JPH06311899A - 核酸分析法 - Google Patents

核酸分析法

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JPH06311899A
JPH06311899A JP6078499A JP7849994A JPH06311899A JP H06311899 A JPH06311899 A JP H06311899A JP 6078499 A JP6078499 A JP 6078499A JP 7849994 A JP7849994 A JP 7849994A JP H06311899 A JPH06311899 A JP H06311899A
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JP
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probe
oligonucleotide
capture
group
target polynucleotide
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Application number
JP6078499A
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English (en)
Inventor
Colleen Marie Nycz
コリーン・マリー・ニック
Glenn P Vonk
グレン・ピー・ボンク
Stewart Russell Jurgensen
スチュワート・ラッセル・ジャーゲンセン
Ronald G Myatich
ロナルド・ジー・マイアティック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
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Publication date
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6813Hybridisation assays

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料中の標的ポリヌクレオチドの存在を検出
する方法に関する。 【構成】方法は以下の工程を含む:検出用プローブを用
いた標的ポリヌクレオチドのハイブリダイゼーション工
程であって、検出用プローブは3’末端に付加されたア
ルカリフォスファターゼのような検出可能な基をもつ第
1のオリゴヌクレオチドからなり;捕捉プローブを用い
た標的ポリヌクレオチドのハイブリダイゼーション工程
であって、捕捉プローブは5’末端に付加されたビオチ
ンのような捕捉できる基をもつ第2のオリゴヌクレオチ
ドからなり;そして、検出用プローブおよび捕捉プロー
ブが標的ポリヌクレオチドにハイブリダイズしたことを
検出する工程。プローブ、プローブセット、および本発
明を実行するのに有用なキットも開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサンドイッチ分析におけ
るオリゴヌクレオチドプローブによる遺伝物質の検出に
関する。
【0002】
【従来の技術】サンプル中の標的ポリヌクレオチドの存
在を検知するためのある既知の戦略はサンドイッチ分析
と呼ばれる。サンドイッチ分析は関心のある標的ポリヌ
クレオチドの塩基配列に相補的で独立した検出用および
捕捉用オリゴヌクレオチドを使用する。標的ポリヌクレ
オチドが存在すると、検出用および捕捉用オリゴヌクレ
オチドは各々相補的な塩基配列にハイブリダイズする。
一般的には、検出用オリゴヌクレオチドは、ある特定の
シグナルを与える基質と接触して検出可能なシグナルを
生じることができるような成分(moiety)につな
げられる。捕捉用オリゴヌクレオチドは直接あるいは固
定用成分を通して固体支持体に固定される。固体支持体
から過剰なサンプルおよび他の試薬を除去した後に、捕
捉−標的−検出複合体はシグナルを生じる基質にさらさ
れる。シグナルを生じる基質により生じたシグナルの強
度は、サンプル中に存在する標的ポリヌクレオチドの濃
度を示す。
【0003】シグナルを与える成分が使われるとき、一
般的にはそれはポリヌクレオチドの内部(放射性標識が
ヌクレオチドの化学的“ニック”を通して検出用プロー
ブに加えられる場合のように)または検出用の5’末端
につけられる。サンドイッチ分析の感度に影響するよく
ある問題は、分析中の非特異的シグナルの存在である。
非特異的シグナルの発生は、溶液中などのハイブリダイ
ズしなかった検出用プローブが残っていることによる可
能性がある。非特異的シグナルは間違った陽性の結果の
数を増大することにより、分析の結果を歪めることがあ
る;これは試験の感度を下げ、それにより、本分析によ
りサンプル中の低濃度の標的ヌクレオチドを正確に検出
することが不可能になる。
【0004】C.ブラケル(Brakel)ら,欧州特
許第0330221号に、少なくとも一つのビオチンが
その各々の末端に付いたオリゴヌクレオチドおよびそれ
らを利用した分析システムが記載されている。
【0005】J.タダ(Tada)ら,Molec.a
nd Cellular Probes 6,489
(1992)に、5’末端がビオチンで標識されている
増幅プライマーを利用した分析法が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の観点から、非特
異的なバックグラウンドのシグナルを減少させたサンド
イッチ分析の提供が、本発明の第一の目的である。
【0007】本発明の第二の目的は、非特異的なバック
グラウンドのシグナルを減少させたサンドイッチ分析を
迅速に遂行するのに適したキットを提供することであ
る。
【0008】本発明の第三の目的は、非特異的なバック
グラウンドのシグナルを減少させたサンドイッチ分析を
行うのに有効なプローブおよびプローブのセットを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】サンプル中の標的ポリヌ
クレオチドの存在を検出する方法を開示する。方法は以
