JPH06321253A - 帯掛け状スリーブ包装用フィルム及びその用途 - Google Patents
帯掛け状スリーブ包装用フィルム及びその用途Info
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- JPH06321253A JPH06321253A JP5105695A JP10569593A JPH06321253A JP H06321253 A JPH06321253 A JP H06321253A JP 5105695 A JP5105695 A JP 5105695A JP 10569593 A JP10569593 A JP 10569593A JP H06321253 A JPH06321253 A JP H06321253A
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- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】百貨店、スーパー、通信販売等のケース入り商
品を帯掛け状スリーブ包装によりラッピングするのに適
し、外観、包装仕上がりがよく、高強度で、機械による
自動包装も可能な合成樹脂フィルムを提供することを目
的とする。 【構成】測定温度130℃での縦方向の収縮率が40〜
90%、横方向の収縮率が−1〜−30%である熱収縮
性合成樹脂フィルムからなり、例えば更に、該フィルム
中に炭酸カルシウムのような無機質フィラーを含有させ
たり、無機質フィラーを含有した層と、その片側もしく
は両側に熱融着層を配したり、あるいは該フィルムに着
色及び/又は文字や柄等の印刷をしていることを特徴と
する帯掛け状スリーブ包装用フィルム及びそれをケース
入り商品のラッピングに使用する用途。
品を帯掛け状スリーブ包装によりラッピングするのに適
し、外観、包装仕上がりがよく、高強度で、機械による
自動包装も可能な合成樹脂フィルムを提供することを目
的とする。 【構成】測定温度130℃での縦方向の収縮率が40〜
90%、横方向の収縮率が−1〜−30%である熱収縮
性合成樹脂フィルムからなり、例えば更に、該フィルム
中に炭酸カルシウムのような無機質フィラーを含有させ
たり、無機質フィラーを含有した層と、その片側もしく
は両側に熱融着層を配したり、あるいは該フィルムに着
色及び/又は文字や柄等の印刷をしていることを特徴と
する帯掛け状スリーブ包装用フィルム及びそれをケース
入り商品のラッピングに使用する用途。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、百貨店、スーパー及び
通信販売などで販売する商品、特にケース入り商品の帯
掛け状スリーブ包装に適した包装用フィルム、及びその
用途に関するものである。
通信販売などで販売する商品、特にケース入り商品の帯
掛け状スリーブ包装に適した包装用フィルム、及びその
用途に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、百貨店やスーパー及び通信販売の
ケース入り商品のラッピングにはほとんどの場合に包装
紙が使用されていた。
ケース入り商品のラッピングにはほとんどの場合に包装
紙が使用されていた。
【0003】しかしながら、包装紙は強度が弱く、また
耐水性、耐油性も悪いので、包装した商品の輸送中包装
紙が破れたり、ふやけたりすることがあった。また、発
送ラベルを誤って貼付した際の、貼り直しも困難であっ
た。したがって、これらの場合、特に贈答品等の時には
包装のやり直しが必要であった。
耐水性、耐油性も悪いので、包装した商品の輸送中包装
紙が破れたり、ふやけたりすることがあった。また、発
送ラベルを誤って貼付した際の、貼り直しも困難であっ
た。したがって、これらの場合、特に贈答品等の時には
包装のやり直しが必要であった。
【0004】また、包装紙による包装の機械による自動
化は、サイズの異なる商品に適用できない、機械の価格
が高い、使用法が複雑である等の理由でほとんど実施さ
れておらず、もっぱら手作業によって包装が行われてい
た。この場合、御歳暮や御中元の時期には大量の商品の
包装を行うために、多くの人手が必要であり人件費がか
さむという問題があり、また手作業では、重量物や嵩張
る商品の包装が重労働となるので作業の能率も悪いとい
う問題もあった。
化は、サイズの異なる商品に適用できない、機械の価格
が高い、使用法が複雑である等の理由でほとんど実施さ
れておらず、もっぱら手作業によって包装が行われてい
た。この場合、御歳暮や御中元の時期には大量の商品の
包装を行うために、多くの人手が必要であり人件費がか
さむという問題があり、また手作業では、重量物や嵩張
る商品の包装が重労働となるので作業の能率も悪いとい
