JPH06314966A - BiCMOS回路 - Google Patents

BiCMOS回路

Info

Publication number
JPH06314966A
JPH06314966A JP5056642A JP5664293A JPH06314966A JP H06314966 A JPH06314966 A JP H06314966A JP 5056642 A JP5056642 A JP 5056642A JP 5664293 A JP5664293 A JP 5664293A JP H06314966 A JPH06314966 A JP H06314966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bipolar transistor
npn
field effect
type
effect transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5056642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2861717B2 (ja
Inventor
Toru Kimura
木村  亨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5056642A priority Critical patent/JP2861717B2/ja
Priority to US08/208,827 priority patent/US5426377A/en
Publication of JPH06314966A publication Critical patent/JPH06314966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2861717B2 publication Critical patent/JP2861717B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】3.3V以下の低電源電圧でもCMOS回路に
比べ高速動作が可能で、従来のBiCMOS回路より高
速動作する新しいBiCMOS回路を提供する。 【構成】npnバイポーラトランジスタ3とp型の導電
性を持つ電界効果トランジスタ5より成り、npn型バ
イポーラトランジスタ3のコレクタが負荷6を介して高
電位電源端子1に、ベースが入力端子4に、エミッタが
低電位電源端子に、p型の導電性を持つ電界効果トラン
ジスタ5のソースとゲートが入力端子4に、ドレインが
低電位電源端子7に接続される構成である。バイポーラ
トランジスタが非導通の状態で、そのベース電位が電界
効果トランジスタのターンオン電圧分だけ、エミッタ電
位から高い電位レベルに保たれるため、バイポーラトラ
ンジスタをターンオンするための時間が大幅に短縮で
き、同一のプロセスのCMOS回路に比べ、3.3V以
下の電圧でも高速に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はBiCMOS回路に関
し、特に3.3V以下の低電源電圧でもCMOS回路に
比べ高速動作が可能で、従来のBiCMOS回路より高
速動作する新しいBiCMOS回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在最も広く使われているSi−LSI
のBiCMOS回路の基本回路を示す図7を参照する
と、従来のBiCMOS回路は、バイポーラトランジス
タ(以下BJTと略す)の持つ高速性と、MOSFET
を用いたCMOS回路の持つ高集積、低消費電力性を両
立させる回路として注目されている。図8に示す従来の
BiCMOS回路と図9に示すBiNMOS回路の両者
を総称してここではBiCMOS回路と呼ぶ。
【0003】図7を参照すると、このBiCMOS回路
の基本動作は、P−MOSFET70のドレイン電流I
dによりBJT73のベースノードをターンオン電圧V
F 以上になるように充電し、BJT73をON(導通)
させ、また、n−MOSFET71のドレイン電流Id
によりBJT73のベースノードをVF 以下になるよう
に放電させることによりBJT73をOFF(非導通)
させ、BJT73の負荷駆動能力の大きい特性を利用し
て、高速に負荷容量の充放電を行なうことにある。
【0004】外部負荷容量CLを充放電する時のBiC
MOS回路の遅延時間τpdは τpd=(CEB・VF )/Id+(1/2)・(CL・VCC)/Ic…(1) と表わせる。ここで CEB;バイポーラトランジスタ73のエミッタ・ベース
間の容量 VF ;バイポーラトランジスタ3のターンオン電圧 Id;MOSFET70およびMOSFET71のドレ
イン電流 CL;外部負荷容量 VCC;高電位電源電圧 Ic;バイポーラトランジスタ73のコレクタ電流 式(1)の第1項はBiCMOS回路の自己遅延時間を
示し、前述のMOSFET70および71がBJT73
をターンオン・ターンオフさせるための時間である。式
(1)の第2項はBJT73が外部負荷容量CLを充放
