JPH06311617A - ケーブル無人化延線工法 - Google Patents
ケーブル無人化延線工法Info
- Publication number
- JPH06311617A JPH06311617A JP11789893A JP11789893A JPH06311617A JP H06311617 A JPH06311617 A JP H06311617A JP 11789893 A JP11789893 A JP 11789893A JP 11789893 A JP11789893 A JP 11789893A JP H06311617 A JPH06311617 A JP H06311617A
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- laying
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Abstract
ョンを検知してケーブル始端側から終端側に向けて多数
の延線機をそれぞれ順次に制御することで安価な布設シ
ステムを構成し、かつ布設用員の消滅までできるように
すること。 【構成】 ケーブル延線ルートに所望間隔で配置した多
数の延線機で長尺のケーブルを布設する方法において、
多数の延線機1,1 をそのケーブル繰り出し側に各別に設
けたケーブル張力の検知スイッチ2,2 でケーブル始端側
から終端側に向けてそれぞれ順次に作動制御すること
で、ケーブル延線の実行とその中断とをケーブル始端側
で可能となした。
Description
離の延線ルートに配置した多数の延線機を無人で順次制
御できるケーブル延線工法に関する。
る延線工法としては従来例えば特開平5−76114号
公報記載のものが有った。この従来の技術はケーブル長
尺延線ルートにおいて、ほぼ一定区間に配置された複数
のケーブル延線機と、親局集中制御盤,子局制御箱,区
間を連係する電源および制御ケーブルとによって構成さ
れる布設システムであって、ケーブル延線機の延線スピ
ードを親局集中制御盤の指令バルスに対応して自動制御
し、全ケーブル延線機を同一スピードで運転することが
でき、加えてスピードを自由に可変できる速度制御用A
CサーボドライバーとACサーボモータを適用すること
によってケーブルを無人化で長尺延線することができる
ようにしたことを特徴とする大サイズケーブル長尺無人
化延線工法である。
ケーブル延線機の駆動システムにドライバーとして速度
制御用ACサーボドライバーを、モータとしてACサー
ボモータを用いたことにより、各ケーブル延線機は中央
からの指令に基づき自動制御運転が可能になり、全ケー
ブル延線機を同一延線スピードでの運転が可能となり、
長尺延線の作業性を大幅に向上させることができる利点
が有る反面、親局集中制御盤,子局制御箱,区間を連係
する電源および制御ケーブルとによって構成される布設
システムに加えてスピードを自由に可変できる速度制御
用ACサーボドライバーとACサーボモータを適用する
ことが必要であるので、全体的に構成複雑かつ大掛りで
高価になる。
設ではコンテナ操作係1名,集中制御係1名,中間監視
係2〜3名,ケーブル先導係1名の約5名の布設人員が
必要であるから、ケーブルの無人化延線工法であるとは
必ずしも言えないという問題点もあった。
めに、マイクロスイッチなどの安価な自己復帰スイッチ
でケーブルのテンションを検知してケーブル始端側から
終端側に向けて多数の延線機をそれぞれ順次に制御する
ことで安価な布設システムとなした上に布設用員の消滅
までできるようにすることを目的とする。
は、ケーブル延線ルートに所望間隔で配置した多数の延
線機で長尺のケーブルを布設する方法において、多数の
延線機をそのケーブル繰り出し側に各別に設けたケーブ
ル張力の検知スイッチでケーブル始端側から終端側に向
けてそれぞれ順次に作動制御することで、ケーブル延線
の実行とその中断とをケーブル始端側で可能となしたこ
とで達成できる。
延線機1,1 はその繰り出し側に設置したケーブル張力検
知スイッチがオンになると始動してケーブルを繰り出す
ことができ、上記検知スイッチがケーブルの撓みでオフ
になると延線機は停止してケーブル繰り出しを停止でき
る。
で配置した多数の延線機で長尺のケーブルを布設するに
当っては、多数の延線機1,1 のうち、先ずケーブル始端
側のケーブル張力の検知スイッチ2 をオンさせてケーブ
ル始端側延線機をスタートさせれば、終端側に向けてそ
れぞれケーブル繰り出し側の検知スイッチ2 で順次に多
数の延線機を始動でき、ケーブル延線の実行が可能であ
る。
ル張力の検知スイッチ2 をオフさせてケーブル始端側延
線機をストップさせれば、終端側に向けてそれぞれケー
ブル繰り出し側の検知スイッチ2 で順次に多数の延線機
を停止させることができ、ケーブル延線の中断または停
止がケーブル始端側で可能である。
ず図1は実施例のDC500KV,OFケーブル(外径
130mmφ,重量45Kg/m)を約5000mに渡
り布設する場合のケーブル延線工法の説明図である。
ケーブルドラムコンテナDには延線すべきケーブルCa
が巻いてある。
やキャタピラ)で、5000mの布設ルート中に平坦部
ではほぼ20m〜30m間隔で配置する。これらのケー
ブル延線機1,1 の中間には約5mおきにケーブル従動ロ
ーラRを配置し、このローラ上を移動するケーブルCa
の摩擦を少なくして送るようになっている。
の駆動用モータ、2 は上記モータMと電源ラインL間に
直列に接続したケーブル張力の検知スイッチ、Sは電源
Eのメインスイッチである。
ように、5Km程度のケーブル延線ルートに30〜50
m間隔で配置した多数の延線機で長尺のケーブルを布設
するに当り、先ず多数の延線機1,1 には長尺の先導ワイ
ヤーロープいわゆる呼びロープを掛け渡しておく。そし
て各延線機をそのケーブル繰り出し側に各別に設けたケ
ーブル張力の検知スイッチ2,2 でケーブル始端側から終
端側に向けてそれぞれ順次に作動制御することで、前記
先導ロープに連結したケーブル延線の実行とその中断と
