水管17が接続管部19から容易に抜け出ることはない。
構造によれば、エアコン室内機11の排水管17が接続具21
を介して縦樋側部18の接続管部19に接続されたものであ
るから、適当な厚さの接続具21を選ぶことにより径の異
なる各種排水管17であっても確実な接続状態が得られ、
排水管17が接続管部19から容易に抜け出ることはない。
【００１４】また、縦樋側部18に排水管17の接続管部19
を形成しておき、接続具21を使用して排水管17をこの接
続管部19に接続するようにしたので、排水管17の縦樋側
部18への接続作業を容易に行うことができる。更に、使
用する接続具21は、合成ゴムのような弾性を有する材料
よりなるため、排水管17がこの接続具21を介して接続管
部19に隙間なく密着し、水密状態の接続が得られる。従
って、排水管17の縦樋側部18への接続であるが、接続個
所から水が漏れたりすることがない。
を形成しておき、接続具21を使用して排水管17をこの接
続管部19に接続するようにしたので、排水管17の縦樋側
部18への接続作業を容易に行うことができる。更に、使
用する接続具21は、合成ゴムのような弾性を有する材料
よりなるため、排水管17がこの接続具21を介して接続管
部19に隙間なく密着し、水密状態の接続が得られる。従
って、排水管17の縦樋側部18への接続であるが、接続個
所から水が漏れたりすることがない。
【００１５】次に、図５〜７を参照して、本発明の第２
実施例に係るエアコン室内機11の排水構造を説明する。
図５に示すように、本実施例の場合、エアコン室内機11
の排水管17が接続される部分の縦樋15用パイプ24は、そ
の側部25の一部に四角い孔部26が形成されたものであ
る。排水管17は、このパイプ24の孔部26に接続具27を介
して接続されている。この接続具27は、前記孔部26に取
り付けられる接続本体28及びこの接続本体28の略中央を
貫通して設けられた接続管部29よりなる。
実施例に係るエアコン室内機11の排水構造を説明する。
図５に示すように、本実施例の場合、エアコン室内機11
の排水管17が接続される部分の縦樋15用パイプ24は、そ
の側部25の一部に四角い孔部26が形成されたものであ
る。排水管17は、このパイプ24の孔部26に接続具27を介
して接続されている。この接続具27は、前記孔部26に取
り付けられる接続本体28及びこの接続本体28の略中央を
貫通して設けられた接続管部29よりなる。
【００１６】前記接続本体28は、図５，６に示すよう
に、このパイプ24より大きな曲率半径を持つ外層31、パ
イプ24と同じ曲率半径を持つ中間層32及びパイプ24より
小さな曲率半径を持つ内層33が３者一体となった構造で
ある。外層31は、孔部26を覆うのに充分な大きさを有す
る。中間層32は、孔部26に丁度嵌まり合う形状、大きさ
を有する。内層33は、孔部26外から孔部26内に挿入で
き、しかもこの内層33をパイプ24の内側に係止させるこ
とができるように孔部26より若干大きめに形成されてい
る。このような接続本体28は、少なくとも内層33を合成
ゴムのような弾性材料で作製すれば、他の中間層32と外
層33の材質は、弾性材料でもその他の材料でも任意であ
る。
に、このパイプ24より大きな曲率半径を持つ外層31、パ
イプ24と同じ曲率半径を持つ中間層32及びパイプ24より
小さな曲率半径を持つ内層33が３者一体となった構造で
ある。外層31は、孔部26を覆うのに充分な大きさを有す
る。中間層32は、孔部26に丁度嵌まり合う形状、大きさ
を有する。内層33は、孔部26外から孔部26内に挿入で
き、しかもこの内層33をパイプ24の内側に係止させるこ
とができるように孔部26より若干大きめに形成されてい
る。このような接続本体28は、少なくとも内層33を合成
ゴムのような弾性材料で作製すれば、他の中間層32と外
層33の材質は、弾性材料でもその他の材料でも任意であ
る。
【００１７】一方、前記接続管部29はその内径が、挿入
される排水管17の外径に相当するものである。この接続
管部29は、接続本体28の略中央を貫通し、排水管17の接
続方向に合わせ、上向きとなるようにして接続本体28と
一体に設けられている。この接続具27の場合も、上記接
続具21と同様、異なる外径の排水管17に対して水密状態
の接合が得られるように、異なる内径の接続管部29を備
えた複数の接続具27を作製して用意しておく。なお、図
７に示すように、排水管17を縦樋15に接続する前のパイ
プ24の孔部26には接続管部29が設けられていない前記接
続本体28が蓋34として取り付けられている。
される排水管17の外径に相当するものである。この接続
管部29は、接続本体28の略中央を貫通し、排水管17の接
続方向に合わせ、上向きとなるようにして接続本体28と
一体に設けられている。この接続具27の場合も、上記接
続具21と同様、異なる外径の排水管17に対して水密状態
の接合が得られるように、異なる内径の接続管部29を備
えた複数の接続具27を作製して用意しておく。なお、図
７に示すように、排水管17を縦樋15に接続する前のパイ
プ24の孔部26には接続管部29が設けられていない前記接
続本体28が蓋34として取り付けられている。
【００１８】このエアコン室内機11の排水構造は、次の
ようにして作る。２階の建物ユニット12内にエアコン室
内機11を設置するまでの工程は、上記実施例と同様であ
る。次に、排水管17を接続すべきパイプ24の孔部26に取
り付けられている蓋34を取った後、図５，６に示すよう
に、接続管部29が排水管17の外径に対応した内径を有す
る適当な接続具27を選び、この接続具27を前記孔部26に
嵌着する。そして、接続具27の接続管部29に排水管17を
挿入することにより、排水管17が接続管部29に水密状態
で接続されたエアコン室内機11の排水構造が得られる。
ようにして作る。２階の建物ユニット12内にエアコン室
内機11を設置するまでの工程は、上記実施例と同様であ
る。次に、排水管17を接続すべきパイプ24の孔部26に取
り付けられている蓋34を取った後、図５，６に示すよう
に、接続管部29が排水管17の外径に対応した内径を有す
る適当な接続具27を選び、この接続具27を前記孔部26に
嵌着する。そして、接続具27の接続管部29に排水管17を
挿入することにより、排水管17が接続管部29に水密状態
で接続されたエアコン室内機11の排水構造が得られる。
【００１９】本実施例に係るエアコン室内機11の排水構
