JPH06314326A - 電子ファイル装置 - Google Patents

電子ファイル装置

Info

Publication number
JPH06314326A
JPH06314326A JP5104747A JP10474793A JPH06314326A JP H06314326 A JPH06314326 A JP H06314326A JP 5104747 A JP5104747 A JP 5104747A JP 10474793 A JP10474793 A JP 10474793A JP H06314326 A JPH06314326 A JP H06314326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
cut
display
main image
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5104747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3337267B2 (ja
Inventor
Mitsuaki Takeuchi
三明 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10474793A priority Critical patent/JP3337267B2/ja
Publication of JPH06314326A publication Critical patent/JPH06314326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3337267B2 publication Critical patent/JP3337267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本画像に対する切り取り指示の時と同じ範囲
で画質の切取画像を表示するようにする。 【構成】 (a)に示すように、表示用メモリ9内の本
画像表示領域に描画されている本画像10に対して横
x,縦yのサイズの切取枠11を描画し、その切取枠1
1内の画像を切り取って切取画像用メモリ8に複写す
る。したがって、切取画像用メモリ8には、(b)に示
すような横x,縦yのサイズの切取画像を格納すること
になり、その切取画像を再生して表示すると切取時と同
じ領域のまま同じ画質である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿から読み取った
画像を蓄積して出力する電子ファイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の文書の画像を読み取って光
ディスク(光磁気ディスクを含む)等の大容量記憶媒体
に格納する電子ファイル装置が多用されており、オフィ
ス等において多量に作成又は使用される書類の保管スペ
ースを節約したり、必要な時に必要な文書を素早く且つ
効率良く取り出すことができる。
【0003】従来、電子ファイル装置には、原稿から読
み取った画像を本画像として記憶し、その本画像から切
り取った画像を本画像に対応させて記憶し、指定された
切取画像に対応する本画像を検索して出力する機能を備
えたものがあった。例えば次に示すような装置等があっ
た。
【0004】(1)イメージスキャナ等のイメージ入力
装置によって入力された文書イメージを表示し、その表
示された文書イメージ中の部分的な索引イメージを切り
出して索引イメージファイルを作成し、また、文書イメ
ージに基づいて文書イメージファイルを作成して、その
索引イメージと文書イメージとキー入力されたコード情
報とを関連付ける。
【0005】そして、文書イメージの検索時に、キー入
力されたコード情報に関連する全ての索引イメージを表
示し、そのなかから選択された索引イメージに対応する
文書イメージを出力する電子ファイリングシステムにお
ける索引方式(例えば、特開昭60−74082号公報
参照)。
【0006】(2)入力又は作成された絵や写真等のイ
メージファイルに対して、そのイメージファイルの特徴
部分や縮小イメージを含む情報を検索キーとして複数個
作成し、イメージファイルの検索時、同一イメージファ
イルに対して作成された各検索キーのいずれを指定して
もそのイメージファイルを得られるようにしたイメージ
ファイルシステム(例えば、特開昭60−93571号
公報参照)。
【0007】(3)原画像をファイルに登録する時、そ
の原画像と共に案内画像(原画像の全体又は部分領域の
画像、原画像の全体又は部分領域の縮小画像等)をファ
イルに蓄積し、その案内画像を指定することによってそ
の案内画像に対応する原画像を検索して出力する画像フ
ァイルの検索方式(例えば、特開昭60−156172
号公報参照)。
【0008】(4)原画像を登録する時、オペレータに
よって指定されたその原画像を識別するうえで最も重要
であると思われる部分の領域情報に基づいて原画像から
該当する部分を抽出し、一定の枠内に納まるように拡大
又は縮小して見出画像を作成し、その見出画像と原画像
とを対応させて記憶する。
【0009】そして、原画像の検索時には、記憶されて
いる見出画像を表示し、指定された見出画像に対応する
原画像を検索して表示する画像ファイル登録検索装置
(例えば、特開昭61−26147号公報参照)。
【0010】(5)入力された原画像からその入力画像
に対して予め記憶している領域情報に基づいて該当する
部分を抽出し、一定の枠内に納まるように拡大又は縮小
し、それを見出画像として原画像と対応させて記憶す
る。
【0011】そして、原画像の検索時には、記憶されて
いる見出画像を表示し、指定された見出画像に対応する
原画像を検索して表示する画像ファイル登録検索装置
(例えば、特開昭61−26148号公報参照)。
【0012】(6)入力された原画像を一旦記憶し、そ
の原画像を走査して画像間引き等の方法によって画素数
を削減した縮小画像を作成し、その縮小画像から見出文
字列と予想されるものを選択し、原画像の対応する部分
から正しく見出文字列を抽出し、その見出文字列を含む
領域を一定の枠に納まるように拡大又は縮小し、それを
見出画像として原画像と対応させて記憶する。
【0013】そして、原画像の検索時には、記憶されて
いる見出画像を表示し、指定された見出画像に対応する
原画像を検索して表示する文書画像ファイル登録検索装
置(例えば、特開昭61−26150号公報参照)。
【0014】(7)複数の画像を格納した電子ファイリ
ングシステムにおいて、その各画像をそれぞれ縮小した
画像を一度に複数表示し、その中から選び出された縮小
画像に対応する画像をプリント出力する電子ファイリン
グシステムにおける画像のプリント方法(例えば、特開
平1−156817号公報参照)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た装置等では、本画像から切り取った画像を本画像検索
用として登録した場合、その切取画像を本画像の検索時
に表示したとき、その切取画像の画質が悪くて判読でき
ないことがあるという問題があった。
【0016】また、その切取画像が本画像に対して変倍
したものであった場合、その切取画像を本画像の検索時
に表示したとき、その切取画像が本画像に対してどの程
度変倍したものであるかを判断することができないとい
う問題もあった。
【0017】さらに、本画像から切り取った切取画像の
向きを変えたい場合に誤操作を起こしたり手間がかかっ
たりするという問題があった。さらにまた、文字や写真
等のように本画像の種類によってはその本画像から見易
い画像が切り取れないことがあるという問題もあった。
そしてまた、一度に表示できないくらい大きい本画像か
ら必要な画像を切り取るときの作業が煩雑になるという
問題があった。
【0018】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、本画像に対する切り取り指示の時と同じ範囲と
画質で切取画像を表示できるようにすることを目的とす
る。また、本画像から倍率の異なる条件で切り取った切
取画像を表示するときに本画像に対する大きさが判るよ
うにすることを目的とする。
【0019】さらに、本画像から任意の向きの画像を容
易に切り取れるようにすることを目的とする。さらにま
た、本画像の種類にかかわらず見易い切取画像を得られ
るようにすることを目的とする。そしてまた、一度に表