電させる時間である。BJT73のターンオン電圧VF
はベースを構成する半導体のバンドギャップでほぼ決定
されるため、シリコンのバイポーラトランジスタを想定
すると約0.8Vの値になる。またエミッタ・ベース間
容量CEBは、バイポーラトランジスタ73のエミッタ面
積AEにより決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のBiCMOS回路は、電源電圧が低下するとその論
理振幅は低下し、その入力段であるMOSFETのソー
ス・ゲート間電圧VSGが低下してMOSFETのドレ
イン電流Idが減少する。すなわち式(1)の第1項が
増大することによりBiCMOS回路の遅延時間τpd
は増大する。一方、式(1)の第2項はバイポーラトラ
ンジスタの特性と外部負荷に依存し、電源電圧からの依
存性は少ない。
【0006】この結果、特に電源電圧が3.3V以下の
低電圧で遅延時間が増大してしまう問題点があった。
【0007】本発明の目的は、3.3V以下の低電源電
圧でも充分高速動作するBiCMOS回路を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のBiCMOS回
路は、バイポーラトランジスタのベース電極に電界効果
トランジスタのソース電極またはドレイン電極を接続
し、前記バイポーラトランジスタが導通状態では前記電
界効果トランジスタが非導通状態であり、前記バイポー
ラトランジスタが非導通状態では前記電界効果トランジ
スタが導通状態である様に前記バイポーラトランジスタ
のエミッタ電極およびコレクタ電極ならびに前記電界効
果トランジスタのソース電極およびドレイン電極および
ゲート電極の各電位を設定するBiCMOS回路におい
て、前記電界効果トランジスタのターンオン電圧を前記
バイポーラトランジスタのターンオン電圧より小さく設
定し、さらに前記バイポーラトランジスタの非導通状態
のとき前記バイポーラトランジスタのベース電位を前記
バイポーラトランジスタのエミッタ電位より前記電界効
果トランジスタのターンオン電圧分以上の電位差を有す
る電位レベルに保つ構成である。
【0009】また、前記バイポーラトランジスタはその
コレクタ電極を負荷を介して高電位電源端子に接続しそ
のベース電極を入力端子に接続しそのエミッタ電極を低
電位電源端子に接続するnpn型バイポーラトランジス
タであり、前記電界効果トランジスタはそのソース電極
およびそのゲート電極のそれぞれを前記入力端子に接続
しそのドレイン電極を前記低電位電源端子に接続するP
型電界効果トランジスタである構成とすることもでき
る。
【0010】またさらに、前記バイポーラトランジスタ
はそのエミッタ電極を高電位電源端子に接続しそのベー
ス電極を入力端子に接続しそのコレクタ電極を負荷を介
して低電位電源端子に接続するpnp型バイポーラトラ
ンジスタであり、前記電界効果トランジスタはそのソー
ス電極およびそのゲート電極のそれぞれを前記入力端子
に接続しそのドレイン電極を前記高電位電源端子に接続
するn型電界効果トランジスタである構成とすることも
できる。
【0011】さらに、本発明の他のBiCMOS回路
は、コレクタ電極を高電位電源端子に接続しエミッタ電
極を出力端子に接続する第1のnpn型バイポーラトラ
ンジスタと、ソース電極を前記高電位電源端子に接続し
ゲート電極を入力端子に接続しドレイン電極を前記第1
のnpn型バイポーラトランジスタのベース電極に接続
する第1のP型電界効果トランジスタと、ソース電極を
前記第1のnpn型バイポーラトランジスタのベース電
極に接続しゲート電極を前記出力端子に接続しドレイン
電極を低電位電源端子に接続する第2のP型電界効果ト
ランジスタと、コレクタ電極を前記出力端子に接続しエ
ミッタ電極を前記低電位電源端子に接続する第2のnp
n型バイポーラトランジスタと、ソース電極を前記第2
のnpn型バイポーラトランジスタのベース電極に接続
しゲート電極を前記入力端子に接続しドレイン電極を前
記出力端子に接続する第1のn型電界効果トランジスタ
と、ソース電極を前記第2のnpn型バイポーラトラン
ジスタのベース電極に接続しゲート電極を前記入力端子
に接続しドレイン電極を前記低電位電源端子に接続する
第3のP型電界効果トランジスタとを有し、前記第2の
P型電界効果トランジスタのターンオン電圧を前記第1
のnpn型バイポーラトランジスタのターンオン電圧よ
り小さく設定し前記第1のnpn型バイポーラトランジ
スタの非導通状態のとき前記第1のnpn型バイポーラ
トランジスタのベース電位を前記第1のnpn型バイポ
ーラトランジスタのエミッタ電位より前記第2のP型電
界効果トランジスタのターンオン電圧分高い電位レベル
に保ち、前記第3のP型電界効果トランジスタのターン
オン電圧を前記第2のnpn型バイポーラトランジスタ
のターンオン電圧より小さく設定し前記第2のnpn型
バイポーラトランジスタの非導通状態のとき前記第2の
npn型バイポーラトランジスタのベース電位を前記第
2のnpn型バイポーラトランジスタのエミッタ電位よ
り前記第3のP型電界効果トランジスタのターンオン電
圧分高い電位レベルに保つ構成である。また、本発明の