造によっても、上記第１実施例の場合と同様に、排水管
17の縦樋側部18への確実な接続状態が得られる、等の効
果が得られる。なお、上記第１，２実施例では、２階の
建物ユニット12内にエアコン室内機11を設置されている
場合の排水構造を説明したが、エアコン室内機11の設置
場所は１階又は３階以上のいずれの階であってもよく、
これらの場合も上記実施例と同様にして実施することが
できる。また、上記実施例の場合、接続管部19,29 はパ
イプ16と一体形成されたものであるが、接続管部19,29
及びこれと連続したパイプの一部を部品化し、このよう
な部品化したものを本発明において使用してもよい。
造によっても、上記第１実施例の場合と同様に、排水管
17の縦樋側部18への確実な接続状態が得られる、等の効
果が得られる。なお、上記第１，２実施例では、２階の
建物ユニット12内にエアコン室内機11を設置されている
場合の排水構造を説明したが、エアコン室内機11の設置
場所は１階又は３階以上のいずれの階であってもよく、
これらの場合も上記実施例と同様にして実施することが
できる。また、上記実施例の場合、接続管部19,29 はパ
イプ16と一体形成されたものであるが、接続管部19,29
及びこれと連続したパイプの一部を部品化し、このよう
な部品化したものを本発明において使用してもよい。
【００２０】
【発明の効果】本発明に係るエアコン室内機の排水構造
によれば、縦樋の側部にエアコン室内機の排水管を接続
する場合、抜けたり、水漏れのない確実な接続状態が得
られる。
によれば、縦樋の側部にエアコン室内機の排水管を接続
する場合、抜けたり、水漏れのない確実な接続状態が得
られる。
【図１】本発明の第１実施例に係るエアコン室内機の排
水構造を示す断面図である。
水構造を示す断面図である。
【図２】第１実施例の排水構造に係る部材の要部斜視図
である。
である。
【図３】第１実施例の排水構造の要部側断面図である。
【図４】第１実施例に係る縦樋用パイプの不使用時を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図５】第２実施例の排水構造に係る部材の要部斜視図
である。
である。
【図６】第２実施例の排水構造の要部平断面図である。
【図７】第２実施例に係る縦樋用パイプの不使用時を示
す平断面図である。
す平断面図である。
11 エアコン室内機 12 建物ユニット 15 縦樋 16 パイプ 17 排水管 18 側部 19,29 接続管部 21,27 接続具 29 接続本体
Claims (3)
- 【請求項１】 建物の外壁に沿って設けられた雨水排水
用の縦樋の側部に、エアコン室内機の排水管を接続具を
介して水密状態で接続したことを特徴とするエアコン室
内機の排水構造。 - 【請求項２】 前記縦樋には、排水管の接続管部が形成
され、前記接続具は、前記接続管部の内径と、この接続
管部内に挿入される前記排水管の外径との差に相当する
厚さを有する弾性部材で形成されたものであることを特
徴とする請求項１記載のエアコン室内機の排水構造。 - 【請求項３】 前記接続具は、挿入される排水管の外径
に相当する内径を備えた接続管部及びこの接続管部が形
成された接続本体よりなり、前記縦樋には、前記接続本
体が取り付けられる孔部が形成されていることを特徴と
する請求項１記載のエアコン室内機の排水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11170893A JP3394557B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | エアコン室内機の排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11170893A JP3394557B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | エアコン室内機の排水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06322912A true JPH06322912A (ja) | 1994-11-22 |
| JP3394557B2 JP3394557B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=14568148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11170893A Expired - Fee Related JP3394557B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | エアコン室内機の排水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3394557B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008121325A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 竪樋継手 |
| JP2020165139A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 未来工業株式会社 | 漏水受け具、漏水受け構造、排水路保持具、漏水の排水路形成方法 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP11170893A patent/JP3394557B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008121325A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 竪樋継手 |
| JP2020165139A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 未来工業株式会社 | 漏水受け具、漏水受け構造、排水路保持具、漏水の排水路形成方法 |
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| JP3394557B2 (ja) | 2003-04-07 |
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