JP2004058209A - チャック装置及びこれを用いたワークの加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】長尺薄肉の円筒体形状をなし、曲がりが存在するワークの回転中心を加工機の主軸の回転中心に位置決めするチャック装置を提供する。
【解決手段】ワークヘッド6に回転自在に軸支された中空主軸11にワークを挿入し、主軸の前端から突出させたワークの加工すべき前端近傍をクランプして主軸と一体回転させるチャック装置であって、主軸の後端に設けられワーク後端の回転中心を主軸の回転中心に位置決めして支持する支持機構21、主軸の前方に配置されワークの加工すべき前端近傍をクランプしてその回転中心を主軸の回転中心に位置決めし加工時に開放する第1のクランプ機構30、主軸の前端に当該主軸の回転中心に対して垂直面内で移動可能に配置され、第1のクランプ機構により位置決めされたワークの前端近傍をクランプする第2のクランプ機構50、ワークヘッドと第2のクランプ機構との間に設けられ第2のクランプ機構を主軸に連結・開放するクラッチ機構60とを備えた構成としたものである。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋盤や研削盤等の加工機に使用され、長尺薄肉の円筒体の加工に好適なチャック装置及びこれを用いたワークの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械例えば、中空主軸内に丸棒体のワークを収納保持し、主軸前端から突出するワークの前端を切断したり、面取りする等の加工を行う加工機においては、主軸の前端にチャック装置としてコレットチャック、エアチャック等が固定されており、主軸内にワークを遊貫させて加工すべき前端近傍を銜え、後端にインナチューブを外嵌して主軸の内周面に同心的に固定して振れないように支持し、ワークの長さが主軸の長さよりも長い場合には主軸の後端から突出するワークの後端をバーフィーダで支持し、主軸の回転中心にワークの回転中心を一致させ、主軸と共にワークを回転させて切断砥石により回転中心に対して垂直に切断し、或いは面取り砥石により面取り加工を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のチャック装置においては、ワークが真っ直ぐな丸棒体である場合には、主軸前端に固定されているチャック装置でワークの加工すべき前端近傍位置をクランプし、後端にチューブを装着して主軸内周面に同心的に固定し、或いはバーフィーダにより支持することで主軸の回転中心とワークの回転中心とを容易に一致させることができ、ワークの回転中心に対して垂直な断面で切断したり、面取りすることができ、問題ない。
【0004】
しかしながら、ワークが長尺薄肉の有底円筒体例えば、長さが数百mm、直径が数十mm、肉厚が数mm程度の試験管様の管体においては、製造上どうしても全長で数ミリ程度の曲がりと若干(0.5mm程度)の真円度誤差が発生するようなワークの前端部を切断して所定長さの有底円筒体に成形する場合、上記従来のチャック装置では前記曲がりのために主軸の回転中心にワークの回転中心を一致させて支持することができない。このため、このようなワークの加工が極めて困難であり、特に、ワークが脆い材質で形成されているセラミック管のようなものにおいては、加工の途中で破損してしまう虞がある。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、特に長尺薄肉の円筒体形状をなし、曲がりが存在するようなワークの回転中心を主軸の回転中心に位置決めするチャック装置及びこれを用いたワークの加工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明では、加工機のワークヘッドに回転自在に軸支された中空の主軸にワークを挿入し、前記主軸の前端から突出させた前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプして前記主軸と一体に回転させるチャック装置であって、前記主軸の後端に設けられ前記ワークの後端部を受け入れてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めして支持する支持機構と、前記主軸の前方に配置され、前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプしてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