さらに他のBiCMOS回路は、コレクタ電極を高電位
電源端子に接続しエミッタ電極を出力端子に接続する第
1のnpn型バイポーラトランジスタと、ソース電極を
前記高電位電源端子に接続しゲート電極を入力端子に接
続しドレイン電極を前記第1のnpn型バイポーラトラ
ンジスタのベース電極に接続する第1のP型電界効果ト
ランジスタと、ドレイン電極を前記第1のnpn型バイ
ポーラトランジスタのベース電極に接続しゲート電極を
前記入力端子に接続する第1のn型電界効果トランジス
タと、ドレイン電極およびゲート電極のそれぞれを前記
第1のn型電界効果トランジスタのソース電極に接続し
ソース電極を低電位電源端子に接続する第2のn型電界
効果トランジスタと、コレクタ電極を前記出力端子に接
続しエミッタ電極を前記低電位電源端子に接続する第2
のnpn型バイポーラトランジスタと、ソース電極を前
記第2のnpn型バイポーラトランジスタのベース電極
に接続しゲート電極を前記入力端子に接続しドレイン電
極を前記出力端子に接続する第3のn型電界効果トラン
ジスタと、ソース電極を前記第2のnpn型バイポーラ
トランジスタのベース電極に接続しゲート電極を前記入
力端子に接続しドレイン電極を前記低電位電源端子に接
続する第2のP型電界効果トランジスタとを有し、前記
第2のn型電界効果トランジスタのターンオン電圧を前
記第1のnpn型バイポーラトランジスタのターンオン
電圧より小さく設定し前記第1のnpn型バイポーラト
ランジスタの非導通状態のとき前記第1のnpn型バイ
ポーラトランジスタのベース電位を前記第1のnpn型
バイポーラトランジスタのエミッタ電位より前記第2の
n型電界効果トランジスタのターンオン電圧分高い電位
レベルに保ち、前記第2のP型電界効果トランジスタの
ターンオン電圧を前記第2のnpn型バイポーラトラン
ジスタのターンオン電圧より小さく設定し前記第2のn
pn型バイポーラトランジスタの非導通状態のとき前記
第2のnpn型バイポーラトランジスタのベース電位を
前記第2のnpn型バイポーラトランジスタのエミッタ
電位より前記第2のP型電界効果トランジスタのターン
オン電圧分高い電位レベルに保つ構成である。
【0012】また、本発明の別の他のBiCMOS回路
は、コレクタ電極を高電位電源端子に接続しエミッタ電
極を出力端子に接続する第1のnpn型バイポーララン
ジスタと、ソース電極を前記高電位電源端子に接続しゲ
ート電極を入力端子に接続しドレイン電極を前記第1の
npn型バイポーラトランジスタのベース電極に接続す
る第1のP型電界効果トランジスタと、ドレイン電極お
よびゲート電極のそれぞれを前記第1のP型電界効果ト
ランジスタのドレイン電極に接続する第1のn型電界効
果トランジスタと、ドレイン電極を前記第1のP型電界
効果トランジスタのソース電極に接続しゲート電極を前
記入力端子に接続しソース電極を低電位電源端子に接続
する第2のn型電界効果トランジスタと、コレクタ電極
を前記出力端子に接続しエミッタ電極を前記低電位電源
端子に接続する第2のnpn型バイポーラトランジスタ
と、ソース電極を前記第2のnpn型バイポーラトラン
ジスタのベース電極に接続しゲート電極を前記入力端子
に接続しドレイン電極を前記出力端子に接続する第3の
n型電界効果トランジスタと、ソース電極を前記第2の
npn型バイポーラトランジスタのベース電極に接続し
ゲート電極を前記入力端子に接続しドレイン電極を前記
低電位電源端子に接続する第2のP型電界効果トランジ
スタとを有し、前記第1のn型電界効果トランジスタの
ターンオン電圧を前記第1のnpn型バイポーラトラン
ジスタのターンオン電圧より小さく設定し前記第1のn
pn型バイポーラトランジスタの非導通状態のとき前記
第1のnpn型バイポーラトランジスタのベース電位を
前記第1のnpn型バイポーラトランジスタのエミッタ
電位より前記第1のn型電界効果トランジスタのターン
オン電圧分高い電位レベルに保ち、前記第2のP型電界
効果トランジスタのターンオン電圧を前記第2のnpn
型バイポーラトランジスタのターンオン電圧より小さく
設定し前記第2のnpn型バイポーラトランジスタの非
導通状態のとき前記第2のnpn型バイポーラトランジ
スタのベース電位を前記第2のnpn型バイポーラトラ
ンジスタのエミッタ電位より前記第2のP型電界効果ト
ランジスタのターンオン電圧分高い電位レベルに保つ構
成である。
【0013】
【実施例】次に、本発明のBiCMOS回路について、
図面を参照して説明する。
【0014】まず、本発明のBiCMOS回路の基本動
作を説明する図6および従来技術のBiCMOS回路の
基本動作を説明する図7を参照すると、従来技術の箇所
で述べたように、BiCMOS回路の基本動作はMOS
FET70および71のドレイン電流IdによりBJT
73のベースを充放電してBJTをON,OFFさせ、
BJTの負荷駆動能力の大きいことを利用して、高速に
負荷の充放電を行なうことにある。低電源電圧でBiC
MOS回路を高速動作するためには、式(1)の第1項
を小さくする必要がある。このためにMOSFET70
および71のドレイン電流Idを増大する必要がある。
【0015】一般的手法によればMOSFETのゲート