示できないくらい大きい本画像から必要な画像を容易に
切り取れるようにすることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、原稿から画像を読み取る画像読取手段
と、その手段によって読み取った画像を本画像として蓄
積する画像蓄積手段と、その手段に蓄積された本画像を
表示する画像表示手段を備えた電子ファイル装置におい
て、上記本画像の表示領域内の所定位置に切取画像表示
の時と同じサイズの切取枠を表示する切取枠表示手段を
設けたものである。
【0021】また、上記本画像の表示用画像データの内
の切取枠表示手段によって表示された切取枠内の画像デ
ータを切取画像とする画像切取手段を設けるとよい。さ
らに、上記画像切取手段によって画像を切り取る時、上
記本画像の表示倍率を変えることによって本画像に対す
る切取画像の倍率を設定する倍率設定手段を設けるとよ
い。さらにまた、上記倍率設定手段によって設定された
倍率を該倍率で切り取られた切取画像と共に記憶する手
段を設けるとよい。
【0022】また、上記画像表示手段によって表示させ
る本画像を回転させる手段を設けるとよい。さらに、上
記切取枠表示手段によって表示される切取枠に向きを示
し、その切取枠を回転させる手段を設けるとよい。さら
にまた、上記画像表示手段が本画像を変更可能な間引方
式で表示する手段を有するようにするとよい。そしてま
た、上記画像表示手段が本画像をスクロール表示する手
段を有するようにするとよい。
【0023】
【作用】この発明による電子ファイル装置は、原稿から
読み取った画像を本画像として表示する表示領域内の所
定位置に切取画像表示の時と同じサイズの切取枠を表示
するので、本画像に対して切取画像表示時と同じ領域の
画像を切り取るための切取枠を表示することができる。
また、本画像の表示用画像データ内から表示された切取
枠内の画像データを切取画像とするようにすれば、本画
像から切取画像表示時と同じ領域の画像データを切り取
ることができる。
【0024】さらに、画像を切り取る時、本画像の表示
倍率を変えることによって本画像に対する切取画像の倍
率を設定するようにすれば、切取画像表示の時の画質を
想定しながら切取画像の倍率を設定することができる。
さらにまた、その設定された倍率をその倍率で切り取ら
れた切取画像と共に記憶するようにすれば、その切取画
像表示の時にその倍率をも表示することができる。
【0025】また、本画像を回転させるようにすれば、
切取枠の向きをそのままにして本画像から必要な向きの
画像を切り取ることができる。さらに、切取枠に向きを
示し、その切取枠を回転させるようにすれば、本画像か
ら必要な向きの画像を切り取るときの切取枠の向きを判
断し易い。
【0026】さらにまた、本画像を変更可能な間引方式
で表示するようにすれば、本画像を見易いようにその種
類に最適な間引方式で表示させて画像を切り取ることが
できる。そしてまた、本画像をスクロール表示するよう
にすれば、大きな本画像でも必要な画像部分を表示させ
て切り取ることができる。
【0027】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図2はこの発明の一実施例である電子フ
ァイル装置の構成を示すブロック図である。この電子フ
ァイル装置は、操作部1,画像入力部2,表示部3,画
像蓄積部4,画像出力部5,データ処理部6,本画像用
メモリ7,切取画像用メモリ8,表示用メモリ9,バス
Bからなる。
【0028】操作部1はキーボード1又はマウス2等の
入力装置であり、画像入力,画像登録,及び画像切り取
り等の各種の操作情報を入力する。画像入力部2はスキ
ャナ等であって原稿の画像を光学的に読み取る手段であ
る。表示部3はLCDやCRT等のディスプレイであ
り、原稿から読み取った画像やその画像から切り取った
切取画像、及び各種メッセージ等を表示する手段であ
る。
【0029】画像蓄積部4は、ハードディスク装置,光
ディスク装置,又はフロッピディスク装置等であり、そ
れぞれハードディスク,光ディスク,又はフロッピディ
スク等の記録媒体に画像入力部2によって入力された画
像を本画像として蓄積すると共に、その画像から切り取
った切取画像やその他の各種データを記憶する手段であ
る。
【0030】画像出力部5はドット方式,熱転写方式,
インクジェット方式,及びレーザ方式等のプリンタであ
り、原稿から読み取った画像やその画像から切り取った
切取画像等を紙に印刷する。
【0031】データ処理部6はCPU,ROM,及びR
AM等からなるマイクロコンピュータを備えており、こ
の電子ファイル装置全体の制御処理を司り、原稿から読
み取った本画像としての画像から画像を切り取る際の各
種機能を実現する。
【0032】つまり、このデータ処理部6は、本画像の
表示領域内の所定位置に切取画像表示の時と同じサイズ
の切取枠を表示する切取枠表示手段と、本画像の表示用
画像データの内の表示された切取枠内の画像データを切
取画像とする画像切取手段と、画像を切り取る時、本画
像の表示倍率を変えることによって本画像に対する切取
画像の倍率を設定する倍率設定手段と、切取画像に設定
された倍率をその倍率で切り取られた切取画像と共に記
憶する手段に相当する。
【0033】また、本画像を回転させて表示する手段
と、切取枠に向きを示し、その切取枠を回転させて表示
する手段と、本画像を変更可能な間引方式で表示する手
段と、本画像をスクロール表示する手段にも相当する。
【0034】本画像用メモリ7は原稿から読み取った画
像やその切取画像等のデータを格納する。切取画像用メ
モリ8は原稿から読み取った画像から切り取った切取画
像のデータを一時的に格納する。表示用メモリ9は原稿
から読み取った画像やその切取画像等を表示部8に表示
するためにそれらの表示データを格納する。バスBは上
記各部間で各種のデータを遣り取りするための通信線で
ある。
【0035】このように構成することによって、この電
子ファイル装置では、通常の電子ファイル装置における
画像登録等の処理機能の他に、以下に示すような新たな
処理機能を実現する。 (1)原稿から読み取った画像を本画像として表示する
表示領域内に切取画像表示の時と同じサイズの切取枠を
表示する処理機能 (2)その切取枠によって本画像から画像を切り取る処
理機能
【0036】(3)その切取枠によって本画像から画像
を切り取る時、本画像の表示倍率を変えて画像を切り取
る処理機能 (4)その切取画像を再現したときに本画像に対する倍
率を表示させる処理機能
【0037】(5)本画像を回転させて表示する処理機
能 (6)本画像に対する切取枠に向きを示し、その切取枠
を回転させて表示する処理機能 (7)本画像を変更可能な間引方式で表示する処理機能 (8)本画像をスクロール表示する処理機能
【0038】次に、上述の各処理機能について説明す
る。まず、この実施例において使用する主な用語につい
て説明する。
【0039】(イ)本画像 原稿上に記載された文字や図形等の情報を光学的に読み
取って入力した画像データであり、入力又は出力時の紙
サイズ程度の大きさを持ち高解像度である。この場合、
画像入力部2,画像蓄積部4,及び画像出力部5が扱う
画像データであり、表示部3ではそれより低解像度の画
像データを扱う。
【0040】 (ロ)入力又は出力時の紙サイズ程度の大きさ 画像入力部2によって読み取られて入力された画像デー
タの大きさ、又は画像出力部5によって画像蓄積部4の
登録画像データを再生して出力した画像データの大きさ
であり、画像入力部2及び画像出力部5に合わせて扱う
画像データのサイズを決定する。
【0041】(ハ)切取画像 本画像を加工して得た本画像よりも小さい画像データで
あり、本画像全体を縮小した画像データ又は本画像の一
部を切り取った画像データである。この場合、例えば、
表示部3が低解像度のときには、画面に複数の切取画像
をシンボル的に表示するためには本画像よりも小さいこ
とが必要である。また、複数の切取画像をシンボル的に
出力するためには本画像よりも小さいことが必要であ
る。
【0042】(ニ)加工する 本画像データを当倍率処理又は変倍処理してその全部又
は一部を切り取ることであり、変倍処理には独立変倍や
各種間引き方式等の処理を含む。
【0043】次にこの電子ファイル装置における上述し
た各処理機能に関する処理について説明する。図3はこ
の電子ファイル装置における基本的な画像切取処理のフ
ローチャートである。
【0044】まず、初期倍率で本画像(原稿から読み取
った画像)を表示し、その本画像に対する画像の切り取