めし、加工時に前記クランプを開放する第1のクランプ機構と、前記主軸の前端に当該主軸の回転中心に対して垂直面内で移動可能に配置され、前記第1のクランプ機構により位置決めされた前記ワークの前端近傍をクランプする第2のクランプ機構と、前記ワークヘッドと前記第2のクランプ機構との間に設けられて前記第2のクランプ機構を前記主軸に連結・開放するクラッチ機構とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明では、前記支持機構は、ワーク後端部の受け口がテーパ状に開口し、前記ワーク後端部の回転中心を主軸の回転中心に案内して支持する受部材と、前記主軸の後端に固定され前記受部材を収納して軸方向移動自在に支持するハウジングと、前記ハウジングと前記受部材との間に縮設されて前記受部材を前記主軸の前方側に付勢する弾性部材とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明では、前記第1のクランプ機構は、対向する端面に前記ワークの前端近傍外周面をクランプする略半円形又はV形の切欠が設けられ、前記主軸の回転中心に対して垂直面内で対称に近接・離隔可能に配置され、前記ワークをクランプしてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めする一対のクランプ爪と、前記各クランプ爪を支持して対称に近接・離隔させる支持機構と、前記支持機構を駆動して前記ワークをクランプ・開放する駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明では、前記第2のクランプ機構は、前記ワークヘッドの前端に前記主軸の軸方向に進退可能に配置された外筒体と、前記外筒体内に回転自在且つ軸方向に移動不能に軸支され、前記主軸の前端に僅かな間隙を存して外装される内筒体と、後端外周面にフランジが設けられた円筒状をなし、前記内筒体に収納され且つ前記フランジが前記内筒体の内周面に設けられた段差面と前記主軸の前端面との間に収納されて前記主軸の回転中心に垂直な面内で移動自在とされ、前記段差面により前記フランジが押動されて前記主軸の前端面に圧接可能とされ、前記ワークが遊貫されるホルダと、前記ホルダの内周面に設けられ、前記ワークの前端近傍をクランプして前記ホルダの中心位置に保持する複数のクランプ部材とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明では、前記複数のクランプ部材は、前記ホルダの回転中心から前記ワークの外周面半径と同一円周上に周方向に3個等配され、その中の2個のクランプ部材が固定パッドとされて前記ワークの外周面を係止し、残りの1個のクランプ部材がクランプシリンダとされて前記ワークを前記固定パッドに押し付けて位置決め固定することを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明では、前記クラッチ機構は、前記第2のクランプ機構を前記ワークヘッドに前記主軸の軸方向に移動自在に支持する支持機構と、前記第2のクランプ機構を進退させて前記主軸の前端面に連結・開放する駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明では、前記ワークは、長尺薄肉の有底の管体であることを特徴とする。
請求項8の発明では、加工機のワークヘッドに回転自在に軸支された中空の主軸にワークを挿入し、前記主軸の前端から突出させた前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプして前記主軸と一体に回転させて加工するワークの加工方法であって、前記主軸の後端に設けられた支持手段により前記ワークの後端の回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めして支持し、前記主軸の前方に配置された第1のクランプ手段により前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプしてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めし、前記主軸の前端に当該主軸の回転中心に対して垂直面内で移動可能に配置された第2のクランプ手段により前記第1のクランプ手段により位置決めされた前記ワークの前端近傍をクランプし、前記ワークヘッドと前記第2クランプ手段との間に設けられたクラッチ手段により前記第2クランプ手段を前記主軸に連結して前記ワークの回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めし、前記第1のクランプ手段によるクランプを開放して前記ワークの前端部を加工することを特徴とする。
