JPH063150B2 - デイ−ゼルエンジンの排気還流装置 - Google Patents

デイ−ゼルエンジンの排気還流装置

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JPH063150B2
JPH063150B2 JP59202600A JP20260084A JPH063150B2 JP H063150 B2 JPH063150 B2 JP H063150B2 JP 59202600 A JP59202600 A JP 59202600A JP 20260084 A JP20260084 A JP 20260084A JP H063150 B2 JPH063150 B2 JP H063150B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はディーゼルエンジンの排気還流装置、特に吸気
絞弁を備えた排気還流装置における暖機時の制御に関す
るものである。
(従来技術) 自動車用等のエンジンにおいては、排気ガス中のNOxを
低減させるために、排気ガスの一部を吸気計に還流させ
ることが一般に行われているが、ディーゼルエンジンの
場合には、吸気負圧を利用して排気ガスを吸気系に吸い
込ませることができないという問題がある。そこで、例
えば特開昭57−41453号公報に開示されているよ
うに、吸気通路における排気還流通路の開口部上流側に
吸気絞弁を備え、排気還流時に該絞弁を閉作動させて吸
気負圧を発生させることにより排気ガスを効果的に還流
させることが行われている。
一方、このような排気還流システムを備えたディーゼル
エンジンにおいては、上記公報にも記載されているよう
に、冷間始動的にエンジンの暖機を催促してHCやCO
等の排出を低減させるために排気還流を行うことがあ
る。つまり、高温の排気ガスを吸気系に導入することに
より、吸気を加熱して暖機を促催させるのであるが、そ
の場合、エンジン温度が低いほど排気還流量を多くして
吸気加熱効果を高めるのが通例である。従って、上記の
ように吸気絞弁を閉作動させることにより排気還流を行
うものにおいては、低温時ほど吸気絞弁の絞量を多くす
ることになる。
然るに、暖機時において、エンジン温度が低いほど吸気
絞弁の絞量を多くすると、吸気の充填量が減少すると共
に、これに伴って圧縮圧力が低下し、更に圧縮による吸
気の温度上昇量が少なくなる。つまり、吸気絞弁の絞量
を多くすると、排気還流による吸気の加熱効果は高まる
が、その反面で圧縮による吸気の温度上昇量が減少し、
その結果、暖機が効果的に行われないことになる。特
に、エンジン温度が低い暖機開始直後においては、未だ
着火していない気筒があって排気ガスの温度が十分高く
なっていないから、この時期に吸気絞弁の絞量を多くす
ると、排気還流による吸気の加熱効果よりも吸気充填量
の減少ないし圧縮圧力の低下による温度上昇量の減少が
上回り、その結果、暖機性を却って悪くするのである。
(発明の目的) 本発明は、吸気通路に設けた吸気絞弁を閉作動させるこ
とにより排気還流を行うようにしたディーゼルエンジン
の排気還流装置において、暖機促進のための排気還流時
に、吸気絞りによる圧縮圧力の低下ないし吸気の温度上
昇量の減少を防止し、もって暖機を効果的に行ってHC
やCO等の排気を低減させることを目的とする。
(発明の構成) 即ち、本発明は、吸気通路と排気通路との間に排気ガス
の一部を吸気通路に還流させる排気還流通路が設けられ
たディーゼルエンジンの排気還流装置において、上記吸
気通路における排気還流通路の開口部上流側に、その絞
量が少ないほど還流排気ガスを含むトータルの吸気充填
量を増大させる吸気絞弁を設置すると共に、エンジン温
度もしくは吸気温度に関連する温度を検出する温度検出
手段と、エンジンの暖機時において上記検出手段で検出
した温度が低い時に、上記排気還流通路を開通させた状
態で上記吸気絞弁の絞量を通常の絞状態よりも減少させ
る制御手段とを設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、エンジンの暖機時に排気還流
を行うに際して、エンジン温度ないし吸気温度が低いと
きには、吸気絞弁の絞量が排気通路を開通させた状態で
通常の絞状態よりも減少される。この場合、吸気絞弁が
開方向に作動することにより、吸気負圧が小さくなって
排気ガス還流率(以下、EGR率という)が減少するこ
とにはなるが、還流排気ガスを含むトータルの吸気充填
量は、上記吸気絞弁の絞量が減少することによって逆に
増大することになる。これにより、圧縮圧力が上昇する
ことになって吸気の温度上昇量が確保されると共に、そ
れに排気還流による加熱効果が加わって、吸気温度が効
果的に上昇してエンジン低温時の暖機性が向上すること
になる。
しかも、吸気中に含まれる不活性ガス種が減る分だけ燃
焼に寄与する酸素量が増えて燃焼性が向上し、HC,C
O等の発生が抑制されると共に、それに伴う放熱量の増
大によって、さらに暖機性が向上することになる。従っ
て、エンジン温度が低い時から比較的高温に上昇するま
での広い範囲で良好な暖機性が得られることになる。
尚、吸気絞弁の絞量をエンジン温度ないし吸気温度の低
温時に少なくする方法としては、該温度が低いほど無段
階的に絞量を減少させる方法と、所定温度の前後で絞量
を段階的に変化させる方法とがある。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図に示すように、エンジン1には各気筒の燃焼室に
吸気を供給する吸気通路2と、燃焼によって生じた排気
ガスを外部に放出する排気通路3とが設けられていると
共に、該排気通路3と吸気通路2との間には排気ガスの
一部を吸気通路2内に還流させる第1,第2排気還流装
置4,5が設けられ、且つこれらの通路4,5には排気
還流量を制御する第1,第2還流制御弁(以下、EGR
弁という)6,7が設置されている。そして、これらの
EGR弁6,7を夫々作動させる負圧ダイヤフラム式の
アクチュエータ8,9が備えられていると共に、図示し
ない負圧ポンプと両アクチュエータ8,9との間の負圧
導入通路10,11には夫々デューティ制御式の第1,
第2負圧制御弁12,13が設置され、該制御弁12,
13の開閉状態ないし開閉時間比率(デュ−ティ比)に
応じて各アクチュエータ8,9内の負圧がコントロール
されることにより、第1,第2EGR弁6,7の開度が
制御されるようになっている。ここで、第1EGR弁6
の全開時の通路面積は第2EGR弁7の全開時の通路面
積より小とされている。
一方、上記吸気通路2における第1,第2排気還流通路
4,5の開口部の上流側には吸気絞弁14が設けられて
いると共に、該吸気絞弁14を開閉駆動する負圧ダイヤ
フラム式のアクチュエータ15が備えられている。そし
て、このアクチュエータ15に負圧を導入する負圧導入
通路16にもデューティ制御式の第3負圧制御弁17が
設置されている。
然して、上記アクチュエータ8,9を介して第1,第2
EGR弁6,7を制御する第1,第2負圧制御弁12,
13及びアクチュエータ15を介して吸気絞弁14を制
御する負圧制御弁17には、コントロールユニット18
から夫々制御信号(デューティ信号)A,B,Cが送出
されるようになっていると共に、該コントロールユニッ
ト18には燃焼噴射ポンプ19に備えられた回転センサ
20からの回転信号Dと、該ポンプ19におけるコント
ロールレバー位置からこれに連動するアクセルペダルの
ポジションを検出するアクセルポジションセンサ21か
らの負荷信号Eと、エンジン1のウォータージャケット
に備えられた水温センサ22からの水温信号Fとが入力
され、これらの入力信号D,E,Fに基づいて、エンジ
ン1の運転状態に応じて上記制御信号A,B,Cを出力
するようになっている。ここで、上記燃料噴射ポンプ1
9はエンジン1の各気筒に備えられた燃料噴射ノズル
(図示せず)に燃料を圧送するものであるが、その噴射
量は該ポンプ19の回転速度(エンジン回転速度に対応
する)とアクセルポジションに応じて設定されるように
なっている。
次に、この実施例の作動を第2図のフローチャート図に
従って説明する。
先ず、コントロールユニット18は、第2図のステップ
,Sに従って第1図に示す水温センサ22からの
水温信号Fを入力し、該信号Fが示すエンジン1のウォ
ータージャケットにおける冷却水温度Tが80゜C以上か
