JPH048153B2 - - Google Patents

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JPH048153B2
JPH048153B2 JP60033785A JP3378585A JPH048153B2 JP H048153 B2 JPH048153 B2 JP H048153B2 JP 60033785 A JP60033785 A JP 60033785A JP 3378585 A JP3378585 A JP 3378585A JP H048153 B2 JPH048153 B2 JP H048153B2
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JP
Japan
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electron beam
workpiece
focus
processing
focus detection
Prior art date
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Application number
JP60033785A
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English (en)
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JPS61193787A (ja
Inventor
Masahiko Sakamoto
Masatake Hiramoto
Masaharu Moryasu
Yoshio Yamane
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子ビーム加工機において、電子
ビームを常にワーク上に焦束させて加工をおこな
わせる装置に関するものである。
[従来の技術] 第7図は特開昭56−71589号で公報に示された、
荷電粒子ビーム加工機の主要部を示すブロツク構
成図であり、図において1は荷電粒子ビーム(電
子ビーム)発生器で電子統である。1aは荷電粒
子ビーム(電子ビーム)、2はワーク、3はワー
ク2位置を移動させる台車、4は電子ビームの焦
点を調節する焦束コイル、40は距離検出器、4
1は距離検出器40の出力に所定の係数を乗ずる
演算回路、42は演算回路41の出力を焦束コイ
ル4への電流に変換するための変換器である。
上記装置により、ワークデイスタンスが均一と
ならないワーク2上に電子ビーム1aを常に焦束
させて加工をほどこすには、演算回路41により
乗ずる係数を1とし距離検出器40の出力を変換
器42へ入力する。変換器42より、ワークデイ
スタンスに対応して電子ビーム1aをワーク上に
集束させる信号が、焦束コイル4に送られつつ、
加工がおこなわれる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような装置では、距離検出器40を加工
室内に新たに設置する必要があるが、電子ビーム
加工においては加工室内での、蒸着やスパツタの
影響が大きく、距離検出器40の性能の劣下や寿
命の短縮が生じるという問題点があつた。また変
換器42により、ワークデイスタンスのデータと
焦束コイル4への電流の値を対応させているが、
荷電粒子ビーム発生器1の状態が変われば、焦束
コイル4への電流の値が一定でも、電子ビームの
焦束距離は変わつてしまうという問題点があつ
た。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、ビーム発生器の状態に関係なく、
ワークデイスタンスが不均一なワークに対して
も、常に焦点の合つた状態で加工がおこなわれ、
蒸着やスパツタの影響を受けない焦点制御装置を
得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る電子ビーム加工機の焦点制御装
置は加工前に電子ビームをワークに照射しつつ焦
束コイルの電流を変化させて、ワーク上の各点で
焦束コイルの電流値として電子ビームの焦点検出
データを得、加工時に電子ビーム照射位置に対応
して、上記焦点検出データの補間データを算出
し、この補間データにより電子ビームの焦点を制
御するように構成したものである。
[作用] この発明による電子ビーム加工機の焦点制御装
置は加工前にあらかじめ電子ビーム自体を用いて
ワーク上の各点で焦点検出を行い、加工時に、こ
の検出データをもとに補間データを算出して焦点
制御を行う。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図において説明す
る。第1図はこの発明の一実施例による電子ビー
ム加工機の焦点制御装置を示すブロツク構成図で
あり、1bは電子ビーム1aの照射位置において
ワークから発生する電子線である。5はこの電子