う問題もあった。
【0005】一方、従来から熱収縮性フィルムを用いて
缶、瓶、トレイ等を自動包装機を用いてスリーブ包装す
ることが行われている。しかしながら、熱収縮性フィル
ムを用いて帯掛け状にスリーブ包装した例はなく、ケー
ス入り商品のラッピング用途に使用した例は報告されて
いなかった。
缶、瓶、トレイ等を自動包装機を用いてスリーブ包装す
ることが行われている。しかしながら、熱収縮性フィル
ムを用いて帯掛け状にスリーブ包装した例はなく、ケー
ス入り商品のラッピング用途に使用した例は報告されて
いなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、機械による
自動包装が可能であり、高強度で、仕上がり、外観の良
好な帯掛け状スリーブ包装用フィルム、及びその用途を
提供することを目的とする。
自動包装が可能であり、高強度で、仕上がり、外観の良
好な帯掛け状スリーブ包装用フィルム、及びその用途を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、測定温
度130℃での縦方向の収縮率が40〜90%、横方向
の収縮率が−1〜−30%である熱収縮性合成樹脂フィ
ルムからなる帯掛け状スリーブ包装用フィルムが提供さ
れ、更に、前記熱収縮性合成樹脂フィルムが無機質フィ
ラーを含有していることを特徴とする前記帯掛け状スリ
ーブ包装用フィルムが提供され、更に、前記熱収縮性合
成樹脂フィルムが、無機質フィラーを含有した層と、そ
の片側もしくは両側の熱融着層からなる多層フィルムで
あることを特徴とする前記帯掛け状スリーブ包装用フィ
ルムが提供され、更に、前記熱収縮性合成樹脂フィルム
が着色及び/又は図柄や文字の印刷がされていることを
特徴とする前記帯掛け状スリーブ包装用フィルムが提供
され、更にまた、前記帯掛け状スリーブ包装用フィルム
をケース入り商品のラッピングに使用する用途が提供さ
れる。
度130℃での縦方向の収縮率が40〜90%、横方向
の収縮率が−1〜−30%である熱収縮性合成樹脂フィ
ルムからなる帯掛け状スリーブ包装用フィルムが提供さ
れ、更に、前記熱収縮性合成樹脂フィルムが無機質フィ
ラーを含有していることを特徴とする前記帯掛け状スリ
ーブ包装用フィルムが提供され、更に、前記熱収縮性合
成樹脂フィルムが、無機質フィラーを含有した層と、そ
の片側もしくは両側の熱融着層からなる多層フィルムで
あることを特徴とする前記帯掛け状スリーブ包装用フィ
ルムが提供され、更に、前記熱収縮性合成樹脂フィルム
が着色及び/又は図柄や文字の印刷がされていることを
特徴とする前記帯掛け状スリーブ包装用フィルムが提供
され、更にまた、前記帯掛け状スリーブ包装用フィルム
をケース入り商品のラッピングに使用する用途が提供さ
れる。
【0008】すなわち、上記範囲の収縮率(以下、全て
測定温度130℃での値を示す。)を有する熱収縮性合
成樹脂フィルムは、ケース入り商品の帯掛け状のスリー
ブ包装に使用した場合の仕上がり、外観が良好(特に該
フィルムが無機フィラーを含有している場合に顕著であ
る。)であり、百貨店やスーパー及び通信販売のケース
入り商品のラッピングに好適であることを見いだし本発
明に到達した。なお、ここで、帯掛け状スリーブ包装と
いう用語は被包装体の幅よりも狭い幅の熱収縮性フィル
ムを用い、被包装体の両側部が露出するように部分的に
包装することを意味している。
測定温度130℃での値を示す。)を有する熱収縮性合
成樹脂フィルムは、ケース入り商品の帯掛け状のスリー
ブ包装に使用した場合の仕上がり、外観が良好(特に該
フィルムが無機フィラーを含有している場合に顕著であ
る。)であり、百貨店やスーパー及び通信販売のケース
入り商品のラッピングに好適であることを見いだし本発
明に到達した。なお、ここで、帯掛け状スリーブ包装と
いう用語は被包装体の幅よりも狭い幅の熱収縮性フィル
ムを用い、被包装体の両側部が露出するように部分的に
包装することを意味している。
【0009】このような、帯掛け状スリーブ包装するに
あたって、熱収縮性フィルムの縦方向の収縮率が40%
未満の場合は、タイトな包装ができないので好ましくな
く、収縮率が90%を超えるフィルムを製造することは
極めて困難である。一方、横方向の収縮率が−1%を超
える場合、すなわち多少でも収縮性を有していると収縮
包装後に、中央部のフィルム幅が狭くなり、包装仕上が
りが悪くなるので好ましくない。
あたって、熱収縮性フィルムの縦方向の収縮率が40%
未満の場合は、タイトな包装ができないので好ましくな
く、収縮率が90%を超えるフィルムを製造することは
極めて困難である。一方、横方向の収縮率が−1%を超
える場合、すなわち多少でも収縮性を有していると収縮