否かを判定する。そして、該温度Tが80゜C以上の場
合、換言すればエンジン1の通常の運転時には、次にス
テップS,Sに従って回転センサ20からの回転信
号Dを入力し、該信号Dに基づいてエンジン回転速度N
を検出すると共に、該回転速度Nが900〜3000R
PMの範囲内にあるか否かを判定し、この範囲内に含ま
れている場合は、更にステップSでアクセルポジショ
ンセンサ21からの負荷信号Eを入力する。この負荷信
号Eが示すアクセルポジションと上記エンジン回転速度
Nとは第1図に示す燃料噴射ポンプ19の燃料噴射量を
決定するものであるが、燃料噴射量は燃焼室内の図示平
均有効圧力に対応するので、上記アクセルポジションと
エンジン回転速度Nとから図示平均有効圧力Peが求め
られることになる。そして、コントロールユニット18
は、ステップSでこの図示平均有効圧力Peが0〜6
kg/cm2の範囲内にあるか否かを判定し、この範囲内に
ある時にステップS〜S12による通常運転時の排気
還流制御を行う。つまり、冷却水温度Tが80゜C以上で
あり、エンジン回転速度Nが900〜3000RPMの
範囲内にあり、且つ図示平均有効圧力Peが0〜6kg/
cm2の範囲内にある時に通常の排気還流制御が行われる
のである。
この制御は、上記図示平均有効圧力Peの値に応じて次
のように行われる。即ち、コントロールユニット18
は、該圧力Peが5〜6kg/cm2の範囲内にある比較的
高負荷時にはステップSからステップSを実行し
て、第1図に示す通路面積の小さい第1EGR弁6を開
くように第1負圧制御弁12に制御信号Aを出力し、ま
た該圧力Peが4.5〜5kg/cm2の範囲内にある中負
荷時には上記ステップSからステップS,S10
実行して、通路面積の大きい第2EGR弁7を開くよう
に第2負圧制御弁13に制御信号Bを出力する。更に、
該圧力Peが0〜4.5kg/cm2の範囲内にある低負荷
時には上記ステップSからステップS11,S12
実行し、第2EGR弁7を開くように第2負圧制御弁1
3に制御信号Bを出力すると共に、吸気絞弁14を閉じ
るように第3負圧制御弁17に制御信号Cを出力する。
そのため、上記の排気還流制御を行う領域において、高
負荷時には第1排気還流通路4により通路面積の小さい
第1EGR弁8を通って比較的少量の排気ガスが排気通
路3から吸気通路2に還流され、また中負荷時には第2
排気還流通路5により通路面積の大きい第2EGR弁7
を通って比較的多量の排気ガスが還流されることにな
り、更に低負荷時には通路面積の大きい第2EGR弁7
が開くと同時に、吸気通路2における吸気絞弁14が閉
じて排気還流通路5の開口部周辺の負圧が高まることに
より、一層多量の排気ガスが吸気通路2に還流されるこ
とになる。その結果、第3図に示すように負荷に応じて
段階的に変化する排気還流特性が得られる。ここで、低
負荷時ほど排気還流量を多くするのは、ディーゼルエン
ジンの場合、低負荷時には燃焼噴射量に対する空気過剰
率が著しく大きくなるので、多量の排気ガスを還流しな
ければ所期の効果(NOx低減効果)が得られないから
であり、また所定負荷以上(図示平均有効圧力が6kg/
cm2以上)の高負荷域で排気還流を行わないのは、この
ような領域で排気還流を行うと燃焼状態が著しく悪化し
てスモークが発生するからである。
然して、冷却水温度Tが80゜C以下のエンジン1の暖機
時には、コントロールユニット18は第2図のステップ
からステップS13を実行し、エンジン回転数Nが
1000〜3000RPMの範囲内にあるか否かを判定
して、この範囲内にある時はステップS14〜S16
よる暖機時の排気還流制御を行う。つまり、ステップS
14で第1EGR弁6を開くと共に、ステップS15
上記水温センサ22からの信号Fが示す冷却水温度Tに
応じて吸気絞弁14の開度θを設定する。この時、該開
度θは冷却水温度Tに対して予め設定されたマップから
読み取ることにより設定されるが、このマップは第4図
に示すような特性で設定されている。つまり、冷却水温
度Tが低いほど吸気絞弁14の開度θが大きくなるよう
に(絞量が少なくなるように)設定されているのであ
る。そして、この特性に従って吸気絞弁14の開度θを
冷却水温度Tに応じて設定した後、コントロールユニッ
ト18はステップS16で吸気絞弁14の開度が上記設
定開度θとなるように制御信号(デューティ信号)Cを
第3負圧制御弁17に出力する。
これにより、暖機時には、第1EGR弁6を開いた状態
に保持しながら、吸気絞弁14の絞量が冷却水温度Tが
低いほど減少するように制御される。そのため、暖機開
始直後におけるエンジン低温時には新気の吸入量ないし
還流排気ガスを含むトータルの吸気充填量が増大され、
これに伴って高い圧縮圧力と、この圧縮による吸気の十
分な温度上昇が得られることになり、その結果、暖機が
促進されることになる。その場合に、吸気絞弁14の絞
量が少ないことにより排気還流量が減少するが、エンジ
ン低温時おける排気ガスの温度が余り高くない場合に
は、この排気還流量の減少による吸気加熱効果の低下よ
りも、還流排気ガスを含むトータルの吸気充填量を増大
させて圧縮圧力を上昇させることによる吸気温度の上昇
効果の方が大きく、しかも排気還流も同時に行われるこ
とから、暖機が催促されるのである。しかも、吸気中に
含まれる不活性ガス種が減る分だけ燃焼に寄与する酸素
量が増えて燃焼性が向上し、HC、CO等の発声が抑制
されると共に、それに伴う放熱量の増大によって、さら
に暖機が促進されることになる。そして、エンジン温度
が上昇すれば、これに伴って吸気絞弁14の絞量が増大
されることにより排気還流量が多くなり、高温となった
排気ガスにより吸気が効果的に加熱されて、更に暖機が
促進されることになる。
ここで、この実施例においては、吸気絞弁14の絞量
(開度)をデューティ制御して、第4図に示すように冷
却水温度が低いほど開度を無段階的に増大させるように
構成したが、冷却水温度のある値を境として低温側では
吸気絞弁を開き、高温側では閉じるように制御してもよ
い。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、排気還流時に吸気通路に
設けた吸気絞弁を閉作動させるように構成したディーゼ
ルエンジンの排気還流装置において、暖機促進のための
排気還流時に、暖機開始直後のエンジン低温時には、排
気還流による吸気の加熱効果に加えて、吸気充填量の増
大による圧縮圧力の上昇により吸気温度の上昇効果が得
られ、またエンジン温度が上昇すれば高温の排気ガスに
よる吸気加熱効果が得られることになる。これにより、
暖機開始直後から良好な暖機性が得られ、暖機が促進さ
れると共に、暖機中におけるHCやCO等の排出が低減
される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は制御シス
テム図、第2図は作動を示すフローチャート図、第3図
は通常の排気還流制御の特性図、第4図は暖機時の排気
還流制御における吸気絞弁開度の制御特性図である。 1…エンジン、2…吸気通路、3…排気通路、4,5…
排気還流通路、14…吸気絞弁、18…制御手段(コン
トロールユニット)、22…温度検出手段(水温セン
サ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気通路と排気通路との間に排気ガスの一
    部を吸気通路に還流させる排気還流通路が設けられたデ
    ィーゼルエンジンの排気還流装置であって、上記吸気通
    路における排気還流通路の開口部上流側に、その絞量が
    少ないほど還流排気ガスを含むトータルの吸気充填量を
    増大させる吸気絞弁が設置されていると共に、エンジン
    温度もしくは吸気温度に関連する温度を検出する温度検
    出手段と、エンジンの暖機時において上記検出手段で検
    出した温度が低い時に、上記排気還流通路を開通させた
    状態で上記吸気絞弁の絞量を通常の絞状態よりも減少さ
    せる制御手段とが設けられていることを特徴とするディ
    ーゼルエンジンの排気還流装置。
JP59202600A 1984-09-26 1984-09-26 デイ−ゼルエンジンの排気還流装置 Expired - Lifetime JPH063150B2 (ja)

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