下の工程を含む: (a)標的ポリヌクレオチドを検出用プローブとハイブ
リダイズさせるが、その際、該検出用プローブは標的ポ
リヌクレオチドの第一セグメントとハイブリダイズする
第一オリゴヌクレオチド、及び第一オリゴヌクレオチド
の3’末端に付加された検出可能基を含む; (b)標的ポリヌクレオチドを捕捉用プローブとハイブ
リダイズさせるが、その際、該捕捉用プローブは標的ポ
リヌクレオチドの第二セグメントとハイブリダイズする
第二オリゴヌクレオチド及び第二オリゴヌクレオチドの
5’末端に付加された捕捉基を含み;そして (c)検出用プローブおよび捕捉用プローブの標的ポリ
ヌクレオチドへのハイブリダイゼーションを検出する。
【0010】上述の特定の態様は、さらに検出工程に先
行して捕捉用プローブを固相支持体に付加させる工程を
含む。例えば、捕捉基が特定の結合対の第一のものであ
れば、固相支持体はそれに結合する特定の結合対の第二
のものを持つことができ、そして付着工程は特定の結合
対の第一のものおよび第二のものを互いに結合させるこ
とによってなされうる。次に、検出工程はハイブリダイ
ゼーション複合体を通して検出可能基の固相支持体への
結合を検出することによって行われうる。
【0011】本発明の上述および他の目的ならびに側面
は、本明細書中の図面および以下に詳しく記載される。
【0012】ヌクレオチド配列は本明細書においては、
左から右に向かって5’から3’方向に一本鎖によって
のみ示される。
【0013】比較の目的で、従来のサンドイッチ分析技
術において形成されるハイブリダイゼーション複合体が
図1に概略的に表現される。図1の下の線は、オリゴヌ
クレオチド12の5’末端に検出可能基11を含む検出
用プローブ10である。中央の線は標的ポリヌクレオチ
ド13である。上の線は、オリゴヌクレオチド16の
3’末端に捕捉基15を含む捕捉用プローブ14であ
る。検出用プローブ10および捕捉用プローブ14を標
的ポリヌクレオチドと結び付ける短い垂直な線は相補的
な塩基対間のハイブリダイゼーションの際に形成される
水素結合を表す。
【0014】本発明のサンドイッチ分析において形成さ
れるハイブリダイゼーション複合体は、図2に概略的に
表現される。この図面は図1と似ている。しかし、重要
なことは、図2において上の線が検出用プローブ20で
あり、オリゴヌクレオチド22の3’末端に検知可能基
21がある。中央の線は標的ポリヌクレオチド23であ
る。図2の下の線はオリゴヌクレオチド26の5’末端
に捕捉基25を持つ捕捉用プローブ24である。本方法
の側面は以下に詳細に論じられる。
【0015】標的ポリヌクレオチドは実質的に、検出を
望むいかなるポリヌクレオチドでもよい。例えば、標的
はデオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)、
およびそれらの類似体および分子複合体を含んでもよ
い。標的は天然にあるポリヌクレオチド、または組換技
術およびポリメラーゼ連鎖反応法のような他の手法によ
り生成されたポリヌクレオチドを含んでもよい。関心の
あるポリヌクレオチドは実質的に、サンプル中に存在す
るあらゆるポリ核酸またはその大半または一部の部分を
含むこともできる。また、サンプルはポリ核酸のみを含
む必要はなく、他の生体物質を含んでいてもよいし一般
的に含むであろう。例えば、本分析は培養液の細胞の全
部または分画したもの、ウイルス、細菌、菌類、藻類、
酵母、および他の微生物の中の特定のポリヌクレオチド
の存在を検出するのに使うことができる。共通して、こ
れらの源は血液、尿、ふん、唾液、膿汁、精液、血清、
または生物の他の組織からとられたサンプルの中に見い
だされる;このように、組織サンプル中のこれらの源の
一つに特異的なポリヌクレオチドの存在を検知する本分
析を使用することにより、サンプル中に源そのものが存
在することを示唆できる。B−溶血性ステロコッカス、
ヘモフィルス(Haemophilus)インフルエン
ザ、肺炎双球菌、マイコプラズマ肺炎菌、マイコバクテ
リア、サルモネラ、赤痢菌、ヤルシニアエンテロコリテ
ィカ(Yersinia enterocolitic
a)、大腸菌、クロストリジウムディフィサイル(di
fficile)、カンピロバクター(Campylo
bacter)、ナイセリアゴノロア(Neisser
ia gonorrhoeae)、トレポネマパリダン
(Treponema pallidum)、クラミジ
アトラコマチィス、クロストリジウムペルフリンゲンス
(perfringens)のような細菌は本発明で検
出可能である。本分析に適したウイルスの例にはインフ
ルエンザA、インフルエンザB、パラインフルエンザ、
レスピラトリーシンシチアルウイルス(respira
tory syncytial virus)、アデノ
ウイルス、ライノウイルス(rhinoviri)、ロ
タウイルス、パルボウイルス、エンテロウイルス、およ
び単純ヘルペスウイルスが含まれる。
【0016】標的ポリヌクレオチドはハイブリダイゼー
ションのためには一本鎖の形状であるべきであるが、検
出用プローブと一本鎖のハイブリダイズをする前に二本
鎖を変成して一本鎖にしさえすればハイブリダイゼーシ
ョン溶液中での形状が二本鎖であってもよい。標的およ
び検出用プローブのハイブリダイゼーションに適したい
かなる変成技術、標的の固体支持体への付着、またはシ
グナルを与える成分の検出は、本分析において使用する
のに好都合である。
【0017】標的ポリヌクレオチドは鎖置換増幅または
ポリメラーゼ連鎖反応のような何らかの適した技術によ
り生成された増幅物でよい。例えばG.テランスウォー
カー(Terrance Walker)ら、Nucl
eic Acids Res.20,1691ー169
6(1992);K.マリス(Mullis)ら、米国
特許第4,683,202号参照。このように、標的ポ
リヌクレオチドは天然のものまたは合成したもののいず
れでもよい。
【0018】標的ポリヌクレオチドは、2つの異なるオ
リゴヌクレオチドプローブと、オーバーラップするにし
てもしないにしても、一斉に結合するのに十分な長さだ
け必要である。一般的には標的ポリヌクレオチドは少な
くとも20残基の長さである。標的ポリヌクレオチドは
ゲノムDNAと同じくらいの長さでもよいが、一般的に
は標的ポリヌクレオチドは3,000残基よりは長くな