りのための切取枠を表示する。この切取枠は切取画像表
示の時と同じサイズで表示する。その後、スクロールの
指示か否かを判断し、スクロールの指示なら本画像のス
クロール移動処理を行なって元の処理に戻る。
【0045】また、スクロールの指示でなければ倍率変
更の指示か否かを判断し、倍率変更の指示なら本画像の
倍率変更処理を行なって元の処理に戻る。さらに、倍率
変更の指示でなければ切取枠の移動指示か否かを判断し
て、切取枠の移動指示なら切取枠移動処理を行なって元
の処理に戻り、切取枠の移動指示でなければ切取指示か
否かを判断する。
【0046】そして、切取指示でなければ元の処理に戻
るが、切取指示なら表示用メモリ内の本画像から切取枠
内の矩形データを切取画像として切取画像用メモリに複
写して、その切取画像の本画像に対する表示倍率を出力
して記憶し、この処理を終了する。
【0047】つまり、本画像を本画像表示領域に表示
し、その本画像に対する切取枠を表示する。ここで、本
画像の表示倍率の変更が指示されたら、本画像用メモリ
7に格納されている本画像を指定された表示倍率に変え
て表示用メモリへ転送して表示し直す。
【0048】また、スクロール指示がされたら、本画像
内の転送元になる領域を変えて転送して表示し直す。さ
らに、切取枠の移動が指示されたら、切取枠の表示位置
を変えて表示し直す。
【0049】そして、オペレータによる切取範囲(表示
範囲)と画質の確認後、画像の切り取りが指示された
ら、表示用メモリ内の画像データに対する切取枠内の画
像データを等倍で切取画像用メモリへ転送し、それと同
時にその時の本画像に対する切取画像の表示倍率も出力
して記憶する。このようにして、本画像から切り取った
切取画像が切り取り指示の時と同じ領域のまま同じ画質
で保存される。
【0050】図4はこの電子ファイル装置における切取
画像の一覧表示処理のフローチャートである。まず、切
取画像を切取画像用メモリ8に得る(格納する)とその
表示倍率も得る(格納する)。
【0051】その後、切取画像の表示位置を計算し、表
示用メモリ9内のその表示位置に切取画像用メモリ8に
格納されている切取画像の矩形データを等倍で複写し、
その切取画像の本画像に対する表示倍率を描画する。そ
の後、他に切取画像があるか否かを判断して、有れば最
初に戻って上述の処理を繰り返し、なければこの処理を
終了する。
【0052】つまり、切取画像表示のときには、切取画
像用メモリ8に格納されている切取画像を等倍で表示用
メモリ9へ転送して表示し、同時にその切取画像と共に
記憶されている本画像に対する表示倍率を表示する。こ
のようにして、本画像から切り取った切取画像を切り取
り指示の時と同じ領域のまま同じ画質で表示することが
できる。また、その切取画像の本画像に対する倍率も表
示することができる。
【0053】図5はこの電子ファイル装置における本画
像回転による画像切取時の処理を示すフローチャートで
ある。まず、表示倍率,表示方式(表示濃度),表示位
置,又は画像の向き等の初期表示条件に基づいて本画像
を表示し、その本画像に対して切取枠を表示する。この
切取枠は切取画像表示の時と同じサイズで表示する。
【0054】その後、本画像のスクロール指示か否かを
判断し、本画像のスクロール指示なら本画像のスクロー
ル処理を行なって元の処理に戻る。また、本画像のスク
ロール指示でなければ本画像の倍率変更の指示か否かを
判断し、本画像の倍率変更の指示なら本画像の倍率変更
処理を行なって元の処理に戻る。
【0055】さらに、本画像の倍率変更の指示でなけれ
ば本画像の表示方式変更の指示か否かを判断し、本画像
の表示方式変更の指示なら本画像の表示方式変更処理を
行なって元の処理に戻る。また、本画像の表示方式変更
の指示でなければ本画像の回転指示か否かを判断し、本
画像の回転指示なら本画像の回転処理を行なって元の処
理に戻る。
【0056】さらに、本画像の回転指示でなければ切取
枠の移動指示か否かを判断し、切取枠の移動指示なら切
取枠移動処理を行なって元の処理に戻る。さらにまた、
切取枠の移動指示でなければ切取指示か否かを判断し、
切取指示でなければ元の処理に戻るが、切取指示なら画
像の切取処理を行なってこの処理を終了する。
【0057】図6はこの電子ファイル装置における切取
枠の回転による画像切取時の処理を示すフローチャート
である。まず、表示倍率,表示方式,又は表示位置等の
初期表示条件に基づいて本画像を表示し、その本画像に
対して切取枠を表示する。この切取枠は切取画像表示の
時と同じサイズで表示し、その切取枠に対して画像切取
時の向きを示すマークを表示する。
【0058】その後、本画像のスクロール指示か否かを
判断し、本画像のスクロール指示なら本画像のスクロー
ル処理を行なって元の処理に戻る。また、本画像のスク
ロール指示でなければ本画像の倍率変更の指示か否かを
判断し、本画像の倍率変更の指示なら本画像の倍率変更
処理を行なって元の処理に戻る。
【0059】さらに、本画像の倍率変更の指示でなけれ
ば本画像の表示方式変更指示か否かを判断し、本画像の
表示方式(表示濃度)変更の指示なら本画像の表示方式
変更処理を行なって元の処理に戻る。また、本画像の表
示方式変更の指示でなければ切取枠の移動指示か否かを
判断し、切取枠の移動指示なら切取枠移動処理を行なっ
て元の処理に戻る。
【0060】さらに、切取枠の移動指示でなければ切取
枠の回転指示か否かを判断し、切取枠の回転指示なら切
取枠回転処理を行なって元の処理に戻る。さらにまた、
切取枠の回転指示でなければ切取画像のサイズ変更指示
か否かを判断し、切取画像のサイズ変更指示ならサイズ
変更処理を行なって元の処理に戻る。
【0061】そして、切取画像のサイズ変更でなければ
切取指示か否かを判断し、切取指示でなければ元の処理
に戻るが、切取指示なら画像の切取処理を行なう。この
切取処理のとき、切取画像を切取枠に示した向きにした
がって回転させる。そして、この処理を終了する。な
お、切取枠の回転と共にその切取枠内の切取画像に対す
る画像回転処理行なうようにしてもよい。
【0062】次に、その画像切取処理及び切取画像一覧
表示処理についてさらに詳述する。 〔本画像の入力処理〕 (a)画像入力部2からの本画像入力処理 画像入力部2によってセットされた原稿の画像を光学的
に読み取り、その画像をデジタル化して、データ転送手
段によって本画像用メモリ7に格納する。
【0063】(b)画像蓄積部4からの画像入力処理 画像蓄積部4に蓄積されている画像データを読み出して
本画像用メモリ7へ格納する。
【0064】画像データが圧縮処理等を施されて蓄積さ
れている場合、その画像データに伸長処理等を施して再
生し、本画像用メモリ7へ格納する。また、画像データ
に圧縮等の変換処理が施されていない場合、その画像デ
ータを直接本画像用メモリ7へ格納する。
【0065】〔本画像の表示処理〕 (a)本画像の初期表示処理 本画像用メモリ7に格納されている画像データ中の表示
すべき領域の画像データに変倍処理を施し、表示用メモ
リ9の本画像表示領域へ転送し、表示部3によって表示
する。
【0066】(b)本画像のスクロール表示処理 スクロールが指示された場合、本画像用メモリ7に格納
されている画像データ中の新たに表示すべき領域を算出
し、その領域の画像データを表示用メモリ9の本画像表
示領域へ転送し、表示部3によって表示する。
【0067】そして、スクロールの指示の間はこの処理
を繰り返す。なお、スクロールの指示にはスクロールボ
タンの押下によって行なったり、マウスカーソルに追従
させて行なったりするなどの方法がある。
【0068】 (c)本画像の表示倍率変更による表示処理 表示倍率変更が指示された場合、本画像用メモリ7に格
納されている画像データ中の表示すべき領域の画像デー
タを新たな表示倍率で変倍処理して表示用メモリ9の本
画像表示領域へ転送し、表示部3によって表示する。
【0069】 (d)本画像の表示方式変更による表示処理 表示方式(表示濃度)変更が指示された場合、本画像用
メモリ7に格納されている画像データ中の表示すべき領
域の画像データを新たな変倍方式で変倍処理(例えば、
線を細くしたり太くしたりする)して表示用メモリ9の
本画像表示領域へ転送し、表示部3によって表示する。
【0070】(e)本画像の回転表示処理 本画像の回転が指示された場合、本画像メモリ7に格納
されている画像データを指定された回転角度だけ回転さ
せて表示用メモリ9の本画像表示領域へ転送し、表示部
3によって表示する。
