JPS5936046Y2 - 送受信切換回路 - Google Patents

送受信切換回路

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JPS5936046Y2
JPS5936046Y2 JP10131780U JP10131780U JPS5936046Y2 JP S5936046 Y2 JPS5936046 Y2 JP S5936046Y2 JP 10131780 U JP10131780 U JP 10131780U JP 10131780 U JP10131780 U JP 10131780U JP S5936046 Y2 JPS5936046 Y2 JP S5936046Y2
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JP
Japan
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gate
circuit
transmitting
receiving
switching
Prior art date
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Expired
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JP10131780U
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English (en)
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JPS5723050U (ja
Inventor
義典 亀山
Original Assignee
八重洲無線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は無線送受信機において、アンテナ回路切換と
送受信動作の切換のタイミングを適正に保つための回路
を提供するにある。
同一周波数帯で送受信する送受信機では一般に同一のア
ンテナをリレーで送信と受信に切換えて使用している。
また同時に送信部と受信部の電源あるいは制御バイアス
をリレーで切換えて動作させている。
第1図は送受信切替回路のブロックダイアダラムであっ
て、リレー接点1aはアンテナ回路を送信部4と受信部
5に切換え、別のリレー接点2aが送信部と受信部の動
作を切換え、リレーの励磁コイルlb、2bは共通の送
受信切換器3により制御される。
送受信機では通常は受信状態に保持し、必要時のみ送信
状態で使用するものであるから、消費電力節約のため゛
、リレーのコイルが非励磁で受信、励磁時に送信となる
ように設定するのが普通である。
また以下の説明で励磁時のリレーの状態を動作時、非励
磁時の状態を復帰時と呼ぶことにする。
ル−1と2とに同時に動作するはずであるが、現実には
リレーの相違による動作時間と復帰時間の遅速があるた
め、送受信回路の動作とアンテナの切換えの間に多少の
ズレが生ずるものである。
特に問題となるのは送信部が動作していてアンテナが接
続されてない場合で、送信出力段が無負荷状態となるた
めに異状発振を生じてトランジスタ等が破壊する恐れが
あるため、リレーが動作する場合は必らず1aが先に動
作し、復帰の場合は2aが先に復帰することが望ましい
リレーを選別してこのような特性を得られるとしても制
約が多くて実用的でない。
そこでこの考案ではリレー1と2にそれぞれ別個の制御
回路を設け、各制御回路にはリレーの動作時と復帰時と
で異る時定数を持たせることにより、望ましいリレー切
換えのタイミングを確実に保持することが出来る特長が
ある。
第2図は従来の第1の回路例を示す、送受切換器3は送
受信時はH電位、受信時はL電位を送出する。
送受切換器3の出力は保護抵抗を通って制御トランジス
タ6のベースに加わり、コレクタ回路のアンテナ切換リ
レーのコイル1bを励磁する。
また、送受切換器3の出力は抵抗7コンデ゛ンサ8の時
定数回路を通って、必要ならばバッファ9を設け、保護
抵抗を通って制御トランジスタ10のベースに加わり、
コレクタ回路の送受信切換リレーのコイル2bを励磁す
る。
時定数抵抗7に並列のダイオード11は充電時定数には
影響なく、放電時には低い内部抵抗を通して速やかに放
電し、放電時定数を著しく低下する作用をする。
いま送受切換器3が受信側のときはその出力はLである
から制御トランジスタ6.10はカットオフであり、リ
レー1,2も受信状態である。
次に送受切換器3を送信側とするとその出力はHとなる
からトランジスタ6は導通して、リレー1を動作させア
ンテナ回路を送信側に切換える。
リレー2の側は時定数回路のためにトランジスタ10の
導通が遅れて生ずるので、リレー2は遅れて受信から送
信動作に切り換わる。
次に再び送受切換器3を受信側にすると、トランジスタ
6のベースはL電位となるので、コレクタ電流はカット
オフされ、リレー1は復帰する。
このときコンデンサ8に充電されている正の電荷はダイ
オード11の低い順方向内部抵抗を通して速やかに放電
するゆえ、トランジスタ10のベースも直ちにL電位と
なるので、そのコレクタ電流はカットオフされ、リレー
2はリレー1とほとんど同時に復帰するように動作する
第3図は従来の第2の回路例を示す。
送受切換器3は送信時はH電位、受信時はL電位を送出
する。
送受切換器3の出力(よ抵抗12コンデンサ13の時定
数回路を通って、必要ならばバッファ14を設け、保護
抵抗を通って制御トランジスタ6のベースに加わり、コ
レクタ回路の送受信切換リレーのコイル1bを励磁する
時定数抵抗12に並列のダイオード15は時定数の充電
時には低い順方向内部抵抗を通して急速に充電する働き
をし、放電時には高い逆方向抵抗として放電時定数には
影響を及ぼさないので、送受切換器3が受信より送信(
H電位)に切換えた場合は制御トランジスタ6のベース
は直ちにH電位となりコレクタ電流を流すのに対し、送
信より受信(L電位)に切換えの際には放電時定数のた
めトランジスタ6のコレクタ電流のカットオフは遅れて
生ずる。
したがってアンテナリレー1の切換えは受信より送信へ
