JPH0631828U - 計量混合機 - Google Patents

計量混合機

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Publication number
JPH0631828U
JPH0631828U JP7023392U JP7023392U JPH0631828U JP H0631828 U JPH0631828 U JP H0631828U JP 7023392 U JP7023392 U JP 7023392U JP 7023392 U JP7023392 U JP 7023392U JP H0631828 U JPH0631828 U JP H0631828U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixing chamber
casing
discharge port
mixing
walls
Prior art date
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Pending
Application number
JP7023392U
Other languages
English (en)
Inventor
勝己 時子山
Original Assignee
株式会社日本アルミ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本アルミ filed Critical 株式会社日本アルミ
Priority to JP7023392U priority Critical patent/JPH0631828U/ja
Publication of JPH0631828U publication Critical patent/JPH0631828U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密閉ケーシング内にて粉粒体を舞い上がらせ
ることなく混合でき、ケーシング内に残すことなく混合
粉粒体を簡単に排出できる計量混合機を提供することで
ある。 【構成】 混合室3を、例えば前後壁71、72を傾斜
させることにより、傾斜させて設け、攪拌羽根91を混
合室3と同様に傾いた状態で混合室3内で回転するよう
設けた。また、排出口8をケーシング1の最下端に位置
させ、排出口8に続く例えば底壁75及び後壁72を排
出口8に向けて傾斜させている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、密閉ケーシング内にて粉粒体を舞い上がらせることなく混合でき、 ケーシング内に残すことなく混合粉粒体を排出できる計量混合機に関するもので ある。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
従来の計量混合機においては、ケーシング内にて粉粒体が舞い上がり、到る所 に付着し、そのため、次の混合を行なう前にケーシング内を広範囲に洗浄する必 要があり、洗浄作業が面倒であった。
【0003】 また、混合後の粉粒体の排出が円滑に行なえず、自然落下による排出だけでは 安息角等に起因してケーシング内に残ることがあり、このため、手掻き等して排 出させる必要があり、排出作業が面倒であった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、密閉ケーシング内にて粉粒体を舞い上がらせることなく混合でき、 ケーシング内に残すことなく混合粉粒体を簡単に排出できる計量混合機を提供す ることを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】
本考案の計量混合機は、密閉ケーシング内に、複数の計量枡と、攪拌羽根が設 けられた混合室とを備え、貯蔵ホッパから供給される複数種類の粉粒体を、それ ぞれ計量枡で量り、混合室に落下させて攪拌混合する計量混合機において、混合 室を、計量枡の設けられた空間とは別の空間を占めるようケーシング下部に、前 後壁、左右壁、及び底壁で構成して設け、前後壁又は左右壁の少なくとも一方を 鉛直に対して同方向に傾斜させ、底壁を前後壁又は左右壁との角部が最下端とな るよう傾斜させ、最下端の上記角部に、混合室の排出口を形成し、攪拌羽根を、 前後壁又は左右壁の傾斜方向と同方向に傾斜させた回転軸により混合室内にて回 転するよう設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
前後壁又は左右壁の少なくとも一方が鉛直に対して同方向に傾斜しているため 、混合室は傾斜している。粉粒体は、傾斜した混合室内にて、傾斜した回転軸に よって混合室内にて回転する攪拌羽根により攪拌され混合されるため、舞い上が りにくい。
【0007】 混合室の排出口は、ケーシングの最下端の角部に位置しており、その角部を構 成する壁は排出口に向けて傾斜しているので、排出口を開くと、混合室内の粉粒 体は全て自然落下により排出される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の計量混合機を示す側面図、図2は図1のII矢視図、図3は図1 のIII 矢視図である。1はケーシングであり、天板11で塞がれて密閉空間を構 成している。ケーシング1内の上部には2個の計量枡21、22が天板11に垂 設されたフック12にそれぞれ吊り下げられて設けられている。フック12は天 板11上に設けられたロードセル13により支持されている。ケーシング1内の 下部には混合室3が設けられている。混合室3は計量枡21、22の設けられた 空間とは別の空間を占めるよう設けられている。
【0009】 計量枡21は、下部21aが下方にいくに従って窄んだ筒体であり、上開口2 1bは開いており、下開口21cは上下動可能な蓋体21dにより塞がれている 。計量枡22も同様であり、22aは筒体の下部、22bは上開口、22cは下 開口、22dは蓋体である。
【0010】 計量枡21の上開口21b上には、ケーシング1の左右に配設された貯蔵ホッ パ41、42から延びたスクリューフィーダ51、52の一端が位置している。 スクリューフィーダ51、52の他端は、それぞれ貯蔵ホッパ41、42の排出 口の下方に位置している。また、同様に、計量枡22の上開口22b上には、ケ ーシング1の左右に配設された貯蔵ホッパ43、44から延びたスクリューフィ ーダ53、54の一端が位置している。スクリューフィーダ53、54の他端は 、それぞれ貯蔵ホッパ43、44の排出口の下方に位置している。61、62、 63、64は、それぞれスクリューフィーダ51、52、53、54を駆動する ためのギアドモータである。
【0011】 混合室3は、ケーシング1の下部の壁、即ち、前壁71、後壁72、右壁73 、左壁74、及び底壁75により構成されている。そして、混合室3は、全体と して傾いている。即ち、前後壁71、72は、鉛直に対して同方向にθだけ傾斜 しており、底壁75は前後壁71、72に対して直角となるよう傾斜している。 左右壁73、74は鉛直である。8は混合された粉粒体を排出するための排出口 であり、後壁72と底壁75との角部に設けられている。即ち、排出口8はケー シング1の最下端に設けられている。81は排出口8を開閉する蓋であり、エア ーシリンダ82のロッド83の伸縮によって回動するレバー84により開閉する ようになっている。
【0012】 91は攪拌羽根であり、底壁75に沿って延びるとともに前後壁71、72に 沿って延びた片部からなるコ字状のものである。攪拌羽根91は、前後壁71、 72と同様に傾斜した回転軸92に固定されており、混合室3内で回転するよう になっている。93は回転軸92を駆動するギアドモータである。
【0013】 100はギアドモータ61、62、63、64、ロードセル13等を管轄して 計量枡21、22による粉粒体の計量を制御するとともに、ギアドモータ93を 管轄して攪拌羽根91により混合を制御する制御部である。制御部100では、 ノイズ対策のため、計量の制御と混合の制御とを別系統としている。
【0014】 次に、作動について説明する。 各貯蔵ホッパ41、42、43、44の粉粒体は、それぞれスクリューフィー ダ51、52、53、54によって少しずつ運ばれ、計量枡21、22内に落下 させられ溜められ、所定量が量られる。量られた粉粒体は、蓋体21d、22d を上に移動させて下開口21c、22cを開くことにより、計量枡21、22か ら落下させられ、混合室3に供給される。混合室3では、ギアドモータ93によ り駆動される回転軸92に伴なって攪拌羽根91が回転し、これにより粉粒体は 混合される。混合後、攪拌羽根91を止め、エアーシリンダ82を作動させて蓋 81を開くと、粉粒体は排出口8から自然落下により排出される。なお、これら の作動は全て制御部100により制御される。
【0015】 上記作動における混合作業において、混合室3が全体としてθだけ傾いており 、コ字状の攪拌羽根91が混合室3と同様に傾いた状態で混合室3内で回転する ので、粉粒体は舞い上がることはない。従って、ケーシング1内の到る所に粉粒 体が付着するということはなく、洗浄は狭い範囲だけ行なえばよく、洗浄作業は 簡単なものとなる。
【0016】 また、上記作動における排出作業において、排出口8がケーシング1の最下端 に位置しており、排出口8に続く底壁75及び後壁72は排出口8に向けて傾斜 しているので、粉粒体は、安息角に基づいて混合室3内に残ることなく、自然落 下により完全に排出される。従って、手掻き等して排出させる必要はなく、排出 作業は簡単なものとなる。
【0017】 なお、上記実施例では、前後壁71、72を傾斜させているが、左右壁73、 74を傾斜させてもよく、また、その両方を採用してもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案の計量混合機によれば、混合室3を、例えば前後壁71 、72を傾斜させることにより、傾斜させて設け、攪拌羽根91を混合室3と同 様に傾いた状態で混合室3内で回転するよう設けたので、混合作業において、粉 粒体が舞い上がるのを防止できる。従って、次工程のための洗浄範囲を狭くでき 、洗浄作業を簡単なものにできる。
【0019】 また、排出口8をケーシング1の最下端に位置させ、排出口8に続く例えば底 壁75及び後壁72を排出口8に向けて傾斜させているので、粉粒体を自然落下 により完全に排出できる。従って、手掻き等による排出を不要にでき、排出作業 を簡単なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の計量混合機を示す側面図である。
【図2】 図1のII矢視図である。
【図3】 図1のIII 矢視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 混合室 8 排出口 21、22 計量枡 41、42、43、44 貯蔵ホッパ 71 前壁 72 後壁 73 左壁 74 右壁 75 底壁 91 攪拌羽根 92 回転軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケーシング内に、複数の計量枡と、
    攪拌羽根が設けられた混合室とを備え、貯蔵ホッパから
    供給される複数種類の粉粒体を、それぞれ計量枡で量
    り、混合室に落下させて攪拌混合する計量混合機におい
    て、 混合室を、計量枡の設けられた空間とは別の空間を占め
    るようケーシング下部に、前後壁、左右壁、及び底壁で
    構成して設け、前後壁又は左右壁の少なくとも一方を鉛
    直に対して同方向に傾斜させ、底壁を前後壁又は左右壁
    との角部が最下端となるよう傾斜させ、 最下端の上記角部に、混合室の排出口を形成し、 攪拌羽根を、前後壁又は左右壁の傾斜方向と同方向に傾
    斜させた回転軸により混合室内にて回転するよう設けた
    ことを特徴とする計量混合機。
JP7023392U 1992-10-08 1992-10-08 計量混合機 Pending JPH0631828U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7023392U JPH0631828U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 計量混合機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7023392U JPH0631828U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 計量混合機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0631828U true JPH0631828U (ja) 1994-04-26

Family

ID=13425648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7023392U Pending JPH0631828U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 計量混合機

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JP (1) JPH0631828U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081470A (ja) * 2011-12-27 2012-04-26 Sumitomo Chemical Co Ltd 粒状物の混合方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5444074A (en) * 1977-09-14 1979-04-07 Toyofumi Inui Stirrer for food
JPH0230022U (ja) * 1988-08-19 1990-02-26

Patent Citations (2)

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