JPH06315172A - トーン検出方法及び呼出し進行方法 - Google Patents

トーン検出方法及び呼出し進行方法

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JPH06315172A
JPH06315172A JP6025604A JP2560494A JPH06315172A JP H06315172 A JPH06315172 A JP H06315172A JP 6025604 A JP6025604 A JP 6025604A JP 2560494 A JP2560494 A JP 2560494A JP H06315172 A JPH06315172 A JP H06315172A
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tone
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tones
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q1/00Details of selecting apparatus or arrangements
    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
    • H04Q1/44Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current
    • H04Q1/444Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies
    • H04Q1/45Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies using multi-frequency signalling
    • H04Q1/457Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies using multi-frequency signalling with conversion of multifrequency signals into digital signals
    • H04Q1/4575Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies using multi-frequency signalling with conversion of multifrequency signals into digital signals which are transmitted in digital form

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多周波数デュアルトーン信号の少なくとも一
つのトーンを検出すること。 【構成】 信号のエネルギを計算し(ステップ20
1)、信号の一つ又は二つのトーンの存在決定のために
受け取られた信号を処理し(ステップ202)、この決
定に応答して2次及び4次の自己回帰処理を用い且つ受
け取られた信号の自己回帰パラメータの最初の推定を実
行し(ステップ203、208)、受け取られた信号の
ノイズの一部を除去するため、自己回帰パラメータの推
定結果によって調整されるディジタル帯域通過濾波動作
を行ない(ステップ205、210)、この決定に応答
して2次及び4次の自己回帰処理を再び用い、受け取ら
れた信号の自己回帰パラメータの最終推定を行ない、こ
の推定されたパラメータの最終推定を実行し、且つこの
値からトーン毎に周波数値を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、トーン(音)
検出に係り、特に、電話回線によって送られるトーンを
検出するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多重トーンは電話システムにおいてよく
使用される。第1に、中央オフィスによって送られ且つ
呼び出しの現在状態について呼出者に知らせ続けるため
に呼出者へ送られる呼出し進行トーン(call progress
tone)として公知である種々の制御及び呼出し状態情報
がある。
【0003】第2に、呼出しは、通信販売業務又は銀行
業務アプリケーションにおいてDTMF(デュアルトー
ンマルチフレーケンシー(多周波数))信号はディジタ
ル信号であると共に高周波数グループからの四つの周波
数と低周波数グループからの四つの周波数の16通りの
組合せの内の一つであり、且つ電話においてプッシュボ
タンが押し下げられる時に発せられ、俗にプッシュトー
ン(音)又はダイヤルトーン(音)と呼ばれているよう
に、デュアルトーンマルチフレーケンシー(多周波数)
(DTMF)トーンを用いて、特に急速に発達する高度