【0071】〔切取枠の表示処理〕 (a)切取枠の初期表示処理 表示用メモリ9の本画像表示領域内の所定位置に切取画
像表示の時と同じサイズの切取枠を描画する。又は、そ
の切取枠の向きを示すマークも描画して表示部3によっ
て表示する。
【0072】(b)切取枠のスクロール表示処理 切取枠のスクロールが指示された場合、表示用メモリ9
の本画像表示領域内における新たな位置を算出し、その
位置に切取枠を描画して表示部3によって表示する。な
お、切取枠のスクロール指示には、スクロールボタンの
押下によって行なったり、マウスカーソルに追従させて
行なったりするなどの方法がある。
【0073】(c)切取枠回転表示処理 切取枠の回転が指示された場合、表示用メモリ9の本画
像表示領域内の切取枠を指定された回転角度だけ回転さ
せて描画し、表示部8によって表示する。
【0074】(d)切取画像サイズ変更表示処理 切取画像のサイズ変更が指示された場合、切取画像のサ
イズを変更して表示部8によって表示する。
【0075】〔画像切取処理〕画像の切取指示がされた
場合、表示用メモリ9内の本画像表示領域内における切
取枠内の画像データを切り取って等倍のまま切取画像用
メモリ8に複写して格納する。
【0076】したがって、本画像用メモリ7に格納され
ている本画像の画像データの表示倍率を変更して表示用
メモリ9に格納した場合、その表示用メモリ9の画像デ
ータに対する切取枠の画像データを等倍で切り取るの
で、本画像の表示倍率を変えることによって本画像に対
する切取画像の倍率を設定することになる。
【0077】〔切取画像の確認表示処理〕切取画像用メ
モリ8の切取画像データを表示用メモリ9の切取画像確
認のための切取画像表示領域内にを転送して表示部3に
よって表示する。例えば、切取画像一覧表示時のように
必要であればこの処理を再度繰り返す。
【0078】〔切取画像の蓄積処理〕切取画像の記憶指
示があると、切取画像用メモリ8に格納されている切取
画像のデータとその切取画像に設定された倍率、つまり
本画像に対する表示倍率を画像蓄積部4に格納して蓄積
する。
【0079】〔切取画像の再生表示処理〕画像蓄積部4
から切取画像のデータを読み出して表示用メモリ9の切
取画像一覧用表示領域へ転送して再生し、表示部3によ
って表示する。そのとき、切取画像に設定された表示倍
率も読み出して表示する。
【0080】〔切取画像の再生印刷処理〕画像蓄積部4
から切取画像データを読み出して本画像用メモリ9の切
取画像一覧用格納領域へ転送して再生し、画像出力部5
によって印刷する。そのとき、切取画像に設定された表
示倍率も読み出して印刷する。
【0081】〔切取画像の再生記憶処理〕画像蓄積部4
から切取画像データ及びその設定された表示倍率を読み
出して本画像用メモリ9の切取画像一覧用格納領域へ転
送して再生し、その切取画像及び設定表示倍率を画像蓄
積部4に格納して蓄積する。
【0082】次にこの電子ファイル装置における具体的
な画像の切り取り処理例について説明する。まず、図1
はこの電子ファイル装置における本画像から画像を切り
取るときの具体例を示す説明図である。
【0083】図1の(a)に示すように、表示用メモリ
9内の本画像表示領域に描画されている本画像10に対
して横x,縦yのサイズの切取枠11を描画し、その切
取枠11内の画像を切り取って切取画像用メモリ8に複
写する。
【0084】したがって、切取画像用メモリ8には、図
1の(b)に示すような横x,縦yのサイズの切取画像
を格納することになり、その切取画像は表示用メモリ9
の切取枠11内の画像と等倍の関係にある。また、この
時には切取画像の本画像に対する表示倍率「1倍」を記
憶する。
【0085】図7はこの電子ファイル装置における表示
倍率が2倍の本画像から画像を切り取るときの具体例を
示す説明図である。同図の(a)に示すように、表示用
メモリ9内の本画像表示領域には、図1の(a)に示し
た本画像10の表示倍率を2倍に変更した画像の一部の
画像12が描画されており、その画像12に対して横
x,縦yのサイズの切取枠11を描画し、その切取枠1
1内の画像を切り取って切取画像用メモリ8に複写す
る。
【0086】したがって、切取画像用メモリ8には、図
7の(b)に示すような横x,縦yのサイズの切取画像
が格納されることになり、その切取画像は表示用メモリ
9の切取枠11内の画像と等倍の関係にある。このよう
にして、本画像の表示倍率を2倍に変えることによって
本画像に対する切取画像の倍率を2倍に設定する。そし
て、この時切取画像の本画像に対する表示倍率「2倍」
を記憶する。
【0087】図8はこの電子ファイル装置における表示
倍率が4倍の本画像から画像を切り取るときの具体例を
示す説明図である。同図の(a)に示すように、表示用
メモリ9内の本画像表示領域には、図1の(a)に示し
た本画像10の表示倍率を4倍に変更した画像の一部の
画像13が描画されており、その画像13に対して横
x,縦yのサイズの切取枠11を描画し、その切取枠1
1内の画像を切り取って切取画像用メモリ8に複写す
る。
【0088】したがって、切取画像用メモリ8には、図
8の(b)に示すような横x,縦yのサイズの切取画像
が格納されることになり、その切取画像は表示用メモリ
9の切取枠11内の画像と等倍の関係にある。このよう
にして、本画像の表示倍率を4倍に変えることによって
本画像に対する切取画像の倍率を4倍に設定する。そし
て、この時切取画像の本画像に対する表示倍率「4倍」
を記憶する。
【0089】次にこの電子ファイル装置における切取画
像一覧表示の具体的な処理例について説明する。図9は
表示用メモリ9の各切取画像表示領域にそれぞれ切取画
像を格納したときの図である。切取画像用メモリ8に格
納されている図1の(b),図7の(b),図8の
(b)に示した切取画像を等倍で表示用メモリ9へ転送
して、各切取画像表示領域に格納し、各切取画像の本画
像に対する表示倍率14a,14b,14cも格納す
る。
【0090】したがって、表示部3によって各切取画像
が画像切取時と同じ領域のまま同じ画質で表示されるこ
とになり、その切取画像の本画像に対する表示倍率も表
示されることになる。
【0091】次にこの電子ファイル装置における本画像
を回転させて画像を切り取りるときの具体的な処理例に
ついて説明する。図10は本画像用メモリ7に本画像の
一例を格納したときの説明図である。
【0092】さらに、図11は図10の本画像を表示用
メモリ9に格納した時の説明図、図12は図10の本画
像を回転させて表示用メモリ9に格納した時の説明図、
図13は図12の本画像から画像を切り取る時の説明
図、図14は図13の切取枠によって切り取られた切取
画像を切取画像用メモリ8に格納したときの説明図であ
る。
【0093】図10に示した本画像用メモリ7に格納さ
れている本画像15を表示用メモリ9へ転送すると、図
11に示すように、表示用メモリ9の本画像表示領域に
は本画像用メモリ7から転送された本画像15を描画し
た画像16が格納される。そして、表示用メモリ9の本
画像表示領域内の所定位置に画像切り取り時と同じサイ
ズの切取枠11を描画する。
【0094】ここで、本画像の回転指示がされると、本
画像用メモリ7に格納されている本画像を所定角度だけ
回転させて表示用メモリ9へ転送する。例えば、図10
に示した本画像15を反時計回りに90°回転させた場
合、図12に示すように、表示用メモリ9の本画像表示
領域には本画像用メモリ7から転送された本画像15を
反時計回りに90°回転させて描画した画像17が格納
される。
【0095】その後、切取枠11の移動指示がされる
と、図13に示すように、表示用メモリ9の移動先に切
取枠11が描画される。そして、画像切取が指示される
と、同図における切取枠11内の画像を等倍のまま切取
画像用メモリ8に転送する。したがって、切取画像用メ
モリ8には、図14に示すような切取画像が表示用メモ
リ9で切り取られたときと同じサイズのまま同じ画質で
格納される。
【0096】次にこの電子ファイル装置における本画像
に対して切取枠を回転させて画像を切り取りるときの具
体的な処理例について説明する。図15は図10の本画
像を表示用メモリ9に格納して向きを示す切取枠を描画
した時の説明図、図16は図15の切取枠を移動させた
ときの説明図、図17は図16の本画像に対して切取枠
を回転させて画像を切り取る時の説明図、図18は図1
7の切取枠によって切り取られた切取画像を切取画像用
メモリ8に格納したときの説明図である。
【0097】図10に示した本画像用メモリ7に格納さ
れている本画像15を表示用メモリ9へ転送すると、図
