JPH0631482Y2 - 画像形成装置における現像装置 - Google Patents

画像形成装置における現像装置

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JPH0631482Y2
JPH0631482Y2 JP1987069071U JP6907187U JPH0631482Y2 JP H0631482 Y2 JPH0631482 Y2 JP H0631482Y2 JP 1987069071 U JP1987069071 U JP 1987069071U JP 6907187 U JP6907187 U JP 6907187U JP H0631482 Y2 JPH0631482 Y2 JP H0631482Y2
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弘二 尾崎
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、潜像担持体に形成された静電潜像を可視像化
する現像ユニットを具備して成る画像形成装置における
現像装置に関する。
従来技術 複写機、プリンタ等の各種画像装置に採用される上記形
式の現像装置は従来より周知であり、その画像ユニット
は、保守点検作業等を簡単に行えるように、画像形成装
置本体に対して着脱可能に支持されている。
従来は、例えば特願昭61−223211号に開示され
ているように、画像形成装置本体にスライド自在に支持
されたユニット担持体に現像ユニットを担持し、現像ユ
ニットの保守点検時には、この現像ユニットと共にユニ
ット担持体を画像形成装置本体から手前側に引き出し、
これにより現像ユニットを外部に露出させ所定の作業を
行う。このようにユニット担持体を手前に引き出すだけ
でも、現像ユニットに対する簡単な保守作業は遂行でき
るが、複雑な作業は難しい。そこでこのような場合に
は、引き出したユニット担持体上の現像ユニットをユニ
ット担持体から取り外し、これを床面や机上面等に支持
面まで運び、ここに現像ユニットを単独に載置して所定
の作業を行う。
ところが、現像ユニットの外側面には、例えば現像ロー
ラから成る現像剤搬送部材が露出しているため、引き出
したユニット担持体から現像ユニットを取り外すとき、
現像ローラに付着した現像剤が作業者の手や衣服に触
れ、これが下方に落下して周辺を汚したり、作業者の手
や衣服を汚損させる恐れがある。また現像ユニットの形
態によっては、該ユニットを単独で床面等に安定した状
態で載置しておくことが難しく、無理に載置すると、現
像ユニットから現像剤がこぼれ落ちる等の不都合を生じ
る。そこで現像ユニットを支持台を介して底面等に載置
することも考えられるが、このような支持台を画像形成
装置本体に予め用意しておくことも、部品点数の増大、
コストの上昇を招くだけでなく、支持台の非使用時にこ
れを格納しておく大きなスペースが必要となる欠点も免
れない。
目的 本考案の目的は上記従来の欠点を除去した現像装置を提
供することである。
構成 本考案は上記目的を達成するため、潜像担持体に形成さ
れた静電潜像を可視像化する現像ユニットと、該ユニッ
トを支持するユニット担持体と、該担持体に折り畳み可
能に取付けられたスタンド装置とを具備し、前記ユニッ
ト担持体は、現像ユニットを支持したまま画像形成装置
本体から離脱可能に、該本体に支持され、画像形成装置
本体から離脱したユニット担持体が前記スタンド装置に
より支持面に支持されることを特徴とする画像形成装置
における現像装置を提案する。この構成によれば、現像
ユニットをユニット担持体に担持したまま画像形成装置
本体から離脱し、該担持体をスタンド装置によって、床
面等の支持面に安定した状態で載置することができる。
本考案は各種態様の現像装置に対して適用できるもので
あるが、以下に、複数の現像剤室を有し、かつ画像形成
装置本体内に回転可能に支持される現像ユニットを備え
た回転型現像装置に本考案を適用した実施例を図面に従
って説明する。
第1図は現像ユニット1が画像形成装置本体(本例では
複写機本体)内にセットされた状態を示す断面図であ
り、先ずその基本的な構成を明らかにする。
現像ユニット1には適数(図の例では3つ)の現像器
3,3R,3Bが一体に組み込まれ、各現像器の4,4
R,4Bはケーシング部材5の仕切壁6,6R,6Bと
その両端の2つの端壁7,8(第2図参照)によって区
画されている。端壁7,8とケーシング部材5を予め一
体のケーシングとして形成してもよいことは当然であ
る。各現像剤室には互いに色の異なる現像剤、又は同色
の現像剤9,9R,9Bがそれぞれ収容されている。こ
れらの現像剤は一成分系又は二成分系のいずれであって
もよく、しかも磁性現像剤であっても非磁性現像剤であ
ってもよいが、図の例では二成分系の磁性現像剤が用い
られているものとする。第1乃至第3現像器3,3R,
3Bは、現像ユニット1の中心軸線Oを中心として放射
状に配置され、その構造は全て同一である。よって、以
下の説明では主として第1現像器3の構成だけを明らか
にする。第1図では、第1現像器3の各要素に対応する
第2又は第3現像器の各要素に対し、R及びBの符号を
添え、そのそれぞれを対応させてある。
