JPH06321134A - トランクリッド構造 - Google Patents
トランクリッド構造Info
- Publication number
- JPH06321134A JPH06321134A JP10901093A JP10901093A JPH06321134A JP H06321134 A JPH06321134 A JP H06321134A JP 10901093 A JP10901093 A JP 10901093A JP 10901093 A JP10901093 A JP 10901093A JP H06321134 A JPH06321134 A JP H06321134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- end portion
- trunk lid
- lid structure
- lower panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウタアッパーパネルの下端部とアウタロア
パネルの上端部との接合部分におけるシール不良の発生
を防止することができるトランクリッド構造を提供する
ことを目的とする。 【構成】 アウタアッパーパネル11の下端部11aに
アウタロアパネル12の上端部12aを車外側にして重
ね合わせて互いに溶着結合し、該接合部分にシール剤1
3を塗布し、該シール剤によってアウタロアパネル12
の上端部12aの切り口12bを覆うようにしたトラン
クリッド構造において、アウタロアパネル12の上端部
12aを下方へ折曲してその切り口12bをアウタアッ
パーパネル11の下端部11a面から浮かせた構成とし
ている。
パネルの上端部との接合部分におけるシール不良の発生
を防止することができるトランクリッド構造を提供する
ことを目的とする。 【構成】 アウタアッパーパネル11の下端部11aに
アウタロアパネル12の上端部12aを車外側にして重
ね合わせて互いに溶着結合し、該接合部分にシール剤1
3を塗布し、該シール剤によってアウタロアパネル12
の上端部12aの切り口12bを覆うようにしたトラン
クリッド構造において、アウタロアパネル12の上端部
12aを下方へ折曲してその切り口12bをアウタアッ
パーパネル11の下端部11a面から浮かせた構成とし
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランクリッド構造に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】図4および図5は、従来のトランクリッ
ド構造を示すものである。この従来のトランクリッド構
造では、アウタアッパーパネル1の下端部1aにアウタ
ロアパネル2の上端部2aを車外側にして重ね合わせて
互いに溶着結合し、該接合部分にシール剤3を塗布し、
該シール剤によってアウタロアパネルの上端部の切り口
を覆うようにしていた。
ド構造を示すものである。この従来のトランクリッド構
造では、アウタアッパーパネル1の下端部1aにアウタ
ロアパネル2の上端部2aを車外側にして重ね合わせて
互いに溶着結合し、該接合部分にシール剤3を塗布し、
該シール剤によってアウタロアパネルの上端部の切り口
を覆うようにしていた。
【0003】このシール剤3の塗布作業は、アウタロア
パネル2の上端部2aの切り口2bをガイドとして、シ
ール剤塗布ガン4を用いて車幅方向に連続的に行ってい
た。
パネル2の上端部2aの切り口2bをガイドとして、シ
ール剤塗布ガン4を用いて車幅方向に連続的に行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のトランクリッド構造では、シール剤塗布時のガイ
ドとなるアウタロアパネル2の板厚は、通常0.6〜
0.7mm程度であるため、上記シール剤塗布作業を慎
重に行わないとシール剤3がアウタロアパネル2の上端
部2aの切り口2bから外れてしまい、シール不良が生
じる虞があった。
従来のトランクリッド構造では、シール剤塗布時のガイ
ドとなるアウタロアパネル2の板厚は、通常0.6〜
0.7mm程度であるため、上記シール剤塗布作業を慎
重に行わないとシール剤3がアウタロアパネル2の上端
部2aの切り口2bから外れてしまい、シール不良が生
じる虞があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、アウタアッパーパネルの下端部とアウタロアパネル
の上端部との接合部分におけるシール不良の発生を防止
することができるトランクリッド構造を提供することを
目的とする。
で、アウタアッパーパネルの下端部とアウタロアパネル
の上端部との接合部分におけるシール不良の発生を防止
することができるトランクリッド構造を提供することを
目的とする。
【0006】本発明では、上記目的を達成するために、
アウタアッパーパネルの下端部にアウタロアパネルの上
端部を車外側にして重ね合わせて互いに溶着結合し、該
接合部分にシール剤を塗布し、該シール剤によってアウ
タロアパネルの上端部の切り口を覆うようにしたトラン
クリッド構造において、上記アウタロアパネルの上端部
を下方へ折曲してその切り口を上記アウタアッパーパネ
ルの下端部面から浮かせた構成としている。
アウタアッパーパネルの下端部にアウタロアパネルの上
端部を車外側にして重ね合わせて互いに溶着結合し、該
接合部分にシール剤を塗布し、該シール剤によってアウ
タロアパネルの上端部の切り口を覆うようにしたトラン
クリッド構造において、上記アウタロアパネルの上端部
を下方へ折曲してその切り口を上記アウタアッパーパネ
ルの下端部面から浮かせた構成としている。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るトランクリッド構造の一
実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1
〜図3は、本実施例のトランクリッド構造を示すもので
ある。
実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1
〜図3は、本実施例のトランクリッド構造を示すもので
ある。
【0008】本実施例のトランクリッド10は、アウタ
アッパーパネル11の下端部11aにアウタロアパネル
12の上端部12aを車外側にして重ね合わせて互いに
溶着結合し、該接合部分にシール剤13を塗布し、該シ
ール剤によってアウタロアパネル12の上端部12aの