15に示すように、表示用メモリ9の本画像表示領域に
は本画像用メモリ7から転送された本画像15を描画し
た画像16が格納される。そして、表示用メモリ9の本
画像表示領域内の所定位置に画像切り取り時と同じサイ
ズで切取時の向きを示すマークMを有する切取枠11を
描画する。
【0098】ここで、マークMを有する切取枠11の移
動指示がされると、図16に示すように、表示用メモリ
9の移動先にマークMを有する切取枠11が描画され
る。さらに、マークMを有する切取枠11の回転指示が
されると、表示用メモリ9に格納されているマークMを
有する切取枠11を所定角度だけ回転させる。
【0099】例えば、図16に示したマークMを有する
切取枠11を時計回りに90°回転させた場合、図17
に示すように、表示用メモリ9の本画像表示領域には時
計回りに90°回転させたマークMを有する切取枠11
が描画される。
【0100】そして、画像切取が指示されると、図17
に示したマークMを有する切取枠11内の画像を等倍の
まま切り取り、その切取画像を反時計回りに90°回転
させて切取画像用メモリ8に転送する。
【0101】したがって、切取画像用メモリ8には、図
18に示すような切取画像が表示用メモリ9で切り取ら
れたときのマークMの指す向きを上側にし、切り取り時
と同じサイズのまま同じ画質で格納される。
【0102】次にこの電子ファイル装置における本画像
の表示方式を変えて画像を切り取りるときの具体的な処
理例について説明する。図19は本画像用メモリ7に表
示方式の異なる本画像の一例を格納したときの説明図で
ある。
【0103】さらに、図20は図19の本画像を表示用
メモリ9に格納した時の説明図、図21は図19の本画
像の表示方式を変えて表示用メモリ9に格納した時の説
明図、図22は図21の本画像から画像を切り取る時の
説明図、図23は図22の切取枠によって切り取られた
切取画像を切取画像用メモリ8に格納したときの説明図
である。
【0104】図19に示した本画像用メモリ7に格納さ
れている薄い表示方式の本画像18を表示用メモリ9へ
転送すると、図20に示すように、表示用メモリ9の本
画像表示領域には本画像用メモリ7から転送された本画
像18を描画した薄い表示方式の画像19が格納され
る。そして、表示用メモリ9の本画像表示領域内の所定
位置に画像切り取り時と同じサイズの切取枠11を描画
する。
【0105】ここで、本画像の表示方式の変更指示がさ
れると、本画像用メモリ7に格納されている本画像の表
示方式を変更して表示用メモリ9へ転送する。例えば、
図19に示した薄い表示方式の本画像18を濃い表示方
式に変えた場合、図21に示すように、表示用メモリ9
の本画像表示領域には本画像用メモリ7において濃い表
示方式に変更して転送された本画像を描画した濃い表示
方式の画像20が格納される。
【0106】その後、切取枠11の移動指示がされる
と、図22に示すように、表示用メモリ9の移動先に切
取枠11が描画される。そして、画像の切り取りが指示
されると、同図における切取枠11内の画像を等倍のま
ま切取画像用メモリ8に転送する。したがって、切取画
像用メモリ8には、図23に示すような切取画像が表示
用メモリ9における濃い表示方式で、切り取り時と同じ
サイズのまま同じ画質で格納される。
【0107】次にこの電子ファイル装置における本画像
を回転させた後にスクロール移動させて画像を切り取り
るときの具体的な処理例について説明する。図24は図
10の本画像を回転後にスクロールさせて表示用メモリ
9に格納した時の説明図、図25は図24の本画像から
画像を切り取る時の説明図、図26は図25の切取枠に
よって切り取られた切取画像を切取画像用メモリ8に格
納したときの説明図である。
【0108】図10に示した本画像用メモリ7に格納さ
れている本画像15を表示用メモリ9へ転送すると、図
11に示すように、表示用メモリ9の本画像表示領域に
は本画像用メモリ7から転送された本画像15を描画し
た画像16が格納される。そして、表示用メモリ9の本
画像表示領域内の所定位置に画像切り取り時と同じサイ
ズの切取枠11を描画する。
【0109】ここで、本画像の回転指示がされると、本
画像用メモリ7に格納されている本画像を所定角度だけ
回転させて表示用メモリ9へ転送する。例えば、図10
に示した本画像15を反時計回りに90°回転させた場
合、図12に示すように、表示用メモリ9の本画像表示
領域には本画像用メモリ7から転送された本画像15を
反時計回りに90°回転させて描画した画像17が格納
される。
【0110】さらに、スクロール移動が指示されると、
本画像用メモリ7に格納されている本画像を所定角度だ
け回転させた後に所定位置までスクロールさせて表示用
メモリ9へ転送する。例えば、図10に示した本画像1
5を反時計回りに90°回転させて水平方向にスクロー
ルさせた場合、図24に示すように、表示用メモリ9の
本画像表示領域には本画像用メモリ7から転送された本
画像15を反時計回りに90°回転後にスクロールさせ
て描画した画像21が格納される。
【0111】その後、切取枠11の移動指示がされる
と、図25に示すように、表示用メモリ9の移動先に切
取枠11が描画される。そして、画像切取が指示される
と、同図における切取枠11内の画像を等倍のまま切取
画像用メモリ8に転送する。したがって、切取画像用メ
モリ8には、図26に示すような切取画像が表示用メモ
リ9で切り取られたときと同じサイズのまま同じ画質で
格納される。
【0112】次にこの電子ファイル装置における画像切
り取り作業時の表示例について説明する。図27乃至図
31は基本的な画像切取作業時の画面を示す図、図32
は切取画像一覧表示時の画面を示す図である。その画面
30は本画像表示領域31と各種指示ボタン表示領域と
に分かれており、本画像表示領域31には画像を切り取
る対象となる本画像32と切取枠22が表示されてい
る。
【0113】また、各種指示ボタン表示領域には、本画
像表示方式変更ボタン33と、本画像表示倍率変更ボタ
ン34と、本画像スクロールボタン35と、本画像回転
指示ボタン36と、切取枠回転指示ボタン37と、切取
枠移動ボタン38と、切取指示ボタン39と、切取枠サ
イズ変更ボタン40を備えている。
【0114】本画像表示方式変更ボタン33は本画像の
表示方式を変えるための指示ボタンであり、本画像を濃
い表示方式に変えるボタン33aと薄い表示方式に変え
るボタン33bとがある。本画像表示倍率変更ボタン3
4は本画像の表示倍率を変えるための指示ボタンであ
り、本画像を入力時の標準サイズのまま表示するボタン
34aと本画像を拡大表示するボタン34bと縮小表示
するボタン34cとがある。
【0115】本画像スクロールボタン35は本画像表示
領域31内の本画像をスクロール移動させるための指示
ボタンであり、上下左右方向の各ボタン35a,35
b,35c,35dがある。本画像回転指示ボタン36
は本画像表示領域31内の本画像を任意の角度だけ回転
させる指示ボタンであり、時計回り又は反時計回りにそ
れぞれ回転させるためのボタン36a,36bがある。
【0116】切取枠回転指示ボタン37は切取枠22を
任意の角度だけ回転させる指示ボタンであり、時計回り
又は反時計回りにそれぞれ回転させるためのボタン37
a,37bがある。切取枠移動ボタン38は本画像表示
領域31内の切取枠22を移動させるための指示ボタン
である。切取指示ボタン39は切取枠22内の画像を切
り取り指示するためのボタンである。切取枠サイズ変更
ボタン40は切取枠のサイズを変更するためのボタンで
ある。
【0117】そして、これらの各種の指示ボタンをマウ
スカーソル等によって指示することによって駆使して本
画像表示領域に表示された本画像から任意の画像を切り
取る作業を行なう。
【0118】次に、具体的な画像切り取りの手順にした
がってその表示例を示す。図27に示した切取枠移動ボ
タン38を指示し、図28に示すように、切取枠22を
本画像32の切り取りたい部分まで移動させる。そし
て、切取指示ボタン39を指示すると、図29に示すよ
うに、切取画像確認ウインドウ41が表示される。
【0119】その切取画像確認ウインドウ41には、実
行ボタン42と取消ボタン43と共に、切取枠22によ
って切り取られた切取画像44が切取時と同じ大きさと
画質で表示されるので、この切取画像44でよければ、
実行ボタン42を指示するとその切取画像44が登録さ
れる。また、取消ボタン43を指示すると図28の画面
30に戻る。
【0120】また、図27に示した本画像32から2倍