【0013】
請求項9の発明では、前記ワークは、長尺薄肉の有底の管体であることを特徴とする。
加工機のワークヘッドに回転自在に軸支された中空の主軸にワークを挿入し、前記主軸の前端から突出させた前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプして前記主軸と一体に回転させて切断、面取り等の加工する際に、主軸の後端に設けられた支持手段によりワークの後端の回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めして支持し、主軸の前方に配置された第1のクランプ手段によりワークの加工すべき前端近傍をクランプしてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めする。次いで、主軸の前端に当該主軸の回転中心に対して垂直面内で移動可能に配置された第2のクランプ手段により第1のクランプ手段により位置決めされたワークの前端近傍をクランプし、ワークヘッドと第2クランプ手段との間に設けられたクラッチ手段により第2クランプ手段を主軸に連結してワークの回転中心を主軸の回転中心に位置決めする。次いで、記第1のクランプ手段によるクランプを開放してワークの前端部を加工する。
【0014】
これにより、ワークが長尺薄肉管等である場合の加工部位の回転中心を主軸の回転中心に位置決めすることができ、ワークが長尺薄肉で曲がりのあるような管体や試験管様の有底円筒体や、脆い材質で形成されているセラミック管等の開口端の切断加工や開口端の面取り加工等を良好に行うことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明に係わるチャック装置を適用した加工機としての旋盤の実施形態を示す平面図、図2は、図1に示す旋盤の正面図、図3は、図1に示すワークヘッドの一部切欠端面図、図4は、図3に示すワークヘッドの矢線IV―IVに沿う断面図である。尚、本実施形態における旋盤1は、回転する切断砥石によりワークの前端を切断して所定長さに成形するものであり、ワークは、前述した長尺薄肉の有底円筒体で、例えば、長さが約600mm、外径が約60mm、肉厚が約2mm程度の試験管様のセラミック管で、全長で最大3mm程度の曲がりがあり、チャック部及び切断加工部は真円度の誤差が0.5mm程度あるものとする。
【0016】
図1及び図2に示すように旋盤1は、基台2の一側に移動台3が、他側に移動台4が夫々対向して図中左右方向に水平に移動可能に設置され、これらの移動台3、4の間の略中央に移動台5が図中前後方向に水平に移動可能に設置されており、移動台3にワークヘッド6が水平に配設され、移動台4にワークヘッド6と対向してワーク装着装置7が水平に配設され、移動台5の奥に切断装置8が、手前に面取り装置9が夫々前後方向に水平に配設されている。
【0017】
図4に示すようにワークヘッド6内には中空の主軸11が前後部を軸受12により回転自在に軸支されて収納されており、後端に歯付プーリ13が固定されている。歯付プーリ13は、図1及び図2に示すようにワークヘッド6の上面後端に設置されている駆動用モータ14の回転軸に固定されている歯付プーリと歯付ベルト(何れも図示せず)により連結されており、主軸11は、モータ14により回転駆動される。
【0018】
図1乃至図4に示すようにチャック装置は、中空の主軸1の後端に固定されて当該主軸11内に挿入されたワーク100の底部(後端部)100aの回転中心を当該主軸11の回転中心に位置決めして支持する支持機構21(図4)、ワークヘッド6の一側前端近傍に配置されて主軸11の前端から突出するワーク前端部の切断すべき位置の回転中心を主軸11の回転中心に位置決めクランプする第1のクランプ機構30(図1)、ワークヘッド6内前端に配置されて第1のクランプ機構30により位置決めされたワークの前端近傍をクランプする第2のクランプ機構50(図4)、ワークヘッド6と第2のクランプ機構50との間に設けられて第2のクランプ機構50を主軸11の前端に連結・開放するクラッチ機構60(図1、図2、図4)等により構成されている。
【0019】