第1現像器3の現像剤室4には、現像剤搬送部材の一例
である現像ローラ10が回転自在に配置され、2つの仕
切壁6,6Rにより形成された開口から現像ローラ10
の一部が外部に露出している(第2図も参照)。
現像ユニット1はその中心軸線Oのまわりを回転自在に
支持され、各現像器の現像ローラ10,10R,又は1
0Bが、複写機本体2に回転自在に支持された潜像担持
体、本例では感光体ドラム11に対して所定の現像位置
を占め、この状態で現像動作が行われる。第1図は第1
現像器3の現像ローラ10が現像位置を占めた状態を示
している。このとき現像ローラ10は感光体ドラムに対
して所定の微少間隔をあけて位置する。但し、一成分系
現像剤を用いた場合は、現像ローラを感光体ドラムに圧
接させることもある。
現像剤室4内に配置された羽根車16は第1図における
反時計方向に回転駆動され、現像剤室内の現像剤、即ち
トナーとキャリアを攪拌しつつ現像ローラ10に供給す
る。
現像ローラ10の内部には、図示する如く着磁された磁
石21がケーシング部材5に対して固定状態で配置され
ている。現像ローラ10が反時計方向に回転することに
より、現像剤は該ローラ10の表面に担持されつつ同じ
方向に搬送され、この現像剤はケーシング部材5に固定
されたドクターブレード22によってその層厚を規制さ
れ、感光体ドラム11へ向けて送られる。
感光体ドラム11は第1図における時計方向に回転駆動
され、その表面に、図示していない帯電・露光手段によ
って静電潜像が形成され、この潜像が感光体ドラム11
と現像ローラ10の対向現像領域Dに達したとき、現像
剤中のトナーが静電潜像に静電的に移行し、該潜像が可
視像化される。この可視像は図示していない転写紙に転
写され、また現像領域Dを通過した現像剤は再び現像剤
室4の内部へ戻される。
なお、現像ユニットの各現像剤室に色の異なる現像剤を
収容し、現像ユニットを回転しながら各現像器を順次選
択的に使用し、フルカラー画像を得るように構成しても
よいし、各現像器により単色の画像を得るように構成す
ることもできる。
上述の現像動作が行われると、現像剤室のトナーが順次
消費されるため、第2図に示すように現像ユニット1の
手前側に接続固定された各トナー補給装置44,44
R,44Bから必要に応じてトナーが補給される。第1
図には現像ユニット1と各トナー補給装置の位置関係を
明らかにするため、これら装置の位置を鎖線で示してあ
る。
現像ユニット1は概ね以上の如く構成されているが、こ
のユニットを修理し、又は点検等の作業を行うべきとき
は、これを複写機本体外に取り出す必要がある。以下に
これに関連した構成を明らかにする。
現像ユニット1は、第1図に輪郭だけを示したユニット
担持体200に支持され、この担持体200は現像ユニ
ット1を支持したまま、複写機本体201(第2図参
照)から離脱可能に支持されている。
第2図はユニット担持体200を複写機本体201から
外し、しかも担持体200から現像ユニット1を離脱し
た状態を示す斜視図であり、第3図は現像ユニット1を
支持したユニット担持体200を複写機本体内にセット
したときの正面図であって、現像ユニット1を簡略化し
て示し、かつトナー補給装置を省略して示した図であ
る。
第2図及び第3図において、ユニット担持体200はほ
ぼJ字状に断面形態を有する担持体本体202と、その
手前側の端面に固着された前側板203を有している。
現像ユニット1とその担持体200を受入れる複写機本
体201内の空間の底壁には、第5図にも示す如きガイ
ド部材220が固着され、このガイド部材220にはガ
イド溝222が形成されていると共に、ガイドピン22
1が突設されている。一方、前側板203を取り外した
状態で示した、第3図と同様な正面図である第4図から
判るように、担持体本体202の底面には、上記ガイド
溝222及びガイドピン221と対称に形成されたガイ
ド溝224とガイドピン223が設けられ、ユニット担
持体200側のガイドピン223がガイド部材220の
ガイド溝222に、またガイド部材220側のガイドピ
ン221が担持体200側のガイド溝224にそれぞれ
摺動自在に嵌合している(第5図には、ユニット担持体
側のガイドピン223と、ガイド溝222を鎖線で付加
して示してある)。これによりユニット担持体200が
複写機本体201にスライド自在に支持され、現像ユニ
ット1を担持したユニット担持体200を、複写機本体
201の手前側(第2図及び第5図に矢印Aで示す方
向)に引き出し、あるいは逆に奥側(同じく矢印Bで示
す方向)に押し込んで本体201内にセットすることが
できる。
ユニット担持体200の前側板203には、2つの支持
ローラ76,77と補助ローラ206が回転自在に支持
され、しかも前側板203の前面板には把手213が固
着されている。また担持体202の奥側の端面には3つ
の補助ローラ207,208,209が回転自在に支持
されている。さらに、前側板203の上部には、加圧ア
ーム211が枢ピン211aを介して回動自在に支持さ
れ、該アーム211の先端には加圧ローラ210が回転
自在に支承されている。
一方、現像ユニット1の手前側の部分と奥側の部分、図
の例では端壁7と端壁8の外周面が円筒状に形成され、
現像ユニット1がその担持体200に支持されたとき、
