JPH06314730A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JPH06314730A
JPH06314730A JP5125219A JP12521993A JPH06314730A JP H06314730 A JPH06314730 A JP H06314730A JP 5125219 A JP5125219 A JP 5125219A JP 12521993 A JP12521993 A JP 12521993A JP H06314730 A JPH06314730 A JP H06314730A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の真空処理室を備えた真空処理装置にお
いて、高いスルプットを得ること。 【構成】 第1の移載室1と第2の移載室6との間に予
備真空室3A、3Bを介在させて移載室1、6間の雰囲
気を分離し、第2の移載室6に真空処理室7A〜7Cを
接続する。予備真空室3A、3Bは予備真空室本体32
の上方に石英ガラス31を介して加熱ランプ42を配置
すると共に予備真空室本体32内の下部に冷却ステージ
33を設け、更に一体で昇降する2段の載置台51、5
2を設ける。これら載置台51、52に夫々処理前、処
理済みのウエハWを載置し、夫々加熱、冷却する。また
カセット22及び予備真空室3A、3B間のウエハWの
Wの移載を大気圧の不活性ガス中で真空吸着により保持
して移載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの微細化、集積化に伴
い、半導体製造装置についても種々の工夫がなされ、例
えば真空処理装置においては、プロセスの改革、変更に
容易に対処でき、また一貫処理により工程の短縮を図れ
るようにクラスタツールなどと呼ばれているマルチチャ
ンバシステムの開発がなされている。
【0003】このような方式を採用した真空処理装置と
しては、例えば特開平3−19252号公報に記載され
た多段真空隔離処理装置が知られている。この処理装置
は、エッチング、デポジション等の処理を行う複数の真
空処理チャンバーと、選択された各真空処理チャンバー
で所定の処理を行うように被処理体を搬送する移送ロボ
ットステーションと、移送ロボットステーションに連設
され、上記各真空処理の前処理、後処理を夫々行う第1
及び第2の中間処理チャンバーとこれら中間処理チャン
バーとロードロックチャンバーとの間で被処理体を受け
渡しするバッファロボットチャンバーとを備えて構成さ
れている。そして、被処理体を処理する場合には、上述
したように、上記各チャンバー及びロボットステーショ
ンは、いずれも各段階に真空引きされ、それぞれの処理
を真空下で行うように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の装置では、第1
及び第2の中間処理チャンバが夫々前処理、後処理専用
のものであるため、処理前の被処理体は第1の中間処理
チャンバを、処理後の被処理体は第2の中間処理チャン
バを夫々通ることになるが、移送ロボットステーション
とバッファロボットチャンバーとの雰囲気が異なるので
中間処理チャンバで雰囲気の切り替えが行われ、このた
め例えばカセットから処理前の被処理体を搬入するにあ
たり、また真空処理室から処理後の被処理体を搬出する
にあたり、被処理体の待機時間が長くなってスループッ
トが低下し、マルチチャンバのトータル処理時間の短縮
という目的を十分達成させることができないという問題
があった。
【0005】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、複数の真空処理室を備えた
真空処理装置において真空処理室内への不純物の持ち込
みを抑え、また高いスループットを得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
の予備真空室及び第2の予備真空室が各々共通の移載室
に気密に接続されると共にこの移載室に各々複数の真空
処理室が接続され、ローダ室内の第1の移載手段により
第1または第2の予備真空室に対して被処理体を移載
し、前記移載室内の第2の移載手段により真空処理室、
第1または第2の予備真空室間で被処理体の移載を行う