図4に示すようにワーク支持機構21は、ワーク100の底部100aの回転中心を主軸11の回転中心に位置決めして支持するためのもので、円柱状の受部材22と、受部材22を収納し、且つ主軸11の軸方向に進退自在に支持するハウジング23と、受部材22を主軸11の前端方向に付勢するばね部材としてのコイルスプリング24とにより構成されている。受部材22は、前端面に、底部がワーク100の底部100aの外径よりも小径とされ、開口端が底部100aの外径よりも大径とされて側面が底部から開口端に向かってテーパ状に拡開する凹部としてのテーパ穴22aが設けられ、底面中心に穴22bが貫設されている。尚、図4においてワーク100のハッチは、省略してある。
【0020】
ハウジング23は、有底円筒形状をなし底面中央に軸23aが垂設され、受部材22の穴22bに嵌挿して、当該受部材22を軸方向に水平に摺動自在に支持している。このハウジング23の開口端は、主軸11の後端に固定され、受部材22のテーパ穴22aの中心を主軸11の回転中心と一致させて支持している。受部材22の端面とハウジング23の底面との間にはコイルスプリング24が縮設されており、受部材22を主軸11の前端方向に付勢している。軸23aの前端にはワーク100の前端近傍の切断位置を規制するストッパ25が交換可能に固定されている。このストッパ25を代えることでワーク100の底部100aから前端近傍の切断位置までの長さを規定して、ワーク100の加工長さを設定することができる。
【0021】
これにより、ワーク100が主軸11の前端から挿入され、後端が受部材22のテーパ穴22aに受け入れられて側面に当接し、コイルスプリング24のばね力に抗して押し込められる際に、テーパ状に縮径する側面により中心方向に案内されて当該後端の回転中心が主軸11の回転中心に位置決めされ、ストッパ25により係止される。
【0022】
図6乃至図8に示すように第1のクランプ機構30は、フレーム31の中央に直方体状のガイド部材32が固定され(図6)、上面から下面まで略正方形の四隅位置に4本の孔32a〜32dが垂直に貫設され、ロッド33、34、33’、34’が軸受を介して摺動自在に挿通されている(図8)。ロッド33と33’、34と34’が夫々対角線上に配置され、ロッド33と33’の上端がガイド部材32の上方に配置されたプレート35に固定され、ロッド34と34’の下端がガイド部材32の下方に配置されたプレート36に固定されている。
【0023】
図7に示すように前側の隣り合う2本のロッド33、34の各中央位置にラック37、38が対向して固定され、ガイド部材32に回転自在に軸支されたピニオン39に両側から噛合している。プレート35が上限位置に、プレート36が下限位置に位置しているときに、ラック37の下端がピニオン39に、ラック38の上端がピニオン39に噛合しており、ロッド33、33’の下端がガイド部材32の下面近傍に位置し、ロッド34、34’の上端がガイド部材32の上面近傍に位置している。これにより、上下のプレート35、36は、対称に昇降可能とされる。
【0024】
図6及び図8に示すようにフレーム31の前面31a中央には上下方向にスリット31bが設けられ、左右両側にガイドレール40、40が上下方向に垂直に固定されている。上下一対のアーム41、42は、対向して配置され、上側のアーム41は、一側端が左右のガイドレール40、40に夫々4個のスライダ43に固定されて垂直に昇降自在とされ、且つフレーム31のスリット31aを通してブラケット44により上側のプレート35の前端面中央に固定されている。下側のアーム42についても同様である。
【0025】
図7及び図8に示すように上下のアーム41、42の各他端には夫々スペーサ44(図8に上側のみ図示)を介して上下一対のクランプ爪45、46が対向して垂直に固定されており、対向する端面に半円形状の切欠45a、46aが設けられている。これらの切欠45a、46aの半径は、ワーク100の前端のクランプすべき位置の外径に合わせて設定されている。尚、切欠45a、46aは、ワーク100の外周面をクランプできる形状であればよく、上記半円形状に限るものではなく、V形の切欠でもよい。
【0026】
上下のアーム41、42は、上下のプレート35、36に固定されて対称に昇降可能とされており、切欠45aと46aとによりワーク100を上下から同時にクランプして当該ワークの回転中心を主軸4の回転中心に一致させて位置決め係止する。図8に示すようにスペーサ44は、クランプ爪45の上下、左右位置を調整してワーク100を係止(クランプ)したときに当該ワーク100の回転中心を主軸11の回転中心と一致させるようになっている。クランプ爪46についても同様である。
【0027】
