JPH0631311U - 分電盤 - Google Patents
分電盤Info
- Publication number
- JPH0631311U JPH0631311U JP6650692U JP6650692U JPH0631311U JP H0631311 U JPH0631311 U JP H0631311U JP 6650692 U JP6650692 U JP 6650692U JP 6650692 U JP6650692 U JP 6650692U JP H0631311 U JPH0631311 U JP H0631311U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電圧切替えを容易に行うことができる分電盤
を提供すること。 【構成】 L1、N、L2の3極の主幹バー1を断面が
縦長となるように縦に配置する。その側方にねじなし端
子を備えた分岐ブレーカ2を配置し、逆U字状の分岐バ
ー10、11により接続するが、N極の主幹バー1と、L1
極、L2極のいずれかの主幹バー1の側面に取り付けら
れた分岐バーの接続部13、14の位置を、分岐ブレーカ2
の一方の端子部3から等距離の位置としておき、分岐バ
ー11を回転させるだけで電圧切替えを可能とした。
を提供すること。 【構成】 L1、N、L2の3極の主幹バー1を断面が
縦長となるように縦に配置する。その側方にねじなし端
子を備えた分岐ブレーカ2を配置し、逆U字状の分岐バ
ー10、11により接続するが、N極の主幹バー1と、L1
極、L2極のいずれかの主幹バー1の側面に取り付けら
れた分岐バーの接続部13、14の位置を、分岐ブレーカ2
の一方の端子部3から等距離の位置としておき、分岐バ
ー11を回転させるだけで電圧切替えを可能とした。
Description
【0001】
本考案は、例えば100 Vから200 Vへの電圧切替えを容易に行えるようにした 単相3線式の分電盤に関するものである。
【0002】
単相3線式の分電盤は、L1、N、L2の3極の主幹バーの側方に複数の分岐 ブレーカを配置し、分岐バーによって各分岐ブレーカの端子部を主幹バーと接続 する構造となっている。図3はこのような従来の分電盤の一例を示すものであっ て、L1、N、L2の3極の主幹バー1を断面が横長となるように横に並べて配 置し、分岐ブレーカ2の2個の端子部3の一方を分岐バー4によってL1極の主 幹バー1に接続するとともに、他方の端子部3(図面の紙背方向にかくれて見え ない)を分岐バー5によってN極の主幹バー1に接続することにより、100 V配 電を行っている。
【0003】 この図3の状態から200 V配電へ電圧切替えを行う場合には、まずN極の主幹 バー1のねじ6を緩めて分岐バー5を取り外し、次に図4に示されるような200 V配電用の分岐バー7と交換してその先端をL2極の主幹バー1にねじ8により 固定する方法が取られている。 ところがこのような従来の構造には、次のような多くの問題があった。
【0004】 N極の主幹バー1のねじ6は分岐バー5の他に反対側に延びる分岐バー9 をも同時に固定しているのが普通であるが、ねじ6を緩めたときに締め忘れるこ とがあり、分岐バー9の接続が不良となるおそれがある。 200 V配電用の特別な分岐バー7が必要であり、ユーザーが後から変更す る場合にはこの分岐バー7をそれまで保管しておくことが面倒である。 絶縁距離を確保するために各主幹バー1の間隔を広く取る必要があり、ひ いては盤全体が大きくなってしまう。 盤内で上記のような工事を行う必要があるが、作業スペースが狭いことも あり、ねじによる接続作業が行いずらい。
【0005】
本考案は上記した従来の問題点を解決して、特別な分岐バーを必要とせずに容 易に電圧切替えを行うことができ、また盤全体の小形化を図ることのできる分電 盤を提供するために完成されたものである。
【0006】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、L1、N、L2の3極の主幹 バーの側方に分岐ブレーカを配置した分電盤であって、各主幹バーを断面が縦長 となるように縦に配置するとともに、N極の主幹バーと、L1極、L2極のいず れかの主幹バーの側面の、分岐ブレーカの一方の端子部から等距離の位置に、分 岐バーの接続部を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
以下に本考案を図1、図2に示す実施例によって更に詳細に説明する。 これらの図中、1はL1、N、L2の3極の主幹バーであるが、本考案では各 主幹バー1は断面が縦長となるように縦に配置されている。また2はこれらの主 幹バー1の側方に配置された分岐ブレーカであるが、ここでは端子部3をねじな し端子とした分岐ブレーカ2が使用されている。
【0008】 本考案では、分岐ブレーカ2の端子部3を主幹バー1と接続するために逆U字 状の分岐バー10、11が使用されている。これらの分岐バー10、11の基端側は分岐 ブレーカ2の端子部3に挿入され、その先端側を主幹バー1の側面に予め溶接さ れている接続部12、13、14に挿入することにより、主幹バー1との接続を行って いる。接続部12、13、14は分岐バー10、11の先端を挿入できる縦方向の凹部を備 えている。
【0009】 これらの接続部12、13、14のうち一つの接続部12は分岐ブレーカ2の一方の端 子部3の直前のL1極の主幹バー1に取り付けられており、分岐バー10によって 一方の端子部3とL1極の主幹バー1とを接続している。また他の二つの接続部 13、14は、図示のように分岐ブレーカ2の他方の端子部3から等距離の位置に取 り付けられている。なお、本実施例では3極の主幹バー1の片側に分岐ブレーカ 2を配置したものとして説明したが、主幹バー1の両側面に接続部を設け、3極 の主幹バー1の両側に分岐ブレーカ2を配置してもよい。
【0010】
このように構成された本考案の分電盤においては、100 V配電の場合には分岐 ブレーカ2の他方の端子部3とN極の主幹バー1の接続部13との間を、逆U字状 の分岐バー11により接続すればよい。また200 V配電に切替えたい場合には、こ の分岐バー11の先端をN極の主幹バー1の接続部13から上方に引き抜いて回転さ せ、L2極の主幹バー1の接続部14に挿入するだけでよい。このような切替えは 接続部13と接続部14とが分岐ブレーカ2の一方の端子部3から等距離の位置に設 けられているために容易に行うことができる。
【0011】
以上に説明したように、本考案の分電盤では同一の分岐バー11を回転させるだ けで容易に電圧の切替えを行うことができるので、従来のように電圧切替えのた めの特別な分岐バーを用意する必要がなく、また電圧の切替え作業も極めて容易 である。更に本考案の分電盤では各主幹バー1を縦に配置したうえ、従来のよう に特別な分岐バーを主幹バー1の間を潜らせたりする必要もないため、主幹バー 1の間隔を絶縁距離の限界まで狭くすることができ、ひいては盤全体の小形化を 図ることができる。 よって本考案は従来の問題点を解消した分電盤として、その実用的価値は極め て大きいものである。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す平面図である。
【図3】従来の分電盤の100 V配電時の結線状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図4】従来の分電盤の200 V配電時の結線状態を示す
側面図である。
側面図である。
1 主幹バー 2 分岐ブレーカ 10 分岐バー 11 分岐バー 12 分岐バーの接続部(L1極) 13 分岐バーの接続部(N極) 14 分岐バーの接続部(L2極)
Claims (1)
- 【請求項1】 L1、N、L2の3極の主幹バーの側方
に分岐ブレーカを配置した分電盤であって、各主幹バー
を断面が縦長となるように縦に配置するとともに、N極
の主幹バーと、L1極、L2極のいずれかの主幹バーの
側面の、分岐ブレーカの一方の端子部から等距離の位置
に、分岐バーの接続部を設けたことを特徴とする分電
盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992066506U JP2525384Y2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992066506U JP2525384Y2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 分電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631311U true JPH0631311U (ja) | 1994-04-22 |
JP2525384Y2 JP2525384Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=13317790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992066506U Expired - Lifetime JP2525384Y2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 分電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525384Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006081295A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Tempearl Ind Co Ltd | 分電盤の母線配置構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56164606U (ja) * | 1980-05-07 | 1981-12-07 | ||
JP3039307U (ja) * | 1996-11-14 | 1997-07-15 | 大蔵省印刷局長 | 定数組合せ自動機 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP1992066506U patent/JP2525384Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56164606U (ja) * | 1980-05-07 | 1981-12-07 | ||
JP3039307U (ja) * | 1996-11-14 | 1997-07-15 | 大蔵省印刷局長 | 定数組合せ自動機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006081295A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Tempearl Ind Co Ltd | 分電盤の母線配置構造 |
JP4564807B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2010-10-20 | テンパール工業株式会社 | 分電盤の母線配置構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2525384Y2 (ja) | 1997-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960913 |