の表示倍率の切取画像を切り取って登録したい場合、本
画像表示倍率変更ボタン34の拡大を指定するボタン3
4bを指示し、表示倍率の2倍を指定すると、図30に
示すように、本画像表示領域31に本画像32を2倍の
表示倍率に変えた画像45が表示される。
【0121】そして、上述の作業と同様にして、その画
像45の切り取りたい部分に切取枠22を移動させた
後、切取指示ボタン39を指示すると、上述した切取画
像確認ウインドウが表示されるので、実行ボタン42を
指示して、切取枠22内の切取画像46を登録する。
【0122】また、図27に示した本画像32から4倍
の表示倍率の切取画像を切り取って登録したい場合、本
画像表示倍率変更ボタン34の拡大を指定するボタン3
4bを指示し、表示倍率の4倍を指定すると、図31に
示すように、本画像表示領域31に本画像32を4倍の
表示倍率に変えた画像47が表示される。
【0123】そして、上述の作業と同様にして、その画
像47の切り取りたい部分に切取枠22を移動させた
後、切取指示ボタン39を指示すると、上述した切取画
像確認ウインドウが表示されるので、実行ボタン42を
指示して、切取枠22内の切取画像48を登録する。
【0124】このようにして、切取画像を登録した後、
切取画像一覧表示を指示すると、図32に示すように、
画面30に各切取画像44,46,48が本画像に対す
る各表示倍率44a,46a,48aと共に表示され
る。
【0125】したがって、切取画像表示の時と常に同じ
サイズの切取枠を表示するので、切取画像表示の時に切
取時と同じ領域の画像を同じ画質で再現するための領域
が確保できる。つまり、画像切取時と同じ領域の画像を
同じ画質で切り取るための作業を容易に行なえる。
【0126】また、画像切取時と同じ領域の画像を同じ
画質で切り取るので、切取画像を常に切取時と同じ画質
で再現することができ、切取時に判読できたのに再現時
に判読できないという事態を回避することができるし、
本画像からの変倍処理が入らないので処理を簡単にする
ことができる。
【0127】さらに、本画像の表示倍率を変えることに
よって、切取画像表示のときの画質を想定しながら切取
画像の倍率を設定するので、切取画像表示のときに画質
が悪くて判読できなくなることを防げる。さらにまた、
切取画像一覧表示や一覧印刷の際に切取画像の本画像に
対する倍率が判るので大きさの比較が容易にできる。
【0128】さらにこの電子ファイル装置における画像
切り取り作業時の表示例について説明する。図33乃至
図47は他の画像切取作業時の画面を示す図であり、図
27乃至図32と共通する部分には同一符号を付してあ
る。
【0129】図33に示した画面30において、本画像
回転指示ボタン36のボタン36bを指示し回転角90
°を指定すると、図34に示すように、本画像表示領域
31内の本画像32が反時計回りに90°回転された画
像50が表示される。その後、切取枠移動ボタン38を
指示し、図35に示すように、切取枠23を画像50の
切り取りたい部分まで移動させ、切取指示ボタン39を
指示すると、図36に示すように、切取画像確認ウイン
ドウ51が表示される。
【0130】その切取画像確認ウインドウ51には、実
行ボタン52と取消ボタン33と共に、切取枠23によ
って切り取られた切取画像54が切取時と同じ大きさと
画質で表示されるので、この切取画像54でよければ、
実行ボタン52を指示するとその切取画像54が登録さ
れる。また、取消ボタン53を指示すると図35の画面
30に戻る。
【0131】また、図34に示した画面30において、
本画像スクロールボタン35のボタン35cを指示し
て、図37に示すように、画像50を画面に対して水平
方向の右側へスクロール移動させて、切取枠移動ボタン
38を指示し、図38に示すように、切取枠23を画像
50の切り取りたい部分まで移動させ、切取指示ボタン
39を指示すると、図39に示すように、切取画像確認
ウインドウ51が表示される。
【0132】その切取画像確認ウインドウ51には、切
取枠23によって切り取られた切取画像55が切取時と
同じ大きさと画質で表示されるので、この切取画像55
でよければ、実行ボタン52を指示するとその切取画像
54が登録される。
【0133】あるいは、図40に示すように、表示濃度
が薄い画像56から画像を切り取る場合、このままでは
切取画像の表示濃度も薄くなるので、まず、本画像表示
方式変更ボタン33の表示濃度を濃くする指示ボタン3
3aを指示すると、図41に示すように、画像56の表
示濃度を濃くした画像57が表示される。
【0134】その後、切取枠移動ボタン38を指示し、
図42に示すように、切取枠23を画像57の切り取り
たい部分まで移動させ、切取指示ボタン39を指示する
と、図43に示すように、切取画像確認ウインドウ51
が表示される。その切取画像確認ウインドウ51には、
切取枠23によって切り取られた切取画像58が切取時
と同じ濃度と大きさと画質で表示されるので、この切取
画像58でよければ、実行ボタン52を指示するとその
切取画像58が登録される。
【0135】あるいはまた、図44に示すように、向き
を示すマークを有する切取枠24を回転させて必要な画
像を切り取る。まず、同図の画面30において、切取枠
移動ボタン38を指示し、図45に示すように、切取枠
24を画像32の切り取りたい部分まで移動させる。
【0136】その後、切取枠回転指示ボタン37の時計
回りに回転させるボタン37aを指示し、回転角90°
を指定すると、図46に示すように、切取枠24が時計
回りに90°回転される。
【0137】そして、切取指示ボタン39を指示する
と、図47に示すように、切取画像確認ウインドウ51
が表示される。その切取画像確認ウインドウ51には、
切取枠24によって切り取られた切取画像59が切取時
に切取枠24のマークによって示される向きに回転さ
れ、切取時と同じ大きさと画質で表示されるので、この
切取画像59でよければ、実行ボタン52を指示すると
その切取画像58が登録される。
【0138】このようにして、切取画像の向きを本画像
に対して0°以外の向きに切り取る場合、その切り取り
作業の操作を容易にし、切取画像の上下や左右を誤って
逆に切り取って登録してしまうような誤操作を防ぐこと
ができる。また、本画像に対して変更可能な間引き方式
を指定し、本画像を見易い状態にしてから画像を切り取
るので、一覧表示時等で再現したときに見易い状態でそ
の切取画像を表示させることができる。
【0139】さらに、拡大した本画像や大きいサイズの
本画像を表示しているとき、または、表示領域に対して
回転させた本画像を表示している時など、表示領域内に
本画像の一部のみを表示している場合、表示されていな
い本画像の部分も簡単な操作で容易に切り取ることがで
きる。
【0140】つまり、切取画像表示の時の画像の向きと
同じ状態で切取画像の向きを設定することができる。そ
のため、切取画像の向きの設定ミスがなくなる。切取画
像を上下逆、左右逆で切り取ることがない。横長枠を正
方向で切り取る時と、縦長枠を横方向で切り取る時の区
別ができる。切取画像表示の時の画像の向きと同じなの
で、切り取るときにレイアウトの判断がし易い。
【0141】また、画像を切り取る際に切取枠の向きが
判るので切り取り方向の設定ミスがなくなる。切取画像
を上下逆、左右逆で切り取ることがない。横長枠を正方
向で切り取る時と、縦長枠を横方向で切り取る時の区別
ができる。
【0142】さらに、本画像の種類(文字,写真等)に
よって表示の時の最適の間引き方式を選ぶことができる
ので、それを切取画像に反映させることによって表示時
の切取画像の画質を良くし、見易くすることができる。
間引き率が大きいときは間引き方式による差が大きいの
で特に有効になる。
【0143】さらにまた、拡大表示や縦の本画像領域に
横画像を表示する時など、本画像全体が本画像表示領域
に入りきらない場合、スクロール移動させることによっ
て入っていない領域にかかっての画像の切り出しや入っ
ていない領域内の切り出しが可能になる。
【0144】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る電子ファイル装置によれば、本画像に対して切取画像
表示時と同じ領域の切取枠を表示するので、本画像から
切り取り指示の時と同じ範囲の画像を切り取ることがで
きる。また、その切取枠によって本画像から画像を切り
取るようにすれば、切取画像表示時と同じ領域で同じ画
質の画像データを切り取ることができる。したがって、
