JPH06312766A - 梱包箱 - Google Patents

梱包箱

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JPH06312766A
JPH06312766A JP11636093A JP11636093A JPH06312766A JP H06312766 A JPH06312766 A JP H06312766A JP 11636093 A JP11636093 A JP 11636093A JP 11636093 A JP11636093 A JP 11636093A JP H06312766 A JPH06312766 A JP H06312766A
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JP
Japan
Prior art keywords
box
mount
piece
product
support paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP11636093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Ueno
正人 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH06312766A publication Critical patent/JPH06312766A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品の組み込みが簡単で、製品の外部からの
透視を可能とする。 【構成】 挟み片12により製品4を挟んで台紙1上に
載置し、台紙1を中箱2に挿入する。中箱2に製品4が
露出する開口部21を形成し、中箱2を透明材からなる
外箱3内に挿入し、組み込みを終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腕時計やハンディタイプ
の小型機器、万年筆などの事務用品その他の製品を収納
する梱包箱に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような製品は梱包箱に個々に収納
された状態で出荷され、販売されている。従来の梱包箱
は搬送時や取扱い時の衝撃,振動等から製品を保護する
ことを主目的としており、このため製品が動かないよう
に押さえつける支持構造となっており、複雑で、しかも
製品に比べて大型となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】製品の保護を主目的と
した従来の梱包箱は構造が複雑なところから、その製造
が面倒であると共に、製品の組み込みも煩雑であり、取
扱いにくい問題があった。また、デザイン印刷が施しに
くく美粧性に欠けると共に、外観デザイン的にも製品と
の一体感に薄れ、需要者の購買意欲を喚起するのが難し
いものとなっていた。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、構造を簡素化することにより、製品の組み込み
が簡単で、しかもデザインが向上して購買意欲を喚起す
ることが可能な梱包箱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の梱包箱は、製品
を部分的に挟む挟み片が折り曲げにより形成されて製品
が載置される台紙と、この台紙上の製品が露出する開口
部を有し台紙が挿入される中箱と、この中箱が嵌合状態
で挿入される透光性の外箱とを備えていることを特徴と
する。また、別の本発明の梱包箱は、製品を部分的に挟
む挟み片が折り曲げにより形成されると共に外側に突出
する係合片が形成され製品が載置される台紙と、前記係
合片が上下スライド可能に挿入される調整孔を有し台紙
が挿入される中箱と、この中箱が嵌合状態で挿入される
外箱とを備えていることを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示し、台紙1と、
台紙1が挿入される中箱2と、中箱2が挿入される外箱
3とにより梱包箱が構成されている。台紙1は製品、図
示例では腕時計4が載置されるものであり、厚紙、プラ
スチックシート等が使用され、これらが図示の形状に折
曲されることで台紙1となっている。この台紙1は腕時
計ケース41が載置される平坦な第1の載置部11と、
腕時計4の時計バンド42を両側から挟む立上げ状の挟
み片12と、時計バンド42が折り畳み状態で載置され
る平坦な第2の載置部13と、この第2の載置部13の
端部で立上がり時計バンド42端部のバックル43が挿
通する挿入孔14aを有した挿入片14と、挿入片14
から延びるリップ片15とが長手方向に連設されること
により構成されている。
【0007】図2は折曲前の台紙1の展開形状を示し、
第1の載置部11、挟み片12、第2の載置部13、挿
入片14およびリップ片15の各境界部分には破線で示
す折曲線がそれぞれ形成されている。また、折曲片12
には時計バンド42が挿入されるための刳り抜き部16
が形成されると共に、挿入片14には挿入孔14aが刳
り抜かれている。これらの刳り抜き部分16,14aは
パンチングして台紙1を形成する際に、同時に形成され
るものである。ここで、折曲片12の刳り抜き部16は
台形々状の刳り抜き部16aを右側に備えており、台紙
1の折曲によって立ち上げることで挟み片12を形成す
ると、この刳り抜き線16aがテーパ面となって時計バ
ンド42に側面から接触する(図1参照)。このため、
時計バンド42は浮き上がりが抑制された状態となり、
腕時計4は台紙1上に強固に支持される。しかも刳り抜
き部16により形成される挟み片12は時計バンド42
に両側から接触するため、腕時計4が左右に動くことな
く、腕時計4のずれを防止することができる。一方、挿
入片14には時計バンド42のバックル43が挿入され
ており、これにより、バックル43の不用意な回動を防
止している。このため腕時計4は店頭での陳列状態と同
一の状態を保持できるため、商品イメージが向上するメ
リットがある。
【0008】中箱2はこのような台紙1が挿入されるこ
とにより台紙1を固定するものである。この中箱2は図
1に示すように、偏平な六角形断面となっており、その
中央部上側が開口されている。この開口部21は台紙1
上の腕時計4の大部分に臨むように形成されており、台
紙1を中箱2内に挿入すると、腕時計4の大部分が開口
部21から露出し、これにより外箱3の外側からも腕時
計4の大部分を透視できるようになっている。かかる中
箱2は長手方向の一端部から他端部に向かって、挿入口
22,開口部21および筒部23が順に連設されて構成
される。挿入口22は台紙1が挿入され、筒部23は台
紙1の挿入片14およびリップ片15が挿入される。こ
の筒部23における挿入側には、下方に折曲されたスト
ッパ片24が連設されており、台紙1の挿入片14およ
びリップ片15が筒部23に挿入されると、挿入片14
がストッパ片24に内側から接触して台紙1の長手方向
の移動を規制する。これにより梱包箱を吊り下げたり、
立て掛けた場合にもさらには振動が加わっても、台紙1
が中箱2から抜け出ることがなくなる。一方、開口部2
1の両側には規制片25が立ち上がり状に形成されてい
る。この規制片25は台紙1の端面に両側から接触し
て、台紙1の左右方向へのずれを防止するものである。
これにより振動等が加わっても台紙1は中箱2内で位置
ずれすることがない。
【0009】図3はかかる中箱2の展開図であり、図示
の形状にパンチングされた後、破線で示す折曲線を介し
て折り曲げることにより立体的な中箱2が形成される。
この中箱2は紙,プラスチックシート等により形成され
ており、中央の縦折曲線26を中心に折曲げた後、他の
縦方向の折曲線を折り曲げることにより、図1に示す偏
平な六角形状に成形することができる。図1および図3
において、27は止着孔であり、この止着孔27と時計
バンド42のバンド孔とに紐、糸等を巻回することによ
り腕時計4のより確実な固定を行うことができるが、必
要がない場合には、止着孔27を形成しなくても良い。
【0010】外箱3はこのような中箱2が挿入されるこ
とにより梱包箱の外殻を構成する。この外箱3は図1に
示すように、中箱2と略同等の偏平な六角形々状に成形
されることにより、中箱2は外箱3への嵌合状態で挿入
され、これにより中箱2の固定が行われる。従って、中
箱2を外箱3に挿入するだけで、その固定を行うことが
できるため組み付けが簡単となっている。図4は外箱3
の展開図を示す。外箱3は透明なプラスチックが使用さ
れ、図示の形状にパンチングされた後、折り曲げて立体
化することで簡単に組み立てることができる。同図にお
いて、31は接着剤が塗布される糊代片である。また、
32はベロー片であり、立体化状態では図1に示すよう
に外箱3の長手方向両端部に位置し、このベロー片32
を折り曲げることにより両端部の開放部分が封鎖され
る。これにより中箱2の抜け落ちを防止することができ
る。このような外箱3は透明部材からなるため、台紙1
を介して中箱2にセットされた腕時計4を中箱2の開口
部21を通して視認することができる。このため、腕時
計4の種類、大きさ、デザイン等を梱包箱から取り出す
ことなく、その外側から透視でき、店頭販売上、便利な
ものとっている。なお、図示例において、中箱2および
外箱3には、陳列スタンドのハンガーなどが挿入される
吊下用孔28,38が連通状態で設けられているが、必
要がない場合は省いても良い。
【0011】以上のような本実施例は腕時計4を台紙1
に載置して中箱2に挿入し、この中箱2を外箱3に挿入
することにより、梱包箱を組み立てることができるた
め、腕時計4の組み込みが簡単となる。また、腕時計4
を外部から透視できるため、腕時計と一体となったデザ
イン化が可能であり、購買意欲を喚起することもでき
る。
【0012】図5ないし図9は本発明の別の実施例を示
し、前記実施例と同一の要素は同一の符号を付して対応
させることにより重複する説明を省略する。この実施例
においては図5に示すように、台紙1に係合片18が形
成されると共に、中箱2に調整孔29が形成されてい
る。係合片18は腕時計4の時計バンド42が載置され
る台紙1の第2の載置部13に形成されている。この係
合片18は第2の載置部13の左右両側から外側に突出
するように一体的に形成されており、中箱2への台紙1
のセット時に、中箱2の調整孔29に挿入される。中箱
2の調整孔29は台紙1の係合片18との対応部位に形
成されるものであり、図示側においては、中箱2の開口
部21の両側に設けられた規制片25に形成されてい
る。この調整孔29は上下方向にある程度、長くなるよ
うに形成される。図6はこの調整孔29に台紙1の係合
片18が挿入された状態を示し、調整孔29が上下方向
に長くなっているため、係合片18は調整孔29内で上
下方向にスライド可能となっており、これにより中箱2
内の台紙1の位置調整が可能となっている。
【0013】このような本実施例は腕時計4に関する書
類、例えば腕時計4の取扱説明書5を腕時計4と共に梱