なファクシミリシステム又はより複雑な音声(ボイス)
サーバアプリケーションにおける使用において、完成さ
れてもよい。
【0004】図1は、電話網を介して全国に次置する電
話103によってアクセスされ得る音声サーバシステム
101に基づいた音声サーバアプリケーションの汎用ア
ーキテクチュアを示している。
【0005】電話回線においてよく見られる多数の呼出
し進行トーンを処理する必要性に加えて、現代のトーン
検出システムは、例えばダイヤルトーン、リングバック
トーン(音)、ビジー(回線使用中)トーン、警報トー
ン、リオーダトーン、その他のようなネットワーク
(網)においてよく見られる複数のトーンの各々が各国
において異なる周波数の値を有しているので、ハイレベ
ルの識別を有さなくてはならない。
【0006】一般的なダイヤルトーン信号を考えると、
ダイヤルトーン信号はフランスでは440Hzの周波数
値を有するが、同じ信号は、イタリアでは特定のケーデ
ンスを有する425Hzのトーンを有し、またアメリカ
では350Hz乃至440Hzの周波数を有する信号を
結合させることによって作られる連続トーンである。
【0007】種々のディジタルトーン検出システムが従
来の技術において存在している。あるものは複雑な高速
フーリエ変換(FFT)に基づいており、他のものは検
出が所望される周波数において調整されるディジタル帯
域通過フィルタを使用する。前者のシステム(FFT)
は多くのディジタル処理リソースを必要とし、後者は異
なる国に存在する広範囲のトーンに整合するように簡単
には調整されることができない。
【0008】従って、業界では、異なる国に存在してい
る多数の電話網の特性に整合することができる簡単な呼
出し進行方法が必要とされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、受け取られた信号において少なくとも一つ
のトーンの正確な検出を可能とし、且つ広範囲の異なる
周波数値に整合するように調整されることができる呼出
し進行メカニズムのための簡単なトーン検出方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この問題は、前記信号の
エネルギの値を計算するステップ(201)と、前記信
号における一つ又は二つのトーンの存在を決定するため
に前記受け取られた信号を処理するステップ(202)
と、前記決定に応答して2次又は4次の自己回帰処理を
適用し、且つ前記受け取られた信号の自己回帰パラメー
タの最初の推定を実行するステップ(203、208)
と、前記受け取られた信号に存在しているノイズの部分
的除去を提供するために前記自己回帰パラメータの推定
の結果に対して調整されたディジタル帯域通過フィルタ
リング動作を実行するステップ(205、210)と、
前記決定に応答して2次又は4次の自己回帰処理を再び
適用し、且つ前記受け取られた信号の自己回帰パラメー
タの最終推定を実行するステップ(205、210)
と、前記推定されたパラメータの値からトーン毎に周波
数の値を計算するステップ(206、211)と、を含
む本発明によるトーン検出方法によって解決される。
【0011】本発明の好ましい実施例においては、一つ
又は二つの異なるトーンが受け取られた信号に実際に存
在するか否かの決定は、以下の比率、
【0012】
【数7】
【0013】の計算によって達成される。
【0014】この比率はユニーク(唯一)トーンの場合
は2に等しく、デュアルトーンの場合は4に等しいはず
なので、後者の計算は、信号に存在するトーンの数値を
決定するのに簡単な方法を提供する。
【0015】最初と最後の2次の自己回帰処理は、好ま
しくは、以下のz伝達関数を有する推定関数に基づく。
【0016】
【数8】
【0017】且つこの推定関数は、エラー信号を最小と
するのを可能とする意味において推定器のパラメータを
連続的に使用する最小二乗平均アルゴリズムと関連して
いる。
【0018】本発明の好ましい実施例において、最初と
最後の4次の自己回帰処理がz伝達関数、
【0019】
【数9】
【0020】を有する推定関数に基づき、且つ対応する
最小二乗平均アルゴリズムとも関連している。
【0021】DSPリソースを減少させるため、且つト
ーン検出メカニズムの精度を高めるために、2次の自己
回帰処理が、常時−1に固定されているa2 パラメータ
の値によって実行される、一方、4次の自己回帰処理が
常にa1 及び−1に固定されているa3 とa4 のパラメ
ータの値によって実行される。
【0022】唯一のトーンが処理される場合には、ディ
ジタルフィルタリング動作が、z伝達関数、
【0023】
【数10】
【0024】を有するディジタルフィルタに基づく。
【0025】デュアルトーンの場合、ディジタルフィル
タリング動作が以下のz伝達関数に基づく。
【0026】
【数11】
【0027】本発明の一つの態様は、ディジタル信号処
理リソースを有する電気通信システムにおける多周波数