幅Wgを大きくすることが考えられる。しかしながらこ
れは、BiCMOS回路の入力容量を増大させることに
なり好ましくない。図7で表される回路では、BJT7
3をONさせるために、BJT73のベース電位をエミ
ッタ電位(通常のBiCMOS回路の低電位レベル(G
NDレベル))からターンオン電圧VF だけ高い電位ま
で変化させる必要がある。このため、式(1)第1項に
F の項が表れる。BJT73はエミッタ/ベース間電
圧VEBをターンオン電圧VF 分の電圧だけ印加すればO
N状態になる。したがって、図6に示すような回路構成
を用いてBJT63のベース電位の低電位レベルをエミ
ッタ電位からMOSFET62のターンオン電圧
(VT )分だけ高電位に保つことで、VEBにVF 分の電
圧を印加しても、ベース電位の変化分Vaは(Va=V
F −VT )に低減できる。このため、式(1)中のVF
の項はVa=VF −VT となり、式(1)の第1項を小
さくすることが出来る。
【0016】よって、図6の例で表されるようなBJT
63のベースの低電位側のエミッタ電位からある程度高
い(本特許の場合VT 分だけ高い)電位に保つことによ
り、BiCMOS回路の自己遅延を小さくすることが出
来、低電源電圧動作時であっても高速動作するBiCM
OS回路が実現出来る。
【0017】次に、本発明の第1の実施例のBiCMO
S回路の回路図を示す図1を参照すると、この実施例の
BiCMOS回路は、npn型バイポーラトランジスタ
3とp型導電性を持つ電界効果トランジスタ5より成
り、npn型バイポーラトランジスタ3のコレクタが負
荷6を介して高電位電源端子1に、ベースが入力端子4
に、エミッタが低電位電源端子7に、p型の導電性を持
つ電界効果トランジスタ5のソースとゲートが入力端子
4に、ドレインが低電位電源端子7に接続される構成で
ある。
【0018】このnpn型BJT3のターンオン電圧V
F とP−MOSFET5のターンオン電圧Vtpとを|
Vtp|<|VF |となる様に設定する。ターンオン電
圧Vtpを調整するのはnpn型BJT3のターンオン
電圧VF はBJT3を構成する半導体材料を変更する以
外には基本的に変更不可能である理由による。BJT3
のベースノードの低電位側がP−MOSFET5のター
ンオン電圧Vtp以下には下がらないため、BJT3を
ターンオンするためには入力端子4から式(2)による
電荷Qnpnを注入すればよい。 Qnpn=CEB×(VF −Vtp)…(2) したがってBJT3を駆動する電流Iを用いてBJT3
のターンオン時間τnpn(on)は τnpn(on)=Qnpn/I =CEB×(VF /I−Vtp/I)…(3) となりBJT3のベースノードの低電位側のエミッタ電
位と同電位まで下げる通常の回路に比べ、npn型BJ
T3の場合CEB×(Vtp/I)だけ高速にターンオン
することができる。
【0019】次に、本発明の第2の実施例のBiCMO
S回路の回路図を示す図2を参照すると、この実施例
は、pnp型バイポーラトランジスタ9とn型の導電性
を持つ電界効果トランジスタ8より成り、pnp型バイ
ポーラトランジスタ9のエミッタが高電位電源端子1
に、ベースが入力端子4に、コレクタが負荷26を介し
て低電位電源端子7に、n型の導電性を持つ電界効果ト
ラジスタ8のソースとゲートが入力端子4に、ドレイン
が高電位電源端子1に接続される構成である。
【0020】この実施例はバイポーラトランジスタ9お
よび電界効果トランジスタ8の導電型を第1の実施例と
は逆導電型としている点が異なるだけでその動作は同じ
であるので説明は省略する。
【0021】次に、本発明の第3の実施例のBiCMO
S回路の回路図を示す図3を参照して、この実施例を説
明する。
【0022】この実施例のBiCMOS回路は、ソース
が高電位電源端子1に、ゲートが入力端子4に、ドレイ
ンが第1のnpn型バイポーラトランジスタ33のベー
スに接続された第1のp型電界効果トランジスタ30
と、ソースが第1のnpn型バイポーラトランジスタ3
3のベースに、ゲートが出力端子2に、ドレインが低電
位電極端子7に接続された第2のP型電界効果トランジ
スタ37と、ソースが第2のnpn型バイポーラトラン
ジスタ36のベースに、ゲートが入力端子4に、ドレイ
ンが出力端子2に接続された第1のn型電界効果トラン
ジスタ34と、ソースが第2のnpn型バイポーラトラ
ンジスタ36のベースに、ゲートが入力端子4に、ドレ
インが低電位電源端子7に接続された第3のp型電界効
果トランジスタ35と、コレクタが高電位電源端子1
に、エミッタが出力端子2に接続された第1のnpn型
バイポーラトランジスタ33と、コレクタが出力端子2
に、エミッタが低電位電源端子7に接続された第2のn
pn型バイポーラトランジスタ36とを有する。
【0023】このBiCMOS回路のBJT33および
36のターンオン電圧VF はすべて0.8Vであり、こ
のBiCMOS回路のハイレベルである高電位側の電位
VOHは(VCC−VF )となりロウレベルである低電
位側の電位VOLは(GND+VF )である。したがっ
てプルアップ側のBJT33のエミッタ電位の低電位側
は(GND+VF )であり、プルダウン側のBJT36
のエミッタ電位の低電位側はGNDである。プルアップ
側のBJT33の低電位側のベース電位はP−MOSF
ET37のターンオン電圧Vtp37で決定される。ま
た、プルダウン側のBJT36の低電位側のベース電位
はP−MOSFET35のターンオン電圧Vtp35で
決定される。
【0024】したがってBJT33およびBJT36の
ベース電位の変化分Vaをそれぞれ0.2VとするとP
−MOSFET37のターンオン電圧Vtp37は Vtp37=VF +(VF −Va) =0.8+(0.8−0.2) =1.4(V) として設定して設計できる。
【0025】次に、本発明の第4の実施例のBiCMO
S回路の回路図を示す図4を参照して、この実施例を説
明する。
【0026】上述の第3の実施例のBiCMOS回路は
P−MOSFET37のゲート入力を出力端子2に接続
しているのでBJT33のベース電位の立下げに遅延を
生じ出力のプルダウン動作が遅くなる。この第4の実施
例のBiCMOS回路は出力のプルダウン動作の遅延を
改善する構成である。
【0027】すなわち、この実施例のBiCMOS回路
は、ソースが高電位電源端子1に、ゲートが入力端子4
に、ドレインが第1のnpn型バイポーラトランジスタ
43のベースに接続された第1のp型電界効果トランジ
スタ40と、ドレインが第1のnpn型バイポーラトラ
ンジスタ43のベースに、ゲートが入力端子4に、ソー
スが第2のn型電界効果トランジスタ42のドレインお
よびゲートに接続された第1のn型電界効果トランジス
タ41と、ドレインおよびゲートが第1のn型電界効果
トランジスタ41のソースに、ソースが低電位電源端子
7に接続された第2のn型電界効果トランジスタ42
と、ソースが第2のnpn型バイポーラトランジスタ4
6のベースに、ゲートが入力端子4に、ドレインが低電
位電源端子7に接続された第3のp型電界効果トランジ
スタ45と、コレクタが高電位電源端子7、エミッタが
出力端子2に接続された第1のnpn型バイポーラトラ
ンジスタ43と、コレクタが出力端子2に、エミッタが
低電位電源端子7に接続された第2のnpn型バイポー
ラトランジスタ46とを有する。
【0028】次に、この第4の実施例のBiCMOS回
路の動作を説明する。
【0029】この第4の実施例のBiCMOS回路のB
JT43および46のターンオン電圧VF は0.8Vで
あり、このBiCMOS回路のハイレベルVOHは(V
CC−VF )となりロウレベルVOLは(GND+
F )である。したがってこの実施例も前述の第3の実
施例と同様にしてプルアップ側のBJT43のエミッタ
電位の低電位側は(GND+VF )であり、プルダウン
側のBJT46のエミッタ電位の低電位側はGNDであ
る。プルアップ側のBJT43の低電位側のベース電位
はn−MOSFET42のターンオン電圧Vtn42で
決定され、プルダウン側のベース電位はP−MOSFE
T45のターンオン電圧Vtp45で決定される。
【0030】したがってBJT43およびBJT46の
ベース電位の変化分Vaを0.2Vとすると、n−MO
SFET42のターンオン電圧Vtn42は1.4V、
P−MOSFET45のターンオン電圧Vtp45は
0.6Vとそれぞれ設定して設計できる。
【0031】次に、本発明の第5の実施例のBiCMO
S回路の回路図を示す図5を参照すると、この実施例の
BiCMOS回路の構成は、ソースが高電位電源端子1
に、ゲートが入力端子4に、ドレインが第1のnpn型
バイポーラトランジスタ53のベースに接続された第1
のp型電界効果トランジスタ50と、ドレインおよびゲ
ートが第1のnpn型バイポーラトランジスタ53のベ
ースに、ソースが第2のn型電界効果トランジスタ52
のドレインに接続された第1のn型電界効果トランジス
タ51と、ドレインが第1のn型電界効果トランジスタ
51のソースに、ゲートが入力端子4に、ソースが低電
位電源端子7に接続された第2のn型電界効果トランジ
スタ52と、ソースが第2のnpn型バイポーラトラン
ジスタ56のベースに、ゲートが入力端子4に、ドレイ
ンが出力端子2に接続された第3のn型電界効果トラン
ジスタ54と、ソースが第2のnpn型バイポーラトラ
ンジスタ56のベースに、ゲートが入力端子4に、ドレ
インが低電位電源端子7に接続された第3のp型電界効
果トランジスタ55と、コレクタが高電位電源端子1、
エミッタが出力端子2に接続された第1のnpn型バイ
ポーラトランジスタ53と、コレクタが出力端子2に、
エミッタが低電位電源端子7に接続された第2のnpn
型バイポーラトランジスタ56とを有している。
【0032】このBiCMOS回路は、前述の第4の実
施例のn−MOSFET41とn−MOSFET42の
直列接続の順序を高電位側から見て逆に接続した構成以
外他の構成要素の接続構成は第4の実施例BiCMOS
回路と同一である。したがってBJT53およびBJT
56のベース電位の変化分Vaを同様に0.2Vと設定
してn−MOSFET51のターンオン電圧Vtn51
およびP−MOSFET55のターンオン電圧Vtp5
5をそれぞれ設定できる。
【0033】すなわちターンオン電圧Vtn51は1.
4Vターンオン電圧Vtp45は0.6Vと設定して設
計することができる。
【0034】第4および第5の実施例のBiCMOS回
路はそれぞれ全てのMOSFETのゲート入力を入力信
号側からとっているので、第3の実施例の回路に比べ、
より高速動作が可能である。第4および第5の実施例の
回路は基本動作は同じ回路であり出力プルアップ側のB
JTのベースノードを立ち下げるためのn−MOSFE
Tの接続方法に違いが有るだけである。
【0035】0.55μmのBiCMOSプロセスを想
定し、CMOSインバータ回路と本発明の第3,第4お
よび第5の実施例のBiCMOSインバータ回路で入力
容量を0.1pF、ファンアウト4、VCC=2.5V
とした条件下で遅延時間を比較すると、CMOS回路に
比べ、実施例3の回路を用いた場合1.3倍の高速化、
第4および第5の実施例の回路で1.5倍の高速化が達
成される。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のBiCM
OS回路は、バイポーラトランジスタが非導通の状態
で、そのベース電位が電界効果トランジスタのターンオ
ン電圧分だけ、エミッタ電位から高い電位レベルに保た
れるため、バイポーラトランジスタをターンオンするた
めの時間が大幅に短縮でき、同一のプロセス、入力容
量、電源電圧を持つCMOS回路に比べ、3.3V以下
の電圧においても高速に動作することが可能である。こ
のため、低電圧高速動作が要求されるLSIにおいて、
非常に有力な基本ゲート回路となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のBiCMOS回路の回
路図である。
【図2】本発明の第2の実施例のBiCMOS回路の回
路図である。
【図3】本発明の第3の実施例のBiCMOS回路の回
路図である。
【図4】本発明の第4の実施例のBiCMOS回路の回
路図である。
【図5】本発明の第5の実施例のBiCMOS回路の回
路図である。
【図6】本発明のBiCMOS回路の動作原理を示す回
路図である。
【図7】従来技術のBiCMOS回路の動作原理を示す
回路図である。
【図8】従来技術のBiCMOS回路の回路図である。
【図9】従来技術のBiNMOS回路の回路図である。
【符号の説明】
1 高電位電源端子 2 出力端子 3,33,36,43,46,53,56,63,7
3,83,86,93npn型バイポーラトランジスタ 4 入力端子 5,30,35,37,40,45,50,55,6
0,70,80,90p−MOSFET 6,26 負荷 7 低電位電源端子 8,34,41,42,44,51,52,54,6
1,62,71,81,84,88,91,94 n
−MOSFET BJT バイポーラトランジスタ CEB エミッタ・ベース間容量 CL 外部負荷容量 IC コレクタ電流 Id ドレイン電流 Qnpn バイポーラトランジスタの電荷 Va ベース電位変化分電圧 VCC 高電位電源電圧 VF バイポーラトランジスタのターンオン電圧 VT ,Vtn,Vtp,Vtp35,Vtp37,Vt
n53,Vtp45,Vtn51,Vtp55 VOH ハイレベル VOL ロウレベル τnpn(on),τpd ターンオン時間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイポーラトランジスタのベース電極に
    電界効果トランジスタのソース電極またはドレイン電極
    を接続し、前記バイポーラトランジスタが導通状態では
    前記電界効果トランジスタが非導通状態であり、前記バ
    イポーラトランジスタが非導通状態では前記電界効果ト
    ランジスタが導通状態である様に前記バイポーラトラン
    ジスタのエミッタ電極およびコレクタ電極ならびに前記
    電界効果トランジスタのソース電極およびドレイン電極
    およびゲート電極の各電位を設定するBiCMOS回路
    において、前記電界効果トランジスタのターンオン電圧
    を前記バイポーラトランジスタのターンオン電圧より小
    さく設定し、さらに前記バイポーラトランジスタの非導
    通状態のとき前記バイポーラトランジスタのベース電位
    を前記バイポーラトランジスタのエミッタ電位より前記
    電界効果トランジスタのターンオン電圧分以上の電位差
    を有する電位レベルに保つことを特徴とするBiCMO
    S回路。
  2. 【請求項2】 前記バイポーラトランジスタはそのコレ
    クタ電極を負荷を介して高電位電源端子に接続しそのベ
    ース電極を入力端子に接続しそのエミッタ電極を低電位
    電源端子に接続するnpn型バイポーラトランジスタで
    あり、前記電界効果トランジスタはそのソース電極およ
    びそのゲート電極のそれぞれを前記入力端子に接続しそ
    のドレンイン電極を前記低電位電源端子に接続するP型
    電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1
    記載のBiCMOS回路。
  3. 【請求項3】 前記バイポーラトランジスタはそのエミ
    ッタ電極を高電位電源端子に接続しそのベース電極を入
    力端子に接続しそのコレクタ電極を負荷を介して低電位
    電源端子に接続するpnp型バイポーラトランジスタで
    あり、前記電界効果トランジスタはそのソース電極およ
    びそのゲート電極のそれぞれを前記入力端子に接続しそ
    のドレイン電極を前記高電位電源端子に接続するn型電
    界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1記
    載のBiCMOS回路。
  4. 【請求項4】 コレクタ電極を高電位電源端子に接続し
    エミッタ電極を出力端子に接続する第1のnpn型バイ
    ポーラトランジスタと、ソース電極を前記高電位電源端
    子に接続しゲート電極を入力端子に接続しドレイン電極
    を前記第1のnpn型バイポーラトランジスタのベース
    電極に接続する第1のP型電界効果トランジスタと、ソ
    ース電極を前記第1のnpn型バイポーラトランジスタ