真空処理装置において、前記第1及び第2の予備真空室
の双方に加熱手段及び冷却手段を設けたことを特徴とす
る真空処理装置。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、第1及び第2の予備真空室の双方に、処理前の被処
理体及び処理後の被処理体を夫々載置するために2段の
載置台を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】被処理体を真空中で予備加熱することにより被
処理体の表面に付着している水分などの不純物が除去さ
れ、表面が清浄化された状態で被処理体が真空処理され
る。またウエハを処理温度近くまで前もって上昇でき、
処理後の被処理体は冷却されてから外部に取り出される
ので被処理体の表面の大気による化学反応を抑えること
ができる。更に樹脂のウエハキャリアへウエハをすぐに
運ぶ事ができる。
【0009】そして第1及び第2の予備真空室がいずれ
も加熱、冷却機能を備えているので、これら予備真空室
における被処理体の通過経路の組み合わせの自由度が大
きい。そして予備真空室内に2段の載置具を設けること
により第1及び第2の移載手段が保持している被処理体
を一方の載置具に受け渡してから他方の載置具上の被処
理体を受け取ることができるので、高いスループットが
得られる。
【0010】
【実施例】図1及び図2は、夫々本発明の実施例を示す
平面図及び概観斜視図である。図中1は第1の移載室で
あり、この移載室1の両側には夫々ゲートバルブG1、
G2を介して第1のカセット室2A及び第2のカセット
室2Bが接続されている。これらカセット室2A、2B
は本実施例の真空処理装置の搬出入ポートに相当するも
のであり、昇降自在なカセットステージ21を備えてい
る。
【0011】前記第1の移載室1及びカセット室2A、
2Bは気密構造に構成され、ローダ室10をなすもので
あり、カセット室2A、2Bには、外部(作業室雰囲
気)との間を開閉するように夫々ゲートドアG3、G4
が設けられると共に、コ字形の保持部材を備えた搬出入
ロボット23(図2参照)が設けられている。この搬出
入ロボット23は、図2に示すように外部で前向きにセ
ットされたカセット22をカセット室2A、2B内に搬
入して横向きにセットするように構成されており、ウエ
ハカセット22は、カセット室2A、2B内に搬入され
た後カセットステージ21により突き上げられて所定の
位置まで上昇する。また図2に示すように第1の移載室
1及びカセット室2A、2Bには不活性ガス例えばN2
ガスを供給するためのガス供給管20が各々接続されて
おり、図示しない圧力調整器により第1の移載室1及び
カセット室2A、2B内は大気圧以上例えば大気圧の不
活性ガス雰囲気とされる。
【0012】前記第1の移載室1内には例えば多関節ア
ームよりなる第1の移載手段11と、ウエハWの中心及
びオリフラ(オリエンテーション)を位置合わせするた
めの回転ステージ12とが配設されており、この回転ス
テージ12は図示しない発受光部と共に位置合わせ手段
を構成する。前記第1の移載手段11は、前記第1及び
第2のカセット室2A、2B内のカセット22と前記回
転ステージ12と後述の予備真空室との間でウエハを移
載するためのものであり、ウエハ保持部であるアームの
先端部の両側には、ウエハWを真空吸着するための吸引
孔11aが形成されている。この吸引孔11aは図示し
ない吸引路を介して図示しない真空ポンプら接続されて
いる。
【0013】前記第1の移載室1の後方側には、夫々ゲ
ートバルブG5、G6を介して第1の予備真空室3A及
び第2の予備真空室3Bが接続されており、これら第1
及び第2の予備真空室3A、3Bは図3に示すように同
一構造に構成されている。予備真空室3A(3B)は上
面に石英ガラス板31が配置された予備真空室本体32
と、前記石英ガラス板31の上に設けられた加熱手段例
えば加熱装置4と、予備真空室本体32内に配設された
冷却手段例えばウエハジャケットを持った冷却ステージ
33と、予備真空室本体32内を昇降し、上下に2段設
けられたウエハ載置具51、52とを有している。
【0014】前記加熱装置4はランプケース41内に例
えば水平な円周に沿って8本の加熱ランプ42例えばハ
ロゲンランプを取り付け、これらランプ群の周りを囲む