デュアルトーン信号において少なくとも一つのトーンを
検出するための方法であって、前記信号のエネルギの値
を計算するステップ(201)と、前記信号における一
つ又は二つのトーンの存在を決定するために前記受け取
られた信号を処理するステップ(202)と、前記決定
に応答して2次又は4次の自己回帰処理を適用し、且つ
前記受け取られた信号の自己回帰パラメータの最初の推
定を実行するステップ(203、208)と、前記受け
取られた信号に存在しているノイズの部分的除去を提供
するために前記自己回帰パラメータの推定の結果に対し
て調整されたディジタル帯域通過フィルタリング動作を
実行するステップ(205、210)と、前記決定に応
答して2次又は4次の自己回帰処理を再び適用し、且つ
前記受け取られた信号の自己回帰パラメータの最終推定
を実行するステップ(205、210)と、前記推定さ
れたパラメータの値からトーン毎に周波数の値を計算す
るステップ(206、211)と、を備えるトーン検出
方法である。
【0028】本発明の一つの態様は、前記信号における
一つ又は二つのトーンの存在を決定するための前記決定
ステップが、Amax がサンプリングウィンドウの期間の
信号の最大値に対応し、且つEがエネルギに対応する比
率、
【0029】
【数12】
【0030】の値を計算するステップと、前記計算され
た比率を決定された閾値と比較するステップと、前記比
較に応答して前記比率が前記閾値より下であると思われ
る時、ユニークトーンの存在を報告するステップと、を
備える請求項1に記載の方法である。
【0031】本発明の一つの態様は、前記閾値が "3"
に固定されていることよりなる請求項2に記載の方法で
ある。
【0032】本発明の一つの態様は、ユニークトーンの
決定に応答して、前記最初と前記最後の2次の自己回帰
処理が、z伝達関数、
【0033】
【数13】
【0034】を有する推定関数に基づき、且つ前記受け
取られた信号と前記z伝達関数から計算された前記推定
された信号の差から結果的に生じるエラーを最小限とす
るために前記推定関数のパタメータを使用しようとする
最小二乗平均アルゴリズムと関連していることよりなる
請求項2に記載の方法である。
【0035】本発明の一つの態様は、前記2次の自己回
帰処理が常時−1に固定されているa2 パラメータの値
によって実行されることよりなる請求項4に記載の方法
である。
【0036】本発明の一つの態様は、前記信号における
ユニークトーンの決定に応答して、前記ディジタルフィ
ルタリング動作が前記z伝達関数、
【0037】
【数14】
【0038】を有するディジタルフィルタに基づくこと
よりなる請求項4に記載の方法である。
【0039】本発明の一つの態様は、前記「ミュー
(μ)」パラメータが範囲0.90乃至0.95に含ま
れる値に固定されていることよりなる請求項6に記載の
方法である。
【0040】本発明の一つの態様は、デュアルトーンの
決定に応答して、前記最初と前記最後の4次の自己回帰
処理がz伝達関数、
【0041】
【数15】
【0042】を有する推定関数に基づき、且つ前記受け
取られた信号と前記z伝達関数から計算される前記推定
された信号の差から結果的に生じるエラーを最小限とす
るために前記推定関数のパタメータを用いる最小二乗平
均アルゴリズムと関連していることよりなる請求項2に
記載の方法である。
【0043】本発明の一つの態様は、前記4次の自己回
帰処理が常にa1 及び−1に固定されているa3 とa4
のパラメータの値によって実行されることよりなる請求
項8に記載の方法である。
【0044】本発明の一つの態様は、前記信号における
デュアルトーンの決定に応答して、前記ディジタルフィ
ルタリング動作が、z伝達関数、
【0045】
【数16】
【0046】を有するディジタルフィルタに基づくこと
よりなる請求項8に記載の方法である。
【0047】本発明の一つの態様は、前記信号における
ユニークトーンの決定に応答して、前記受け取られた信
号の自己相関関数Rxx(1)とRxx(2)を計算するス
テップと、式、
【0048】
【数17】
【0049】によって前記計算された自己相関関数Rxx
(1)とRxx(2)から前記トーンの各々のエネルギを
計算するステップと、をさらに備える請求項8乃至10
のいづれか1項に記載の方法である。
【0050】本発明の一つの態様は、電話網から受け取
られそうな多数の呼出し進行トーンを処理するための呼
出し進行方法であって、請求項1乃至11のいづれか1
項に記載のトーン検出方法を含むことよりなる呼出し進
行方法である。
【0051】本発明の一つの態様は、プッシュボタン式
電話によって生成されるトーンをダイヤルされた番号の
コード表示へ変換するためにデュアルトーン多周波数レ
シーバにおいてデュアルトーンの検出を提供することよ
りなる請求項1乃至11のいづれか1項に記載の方法で
ある。
【0052】本発明の一つの態様は、E1又はT1ディ
ジタルリンクによって電気通信ネットワークと接続され