図6に示すようにフレーム31の上板31cに駆動手段としてのシリンダ47が垂設され、ロッド48の前端が孔31dを遊貫して上側のプレート35の上面中央に固定されている。図7に示すようにフレーム31は、ブラケット48により移動台3のワークヘッド6の一側前端近傍位置に垂直固定されて、ワークヘッド6と一体で移動可能とされている。図1に示すように第1のクランプ機構30は、ワークヘッド6に装着されている後述する第2のクランプ機構50の僅か前方位置に配置され、ワーク100の加工すべき前端近傍の回転中心を主軸11の回転中心に位置決めする。この第1のクランプ機構30は、図6及び図7に示すようにシリンダ47が短縮するとクランプ爪45、46が実線で示す上限位置、下限位置に移動し、伸長するとクランプ爪45と46とが中央に向かって対称に移動してワーク100をクランプする。
【0028】
図4及び図5に示すように第2のクランプ機構50は、円筒形状の外筒体51内に円筒形状の内筒体52が軸受53により回転自在、且つ軸方向不動に軸支されている。内筒体52の内径は略中央から後部が前部よりも僅かに大径とされて段差面52aをなし、後部内周面52bが主軸11の前端部に外周面11bと僅かな間隙を存して軸方向に移動自在に外装されている(図5)。ホルダ54は、外径が内筒体52の前部の内径よりも僅かに小径の円筒体をなし、後端に内筒体52の後部の内径よりも僅かに小径のフランジ54aが同心的に形成されている。
【0029】
ホルダ54は、円筒状をなし、内筒体52に収納され、図5に示すようにフランジ54aが主軸11の前端面11aと内筒体52の段差面52aとの間の環状空間に径方向に僅かな間隙(1mm程度)を存し、軸方向に摺接する程度の間隙を存して収納されている。フランジ54aには孔54bが周方向に複数等配されて設けらており、夫々コイルスプリング55が収納されている(図5)。これらのコイルスプリング55は、一端が孔54bの端面に圧接し、他端が主軸11の前端面11aに圧接してフランジ54aの前端面を段差面52aに僅かなばね力で圧接させている。これにより、ホルダ54は、主軸11の前端に当該主軸11の回転中心に対して垂直な面内で全方向に移動(変位)可能とされ、且つ移動した状態でフランジ54aの後端面が主軸11の前端面11aに当接可能とされる。
【0030】
図3及び図4に示すようにホルダ54の内周面にはワーク100の前端部を締め付けて保持するクランプ部材56、57、58が周方向に配置されており、2つのクランプ部材56、56と1つのクランプ部材57は、周方向に等配されてワーク100の外周面を周方向に等間隔で3箇所で支持するように配置され、2つのクランプ部材58がクランプ部材57の両側近傍に配置されている。
【0031】
クランプ部材56は、固定部材例えば、固定パッド(以下「固定パッド56」という)で、ホルダ54の回転中心から当接部56aまでの距離がワーク100の外周面の半径位置に設定されており、ワーク100の外周面が当接したときに当該ワーク100の回転中心をホルダ54の回転中心に一致させるようになっている。クランプ部材57、58は、可動部材例えば、クランプシリンダ(以下「クランプシリンダ57、58」という)で当接部57a、58aがエアにより半径方向に変位可能とされ、エアが供給されたときにワーク100の外周面を押して2つの保持部材56、56に圧接させる。これにより、ワーク100をホルダ54にクランプし、且つその回転中心をホルダ54の回転中心に一致させることができる。ホルダ54の前端には、ワーク100が遊貫する環状の端板59(図3、図4)が設けられている。
【0032】
尚、クランプ部材は、2個の固定部材(固定パッド56、56)と、1個の可動部材(クランプシリンダ57)の3個あればよく、クランプシリンダ57の両側に配置されている2個のクランプシリンダ58は、必ずしも必要ではない。
【0033】
図3、図4及び図9に示すようにクラッチ機構60を構成する支持機構61は、ワークヘッド6の前後両側部に配置されている。この支持機構61は、上下2本のロッド62がワークヘッド6の側面にブラケット63を介して主軸11の軸方向に水平に摺動自在に支持されており、各前端に第2のクランプ機構50の外筒体51の側部が固定されている。2本のロッド62、62は、略中央部がブラケット64で固定され、当該ブラケット64にピン65が固定されている。図3に示すようにアーム66は、門型をなしてワークヘッド6を架橋し、両側部66aの略中央が夫々ワークヘッド6の側部に設けられたピン67に回動自在に軸支され、下端に設けられた切欠66b(図3、図9)がブラケット64のピン65に回動自在に係合されている。アーム66の上部66cの中央部がワークヘッド6の上面後端に設置された駆動手段としてのシリンダ68のピストンに連結されている。
【0034】
アーム66は、ピストン68の進退に応じてピン67を支点として揺動し、ロッド62を駆動して第2のクランプ機構50の外筒体51を主軸11の軸方向に駆動し、内筒体52と協働してホルダ54を主軸11の前端面に連結し、又は開放(連結を解除)する。即ち、シリンダ68のピストンが縮退すると、図4に示す外筒体51が前方に押し出されて図5に示す内筒体52の段差面52aがホルダ54のフランジ54aの主軸11の前端面11aへの締め付けを解除する。これにより、ホルダ54が主軸11から切り離されて自由な状態となり、主軸11の回転中心に対して垂直面内で移動(変位)可能となる。シリンダ68のピストンが伸長すると外筒体51が後方に引き込まれて、内筒体52の段差面52aがホルダ54のフランジ54aを主軸11の前端面11aに締め付けて固定(クランプ)する。これにより、ホルダ54が主軸11の前端面11aに固定されて一体に回転可能とされる。
【0035】
以下に作用を説明する。
図1及び図2に示すようにワーク100が不図示のワーク供給装置により搬送されてワークヘッド6の前方に水平に、且つその回転中心が主軸11の回転中心と略一致して配置される。第1のクランプ機構30は、図7に実線で示すようにクランプ爪45、46が上下に開いて開放されており、第2のクランプ機構50は、クランプシリンダ57、58の当接部57a、58a(図3)が後退して開放されている。
【0036】
次いで、ワーク装着装置7が左方に前進してワーク100に軸71を挿入し、更に前進して第1のクランプ機構30のクランプ爪45、46、及び第2のクランプ機構50の固定パッド56、クランプシリンダ57、58間を遊貫させて主軸11内に挿入する。図4に示すようにワーク100は、底部100aの周縁部が受部材22のテーパ穴22aに入り込み、コイルスプリング24のばね力に抗して押し込められる。このとき底部100aの周縁部がテーパ穴22aのテーパ面をなす側面により中心方向に案内され、その回転中心が主軸11の回転中心に位置決めされ、ストッパ25に係止される。ワーク100は、底部100aが係止された状態において前端部の切断すべき位置C(図4)が位置決めされる。
【0037】
次に、図6に示す第1のクランプ機構30のシリンダ47が伸長して図7に2点鎖線で示すように上下のクランプ爪45、46がワーク100の前端の切断すべき位置Cの近傍をクランプし、その回転中心を主軸11の回転中心Oに位置決めする。ワーク100は、底部100aの回転中心が支持機構21により主軸11の回転中心に位置決め係止されており、従って、ワーク100の回転中心が主軸11の回転中心に位置決めされる。この後、ワーク装着装置7が右方に後退してワーク100から離隔し、図1に実線で示す元の位置に停止する。
【0038】
次いで、図3及び図4に示す第2のクランプ機構50のクランプシリンダ57、58の当接部57a、58aがエアにより突出してワーク100の前端近傍を2つの固定パッド56の当接部56aに押し付けてクランプする。前述したようにワーク100は、長尺薄肉の管体であることで全長で数ミリ程度の曲がりが発生している虞がある。従って、第1のクランプ装置30から僅かに離れている第2のクランプ機構50の位置におけるワーク100の回転中心は、第1のクランプ機構30の位置における回転中心から僅かにずれた位置にある。第2のクランプ機構50は、ホルダ54が主軸11の回転中心に対して垂直な面内で移動可能とされていることで、前記回転中心のずれに応じて主軸11の回転中心に対して垂直方向に移動する。これにより、第1のクランプ機構30と第2のクランプ機構50との間におけるワーク100の回転中心の主軸11の回転中心に対するずれが吸収される。
【0039】
次いで、図9に示すシリンダ68が伸長してレバー66、ロッド62を介して図4に示す第2のクランプ機構50の外筒体51と内筒体52とを一体に左方に移動させ、図5に示すように内筒体52の段差面52aによりホルダ54のフランジ54aを主軸11の前端面11aに締め付け、当該主軸11に第2のクランプ機構50を連結する。次いで、図6に示す第1のクランプ機構30のシリンダ47を短縮させ、図7に実線で示すように上下のクランプ爪45、46をワーク100の前端部から離隔させてクランプを開放する。この状態において、図4に示すようにワーク100は、主軸11内に収納され前端部の切断すべき位置Cが第2のクランプ機構50の前端から突出し、且つ前記切断すべき位置Cの回転中心が主軸11の回転中心と一致して当該主軸11に固定されている。
【0040】
次いで、図1及び図2に示すモータ14により主軸11が回転駆動され、ワーク100が一体に回転する。次いで、切断装置8が移動して、図7に示すように回転する切断砥石81により回転するワーク100の前記位置Cを切断する。これにより、ワーク100が途中で曲がっている場合でも切断位置Cを回転中心に垂直な面で切断することができる。また、ワーク100がセラミック管のような脆い部材で形成されている場合でも切り口を破損させることなく切断することが可能となる。図1に示すように切断装置8は、切断砥石81の前側にスペーサ82を介して加工砥石83が装着されており、ワーク100の先端部を切断した後、切断位置Cから所定長さ(例えば、20mm程度)の間を回転する加工砥石83により外径加工を行い、所定の外径に加工する。
【0041】
次いで、面取装置9の面取砥石91によりワーク100の前記切断した切り口の面取り加工を行う。このようにして、ワーク100を所定の長さに加工する。尚、ワーク100が途中で曲がっている場合の前端部の切断、外径加工、面取り等の加工量は、当該ワーク100の外周部の偏りが最小となる平均的な加工量である。
【0042】
尚、上記実施形態においては、加工機として旋盤に適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、他の研削盤等の工作機械にも適用し得ることは勿論である。
【0043】
また、ワークとしては、上述した長尺薄肉の試験管様に限るものではなく、全長で数ミリ程度の曲がりと、若干(0.5mm程度)の真円度誤差のある中実体又円筒体でもよいことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、旋盤等の加工機において、ワークが長尺薄肉管等である場合の加工部位の回転中心を主軸の回転中心に位置決めすることができ、前記加工部位の切断、面取り加工等を良好に行うことが可能となる。特に、長尺薄肉で曲がりのあるような管体や試験管様の有底円筒体や、脆い材質で形成されているセラミック管等の開口端の切断加工や開口端の面取り加工等を良好に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャック装置を適用した旋盤の平面図である。
【図2】図1に示す旋盤の正面図である。
【図3】図1に示すワークヘッドの一部切欠端面図である。
【図4】図3に示すワークヘッドの矢線IV―IVに沿う断面図である。
【図5】図4に示す第2のクランプ機構の内筒体とホルダと主軸の前端面との一部拡大図である。
【図6】図1に示す第1のクランプ機構の側面図である。
【図7】図6に示す第1のクランプ機構の矢線VII―VIIに沿う断面図である。
【図8】図7に示す第1のクランプ機構の矢線VIII―VIIIに沿う断面図である。
【図9】図2に示すワークヘッドの拡大図である。
【符号の説明】
1 旋盤(加工機)
2 基台
3、4、5 移動台
6 ワークヘッド
7 ワーク装着装置
8 切断装置
9 面取装置
11 主軸
21 支持機構
30 第1のクランプ機構
45、46 クランプ爪
50 第2のクランプ機構
51 外筒体
52 内筒体
54 ホルダ
54a フランジ
56 固定パッド(クランプ部材)
57、58 クランプシリンダ(クランプ部材)
60 クラッチ機構
61 支持機構
100 ワーク(セラミック管)

Claims (9)

  1. 加工機のワークヘッドに回転自在に軸支された中空の主軸にワークを挿入し、前記主軸の前端から突出させた前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプして前記主軸と一体に回転させるチャック装置であって、
    前記主軸の後端に設けられ前記ワークの後端部を受け入れてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めして支持する支持機構と、
    前記主軸の前方に配置され、前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプしてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めし、加工時に前記クランプを開放する第1のクランプ機構と、
    前記主軸の前端に当該主軸の回転中心に対して垂直面内で移動可能に配置され、前記第1のクランプ機構により位置決めされた前記ワークの前端近傍をクランプする第2のクランプ機構と、
    前記ワークヘッドと前記第2のクランプ機構との間に設けられて前記第2のクランプ機構を前記主軸に連結・開放するクラッチ機構と
    を備えたことを特徴とするチャック装置。
  2. 前記支持機構は、
