JPH0631465A - 電子ビーム加工装置 - Google Patents

電子ビーム加工装置

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Publication number
JPH0631465A
JPH0631465A JP4194395A JP19439592A JPH0631465A JP H0631465 A JPH0631465 A JP H0631465A JP 4194395 A JP4194395 A JP 4194395A JP 19439592 A JP19439592 A JP 19439592A JP H0631465 A JPH0631465 A JP H0631465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focusing lens
current
electron beam
focal length
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4194395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Masaki
勝 正木
Yoshihiro Yamamoto
吉廣 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4194395A priority Critical patent/JPH0631465A/ja
Publication of JPH0631465A publication Critical patent/JPH0631465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 経時変化にともなう電子ビームのフォーカス
補正を自動的に行うようにする。 【構成】 集束レンズ4の焦点距離と集束レンズ電流と
の関係を示す第1の変化特性と、電子ビーム電流と集束
レンズ電流との関係を示す第2の変化特性と、電子銃1
の陰極使用時間と集束レンズ電流との関係を示す第3の
変化特性とをメモリ10に記憶しておき、集束レンズ4
の焦点距離と電子ビーム電流とを入力手段から入力し
て、メモリ10に記憶している各変化特性と入力手段1
1から入力した各入力信号とから演算部12で集束レン
ズ電流を演算し、演算した集束レンズ電流を電流制御手
段13から集束レンズ4に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビームのフォーカ
スを調整するようにした電子ビーム加工装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特開昭60−231579号公報
に示された従来の電子ビーム加工装置である。図におい
て、電子銃1から被加工物2に電子ビーム3を照射し、
集束レンズ4の電流を変化させながらビームの焦点位置
を移動させる。そして、被加工物2に電子ビーム3を照
射することによって、被加工物2から放出される種々の
電子線5を複数のコレクタ6で分離して検知し、各々の
信号変化からビームの集束を検知する。7は電源、8は
波形格納装置、9は計算処理装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子ビーム加工
装置は以上のように構成されているので、ビームの焦点
位置を移動させながら、被加工物から放射される電子線
をコレクタで検知して、経時変化にともなう集束位置を
補正するため、構造が複雑になるという問題点があっ
た。本発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、電子ビームの集束特性を記憶しておき、集
束レンズの焦点距離と電子ビーム電流とを入力すること
によって、経時変化にともなう電子ビームのフォーカス
補正を自動的に行う電子ビーム加工装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子ビーム
加工装置は、集束レンズの焦点距離と集束レンズ電流と
の関係を示す第1の変化特性と、電子ビーム電流と集束
レンズ電流との関係を示す第2の変化特性と、電子銃の
陰極使用時間と集束レンズ電流との関係を示す第3の変
化特性とをメモリに記憶しておき、集束レンズの焦点距
離と電子ビーム電流とを入力手段から入力して、メモリ
に記憶している各変化特性と入力手段から入力した各入
力信号とから演算部で集束レンズ電流を演算し、演算し
た集束レンズ電流を電流制御手段から集束レンズに供給
するようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明においては、集束レンズの焦点距離、電
子ビーム電流及び電子銃の陰極使用時間と、集束レンズ
電流との各変化特性をメモリに記憶しておき、集束レン
ズの焦点距離と電子ビーム電流とを入力手段から入力す
ることによって、経時変化にともなう電子ビームの焦点
位置に対応した集束レンズ電流を演算して決定する。
【0006】
【実施例】
実施例1.図1は、本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、1〜4は従来と同様である。10はメモ
リで、集束レンズ4の焦点距離と集束レンズ電流との関
係を示す第1の変化特性図(図2)、電子ビーム電流と
集束レンズ電流との関係を示す第2の変化特性図(図
3)及び電子銃の陰極使用時間と集束レンズ電流との関
係を示す第3の変化特性図(図4)を記憶している。11
は入力手段で、集束レンズ4の焦点距離と電子ビーム電
流を入力する。12は演算手段で、入力手段11から入力さ
れた焦点距離と電子ビーム電流に応じて、メモリ10に記
憶している第1の変化特性〜第3の変化特性を利用して
集束レンズ電流を演算する。13は電流制御手段で、演算
手段12から指令された集束レンズ電流を集束レンズ4に
供給する。
【0007】次に上記実施例の動作を図1〜図6を参照
しながら説明する。図5は集束レンズ電流の補正方法を
示すフローチャートである。図において、入力手段11か
らステップ14に示すように、集束レンズ4と被加工物2
との距離、すなわちワークディスタンスを入力する。次
に、ステップ15で電子ビーム電流を入力する。この電子
ビーム電流は図6に示すように、被加工物2の必要な溶
け込み深さ及び溶接速度によって、あからじめ設定する
ことができる。
【0008】ステップ16では、別途計測している電子銃
1の陰極使用時間が所定の時間を経過しているかどうか
を確認する。陰極の経時変化と集束レンズ電流の変化特
性は、図5に示すように陰極の使用時間とともに集束レ
ンズ電流が直線的に徐々に増加している。このように、
焦点位置は穏やかに変化するので、所定時間を経過する
ごとに集束レンズ電流を補正すればよい。
【0009】ステップ17では、演算手段12において陰極
の使用時間が所定の時間を経過したか否かを判断する。
そして、所定の時間内であれば、メモリ10の各変化特性
により集束レンズ電流を電流制御手段13に指令する。陰
極の使用時間が所定の時間を経過した場合、ステップ18
においてメモリ10の各変化特性を陰極の使用時間に応じ
て補正して、集束レンズ電流値を決定する。そして、補
正した集束レンズ電流を電流制御手段13に指令する。電
流制御手段13から出力された集束レンズ電流が集束レン
ズ4に流れて、電子ビーム3の集束の程度が制御され、
被加工物2に照射される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、入力した集束レンズの焦点距離及び電子ビーム電流
から決まる集束レンズ電流値を電子銃の陰極使用時間に
よって補正しているので、電子ビームの焦点位置を常に
最適の状態に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電子ビーム加工装置の
構成図である。
【図2】焦点距離と集束レンズ電流との関係を示す第1
の変化特性図である。
【図3】電子ビーム電流と集束レンズ電流との関係を示
す第2の変化特性図である。
【図4】電子銃の陰極使用時間と集束レンズ電流との関
係を示す第3の変化特性図である。
【図5】この発明の実施例における集束レンズ電流の演
算を示すフローチャートである。
【図6】電子ビーム電流と溶け込み深さの関係を示す特
性図である。
【図7】従来の電子ビーム加工装置の構成図である。
【符号の説明】
1 電子銃 2 被加工物 3 電子ビーム 4 集束レンズ 10 メモリ 11 入力手段 12 演算手段 13 電流制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子銃から電子ビームを出し、上記電子
    ビームを照射する経路に沿って配置した集束レンズに集
    束レンズ電流を流して、被加工物上に上記電子ビームを
    集束させるようにした電子ビーム加工装置において、集
    束レンズの焦点距離と集束レンズ電流との関係を示す第
    1の変化特性と、電子ビーム電流と集束レンズ電流との
    関係を示す第2の変化特性と、電子銃の陰極使用時間と
    集束レンズ電流との関係を示す第3の変化特性とをメモ
    リに記憶しておき、上記集束レンズの焦点距離と上記電
    子ビーム電流とを入力手段から入力して、上記メモリに
    記憶している上記各変化特性と上記入力手段から入力し
    た各入力信号とから演算手段で上記集束レンズ電流を演
    算し、演算した上記集束レンズ電流を電流制御手段から
    上記集束レンズに供給することを特徴とする電子ビーム
    加工装置。
JP4194395A 1992-07-22 1992-07-22 電子ビーム加工装置 Pending JPH0631465A (ja)

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JP4194395A JPH0631465A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 電子ビーム加工装置

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JP4194395A JPH0631465A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 電子ビーム加工装置

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JPH0631465A true JPH0631465A (ja) 1994-02-08

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ID=16323886

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JP4194395A Pending JPH0631465A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 電子ビーム加工装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5773784A (en) * 1994-09-30 1998-06-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Electron beam processing apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48102754A (ja) * 1972-04-11 1973-12-24

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JPS48102754A (ja) * 1972-04-11 1973-12-24

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