本画像から切り取った画像を表示したとき、画質が悪く
て判読できなくなることを防ぐことができる。
【0145】さらに、本画像の表示倍率を変えることに
よってその切取画像の倍率を設定するようにすれば、切
取画像表示の時の画質を想定しながら画像を切り取るこ
とができる。さらにまた、本画像から倍率の異なる条件
で切り取った切取画像の倍率を表示するようにすれば、
その切取画像表示の時に切取画像の本画像に対する倍率
を知ることができる。したがって、本画像から切り取っ
た画像が本画像に対してどの程度変倍したものであるか
を容易に判断することができる。
【0146】また、本画像を回転するようにすれば、本
画像から切取枠の向きをそのままにして必要な向きの画
像を切り取ることができる。さらに、切取枠に向きを示
してその切取枠を回転するようにすれば、本画像から必
要な向きの画像を切り取るときの切取枠の向きを判断し
易い。したがって、本画像から容易に任意の方向の画像
を切り取ることができる
【0147】さらにまた、本画像を変更可能な間引方式
で表示するようにすれば、本画像を見易い状態にして必
要な画像を切り取ることができる。そしてまた、本画像
をスクロールするようにすれば、1度に表示できない本
画像から必要な画像を容易に切り取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この電子ファイル装置における本画像から画像
を切り取るときの具体例を示す説明図である。
【図2】この発明の一実施例である電子ファイル装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】この電子ファイル装置における基本的な画像切
取処理のフローチャートである。
【図4】この電子ファイル装置における切取画像の一覧
表示処理のフローチャートである。
【図5】この電子ファイル装置における本画像回転によ
る画像切取時の処理を示すフローチャートである。
【図6】この電子ファイル装置における切取枠の回転に
よる画像切取時の処理を示すフローチャートである。
【図7】この電子ファイル装置における表示倍率が2倍
の本画像から画像を切り取るときの具体例を示す説明図
である。
【図8】この電子ファイル装置における表示倍率が4倍
の本画像から画像を切り取るときの具体例を示す説明図
である。
【図9】表示用メモリ9の各切取画像表示領域にそれぞ
れ切取画像を格納したときの図である。
【図10】本画像用メモリ7に本画像の一例を格納した
ときの説明図である。
【図11】図10の本画像を表示用メモリ9に格納した
時の説明図である。
【図12】図10の本画像を回転させて表示用メモリ9
に格納した時の説明図である。
【図13】図12の本画像から画像を切り取る時の説明
図である。
【図14】図13の切取枠によって切り取られた切取画
像を切取画像用メモリ8に格納したときの説明図であ
る。
【図15】図10の本画像を表示用メモリ9に格納して
向きを示す切取枠を描画した時の説明図である。
【図16】図15の切取枠を移動させたときの説明図で
ある。
【図17】図16の本画像に対して切取枠を回転させて
画像を切り取る時の説明図である。
【図18】図17の切取枠によって切り取られた切取画
像を切取画像用メモリ8に格納したときの説明図であ
る。
【図19】本画像用メモリ7に表示方式の異なる本画像
の一例を格納したときの説明図である。
【図20】図19の本画像を表示用メモリ9に格納した
時の説明図である。
【図21】図19の本画像の表示方式を変えて表示用メ
モリ9に格納した時の説明図である。
【図22】図21の本画像から画像を切り取る時の説明
図である。
【図23】図22の切取枠によって切り取られた切取画
像を切取画像用メモリ8に格納したときの説明図であ
る。
【図24】図10の本画像を回転後にスクロールさせて
表示用メモリ9に格納した時の説明図である。
【図25】図24の本画像から画像を切り取る時の説明
図である。
【図26】図25の切取枠によって切り取られた切取画
像を切取画像用メモリ8に格納したときの説明図であ
る。
【図27】この実施例の電子ファイル装置における基本
的な画像切取作業時の画面を示す図である。
【図28】同じくこの実施例の電子ファイル装置におけ
る基本的な画像切取作業時の画面を示す図である。
【図29】また同じくこの実施例の電子ファイル装置に
おける基本的な画像切取作業時の画面を示す図である。
【図30】さらに同じくこの実施例の電子ファイル装置
における基本的な画像切取作業時の画面を示す図であ
る。
【図31】さらにまた同じくこの実施例の電子ファイル
装置における基本的な画像切取作業時の画面を示す図で
ある。
【図32】この実施例の電子ファイル装置における切取
画像一覧表示時の画面を示す図である。
【図33】この実施例の電子ファイル装置における他の
画像切取作業時の画面を示す図である。
【図34】また同じくこの実施例の電子ファイル装置に
おける他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図35】さらに同じくこの実施例の電子ファイル装置
における他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図36】また同じくこの実施例の電子ファイル装置に
おける他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図37】さらに同じくこの実施例の電子ファイル装置
における他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図38】また同じくこの実施例の電子ファイル装置に
おける他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図39】さらに同じくこの実施例の電子ファイル装置
における他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図40】また同じくこの実施例の電子ファイル装置に
おける他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図41】さらに同じくこの実施例の電子ファイル装置
における他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図42】また同じくこの実施例の電子ファイル装置に
おける他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図43】さらに同じくこの実施例の電子ファイル装置
における他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図44】また同じくこの実施例の電子ファイル装置に
おける他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図45】さらに同じくこの実施例の電子ファイル装置
における他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【図46】さらにまた同じくこの実施例の電子ファイル
装置における他の画像切取作業時の画面を示す図であ
る。
【図47】そして同じくこの実施例の電子ファイル装置
における他の画像切取作業時の画面を示す図である。
【符号の説明】
1 操作部 2 画像入力部 3 表示部 4 画像蓄積部 5 画像出力部 6 データ処理部 7 本画像用メモリ 8 切取画像用メ
モリ 9 表示用メモリ 10,15,18
本画像 11 切取枠 12,13 一部
の画像 14a,14b,14c,44a,46a,48a 表
示倍率 16,17,19〜21,45,47,50,56,5
7 画像 30 画面 31 本画像表示
領域 32 本画像 22,23,24
切取枠 33,33a,33b 本画像表示方式変更ボタン 34,34a,34b,34c 本画像表示倍率変更ボ
タン 35,35a,35b,35c,35d 本画像スクロ
ールボタン 36,36a,36b 本画像回転指示ボタン 37,37a,37b 切取枠回転指示ボタン 38 切取枠移動ボタン 39 切取指示ボ
タン 40 切取枠サイズ変更ボタン 41,51 切取
画像確認ウインドウ 42,52 実行ボタン 43,53 取消
ボタン 44,46,48,54,55,58,59 切取画像 B バス M 向きを示すマ
ーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像を読み取る画像読取手段