包するものである。取扱説明書5は図5に示すように、
中箱2の開口部21上に載置されており、この取扱説明
書5を挟み込むように台紙1が中箱2に挿入される。図
7は取扱説明書5と共に腕時計4を梱包した組み立て状
態を示し、取扱説明書5は中箱2と台紙1との間に挟ま
れて台紙1によって隠蔽状態となっている。このため取
扱説明書5が外部から見えることがなく、外観デザイン
の劣化を防止することができる。かかる取扱説明書5は
その厚みによって台紙1上の腕時計4のクッション材と
しても機能するものであり、衝撃や振動等が梱包箱に作
用しても、取扱説明書5がその厚みで、これらを吸収あ
るいは減衰させるため、腕時計を保護することができ
る。図8および図9は取扱説明書5の厚さが異なる場合
を示す。本実施例では、台紙1の係合片18が中箱2の
調整孔29内に上下スライド可能に挿入されるため、図
8のように取扱説明書5が薄い場合においても、図9の
ように厚い場合においても、その挟み込みが可能となっ
ている。従って本実施例では、取扱説明書5の厚みが異
なっていても、そのまま適合できるため、汎用性を有し
たものとなっている。
【0014】なお上記実施例では腕時計の梱包箱を示し
たが、計算機や万年筆、その他の製品の梱包箱にも同様
に適用することができる。また、中箱および外箱を偏平
な六角形々状としているが、これらが嵌合する形状であ
れば、他の立体形状であっても良い。
【0015】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、台紙と中箱と外
箱とにより構成したため、製品の組み込みが容易である
と共に、製品を外部から透視できるようにしたためデザ
イン性が向上し、購買意欲を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図。
【図2】台紙の展開図。
【図3】中箱の展開図。
【図4】外箱の展開図。
【図5】本発明の別の実施例の分解斜視図。
【図6】調整孔と係合片を示す断面図。
【図7】梱包状態の断面図。
【図8】取扱説明書を梱包した断面図。
【図9】取扱説明書を梱包した断面図。
【符号の説明】
1 台紙 2 中箱 3 外箱 4 腕時計 5 取扱説明書 12 挟み片 18 係合片 29 調整孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を部分的に挟む挟み片が折り曲げに
    より形成されて製品が載置される台紙と、この台紙上の
    製品が露出する開口部を有し台紙が挿入される中箱と、
    この中箱が嵌合状態で挿入される透光性の外箱とを備え
    ていることを特徴とする梱包箱。
  2. 【請求項2】 製品を部分的に挟む挟み片が折り曲げに
    より形成されると共に外側に突出する係合片が形成され
    製品が載置される台紙と、前記係合片が上下スライド可
    能に挿入される調整孔を有し台紙が挿入される中箱と、
    この中箱が嵌合状態で挿入される外箱とを備えているこ
    とを特徴とする梱包箱。
  3. 【請求項3】 前記中箱は台紙上の製品が露出する開口
    部を有し、前記外箱は透光性部材により成形されている
    ことを特徴とする請求項2記載の梱包箱。
  4. 【請求項4】 前記台紙と中箱との間に前記製品に関す
    る書類が挟み込まれることを特徴とする請求項2記載の
    梱包箱。
JP11636093A 1993-02-25 1993-04-20 梱包箱 Pending JPH06312766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11636093A JPH06312766A (ja) 1993-02-25 1993-04-20 梱包箱

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-60952 1993-02-25
JP6095293 1993-02-25
JP11636093A JPH06312766A (ja) 1993-02-25 1993-04-20 梱包箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06312766A true JPH06312766A (ja) 1994-11-08

Family

ID=26402010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11636093A Pending JPH06312766A (ja) 1993-02-25 1993-04-20 梱包箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06312766A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022607A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器
US10081485B2 (en) 2015-03-09 2018-09-25 Apple Inc. Product packaging

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016022607A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器
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