JPH0631813U - ヘアーキャッチャーの吸水開口構造 - Google Patents

ヘアーキャッチャーの吸水開口構造

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JPH0631813U
JPH0631813U JP7877492U JP7877492U JPH0631813U JP H0631813 U JPH0631813 U JP H0631813U JP 7877492 U JP7877492 U JP 7877492U JP 7877492 U JP7877492 U JP 7877492U JP H0631813 U JPH0631813 U JP H0631813U
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博之 大西
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘアーキャッチャーの吸入開口に身体の一部
が接した場合に、この吸入開口が閉塞されることによっ
て吸引される危険性や、ポンプのキャビテーションのお
それがあるので、これらの問題を防止する。 【構成】 着脱可能なヘアーキャッチャー25を備えた
吸水口14からポンプ3により吸水するように構成され
た気泡浴槽等の循環システムにおいて、前記ヘアーキャ
ッチャー25の吸水開口29を凹部溝29内の例えば底
部28に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、気泡浴槽、浴槽水のろ過装置,追焚装置、プールの水の循環装置等 の吸水口に着脱可能なヘアーキャッチャーを備えた循環システムに利用されるヘ アーキャッチャーの吸水開口構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴槽水等の水循環システムとして、例えば浴槽の吸水口からポンプの作 用により浴槽水を吸入し、浴槽に設けた噴射口からエアー混じりの噴流を噴射す るように構成された気泡浴槽が提供されている(図4参照)。 かかる気泡浴槽における浴槽水の循環経路は、図4において、浴槽1の下部に 開口された吸水口2からポンプ3を経由して該吸水口2の上部位置に配された噴 射口4に至る循環水配管5によって構成されている。そして、噴射口4に対して は、エアー配管6を通してエアーが混合して供給され、循環した浴槽水にエアー を混合して噴射させている。
【0003】 エアー供給量は、エアー配管6に連結されたエアー用開閉弁7の開閉により調 整されている。具体的には、リモコン8によってコントローラ9を操作制御して エアー用開閉弁7の開度を調節することでエアーの供給量が制御されるようにな されている。 そして、この種の気泡浴槽における吸水口2には、毛髪等による噴射能力の低 下や、ポンプの故障を防ぐために、本体部分がメッシュからなる筒形状のヘアー キャッチャー10が装着されるようになされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この種のヘアーキャッチャー10における吸水開口11は、例えば図 3に示すように、ヘアーキャッチャー10のカバー12の前面側に直接開口した ものであるので、身体の一部がヘアーキャッチャー10のカバー12に接すると 、これら吸水開口11を閉塞することになって、強く吸入されるので危険であり 、特に幼児等の入浴の場合は危険である。 また、このように吸入開口11は閉塞されやすいために、閉塞によりポンプ3 の吸込側の負圧が大きくなってキャビテーションの発生にもつながるという問題 があった。 さらに、近時の気泡浴槽では、浴槽内に複数の噴射口を設け、ポンプの吸入力 の大きい高機能タイプのものが提供されているため、上記したような問題点を解 決する必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るヘアーキャッチャーの吸水開口構造は、着脱可能なヘアーキャッ チャーを備えた吸水部から、ポンプにより吸水するように構成された装置におい て、前記ヘアーキャッチャーの吸水開口が凹部内に設けられた構造である。
【0006】
【作用】
ヘアーキャッチャーの吸水開口は凹部内に設けられているので、身体の一部が このヘアーキャッチャーに当たっても、吸水開口を直接に閉塞しないので、強く 吸入される等の危険がない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係るヘアーキャッチャーの吸水開口構造の実施例について、図 面を参照して説明する。 図1は本考案に係るヘアーキャッチャーを気泡浴槽に適用した場合の吸水部の 構造を示す断面図であり,図2はヘアーキャッチャーを浴槽内の方から見た正面 図である。 図1に示す気泡浴槽の吸水部の構造では、浴槽本体14の下部に開口された吸 水口15を挟んで、浴槽1の内側からフランジ部材16が装着され、浴槽1の外 側からはボディ部17が装着されている。 フランジ部材16は、円筒軸部18からなる本体の先端に、前記吸水口15よ り大径のフランジ面19が形成されたものである。この円筒軸部18の外周はネ ジ部20になされている。 フランジ部材16の内周側の底壁21のやや前方位置には、所定幅のネジ部2 2が形成されている。
【0008】 前記ボディ部17も、前記フランジ部材16と同じく円筒形状からなり、浴槽 本体14側は前記吸水口15より大径のフランジ面23となされ、循環水配管5 側はこの循環水配管5の一端が挿着される開口フランジ部となされている。この ボディ部17の内周には、前記フランジ部材16のネジ部20が螺合されるネジ 部24になされている。
【0009】 ヘアーキャッチャー25は、そのカバー部26の前面に環状に凹部溝27が形 成され、該凹部溝27の底部28に吸水開口29が複数個一定間隔をおいて形成 されている。このカバー部26の下部にメッシュ本体30が入れられている。こ のメッシュ本体30は間隔をおいて立設される複数の支柱32間に貼設されたメ ッシュ部33からなり、このメッシュ本体30の下端部の外周縁は、前記フラン ジ部材16のネジ部22に螺合して、当該ヘアーキャッチャー25を装着するた めのネジ部34になされている。
【0010】 なお、上記した図1においては水密性を高めるために、フランジ部材16の裏 面側と浴槽本体14の内面側の間にはスリップワッシャー及びフランジパッキン 35が装着され、またボディ部17のフランジ面23と浴槽本体14の外面側に はカバーパッキン材36が夫々緊密に密着して装着されている。
【0011】 しかして、上記構成からなるヘアーキャッチャー25がフランジ部材16に螺 合して浴槽本体14の吸水口15に装着されると、このヘアーキャッチャー25 の吸水開口29は凹部溝27の底部28に設けられているので、身体の一部がこ のヘアーキャッチャー25の吸水側であるカバー部26の前面に接触しても、こ れら吸水開口29を直接には閉塞しないので、強く吸引される等の危険がない。
【0012】 なお、上記実施例では、吸水開口29は環状の凹部溝27の底部28に設けら れているが、勿論凹部溝27の側部に設けてもよく、またその凹部の形状は上記 したような環状からなる溝に限るものではなく、直線状の溝、間歇状の溝等の変 形は任意に可能である。さらに、吸水開口29はカバー部26の前面でなく側面 に設けることもできる。なお、ヘアーキャッチャー25は、上記した構造のメッ シュ本体30を備えているが、勿論このような構造に限るものではなく、例えば メッシュ本体30を有さない単なるカバー材にも同様に適用できるものである。
【0013】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、身体の一部がヘアーキャッチャーの吸水 開口に当たっても、吸水開口を直接には閉塞しないので、強く吸入される等の危 険がない。これにより、ポンプの吸入側の負圧が異状に大きくならず、キャビテ ーションの発生も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヘアーキャッチャーを浴槽の吸水
部に取り付けた状態を示す断面図である。
【図2】本考案に係るヘアーキャッチャーのカバー部の
形状を示す正面図である。
【図3】従来のヘアーキャッチャーを浴槽の吸水部に取
り付けた状態を示す部分断面図である。
【図4】気泡浴槽の全体システムを示す概略図である。
【符号の説明】
14…浴槽本体 15…吸水口 16…フランジ部材 17…ボディ部 25…ヘアーキャッチャー 26…カバー部 27…凹部溝(凹部) 29…吸水開口
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A47K 3/00 Z 7150−2D

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能なヘアーキャッチャーを備えた
    吸水部から、ポンプにより吸水するように構成された装
    置において、 前記ヘアーキャッチャーの吸水開口が凹部内に設けられ
    たことを特徴とするヘアーキャッチャーの吸水開口構
    造。
JP1992078774U 1992-09-25 1992-09-25 ヘアーキャッチャーの吸水開口構造 Expired - Fee Related JP2585617Y2 (ja)

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JP2585617Y2 JP2585617Y2 (ja) 1998-11-25

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950904A (ja) * 1982-08-13 1984-03-24 テイツセン・インドウストリ−・アクチエンゲゼルシヤフト 継目無環体を造るための機械
JPS6420972U (ja) * 1987-07-29 1989-02-01
JPH027618U (ja) * 1988-06-28 1990-01-18
JPH0225010U (ja) * 1988-08-03 1990-02-19

Patent Citations (4)

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