JPH06312327A - カムシャフト製造装置 - Google Patents

カムシャフト製造装置

Info

Publication number
JPH06312327A
JPH06312327A JP5104110A JP10411093A JPH06312327A JP H06312327 A JPH06312327 A JP H06312327A JP 5104110 A JP5104110 A JP 5104110A JP 10411093 A JP10411093 A JP 10411093A JP H06312327 A JPH06312327 A JP H06312327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
cam piece
cam
chuck
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5104110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3285051B2 (ja
Inventor
Yasukichi Egami
保吉 江上
Shunsuke Takeguchi
俊輔 竹口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Piston Ring Co Ltd
Original Assignee
Nippon Piston Ring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Piston Ring Co Ltd filed Critical Nippon Piston Ring Co Ltd
Priority to JP10411093A priority Critical patent/JP3285051B2/ja
Publication of JPH06312327A publication Critical patent/JPH06312327A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3285051B2 publication Critical patent/JP3285051B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】シャフト1の外径とカムピース2の軸孔の公差
が小さくても、確実にシャフト1にカムピース2を圧入
することができるカムシャフト製造装置を提供する。 【構成】シャフト1の一端部を把持してシャフト軸方向
に移動し、かつそのシャフトを回転させるチャック手段
15、16と、シャフト軸方向に移動してシャフトの他
端部を調心支持するセンター手段18、19と、シャフ
ト軸方向と交差する面に沿って移動して複数のカムピー
ス2をその軸孔を露出させたまま脱着自在に把持するク
ランプ手段20、21、22と、シャフト外周面に環状
隆起を形成擦る加工手段23、24とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車エンジン等に使用
するカムシャフトの製造装置に関するものであり、さら
に詳しく述べると、複数のカムを一本のシャフトに順次
圧入する装置の改良に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】複数のカムを一本のカムシャフトに順次
圧入する組立カムシャフト製造装置は特開平3−168
305号に記載されている。その装置はシャフトの一端
側を把持するチャックと、カムピースを脱着自在に保持
してシャフト軸方向に摺動し、かつ回転するクランプ
と、シャフト外周面に突起を形成するポンチとを備え
る。
【0003】この装置は、始めに、シャフト外周面の第
1カムピースセット位置にポンチを打ってシャフトに環
状隆起の第1突起を形成し、ついで、クランプに第1カ
ムピースを装着し、そのクランプを第1カムピースがシ
ャフトに対して所定の角度位置となるように回転し、さ
らにクランプを軸方向にシャフト側に前進して第1カム
ピースをシャフトの開放端側から第1カムピースセット
位置へ圧入し、それから、クランプの第1カムピースを
解放してクランプを軸方向に後退させてシャフトの開放
端から抜け出して第1カムピースの圧入を終える。
【0004】次に、ポンチでシャフト外周面の第2カム
ピースセット位置に第2突起を形成し、クランプに第2
カムピースを装着し、第1カムピースと同様に、第2カ
ムピースをシャフトの第2カムピースセット位置に圧入
する。このようにして、所定数のカムピースを一本のシ
ャフトに圧入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記装置はシャフトを
一端部のみで支持し、反対側の開放端からシャフトへカ
ムピースをはめ込む方式であるが、シャフトを片持ち支
持するためシャフトの開放端は偏心しやすく、カムピー
ス軸孔とシャフト外径の公差が小さいと、カムピースを
シャフトに圧入することができないおそれがあった。
【0006】本発明はこの問題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、カムピース軸
孔とシャフト外径の公差が小さくとも、シャフトにカム
ピースを確実に圧入することができる装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、シャフトの一端を脱着自
在に把持し、かつ回転し、かつ軸方向に移動することが
可能なチャック手段と、前記シャフトの他端を自動調心
して押圧支持し、かつシャフト軸方向に移動可能なセン
ター手段と、前記シャフトに交差する平面において移動
し、かつ複数のカムピースを個別に外側から脱着自在に
把持するクランプ手段と、前記シャフトの外周面の環状
隆起を形成する加工手段とから装置を構成したことにあ
る。
【0008】
【作用】本発明装置において、シャフトにカムを圧入す
る作業は次のとおりに行われる。始めに、クランプ手段
に一本のシャフトに取り付ける複数のカムピースを把持
させる。クランプ手段はカムピースを外側から把持する
から、カムピースの軸孔及びその近傍を覆うことはな
い。ついで、シャフトの一端をチャック手段で把持す
る。それから、クランプ手段を移動して把持する第1カ
ムピースをシャフトと同軸に配置する。ついで、センタ
ー手段を移動してシャフトの他端を自動調心支持する。
このとき、センターは第1カムピースの軸孔を貫通す
る。シャフトの第1カムピースセット位置を加工手段の
加工位置に配置する。このとき、センター手段と共にチ
ャック手段も軸方向に移動する。そこで、加工手段によ
りシャフトの外周面第1カムピースセット位置にローレ
ット等の環状隆起突起を形成する。ついで、チャック手
段を回動してシャフトを第1カムピースの角度位置に合
わせた後に、チャック手段及びセンター手段を軸方向に
移動してシャフトの第1カムピースセット位置に第1カ
ムピースを圧入する。それから、第1カムピースのクラ
ンプ手段の把持を解放し、ついで、チャック手段、セン
ター手段、クランプ手段をそれぞれ元の位置に復帰させ
る。
【0009】次に、第2カムピースについて、第1カム
ピースと同様に、第2カムピースをシャフトの第2カム
ピースセット位置に圧入する。このようにして、始めに
クランプ手段に把持させたすべてのカムピースをシャフ
トのそれぞれのカムピースセット位置に圧入する。
【0010】
【実施例】本発明装置を図面に示す実施例に基づいて説
明する。図1及び図2に示すように、ベース10にメイ
ンスタンド11とその両側にサブスタンド12、13を
立設し、メインスタンド11とサブスタンド12の間に
ガイド14を渡す。ガイドにチャックホルダ15をガイ
ド延長方向に油圧によって摺動駆動可能に取り付け、そ
のガイドホルダを油圧によって摺動させる。
【0011】ガイドホルダ15の中央にチャック16を
油圧によって回動駆動可能に取り付け、メインスタンド
11とサブスタンド13の間にガイド17を渡し、その
ガイドにセンターホルダ18を油圧によってガイド長手
方向摺動駆動可能に取り付ける。センターホルダ18に
センター19を固定する。ガイド14とガイド17は平
行であり、チャック16とセンター19は同軸である。
センターホルダ18の前進後退によりセンター19はメ
インスタンド11のカムピース軸孔よりも大径の中央孔
を出入する。
【0012】メインスタンド11に水平に延長する水平
テーブル20を取り付ける。水平テーブル20にもセン
ター19が出入する中央孔を設ける。メインスタンド1
1に水平テーブル20と直交して半径方向に延長する垂
直テーブル23を取り付ける。水平テーブル20にクラ
ンパー21を油圧を介して水平テーブル長手方向摺動駆
動可能に取り付ける。クランパー21は複数の水平方向
に並ぶカムピースクランプ22を備え、各カムピースク
ランプ22はカムピースを外側から把持する把持爪を備
える。その把持爪は油圧によって開閉するが、カムピー
スの軸孔にかかることはない。各カムピースクランプ2
2及びそれらを取り付けるクランパー21にはカムピー
スの軸孔よりも大径な孔又は溝を有する。テーブル23
に油圧シリンダを備えたローレット工具24をカムピー
スクランプ22よりもチャック側に寄った位置に取り付
ける。
【0013】次に、本発明装置の動作を説明する。各油
圧機構はコンピュータを備えた図外のコントロールユニ
ットによって操作する。始めに、クランパー21の各カ
ムピースクランプにカムピース2を入れる。例えば、第
1カムピースを第1カムピースクランプに、第2カムピ
ースを第2カムピースクランプに、第3カムピースを第
3カムピースクランプに入れ、コントロールユニットに
各カムピースのシャフトに対する角度位置を入力する。
【0014】ついで、図3(a)に示すように、シャフ
ト1の一端をチャック16に把持させる。このとき、重
いシャフトの場合は、図外のローディングシリンダを使
用して搬送する。ついで、図3(b)に示すように、第
1カムピース2を装着したカムピースクランプ22をチ
ャック16と同軸の位置に移動する。
【0015】ついで、図3(c)に示すように、センタ
ー19を太矢印で示すシャフト側に移動して第1カムピ
ース2の軸孔を通してシャフト1の他端に係合させ、シ
ャフト1をチャック16とセンター19によって両側か
ら自動調心して押圧支持する。ついで、図3(d)に示
すように、チャック16とセンター19を共に太矢印方
向に移動してシャフト外周面の第1カムピースセット位
置3をローレット工具24の位置に合わせる。そこで、
細矢印で示すように、ローレット工具24をシャフト1
の外周面に当て第1カムピースセット位置3にローレッ
トを形成する。
【0016】ついで、図3(e)に太矢印で示すよう
に、チャック16を回転してシャフト1の角度位置を第
1カムピース2の角度位置に合わせ、それからチャック
16とセンター19を共に移動してシャフトを第1カム
ピース2の軸孔に挿入し、第1カムピース2を第1カム
ピース位置3まで圧入する。ついで、図3(f)に細矢
印で示すように、第1カムピースクランプ22の把持爪
を開き、第1カムピース2を解放する。それから、太矢
印で示すように、チャック16とセンター19を元の位
置に戻す。このとき、シャフト1の第1カムピースセッ
ト位置3には第1カムピース2が固定されている。
【0017】再び、クランパー21を移動して第2カム
ピースクランプをチャック16と同軸に配置して、同様
の動作を順次繰り返すと、第2カムピースはシャフトの
第2カムピースセット位置に、第3カムピースは第3カ
ムピースセット位置にそれぞれ圧入される。所定数のカ
ムピースをシャフトに圧入した後にシャフトをチャック
から外す。このシャフトのチャックへの取り付け、取り
外し以外の作業をすべて自動化することは容易であり、
さらに、シャフト及びカムピースのオートローダを付設
すると、カムピースのシャフトへの圧入作業は連続自動
化することができる。
【0018】
【発明の効果】上記のとおり、本発明装置は、従来のシ
ャフトを片持ちした状態でカムピースを圧入するものと
は異なり、シャフトの両端を支持してカムピースを圧入
する方式であるから、カムピースの軸孔とシャフトの外
径の公差が小さくても、カムピースをシャフトに確実に
圧入することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例の装置の要部を示す正面
図、
【図2】は図1の装置の要部を示す平面図、
【図3】は図1の装置の圧入手順を示す略図、
【符号の説明】
1:シャフト、2:カムピース、3:カムピースセット
位置、10:ベース、11:メインスタンド、12、1
3:サブスタンド、14:ガイド、15:チャックホル
ダ、17:ガイド、18:センターホルダ、19:セン
ター、20:水平テーブル、21:カムピースクラン
プ、22:クランパー、23:垂直テーブル、24:ロ
ーレット工具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフト(1)の一端部を脱着自在に把持
    してシャフト軸方向に移動し、かつシャフトを回転させ
    るチャック手段(15、16)と、シャフト軸方向に移
    動して前記シャフトの他端部を調心支持するセンター手
    段(18、19)と、シャフト軸方向に交差する面に沿
    って移動して、複数のカムピース(2)をその軸孔を露
    出させたまま脱着自在に把持するクランプ手段(20、
    21、22)と、前記シャフトの外周面に環状隆起を形
    成する加工手段(23、24)とを機枠(10、11、
    12、13、14、17)に設けたこを特徴としてなる
    カムシャフト製造装置。
JP10411093A 1993-04-30 1993-04-30 カムシャフト製造装置 Expired - Lifetime JP3285051B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10411093A JP3285051B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 カムシャフト製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10411093A JP3285051B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 カムシャフト製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06312327A true JPH06312327A (ja) 1994-11-08
JP3285051B2 JP3285051B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=14371995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10411093A Expired - Lifetime JP3285051B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 カムシャフト製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3285051B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101129584B1 (ko) * 2011-09-28 2012-03-27 주식회사 미보 캠샤프트 어셈블리용 샤프트의 돌기 성형장치
CN105583617A (zh) * 2016-01-06 2016-05-18 无锡先驱自动化科技有限公司 一种具有新型搬运机构的凸轮轴自动装配设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101129584B1 (ko) * 2011-09-28 2012-03-27 주식회사 미보 캠샤프트 어셈블리용 샤프트의 돌기 성형장치
CN105583617A (zh) * 2016-01-06 2016-05-18 无锡先驱自动化科技有限公司 一种具有新型搬运机构的凸轮轴自动装配设备
CN105583617B (zh) * 2016-01-06 2018-05-22 无锡先驱自动化科技有限公司 一种具有搬运机构的凸轮轴自动装配设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3285051B2 (ja) 2002-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101721693B1 (ko) 파이프 커팅장치 및 방법
JPS625741B2 (ja)
JPH06312327A (ja) カムシャフト製造装置
JP3282754B2 (ja) カムシャフト製造装置
JP3438222B2 (ja) カムシャフトの製造装置
JP2006095633A (ja) ワークチャック装置
US5647705A (en) Crankshaft miller and method of use thereof
JPH06328186A (ja) カムシャフト製造装置
JP3149204B2 (ja) パイプ切断方法とパイプ切断装置
JP2004058209A (ja) チャック装置及びこれを用いたワークの加工方法
CN214392444U (zh) 一种摩托车曲轴用多工位打孔装置
JP2855942B2 (ja) フレキシブル・トランスファ・マシン
JPH0237924A (ja) ディスク体の加工方法およびその装置
JP3405601B2 (ja) 貫通穴の開口縁加工装置
CN211072084U (zh) 一种自动化倒角装置
JP3271360B2 (ja) 工作機械
JP2790928B2 (ja) 偏心部を有するワークの位置決め装置
JPH02185335A (ja) ワーク搬送用パレット
JPS59175936A (ja) 芯出し装入装置
JPH10249641A (ja) 加工装置
JP3858425B2 (ja) ノックアウト装置
JPH0957555A (ja) 軸受部材の組付装置
JPH06170659A (ja) ワーク取付治具
JP2003062620A (ja) 非円形筒状素材の端部絞り加工方法
JPH06182602A (ja) 工作機械への異径棒材供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080308

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120308

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120308

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308

Year of fee payment: 11