JPH063195B2 - スクロ−ル圧縮機 - Google Patents

スクロ−ル圧縮機

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JPH063195B2
JPH063195B2 JP22673085A JP22673085A JPH063195B2 JP H063195 B2 JPH063195 B2 JP H063195B2 JP 22673085 A JP22673085 A JP 22673085A JP 22673085 A JP22673085 A JP 22673085A JP H063195 B2 JPH063195 B2 JP H063195B2
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JP
Japan
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scroll
base plate
orbiting scroll
drive shaft
orbiting
Prior art date
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JP22673085A
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JPS6287693A (ja
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和夫 櫻井
直志 内川
朗 村山
貴寛 田村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019860005975A priority patent/KR870002381A/ko
Priority to DE19863627579 priority patent/DE3627579A1/de
Publication of JPS6287693A publication Critical patent/JPS6287693A/ja
Priority to US07/488,942 priority patent/US5017108A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の目的はスクロール圧縮機に係り、特に低速運転
にも充分な給油を行なう給油装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の給油法は特開昭59−224494号公報に記載のように
駆動軸の下端部が圧縮機の油溜中に有り、この部分で軸
内に設けた油通路に半径方向の偏心を与えて、この偏心
量に応じた速心力で給油を行なうものとなっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の構造ではポンプの給油ヘッドは、軸
径、特にモータのロータ部の軸径で定まり、充分大きく
とれない欠点がある。特に遠心力は回転数によるので、
インバータ駆動等、回転数を変化する場合、低速回転で
充分な給油ヘッドを得ることができないという問題点が
あった。
本発明の目的は回転数が変化した場合、低速回転でも充
分な給油ヘッドを得ることができるスクロール圧縮を提
供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のスクロール圧縮機
は、台板上に直立するうず巻き状のラップを有する旋回
スクロールと固定スクロールを、ラップを互いに内側に
向けて組み合わせ、自転防止機構により旋回スクロール
に旋回運動を与えて、両スクロールのラップと台板で形
成される空間が中心方向に移動するに従ってその容積を
減少し、圧縮を行なうスクロール圧縮機において、旋回
スクロールが台板のラップと反対側に軸部を有し、該軸
部と嵌合する偏心穴を有する駆動軸により前記旋回スク
ロールを回転駆動するとともに、前記偏心穴底部と旋回
スクロールとの間に前記旋回スクロールの旋回運動と駆
動軸の回転運動を利用して油を送油する容積形ポンプを
内蔵し、該ポンプ部と圧縮機の油溜部とを連通して前記
軸部と偏心穴との給油を行うものである。
〔作用〕
旋回スクロールの旋回運動と駆動軸は相対的に回転運動
を行なうので、旋回スクロールの旋回運動と駆動軸の回
転運動を利用した容積形ポンプを内蔵することにより、
ポンプの多段化が可能となり、給油ヘッドの増加が可能
となるため、回転数が変化した場合、低速回転でも充分
な給油ができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図〜第5図により説明する。第
1図は本発明を実施したスクロール圧縮機の全体構造を
示す。圧縮機構部1は旋回スクロール2,固定スクロー
ル3,自転防止機構4,駆動軸5,フレーム6からな
り、密閉容器7の上方に配設され、フレームの下方にモ
ータ8が配設される。
旋回スクロール2は台板2a上にうず巻き状のラップ2
bを有する。また台板のラップと反対側には駆動軸に設
けられた偏心穴に嵌合される軸2cを有する。軸2c底
部には半径方向に溝2dを有する。溝2dは給油孔5c
と反対側に設ける。
固定スクロール3は台板上3a上にうず巻き状のラップ
3bを有し、スクロールの外周部に吸入孔3cを、中心
部に吐出孔3dを有する。
フレーム6は二体よりなり上方のフレームは、駆動軸5
を支承する軸受6a,旋回スクロールの台板背面を支承
する軸受6bを有する。
下方のフレームは駆動軸を支承する軸受6c,6dモー
タを固定する脚6eを有する。
駆動軸5は一端に偏心穴5a、偏心穴内には旋回スクロ
ールの軸を支承する軸受5bを有する。また、軸内には
概前述の偏心穴5aの中心近傍に偏心し、偏心穴5a内
と他端に開口する給油孔5cが設けられ、給油孔5cと
連通する半径方向に設けられた給油溝5dを有し、軸の
他方の端部には、円錐台板の吸油管5eが設置される。
旋回スクロールと固定スクロールは互いにラップを内側
に向けて組み合わされ、固定スクロールとフレームで、
旋回スクロールを挟持する。
フレームには駆動軸が設置され、軸の偏心穴には旋回ス
クロールの軸が挿入される。また、旋回スクロールの台
板とフレームの間には自転防止機構が設置される。
フレームの脚にはモータが設置され、これらの圧縮機構
を密閉容器内に収納される。密閉容器の下方は油溜とな
っていて、駆動軸の下端は油中に浸せきしている。
密閉容器はフレーム下方に吸入管7a,固定スクロール
上方に吐出管7bを有する。
本発明のポンプ部分詳細を第2図〜第5図に示す。
本発明のポンプ9は駆動軸の偏心穴5a内に内蔵しポン
プ本体を駆動軸軸心に設置し、設けている。ポンプ9に
は、軸心と直角方向に1個あるいは複数個の羽根9aを
有し、駆動軸の回転に伴いポンプ本体9bが回転し、こ
れに伴い羽根9aが回転すると同時に軸心と直角方向に
スライドする機構となっている。
また、ポンプ9には歯形がトロコイド曲線により形成さ
れたコータ9c、およびそれにかみあって駆動するベー
ン9dより構成されロータ9cは、駆動軸軸心に設置さ
れている。駆動軸の回転に伴い、ロータが回転し、この
ロータの回転に伴いベーンも回転する構造となってい
る。ロータとベーンは歯数がそれぞれZ,Z+1の割合
になってかみ合っている 吸入管7aより吸入されたガスはモータ8を冷却した
後、固定スクロールの吸入孔8cより吸入され旋回スク
ロールと固定スクロールにより圧縮され吐出孔8dより
吐出され、吐出管7dより吐出される。
給油は、容器下方の油溜中に浸せきした、駆動軸端の吸
油管5eと、軸内の偏心穴5cにより行なうが、給油溝
5dに到達した油は本発明のポンプにより更に昇圧さ
れ、溝2dを通り、軸受5a,6a,6dに供給され
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、給油ポンプのヘッドを高めることがで
きるので安定した給油を行なうことができる。特にイン
バータ駆動等可変速運転の低速運転において充分な給油
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスクロール圧縮機の断
面図、第2図,第4図は駆動軸の偏心穴部を示す断面
図、第3図,第5図は駆動軸の偏心穴部を示す上面図で
ある。 1…圧縮機部、2…旋回スクロール、3…固定スクロー
ル、4…自転防止機構、5…駆動軸、5a…偏心穴、5
b…軸受、6c…給油孔、5d…給油溝、6…フレー
ム、6a…軸受、6b…軸受、6c…軸受、6d…軸
受、6e…脚、7…密閉容器、9…ポンプ、9a…羽
根、9b…ポンプ本体、9c…ロータ、9d…ベーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台板上に直立するうず巻き状のラップを有
    する旋回スクロールと固定スクロールを、ラップを互い
    に内側に向けて組み合わせ、自転防止機構により旋回ス
    クロールに旋回運動を与えて、両スクロールのラップと
    台板で形成される空間が中心方向に移動するに従ってそ
    の容積を減少し、圧縮を行なうスクロール圧縮機におい
    て、旋回スクロールが台板のラップと反対側に軸部を有
    し、該軸部と嵌合する偏心穴を有する駆動軸により前記
    旋回スクロールを回転駆動するとともに、前記偏心穴底
    部と旋回スクロールとの間に前記旋回スクロールの旋回
    運動と駆動軸の回転運動を利用して油を送油する容積形
    ポンプを内蔵し、該ポンプ部と圧縮機の油溜部とを連通
    して前記軸部と偏心穴との給油を行うことを特徴とする
    スクロール圧縮機。
JP22673085A 1985-08-23 1985-10-14 スクロ−ル圧縮機 Expired - Lifetime JPH063195B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22673085A JPH063195B2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14 スクロ−ル圧縮機
KR1019860005975A KR870002381A (ko) 1985-08-23 1986-07-23 스크로울 압축기
DE19863627579 DE3627579A1 (de) 1985-08-23 1986-08-14 Spiralkompressor
US07/488,942 US5017108A (en) 1985-08-23 1990-03-05 Scroll compressor with first and second oil pumps in series

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22673085A JPH063195B2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14 スクロ−ル圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6287693A JPS6287693A (ja) 1987-04-22
JPH063195B2 true JPH063195B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=16849710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22673085A Expired - Lifetime JPH063195B2 (ja) 1985-08-23 1985-10-14 スクロ−ル圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063195B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2675089B2 (ja) * 1987-08-10 1997-11-12 株式会社日立製作所 スクロール圧縮機の給油装置
KR910001824B1 (ko) * 1987-08-10 1991-03-26 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 스크롤 압축기의 급유장치
JP2782858B2 (ja) * 1989-10-31 1998-08-06 松下電器産業株式会社 スクロール気体圧縮機
JP2639136B2 (ja) * 1989-11-02 1997-08-06 松下電器産業株式会社 スクロール圧縮機
JPH0642486A (ja) * 1991-08-23 1994-02-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 流体ポンプ及びこれを備える回転機械

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6287693A (ja) 1987-04-22

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