は速く、また送信より受信へは遅いという動作をする。
トランジスタ10、リレー2bの回路は構成も動作も第
1図の同一記号の回路部分と同様であるから、第2図の
回路は第1図の回路より一層確実なタイミングで切換動
作が行なわれることが明らかである。
第4図はこの考案の一実施例を示す回路図である。
第4図において送受切換器3の出力は2人力ORゲート
21と2人力ANDゲート22の各A入力端子は送受切
換器3の固定接点に直接に接続し、各B入力端子は抵抗
23、コンテ゛ンサ24より成る時定数回路を通して接
続する。
第5図のORゲートの真理値表、第6図のANDゲート
の真理値表から明らかなように、受信時は送受切換器3
の固定接点はL電位であるからORゲート21の出力端
子Yもり、ANDゲート22の出力端子YもLである。
送受切換器3を受信から送信(H電位)に切換えた場合
には各ゲートのA入力は直ちにHとなるがB入力端子は
時定数回路を通るため、切換の直後はLで゛あり、OR
ゲート21の出力端子YはHとなるが、ANDゲー12
2の出力端子YはLで゛ある。
やがて時定数回路が充電されてHとなれば、ORゲート
もANDゲート22も出力はHとなる。
すなわちORゲート22の出力端子Yは直ちにHになる
のに対して、ANDゲート22の出力端子Yは時定数回
路の分だけ遅れてHになる。
次に送信から受信に切換わる際にはゲートの入力は直後
はLとHであり、時定数時間の経過後にLとLとなるの
で゛あるから、ORゲート21の出力端子は直後はHで
遅れてLとなるのに対して、ANDゲート22の出力端
子Yは直ちにLになる。
従ってORゲート21の出力で゛トランジスタ6、リレ
ー1bのアンテナ回路切換を制御し、ANDゲート22
の出力でトランジスタ10、リレー2bの送信・受信回
路の動作を制御するように構成すれば、第3図と全く同
じタイミングの切換動作が行え、時定数回路は1個でよ
いので、回路は簡略になる利点がある。
第7図は第6図の時定数回路の抵抗23に並列にダイオ
ード25と抵抗26を直列にした回路を加えた構成であ
って、ダイオードの導通方向と直列の抵抗値の選び方に
より、リレーの動作・復帰のタイミング組合わせを選択
することが出来る便宜がある。
上記第4図並びに第7図に示す送受信切換回路の出力ま
たは送受切換スイッチの出力に応じて能動となるORゲ
ートと、時定数回路の出力および送受切換スイッチの出
力に応じて能動となるANDゲートとを具備した構成と
しであるためにlっの時定数回路で2つの時定数回路を
形成でき、がっ遅延動作、遅延復旧動作の組合せ順序を
自由に選定できる特長を有している。
また、送受切換スイッチの操作にともなう送信部の無負
荷状態での高周波送信電力を生ずるような異常を確実に
防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は送受信切換回路のブロックダイヤグラム、第2
図、第3図は第1図に係わる従来の送受信切換回路の回
路図、第4図は本考案になる送受信切換回路の一実施例
を示す回路図、第5図、第6図は第4図の論理図、第7
図は第4図の別例を示す回路図である。 各国で同一記号は同一部分を示す。 1.2・・・・・・リレー、3・・・・・・送受切換器
、4・・・・・・送信部、5・・・・・・受信部、6,
10・・・・・・トランジスタ、7、12.23.26
・・・・・・抵抗、8.13.24・・・・・・コンテ
゛ンサ、11.15.25・・・・・・ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送受切換器3の固定接点より抵抗23とコンテ゛ンサ2
    4によって形成された時定数回路を介してORゲート2
    1とANDゲート22の夫々の入力側のB端子へ結線す
    ると共に、送受切換器3の固定接点よりORゲート21
    とANDゲート22の夫々の入力側のA端子へ結線し、
    ORゲート21の出力側のY端子から保償抵抗を介して
    トランジスタ6のベースへ結線すると共に、ANDゲー
    ト22の出力側のY端子から保償抵抗を介してトランジ
    スタ10のベースへ結線して、トランジスタ6のコレク
    タはアンテナ切換リレーのコイル1bへまたトランジス
    タ10のコレクタは送受切換リレーのコイル2bへ夫々
    結線して、送受切換器3の操作によって受信より送信に
    切換えた際、アンテナ回路を切換え1てから前記時定数
    回路によって設定した遅延時間を経過してから受信側か
    ら送信側へ切換え、受信復帰時には送信側の動作が停止
    してからアンテナ回路が受信側に切換えられるように構
    成したことを特徴とする送受信切換回路。
JP10131780U 1980-07-17 1980-07-17 送受信切換回路 Expired JPS5936046Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10131780U JPS5936046Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 送受信切換回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP10131780U JPS5936046Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 送受信切換回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5723050U JPS5723050U (ja) 1982-02-05
JPS5936046Y2 true JPS5936046Y2 (ja) 1984-10-04

Family

ID=29462794

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JP10131780U Expired JPS5936046Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 送受信切換回路

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