ている電気通信システムにおいて使用されることよりな
る請求項1乃至11のいづれか1項に記載の方法であ
る。
【0053】本発明の一つの態様は、請求項1乃至14
のいづれか1項に記載の方法を実行するための手段を含
むことよりなる電気通信装置である。
【0054】本発明の一つの態様は、請求項1乃至11
のいづれか1項に記載の前記トーン検出方法を実行する
ための手段を含むことよりなる音声サーバシステムであ
る。
【0055】
【実施例】本発明の好ましい実施例において、トーン検
出方法は、周知のRISC/6000(IBM社の登録
商標)ホストコンピュータをベースとする音声サーバア
プリケーションにおいて処理される呼出し進行トーンの
検出を提供する。後者のホストコンピュータは、銀行業
務又は通信販売業務のアプリケーションのような特定の
音声サーバアプリケーションと適合する。このホストコ
ンピュータは、第1のディジタルリングの管理を提供す
る特定カードによって達成されるいくつかのディジタル
TI又はE1リンクをモニタする。本発明によるトーン
検出方法と呼出し進行メカニズムを有利に組み込むこと
ができるRISC/6000コンピュータに対する公知
のカードは、"Voice-Server Card Adapter(音声サーバ
カードアダプタ)" として知られており且つ"Voice pac
k (音声パック)" 9291又は9295と関連してい
る。
【0056】しかしながら、本発明がこの特定のホスト
コンピュータシステムに限定されることはなく、且つ多
数の存在するトーンを処理しなければならないあらゆる
電話システム又は音声サーバアプリケーションに組み込
まれることができることが理解されよう。基本的に、上
記のカードの各々は、音声サーバアプリケーションによ
って要求されそうな通信タスクを処理するためのディジ
タル信号処理リソースを具備している。とりわけ、これ
らの処理タスクは、従来のDTMF(デュアルトーン多
周波数)及び呼出し進行管理機能の他に、ホストコンピ
ュータ、音声認識アルゴリズム、及びエコー消去動作に
おいて実行される汎用アプリケーションプログラムにお
いて使用される多数のプロンプト(指示)メッセージを
記憶するために必要とされる記憶装置のサイズを限定す
るのを可能とする圧縮及び圧縮解除(非圧縮)アルゴリ
ズムを備えている。
【0057】図2に関しては、二つの密接に関連するト
ーンの間の簡単な識別を提供する本発明によるトーン検
出処理に組み込まれている技術的工程が記述されてい
る。第1に、従来及び基本のμ又はAの変換法則に基づ
くスケーリングステップ200がT1又はE1ディジタ
ルリンクから受け取られる64キロバイト/秒(Kbp
s)のディジタル化された信号において実行される。こ
れによって、8キロヘルツ(Khz)において12ビッ
トのPCM(パルス符合変調)サンプルストリームが提
供される。このμ又はAの変換処理は従来の技術におい
て周知であるので、これ以上詳しくは説明されない。
【0058】次いで、図2に示されているように、PC
Mサンプルストリームのエネルギはステップ201にお
いて計算される。これを達成するために、ディジタル処
理手段がPCMサンプルの二乗平均値を計算する。次い
で、ステップ202において、受け取られた信号のタイ
プ即ち信号がユニーク(唯一)トーン又は二つの(特性
を)識別できるトーンを備えるか否か、を決定するため
にテストが行なわれる。本発明において、このテストは
以下の比率の計算によって行なわれる。
【0059】
【数18】
【0060】ここで、Amax は受け取られた信号の最大
値を表し、Eはエネルギの計算された測定値を表す。信
号がユニーク正弦波トーンを備えている時、後者の比率
は2に等しいが、二つの異なるトーンの場合はこの比率
が値「4」に到達すると思われる。さらに、この比率の
値がこれらのトーンの周波数の値に依存しないことに注
目されたい。従って、ステップ202において、計算さ
れた比率が3より下であることがわかった場合、アルゴ
リズムはユニークシングルトーンが受け取られた信号に
存在していることを決定付ける。これに対して、その比
率が3より上であるのがわかった場合、アルゴリズムは
受け取られた信号においてダブルトーンの存在を決定付
ける。
【0061】或いは、本発明の他の好ましい実施例にお
いて、テスト202は、ライン上に存在するあらゆる音
声アクティビティ(活動)の検出をさらに提供する。こ
れは、本願の譲受人に譲渡され、且つ本発明の出願日に
出願された「音声アクティビティ検出方法("Voice act
ivity detection method" )」と題された同時係属出願
において詳細に記述されており、且つその内容が単に参
照することにより本明細書中に組み込まれている。
【0062】受け取られた信号におけるシングルトーン
の検出の場合、処理は、信号の自己回帰(AR)パラメ
ータの最初の推定が行なわれるステップ203へ進む。
これは、図3のブロック図に示されている2次の自己回
帰処理によって行なわれる。
【0063】図示されているように、AR(AutoRegres
sive:自己回帰)推定器(プリディクタ)ブロック30
2は推定された信号を提供する。これは、以下のz伝達
関数を特徴とする。
【0064】
【数19】
【0065】減算器304は、推定値
【0066】
【外1】
【0067】と受け取られた信号xのエラー(誤差)値
を計算する。信号の値xとエラーの推定される値を受け
取る最小二乗平均ブロック(LMS)302は、推定さ
れるエラーを最小限とするため、a1 パラメータの値を
連続的に用いる。受け取られた信号が正弦波トーンであ
ると仮定されるので、a2 パラメータは−1に等しいと
仮定され、且つ自己回帰処理は−1に等しいパラメータ
2 によって連続的に実行される。これは、ARアルゴ
リズムのために必要とされる処理リソースを実質的に最
小とし、さらにa1 パラメータにおける計算の正確さを
高める。
【0068】LMSブロック302の式は以下に示され
ている。
【0069】
【数20】
【0070】本発明の好ましい実施例において、βの値
が以下のように計算された時、特に良い結果が得られ
る。
【0071】
【数21】
【0072】ここで、β0 は定数であり、Eは上記にお
いて計算されたエネルギの値である。
【0073】再び図2に関しては、ステップ203は、
上記に詳細に説明されているように、受け取られた信号
の自己回帰パラメータa1 の最初の推定値を生成する。
次いで、ステップ204において、処理は、ステップ2
03において決定されたトーンの周波数の近くで調整さ
れるディジタル帯域通過フィルタリングを実行する。ス
テップ204のフィルタリング処理は、1次のディジタ
ルフィルタに基づいており、その特性は、検出されたト
ーンの周りにあるノイズ信号の大部分を除くために調整
される。本発明の好ましい実施例において、1次の帯域
通過フィルタは、μがフィルタの選択性を特徴付けるパ
ラメータである、以下のz伝達関数に基づく。
【0074】
【数22】
【0075】好ましくは、このパラメータはハイレベル
の選択性を提供するために1に近似する値を有してい
る。本発明の好ましい実施例において、その値は0.9
2に固定される。
【0076】この1次のフィルタがノイズに対するアル
ゴリズム全体の許容差を実質的に改善し、これによって
劣化した信号対ノイズの比率(SN比)を有する信号の
処理を可能とすることが観察された。
【0077】次いで、ステップ205において、自己回
帰パラメータの最終推定が実行される。これは、以下に
詳細が示されている図3の自己回帰ブロック図によっ
て、フィルタリングされた信号を処理することによって
達成される。次いで、ステップ206において、周波数
の値は、Δtがサンプリング周期に対応している以下の
式によって計算される。
【0078】
【数23】
【0079】次いで、処理は、トーンの値と期間がホス
トプロセッサにおいて実行されるアプリケーションプロ
グラムへ報告されるケーデンス(cadence :音の流れ)
処理ステップ207へ進む。
【0080】ステップ202のテストが、受け取られた
信号においてデュアルトーンの存在を示す場合におい
て、処理は4次の自己回帰処理が実行されるステップ2
08へ進む。上記と同様、この新しいAR(自己回帰)
処理は図3のブロックに基づいており、ここでAR推定
器ブロック302は以下のz伝達関数を有する4次推定
器内に存在する。
【0081】
【数24】
【0082】ここで、 "a1 、a2 、a3 、及びa4 "
は、信号の自己回帰モデル化の四つのパラメータであ
る。上記と同様、デュアルトーンが純正弦波トーンであ
ることが予想されるので、a3 とa4 の値はa1 と−1
に等しくなるように常に固定される。これが、ARアル
ゴリズムの計算をより簡単にし、且つ周波数計算の正確
さも高める。
【0083】ステップ208の処理において、LMSブ
ロック302は以下の式を特徴とする。
【0084】
【数25】
【0085】ステップ208の自己回帰処理の終了時に
は、四つの上記のパラメータの決定から評価されること
ができる二つの周波数を整合するように調整されるデュ
アルディジタル帯域通過フィルタリングが実行される
(ステップ204)。上記と同様、このデュアルフィル
タリングは、μがここでもフィルタの選択性のパラメー
タ特性である、以下の式を有する二つの1次帯域通過デ
ィジタルフィルタの組合せに基づく。
【0086】
【数26】
【0087】ステップ210において、自己回帰パラメ
ータの最終推定は、ステップ205に関して上記に説明
されているように実行される。デュアル周波数の正確な
値は、結果的に以下の式に従ってステップ211におい
て実行される。
【0088】
【数27】
【0089】一旦計算されると、二つの周波数の値は、
ステップ207におけるケーデンス処理ルーチンへ報告
されることができ、次いでホストコンピュータにおいて
実行される汎用アプリケーションプログラムによって処
理される。
【0090】さらに、二つのトーンのそれぞれのエネル
ギが計算される。これは、以下の周知の関係式によって
ステップ212において自己相関関数RXX(1)とRXX
(2)の計算によって最初に実行される。
【0091】
【数28】
【0092】ステップ213において、以下の行列式
は、二つのトーンのエネルギの推定の所望される値P1
及びP2を計算するために解かれる。
【0093】
【数29】
【0094】P1とP2の計算された値は次いでステッ
プ207におけるケーデンス処理機能へ送られる。エネ
ルギの値の知識は、実際のトーンが存在している期間又
は存在していない期間の識別を特に簡単にし、これによ
ってステップ207のケーデンス処理動作が改善され
る。
【0095】図4は、受け取られた信号におけるn個の
異なるトーンの検出を提供する本発明による自己回帰処
理を示している。
【0096】これは以下の式に基づくARブロック40
2を用いて達成される。
【0097】
【数30】
【0098】上記と同様、 "al " 係数は、以下の一般
関係式によってエラーを最小限とするために係数を連続
的に更新するLMSブロック406によって決定され
る。
【0099】
【数31】
【0100】次いで周波数は以下の式の根の解析により
決定される。
【0101】
【数32】
【0102】各トーンに対するエネルギは以下の式によ
って計算され、次いで検証目的のためにケーデンス処理
ステップ207へ報告される。
【0103】
【数33】
【0104】図5及び図6は、それぞれ従来のFFT
(高速フーリエ変換)に関する本発明によるトーン検出
方法のハイレベルの識別を示すシミュレーション図であ
る。図5から明らかなように、本発明によるトーン検出
方法は、ディジタル信号処理リソースの量の減少を必要
とするにもかかわらず、受け取られた信号における二つ
の密接に関連したトーンの明白な識別を提供する。
【0105】
【発明の効果】本発明は、受け取られた信号において少
なくとも一つのトーンの正確な検出を可能とし、且つ広
範囲の異なる周波数値に整合するように調整されること
ができる呼出し進行メカニズムのために簡単なトーン検
出方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトーン検出処理を有利に組み込む
ことができる音声サーバアプリケーションを示す略図で
ある。
【図2】本発明によるトーン検出処理の基本的なステッ
プを示す図である。
【図3】本発明により信号の自己回帰モデル化の原理を
詳細に示す図である。
【図4】n個の異なるトーンの場合の自己回帰アルゴリ
ズムの原理を示す図である。
【図5】FFTベースの方法と二つの近接離間されたト
ーンを識別するための本発明による方法の能力を示す線
図である。
【図6】FFTベースの方法と二つの近接離間されたト
ーンを識別するための本発明による方法の能力を示す線
図である。
【符号の説明】
101 音声サーバ 102 電話網 103 電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェラード リシュター フランス国、06640 セント−ジャネット、 シェーメ デ パリウ 138

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号処理リソースを有する電
    気通信システムにおける多周波数デュアルトーン信号に
    おいて少なくとも一つのトーンを検出するための方法で
    あって、 前記信号のエネルギの値を計算するステップ(201)
    と、 前記信号における一つ又は二つのトーンの存在を決定す
    るために前記受け取られた信号を処理するステップ(2
    02)と、 前記決定に応答して2次又は4次の自己回帰処理を適用
    し、且つ前記受け取られた信号の自己回帰パラメータの
    最初の推定を実行するステップ(203、208)と、 前記受け取られた信号に存在しているノイズの部分的除
    去を提供するために前記自己回帰パラメータの推定の結
    果に対して調整されるディジタル帯域通過フィルタリン
    グ動作を実行するステップ(205、210)と、 前記決定に応答して2次又は4次の自己回帰処理を再び
    適用し、且つ前記受け取られた信号の自己回帰パラメー
    タの最終推定を実行するステップ(205、210)
    と、 前記推定されたパラメータの値からトーン毎に周波数の
    値を計算するステップ(206、211)と、 を備えるトーン検出方法。
  2. 【請求項2】 前記信号における一つ又は二つのトーン
    の存在を決定するための前記決定ステップが、 Amax がサンプリングウィンドウ期間の信号の最大値に
    対応し、且つEがエネルギに対応する比率、 【数1】 の値を計算するステップと、 前記計算された比率を決定された閾値と比較するステッ