ようにミラー43を設けて構成される。前記ウエハ載置
具51、52は、図4に示すようにウエハの周縁部を保
持するために例えば石英やセラミックスからなる3つの
保持爪54を周方向に3等分した配列となるようにリン
グ53に取り付け、これらリング53を昇降軸部55に
着脱自在に取り付けて構成される。
【0015】前記昇降軸部55は、予備真空室本体32
の下部の昇降機構56より昇降する。そして前記リング
53は冷却ステージ33の外周面よりもひとまわり大き
く作られており、上段側の載置具51に載置されたウエ
ハは、載置具52の上限位置にて加熱ランプ42により
加熱されると共に、下段側の載置具52上に載置された
ウエハは、リング53が冷却ステージ33の外周面に沿
って降下することにより冷却ステージ33上に受け渡さ
れることになる。
【0016】前記第1及び第2の予備真空室3A、3B
には、室内を真空雰囲気にするために夫々排気管34
A、34Bが接続されると共に、これら排気管34A、
34BはバルブV1、V2を介して共通の真空ポンプ3
5が接続されており、この1つの真空ポンプ35により
第1及び第2の予備真空室3A、3Bを交互に真空排気
されるようにシーケンスが設定されている。また予備真
空室3A、(3B)には、室内を例えば大気圧の不活性
ガス例えば窒素ガス雰囲気とするためのガス供給管36
が接続されている。
【0017】そして前記第1及び第2の予備真空室3
A、3Bの後方側には、ゲートバルブG7、G8を介し
て第2の移載室6が接続されている。
【0018】前記第2の移載室6内には、第1及び第2
の予備真空室3A、3Bと後述の3つの真空処理室7A
〜7Cとの間でウエハWを移載するための例えば多関節
ロボットよりなる第2の移載手段61が配置されてい
る。
【0019】前記第2の移載室6には、夫々ゲートバル
ブG9〜G11を介して左右及び後方の三方に3つの真
空処理室7A〜7Cが接続されている。真空処理室7A
は例えば微細パターンが形成されたウエハ上に400〜
500℃の温度下でチタン膜をスパッタリングにより成
膜するためのものであり、真空処理室7Bは例えば微細
パターンにタングステン層をCVDにより形成するため
のものであり、また真空処理室7Cは、タングステン層
をエッチバックするためのものである。即ちこの例は真
空処理室7A〜7CによりウエハW上に連続処理を行う
場合であるが、各真空処理室7A〜7Cは同一の処理例
えばCVDを行うように構成してもよい。
【0020】次に上述実施例の作用について述べる。先
ずウエハWを例えば25枚収納したカセット22が搬出
入ロボット23(図2参照)により第1のカセット室2
A内のカセットステージ21上に、開口面を第1の移載
室1側に向けて載置される。続いてゲートドアG3を閉
じ、第1のカセット室2A内を大気圧の不活性ガス雰囲
気にすると共にカセットステージ21によりカセット2
2が所定の位置まで上昇する。
【0021】次にゲートバルブG1を開き、カセット2
2内のウエハWが第1の移載手段41のアームに真空吸
着され、予め不活性ガス雰囲気にされている第1の移載
室1内に、第1の移載手段11により搬入され、更に位
置合わせ手段の一部をなす回転ステージ12に、前記真
空吸着を解除して受け渡され、ここでオリフラ合わせ及
び中心の位置合わせが行われる。
【0022】しかる後にウエハWは、予め大気圧の不活
性ガス雰囲気にされている第1の予備真空室3A内に搬
入されて、上段側の載置具51に載置され、ゲートバル
ブG5を閉じ、例えば予備真空室3A内を10-3〜10
-6Torrの真空度に減圧すると共に例えば30〜60
秒間で500℃に予備加熱される。また続くウエハW
は、同様にして第2の予備真空室3Bに搬入され、予備
加熱される。
【0023】予備加熱後ゲートバルブG7を開いて、予
め10-7〜10-8Torrの真空度に減圧された第2の
移載室4と当該予備真空室3Aとの間を連通し、既に連
続処理されたウエハWが第2の移載手段41により第1
の予備真空室3Aの下段側の載置具52に載置された
後、当該第2の移載手段41により、予備加熱済みであ
る上段側のウエハWが第1の予備真空室3Aから取り出
され、第1の真空処理室5A内に搬入される。なお第2
の予備真空室3Bと第2の移載手段41との間のウエハ
Wの受け渡しも同様にして行われる。
【0024】ここで予備真空室3A、3Bにおけるウエ
ハWの搬入、搬出、及び載置具51、52の動きについ
て図5を参照しながら説明する。先ず処理前のウエハW
(点線で示す)が(a)に示すように上段側の載置具5
1に載置され、続いて(b)に示すように当該載置具5
1が加熱装置4の直ぐ真下まで上昇すると共に、下段側
の載置具52上のウエハが移載手段11または61によ
り受け渡される位置(受け渡し位置)まで上昇する。こ
のとき下段側の載置具52には、既に冷却ステージ33
にて冷却された処理済みのウエハWが載置されており、
このウエハWは移載手段11により第1の移載室1側に
搬出される。
【0025】そして第1の移載室1側のゲートバルブG
5(G6)を閉じた後予備真空室3A(3B)を所定の
真空度まで減圧して加熱ランプ42(図3参照)により
ウエハWを予備加熱し、その後第2の移載室6側のゲー
トバルブG7(G8)を開き、(C)に示すように第2
の移載室6側から処理済みのウエハWが下段側の載置具
52に載置される。次いで(d)に示すように上段側の
載置具51が受け渡し位置まで下降して第2の移載手段
61により搬出され、その後(e)に示すように載置具
51、52が下降して下段側の載置具52上のウエハW
が冷却ステージ33上に載置される。当該ウエハWは冷
却ステージ33に載置され、任意の圧力下たとえば10
Torrで30sec冷却され、予備真空室3A(3
B)内を大気圧の不活性ガス雰囲気に切り替えた後、載
置具51、52が(a)に示す位置まで上昇し、同様の
動作が繰り返される。
【0026】そして予備加熱されたウエハWは、先ず真
空処理室5Aにて例えばスパッタリングによりチタン膜
が形成され、続いて真空処理室5B及び真空処理5Cに
順次搬入されて先述したように夫々CVDによるタング
ステン膜の成膜及びエッチバックが行われ、しかる後に
ウエハWの搬入時の説明で述べたように予備真空室3A
(または3B)の下段側の載置具に載置されて冷却され
る。冷却されたウエハWは、第1の移載手段11により
第2のカセット室2B内のカセット22内に収納され、
その後先述した搬入動作の逆の動作によりカセット22
が搬出入ロボット23により搬出される。
【0027】上述実施例によれば、ウエハWを真空中で
予備加熱しているため、ウエハWの表面に付着している
水分などの不純物を除去することができると共に真空処
理室におけるウエハWの昇温時間を短縮することができ
る。またウエハWを冷却してからカセット22へ収納し
ているので、外部に搬出した後ウエハ表面の大気による
化学反応を抑えることができる。また加熱ランプを用い
るので短時間で予備加熱を行うことができる上、加熱ラ
ンプは予備真空室本体32の外から加熱できるので、予
備真空室本体32内の空間を狭くすることができる。そ
して第1及び第2の予備真空室3A、3Bが加熱装置4
及び冷却ステージ33の両方を備えているため、第1及
び第2の予備真空室3A、3Bの通過経路の組み合わせ
の自由度が大きく、例えば予備真空室3A、3Bに交互
にウエハWを搬入したり、一方の予備真空室3A(3
B)を通過させるモードから他方の予備真空室3B(3
A)を通過させるモードに切り替えるなどといったこと
ができ、従って真空処理のタイミングなどに応じて柔軟
な対応をとることができ、高いスループットでウエハを
搬送できる。しかも予備真空室3A、3Bには2段の載
置具51、52を設けているため、移載手段11(6
1)により処理前(処理後)のウエハWを一方の載置具
51(52)に受け渡してから、他方の載置具52(5
1)上のウエハWを受け取ることができ、従ってスルー
プットが高い。
【0028】また載置具51、52を昇降軸部56に対
して交換可能としているため、種々のサイズのウエハ例
えば3〜8インチのウエハの処理に対応することができ
る。なお予備真空室3A、3Bに対して共通の真空ポン
プ35を用いているためコストが低廉であるし、交互に
真空排気することにより真空排気を短時間で行うことが
できる。ただし本発明では予備真空室3A、3Bを同時
に真空排気するようにしてもよい。
【0029】またこのような実施例によれば、カセット
22及び第1の移載手段41が置かれている領域が外部
から仕切られているため、この中をクリーンな雰囲気と
することにより、真空処理室6A〜6C内への不純物の
混入を極力抑えることができると共に、その雰囲気を大
気圧の不活性ガス雰囲気にしているので真空吸着を利用
してウエハWを搬送することができ、従ってウエハWの
位置ずれや脱落を防止し、確実な搬送を行うことができ
る。そして不活性ガス雰囲気にしているので真空処理後
のウエハWを直ぐに大気に触れさせなくて済み、このた
めウエハ表面の化学的反応を抑えることができる。
【0030】なお本発明は、第1の移載室1の中に第1
及び第2のカセット22を配置する構成や予備真空室が
1個のみの構成であってもよく、カセット22、第1の
移載室1及び予備真空室間でのウエハの移載は真空雰囲
気で行ってもよい。ただし大気圧以上のガス雰囲気中で
行う場合の雰囲気ガスとしては、不活性ガス以外に例え
ば十分水分が除去された乾燥空気を用いてもよい。不活
性ガスを用いる場合には窒素ガス以外にアルゴンガスや
炭酸ガスを用いてもよい。また真空処理室は2個あるい
は4個以上であってもよく、被処理体としてはLCD基
板などであってもよい。更に真空処理室における真空処
理としては、スパッタリング、CVD、エッチング、ア
ッシング、酸化、拡散など種々の処理を挙げることがで
きる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ローダ室と移
載室との間に、加熱手段及び冷却手段の両方を備えた第
1の予備真空室と第2の予備真空室とを設けているた
め、被処理体を真空中で予備加熱することができ、被処
理体の表面に付着している水分などの不純物を除去して
から真空処理を行うことができると共に、処理済みの被
処理体を冷却した後外部に取り出されるのでウエハ表面
の大気による化学反応を抑えることができ、更に処理前
の被処理体、処理済みの被処理体について第1の予備真
空室と第2の予備真空室のいずれをも通過させることが
できるので、真空処理のタイミングなどに応じて適切な
搬送モードをとることができ、従って高いスループット
で搬送できる。
【0032】請求項2の発明によれば、第1及び第2の
予備真空室3A、3B内に2段の載置具を設けているた
め、第1の移載手段及び第2の移載手段は、保持してい
る被処理体を一方の載置具に受け渡してから他方の載置
具上の被処理体を受け取ることができるため高いスルー
プットで被処理体の搬入出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例の要部を示す概観斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施例の要部を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例に係る予備真空室内の載置具を
示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1の移載室 10 ローダ室 11 第1の移載手段 22 カセット 3A 第1の予備真空室 3B 第2の予備真空室 32 予備真空室本体 33 冷却ステージ 42 加熱ランプ 51 第1の載置具 52 第2の載置具 6 第2の移載室 61 第2の移載手段 7A〜7C 真空処理室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の予備真空室及び第2の予備真空室
    が各々共通の移載室に気密に接続されると共にこの移載
    室に各々複数の真空処理室が接続され、ローダ室内の第
    1の移載手段により第1または第2の予備真空室に対し
    て被処理体を移載し、前記移載室内の第2の移載手段に
    より真空処理室、第1または第2の予備真空室間で被処
    理体の移載を行う真空処理装置において、 前記第1及び第2の予備真空室の双方に加熱手段及び冷
    却手段を設けたことを特徴とする真空処理装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2の予備真空室の双方に、処
    理前の被処理体及び処理後の被処理体を夫々載置するた
    めに2段の載置台を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の真空処理装置。
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