JPH06320413A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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Publication number
JPH06320413A
JPH06320413A JP11625793A JP11625793A JPH06320413A JP H06320413 A JPH06320413 A JP H06320413A JP 11625793 A JP11625793 A JP 11625793A JP 11625793 A JP11625793 A JP 11625793A JP H06320413 A JPH06320413 A JP H06320413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
head
wafer
dressing
polishing head
Prior art date
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Pending
Application number
JP11625793A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Oishi
明良 大石
Hiroshi Horie
博 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11625793A priority Critical patent/JPH06320413A/ja
Publication of JPH06320413A publication Critical patent/JPH06320413A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライスした単結晶を研磨する枚葉式研磨装
置に関し、特性の向上を目的とする。 【構成】 研磨用ヘッドの先端部に研磨布のブラッシン
グ手段とブラッシの内側に研磨剤を供給する手段を備え
ると共に、回転定盤の回転中心に対し研磨用ヘッドの対
称位置に同一の加圧機構をもつドレス用ヘッドを備え、
ドレス用ヘッドが下面にドレッシングプレートをもつと
共にドレッシングプレートに純水を供給して洗浄する手
段を備えており、研磨用ヘッドと連動して揺動回転する
ことを特徴として研磨装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品用結晶基板、特
に半導体基板の研磨に適した研磨装置の構成に関する。
【0002】大量の情報を迅速に処理する必要から情報
処理装置の主体を構成する半導体装置は単位素子の小形
化による大容量化が行なわれてLSIやVLSIなどの
集積回路が実用化されているが、これらはシリコン(S
i) 単結晶よりなり、厚さが約500 μm の薄層基板(以
下略してウエハ)を用いて作られている。こゝで、量産
化とこれによるコスト低減を実現するため、引上げ法に
より作られるSi単結晶の直径は徐々に増大しており、8
インチ径のものまで作られている。
【0003】一方、光通信に使用する方向性結合器や光
変調器の材料には非線形光学結晶であるニオブ酸リチウ
ム(LiNbO3)やタンタル酸リチウム(TaNbO3)の単結晶
が使われており、また、弾性表面波フィルタの材料には
電気機械結合係数が大きく、伝播損失の少ない強誘電体
結晶であるLiNbO3やTaNbO3が使われているが、これらの
結晶もコスト低減を実現するために引上げ法で作られる
単結晶の直径は増大しており、単結晶ロッドをスライス
して厚さが数100 μm のウエハとした後、研磨装置にか
けて表面研磨を行なって平坦化し、これを被処理基板と
して薄膜形成技術や写真蝕刻技術(フォトリソグラフ
ィ)などを用いてデバイスの形成が行なわれている。
【0004】こゝで、結晶基板の研磨装置としては枚葉
式のものとバッチ式のものとがあるが、上記の電子部品
用としては平行精度が良く、平坦性の優れた研磨を行な
う必要がある。本発明は精度の高い研磨が可能な枚葉式
の研磨装置に関するものである。
【0005】
【従来の技術】図3は従来の枚葉式研磨装置の構成を示
す斜視図であり、図示を省略したモータにより数10 RPM
程度の低速で回転する定盤1の表面には研磨布2が貼着
してあり、これに研磨剤が供給されている。一方、加圧
機構を備えた研磨用ヘッド3の先端部に真空吸着法など
により研磨を行なうウエハ4が固定されており、ウエハ
4を研磨布2に加圧した状態で研磨用ヘッド3を回転さ
せることで研磨が行なわれている。また、ウエハ4が研
磨される際の平行精度を向上するために回転しながら横
方向に反復して移動する揺動機構が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先に記したように量産
化によるコスト低減を実現するために研磨を行なうウエ
ハは次第に大型化してきており、そのために研磨用ヘッ
ドに加わる加圧量は増大してきている。すなわち、ウエ
ハには0.3 〜0.5 kg/cm2の荷重を加えて研磨が行なわれ
ているが、これよりすると、例えば、4インチのSiウエ
ハの場合は約80 kg の荷重を、また、6インチウエハの
場合は約180 kgの荷重を加える必要がある。然し、この
ような大きな力が回転軸よりも外れた位置に加わる場合
は、定盤の回転軸の垂直方向にずれを生じ、回転定盤の
平行精度に影響を及ぼし、片削れの原因となる。
【0007】また、従来より研磨は研磨布とウエハとが
研磨剤を介してそれぞれ異なる速度で同方向に回転する
相対運動をすることにより研磨が行なわれている。然
し、研磨布は研磨剤や研磨生成物によって容易に目詰ま
りを起こすことから、安定した研磨状態を長時間に亙っ
て維持することは困難である。これらのことから、ウエ
ハの大型化に拘らず片削れが生ぜす、また、長時間に亙
って安定した研磨状態を保つことができる研磨装置を実
用化することが課題であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は研磨用ヘッ
ドが先端部に研磨布のブラッシング手段とブラッシの内
側に研磨剤を供給する手段を備えると共に、回転定盤の
回転中心に対して研磨用ヘッドの対称位置に同一の加圧
機構をもつドレス用ヘッドを備え、このドレス用ヘッド
が下面にドレッシングプレートをもつと共にドレッシン
グプレートに純水を供給して洗浄する手段を備えてお
り、研磨用ヘッドと連動して揺動回転することを特徴と
する研磨装置の使用により解決することができる。
【0009】
【作用】本発明は回転定盤の回転中心に対して研磨用ヘ
ッドの対称位置に同一の加圧機構をもつドレス用ヘッド
を備えることにより定盤の回転軸の垂直方向にずれを生
ずることを無くし、また、長時間に亙って安定した研磨
状態を保つためにブラッシング機構とドレッシング機構
を備えるものである。
【0010】図1は本発明に係る研磨装置の構成を示す
断面図であり、また、図2は研磨用ヘッドとドレス用ヘ
ッドの揺動回転を説明する平面図である。すなわち、研
磨用ヘッド3の対称位置にウエハ4と同じか或いはこれ
よりも大きな直径のドレッシングプレート(Dressing-p
late) 6を備えたドレス用ヘッド7を設け、ウエハ4に
加えるのと同じ荷重を加えて同様に回転させることによ
りバランスを保つと共に研磨剤や研磨生成物により目詰
まりを起こしている研磨布2をドレッシングプレート6
により目立て(Dressing)を行い、また、純水8をドレ
ッシングプレート6に加えて研磨剤や研磨生成物を流し
去ることにより研磨布2の劣化を防ぐものである。
【0011】また、研磨用ヘッド3の下側にブラシ9を
設け、ウエハ4と一緒に回転させると共に研磨剤10をブ
ラシ9とウエハ4との間に供給するようにすれば目詰ま
りを無くして研磨条件を安定化することができる。ま
た、図2に示すように研磨用ヘッド3とドレス用ヘッド
7は同方向に回転しながら相対的に揺動運動をすること
により定盤の回転軸の垂直方向にずれを生ずることを無
くすことができ、このような機構をとることにより従来
の問題を解決することができる。
【0012】
【実施例】4インチのSiウエハを研磨する場合について
説明する。ウエハ4は従来のように真空吸着法により研
磨用ヘッド3に接着させた。また、ブラシ9としてはナ
イロン製のものを使用し、研磨用ヘッド3より四方向に
十字型に設けた。また、研磨剤10は回転を伴わない筐体
11の内側を通る配管によりブラシ9とウエハ4の間に供
給するようにした。
【0013】また、ドレッシングプレート6として5イ
ンチ径のものを用い、純水8はドレス用ヘッド7の筐体
12を通ってドレッシングプレート6に達する配管により
供給した。また、研磨布2として厚さ1mmの発泡ウレタ
ン(品名SUBA-400) を用い、また、研磨剤としては気相
反応から得たシリカ(Fumed-silica) をコロイド状に分
散してあるコロイダルシリカ( 品名SC-1, キャボット
社) を使用した。
【0014】次に、研磨条件としては、定盤1を20 RPM
の速度で回転させ、一方、研磨用ヘッド3とドレス用ヘ
ッド7は60 RPMの速度で回転させ、研磨剤10と純水8は
それぞれ200 cc/ 分の流量で供給し、また、研磨用ヘッ
ド3にはウエハ4に0.3 kg/cm2の圧力が加わるように加
圧し、また、これと同じ圧力をドレス用ヘッド7に加え
て約10μm 厚の研磨を行なった。
【0015】そして厚さのバラツキを非接触ウエハ評価
装置( 品名ウルトラゲージ9500, 日本ADE製)を用い
て測定した結果、従来の研磨装置ではTTV(MAX.−MI
N.)が1.5 μm 程度であったが、本発明に係る装置の使
用により0.7 μm にまで縮小することができた。
【0016】
【発明の効果】本発明の実施により、ウエハの直径の増
大に拘らず平行精度の良い研磨を行なうことができ、ま
た、研磨布の目詰まりを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る研磨装置の構成を示す断面図で
ある。
【図2】 本発明に係るドレス用ヘッドの揺動回転を示
す平面図である。
【図3】 従来の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 定盤 2 研磨布 3 研磨用ヘッド 4 ウエハ 6 ドレッシングプレート 7 ドレス用ヘッド 8 純水 9 ブラシ 10 研磨剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転定盤上に貼着してある研磨布上に研
    磨剤を供給する手段と、下面に薄層基板を固定してある
    研磨用ヘッドを研磨布に加圧しながら揺動回転させて前
    記基板の接触面を研磨する手段を備えてなる研磨装置に
    おいて、 前記研磨用ヘッドが先端部に研磨布のブラッシング手段
    と該ブラッシの内側に研磨剤を供給する手段を備えると
    共に、回転定盤の回転中心に対し該研磨用ヘッドの対称
    位置に同一の加圧機構をもつドレス用ヘッドを備え、該
    ドレス用ヘッドが下面にドレッシングプレートをもつと
    共に該ドレッシングプレートに純水を供給して洗浄する
    手段を備えており、前記研磨用ヘッドと連動して揺動回
    転することを特徴とする研磨装置。
JP11625793A 1993-05-19 1993-05-19 研磨装置 Pending JPH06320413A (ja)

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JP11625793A JPH06320413A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 研磨装置

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JP11625793A JPH06320413A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 研磨装置

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ID=14682640

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JP11625793A Pending JPH06320413A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 研磨装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001347450A (ja) * 2000-06-08 2001-12-18 Promos Technologies Inc 化学機械研磨装置
DE10115801A1 (de) * 2001-03-06 2002-10-17 Promos Technologies Inc Plattform für das chemisch-mechanische Polieren
JP2008073848A (ja) * 2007-12-10 2008-04-03 Yamaha Corp 研磨装置
JP2013215885A (ja) * 2013-06-24 2013-10-24 Nikon Corp 研磨装置及び研磨装置における研磨パッドのドレス方法
CN113263437A (zh) * 2020-02-17 2021-08-17 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 研磨装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021001