線1bを検出するための電子線検知手段であり電
子コレクタである。6はワーク上の電子ビームの
位置を変化させる加工室デーブル、7は電子コレ
クタ5に電位を与えるためのコレクタ電源であ
る。8は電子コレクタ5で検出された信号の特定
周波数成分を通過させるバンド・パス・フイル
タ、9は信号のピークを検出するピーク検出器、
10はピーク検出器9によりピークが検出された
ときに、関数発生装置13の出力値をホールドす
るためのサンプル・ホールド回路、11はこのサ
ンプル・ホールド回路10の値を計算処理装置1
2に入力するためのA/D変換器である。上記計
算処理装置12はワーク各点で焦点検出をおこな
つた時のデータ(焦点検出データ)、すなわちピ
ークが検出されたときの関数発生装置13の出力
値と加工室テーブル6の位置を記憶する記憶手段
を備え、この焦点検出データをもとに加工時のワ
ーク上の電子ビーム照射位置に対応して上記焦点
検出データの補間データを算出する。14は関数
発生装置13の出力値を増幅して焦束コイル4に
入力するための電流アンプ、15は加工物テーブ
ル6の位置について、計算処理装置12とデータ
のやりとりをおこなうNC装置である。
この発明の電子ビーム加工機の焦点制御装置は
上記のように構成されており、計算処理装置1
2、関数発生装置13、及び電流アンプ14によ
り加工前に焦束コイルの電流値を所定のパターン
で変化させる第1の手段をバンド・パス・フイル
タ8、ピーク検出器9、サンプル・ホールド回路
10、A/D変換器11及び計算処理装置12に
より加工前に焦点検出データを得る第2の手段
を、加工室テーブル6、NC装置15、及び計算
処理装置12によりワーク上の各点での焦点検出
データを得る第3の手段を、計算処理装置12に
より加工時に、ワーク上の電子ビーム照射位置に
対応して焦点検出データの補間データを算出する
演算手段を、並びに計算所処理回路12、関数発
生装置13、及び電流アンプ14により加工時の
電子ビームの焦点を制御する第4の手段を構成す
る。第2図は、この発明の一実施例による電子ビ
ーム加工機の焦点制御装置の動作を示めすフロー
チヤートである。まずステツプ16で電子ビーム
1aの照射位置が、ワーク2上の加工の開始点
P1に位置するように加工室テーブル6を移動す
る。次にステツプ17で焦点検出のためにまず焦
点のぼけた電子ビーム(図示せず)を照射する。
ステツプ18で関数発生装置13よりパターンを
与え焦束コイルの電流値ILを第3図のごとく変化
させると、ワーク上で電子ビームの焦点が合つた
時にワークからの電子線1bの量が変化し、IL
変化に対応した電子コレクタ5の出力ICは第4図
のごとくなる。ICはバンド・パス・フイルタ8を
通して、ピーク検出器9によりその信号がピーク
を検出され、その時の関数発生装置13の出力値
(ビームがワーク上で焦点が合う焦束コイルの電
流値ILiに対応)がサンプル・ホールド回路10に
よりホールドされ、A/D変換器11を介して、
計算処理装置12に焦点検出データとして入力さ
れる。この値をステツプ19でILiとして位置デー
タ(電子ビーム照射位置)Piとともに記憶する。
以上で1点のテイーチングが終了し、ビーム照射
を止める(ステツプ20)。次のテイーチングを
おこなう場合(ステツプ21)は、ステツプ22
で再び加工室テーブル6によりワーク2を移動さ
せた後に、同様の動作を繰り返す。テイーチング
が終了すると、開始点P1へ移動して(ステツプ
23)、加工用の電子ビームを照射して加工をお
こなう(ステツプ24)。加工時のワーク位置P
(x、y)に対応させて、焦束コイル4の電流IL
が次のごとき値となるように関数発生装置13の
出力を制御する。
Pi(xi、yi):ワーク上の各テイーチング点 すなわち第5図に示すように、テイーチングし
た各ワーク位置間で焦点検出データすなわち焦束
コイルの電流値に対応する関数発生装置13の出
力値を直線的に補関してゆくものである(ステツ
プ25)。終了点まで移動すると電子ビームを
OFFして加工を終了する(ステツプ26)。
なお、上述した一実施例においては、加工時に
焦点検出データを直線的に補間してゆく場合につ
いて説明したが、最小自乗法等により曲線で補間
してもよい。また、テイーチング時に、焦束コイ
ル4の電流を第3図のごとく変化させるとした
が、第6図に示すように逆に変化させるようにし
てもよい。
さらに、この発明は、テイーチング時の電子コ
レクタ出力ICのピーク値を観測することにより、
電子ビーム発生器の陰極状態をモニタすることが
できる。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明によれば、加工前
に電子ビーム自体を用いて焦点検出をおこなつた
データをもとに、加工時の焦点制御をおこなうよ
うにしたので、ビーム発生器の状態に関係なく、
ワークデイスタンスが不均一なワークに対して
も、常に焦点の合つた状態で良好な加工をおこな
える効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子ビーム
加工機の焦点制御装置を示すブロツク構成図、第
2図はこの発明の一実施例による電子ビーム加工
機の焦点制御装置の動作を示すフローチヤート、
第3図はこの発明の一実施例に係る焦束コイルの
電流変化を示す波形図、第4図はこの発明の一実
施例に係る電子コレクタの出力信号を示す波形
図、第5図はこの発明の一実施例に係る計算処理
装置の補間データの算出法を説明する曲線図、第
6図はこの発明の他の実施例に係る焦束コイルの
電流変化を示す波形図、及び第7図は従来の電子
ビーム加工機の主要部を示すブロツク構成図であ
る。 図中、1は電子ビーム発生器、1aは電子ビー
ム、1bは電子線、2はワーク、4は焦束コイ
ル、5は電子コレクタ、6は加工室テーブル、7
はコレクタ電源、8はバンド・パス・フイルタ、
9はピーク検出器、10はサンプル・ホールド回
路、11はA/D変換器、12は計算処理装置、
13は関数発生装置、及び14は電流アンプ、1
5はNC装置である。なお、図中、同一符号は同
一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工前に電子ビームをワークの一点に照射
    し、集束コイルの電流値を変化させる第1の手
    段、上記電子ビームの照射により上記ワークより
    生ずる電子線を検知する電子線検知手段、この検
    知結果より上記集束コイルの電流値に対応する上
    記電子ビームの焦点検出データを得る第2の手
    段、上記ワーク上の上記電子ビームの位置を変化
    させ、上記ワーク上の各点で上記焦点検出データ
    を得る第3の手段、電子ビーム照射位置とその点
    における上記焦点検出データを記憶する記憶手
    段、加工時の上記ワーク上の電子ビーム照射位置
    に対応して上記焦点検出データの補間データを算
    出する演算手段、及び上記補間データにより上記
    電子ビームの焦点を制御する第4の手段を備えた
    電子ビーム加工機の焦点制御装置。 2 電子線検知手段はワークから生ずる電子線を
    検出する電子コレクターであり、第2の手段は、
    上記電子線がピークになる時の焦束コイルの電流
    値に対応する値を電子ビームの焦点検出データと
    して測定するようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の電子ビーム加工機の焦点制
    御装置。
JP3378585A 1985-02-21 1985-02-21 電子ビ−ム加工機の焦点制御装置 Granted JPS61193787A (ja)

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JP3378585A JPS61193787A (ja) 1985-02-21 1985-02-21 電子ビ−ム加工機の焦点制御装置

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JP3378585A JPS61193787A (ja) 1985-02-21 1985-02-21 電子ビ−ム加工機の焦点制御装置

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JPS61193787A JPS61193787A (ja) 1986-08-28
JPH048153B2 true JPH048153B2 (ja) 1992-02-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1027563A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Jeol Ltd 走査電子顕微鏡
JP3684943B2 (ja) * 1999-10-19 2005-08-17 株式会社日立製作所 ビーム走査形検査装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617194A (en) * 1979-07-17 1981-02-18 Daihen Corp Method and apparatus for charged particle beam working

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JPS5617194A (en) * 1979-07-17 1981-02-18 Daihen Corp Method and apparatus for charged particle beam working

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JPS61193787A (ja) 1986-08-28

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