包装後に、中央部のフィルム幅が狭くなり、包装仕上が
りが悪くなるので好ましくない。
【0010】また、フィルムの質感を包装紙に近づける
ために、熱可塑性樹脂に炭酸カルシウム等の無機質フィ
ラーを配合したり、着色剤を配合することも可能であ
り、更に、フィルムに名称やロゴあるいはその他の図柄
や文字等を印刷するのがより好ましい。炭酸カルシウム
等の無機質フィラーの配合量を20wt%以上にすると
フィルムの隠ぺい性が向上するので好ましい。また、炭
酸カルシウム等の無機質フィラーを配合した場合、フィ
ルム同士のシール強度が低下し、シール温度範囲も狭く
なるので、シール性を低下させないために炭酸カルシウ
ムを配合した層の片側もしくは両側にポリエチレン系樹
脂からなる熱融着層を配した多層フィルムとすることが
特に好ましい。
ために、熱可塑性樹脂に炭酸カルシウム等の無機質フィ
ラーを配合したり、着色剤を配合することも可能であ
り、更に、フィルムに名称やロゴあるいはその他の図柄
や文字等を印刷するのがより好ましい。炭酸カルシウム
等の無機質フィラーの配合量を20wt%以上にすると
フィルムの隠ぺい性が向上するので好ましい。また、炭
酸カルシウム等の無機質フィラーを配合した場合、フィ
ルム同士のシール強度が低下し、シール温度範囲も狭く
なるので、シール性を低下させないために炭酸カルシウ
ムを配合した層の片側もしくは両側にポリエチレン系樹
脂からなる熱融着層を配した多層フィルムとすることが
特に好ましい。
【0011】上述した特性を有する熱収縮性合成樹脂フ
ィルムは、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン系樹脂等を原料として、インフレーション
押出成形法もしくはTダイ押出成形法で製造することが
できるが、製膜性、価格等の点から低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレンが好適に使用される。特
に、直鎖状低密度ポリエチレンを単独で、あるいはブレ
ンドして用いると、インフレーション押出成形法の場
合、横方向の収縮率がマイナスで低温シールが可能なフ
ィルムが容易に製造できるので好ましい。フィルムの縦
方向の収縮率は、縦方向の延伸倍率(ダイのリップ間隔
/フィルム厚みで定義する。)を変えることによって目
的の収縮率にすることができ、横方向の収縮率はインフ
レーション押出成形法の場合はブロー比を調節すること
によって達成できる。横方向の収縮率を−1%以下にす
るには、ブロー比を1.5以下にするとよい。
ィルムは、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン系樹脂等を原料として、インフレーション
押出成形法もしくはTダイ押出成形法で製造することが
できるが、製膜性、価格等の点から低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレンが好適に使用される。特
に、直鎖状低密度ポリエチレンを単独で、あるいはブレ
ンドして用いると、インフレーション押出成形法の場
合、横方向の収縮率がマイナスで低温シールが可能なフ
ィルムが容易に製造できるので好ましい。フィルムの縦
方向の収縮率は、縦方向の延伸倍率(ダイのリップ間隔
/フィルム厚みで定義する。)を変えることによって目
的の収縮率にすることができ、横方向の収縮率はインフ
レーション押出成形法の場合はブロー比を調節すること
によって達成できる。横方向の収縮率を−1%以下にす
るには、ブロー比を1.5以下にするとよい。
【0012】このようにして得られた本発明のフィルム
を用いて商品を帯掛け状にスリーブ包装する方法として
は、例えば本発明のフィルム二枚で上下から被包装物を
帯掛け状に被覆し、前後シール及びカットするか、もし
くは本発明のフィルムで被包装物を一周するように帯掛
け状に被覆し、シール及びカットした後、通常、設定温
度140〜190℃のシュリンクトンネルを通して帯掛
け状スリーブ包装する。なお、いずれの方法の場合で
も、本発明のフィルムを被包装物にできるだけ遊びが生
じないように、特に被包装物の全周:フィルム長さが
1:1〜1.1の範囲にすると文字や図柄等の印刷の変
形が防止でき、また表面を滑らかに仕上げることができ
る。
を用いて商品を帯掛け状にスリーブ包装する方法として
は、例えば本発明のフィルム二枚で上下から被包装物を
帯掛け状に被覆し、前後シール及びカットするか、もし
くは本発明のフィルムで被包装物を一周するように帯掛
け状に被覆し、シール及びカットした後、通常、設定温
度140〜190℃のシュリンクトンネルを通して帯掛
け状スリーブ包装する。なお、いずれの方法の場合で
も、本発明のフィルムを被包装物にできるだけ遊びが生
じないように、特に被包装物の全周:フィルム長さが