をケーブル始端側で可能とすることができる。
導係がケーブル始端側のケーブルCaを上げ、図1の鎖
線図示および図3のようにケーブル張力の検知スイッチ
2 をオンさせてケーブル始端側の延線機1 を図1の鎖線
および図3のようにスタートさせれば、終端側に向けて
それぞれ図3の状態を経て図4のようにそれぞれのケー
ブル繰り出し側の検知スイッチ2 で順次に多数の延線機
1,1 を始動させることができ、4〜5Km程度の長尺ケ
ーブルの延線運転を先導係だけで実行できる。
ーブル始端側のケーブルCaを下げ、ケーブル張力の検
知スイッチ2 をオフさせてケーブル始端側の延線機1 を
図5のようにストップさせれば、終端側に向けてそれぞ
れ図5のケーブル撓み下り状態を経て図1および図2の
ようにそれぞれのケーブル繰り出し側の検知スイッチ2
を順次にオフして多数の延線機1,1 をストップさせるこ
とができ、長尺のケーブル延線運転の停止や中断を上記
先導係だけで実行できる。
スイッチ2 にチャタリングが生じる場合はスイッチ接片
アクチェータを撓ませてケーブルに摺接させたり、周知
のチャタリング防止回路でチャタリングを防ぐことがで
きる。
チの他に光検知スイッチや水銀スイッチ、磁気センサス
イッチやホール素子等現用周知のスイッチを応用したリ
レー回路を用いて延線機1 のモータMを制御することが
できる。
向に例えば90°カーブさせる送る際のコーナにおける
ケーブル水平撓みをケーブル張力の検知スイッチ2 で検
することで、ケーブルカーブ個所に近い延線機の制御も
可能である。
ので、以下に記載の効果を奏する。ケーブル延線ルート
に所望間隔で配置した多数の延線機で長尺のケーブルを
布設するに当り、多数の延線機1,1 をそのケーブル繰り
出し側に各別に設けたケーブル張力の検知スイッチ2,2
でケーブル始端側から終端側に向けてそれぞれ順次に作
動制御することで、ケーブル延線の実行とその中断とを
ケーブル始端側で可能となしたので、ケーブル先導係1
名,ケーブルコンテナ操作係1名の約2名の布設用員で
長距離ルートに長尺ケーブル延線を殆んど無人で実行で
きるという省力効果が有る。
御ケーブルが不要であり、マイクロスイッチなどの安価
な自己復帰スイッチでケーブルのテンションを検知して
ケーブル始端側から終端側に向けて多数の延線機をそれ
ぞれ順次に制御することで安価な長距離ルート長尺ケー
ブルの無人化布設システムを構成できたという経済効果
も有る。
図
順序の説明図
順序の説明図
順序の説明図
順序の説明図
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーブル延線ルートに所望間隔で配置し
た多数の延線機で長尺のケーブルを布設する方法におい
て、多数の延線機1,1 をそれぞれそのケーブル繰り出し
側に各別に設けたケーブル張力の検知スイッチ2,2 でケ
ーブル始端側から終端側に向けてそれぞれ順次に作動制
御することで、ケーブル延線の実行とその中断とをケー
ブル始端側で可能となしたケーブル無人化延線工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11789893A JPH0771367B2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ケーブル無人化延線工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11789893A JPH0771367B2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ケーブル無人化延線工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311617A true JPH06311617A (ja) | 1994-11-04 |
JPH0771367B2 JPH0771367B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=14722944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11789893A Expired - Lifetime JPH0771367B2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ケーブル無人化延線工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771367B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112874787A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-06-01 | 郑州东辰科技有限公司 | 一种用于电力放线的多旋翼无人机 |
JP2023014325A (ja) * | 2019-04-09 | 2023-01-26 | 住友電気工業株式会社 | 電力ケーブルの布設方法 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP11789893A patent/JPH0771367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023014325A (ja) * | 2019-04-09 | 2023-01-26 | 住友電気工業株式会社 | 電力ケーブルの布設方法 |
CN112874787A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-06-01 | 郑州东辰科技有限公司 | 一种用于电力放线的多旋翼无人机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0771367B2 (ja) | 1995-07-31 |
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