JPH06320497A - セラミックグリーンシートの穴明け方法 - Google Patents
セラミックグリーンシートの穴明け方法Info
- Publication number
- JPH06320497A JPH06320497A JP10897193A JP10897193A JPH06320497A JP H06320497 A JPH06320497 A JP H06320497A JP 10897193 A JP10897193 A JP 10897193A JP 10897193 A JP10897193 A JP 10897193A JP H06320497 A JPH06320497 A JP H06320497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic green
- green sheet
- punch
- punching
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】セラミックグリーンシートの穴明けのときのそ
の伸びによる穴位置精度の劣化を防止したセラミックグ
リーンシートの穴明け方法を提供すること。 【構成】セラミックグリーンシート１に穴明けすると
き、ストリッパープレート５に設けられたエアー噴射口
４からエアーを噴射することにより、セラミックグリー
ンシート１をダイ３側へ押さえ付けながらポンチ２によ
る打ち抜きを行う。
の伸びによる穴位置精度の劣化を防止したセラミックグ
リーンシートの穴明け方法を提供すること。 【構成】セラミックグリーンシート１に穴明けすると
き、ストリッパープレート５に設けられたエアー噴射口
４からエアーを噴射することにより、セラミックグリー
ンシート１をダイ３側へ押さえ付けながらポンチ２によ
る打ち抜きを行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高精度でスルーホール
の打ち抜きを行うに好適なセラミックグリーンシートの
穴明け方法に関する。
の打ち抜きを行うに好適なセラミックグリーンシートの
穴明け方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のセラミックグリーンシートの穴明
け方法は、例えば特開平２−１３６２０４号公報に記載
されているように、セラミックグリーンシート上に薄膜
シートを貼付け、薄膜シートとセラミックグリーンシー
トを同時に打ち抜くことにより、穴明けによるセラミッ
クグリーンシートの伸びを防止し、位置精度の劣化を防
ぐものである。この方法は、セラミックグリーンシート
が薄膜シートに保護されているため、セラミックグリー
ンシートへの異物の付着を防止するという効果もある。
け方法は、例えば特開平２−１３６２０４号公報に記載
されているように、セラミックグリーンシート上に薄膜
シートを貼付け、薄膜シートとセラミックグリーンシー
トを同時に打ち抜くことにより、穴明けによるセラミッ
クグリーンシートの伸びを防止し、位置精度の劣化を防
ぐものである。この方法は、セラミックグリーンシート
が薄膜シートに保護されているため、セラミックグリー
ンシートへの異物の付着を防止するという効果もある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、穴位
置精度向上のためセラミックグリーンシート上に薄膜シ
ートを貼付け、薄膜シートとセラミックグリーンシート
を同時に打ち抜くものである。しかし、穴形成後にポン
チが上昇するとき、ポンチ側面とシート側面との摩擦抵
抗に加えて、ポンチ側面と薄膜シート側面との摩擦抵抗
が加わるため、セラミックグリーンシート単体のみを打
ち抜くより、薄膜シートとセラミックグリーンシートを
打ち抜くときの方が摩擦抵抗が大きく、セラミックグリ
ーンシートに生じる伸びが大きい。
置精度向上のためセラミックグリーンシート上に薄膜シ
ートを貼付け、薄膜シートとセラミックグリーンシート
を同時に打ち抜くものである。しかし、穴形成後にポン
チが上昇するとき、ポンチ側面とシート側面との摩擦抵
抗に加えて、ポンチ側面と薄膜シート側面との摩擦抵抗
が加わるため、セラミックグリーンシート単体のみを打
ち抜くより、薄膜シートとセラミックグリーンシートを
打ち抜くときの方が摩擦抵抗が大きく、セラミックグリ
ーンシートに生じる伸びが大きい。
【０００４】本発明の目的は、セラミックグリーンシー
トの伸びによる穴位置精度の劣化を防止したセラミック
グリーンシートの穴明け方法を提供することにある。
トの伸びによる穴位置精度の劣化を防止したセラミック
グリーンシートの穴明け方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のセラミックグリーンシートの穴明け方法
は、ポンチとダイにより構成されるパンチ型にセラミッ
クグリーンシートを搭載してポンチによる打ち抜き行う
ときに、少なくともポンチの上昇は、ポンチ側から空気
圧力を加えてセラミックグリーンシートをダイ側へ押さ
え付けて行うようにしたものである。
に、本発明のセラミックグリーンシートの穴明け方法
は、ポンチとダイにより構成されるパンチ型にセラミッ
クグリーンシートを搭載してポンチによる打ち抜き行う
ときに、少なくともポンチの上昇は、ポンチ側から空気
圧力を加えてセラミックグリーンシートをダイ側へ押さ
え付けて行うようにしたものである。
【０００６】この空気圧力を加えることは、少なくとも
ポンチの上昇のときに行えば効果が認められるが、ポン
チの下降時にも加えることが好ましい。つまり、打ち抜
きを行うとき常に空気圧力を加えることが好ましい。
ポンチの上昇のときに行えば効果が認められるが、ポン
チの下降時にも加えることが好ましい。つまり、打ち抜
きを行うとき常に空気圧力を加えることが好ましい。
【０００７】
【作用】セラミックグリーンシートがパンチ型に設置さ
れたポンチによって打ち抜かれるとき、ポンチは一度下
降し、穴を形成した後上昇する。そのときセラミックグ
リーンシートは、穴側面と、ポンチ側面との摩擦抵抗に
より上に持ち上げられる力を受けるが、ポンチ側からの
エアー圧力によってダイ側に押し付けられ、上下の動き
が制御されるので、伸びが抑えられる。さらに、セラミ
ックグリーンシートの打ち抜きカスをエアーにより飛ば
すことができる。
れたポンチによって打ち抜かれるとき、ポンチは一度下
降し、穴を形成した後上昇する。そのときセラミックグ
リーンシートは、穴側面と、ポンチ側面との摩擦抵抗に
より上に持ち上げられる力を受けるが、ポンチ側からの
エアー圧力によってダイ側に押し付けられ、上下の動き
が制御されるので、伸びが抑えられる。さらに、セラミ