い。上述したポリヌクレオチドの第一及び第二セグメン
トは、特定のプローブがハイブリダイズしうるポリヌク
レオチドの重要な領域に関係する;第一セグメントはポ
リヌクレオチド中で第二セグメントに対して3’または
5’のいずれに位置してもよい。
【0019】上述したように検出用プローブは、標的ポ
リヌクレオチドの第一セグメントにハイブリダイズする
第一オリゴヌクレオチド、及び第一オリゴヌクレオチド
の3’末端に付加された検知可能基を含む。第一オリゴ
ヌクレオチドの長さは標的ポリヌクレオチドの第一セグ
メントに結合できさえすれば重要ではない。第一オリゴ
ヌクレオチドは一般的には5、6、7、または8塩基の
長さで25、30、および40またはそれ以上の塩基長
程度までである。第一オリゴヌクレオチドはDNAまた
はRNAを含み、合成または天然に生じたものでよい。
一般にJ.グッドチャイルド(Goodchild)、
Bioconjugate Chemistry 1,
165−187(1990)を参照。適当な検出可能基
のいずれも使用してよく、その例としては、酵素標識
(例えばアルカリホスファターゼ、ホースラディッシュ
ペルオキシダーゼのようなペルオキシダーゼ、酸性ホス
ファターゼ、βーD−ガラクトシダーゼ、グルコースオ
キシダーゼ、ルシフェラーゼ)、化学蛍光標識(例えば
ルミノール、ルシゲニン、L.アーノルド(Arnol
d)ら、PCT出願 WO 89/02896に記載さ
れたようなアクリジニウムエステルのようなアクリジニ
ウム化合物)、生物蛍光標識(例えばエクオリンおよび
ルシフェラーゼのような光タンパク質)、蛍光標識(例
えばフルオレセイン)、および電子密度標識(例えばフ
ェリチン、金)が含まれるがそれらだけに限定されな
い。一般的には、検出可能基はタンパク質である。検出
可能基は何らかの適切な技術で第一オリゴヌクレオチド
に付着されうる。例えば、S.ゴーシュ(Ghos
h)、Bioconjugate Chemistry
1,71−76(1990)を参照。
【0020】好適には、シャップ(Schapp)の米
国特許第4,959,182号に記載されているように
(本明細書中に引用されたすべての米国特許参考文献に
よる開示は参考事項として本明細書中に取り入れる)、
使用される検知可能基はアルカリホスファターゼであ
り、好ましい基質はダイオキセタン化合物およびフルオ
レサインのような蛍光化合物のくみあわせであり、反応
はアルカリホスファターゼによるダイオキセタンの活性
化を促す条件下で行われ、ダイオキセタンから蛍光化合
物に電子エネルギーが転位される。好適なダイオキセタ
ンおよび蛍光基質系はLumigen Inc.,デト
ロイト,ミシガン州,USAによるLUMIPHOS
(商標名)530として商業的に入手可能である。
【0021】捕捉用プローブも、上述したように、標的
ポリヌクレオチドの第二セグメントとハイブリダイズす
る第二オリゴヌクレオチド、及び第二オリゴヌクレオチ
ドの5’末端に付加された捕捉基を含む。第二オリゴヌ
クレオチドの長さも、標的ポリヌクレオチドの第二セグ
メントに結合できさえすれば重要ではない。第二オリゴ
ヌクレオチドは第一オリゴヌクレオチドのように、通常
は、5、6、7または8塩基の長さで25、30および
40またはそれ以上の塩基長程度までである。第一オリ
ゴヌクレオチドのように、第二オリゴヌクレオチドは、
DNAまたはRNAを含み、合成または天然に生じたも
のでよい。好適な捕捉基のいずれも使用できるが、例と
しては、ビオチンおよびアビジン、抗原および抗体、抗
体および抗体結合蛋白質(例えばプロテインA,プロテ
インG,プロテインV)が含まれるが、それらに限定さ
れない。通常、捕捉基は特異的結合対の一方である。
【0022】固相支持体は、付加された捕捉用プローブ
−標的−検出用プローブがハイブリダイズした複合体
を、結合していないサンプル、検出用プローブおよび捕
捉用プローブから分離させるいかなる媒介でもよい。固
相支持体はガラス、ポリスチレン、ポリエチレン、デキ
ストラン、ニトロセルロース、ナイロン、およびポリプ
ロピレンを含むいずれの好適な材料の混合物でもよい。
固相支持体は例えばビーズ、試験管、マイクロウェル、
メンブレン等を含む好適な形状のいずれかを取ることが
できる。
【0023】好適には、固相支持体は捕捉用プローブを
結合するための手段を含む(即ち、それに付加された捕
捉用プローブの捕捉基に直接にまたは間接的に結合でき
る基を備えている)。いかなる適切な技術も使われう
る。オリゴヌクレオチドプローブの捕捉基としてビオチ
ンが使われる好適な態様において、ウシ血清アルブミン
(BSA)のような蛋白質およびビオチンを含む複合体
はこの蛋白質により固相支持体に固定され、ストレプト
アビジンはビオチンに結合され、ストレプトアビジンの
結合部位はオリゴヌクレオチドプローブのビオチン捕捉
基に結合しないままでいる。
【0024】オリゴヌクレオチドプローブの標的ポリヌ
クレオチドへのハイブリダイゼーションには、アデニン
(A)およびその類似体とチミン(T)およびその類似
体またはウラシル(U)およびその類似体、並びにグア
ニン(G)およびその類似体とシトシン(C)およびそ
の類似体のワトソンークリックの塩基対に従ったヌクレ
オチド鎖の相補的なヌクレオチド鎖への非共有結合が包
含される。ハイブリダイゼーションはある鎖の塩基が他
の鎖の正しい相補的な塩基と100%結合して起きう
る;ハイブリダイゼーションはある鎖の塩基の95、8
5または75%またはそれ以下しか他の鎖の塩基と相補
的でない場合にも起きうる。本発明のように2つの異な
るプローブが1つの標的ポリヌクレオチドにハイブリダ
イズする場合、2つのプローブは、すぐ隣合っているか
または介在セグメントにより離されているセグメントに
ハイブリダイズする。いくつかのケースでは、プローブ
そのものが部分的にオーバーラップしていても、各々の
プローブが標的ポリヌクレオチドにハイブリダイズする
限り重要ではない。ハイブリダイゼーションが起きるよ
うな条件はよく知られている。
【0025】通常、ハイブリダイゼーションは既知の技
術にしたがって、通常は水溶液である適切なハイブリダ
イゼーション溶液の中で行われうる。通常、ハイブリダ
イゼーション液は、50%ホルムアミド、塩化ナトリウ
ムークエン酸ナトリウム混合物、および数%のDNA
(しばしば仔ウシ胸腺またはサケ精子)を含む。標的、
検出用プローブ、および捕捉用プローブが加えられ、必
要ならば変成され、そしてハイブリダイゼーションおよ
び固相支持体へ付加される。過剰な反応液やサンプルは
検出のために、ハイブリダイズした複合体から分離され
る。当業者は、検出用プローブの標的へのハイブリダイ
ゼーション、捕捉用プローブの標的へのハイブリダイゼ
ーション、および捕捉用プローブの固相支持体への付加
の工程がどのような順に行われてもよいということが分
かるであろう;すなわち各々のハイブリダイゼーション
工程は分析の精密さに影響を与えずに、他のものに先行
することは可能であり、そして捕捉用プローブが標的に
ハイブリダイズする前またはハイブリダイズした後でも
よいが、捕捉用プローブを固相支持体に一番初めに付加
することは可能である。好ましい態様においては、捕捉
用プローブおよび検出用プローブが標的サンプルに同時
に加えられてハイブリダイゼーションをさせ;この反応
液が捕捉用プローブの付加部分を通してこの複合体が付
着するように固相支持体に加えられる。
【0026】分析の検出工程は、ハイブリダイゼーショ
ン工程に関連して、検出可能基が検出可能なシグナルを
放出するのを誘導するのに適した既知の技術により行わ
れる。一般に、これは検出可能基が作用できる基質に接
触すること、およびそれから検出可能基により変えられ
た基質の量を検出することを含む。例えば、ハイブリダ
イゼーション水溶液の中でハイブリダイゼーションを行
い、そして溶液に接触させている状態で捕捉用プローブ
を固相持体に付着させた後に、溶液を固相支持体から分
離し、そして測定されるハイブリダイゼーション複合体
を通して固相支持体への検出可能基の付着程度を測定す
ることができる(即ち、固相支持体に接触して検出可能
なシグナルを生じることが可能な基質を用いることによ
る)。
【0027】本発明に従った特定の標的ポリヌクレオチ
ドを検出するためのキットは検出用プローブおよび/ま
たは捕捉用プローブを含み、場合によっては上述したよ
うな固相支持体を含む。キットの内容物は一般的には共
通の包の中に一緒に含まれ、本発明の方法を遂行するた
めの指示が書かれた紙またはそのような指示が印刷され
た紙もまた含まれうる。キットは、検出可能なシグナル
を放出できる検出用プローブの検出基の基質も含んえよ
い。
【0028】本発明は以下の限定されない実施例におい
てさらに詳細に説明される。
【0029】
【実施例】
実施例15’にビオチンが結合した捕捉用オリゴデオキシヌクレ
オチドプローブの調製 オリゴデオキシヌクレオチド捕捉用プローブは以下に述
べるように合成された。まず第一に捕捉用オリゴマー
が、DNA合成機(Model 380B,Appli
d Biosystems,フォスターシティー,カリ
フォルニア州)、および5’末端に3つのビオチン分子
(BBB)がついたオリゴマーを生じるBiotin
ON(商標名)反応液(Clonetech,パロアル
ト、カリフォルニア州)を用いて調製された。プローブ
は逆相高圧液体クロマトグラフィー(HPLC,Bro
wnlee Lab Aquapore RP 300
カラム−220×4.6mm,C8カラム7粒子(pa
rticle)、孔の大きさ300A)により254n
mの紫外線(UV)検知機を用いて流速1ml/分で、
1時間にわたって緩衝液Bの濃度を14%から44%に
勾配をかけて(緩衝液B:0.1M酢酸トリエチルアミ
ン、pH7、および50%アセトニトリル;緩衝液A:
0.1M酢酸トリエチルアミン、pH7)精製した。
【0030】実施例23’アルカリホスファターゼ検出用オリゴデオキシヌク
レオチドプローブの調製 オリゴヌクレオチド検出用プローブは、DNA合成機
(Model 380B、Applid Biosys
tems,フォスターシティー、カリフォルニア州)、
および3’アミノ修飾カラム(Glenn Resea
rch,スターリング、バージニア州)を用いて合成さ
れた。本方法により、後にマレイミド誘導体のアルカリ
ホスファターゼ検出用酵素と結合するのに必要な3’末
端のアミンがついたオリゴデオキシヌクレオチドが生じ
た。
【0031】仔ウシの腸のアルカリホスファターゼ(A
P,酵素免疫分析用、Boehringer Mann
heim,インディアナポリス、インディアナ州)は5
0mMリン酸カルシウムpH7.5に対して4℃で一晩
透析され、そして続いて遠心分離して凝集物を取り除い
た。アルカリホスファターゼ(4ml,10mg/m
l)はN,N’ージメチルホルムアミド(DMF,Al
drich,ミルウォーキー、ウィスコンシン州)に溶
かしたスクシニミジルー4−(p−マレイミドフェニ
ル)ブチレート(SMPB,Pierceより得られ
た,ロックフォード、メリーランド州、50mM)の4
0μL溶液と化合させ、暗所で室温で30分反応させ
た。アルカリホスファターゼ誘導体は、予め50mMリ
ン酸カルシウムpH7.5(脱気してN2で浄化した)
で平衡化したNAP−25カラム(Pharmaci
a,ピスカタウェイ,ニュージャージー州)を用いて精
製した。NAP−25カラムの画分の吸光を260およ
び280nmにて測定し、ボイドボリュームピークがプ
ールされた。アルカリホスファターゼ誘導体の濃度は、
吸光係数0.75mL/μmole cm-1を用いて2
80nmの吸光により測定した。典型的には、アルカリ
フォスファターゼのSMPB誘導体の約170nmol
eが得られ、氷上に保存した(2時間以内)。
【0032】3’アミノ−オリゴデオキシヌクレオチド
(508.2μMを98.4μL、50nmoles)
を13.4μLの1Mリン酸カルシウム(pH7.2)
に希釈し、DMF中に溶かされた27μlのn−スクシ
ニミジル−3−(2−ピリジルジチオ)プロピネート
(50mM,SPDP,Pierce,ロックフォー
ド、イリノイ州)溶液と混合した。この混合物を暗所で
1時間室温にてインキュベートした。50mMリン酸カ
ルシウム(pH7.5)中のジチオスレイトール(DD
T,1M)溶液をSPDP−オリゴデオキシヌクレオチ
ド結合物(conjugate)/DMF溶液(最終濃
度0.1M DDT)に加え、15分室温でインキュベ
ートさせた。DDTによるオリゴデオキシヌクレオチド
SPDP誘導体の還元によりアルカリフォスファターゼ
SMPB誘導体と反応する遊離のチオール基を生じる。
過剰のDDTおよび2−チオピリドンを、50mMリン
酸カルシウム(pH7.5)を用いたNAP−25カラ
ムによる溶出により、オリゴデオキシヌクレオチド誘導
体から分離した。
【0033】精製から10分以内に、還元されたオリゴ
デオキシヌクレオチドをアルカリフォスファターゼSM
PB誘導体と混合した。還元したオリゴマーとアルカリ
フォスファターゼSMPB誘導体を素早く混合すること
により、チオール基のついたオリゴマーが再び酸化され
るのを防ぐことができる。得られた混合溶液は室温で2
−4時間、それから一晩4℃でインキュベートし、その
後50mMリン酸カルシウム(pH7.5)中の50m
M 2ーメルカプトエタノールをもとの体積の1/10
0容加えることにより反応を停止させた。粗結合物は、
Centriprep 30(商標名)遠心濃縮機(A
micon,ダンバーズ,マサチューセッツ州)を用い
ておよそ2mlに濃縮した。この物質を、DEAE−5
PWカラム(7.5mm×7.5cm)を用いたHPL
Cにより、緩衝液B(緩衝液B:20mMトリス、1M
NaCl、pH7.5、緩衝液A:20mMトリス
、pH7.5)を0から66%の濃度勾配をかけて流
速1ml/分でさらに精製した。吸光は254nmで計
測した。A260/A280が1.0−1.1に等しい画分は
上記結合物に相当し、プールされた。それから結合した
オリゴデオキシヌクレオチドの蛋白質濃度を測定した
(BCA蛋白質分析キット、Pierce,ロックフォ
ード、イリノイ州)。
【0034】精製されたアルカリホスファターゼ検出用
オリゴデオキシヌクレオチドプローブは、20mMトリ
ス、1MNaCl,0.05%アジ化ナトリウム、50
μg/mlの超音波処理したサケ精子DNA,pH7.
5中に2μMになるように溶解され、その後4℃で保存
された。
【0035】実施例3 5’検出用プローブ酵素活性 アルカリフォスフェイト(AP)検出用オリゴヌクレオ
チドプローブの活性は以下のようにして決定された。結
合物を50mM トリスーHCl、100mMNaC
l、1mM MgCl2、1mg/ml BSA pH
7.5中で5μg/mlに希釈した。基質、4−ニトロ
フェニルフォスフェイト(pNPP、5mM)を1Mジ
エタノールアミン、1mM MgCl2、pH9.8中
に溶解した。結合物(5μl)を25℃で、2mlの基
質溶液に希釈し、ヒュウレットパッカード8452分光
光度計を用いて405nmの吸光度の変化を観察した。
反応速度は405nmでのp−ニトロフェノールの吸光
係数(18500M-1cm-1)を用いて反応速度表の線
形領域より計算した。アルカリフォスファターゼ検出用
オリゴヌクレオチドプローブの比活性は、850−13
00μmole/分/mgと測定された。
【0036】比較実施例A 3’ービオチニル化捕捉オリゴヌクレオチドの調製 DNA合成機(モデル380B、アプライドバイオシス
テムズ(Applied Biosystems)、カ
ルフォルニア州フォスターシティー)を用いて3’ービ
オチニル化捕捉オリゴヌクレオチドを合成した。3’ビ
オチンーONCPG(コントロールドポアーグラス、ク
ローンテック(Clonetech)、カルフォルニア
州パロアルト)をオリゴヌクレオチドの3’末端にビオ
チン成分(moiety)を付けるのに用いた。そし
て、さらに2つのビオチンを、ビオチン−ONフォスフ
ォラミダイト試薬(同様にクローンテック製)を用いて
3’末端に付加した。そして、オリゴヌクレオチドを標
準フォスフォラミダイト試薬を用いて調製し、固相より
切り離し、粗製3’−ビオチニル化オリゴヌクレオチド
を得た。254nmでUV吸光度を観察し、1時間以上
14から44%の緩衝液Bの濃度勾配をかけ(緩衝液
B:0.1M酢酸トリエチルアミン pH7、50%ア
セトニトリル;緩衝液A:0.1M酢酸トリエチルアミ
ン、pH7)、1ml/分の流速で逆相高圧液体クロマ
トグラフィー(HPLC)(ブラウンリーラボアクアポ
アー(Brownlee lab Aquapore)
RP300カラムー220×4.6nm、C8カラム7
粒子、300A穴計)によって、精製を行った。
【0037】比較実施例B 5’−アルカリフォスファターゼ検出用オリゴヌクレオ
チドの精製 5’−アルカリフォスファターゼ検出用オリゴヌクレオ
チドを、DNA合成機(モデル380B、アプライドバ
イオシステムズ、カルフォルニア州フォスターシティ
ー)を用いて、5’−アミノーオリゴデオキシヌクレオ
チド調製物より合成した。上述したようにアルカリフォ
スファターゼと後に結合させるため、オリゴデオキシヌ
クレオチドの5’末端にアミノ基を付加するのに、試薬
アミノリンクII(アプライドバイオシステムズ、カル
フォルニア州フォスターシティー)を用いた。粗製結合
物を20mMトリスpH7.5中で透析し、セントリプ
レップ30(アミコン(Amicon)、マサチュウセ
ッツ州ダンバーズ)を用いて約2mlまで濃縮した。そ
して、DEAE−5PWカラム(7.5mm×7.5c
m)を用い、0から66%の緩衝液B(緩衝液B:20
mMトリス、1M NaCl、pH7.5、緩衝液A:
20mMトリスpH7.5)の勾配をかけ、1ml/分
の流速でHPLCにより濃縮結合物を精製した。254
nmの吸光度を観察した。画分を集め、結合物の活性を
測定し、結合物を上述したように保存した。
【0038】実施例4 被膜マイクロタイタープレートの精製 ビオチニル化牛血清アルブミン(biotin*BS
A)(ピアス(Pierce)、イリノイ州ロックフォ
ード)を0.3MグリシンpH9.6(BRL、マリー
ランド州ベテスダ、オウトクレーブした水を用いて調製
した)中に5μg/mlに希釈し、microLITE
1(商標名)プレート(ダイナテック(Dynatec
h)、ヴァージニア州チャンチリー)の各ウエルにピペ
ットで移し(200μl/ウエル)、4℃で1晩保温し
た。プレートをFTAヘマグルチネイション緩衝液、p
H7.2(ベクトンディッキンソンマイクロバイオロジ
ーシステムズ(Becton Dickinson M
icrobiology Systems)マリーラン
ド州コッキースビル、オウトクレーブした水を用いて調
製した)を用いて2回洗った。ヘマグルチネイション緩
衝液中のストレプトアビジン(50μg/ml)をビオ
チン*BSA−被膜マイクロタイターウエルに加えた
(100μl/ウエル)。プレートに蓋をして、37℃
で1時間保温した。倒置することにより結合していない
ストレプトアヴィジンを除き、ブロッキング緩衝液(ヘ
マグルチネイション緩衝液pH7.2、0.05%重量
/体積(w/v)牛血清アルブミン、シグマケミカルC
o.(Sigma Chemical Co.)、ミゾ
ーリ州セントルイス)を加えた(300μl/ウエ
ル)。プレートに蓋をして保温し(30分、37℃)、
倒置することによりブロッキング緩衝液を除いた。プレ
ートをヘマグルチネイション緩衝液(375μl/ウエ
ル)で2回洗い、2%w/vトレハロース入りヘマグル
チネイション緩衝液(375μl/ウエル)(フルカ
(Fluka)、ニューヨーク州ロンコンコーマ)を用
いて1回洗った。プレートを25℃で0.5Torr以
下の真空条件下で約4時間乾燥し、乾燥剤と共にマイラ
ー袋に入れて閉じ、使用前に室温で一晩保存した。その
後プレートを2−8℃に保存した。
【0039】実施例5 マイクロタイタープレート分析法 この分析は、M.avium/inracellula
re ゲノミックDNAから作製したSDA産物に似せ
て設計された合成標的DNAを用いる。ゲノム中の標的
配列は、D.ワース(Wirth)ら、Molecul
ar andCellular Probes 4、8
7−105(1990)に記載されているpMAV29
配列より決定した。ビオチニル化(BBB)捕捉プロー
ブは標的DNAおよびマイクロタイタープレート上のス
トレプトアビジンに結合する。アルカリフォスファター
ゼ(AP)と結合した第二の検出用プローブは標的DN
Aに結合する。アルカリフォスファターゼは比色定量、
蛍光測定又は化学ルミネッセンスによる検出する機会を
提供する。この分析は、プローブに、ビオチンまたはア
ルカリフォスファターゼをオリゴマーの5’または3’
末端において結合させることの有意性を評価する。
【0040】分析では以下のプローブおよび合成M.a
vium/inracellulare 標的DNAの
検出用標的を用いた。
【0041】(1)BBB−GGGAACCGGTGA
CTC(配列番号:1)(Bはビオチンを表す); (2)CAAAAACCTTGCGGC−P(配列番
号:2)(Pはアルカリフォスファターゼを表す); (3)P−GGGAACCGGTGACTC(配列番
号:3)(Pはアルカリフォスファターゼを表す); (4)CAAAAACCTTGCGGC−BBB(配列
番号:4)(Bはビオチンを表す);および (5)GACCCGACTTGTAAGAGCCGCA
AGGTTTTTGGAGTCACCGGTTCCCA
CTCGCAGCCTGCGTCTTTT(配列番号:
5) 配列番号:1及び配列番号:2は本発明の1対のプロー
ブを表している。配列番号:3及び配列番号:4は従来
技術の1対のプローブを表している。配列番号:5は合
成標的DNAを表す。
【0042】合成標的DNA(配列番号:5)を、溶液
が以下の濃度になるように、滅菌しシリコン加工したチ
ューブ中の0.1mg/mlの分断したサケ精子DNA
(シグマ)中に希釈した:標的DNA/50μl体積
1600、400、100、25、6.25、0att
omoles。希釈した合成標的DNAを95度で3分
間加熱しDNAを変成した。チューブを室温で5分間冷
却し、50μlの変成したDNAを各ウエルに加えた。
各レベルの標的DNAを3回分析した。その直後に、5
0μl/ウエルのハイブリダイゼーション混合物(1M
リン酸ナトリウム、0.2%BSA、40nM 捕捉
プローブ、10nM 検出用プローブ)を加えた。プレ
ートに蓋をして37℃で45分間保温した。配列番号:
1及び配列番号:2のプローブを1組のウエルで対にし
て用い、配列番号:3及び配列番号:4のプローブを別
の組のウエルで対にして用いた。3つの強度の洗浄(3
00μl/ウエル)(10mMリン酸ナトリウムpH
7、0.1%w/v牛血清アルブミン、0.05%ノニ
デットP−40(シグマ))を室温で行った。各洗浄液
はマイクロタイターウエル中に1分間置き取り除いた。
ルミフォス(商標名)530(100μl/ウエル、ル
ミゲン Inc.(Lumigen Inc.)、ミシ
ガン州デトロイト)基質を加え、プレートに蓋をして3
7℃で30分間保温した。37℃で、2秒/ウエル積分
時を用いて発光をマイクロタイタープレート発光計測器
(ラボシステムズ(Labsystems)、ノースキ
ャロライナ州リサーチトライアングルパーク)で測定し
た。結果は以下の表1に示す。配列番号:1/配列番
号:2プローブセット(5’−ビオチン成分及び3’−
アルカリフォスファターゼ成分を利用している)を用い
て分析されたウエルのバックグランドシグナルは、配列
番号:3/配列番号:4プローブセットを用いて分析さ
れたウエルと比較して3倍も減少していることが結果よ
り示された。プローブ試薬は同一のDNA配列をもつの
で、バックグランドの減少は末端の結合の違いに帰する
ことができる。
【0043】
【表1】 平均相対ライトユニット(シグナル) プローブ Attomoles/テスト CV%セット 0 6.25 25 100 400 1600 レンジ1 配列番号1 および2 8.03 10.88 20.13 49.3 180.5 645.4 3.3-10.1% 配列番号3 および4 24.85 30.97 39.32 56.14 164.33 510.5 1.7-27.4%1 CV%、各標準値(3回)について計算した 実施例6 さまざまなプローブ配列を用いた分析法 実施例4及び5で上述した方法を用いて、少し変えた配
列をもつプローブを、M.avium/intrace
llulare合成標的DNAを検出するのに用いた。
再び、プローブセットは3’又は5’ビオチン又はアル
カリフォスファターゼの結合の有意性を比較した。この
実施例で用いたプローブは以下のものである。
【0044】(6)BBB−AACCGGTGACTC
CA(配列番号:6)(Bはビオチンを表す); (7)AAAACCTTGCGGC−P(配列番号:
7)(Pはアルカリフォスファターゼを表す); (8)AAAACCTTGCGGC−BBB(配列番
