JPH0631322U - 配線器具の取付け枠 - Google Patents

配線器具の取付け枠

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JPH0631322U
JPH0631322U JP6661992U JP6661992U JPH0631322U JP H0631322 U JPH0631322 U JP H0631322U JP 6661992 U JP6661992 U JP 6661992U JP 6661992 U JP6661992 U JP 6661992U JP H0631322 U JPH0631322 U JP H0631322U
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mounting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 JIS大角型に対応したモジュールの配線器
具と、JIS大角型に対応しない異サイズの配線器具と
を共通の取付け枠に収納して取付けることができる。 【構成】 壁等の造営面に取付けるための取付け枠1に
JIS大角型に対応したモジュールの配線器具の2個モ
ジュールの配線器具または1個モジュールの配線器具2
個を収納して取付ける第1の収納部3を設ける。また、
取付け枠1にJIS大角型に対応しない異サイズ配線器
具を収納して取付けるための第2の収納部5を設ける。
このことにより、共通の取付け枠1にJIS大角型に対
応したモジュールの配線器具と、JIS大角型に対応し
ない異サイズの配線器具とを取付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線器具の取付け枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、壁等の造営面に取付けるための取付け枠にはJIS大角型に対応し たモジュールの配線器具を取付けるようになっており、例えば、1個モジュール の配線器具を3個並べて収納して取付けるようにした取付け枠や、あるいは1個 モジュールの配線器具を2個並べて収納して取付けるようにした取付け枠や、あ るいは1個モジュールの配線器具を1個収納して取付けるようにした取付け枠が ある。一方、JIS大角型に対応しない異サイズの配線器具もあり、この異サイ ズの配線器具は異サイズの配線器具専用の取付け枠に収納して取付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、上記のような従来例においては、JIS大角型に対応したモジュー ルの配線器具と、JIS大角型に対応しない異サイズの配線器具とを共通の取付 け枠に収納して取付けることができないという問題があった。 本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とす るところは、JIS大角型に対応したモジュールの配線器具と、JIS大角型に 対応しない異サイズの配線器具とを共通の取付け枠に収納して取付けることがで きる配線器具の取付け枠を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の従来例の問題点を解決して本考案の目的を達成するため、本考案の配線 器具の取付け枠は、壁等の造営面に取付けるための取付け枠1にJIS大角型に 対応したモジュールの配線器具2の2個モジュールの配線器具または1個モジュ ールの配線器具2個を収納して取付ける第1の収納部3と、JIS大角型に対応 しない異サイズ配線器具4を収納して取付けるための第2の収納部5とを設けて 成るものであって、このような構成を採用することで、上記した従来例の問題点 を解決したものである。
【0005】 また、第1の収納部3と第2の収納部5とが1列に並んでいることが好ましい 。
【0006】
【作用】
しかして、上記のような構成の本考案によれば、取付け枠1にJIS大角型に 対応したモジュールの配線器具2の2個モジュールの配線器具または1個モジュ ールの配線器具2個を収納して取付ける第1の収納部3と、JIS大角型に対応 しない異サイズ配線器具4を収納して取付けるための第2の収納部5とを設ける ことで、JIS大角型に対応したモジュールの配線器具2の2個モジュールの配 線器具または1個モジュールの配線器具2個と、JIS大角型に対応しない異サ イズ配線器具4とを共通の取付け枠1に収納して取付けることができるようにな ったものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1には取付け枠1が示し てあり、金属や合成樹脂により形成してある。取付け枠1の両側枠部6間に中仕 切り枠部7が架設してあり、この中仕切り枠部7は図1において側枠部6の上下 方向の上から略1/3の位置に設けてある。両側枠部6と中仕切り枠部7と一方 の横枠部8(図1においては下の横枠部8)とに囲まれた部分がJIS大角型に 対応したモジュールの配線器具2の2個モジュールの配線器具または1個モジュ ールの配線器具2個を収納して取付けるための第1の収納部3となっている。ま た、両側枠部6と中仕切り枠部7と他方の横枠部8(図1においては上の横枠部 8)とに囲まれた部分がJIS大角型に対応しない異サイズ配線器具4を収納し て取付けるための第2の収納部5となっている。
【0008】 第1の収納部3の両側に位置する両側枠部6にはそれぞれ上下部に2個で1組 となった第1の係止孔9が設けてあり、この第1の係止孔9にはJIS大角型に 対応したモジュールの配線器具2の両側に突設してある第1の係止突起10が係 止できるようになっている。また、第2の収納部5の両側に位置する両側枠部6 にはそれぞれ第2の係止孔11が設けてあり、この第2の係止孔11には異サイ ズ配線器具4の両側に設けた第2の係止突起12が係合されるようになっている 。
【0009】 図1における下の横枠部8と中仕切り枠部7とにはそれぞれ図2に示す化粧カ バー13に突設した係止脚14が係止自在となった化粧カバー係止部15が設け てある。ここで、化粧カバー13は図2に示すように中央部に開口部16が設け てあるが、この開口部16の大きさはJIS大角型に対応したモジュールの配線 器具2の2個モジュールの配線器具または1個モジュールの配線器具2個がちょ うど嵌まりこむことができる大きさとなっている。
【0010】 取付け枠1の横枠部8にはさらに、取付け枠1を造営面に取付けるための種々 の手段が備わっている。すなわち、図中17は造営面に取付け枠1を直接木ねじ で取付ける場合の木ねじ用孔であり、18は造営面内に埋設して取付けてあるボ ックスにボルトで取付け枠1を取付けるためのボルト挿入孔であり、19は造営 面を構成する壁パネル等のパネルの開口部の縁に挟持して取付ける挟持金具を取 付けるための孔である。また、20は取付け枠1の表面に化粧プレートを取付け るためのプレート取付け用ねじ孔である。また、21は取付け枠1を図1におい て横方向に連設する際に互いに位置合わせして接続するための接続部である。
【0011】 しかして、上記のような構成の取付け枠1には図3に示すように、第1の収納 部3にJIS大角型に対応したモジュールの配線器具2の2個モジュールの配線 器具または1個モジュールの配線器具2個を収納して配線器具2の両側に突設し てある第1の係止突起10を第1の係止孔9に係止して取付けるものである。ま た、第2の収納部5にJIS大角型に対応しない異サイズ配線器具4を収納し、 異サイズ配線器具4の第2の係止突起12を第2の係止孔11に係合して取付け るものである。そして、第1の収納部3の表面側の周囲には図3に示すように化 粧カバー13を被せ、係止脚14を化粧カバー係止部15に係止することで化粧 カバー13を取付けるものである。
【0012】 ところで、図3、図4、図5に示す実施例においては、JIS大角型に対応し たモジュールの配線器具2としてコンセントの例が示してあり、また、JIS大 角型に対応しない異サイズ配線器具4としてピアノハンドル式スイッチの例が示 してある。ピアノハンドル式スイッチは、押釦スイッチ4aにピアノハンドル4 bの一端部を枢支して取付け、ピアノハンドル4bをピアノタッチで操作するこ とで押釦スイッチ4aの押釦ハンドル4cを押圧操作して接点の切換をおこなう ようになっている。図4におて4dは押釦スイッチ4aのケースに設けた枢支部 であり、この部分にピアノハンドル4bの一端部が枢支される。そして、添付図 面に示す実施例では図4に示すように枢支部4dの一部が中仕切り枠部7に設け た枢支部逃げ用凹部7aに位置している。なお、図4はピアノハンドル4b及び 化粧カバー13を取り外した状態を示している。また、図3、図4、図5に示す 実施例ではJIS大角型に対応しない異サイズ配線器具4が上に位置するように 配置しているが、取付け枠1を上下逆にすることで、図6、図7に示すようにJ IS大角型に対応しない異サイズ配線器具4が下に位置するように配置できるも のである。
【0013】 もちろん、本考案において、JIS大角型に対応したモジュールの配線器具2 として添付図面に示すコンセントのみに限定されず、また、JIS大角型に対応 しない異サイズ配線器具4として添付図面に示すピアノハンドル式スイッチにの み限定されないものである。なお、図5は化粧プレート25を取付けた例を示し ている。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のように、取付け枠にJIS大角型に対応したモジュールの配線 器具の2個モジュールの配線器具または1個モジュールの配線器具2個を収納し て取付ける第1の収納部と、JIS大角型に対応しない異サイズ配線器具を収納 して取付けるための第2の収納部とを設けてあるので、JIS大角型に対応した モジュールの配線器具の2個モジュールの配線器具または1個モジュールの配線 器具2個と、JIS大角型に対応しない異サイズ配線器具とを共通の取付け枠に 収納して取付けることができ、従来のように別々の取付け枠に取付ける必要がな いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付け枠を示す図面であって、(a)
は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は断面
図である。
【図2】同上に用いる化粧カバーを示す図面であって、
(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図3】同上の配線器具及び異サイズ配線器具を取付け
た状態を示す図面であって、(a)は正面図であり、
(b)は側面図である。
【図4】同上のピアノハンドル及び化粧カバーを取り外
した状態の正面図である。
【図5】同上の化粧プレートを取付けた例を示す正面図
である。
【図6】同上の異サイズ配線器具の位置を上下逆にした
場合の図面であって、(a)は正面図であり、(b)は
側面図である。
【図7】同上のピアノハンドル及び化粧カバーを取り外
した状態の正面図である。
【符号の説明】
1 取付け枠 2 配線器具 3 第1の収納部 4 異サイズ配線器具 5 第2の収納部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁等の造営面に取付けるための取付け枠
    にJIS大角型に対応したモジュールの配線器具の2個
    モジュールの配線器具または1個モジュールの配線器具
    2個を収納して取付ける第1の収納部と、JIS大角型
    に対応しない異サイズ配線器具を収納して取付けるため
    の第2の収納部とを設けて成ることを特徴とする配線器
    具の取付け枠。
  2. 【請求項2】 第1の収納部と第2の収納部とが1列に
    並んでいることを特徴とする請求項1記載の配線器具の
    取付け枠。
JP1992066619U 1992-09-25 1992-09-25 配線器具の取付け枠 Expired - Lifetime JP2585900Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6464519A (en) * 1987-09-01 1989-03-10 Matsushita Electric Works Ltd Fixing frame for data communication wiring fitting

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6464519A (en) * 1987-09-01 1989-03-10 Matsushita Electric Works Ltd Fixing frame for data communication wiring fitting

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