ックグリーンシートの打ち抜きカスをエアーにより飛ば
すことができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。図１は、本発明に用いるパンチ型の一例の
縦断面図である。ポンチ２及びダイ３が備えられ、スト
リッパープレート５にエアー噴射口４が設けられてい
る。穴明け前の準備としてエアーを噴射しておく。な
お、エアーは４〜６ｋｇ／ｃｍ2で噴射し、穴明け加工
が終了するまでそのままの状態で噴射し続ける。また、
ダイ３の下部はやや減圧になるようにしておく。
て説明する。図１は、本発明に用いるパンチ型の一例の
縦断面図である。ポンチ２及びダイ３が備えられ、スト
リッパープレート５にエアー噴射口４が設けられてい
る。穴明け前の準備としてエアーを噴射しておく。な
お、エアーは４〜６ｋｇ／ｃｍ2で噴射し、穴明け加工
が終了するまでそのままの状態で噴射し続ける。また、
ダイ３の下部はやや減圧になるようにしておく。
【０００９】次に、厚さ約２００〜３００μｍのセラミ
ックグリーンシート１をパンチ型に搭載する。ポンチ２
は２００〜３００ｈｉｔ／分で下降、上昇し、セラミッ
クグリーンシート１を打ち抜く。エアーを噴射すること
により、ポンチ２が下降してセラミックグリーンシート
１を打ち抜いた後上昇するときに、セラミックグリーン
シートを上に持ち上げようとする力をダイ３側へ押さえ
付けることにより抑えることができる。また、セラミッ
クグリーンシート１の打ち抜きカス６は、エアーの圧力
とダイ３の下部が減圧になっていることにより、下方に
飛ばされ、その付着が防止できる。
ックグリーンシート１をパンチ型に搭載する。ポンチ２
は２００〜３００ｈｉｔ／分で下降、上昇し、セラミッ
クグリーンシート１を打ち抜く。エアーを噴射すること
により、ポンチ２が下降してセラミックグリーンシート
１を打ち抜いた後上昇するときに、セラミックグリーン
シートを上に持ち上げようとする力をダイ３側へ押さえ
付けることにより抑えることができる。また、セラミッ
クグリーンシート１の打ち抜きカス６は、エアーの圧力
とダイ３の下部が減圧になっていることにより、下方に
飛ばされ、その付着が防止できる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、エアー噴射口から噴射
するエアーの圧力により、セラミックグリーンシートの
上下方向の動きが制御されるので、セラミックグリーン
シートに伸びが生じることがなく、スルホールの穴位置
精度が向上する。また、セラミックグリーンシートの伸
びが原因と考えられるポンチ折れも防ぐことができる。
さらに、打ち抜き後のカスもエアーにより飛ばすことが
でき、その付着を防止できる。
するエアーの圧力により、セラミックグリーンシートの
上下方向の動きが制御されるので、セラミックグリーン
シートに伸びが生じることがなく、スルホールの穴位置
精度が向上する。また、セラミックグリーンシートの伸
びが原因と考えられるポンチ折れも防ぐことができる。
さらに、打ち抜き後のカスもエアーにより飛ばすことが
でき、その付着を防止できる。
【００１１】これによって印刷工程における外観不良及
び穴明け工程におけるポンチ折れ不良が低減できるので
セラミックモジュール基板の歩留が向上する。
び穴明け工程におけるポンチ折れ不良が低減できるので
セラミックモジュール基板の歩留が向上する。
【図１】本発明に用いるパンチ型の一例の縦断面図。
１…セラミックグリーンシート ２…ポンチ ３…ダイ ４…エアー噴射口 ５…ストリッパープレート ６…打ち抜きカス
Claims (1)
- 【請求項１】ポンチとダイにより構成されるパンチ型に
セラミックグリーンシートを搭載してポンチによる打ち
抜きを行うセラミックグリーンシートの穴明け方法にお
いて、上記打ち抜きに際し、少なくとも上記ポンチの上
昇は、ポンチ側から空気圧力を加えてセラミックグリー
ンシートをダイ側へ押さえ付けて行うことを特徴とする
セラミックグリーンシートの穴明け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10897193A JPH06320497A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | セラミックグリーンシートの穴明け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10897193A JPH06320497A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | セラミックグリーンシートの穴明け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06320497A true JPH06320497A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14498298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10897193A Pending JPH06320497A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | セラミックグリーンシートの穴明け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06320497A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8869400B2 (en) * | 2006-10-25 | 2014-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method for manufacturing a nozzle plate and a droplet dispensing head |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP10897193A patent/JPH06320497A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8869400B2 (en) * | 2006-10-25 | 2014-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method for manufacturing a nozzle plate and a droplet dispensing head |
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