1:1〜1.1の範囲にすると文字や図柄等の印刷の変
形が防止でき、また表面を滑らかに仕上げることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、引張荷重、引張伸びはJIS−Z1702に
準拠して測定した。また、収縮率は試験片を130℃グ
リセリンバスに10秒間浸漬した後、取り出して寸法変
化を測定して求めた。
る。なお、引張荷重、引張伸びはJIS−Z1702に
準拠して測定した。また、収縮率は試験片を130℃グ
リセリンバスに10秒間浸漬した後、取り出して寸法変
化を測定して求めた。
【0014】製造例1〜4 表1に示した原料をそれぞれインフレーション押出成形
法により、ブロー比1.5、縦方向の延伸倍率を17倍
にして製膜して、厚み60μ、幅300mmの熱収縮性
ポリエチレンフィルムを得た。得られたフィルムの物性
を表1に示す。
法により、ブロー比1.5、縦方向の延伸倍率を17倍
にして製膜して、厚み60μ、幅300mmの熱収縮性
ポリエチレンフィルムを得た。得られたフィルムの物性
を表1に示す。
【0015】製造例5 表1に示した原料をインフレーション押出成形法によ
り、ブロー比1.6、縦方向の延伸倍率を17倍にして
製膜して、厚み60μ、幅300mmの熱収縮性ポリエ
チレンフィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1
に示す。
り、ブロー比1.6、縦方向の延伸倍率を17倍にして
製膜して、厚み60μ、幅300mmの熱収縮性ポリエ
チレンフィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1
に示す。
【0016】
【表1】
【0017】実施例 製造例1〜4で得られた本発明のフィルム1を用いてケ
ース入りの商品2を帯掛け状スリーブ包装した。得られ
た包装体3の斜視図を図1に示す。図1からも明らかな
ように本発明のフィルム1は横方向の収縮率がマイナス
であるので、帯掛け状スリーブ包装時にフィルムの両側
端11が収縮変形することなく、直線状の仕上がりのよ
い包装ができた。また、無機質フィラーとして炭酸カル
シウムを配合した、製造例2〜4のフィルムは隠ぺい性
もあり、質感も紙にちかいものであった。
ース入りの商品2を帯掛け状スリーブ包装した。得られ
た包装体3の斜視図を図1に示す。図1からも明らかな
ように本発明のフィルム1は横方向の収縮率がマイナス
であるので、帯掛け状スリーブ包装時にフィルムの両側
端11が収縮変形することなく、直線状の仕上がりのよ
い包装ができた。また、無機質フィラーとして炭酸カル
シウムを配合した、製造例2〜4のフィルムは隠ぺい性
もあり、質感も紙にちかいものであった。
【0018】比較例 製造例5で得られた、横方向の収縮率が+2%のフィル
ム1を用いて実施例と同様にケース入り商品2を包装し
て得られた包装体3の斜視図を図2に示す。図2からも
明らかなように横方向の収縮率がプラスのフィルム1を
用いた場合、ケース入り商品2の角部21がフィルム1
の収縮を妨げるためフィルムの両側端11のうち角部2
1に接していない部分はフィルムの中央部に向かって変
形して、贈答品の包装にはとうてい使用できないもので
あった。
ム1を用いて実施例と同様にケース入り商品2を包装し
て得られた包装体3の斜視図を図2に示す。図2からも
明らかなように横方向の収縮率がプラスのフィルム1を
用いた場合、ケース入り商品2の角部21がフィルム1
の収縮を妨げるためフィルムの両側端11のうち角部2
1に接していない部分はフィルムの中央部に向かって変
形して、贈答品の包装にはとうてい使用できないもので
あった。
【0019】
【作用及び効果】本発明のフィルムを用いて帯掛け状ス
リーブ包装を行うと、従来の包装紙による包装に見劣り
せず、それよりも高強度の包装が行える。また、機械に
よる自動包装も可能で人件費の削減、包装時間の短縮が
できるので、百貨店、スーパー、通信販売のケース入り
商品をラッピングする場合に包装紙の代替、もしくはの
し紙の代替として好適に使用できる。また、無機質フィ
ラーを配合した場合には焼却時における燃焼カロリーが
低下して、紙の燃焼カロリーに近づくので焼却炉の炉内
を高温で痛める心配なく、紙と同様に処理することがで
きるという利点も有している。
リーブ包装を行うと、従来の包装紙による包装に見劣り
せず、それよりも高強度の包装が行える。また、機械に
よる自動包装も可能で人件費の削減、包装時間の短縮が
できるので、百貨店、スーパー、通信販売のケース入り
商品をラッピングする場合に包装紙の代替、もしくはの
し紙の代替として好適に使用できる。また、無機質フィ
ラーを配合した場合には焼却時における燃焼カロリーが
低下して、紙の燃焼カロリーに近づくので焼却炉の炉内
を高温で痛める心配なく、紙と同様に処理することがで
きるという利点も有している。
【図1】本発明のフィルムを用いて帯掛け状スリーブ包
装して得られた包装体の一例を示す斜視図である。
装して得られた包装体の一例を示す斜視図である。
【図2】他の熱収縮性フィルムを用いて帯掛け状スリー
ブ包装して得られた包装体の一例を示す斜視図である。
ブ包装して得られた包装体の一例を示す斜視図である。
1 熱収縮性フィルム 11 フィルムの両側端 2 ケース入り商品 21 ケース入り商品の角部 3 包装体
Claims (5)
- 【請求項1】 測定温度130℃での縦方向の収縮率が
40〜90%、横方向の収縮率が−1〜−30%である
熱収縮性合成樹脂フィルムからなる帯掛け状スリーブ包
装用フィルム。 - 【請求項2】 前記熱収縮性合成樹脂フィルムが無機質
フィラーを含有していることを特徴とする請求項1記載
の帯掛け状スリーブ包装用フィルム。 - 【請求項3】 前記熱収縮性合成樹脂フィルムが、無機
質フィラーを含有した層と、その片側もしくは両側の熱
融着層からなる多層フィルムであることを特徴とする請
求項1記載の帯掛け状スリーブ包装用フィルム。 - 【請求項4】 前記熱収縮性合成樹脂フィルムに着色及
び/又は図柄や文字の印刷がされていることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の帯掛け状スリーブ包
装用フィルム。 - 【請求項5】 前記帯掛け状スリーブ包装用フィルムを
ケース入り商品のラッピングに使用する用途。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5105695A JP2837060B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | ケース入り商品の帯掛け状スリーブ包装方法、及び帯掛け状スリーブ包装用フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5105695A JP2837060B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | ケース入り商品の帯掛け状スリーブ包装方法、及び帯掛け状スリーブ包装用フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321253A true JPH06321253A (ja) | 1994-11-22 |
JP2837060B2 JP2837060B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14414526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5105695A Expired - Fee Related JP2837060B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | ケース入り商品の帯掛け状スリーブ包装方法、及び帯掛け状スリーブ包装用フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2837060B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997021595A1 (en) * | 1995-12-09 | 1997-06-19 | Charterhouse Graphics Limited | Packaging sleeves |
WO1999052788A1 (fr) * | 1998-04-09 | 1999-10-21 | Asahi Breweries, Ltd. | Recipient a etiquette integrale retrecissable, et etiquette retrecissable tubulaire |
JP2011008089A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 帯ラベル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58153632A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-12 | 積水化成品工業株式会社 | 印刷スリ−ブ形成用シ−ト |
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-
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