号:8)(Bはビオチンを表す);及び (9)P−AACCGGTGACTCCA(配列番号:
9)(Pはアルカリフォスファターゼを表す) 配列番号:6及び配列番号:7は本発明の1対のプロー
ブを表す。配列番号:8及び配列番号:9は従来技術の
1対のプローブを表す。配列番号:5も標的DNAであ
った。分析で集められたデータを以下の表2に表す。
【0045】
【表2】 平均相対比ライトユニット(シグナル) プローブ Attomoles/テスト CV%セット 0 6.25 25 100 400 1600 レンジ1 配列番号6 および7 9.02 15.96 37.83 125.97 477.7 1791 3.1-5.4% 配列番号8 および9 267.7 286.33 320.33 433.4 730.03 1936.33 0.35-5.9% 配列番号:8及び配列番号:9(3’−ビオチン、5’
−アルカリフォスファターゼ)からなるプローブセット
は、配列番号:6及び配列番号:7(5’ビオチン、
3’アルカリフォスファターゼ)からなるプローブセッ
トと比較して、30倍も高いバックグランド及び16倍
も低い検出感度をもつということを結果が再び示してい
る。
【0046】実施例8 M.tuberculosis標的DNAの分析 前述の実施例と同様に、この実験では合成標的DNAを
用いた。しかし、標的は、Mycobacteria
tuberculosis ゲノミックDNAより作製
した鎖置換増幅(Strand Displaceme
nt Amplification)(SDA;G.
T.ウォーカー(Walker)ら(1992)PNA
S 89,392−396:G.T.ウォーカーら(1
992)Nucleic Acids Res 20,
1691−1696)産物に似せて設計された。ゲノム
中の標的領域はゲノミックDNAより得たIS6110
配列より得られた。ゲノム中の標的領域は、シアリー
(Thierry)ら、Nucleic Acids
Research、18:188(1990)に記載さ
れたIS6110配列より得られた。上述した分析法
を、合成M.tb標的DNAの検出を評価するのに、以
下のプローブで、以下の標的に対して利用した。
【0047】(10)TATCCACCATACGGA
−BBB(配列番号:10)(Bはビオチンを表す); (11)P−CGACCTGAAAGACGT(配列番
号:11)(Pはアルカリフォスファターゼを表す); (12)BBB−CCTGAAAGACGTTAT(配
列番号:12)(Bはビオチンを表す); (13)CCACCATACGGATAG−P(配列番
号:13)(Pはアルカリフォスファターゼを表す);
及び (14)GACACTGAGATCCCCTATCCG
TATGGTGGATAACGTCTTTCAGGTC
GAGTACGCCGTCTTTTT(配列番号:1
4) 配列番号:10及び配列番号:11は従来技術の1対の
プローブを表す。配列番号:12及び配列番号:13は
本発明の1対のプローブを表す。配列番号:14は標的
DNAを表す。合成標的DNAを2000、1000、
500、250、125、62.5、31.25、及び
0attomoles/50μl体積に希釈し、各プロ
ーブセットを本質的には上述したのと同じ方法で標的の
分析に用いた。表3は分析で集められたデータを示す。
【0048】
【表3】 平均相対ライトユニット(シグナル) プローブ Attomoles/テスト CV%セット 0 31.25 62.5 125 250 500 1000 2000 レンジ1 配列番号 10および11 19.87 25.1 36.9 56.4 104 202 420 856 2.8-13.39 配列番号 12および13 4.94 24.13 44.5 89.6 170.7 331.7 721.6 1498 1.78-9.98 また、5’ビオチン及び3’アルカリフォスファターゼ
を結合したプローブセット(配列番号:12及び配列番
号:13)では、バックグランドのレベルが顕著に減少
しており、生じた特異的シグナルの量が増大していた。
【0049】前述の実施例は本発明の例示であり、それ
に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特
許請求の範囲の均等物により定義される。
【0050】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 GGGAACCGGT GACTC 15 配列番号:2 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 CAAAAACCTT GCGGC 15 配列番号:3 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 GGGAACCGGT GACTC 15 配列番号:4 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 CAAAAACCTT GCGGC 15 配列番号:5 配列の長さ:66 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 GACCCGACTT GTAAGAGCCG CAAGGTTTTT GGAGTCACCG GTTCCCACTC GCAGCCTGCG 60 TCTTTT 66 配列番号:6 配列の長さ:14 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 AACCGGTGAC TCCA 14 配列番号:7 配列の長さ:13 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 AAAACCTTGC GGC 13 配列番号:8 配列の長さ:13 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 AAAACCTTGC GGC 15 配列番号:9 配列の長さ:14 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 AACCGGTGAC TCCA 14 配列番号:10 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 TATCCACCAT ACGGA 15 配列番号:11 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 CGACCTGAAA GACGT 15 配列番号:12 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 CCTGAAAGAC GTTAT 15 配列番号:13 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 CCACCATACG GATAG 15 配列番号:14 配列の長さ:63 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:mRNA to cDNA 配列 GACACTGAGA TCCCCTATCC GTATGGTGGA TAACGTCTTT CAGGTCGAGT ACGCCGTCTT 60 TTT 63
【0051】
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】図1は従来技術の標的ポリヌクレオチド、検出
用プローブ、および捕捉プローブのサンドイッチハイブ
リダイゼーション複合体の概略図である。
【0053】
【図2】図2は本発明の標的ポリヌクレオチド、検出用
プローブ、および捕捉プローブのサンドイッチハイブリ
ダイゼーション複合体の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレン・ピー・ボンク アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27526,フクアイ−バリナ,ピニー−グロ ーブ・ウィルボン・ロード 2717 (72)発明者 スチュワート・ラッセル・ジャーゲンセン アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27615,ローリー,バレー・ラン・ドライ ブ 7504 (72)発明者 ロナルド・ジー・マイアティック アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27113,ダーラム,ウッドクロフト・パー クウェイ 500 18エイ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)標的ポリヌクレオチドの第1セグ
    メントにハイブリダイズする第1オリゴヌクレオチドお
    よび上記第1オリゴヌクレオチドの3’末端に付加され
    た検出可能な基からなる検出用プローブを標的ヌクレオ
    チドとハイブリダイズさせ; (b)上記標的ポリヌクレオチドの第2セグメントにハ
    イブリダイズする第2オリゴヌクレオチドおよび上記第
    2オリゴヌクレオチドの5’末端に付加された捕捉基か
    らなる捕捉プローブを上記標的ヌクレオチドにハイブリ
    ダイズさせ;そして、 (c)上記検出用プローブおよび上記捕捉プローブの上
    記標的ポリヌクレオチドへのハイブリダイゼーションを
    検出する;工程からなる、サンプル中の標的ポリヌクレ
    オチドの存在を検出する方法。
  2. 【請求項2】 上記検出可能な基が酵素標識、化学発光
    標識ル、生物発光標識、蛍光標識、および電子密集標識
    からなるグループから選択される、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 上記捕捉基が特異的結合対のメンバーで
    ある、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記捕捉基がビオチンおよびアビジンか
    らなるグループから選択される、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記捕捉プローブを固相体支持体へ付加
    する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 (a)標的ポリヌクレオチドの第1セグ
    メントにハイブリダイズする第1オリゴヌクレオチドお
    よび上記第1オリゴヌクレオチドの3’末端に付加され
    た検出可能な基からなる検出用プローブ; (b)上記標的ポリヌクレオチドの第2セグメントにハ
    イブリダイズする第2オリゴヌクレオチドおよび上記第
    2オリゴヌクレオチドの5’末端に付加された捕捉基か
    らなる捕捉プローブ;および、 (c)上記捕捉基を結合するための手段;からなる、サ
    ンプル中の標的ポリヌクレオチドの存在を検出するのに
    有用なキット。
  7. 【請求項7】 (a)標的ポリヌクレオチドの第1セグ
    メントにハイブリダイズする第1オリゴヌクレオチドお
    よび上記第1オリゴヌクレオチドの3’末端に付加され
    た検出可能な基からなる検出用プローブであって、上記
    検出可能な基が酵素標識、化学発光標識、生物発光標
    識、蛍光標識、および電子密集標識からなるグループか
    ら選択され;および (b)上記標的ポリヌクレオチドの第2セグメントにハ
    イブリダイズする第2オリゴヌクレオチドおよび上記第
    2オリゴヌクレオチドの5’末端に付加された捕捉基か
    らなる捕捉プローブ;からなる、サンプル中の標的ポリ
    ヌクレオチドの存在を検出するのに有用なプローブセッ
    ト。
  8. 【請求項8】 上記検出可能な基が、アルカリフォスフ
    ァターゼ、ホースラディシュペルオキシダーゼ、ルシフ
    ェラーゼ、およびアクリジニウム化合物からなるグルー
    プより選択される、請求項7記載のプローブセット。
  9. 【請求項9】 上記捕捉基が特異的結合対のメンバーで
    ある、請求項7記載のプローブセット。
  10. 【請求項10】 上記捕捉基がビオチンおよびアビジン
    からなるグループから選択される、請求項7記載のプロ
    ーブセット。
JP6078499A 1993-04-16 1994-04-18 核酸分析法 Pending JPH06311899A (ja)

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