    プと、 前記比較に応答して前記比率が前記閾値より下である
    時、ユニークトーンの存在を報告するステップと、 を備える請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記閾値が「3」に固定されていること
    よりなる請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ユニークトーンの決定に応答して、前記
    最初と前記最後の2次の自己回帰処理が、z伝達関数、 【数2】 を有する推定関数に基づき、且つ前記受け取られた信号
    と前記z伝達関数から計算された前記推定された信号の
    差から生じるエラーを最小限とするため、前記推定関数
    のパタメータを使用しようとする最小二乗平均アルゴリ
    ズムと関連していることよりなる請求項2に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記2次の自己回帰処理が常時−1に固
    定されているa2 パラメータの値によって実行されるこ
    とよりなる請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記信号におけるユニークトーンの決定
    に応答して、前記ディジタルフィルタリング動作がz伝
    達関数、 【数3】 を有するディジタルフィルタに基づくことよりなる請求
    項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記「ミュー(μ)」パラメータが範囲
    0.90乃至0.95に含まれる値に固定されているこ
    とよりなる請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 デュアルトーンの決定に応答して、前記
    最初と前記最後の4次の自己回帰処理がz伝達関数、 【数4】 を有する推定関数に基づき、且つ前記受け取られた信号
    と前記z伝達関数から計算された前記推定された信号の
    差から生じるエラーを最小限とするため、前記推定関数
    のパタメータを使用しようとする最小二乗平均アルゴリ
    ズムと関連していることよりなる請求項2に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記4次の自己回帰処理がa1 及び−1
    に常に固定されているa3 とa4 のパラメータの値によ
    って実行されることよりなる請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記信号におけるデュアルトーンの決
    定に応答して、前記ディジタルフィルタリング動作が、
    z伝達関数、 【数5】 を有するディジタルフィルタに基づくことよりなる請求
    項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記信号におけるユニークトーンの決
    定に応答して、 前記受け取られた信号の自己相関関数Rxx(1)とRxx
    (2)を計算するステップと、 式、 【数6】 によって前記計算された自己相関関数Rxx(1)とRxx
    (2)から前記トーンの各々のエネルギを計算するステ
    ップと、 をさらに含む請求項8乃至10のいづれか1項に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 電話網から受け取られそうな多数の呼
    出し進行トーンを処理するための呼出し進行方法であっ
    て、請求項1乃至11のいづれか1項に記載の前記トー
    ン検出方法を含むことよりなる呼出し進行方法。
  13. 【請求項13】 プッシュボタン式電話によって生成さ
    れるトーンをダイヤルされた番号のコード表示へ変換す
    るためにデュアルトーン多周波数レシーバにおいてデュ
    アルトーンの検出を提供することよりなる請求項1乃至
    11のいづれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 E1又はT1ディジタルリンクによっ
    て電気通信ネットワークと接続されている電気通信シス
    テムにおいて使用されることよりなる請求項1乃至11
    のいづれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいづれか1項に記
    載の方法を実行するための手段を含むことよりなる電気
    通信装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至11のいづれか1項に記
    載の前記トーン検出方法を実行するための手段を含むこ
    とよりなる音声サーバシステム。
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