    と、該手段によって読み取った画像を本画像として蓄積
    する画像蓄積手段と、該手段に蓄積された本画像を表示
    する画像表示手段とを備えた電子ファイル装置におい
    て、前記本画像の表示領域内の所定位置に切取画像表示
    の時と同じサイズの切取枠を表示する切取枠表示手段を
    設けたことを特徴とする電子ファイル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子ファイル装置におい
    て、前記本画像の表示用画像データの内の前記切取枠表
    示手段によって表示された切取枠内の画像データを切取
    画像とする画像切取手段を設けたことを特徴とする電子
    ファイル装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子ファイル装置におい
    て、前記画像切取手段によって画像を切り取る時、前記
    本画像の表示倍率を変えることによって本画像に対する
    切取画像の倍率を設定する倍率設定手段を設けたことを
    特徴とする電子ファイル装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電子ファイル装置におい
    て、前記倍率設定手段によって設定された倍率を該倍率
    で切り取られた切取画像と共に記憶する手段を設けたこ
    とを特徴とする電子ファイル装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    電子ファイル装置において、前記画像表示手段によって
    表示させる本画像を回転させる手段を設けたことを特徴
    とする電子ファイル装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    電子ファイル装置において、前記切取枠表示手段によっ
    て表示される切取枠に向きを示し、該切取枠を回転させ
    る手段を設けたことを特徴とする電子ファイル装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    電子ファイル装置において、前記画像表示手段が本画像
    を変更可能な間引方式で表示する手段を有することを特
    徴とする電子ファイル装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    電子ファイル装置において、前記画像表示手段が本画像
    をスクロール表示する手段を有することを特徴とする電
    子ファイル装置。
JP10474793A 1993-04-30 1993-04-30 電子ファイル装置 Expired - Fee Related JP3337267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10474793A JP3337267B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 電子ファイル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10474793A JP3337267B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 電子ファイル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06314326A true JPH06314326A (ja) 1994-11-08
JP3337267B2 JP3337267B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=14389093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10474793A Expired - Fee Related JP3337267B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 電子ファイル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3337267B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11234360A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Mitsubishi Electric Corp データ伝送装置
JP2000242257A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Canon Inc 表示装置、画像表示方法及び記憶媒体
CN102339457A (zh) * 2010-07-16 2012-02-01 腾讯科技(深圳)有限公司 一种图片的裁剪方法及系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11234360A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Mitsubishi Electric Corp データ伝送装置
JP2000242257A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Canon Inc 表示装置、画像表示方法及び記憶媒体
CN102339457A (zh) * 2010-07-16 2012-02-01 腾讯科技(深圳)有限公司 一种图片的裁剪方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3337267B2 (ja) 2002-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6894803B1 (en) Filing system and reproduction apparatus
US5943679A (en) Multi-page document viewer having a focus image and recursively nested images of varying resolutions less than the resolution of the focus image
US4716404A (en) Image retrieval method and apparatus using annotations as guidance information
JPH033267B2 (ja)
EP0274571A2 (en) Electronic document filing apparatus
JP2006217638A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP3443146B2 (ja) 画像合成方法および画像記録装置
JPH03223966A (ja) ファイリング装置およびそれを用いたファイル検索方法
JP3337267B2 (ja) 電子ファイル装置
JP3372300B2 (ja) 電子ファイル装置
JP3317565B2 (ja) 電子ファイル装置
JPH06314325A (ja) 電子ファイル装置
JP3339914B2 (ja) 電子ファイル装置
JP4059455B2 (ja) 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ
JPH06333013A (ja) 電子ファイル装置
JPH0721342A (ja) 電子ファイル装置
JPS6115465A (ja) 画像編集装置
JP3218678B2 (ja) 情報選択出力装置とその方法
JPH06162084A (ja) 電子ファイル装置
EP0984395A2 (en) Program storage medium
JPH07302270A (ja) 電子ファイルシステム
JPH06348803A (ja) 電子ファイル装置
JP2004112240A (ja) デジタル複写機
JPH08123813A (ja) 電子ファイル装置
JPH07302322A (ja) 画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees