JPH0631194U - 混成集積回路装置 - Google Patents
混成集積回路装置Info
- Publication number
- JPH0631194U JPH0631194U JP7330092U JP7330092U JPH0631194U JP H0631194 U JPH0631194 U JP H0631194U JP 7330092 U JP7330092 U JP 7330092U JP 7330092 U JP7330092 U JP 7330092U JP H0631194 U JPH0631194 U JP H0631194U
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- Japan
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- casing
- circuit board
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- hybrid integrated
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 安価でしかも回路基板の取り付けによって
放熱特性が変わらない混成集積回路装置を提供する。 【構 成】 本考案の混成集積回路装置は、一縁部に沿
って配列されたリード端子(23)と、当該リード端子
(23)に接続された少なくとも発熱性回路部品(2
2)を含む電子部品が設けられている回路基板(21)
と、前記リード端子(23)を外部に突出させるための
開口部(16)を有すると共に、回路基板(21)の両
側面を支持する切り起こし部材(12、12′)とから
なるケーシング(11)と、前記切り起こし部材(1
2、12′)によって前記回路基板(21)が挟持され
るように構成される。
放熱特性が変わらない混成集積回路装置を提供する。 【構 成】 本考案の混成集積回路装置は、一縁部に沿
って配列されたリード端子(23)と、当該リード端子
(23)に接続された少なくとも発熱性回路部品(2
2)を含む電子部品が設けられている回路基板(21)
と、前記リード端子(23)を外部に突出させるための
開口部(16)を有すると共に、回路基板(21)の両
側面を支持する切り起こし部材(12、12′)とから
なるケーシング(11)と、前記切り起こし部材(1
2、12′)によって前記回路基板(21)が挟持され
るように構成される。
Description
【0001】
本考案は、ケーシングに発熱性回路部品を備えた回路基板が装着されている混 成集積回路装置に関するものである。
【0002】
図3は従来例が示されており、発熱性回路部品を備えた回路基板が装着されて いるケーシングを説明するための図である。図4は図3のケーシングにシリコン 樹脂を充填した混成集積回路装置を説明するための図である。 図3において、ケーシング41は、金属製の平板によって成形されていると共 に、ケーシング41の側部に突起42が成形されている。当該突起42は、ケー シング41の内部に装着する回路基板43をケーシング41の中央に配置するよ うに案内する。 回路基板43は、図示されていない発熱性回路部品を含む電子部品が設けられ ていると共に、回路基板43の一端部にクリップ部45によってリード端子44 が接続されている。 上記ケーシング41には、発熱性回路部品を含む電子部品を設けた回路基板4 3が装着された後、熱伝導性が良好なシリコン樹脂51が充填され混成集積回路 装置となる。
【0003】 図5は他の従来例が示されており、発熱性回路部品を備えた回路基板が装着さ れているケーシングを説明するための図である。 図5において、ケーシング61には、ガイドレール62がその側部に成形され ている。当該ガイドレール62は、ケーシング61の内部に装着する発熱性回路 部品63、63′や電子部品64等が設けられた回路基板43をその中央に案内 すると共に取り付ける。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 ケーシング41または61に装着された発熱性回路部品を備えた回路基板43 は、ケーシング41または61の中央部に配置されない場合、所望の放熱特性が 得られず混成集積回路装置の動作特性に影響を与える。 そのため、図4に示す回路基板43をケーシング41の中央に配置するための 突起42は、正確に成形する必要がある。 また、ケーシング41にシリコン樹脂51を充填する際に、シリコン樹脂51 の漏れをなくすためには、ケーシング41の一端どうし、および底部と側部との はんだ付けによる接合を確実にしないと、はんだ付け不良部分からシリコン樹脂 51が漏れる。
【0005】 また、図5に示すように、ケーシング61にガイドレール62を形成すると、 回路基板43を正確にケーシング61の中央に配置できるが、ケーシング61の 製作が高価になるという問題を有する。 さらに、図5に示すケーシング61は、発熱性回路部品とケーシング61とが 離れているため、放熱特性が悪いという問題を有する。 したがって、ケーシング41または61を安価に製作するためには、ケーシン グ41または61の形状によって混成集積回路装置の放熱特性が変わるという欠 点を有する。
【0006】 本考案は、以上のような課題を解決するためのもので、安価でしかも回路基板 の取り付けによって放熱特性が変わらない混成集積回路装置を提供することを目 的とする。
【0007】
前記目的を達成するために、本考案の混成集積回路装置は、少なくとも発熱性 回路部品(図2の22)を含む電子部品が設けられている回路基板(図2の21 )と、当該回路基板(21)の一縁部に沿って配列されたリード端子(図2の2 3)と、前記リード端子(23)を外側に突出させるための開口部(図1および 図2の16)を有すると共に、対向する二側面に内側に折り曲げられた切り起こ し部材(図1および図2の12、12′)が設けられたケーシング(図1および 図2の11)とを備え、前記切り起こし部材(12、12′)が前記回路基板( 21)上の発熱性回路部品に当接されるように構成される。
【0008】 ケーシングに形成された切り起こし部材は、その内方向に突出された部分によ って発熱性回路部品に接続することで、熱を効率的にケーシングに伝達し、放熱 する。また、切り起こし部材を有するバネ性によって、回路基板は、ケーシング の中央に配置固定されるため、所望の放熱特性が得られる。さらに、切り起こし 部材を切り起こす際にできる開口が通風口となってケーシング内の空気を換気す る。
【0009】
図1は本考案における実施例で、ケーシングを説明するための図である。図2 は本考案における実施例で、ケーシングに回路基板を装着した際の断面図である 。 図1において、ケーシング11は、たとえば、銅、アルミニウム等の放熱性部 材からなり、両側部に切り起こし部材12、12′が内方向に向けて折曲げられ ている。また、ケーシング11の他方両側部には、突起13が設けられている。 なお、当該突起13は必要に応じて設けることができる。
【0010】 図2において、発熱性回路部品22が取り付けられている回路基板21は、ケ ーシング11の開口部16からリード端子23を上に向けて挿入され、図1に示 す突起13、13′によってケーシング11の中央に配置される。なお、突起1 3、13′を用いずに、切り起こし部材12、12′のみによってもケーシング 11の中央に配置することができる。 そして、発熱性回路部品22は、切り起こし部材12、12′の弾性によって 挟持されると共に、回路基板21がケーシング11に固定される。また、発熱性 回路部品22と切り起こし部材12、12′とは、必要に応じて、はんだ付け、 あるいは耐熱性接着剤で固定することができる。
【0011】 上記構成において、発熱性回路部品22から発生した熱は、その一部が切り起 こし部材12、12′からケーシング11に伝達されて放熱する。また、空気は 、両側部に設けられている開口14、14′からケーシング11の底部に設けら れている開口15、15′を通るため、発熱性回路部品22を冷却することがで きる。また、上記空気の流れは、ケーシング11を図示されていない母回路基板 等への取り付け方によって、上記記載と逆になる。
【0012】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記実施例に限定されるもの ではない。そして、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱すること がなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。 たとえば、切り起こし部材および弾性放熱部材は、発熱性回路部品から熱をケ ーシングに効率良く伝達でき、かつ回路基板を所定位置に配置できる形状であれ ば、実施例に限定されない。また、実施例は、切り起こし部材および弾性放熱部 材が一対の場合を示しているが、これらの個数に限定されない。
【0013】
本考案によれば、発熱性回路部品から発生する熱は、切り起こし部材あるいは 弾性放熱部材を通してケーシングから放熱するため、放熱効果が向上する。 また、前記切り起こし部材あるいは弾性放熱部材は、ケーシング内に回路基板 をバランス良く配置できるため、回路基板に設けられている回路部品の放熱特性 に差がなく動作を安定にする。
【図1】本考案における実施例で、ケーシングを説明す
るための図である。
るための図である。
【図2】本考案における実施例で、ケーシングに回路基
板を装着した際の断面図である。
板を装着した際の断面図である。
【図3】従来例が示されており、発熱性回路部品を備え
た回路基板が装着されているケーシングを説明するため
の図である。
た回路基板が装着されているケーシングを説明するため
の図である。
【図4】図4のケーシングにシリコン樹脂を充填した混
成集積回路装置を説明するための図である。
成集積回路装置を説明するための図である。
【図5】他の従来例が示されており、発熱性回路部品を
備えた回路基板が装着されているケーシングを説明する
ための図である。
備えた回路基板が装着されているケーシングを説明する
ための図である。
11、31・・・ケーシング 12、12′・・・切り起こし部材 13・・・突起 14、14′、15、15′・・・開口 16・・・開口部 21・・・回路基板 22・・・発熱性回路部品 23・・・リード端子 32・・・弾性放熱部材
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも発熱性回路部品を含む電子
部品が搭載された回路基板と、 当該回路基板の一縁部に沿って配列されたリード端子
と、 前記リード端子を外側に突出させるための開口部を有す
ると共に、対向する二側面に内側に折り曲げられた切り
起こし部材が設けられたケーシングとを備え、 前記切り起こし部材が前記回路基板上の発熱性回路部品
に当接されていることを特徴とする混成集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330092U JPH0631194U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 混成集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330092U JPH0631194U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 混成集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631194U true JPH0631194U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13514180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7330092U Withdrawn JPH0631194U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 混成集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631194U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008288233A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Ricoh Co Ltd | 熱移動部材、熱移動機構及び情報処理装置 |
JP2012064985A (ja) * | 2008-06-05 | 2012-03-29 | Mitsubishi Electric Corp | 基板の保持・固定構造 |
WO2023085099A1 (ja) * | 2021-11-10 | 2023-05-19 | 信越化学工業株式会社 | 発熱性電子部品用カバー |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP7330092U patent/JPH0631194U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008288233A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Ricoh Co Ltd | 熱移動部材、熱移動機構及び情報処理装置 |
JP2012064985A (ja) * | 2008-06-05 | 2012-03-29 | Mitsubishi Electric Corp | 基板の保持・固定構造 |
WO2023085099A1 (ja) * | 2021-11-10 | 2023-05-19 | 信越化学工業株式会社 | 発熱性電子部品用カバー |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |