JPH0632074Y2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0632074Y2
JPH0632074Y2 JP1988072267U JP7226788U JPH0632074Y2 JP H0632074 Y2 JPH0632074 Y2 JP H0632074Y2 JP 1988072267 U JP1988072267 U JP 1988072267U JP 7226788 U JP7226788 U JP 7226788U JP H0632074 Y2 JPH0632074 Y2 JP H0632074Y2
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JP
Japan
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washing
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tub
water tank
dehydrating tub
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JP1988072267U
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充洋 松本
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Sharp Corp
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、水槽の異常振動を検知する機能を有する洗濯
機に関する。
<従来技術> 従来、第6図に示す如く、水槽1の上部に配された水槽
カバー2に突起3が設けられており、該突起3に近接し
て安全スイツチ4の検知棒5が配されている。なお、安
全スイツチ4は、適度な洗濯物の片寄りによるアンバラ
ンス状態でも動作するように本体6に固定されている。
そして、脱水時に洗濯脱水槽7に洗濯物の片寄りによる
アンバランスが生じたとき、水槽1は、脱水の回転初期
には、図中矢印にて示した軌跡を通つて2点鎖線の位置
まで移動する。
このとき、水槽カバー2の突起3により安全スイツチ4
の検知棒5が移動して、安全スイツチ4が動作し、洗濯
脱水槽7の回転が停止する。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、第7図に示す如く、洗濯物の片寄りの状態によ
つて水槽1および洗濯脱水槽7等の振動系がある固有振
動数に達したときには、図中矢印方向に本体6に衝突し
ながら律動をくりかえす場合がある。
水槽1および水槽カバー2の動きは、図中矢印で示す動
きを繰返し、安全スイツチ4の検知棒5を動作させるこ
となく半永久的にこの状態をくり返し、洗濯機にとつて
危険な状態になるといつた問題点がある。
本考案は、上記に鑑み、アンバランス状態を検知したと
き、水槽の異常振動を未然に防止することができる洗濯
機の提供を目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案による問題点解決手段は、第1図〜第5図の如
く、本体6に吊支された水槽1と、該水槽1に内装され
た洗濯脱水槽7と、該洗濯脱水槽7を回転させるモータ
9とを備えた洗濯機において、前記洗濯脱水槽7のアン
バランス状態を検知する異常振動検知装置10が設けら
れ、該異常振動検知装置10は、前記本体6の水平面で
の対角線を挾んで位置するべく水槽1側に水平方向に所
定の間隔をおいて形成された複数個の突起3a,3b
と、本体6側に該本体6の水平面での対角線上に設けら
れ前記複数個の突起3a,3bの何れかに接触すると作
動する検知器11とから成り、該検知器11は前記洗濯
脱水槽7の水平方向でのX軸方向及びY軸方向の両方向
の異常振動を検知するべく前記複数個の突起3a,3b
の中間に配され、前記検知器11からの停止信号により
前記洗濯脱水槽7の回転を停止させる制御回路8が設け
られたものである。
<作用> 上記問題点解決手段において、脱水時に洗濯脱水槽7で
洗濯物等の片寄りによるアンバランスが生じたとき、水
槽1が矢印B方向への異常振動を起こし、本体6に衝突
しながら律動を繰返す。このとき、第3図の如く、水槽
カバー2に設けられた第二突起3bが検知器11の安全
スイツチ4に接触して、安全スイツチ4がオフとなる。
そして、安全スイツチ4から停止信号が出力され、制御
回路8によつて、洗濯脱水槽7の回転が停止する。
また、水槽1が矢印A方向への異常振動が生じたときも
同様に、第一突起3aにより洗濯脱水槽7のアンバラン
ス状態を検知して、洗濯脱水槽7の回転が停止する。
したがつて、洗濯脱水槽7のアンバランスの状態から生
じる水槽1の異常振動が早期に検知されるので、水槽1
の異常振動を未然に防止することができる。
<実施例> 以下、本考案の第一実施例を第1図〜第5図に基づいて
説明する。第1図は本考案の一実施例を示す洗濯機の概
略構造を示す断面図、第2図は同じく洗濯機の平面図、
第3図は同じく異常振動時の洗濯機の平面図、第4図は
同じく安全スイツチの断面図、第5図は同じく制御回路
図である。
そして、図示の如く、本体6の吊支された水槽1と、該
水槽1に内装された洗濯脱水槽7と、該洗濯脱水槽7を
回転させるモータ9とを備えた洗濯機において、前記洗
濯脱水槽7のアンバランス状態を検知する異常振動検知
装置10が設けられ、該異常振動検知装置10は、前記
本体6の水平面での対角線を挾んで位置するべく水槽1
側に水平方向に所定の間隔をおいて形成された複数個の
突起3a,3bと、本体6側に該本体6の水平面での対
角線上に設けられ前記複数個の突起3a,3bの何れか
に接触すると作動する検知器11とから成り、該検知器
11は前記洗濯脱水槽7の水平方向でのX軸方向及びY
軸方向の両方向の異常振動を検知するべく前記複数個の
突起3a,3bの中間に配され、前記検知器11からの
停止信号により前記洗濯脱水槽7の回転を停止させる制
御回路8が設けられている。
また、洗濯機本体6は上面開放の箱形に形成され、その
底部6aに振動緩衝用合成ゴム製の脚12が取付けら
れ、洗濯機本体6の上部の上面板6bの後部に操作用の
スイツチや表示部等を有する操作部13が配されてい
る。
さらに、洗濯機本体6の内部には支持杆14aおよびコイ
ルばね14b等から成る防振機構14により弾性支持され
た上面開放の水槽1が内装され、該水槽1に多数の水抜
き孔7aを有する洗濯脱水槽7が内装される。そして、
洗濯脱水槽7の底部に攪拌翼(パルセータ)15が回転
軸16を介して回転自在に内装支持され、該回転軸16
の下端には水槽1を貫通してベルトプーリ17が固定さ
れる。
また、水槽1の下面にはモータ9が固定され、該モータ
9のモータ軸9aに取付けられたモータプーリ18と前記
ベルトプーリ17との間にベルト19が掛巻される。前
記回転軸16は、上端に前記攪拌翼15が固定され下端
に前記ベルトプーリ17が固定された内軸16aと、該内
軸16aに回転自在に外嵌された上端が前記洗濯脱水槽7
の下部に固定された外軸16bとから成る二重軸構造とさ
れ、両者はクラツチ20およびブレーキ21等により互
に着脱自在に連結される。そして、前記クラツチ20お
よび回転軸16は水槽1の下面に固定されたハウジング
22に内装される。
前記水槽1は、その底部に排水路23が形成され、また
水槽1の上部にすすぎ水用の排水路23aが形成され、両
排水路23,23aの分岐部にソレノイド等により開閉する排
水弁24が介設される。
前記モータ9は、正逆転可能なもので、例えば交流式の
場合は端子を切換えることによりその回転方向を変える
ことができるコンデンサラン型のものが使用される。な
お、直流式の場合は、流れる電流の方向を切換えること
により正転、逆転可能となる。
前記異常振動検知装置10の突起3a,3bは、三角板状に
形成されたもので、水槽カバー2の外周面に固定されて
いる。そして、第一の突起3aは、従来と同様に矢印A方
向(Y軸方向)への振動に対して、安全スイツチ4の検
知棒5に接触してアンバランスを報知できる位置に配さ
れている。また、第二の突起3bは、洗濯脱水槽7の回転
方向(図中矢印C方向)側に、通常の洗濯脱水槽7のア
ンバランス時には動作に関与せずに、水槽1、防振機構
14および洗濯脱水槽7の回転数等この振動系が洗濯脱
水槽7の洗濯物の片寄りによりある固有振動数になっ
て、水槽1が矢印B方向(X軸方向)に本体6衝突しな
がら振動をするとき、安全スイツチ4を動作させるよう
に位置および形状を実験的に求めたものである。
前記検知器11は、第4図の如く、単投型の安全スイツ
チ4と検知棒5とから成り、該検知棒5は検知器ケース
25に固定された軸26に揺動自在にかつ揺動方向と直
角に若干移動できるように支持されており、常時安全ス
イツチ4をオンとなるようばね27により付勢され、異
常振動時には前記突起3a,3bが接触すると揺動されて安
全スイツチ4をオフにする。また、前記検知器ケース2
5は本体6に固定されている。
前記制御回路8は、一般的なワンチツプマイクロコンピ
ユータで内部にデータRAM、プログラムROM、AL
U等を有しており、前記検知器11からの出力信号によ
りモータ9を停止させ、ブレーキ21を作動させて洗濯
脱水槽7を停止するよう制御している。
上記構成において、脱水時に洗濯脱水槽7で洗濯物等の
片寄りによるアンバランスが生じたとき、洗濯脱水槽7
の下部は回転軸16で支持されているので、洗濯脱水槽
7の上部が大きく揺れだして回転しながら水槽1に当た
り、その反力で揺れがますます大きくなる。そして、揺
れの方向が有る一定の方向に増幅されてしまい、水槽1
が矢印B方向への異常振動を起こし、本体6に衝突しな
がら律動を繰返す。このとき、第3図の如く、水槽カバ
ー2に設けられた第二突起3bが安全スイツチ4の検知棒
5に接触して、検知棒5が押されながら揺動すると、安
全スイツチ4がオフとなる。そして、安全スイツチ4か
ら停止信号が出力され、制御回路8によりモータ9が停
止するとともに洗濯脱水槽7を停止させるようブレーキ
21が作動して、洗濯脱水槽7の回転が停止する。
また、水槽1が矢印A方向への異常振動が生じたときも
同様に、第一突出3aにより洗濯脱水槽7のアンバランス
状態を検知して、洗濯脱水槽7の回転が停止する。
したがつて、洗濯脱水槽7のアンバランスの状態から生
じる水槽1の異常振動が早期に検知されるので、水槽1
の異常振動を未然に防止することができ、しかも突起3
a,3bを設けるだけですむため、安価な装置にすることが
できる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば、突起3a,3bは、水槽カバー2だけでなく、水槽
1に設けてもよい。また突起3a,3bは本実施例では二カ
所であるが、検知棒5の位置、形状によつては三カ所、
4カ所と実験的に最適な状態を求めるとよい。
なお、第4図一点鎖線の如く、検知棒5の検知部に円弧
形検知板30を付設して検知範囲を拡大しても良い。
<考案の効果> 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、本体に
吊支された水槽と、該水槽に内装された洗濯脱水槽と、
該洗濯脱水槽を回転させるモータとを備えた洗濯機にお
いて、前記洗濯脱水槽のアンバランス状態を検知する異
常振動検知装置が設けられ、該異常振動検知装置は、前
記本体の水平面での対角線を挾んで位置するべく水槽側
に水平方向に所定の間隔において形成された複数個の突
起と、本体側に該本体の水平面での対角線上に設けられ
前記複数個の突起の何れかに接触すると作動する検知器
とから成り、該検知器は前記洗濯脱水槽の水平方向での
X軸方向及びY軸方向の両方向の異常振動を検知するべ
く前記複数個の突起の中間に配され、前記検知器からの
停止信号により前記洗濯脱水槽の回転を停止させる制御
回路が設けられているため、洗濯脱水槽の水平面でのX
軸方向及びY軸方向の両方向のアンバランスの状態から
生じる水槽の水平方向の異常振動が、該水槽の水平面で
のX軸方向若しくはY軸方向の何れかの振動の大きい方
で迅速且つ正確に早期に検地され、水槽の異常振動を未
然に確実に防止することができて水槽の水平面でのX軸
方向及びY軸方向の両方向のアンバランスの状態から生
じる洗濯機の危険な状態を未然に確実に防止することが
でき、しかも突起を複数個設けるだけですむため、安価
な装置にすることができるといつた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す洗濯機の概略構造を示
す断面図、第2図は同じく洗濯機の平面図、第3図は同
じく異常振動時の洗濯機の平面図、第4図は同じく安全
スイツチの断面図、第5図は同じく制御回路図、第6図
は従来の洗濯器の平面図、第7図は同じく異常振動時の
洗濯器の平面図である。 1:水槽、2:水槽カバー、3a,3b:突起、4:安全ス
イツチ、5:検知棒、6:本体、7:洗濯脱水槽、8:
制御回路、9:モータ、10:異常振動検知装置、1
1:検知器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に吊支された水槽と、該水槽に内装さ
    れた洗濯脱水槽と、該洗濯脱水槽を回転させるモータと
    を備えた洗濯機において、前記洗濯脱水槽のアンバラン
    ス状態を検知する異常振動検知装置が設けられ、該異常
    振動検知装置は、前記本体の水平面での対角線を挾んで
    位置するべく水槽側に水平方向に所定の間隔をおいて形
    成された複数個の突起と、本体側に該本体の水平面での
    対角線上に設けられ前記複数個の突起の何れかに接触す
    ると作動する検知器とから成り、該検知器は前記洗濯脱
    水槽の水平面でのX軸方向及びY軸方向の両方向の異常
    振動を検知するべく前記複数個の突起の中間に配され、
    前記検知器からの停止信号により前記洗濯脱水槽の回転
    を停止させる制御回路が設けられたことを特徴とする洗
    濯機。
JP1988072267U 1988-05-30 1988-05-30 洗濯機 Expired - Lifetime JPH0632074Y2 (ja)

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