切り口12bを覆うように構成されている。
アッパーパネル11の下端部11aにアウタロアパネル
12の上端部12aを車外側にして重ね合わせて互いに
溶着結合し、該接合部分にシール剤13を塗布し、該シ
ール剤によってアウタロアパネル12の上端部12aの
切り口12bを覆うように構成されている。
【0009】本実施例では、特に、アウタアッパーパネ
ル11に接合する前に、アウタロアパネル12の上端部
12aを下方へ折曲してその切り口12bをアウタアッ
パーパネル11の下端部11aの面から浮かせるように
している。
ル11に接合する前に、アウタロアパネル12の上端部
12aを下方へ折曲してその切り口12bをアウタアッ
パーパネル11の下端部11aの面から浮かせるように
している。
【0010】これにより、シール剤13の塗布作業に際
し、アウタロアパネル12の上端部12aの切り口12
bをガイドとして、該切り口から外れること無く、シー
ル剤13の塗布をガン14を用いて車幅方向に連続的に
容易にかつ正確に行うことができる。
し、アウタロアパネル12の上端部12aの切り口12
bをガイドとして、該切り口から外れること無く、シー
ル剤13の塗布をガン14を用いて車幅方向に連続的に
容易にかつ正確に行うことができる。
【0011】なお、図2において、15はリヤバンパ、
16はライセンスプレートを照射するランプである。
16はライセンスプレートを照射するランプである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るトラ
ンクリッド構造によれば、アウタアッパーパネルの下端
部にアウタロアパネルの上端部を車外側にして重ね合わ
せて互いに溶着結合し、該接合部分にシール剤を塗布
し、該シール剤によってアウタロアパネルの上端部の切
り口を覆うようにしたトランクリッド構造において、上
記アウタロアパネルの上端部を下方へ折曲してその切り
口を上記アウタアッパーパネルの下端部面から浮かせた
構成としているので、上記シール剤の塗布作業に際し、
上記アウタロアパネルの上端部の切り口をガイドとし
て、該切り口から外れること無く、上記シール剤の塗布
を容易にかつ正確に行うことができる。
ンクリッド構造によれば、アウタアッパーパネルの下端
部にアウタロアパネルの上端部を車外側にして重ね合わ
せて互いに溶着結合し、該接合部分にシール剤を塗布
し、該シール剤によってアウタロアパネルの上端部の切
り口を覆うようにしたトランクリッド構造において、上
記アウタロアパネルの上端部を下方へ折曲してその切り
口を上記アウタアッパーパネルの下端部面から浮かせた
構成としているので、上記シール剤の塗布作業に際し、
上記アウタロアパネルの上端部の切り口をガイドとし
て、該切り口から外れること無く、上記シール剤の塗布
を容易にかつ正確に行うことができる。
【0013】したがって、上記アウタアッパーパネルの
下端部とアウタロアパネルの上端部との接合部分におけ
るシール不良の発生を確実に防止することができる。
下端部とアウタロアパネルの上端部との接合部分におけ
るシール不良の発生を確実に防止することができる。
【0014】さらに、本実施例のトランクリッド構造で
は、上記アウタロアパネルの上端部の切り口を見失うこ
と無く、上記シール剤の塗布を容易にかつ正確に行うこ
とができるので、その作業時間の短縮化を図ることがで
きる。
は、上記アウタロアパネルの上端部の切り口を見失うこ
と無く、上記シール剤の塗布を容易にかつ正確に行うこ
とができるので、その作業時間の短縮化を図ることがで
きる。
【図1】本発明に係るトランクリッド構造の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明に係るトランクリッド構造の一実施例の
要部を拡大して示す断面図である。
要部を拡大して示す断面図である。
【図4】従来のトランクリッド構造を示す図2に対応す
る断面図である。
る断面図である。
【図5】従来のトランクリッド構造の要部を拡大して示
す図3に対応する断面図である。
す図3に対応する断面図である。
10 トランクリッド 11 アウタアッパーパネル 11a 下端部 12 アウタロアパネル 12a 上端部 12b 切り口 13 シール剤 14 シール剤塗布ガン
Claims (1)
- 【請求項1】 アウタアッパーパネルの下端部にアウタ
ロアパネルの上端部を車外側にして重ね合わせて互いに
溶着結合し、該接合部分にシール剤を塗布し、該シール
剤によってアウタロアパネルの上端部の切り口を覆うよ
うにしたトランクリッド構造において、上記アウタロア
パネルの上端部を下方へ折曲してその切り口を上記アウ
タアッパーパネルの下端部面から浮かせたことを特徴と
するトランクリッド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10901093A JPH06321134A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | トランクリッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10901093A JPH06321134A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | トランクリッド構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321134A true JPH06321134A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14499287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10901093A Pending JPH06321134A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | トランクリッド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06321134A (ja) |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP10901093A patent/JPH06321134A/ja active Pending
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