    のベース電極に接続しゲート電極を前記出力端子に接続
    しドレイン電極を低電位電源端子に接続する第2のP型
    電界効果トランジスタと、コレクタ電極を前記出力端子
    に接続しエミッタ電極を前記低電位電源端子に接続する
    第2のnpn型バイポーラトランジスタと、ソース電極
    を前記第2のnpn型バイポーラトランジスタのベース
    電極に接続しゲート電極を前記入力端子に接続しドレイ
    ン電極を前記出力端子に接続する第1のn型電界効果ト
    ランジスタと、ソース電極を前記第2のnpn型バイポ
    ーラトランジスタのベース電極に接続しゲート電極を前
    記入力端子に接続しドレイン電極を前記低電位電源端子
    に接続する第3のP型電界効果トランジスタとを有し、
    前記第2のP型電界効果トランジスタのターンオン電圧
    を前記第1のnpn型バイポーラトランジスタのターン
    オン電圧より小さく設定し前記第1のnpn型バイポー
    ラトランジスタの非導通状態のとき前記第1のnpn型
    バイポーラトランジスタのベース電位を前記第1のnp
    n型バイポーラトランジスタのエミッタ電位より前記第
    2のP型電界効果ランジスタのターンオン電圧分高い電
    位レベルに保ち、前記第3のP型電界効果トランジスタ
    のターンオン電圧を前記第2のnpn型バイポーラトラ
    ンジスタのターンオン電圧より小さく設定し前記第2の
    npn型バイポーラトランジスタの非導通状態のとき前
    記第2のnpn型バイポーラトランジスタのベース電位
    を前記第2のnpn型バイポーラトランジスタのエミッ
    タ電位より前記第3のP型電界効果トランジスタのター
    ンオン電圧分高い電位レベルに保つことを特徴とするB
    iCMOS回路。
  5. 【請求項5】 コレクタ電極を高電位電源端子に接続し
    エミッタ電極を出力端子に接続する第1のnpn型バイ
    ポーラトランジスタと、ソース電極を前記高電位電源端
    子に接続しゲート電極を入力端子に接続しドレイン電極
    を前記第1のnpn型バイポーラトランジスタのベース
    電極に接続する第1のP型電界効果トランジスタと、ド
    レイン電極を前記第1のnpn型バイポーラトランジス
    タのベース電極に接続しゲート電極を前記入力端子に接
    続する第1のn型電界効果トランジスタと、ドレイン電
    極およびゲート電極のそれぞれを前記第1のn型電界効
    果トランジスタのソース電極に接続しソース電極を低電
    位電源端子に接続する第2のn型電界効果トランジスタ
    と、コレクタ電極を前記出力端子に接続しエミッタ電極
    を前記低電位電源端子に接続する第2のnpn型バイポ
    ーラトランジスタと、ソース電極を前記第2のnpn型
    バイポーラトランジスタのベース電極に接続しゲート電
    極を前記入力端子に接続しドレイン電極を前記出力端子
    に接続する第3のn型電界効果トランジスタとソース電
    極を前記第2のnpn型バイポーラトランジスタのベー
    ス電極に接続しゲート電極を前記入力端子に接続しドレ
    イン電極を前記低電位電源端子に接続する第2のP型電
    界効果トランジスタとを有し、前記第2のn型電界効果
    トランジスタのターンオン電圧を前記第1のnpn型バ
    イポーラトランジスタのターンオン電圧より小さく設定
    し前記第1のnpn型バイポーラトランジスタの非導通
    状態のとき前記第1のnpn型バイポーラトランジスタ
    のベース電位を前記第1のnpn型バイポーラトランジ
    スタのエミッタ電位より前記第2のn型電界効果トラン
    ジスタのターンオン電圧分高い電位レベルに保ち、前記
    第2のP型電界効果トランジスタのターンオン電圧を前
    記第2のnpn型バイポーラトランジスタのターンオン
    電圧より小さく設定し前記第2のnpn型バイポーラト
    ランジスタの非導通状態のとき前記第2のnpn型バイ
    ポーラトランジスタのベース電位を前記第2のnpn型
    バイポーラトランジスタのエミッタ電位より前記第2の
    P型電界効果トランジスタのターンオン電圧分高い電位
    レベルに保つことを特徴とするBiCMOS回路。
  6. 【請求項6】 コレクタ電極を高電位電源端子に接続し
    エミッタ電極を出力端子に接続する第1のnpn型バイ
    ポーラトランジスタと、ソース電極を前記高電位電源端
    子に接続しゲート電極を入力端子に接続しドレイン電極
    を前記第1のnpn型バイポーラトランジスタのベース
    電極に接続する第1のP型電界効果トランジスタと、ド
    レイン電極およびゲート電極のそれぞれを前記第1のP
    型電界効果トランジスタのドレイン電極に接続する第1
    のn型電界効果トランジスタと、ドレイン電極を前記第
    1のP型電界効果トランジスタのソース電極に接続しゲ
    ート電極を前記入力端子に接続しソース電極を低電位電
    源端子に接続する第2のn型電界効果トランジスタと、
    コレクタ電極を前記出力端子に接続しエミッタ電極を前
    記低電位電源端子に接続する第2のnpn型バイポーラ
    トランジスタと、ソース電極を前記第2のnpn型バイ
    ポーラトランジスタのベース電極に接続しゲート電極を
    前記入力端子に接続しドレイン電極を前記出力端子に接
    続する第3のn型電界効果トランジスタと、ソース電極
    を前記第2のnpn型バイポーラトランジスタのベース
    電極に接続しゲート電極を前記入力端子に接続しドレイ
    ン電極を前記低電位電源端子に接続する第2のP型電界
    効果トランジスタとを有し、前記第1のn型電界効果ト
    ランジスタのターンオン電圧を前記第1のnpn型バイ
    ポーラトランジスタのターンオン電圧より小さく設定し
    前記第1のnpn型バイポーラトランジスタの非道通状
    態のとき前記第1のnpn型バイポーラトランジスタの
    ベース電位を前記第1のnpn型バイポーラトランジス