第3図に明示する如く手前側の端壁7が前側板203に
設けられた2つの支持ローラ76,77に回転自在に支
持され、しかも加圧ローラ210が図示していないばね
により付勢されて端壁7の外周面に圧接する。またユニ
ット担持体200を手前側に引き出すとき、現像ユニッ
ト1の奥側の端壁8が担持体奥側の2つの補助ローラ2
07,208に支持されるが、これについては後に詳し
く説明する。
前側板203に支持ローラ76を回転自在に支持する支
軸は、ユニット担持体200用の位置決め基準ピン20
4を兼用している。即ち、現像ユニット1を支持したユ
ニット担持体200を、複写機本体201内にセットし
たとき、担持体200の基準ピン204が第6図(a)
に示す如く、感光体側板226に形成された位置決め孔
226aに嵌合する。またユニット担持体200の前側
板203に突設されたもう1つの基準ピン205が、複
写機本体201の本体前側板83に穿設された位置決め
孔83aに嵌合する。感光体側板226は、感光体ドラ
ム11を回転自在に支持し、かつ本体前側板83に固着
されていて、感光体ドラム11を本体201に対して正
しく位置決めする部材であり、かかる感光体側板226
と本体前側板83にユニット担持体200の基準ピン2
04,205が嵌合することによって、ユニット担持体
200の手前側が、複写機本体201及び感光体ドラム
11に対して正しく位置決めされる。このとき現像ユニ
ット1の手前側の端壁7が3つのローラ76,77,2
10によって三方から位置決めされるため、現像ユニッ
トの手前が複写機本体201及び感光体ドラム11に対
して所定の位置に位置決めされる。
一方、現像ユニット1の奥側端壁8における中心軸線O
上には第6図(a)及び第7図(a)に明示する如く位
置決めピン8が突設され、ユニット担持体200が複写
機本体201内にセットされているとき、上記位置決め
ピン8が第8図にも示すように複写機本体201の奥側
板2に付設された軸受227に回転自在に嵌合する。こ
れによって現像ユニット1の奥側が複写機本体201、
したがって感光体ドラム11に対して位置決めされ、結
局現像ユニット1はその手前側と奥側の両者が感光体ド
ラム11に対して正しく位置決めされる。このとき現像
ユニット1が感光体ドラム11に対し所定の間隔a(第
4図)をあけて対置される(現像位置に存する現像ロー
ラを感光体ドラム11に圧接させるときはa=0)。
なお、位置決めピン78が軸受227に嵌合したとき、
現像ユニット1の奥側端壁8の外周面は第4図に示すよ
うに補助ローラ207,208からわずかに離れ、現像
ユニット1の奥側は専ら位置決めピン78だけで本体奥
側板2に支持される。また前述の加圧アーム211には
図示していないロック装置が設けられ、そのロックを解
除することによって加圧アーム211と加圧ローラ21
0を第3図に鎖線で示す如く回動し、ローラ210を端
壁7の外周面から離間させることができる。
現像ユニット1を複写機本体から取り外すときは、先ず
上述のようにロック装置を解除して加圧ローラ210の
端壁7から離間させ、次いで把手213を掴んでこれを
手前側(矢印A方向)に引く。このようにしてユニット
担持体200を引き始めると、その手前側の基準ピン2
04,205が第6図(b)に示す如く位置決め孔22
6a,83aから外れる。またユニット担持体200に
支持された現像ユニット1も担持体200と共に引き出
されるので、第6図及び第7図の(b)のように奥側の
位置決めピン78が軸受227から外れる。このとき現
像ユニット1の手前側は2つの支持ローラ76,77を
介して前側板203に支持されたままであるため、現像
ユニット1の奥側は、第6図(b)に示すように、その
自重でユニット1の手前側を中心として矢印E方向に下
降し、第9図に示す如く奥側の端壁8が同じく奥側の2
つの補助ローラ207,208の上に回転自在に支持さ
れる。この動作時に現像ユニット1の奥側は、その手前
側を中心として第9図に矢印Hで示す方向に、即ち感光
体ドラム11から離れる方向に回動し、よって奥側にお
ける感光体ドラム11と現像ユニット1の間隔a1は、
現像ユニット1が所定の位置にセットされたとき(第4
図)の間隔よりも大きくなる(a1>a)。かかる作用
が得られる理由は次の通りである。即ち、第4図から判
るように、現像ユニット1のセット時には、該ユニット
1の奥側端壁8の周面と、各補助ローラ207,208
との間隔は、前者の方が後者よりも小さい。このため、
ユニット担持体200を手前側に引き始め、その位置決
めピン78が軸受227から抜け出ながら現像ユニット
1の奥側が自重で下降していくと、その下降中にユニッ
ト1の奥側端壁8の周面が先ず一方の補助ローラ207
に接触し、これにより現像ユニット1はこの接触点を中
心としてH方向に回転し、最終的に端壁8の周面がもう
一方の補助ローラ208にも当接して、その回転を終え
るのである。
上記動作は、ユニット担持体200にガイドピン223
が、ガイド溝222中の、感光体ドラム11に最も近く
に位置する第1の部分222a(第5図)に嵌合した状
態で行われる。このとき、ガイド部材220のガイドピ
ン221は、ユニット担持体側のガイド溝224中の第
1の部分224aに嵌合している。第5図から判るよう
に、各ガイド溝222,224における上記第1の部分
222a,224aは、傾斜した第2の部分222b,
224bを介して、互いに最も離れた第3の部分222
c,224cに移行しているが、現像ユニット1を支持
ローラ76,77と補助ローラ207,208を介して
支持したユニット担持体200をさらに矢印A方向に引
くと、各ガイドピン223,221は各ガイド溝22
2,224の第2の部分222b,224bを通して第
3の部分222c,224cに移行し、ここをガイドさ
れる。このため、ユニット担持体200は、現像ユニッ
ト1を担持したまま、感光体ドラム11から順次離間
し、各ピン223,221が第3の部分222c,22
4cに至ると、現像ユニット1と感光体ドラム11の間
は、第7図(c)に間隔aで示す如く大きく離間し、こ
の状態でユニット1とその担持体200が矢印A方向に
引かれる(正確に言えば間隔a2は、現像ユニット1の
奥側と感光体ドラム11との間隔である)。
上述のように現像ユニット1は、その奥側が感光体ドラ
ム11に対する間隔を先ずa1で示すように離され、次
いでa2で示すように大きく離され、結局現像ユニット
1の全体が感光体ドラム11から大きく離間して引き出
されるので、現像ユニット1やその担持体200が感光
体ドラム11の周面に干渉し、これに傷を付ける如き恐
れはない。特に、本例では現像ユニット1の奥側に後述
するギア240(第2図及び第13図参照)が設けられ
ており、このギア240が感光体ドラム11に干渉すれ
ば、これに大きな傷を付けることになるが、現像ユニッ
ト1の引き出し時に感光体ドラム11と現像ユニット1
を上述の如く離間させるので、このよう干渉の恐れはな
い。また現像ローラ10の表面には現像剤が担持されて
いるので、現像ユニット1と感光体ドラム11を微少な
間隔aに保ったままユニット1を引き出せば、現像ロー
ラ上の現像剤が感光体ドラム11によって削り取られて
下方に落下し、又は飛散して周辺を汚損させる恐れもあ
るが、図示した構成のように現像ユニット1を感光体ド
ラム11から離してこれを引き出すようにすれば、現像
剤による汚損も発生しない。さらに、感光体ドラム11
の奥側には駆動歯車(図示せず)が設けられ、また現像
ユニット1の奥側端壁8の奥側には、各現像ローラ1
0,10R,10Bの軸に固着された歯車(図示せず)
が位置し、第4図に示した如く現像ユニット1がセット
されているとき、現像位置に存する現像ローラの歯車が
感光体側の駆動歯車に係合し、現像位置に存する現像ロ
ーラを駆動するように構成されているが、ユニット担持
体200を引き始めたとき、現像ユニット1がH方向に
回動して、感光体ドラム11から離れるので、それまで
係合していた両歯車を離脱させ、この状態で担持体20
0と現像ユニット1を円滑に引き出すことができる。
現像ユニット1を担持したユニット担持体200をさら
に矢印A方向に引き出すと、ガイドピン221,223
がガイド溝224,222から外れ、担持体200は現
像ユニット1を支持したまま複写機本体201から外れ
る。したがって作業者は現像ユニット1をその担持体2
00に載せたまま、該担持体200を掴んでこれを床面
に載置することができる(第10図参照)。即ち、作業
者は現像ユニット1に手を触れなくとも、これを所定の
場所に置くことができる。よって、各現像器3,3R,
3Bの現像ローラ10,10R,10Bが現像剤を担持
した状態でユニット1の外周面に露出していても、手や
衣服を汚したり、あるいは現像剤を落下させることな
く、効率よく作業を行うことが可能である。複数の現像
器を備えた現像ユニット1はその保守点検等の作業回数
も多くなるため、この作業を能率よく行えることは大変
有利である。
さらに、現像ユニット1は複写機本体内にセットされた
とき(第4図)、必要に応じてその中心軸線Oのまわり
を回転駆動されるので、他の要素との干渉を防止するた
めに、現像ユニットに把手を付設することは適当ではな
い。したがって、従来のように現像ユニット自体を単体
で持ち運ぶように構成されていると、把手のない現像ユ
ニットを掴まなければならず、作業性が大変悪い。とこ
ろが図示した構成では、現像ユニット1をユニット担持
体に支持したまま、この担持体を持ち運ぶので、楽にそ
の運搬作業を行うことができる。
現像ユニット1を上述のように複写機本体201から離
脱し、ユニット担持体200を後述するように本考案に
係るスタンド装置を介して床面等の支持面に載置した後
も、該ユニット1はユニット担持体200上に回転自在
に支持されているので、ユニット1を回転させ、修理や
保守を必要とする部分を作業者の前面に向けて効率よく
所定の作業を行うことができる。ユニット担持体200
を第10図に示す姿勢で載置すると、現像ユニット1の
奥側が2つの補助ローラ208,209を介し、また手
前側が支持ローラ77と補助ローラ206を介して、担
持体200に回転自在に支持される。また現像ユニット
1を本体外に出したときも、加圧ローラ210を現像ユ
ニットに圧接させ、該ローラをロックして現像ユニット
1を支持すれば、現像ユニット1をユニット担持体に回
転自在ではあるが、離脱を防止した状態で保持できるの
で、ユニット1がその担持体200から外れることを心
配することなく、容易にこれを持ち運ぶことができる。
使用する現像剤の色が3色以上の多種類であるため、1
つの現像ユニットに全てを収容しきれないようなとき、
予備の現像ユニットを用意しておくことになるが、その
際、予備の現像ユニット1を予備のユニット担持体20
0に対して上述の如く外れないように保持し、これを保
管すれば、その管理が大変容易である。しかも簡単に現
像ユニットを交換することができる。
勿論、必要に応じて加圧ローラ210を解除し、現像ユ
ニット1を担持体200から外し、これを単体で持ち運
ぶことも可能である。
所定の作業を終えた後、現像ユニット1を複写機本体に
セットするときも、該ユニット1を担持体200に支持
したまま、担持体200を持ち上げ、ガイドピン22
1,223をガイド溝224,222に嵌合し、担持体
200を奥側に押し込めばよい。このとき前述したとこ
ろと逆の動作が行なわれ、スムーズにユニット担持体2
00と、これに支持された現像ユニット1を所定の位置
にセットすることができる。その際、ガイドピン22
1,223は先ず各ガイド溝222,224の第3の部
分222c,224cに嵌合し、次いで第2の部分22
2b,224bを通って第1の部分222a,224a
に至る。この動作中に現像ユニット1とユニット担持体
200はその全体が感光体ドラム11に近づき、現像ユ
ニット1の奥側は感光体ドラム11に対してa2からa
1の距離に接近する。最後に位置決めピン78が軸受2
27に嵌合し、現像ユニット1と感光体ドラム11の間
隔は最小のaとなり、このとき各現像ローラの軸に固定
されたいずれか1つの歯車が感光体ドラム側の駆動歯車
に係合し、しかも基準ピン204,205がその相手の
孔226a,83aに嵌合する。このように、先ず現像
ユニット1の奥側を感光体ドラム11に対してのa1の
ところまで近づけ、次いで歯車同士を上述のように係合
させるようにしたため、a2だけ大きく離れたところか
ら一度に歯車の係合動作を行った場合に比べ、歯車同士
の係合を円滑に行うことができる。即ち、先ず現像ユニ
ットとのその担持体を感光体11に対して比較的小なる
間隔に近づけ、しかる後、位置決めピン78を軸受22
7に嵌合させつつ、現像ユニット1の奥側を少しずつ感
光体ドラムに近づけ、この動きに伴って歯車同士を滑ら
かに噛み合せるのである。また軸受227には、第8図
に示すように傾斜面状のガイド面228が形成されてい
るので、ユニット担持体200の押し込みに伴って、現
像ユニット1の奥側に突設された位置決めピン78の先
端テーパ部が、ガイド面228に案内されながら軸受2
27に滑らかに嵌合する。なお、ユニット担持体をスラ
イドさせる目的で、高価なスライド装置ではなく簡単な
形状のガイド部材220を用いているため、そのコスト
を低減できる。
上述のように現像ユニット1をユニット担持体200と
共に着脱できるので、その着脱作業が容易であるだけで
なく、特に作業場所を選ばずに現像ユニットに対する保
守点検作業を効率良く行うことができる。また複写機本
体内がトナーの飛散によって汚れたとき、これを清掃す
る際にも、ユニット担持体200と現像ユニット1を簡
単に取り外し、清掃作業を容易に行うことができる。
ところで、現像ユニット1とその担持体200を複写機
本体外に取り出し、これを床面等に載置するとき、前述
のようにユニット担持体200を直に床面等に置くこと
も可能であるが、特に図示した例のように現像ユニット
1にトナー補給装置44,44R,44B等の要素が一
体的に接続されていて、その全体の外径が現像ユニット
1の外径より大きいような場合、ユニット担持体200
を直に床面や机上面等の支持面上に載置すると、その安
定性が悪い。また特に、従来のように現像ユニット単体
を直に支持面に載置した場合には、その安定性は著しく
害され、保守作業の作業性が低下するだけでなく、無理
に置くと、現像ユニット1から現像剤がこぼれ、あるい
はトナー補給装置や、これと現像ユニット1との接続部
分に大きな曲げ応力が生じ、場合によってはこれらの部
分が変形したり、破損したりする恐れもある。現像ユニ
ット1を複写機本体201にセットしたとき、現像ユニ
ット1の収納スペースを極力コンパクトにし、かつトナ
ー補給装置のトナー収納量を多くするには、現像ユニッ
トの外径をできるだけ小さくし、逆にトナー補給装置の
外径を大きくすることが有利であるが、このようにする
とトナー補給装置の外径が現像ユニット1の外径よりも
大きくなり、上述した問題が生じるのである。特に、複
数の現像剤室を有する現像ユニットの場合、前述のよう
にその保守点検等の作業を行う機会も多くなるため、上
述の問題を無視することはできない。そこで本考案に係
る図示した構成では、第4図及び第10図に概略を示し
たスタンド装置218を予めユニット担持体200に取
付けておき、現像ユニット1とその担持体200を複写
機本体外に取り出したとき、第11図に明示する如く、
現像ユニット1をユニット担持体200に支持すると共
に、この担持体200をスタンド装置218を介して支
持面に支持できるように構成されている。
スタンド装置218は、第12図(a),(b)に示す
ようにユニット担持体200の本体202に固定された
取付板241と、この取付板241に軸247を介して
回動可能に枢着された支え板246と、この支え板24
6の先端に枢ピン245を介して枢着された支持板24
4を有し、支持板244の他端に固着されたガイド軸2
43が、取付板241に形成された長孔242に摺動可
能に嵌合している。
現像ユニット1と担持体200が複写機本体201内に
収納されているときは、スタンド装置218は第12図
(a)のように折り畳まれており、したがって第4図に
示した如く本体201内でのスタンド装置218の収納
スペースを小さく留めることができる。
ユニット担持体200を本体201外に出したとき、第
12図(b)に示す如く支え板246を軸247を中心
として回動すれば、ガイド軸243が長孔242中を、
図における右方に移動し、該長孔244の端部に形成さ
れたロック溝242aに係合し、支持板244が図示す
るように起き上がる。この状態で支持板244の先端の
支持片244aを第11図に示すように床面等に載置す
る。このとき、図示した実施例ではユニット担持体20
0に付設された把手213も床面に載置され、よって現
像ユニット1を支持した担持体200はスタンド装置2
18と把手214によって床面等に支持される。スタン
ド装置だけでユニット担持体を支持面に支持するように
構成することもできるが、スタンド装置218と把手2
13が協働してユニット担持体200を支持するように
構成すれば、把手213が担持体200を支持する支持
部材を兼用し、よって総部品点数の減少、構造の簡素
化、及びコストの低減を図ることが可能である。
上述のようにユニット担持体200を載置したとき、第
10図に示す如く担持体200は、第4図の状態から9
0°回転した状態となっており、現像ユニット1は補助
ローラ206,208,209,及び支持ローラ77を
介して担持体200に回転自在に支持される。このとき
担持体200はスタンド装置218と把手213の2つ
の支え手段で支持されるので、外径の大なるトナー補給
装置44,44R,44Bに邪魔されることなく、安定
した状態で支持され、しかも現像ユニット、トナー補給
装置及びその接続部に余分な力を加えることなく、また
現像剤のこぼれを防止しつつ、確実にユニット1を保持
し、楽に作業を行うことができる。よって、作業時間も
短縮でき、複写機の維持コストを低減できる。また現像
ユニットを載置する場所も特に限定されず、実質的にい
かなる場所にも、周辺を汚すことなく、載置することが
可能である。前述のように予備の現像ユニットを保管す
るときも、ユニット担持体をスタンド装置により支持し
ておけば、安定した状態でこれを保管することができ
る。
ところで、現像剤として二成分系現像剤を使用すると、
そのキャリアが経時的に劣化するため、必要に応じて各
現像剤室4,4R,4B内の現像剤9,9R,9Bを交
換する必要がある。また現像剤室内の現像剤の色を変え
るたえ、現像剤を排出させることもあり、このような場
合は一成分系現像剤を用いたときも、剤の交換作業が必
要となる。かかる目的で、図示した例では第4図に示す
如く担持体本体202におけるスタンド装置218が付
設された側の部分に、現像剤室から排出された現像剤を
受入れる剤ケース217が担持体本体の奥側から挿入さ
れた状態で着脱自在にセットされている。この剤ケース
217と現像ユニット1との間の担持体本体202の部
分には、剤回収口249(第2図及び第10図参照)が
貫通形成されている。
現像剤を交換すべきときは、前述のように現像ユニット
1とその担持体200を複写機本体201から取り外
し、これらを第10図に示したように床面上等に立て
る。このとき剤ケース217はその上部開口を上に向け
た状態で現像ユニット1の下側に位置する。そこで、現
像ユニット1を回転させて現像剤を交換すべき現像器
3,3R又は3Bを下に向ける。例えば第1現像器3の
現像剤を交換するときは、この現像器3の現像ローラ1
0を第10図のように最下部にもたらす。この状態で現
像ローラ10を、例えば手操作で、あるいは図示してい
ない駆動装置を接続して回転させれば、現像剤室4内の
現像剤が下方に落下し、回収口249を通して剤ケース
217内に回収される。このように現像剤を交換すべき
現像器の現像剤室の最下部にもたらして現像剤の回収を
行うため、現像剤室内の現像剤を殆んど余すことなく、
しかも短時間で容易に排出させることができる。また特
に作業場所を選ばず、周囲を汚さずに現像剤の回収作業
を行うことができ、ランダムに発生する交換時期に対し
て随時交換作業を行え、よって複写機の維持費の低減を
図ることが可能である。現像室内に収容した現像剤の色
を変える目的で現像剤を排出させるとは、前に使用して
いた現像剤の残量ができるだけ少なくなるように、好ま
しくは完全になくなるように現像剤を排出させる必要が
あるが、図示した構成は、このような要求をほぼ満足さ
せることができる。また特に回転型現像装置では複数の
現像器があり、その中の現像剤の交換時期は各現像剤の
使用頻度によりランダムに発生するため現像剤の総交換
回数は多くなる。このため上述のように簡単に現像剤の
交換作業を効率よく行えることは、現像装置の実際の使
用上、大変有利である。
現像剤を剤ケース217に回収した後、該ケース217
を第11図に示すように矢印C方向に引き出すことがで
きるので、使用済みの回収現像剤を、周囲を汚損するこ
となく簡単に廃棄することができる。またサービスマン
は剤回収のための特別なケースを持ち歩く必要はなく、
新たな空の剤ケースだけをユーザのところに運び、ある
いはユーザの元に空の剤ケースを用意しておき、上述の
如く現像剤を回収した後、新たな剤ケースをユニット担
持体200に差し込むだけでよい。
現像剤室への新たな現像剤の供給は、例えば前述のトナ
ー補給装置44,44R,44Bを用いて行うことがで
きる。
ところで、現像ユニット1を複写機本体201にセット
した状態で、このユニット1をその軸線Oを中心として
回転させ、所望する現像器を現像位置にもたらして、こ
れを使用することができるが、この回転駆動に関する構
成を本考案の理解のため以下に説明する。
第13図及び第14図において、駆動モータ230は複
写機本体奥側板2に固定され、その出力軸に固定された
出力ギア231は、奥側板2に支持されたクラッチ23
2のギア233に噛み合っている。このギア233は、
クラッチ232のクラッチ軸234にクラッチ手段を介
して接離(オン,オフ)される。またクラッチ軸234
に固定されたギア237はアイドルギア238に噛み合
い、該アイドルギアは現像ユニット1の奥側端面に固定
された前述のギア240に係合している。クラッチ軸2
34には、アーム235が揺動可能に支持されており、
このアーム235に設けられた軸239に、前述のアイ
ドルギア238が回転自在に支持されている。アーム2
35は図示していないスプリングによって、クラッチ軸
234のまわりを第14図における時計方向に付勢さ
れ、よって通常はアイドルギア238は現像ユニット1
のギア240に噛み合う。ギア240の回転中心は、現
像ユニット1の軸線Oに一致している。かかる構成によ
り、クラッチ232をオン状態にして駆動モータ230
の回転を出力ギア231、ギア233,237、アイド
ルギア238を介して現像ユニット1のギア240に伝
えることができる。よって、使用する現像器3,3R,
3Bを交換するとは、モータ230を作動させてクラッ
チ232をオンし、モータ230の回転を現像ユニット
1に伝え、これをその軸線Oを中心として回転させ、使
用しようとする現像器が現像位置に達したところで、そ
の回転を停止させる。
現像ユニット1を回転させて各現像器3,3R,3Bを
現像位置にもたらし、これを位置決めできるように、第
2図、第4図及び第13図に示す如く、現像ユニット1
の奥側にカム214が固着されている。このカム214
は、現像器の数と同数の(本例では3つの)カム溝21
4a,214b,214cがその外周に形成されてい
る。またユニット担持体200における本体202の奥
側端面には、第4図に明示するようにクラッチ軸250
を介してクリックアーム216が回動自在に枢支され、
該アーム216の先端にクリックローラ215が回転自
在に支持されている。クリックアーム216は図示して
いないスプリングによって第4図における時計方向に回
動習性を与えられ、これによりクリックローラ215が
カム214の外周面に圧接し、各カム溝214a,21
4b,214cに係入することができる。
前述のように現像ユニット1を回転させて所望する現像
器を現像位置にもたらし、その現像ローラが感光体ドラ
ム1に対する所定の位置に至ったとき、3つのカム溝2
14a,214b,214cのいずれか1つにクリック
ローラ215が係入し、現像ユニット1をその位置に位
置決めする。
第13図及び第14図において、ユニット担持体200
の本体202には、突部219が一体に設けられ、一
方、前述のアーム235には係合片236が固着されて
いる。現像ユニット1が複写機本体内にセットされてい
るとき、第13図から明らかなように係合片236は突
部219のまわりを覆うように位置しているが、両者の
間にはわずかな隙間があり、干渉はしていない。
先に説明したように、ユニット担持体200を手前側
(矢印A方向)に引き出し始めると、突部219が係合
片236に係合してこれを矢印J方向に押す。このた
め、アーム235は第15図に示すようにクラッチ軸2
34を中心として矢印K方向に回動し、アイドルギア2
38と現像ユニットのギア240との噛み合いが解除さ
れる。よって、現像ユニット1はアイドルギア238に
邪魔されることなく、前述のように、矢印H方向(第9
図参照)に回動することができ、引き続き矢印A方向に
移動することができる。
アーム235に付設された軸239は奥側板2の円弧状
の長孔239aに摺動自在に嵌合し、前述のアーム23
5の揺動時に軸239はこの円弧状の長孔239a中を
移動し、軸239及びアーム235の動きを規制する。
即ち、現像ユニット1とその担持体200を矢印A方向
に引いて行き、突部219が係合片236を通過して両
者の係合が解除されると、アーム235と軸239は前
述のスプリングによって矢印Kと逆の方向に回動する
が、これらがほぼ第13図及び第14図に示した位置に
戻ったところで、軸239が円弧状の長孔239aの端
部に当り、アーム235と軸239がここで停止する。
現像ユニット1とその担持体200をセットするときは
逆の動作が行われ、突部219がアーム235と軸23
9を再び矢印K方向に揺動させ、最終的にアイドルギア
238とギア240が互いに滑らかに噛み合うことがで
きる。
第13図に示した構成では、モータ230、クラッチ2
32、アーム235及びアイドルギア238等が、複写
機本体側に設けられているので、ユニット担持体の重さ
を軽減でき、よってその着脱作業を小さな操作力で行う
ことができる。
以上、本考案を複数の現像剤室を有する回転型現像装置
に適用した具体例を説明したが、本考案は1つの現像剤
室を有する現像装置にも適用できる。また複写機以外
の、例えばプリンタ等の画像形成装置における現像装置
等に対しても広く適用できるものである。
効果 本考案によれば、現像ユニットを支持したまま、そのユ
ニット担持体を画像形成装置本体から離脱させ又は装着
することができるため、現像ユニットの着脱時に現像剤
が飛散して周辺を汚してたり、作業者の手や衣服を汚損
させる不都合を抑制できるだけでなく、画像形成装置本
体外に取り出したユニット担持体をスタンド装置によっ
て支持面に支持するので、現像ユニットとその担持体を
安定した状態で支持し、能率良く所定の作業を行なうこ
とができる。またスタンド装置は折り畳み可能であるた
め、現像ユニットとユニット担持体を画像形成装置本体
にセットしたとき、スタンド装置を小なるスペースに納
めておくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は現像ユニットを複写機本体内の所定の位置にセ
ットしたときの垂直断面図であって、複写機本体を省略
し、かつユニット担持体についてはその輪郭だけを示し
た図、第2図はユニット担持体を複写機本体外に離脱
し、かつ現像ユニットをユニット担持体から離して示し
た概略斜視図、第3図は現像ユニットとユニット担持体
を複写機本体内の所定の位置にセットしたときの正面図
であって、図を判りやすくするため、複写機本体とトナ
ー補給装置を省略し、かつ現像ユニットを簡略化して示
した図、第4図はユニット担持体の前側板を外して示し
た、第3図と同様な正面図、第5図は複写機本体に固定
されたガイド部材の平面図であって、ユニット担持体側
に設けられるガイド溝とガイドピンを鎖線で付加して示
した図、第6図(a),(b)は現像ユニットとユニッ
ト担持体がセットされた状態と、これらを引き出すとき
の作用を説明する。第1図の左方より見た状態の模式説
明図、(a),(b),(c)は、第6図と同様に、現
像ユニットとユニット担持体がセットされた状態から引
き出されていく様子を示した、第1図の上方より見た状
態の模式説明図、第8図は位置決めピンと軸受の関係を
示す断面図、第9図は現像ユニットが回動して感光体ド
ラムから離れるときの様子を示した図であって、一部の
要素を省略し、かつ簡略化した説明図、第10図は現像
ユニットを担持したユニット担持体を、複写機本体外で
スタンド装置を介して床面等に支持した状態を示す断面
図であって、第9図と同様に一部の要素を省略し、かつ
簡略化して示した図、第11図は第10図と同じ状態を
示した側面図であって、一部を省略し、かつ簡略化した
図、第12図(a),(b)はスタンド装置の折り畳み
状態と、これを使用状態にしたときの状況を示す図、第
13図は現像ユニットの駆動系を示す平面図であって、
一部の要素を省略した図、第14図はアイドルギアが現
像ユニットのギアに係合している状態を説明する説明
図、第15図はアイドルギアが現像ユニットのギアから
外れた状態を示す説明図である。 1……現像ユニット、200……ユニット担持体 213……把手、218……スタンド装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体に形成された静電潜像を可視像
    化する現像ユニットと、該ユニットを支持するユニット
    担持体と、該担持体に折り畳み可能に取付けられたスタ
    ンド装置とを具備し、前記ユニット担持体は、現像ユニ
    ットを支持したまま画像形成装置本体から離脱可能に該
    本体に支持され、画像形成装置本体から離脱したユニッ
    ト担持体が前記スタンド装置により支持面に支持される
    ことを特徴とする画像形成装置における現像装置。
  2. 【請求項2】前記ユニット担持体に把手が付設され、該
    把手が前記スタンド装置と協働してユニット担持体を前
    記支持面に支持することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の現像装置。
JP1987069071U 1987-05-09 1987-05-09 画像形成装置における現像装置 Expired - Lifetime JPH0631482Y2 (ja)

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JPS5452543A (en) * 1978-07-04 1979-04-25 Mita Industrial Co Ltd Electrostatic copying apparatus
JPS60208779A (ja) * 1984-04-03 1985-10-21 Canon Inc 回転現像装置を備える画像形成装置
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