JPH0631774Y2 - 電力増幅装置 - Google Patents

電力増幅装置

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JPH0631774Y2
JPH0631774Y2 JP8825790U JP8825790U JPH0631774Y2 JP H0631774 Y2 JPH0631774 Y2 JP H0631774Y2 JP 8825790 U JP8825790 U JP 8825790U JP 8825790 U JP8825790 U JP 8825790U JP H0631774 Y2 JPH0631774 Y2 JP H0631774Y2
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JP
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power
reception
transmission
power amplifier
relay
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JP8825790U
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謙一 高田
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、無線送受信装置の出力電力を増幅しない場合
及び所定の値に増幅する場合に切換える機能を備え、安
定な動作並びに使用部品の低廉化及び信頼性の向上を目
的とした電力増幅装置に関する。
(従来の技術) 第2図は、従来の実施例を示すブロック図である。
図において、1は無線送受信装置、は電力増幅装置、
3は空中線、11は送受信切換スイッチ、21〜24は
継電器、21′〜24′は該継電器用コイル、25は電
力増幅回路(図記号はPA)、26は空中線整合器(図
記号はMU)及び27は前記電力増幅回路の電源スイッ
チである。
送信時、無線送受信装置1の出力は、端子a及びa′を
通して電力増幅装置に入力され、電力増幅回路25に
より増幅された後、空中線整合器26及び端子dを介し
て空中線3に供給される。
ただし、運用上、増幅しないで使用することもあり、こ
の場合は、電源供給端子Cかな電力増幅回路25へ供給
される電源を電源スイッチ27により断つ。また、無線
送受信装置1の出力は、電力増幅回路25を経ずに、空
中線整合器26及び端子dを介して空中線3に供給され
る。
受信時には、送信時に増幅するしないにかかわらず、空
中線3で捕らえられた受信信号が、端子d、継電器24
〜21、端子a′及びaの順路を通り無線送受信装置1
に至る。
以上の様な動作を可能とするために、継電器21〜24
は、次の様な切換動作を行う。
増幅しない場合、継電器23及び24は、上記送受信切
換信号に基づき切換動作(継電器23は継電器用コイル
23′に電流が流れた時ON、流れない時OFF。継電
器21,22及び24と継電器用コイル21′,22′
及び24′の関係についても同じ)を行うが、継電器2
1及び22は、電源スイッチ27がOFFであるため、
OFFのままになっている。
一方、増幅する場合、継電器21〜24は、電源スイッ
チ27がONであるため、上記送受信切換信号に基づき
切換動作を行う。
(考案が解決しようとする課題) 従来の実施例では、次に様な欠点がある。
(1)増幅する場合、受信から送信に切換わった都度、急
激に、電力増幅器の出力側が開放状態から空中線整合器
の入力側を装荷する状態になるため、過渡的に、回路が
不安定となる。
この不安定現象は、逆に、送信から受信に切換わった時
も、過渡的に現れることがある。
(2)運用上、頻繁に送受信が切換えられるので、電力増
幅装置に使用されている継電器は、次の理由で高価な
ものとなり、また信頼性も低かった。
電力増幅回路25をONにして使用する場合、送信時に
継電器22〜24の接点は電力増幅回路25から出力さ
れる大電力の信号を処理する必要があり、かつ受信時に
は継電器21〜24の接点は空中線3によって捕らえら
れた微小信号を処理する必要がある。また、送信信号ま
たは受信信号のいずれも欠落しないで伝送するように、
それぞれの継電器は高速に切換える必要がある。
この様な機能を満たす継電器は、特殊部品となり高価で
あり、信頼性も問題となっていた。
また、送受信切換の都度、継電器21〜24が切換わる
ため、その切換音が大きかった。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前述した従来技術の問題点を解決することを
目的とし、その目的を達成するために、前記電力増幅回
路の出力端と前記空中線整合器の入力端との接続を、送
信と受信との切換えに共働せずに、前記電力増幅回路の
動作制御信号に基づき切換える継電器を備えた構成をと
るものである。
(作用) 上記した切換手段を備えた構成をとるこにより、増幅す
る場合、電力増幅回路及び空中線整合器は、送受信切換
に関係なく、常に、接続状態にある。他方、増幅しない
場合は、電力増幅回路は休止の状態にあり、他の回路か
ら切り離された状態にある。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本考案の実施例を示すブロック図であり、図
において、第2図と同一符号は同一または相当部分を示
し、詳細な説明は省略する。28及び29は継電器であ
る。
図においては、継電器28は、無線送受信切換スイッチ
11から与えられる送受信制御信号に基づき切換動作を
行う。
一方、継電器29は、電力増幅回路25の動作制御信号
に基づき切換動作を行う。即ち、電力増幅回路25を動
作させるために、電源スイッチ27をONとすると、継
電器29もONとなる。また、電力増幅回路25を非動
作とさせるために、電源スイッチ27をOFFとする
と、継電器29もOFFとなる。
このようにして、増幅する場合には、電力増幅回路25
と空中線整合器26を、送受信切換に関係なく、常に、
接続状態にする。
他方、増幅しない場合、電力増幅回路25は他の回路か
ら切り離される。
従って、増幅する場合には電力増幅回路と空中線整合器
とが常に接続状態となるので、電力増幅回路の出力負荷
インピーダンスが全周波数範囲で有限の値を持つように
なり、負荷インピーダンスに依存する電力増幅回路の増
幅率が出力開放の場合に比較して低く押さえられるた
め、自励発振等の不良動作が起こらず、動作が安定であ
る。
また、従来の装置で必要であった特殊で高価な継電器2
1、22、23、24が、本考案の装置では特殊で高価な継電
器21、24のみでよくなり、継電器の数が減って低廉に寄
与する。さらに、送受信時に動作する継電器も従来の2
1、22、23、24から21、24(PA動作時)又は28、24
(PA非動作時)のみとなり、数が減って信頼性が向上
する。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案による電力増幅装置は、内
部の電力増幅回路と空中線整合器が送受信切換に関係な
く、常に、接続状態となるので動作が安定である。
また、特殊で高価な継電器の数も減って低廉化に寄与
し、さらに送受信切換時に動作する継電器の数も減って
信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロック図、第2図は従
来の実施例を示すブロック図である。 1……無線送受信装置、……電力増幅装置、3……空
中線、11……送受信切換スイッチ、21〜24……継
電器、21′〜24′……継電器用コイル、25……電
力増幅回路、26……空中線整合器、27……電源スイ
ッチ、28,29……継電器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線送受信装置に電力増幅回路、空中線整
    合器及び複数の継電器から成る電力増幅装置を接続し、
    該電力増幅装置に空中線を接続して用い、送信と受信と
    の切換えをし、前記無線送受信装置の出力電力を増幅し
    ない場合と所定の電力に増幅する場合との切換えをする
    前記複数の継電器を備えた前記電力増幅装置において、
    前記電力増幅回路の出力端と前記空中線整合器の入力端
    との接続を、前記送信と受信との切換に共働せずに、前
    記電力増幅回路の動作制御信号に基づき切換る継電器を
    備えたことを特徴とする電力増幅装置。
JP8825790U 1990-08-23 1990-08-23 電力増幅装置 Expired - Lifetime JPH0631774Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0446708U JPH0446708U (ja) 1992-04-21
JPH0631774Y2 true JPH0631774Y2 (ja) 1994-08-22

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