JPH0632130Y2 - 容器弁開放器 - Google Patents

容器弁開放器

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Publication number
JPH0632130Y2
JPH0632130Y2 JP607189U JP607189U JPH0632130Y2 JP H0632130 Y2 JPH0632130 Y2 JP H0632130Y2 JP 607189 U JP607189 U JP 607189U JP 607189 U JP607189 U JP 607189U JP H0632130 Y2 JPH0632130 Y2 JP H0632130Y2
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JP
Japan
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needle
valve opener
stopper
container
container valve
Prior art date
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JP607189U
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JPH0298959U (ja
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保 上田
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Nittan Co Ltd
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Nittan Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、容器弁開放器に関し、特に消火用ガス容器
のようにその内部に長期間にわたって高圧ガスを密封し
た容器の口部を開封するのに用いられるものである。
[従来の技術] 消火用ガス容器のように平常時は振動あるいは気温の変
化等があってもガスの漏洩がなく、使用時には迅速確実
に全開することができる容器弁開放器が実用化されてい
る。このような容器弁開放器としては、実開昭58−9
8949号公報「起動具」に開示されているように、火
薬を通電点火させることにより発生するガスの急激な体
積膨張によってピストンを押圧し、カッターを突出させ
て容器の口部を密封する封板を破り開封するようにして
いる。また、特開昭55−81353号公報「自動消火
装置用起動装置」に開示されているように、消化器の栓
体を突き破る強力な引張力のコイルスプリングをフック
部により係合し、このフック部の係合解除をソレノイド
によって行っているものがある。
[考案が解決しようとする課題] このように高圧容器の開放器に、火薬を使用したものに
おいては、湿気に弱いという性質から定期的に新品と交
換するという処置が必要であり、保守に手間が掛かって
いた、またソレノイドを使用したものにおいては、駆動
時に大きな電流を必要とし、電源装置、配線用の線材を
考慮する必要があり、制御装置の小型化、低価格化が困
難であった。
[課題を解決するための手段] この考案の容器弁開放器は、高圧容器の口部を密封する
封板を破りて開口せしめるカッターを持ち、バネによっ
て上記封板に向かって押されているニードルと、該ニー
ドルに係合用の突起を設け、常時は、該突起に係合され
回転作動により係合が外れるストッパーと、上記ニード
ルの係合を解除するように上記ストッパーをカムを介し
て回転させるめのギァードモータとを具備したことを特
徴としたものであって、上記の課題を解消し、起動時の
電源電流を少なくしたものである。
[実施例] 以下図面に基づいて、この考案の容器弁開放器の一実施
例を説明する。
図面はこの考案の容器弁開放器の一実施例で主要部のみ
を示す平面図である。この開放器はケース11に固定さ
れ、モータと減速歯車とが組合さった起動時に大きなト
ルクの回転力を得ることができるギァードモータ1を設
け、このギァードモータ1の回転軸にはトリガ用カム2
と回転軸の回転角を検出する回転角検出用カム5とを設
けてある。また、ケース11を貫通して滑動できるよう
に一端に操作桿41を、先端部にカッター43を中間に
係合用の突起42を設けてあるニードル4を配設し、一
端をケース11に、他の一端をニードル4に掛架された
スプリングバネ9を設け、通常はスプリングバネ9を圧
縮するようにしてニードル4は所定の位置に突起42に
係合されたストッパー3により支持されている。ストッ
パー3は回転できるようにケース11の固定された心棒
により支持されている。そして、ストッパー3はニード
ル4に係合するように押しバネ10により押圧されてい
る。
ギァードモータ1は所定の起動用電源が供給されると、
矢印の方向に回転を始める。ストッパー3はトリガー用
カム2により押されて点線で示された位置まで移動する
とニードル4の係合状態は解除される。ニードル4は係
合状態が解除されるとスプリングバネ9により押し出さ
れカッター43が点線まで移動すると封板12を破りて
開口させる。トリガ用カム2は点線で示す位置まで回転
すると、リミットスイッチ6により検出しギァードモー
タ1の動作を停止させる。また、ニードル4が正常に押
し出されるとリードスイッチ、光電式スイッチ等の位置
検出用スイッチ8がこれを検出して電気信号として出力
する。トリガ用カム2の最初の待機位置を決定するため
にはリミットスイッチ7の検出信号が使用される。
トリガ用カム2が正常に動作したのにもかかわらず何ら
かの原因でニードル4が押し出されない場合は、操作桿
41を手動で押すことにより起動させることができ、ま
たギァードモータ1の通電以前や通電してもトリガ用カ
ムが正常に動作しない場合は操作桿41を手動により回
動させることにより突起42をストッパー3の係合から
解除してニードル4を押し出すことができる。
[考案の効果] 以上で説明したように、この開放器は容器弁開放用のニ
ードルの係合解除をソレノイドを使用しないで減速歯車
に直結されたモータにより行なうものであるから、起動
時の電流がソレノイドを使用した場合は2アンペア程度
を要するに対し、モータの場合は200〜300ミリア
ンペア程度であり、ソレノイドに比べ数分の1以下で済
み、起動用電源の容量が極めて少なくて済み制御装置の
小型化、低価格化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の容器弁開放器の一実施例を示す主要部
の平面図である。 1……ギァードモータ、2……トリガ用カム、3……ス
トッパ、4……ニードル、5……回転角検出用カム、
6、7……リミットスイッチ、8……位置検出用スイッ
チ、9……スプリングバネ、10……押しバネ、11…
…ケース、12……封板、41……操作桿、42……突
起、43……カッター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧容器の口部を密封する封板を破りて開
    口せしめるカッターを持ち、バネによって上記封板に向
    かって押されているニードルと、該ニードルに係合用の
    突起を設け、常時は、該突起に係合され回転作動により
    係合が外れるストッパーと、上記ニードルの係合を解除
    するように上記ストッパーをカムを介して回転させるた
    めのギァードモータとを具備したことを特徴とする容器
    弁開放器
JP607189U 1989-01-24 1989-01-24 容器弁開放器 Expired - Lifetime JPH0632130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP607189U JPH0632130Y2 (ja) 1989-01-24 1989-01-24 容器弁開放器

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JP607189U JPH0632130Y2 (ja) 1989-01-24 1989-01-24 容器弁開放器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0298959U JPH0298959U (ja) 1990-08-07
JPH0632130Y2 true JPH0632130Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31209993

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JP607189U Expired - Lifetime JPH0632130Y2 (ja) 1989-01-24 1989-01-24 容器弁開放器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2689050B2 (ja) * 1992-06-05 1997-12-10 ユージー株式会社 高信頼性消火設備
KR200395666Y1 (ko) * 2005-05-06 2005-09-14 주식회사 파워텍 자동식 소화기

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JPH0298959U (ja) 1990-08-07

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