    ワーク後端部の受け口がテーパ状に開口し、前記ワーク後端部の回転中心を主軸の回転中心に案内して支持する受部材と、
    前記主軸の後端に固定され前記受部材を収納して軸方向移動自在に支持するハウジングと、
    前記ハウジングと前記受部材との間に縮設されて前記受部材を前記主軸の前方側に付勢する弾性部材と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のチャック装置。
  3. 前記第1のクランプ機構は、
    対向する端面に前記ワークの前端近傍外周面をクランプする略半円形又はV形の切欠が設けられ、前記主軸の回転中心に対して垂直面内で対称に近接・離隔可能に配置され、前記ワークをクランプしてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めする一対のクランプ爪と、
    前記各クランプ爪を支持して対称に近接・離隔させる支持機構と、
    前記支持機構を駆動して前記ワークをクランプ・開放する駆動手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のチャック装置。
  4. 前記第2のクランプ機構は、
    前記ワークヘッドの前端に前記主軸の軸方向に進退可能に配置された外筒体と、
    前記外筒体内に回転自在且つ軸方向に移動不能に軸支され、前記主軸の前端に僅かな間隙を存して外装される内筒体と、
    後端外周面にフランジが設けられた円筒状をなし、前記内筒体に収納され且つ前記フランジが前記内筒体の内周面に設けられた段差面と前記主軸の前端面との間に収納されて前記主軸の回転中心に垂直な面内で移動自在とされ、前記段差面により前記フランジが押動されて前記主軸の前端面に圧接可能とされ、前記ワークが遊貫されるホルダと、
    前記ホルダの内周面に設けられ、前記ワークの前端近傍をクランプして前記ホルダの中心位置に保持する複数のクランプ部材と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のチャック装置。
  5. 前記複数のクランプ部材は、
    前記ホルダの回転中心から前記ワークの外周面半径と同一円周上に周方向に3個等配され、その中の2個のクランプ部材が固定パッドとされて前記ワークの外周面を係止し、残りの1個のクランプ部材がクランプシリンダとされて前記ワークを前記固定パッドに押し付けて位置決め固定することを特徴とする請求項4に記載のチャック装置。
  6. 前記クラッチ機構は、
    前記第2のクランプ機構を前記ワークヘッドに前記主軸の軸方向に移動自在に支持する支持機構と、
    前記第2のクランプ機構を進退させて前記主軸の前端面に連結・開放する駆動手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のチャック装置。
  7. 前記ワークは、長尺薄肉の有底の管体である
    ことを特徴とする請求項1に記載のチャック装置。
  8. 加工機のワークヘッドに回転自在に軸支された中空の主軸にワークを挿入し、前記主軸の前端から突出させた前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプして前記主軸と一体に回転させて加工するワークの加工方法であって、前記主軸の後端に設けられた支持手段により前記ワークの後端の回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めして支持し、
    前記主軸の前方に配置された第1のクランプ手段により前記ワークの加工すべき前端近傍をクランプしてその回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めし、
    前記主軸の前端に当該主軸の回転中心に対して垂直面内で移動可能に配置された第2のクランプ手段により前記第1のクランプ手段により位置決めされた前記ワークの前端近傍をクランプし、
    前記ワークヘッドと前記第2クランプ手段との間に設けられたクラッチ手段により前記第2クランプ手段を前記主軸に連結して前記ワークの回転中心を前記主軸の回転中心に位置決めし、前記第1のクランプ手段によるクランプを開放して前記ワークの前端部を加工することを特徴とするワークの加工方法。
  9. 前記ワークは、長尺薄肉の有底の管体である
    ことを特徴とする請求項8に記載のワークの加工方法。
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