    タのエミッタ電位より前記第1のn型電界効果トランジ
    スタのターンオン電圧分高い電位レベルに保ち、前記第
    2のP型電界効果トランジスタのターンオン電圧を前記
    第2のnpn型バイポーラトランジスタのターンオン電
    圧より小さく設定し前記第2のnpn型バイポーラトラ
    ンジスタの非導通状態のとき前記第2のnpn型バイポ
    ーラトランジスタのベース電位を前記第2のnpn型バ
    イポーラトランジスタのエミッタ電位より前記第2のP
    型電界効果トランジスタのターンオン電圧分高い電位レ
    ベルに保つことを特徴とするBiCMOS回路。
JP5056642A 1993-03-17 1993-03-17 BiCMOS回路 Expired - Fee Related JP2861717B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5056642A JP2861717B2 (ja) 1993-03-17 1993-03-17 BiCMOS回路
US08/208,827 US5426377A (en) 1993-03-17 1994-03-11 BiMIS circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5056642A JP2861717B2 (ja) 1993-03-17 1993-03-17 BiCMOS回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06314966A true JPH06314966A (ja) 1994-11-08
JP2861717B2 JP2861717B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=13033000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5056642A Expired - Fee Related JP2861717B2 (ja) 1993-03-17 1993-03-17 BiCMOS回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2861717B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01137822A (ja) * 1987-11-25 1989-05-30 Hitachi Ltd 半導体集積回路
JPH04104612A (ja) * 1990-08-24 1992-04-07 Hitachi Ltd 半導体集積回路
JPH04142115A (ja) * 1990-10-02 1992-05-15 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01137822A (ja) * 1987-11-25 1989-05-30 Hitachi Ltd 半導体集積回路
JPH04104612A (ja) * 1990-08-24 1992-04-07 Hitachi Ltd 半導体集積回路
JPH04142115A (ja) * 1990-10-02 1992-05-15 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2861717B2 (ja) 1999-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4769561A (en) Bipolar transistor-field effect transistor composite circuit
JPH07118642B2 (ja) レベル変換回路
US4717847A (en) TTL compatible CMOS input buffer
JPS62284523A (ja) Ttl両立可能併合パイポ−ラ/cmos出力バツフア回路
JPH04229714A (ja) バッファを有する集積回路
JPH03190426A (ja) 集積BiCMOS回路
JPH0583004B2 (ja)
JPH0693615B2 (ja) ドライバ回路
US4612458A (en) Merged PMOS/bipolar logic circuits
US4806797A (en) bi-CMOS buffer cascaded to CMOS driver having PMOS pull-up transistor with threshold voltage greater than VBE of bi-CMOS bipolar pull-up transistor
JPH0252460B2 (ja)
JP2543285B2 (ja) BiCMOS論理回路
US5126595A (en) Bi-mos semiconductor integrated circuit
JPH08251007A (ja) BiCMOS論理ゲート回路
US5426377A (en) BiMIS circuit
JPH0314317A (ja) BiMOS論理回路
JP2861717B2 (ja) BiCMOS回路
US5077492A (en) Bicmos circuitry having a combination cmos gate and a bipolar transistor
JP2621248B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH03227118A (ja) 半導体論理回路
JPH03123220A (ja) 出力回路
JP2621757B2 (ja) BiMIS回路
JP2846338B2 (ja) シュミットトリガ回路
JPH11112247A (ja) 出力バッファ回路
JPS59196625A (ja) 論理回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981110

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees