JPH06311396A - 映像回路 - Google Patents

映像回路

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JPH06311396A
JPH06311396A JP5101139A JP10113993A JPH06311396A JP H06311396 A JPH06311396 A JP H06311396A JP 5101139 A JP5101139 A JP 5101139A JP 10113993 A JP10113993 A JP 10113993A JP H06311396 A JPH06311396 A JP H06311396A
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JP
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control data
video signal
circuit
brightness
video
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Application number
JP5101139A
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English (en)
Inventor
Yasushi Tanaka
康 田中
Fuan Jiyooji
ファン ジョージ
Hitoshi Hashinaga
仁 橋長
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to CA002114256A priority patent/CA2114256C/en
Priority to US08/190,540 priority patent/US5432566A/en
Publication of JPH06311396A publication Critical patent/JPH06311396A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/57Control of contrast or brightness
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/68Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビカメラ等で撮影された映像信号におい
て高輝度信号と低輝度信号とが混在する場合に、低輝度
信号の映像の細部が損なわれるのを補償する映像回路を
提供する。 【構成】 輝度映像信号の平均輝度レベルを検出するAP
L回路5と、検出値をA/D 変換するA/D 変換器6とA/D
変換された平均輝度レベルを補正した平均輝度データに
より明度及び彩度を制御する制御データを生成するマイ
クロコンピュータ7と、制御データを伝送するバスライ
ン8と、制御データをD/A 変換するD/A変換器22と制御
データによりCRT 4の明度及び彩度を制御する映像信号
処理ユニット21より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像回路に関し、特に高
輝度信号及び低輝度信号が混在する場合に低輝度信号の
映像の細部が損なわれるのを補償する映像回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の映像回路のブロック図であ
る。テレビジョン信号等の複合映像信号がY/C 分離回路
1において色映像信号と輝度映像信号とに分離され、色
映像信号は映像信号処理回路2に入力され、輝度映像信
号は直流伝送率補正回路3に入力される。直流伝送率補
正回路3は、低い輝度信号の映像の細部が損なわれるの
を補償する回路であり、平均輝度レベルの振幅に対応し
た振幅を有するパルス信号を輝度映像信号から抽出して
輝度映像信号に付加して伝送率補正輝度信号として映像
信号処理回路2へ出力するものである。映像信号処理回
路2は伝送率補正輝度信号及び色映像信号により3種の
原色信号を生成してCRT 4へ出力する。
【0003】一般にカメラ撮影によりテレビジョン信号
を作成する場合に高輝度の信号が低輝度の信号に対して
所定の比率以上に存在する場合には「絞り」により全体
の光量を補正する。このため、この信号を受信した場合
低輝度の信号の映像部分が黒くつぶれる「黒つぶれ」の
現象を呈する。これは映像信号のペデスタルレベルが暗
くなる方向へ移動するからである。この現象に対処する
ため従来からいくつかの提案がなされてきた。
【0004】直流伝送率補正回路3は、公知のものであ
り、ビデオ信号の輝度系信号処理用に設計されたバイポ
ーラICのブロック図の一部である。輝度映像信号はAPL
検出部31及び伝送率補正部33に入力される。APL 検出部
は入力された輝度映像信号の水平同期信号部分を除去
し、伝送率補正端子32に外付けされた図示しない抵抗及
びコンデンサにより輝度映像信号を平滑化して平均輝度
レベル信号となし、伝送率補正部33に入力する。伝送率
補正部33は、この平均輝度レベル信号の振幅に対応した
振幅を有する伝送率補正パルスを生成し、伝送率補正部
33へ入力される輝度映像信号のペデスタルレベルのバッ
クポーチに付加して伝送率補正輝度信号を生成し、出力
バッファ部34を介して映像信号処理回路2に入力する。
【0005】図4は伝送率補正輝度信号の波形図であ
る。この伝送率補正パルスの底辺部のレベルが映像信号
処理回路2においてペデスタルレベルとして作用するよ
うなしてある。従って伝送率補正パルスの振幅が大きい
程、画面の明度が明るくなる方向に補正され、低輝度の
信号の映像の細部の再生が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の映
像回路では、伝送率補正パルスがバックポーチに付加さ
れ、これが同期信号と近接しているため、その分離が困
難で同期不安定を引き起こす可能性がある。また従来の
直流伝送率補正回路3は、高輝度の信号であればある程
明度が明るくなる方向に補正する。
【0007】CRT 4の明度が一定以上に明るくなり過ぎ
るとCRT 4に過大な電流が流れ高圧発生回路の負荷が過
大となり、水平出力トランジスタが破壊される。これを
防ぐため、映像信号処理回路2はCRT 4の電流の変化を
検出し、過大である場合は負帰還することによりCRT 4
の電流を規定値以下に制限する自動輝度制限部を備えて
いる。この自動輝度制限部は、CRT 4の電流が過度に減
少した場合はCRT 4の電流を増加するよう調節する。そ
してこの負帰還によるCRT 4の電流の増加及び減少には
タイムラグがある。従って輝度変化が急激で、この補正
が急激である場合は、自動輝度制限部は電流の絞り過
ぎ、次いで緩め過ぎを繰り返し、CRT 4の電流は振動状
態となる。
【0008】そこで伝送率補正輝度信号は直流伝送率補
正回路3の回路定数により一義的に決定されるため、彩
度の補正特性は設定することができない。更に補正が輝
度の補正であるため、補正の結果、彩度の不足となり易
い問題点があった。本発明はこのような問題点を解決す
るためになされたものであり、平均輝度レベルに基づい
て、制御データを生成し、その制御データに基づいて画
面の明度及び彩度を補正制御し、また所定の輝度範囲外
では補正量を零とすることにより同期不安定を生ぜず、
またCRT の電流の振動を生ぜしめず、更に彩度を不足さ
せずに細部の再生が行える映像回路を提供することを目
的とする。また、シネマサイズの映像又は字幕入りの映
像であっても同様の効果を奏する映像回路を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願に係る映像回路は、
映像信号から分離された輝度映像信号の平均輝度レベル
より表示映像の明度及び/又は彩度を補正制御する制御
データを生成する補正制御データ生成手段と、前記制御
データに基づいて表示映像の明度及び/又は彩度を補正
制御する映像信号処理回路とを備えている。また、補正
制御データ生成手段は、前記平均輝度レベルが所定の範
囲外にある場合は、明度・彩度の補正量を零とする構成
とする。また、前記平均輝度レベルは、映像の垂直方向
の中期において検出する構成とする。更にまた、補正制
御データを作成する基礎となる平均輝度レベルを、複数
のフィールドの平均として求める構成とする。
【0010】
【作用】本願に係る映像回路は、補正制御データにより
表示映像の明度・彩度を制御し、ペデスタルレベルでの
明度の補正は行わない。また補正制御データ生成手段
は、平均輝度レベルが所定の範囲外にある場合は、明度
・彩度の補正量を零とし、平均輝度レベルの検出を映像
の垂直方向の中期において行ない、また補正制御データ
を作成する基礎となる平均輝度レベルを複数のフィール
ドの平均として求める。
【0011】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明の構成を示すブロック図
である。テレビジョン信号等の複合映像信号が図示かし
ないY/C 分離回路により色映像信号と輝度映像信号とに
分離される。そして色映像信号は、映像信号処理回路2
の映像信号処理ユニット21へ入力される。映像信号処理
ユニット21は垂直帰還パルスV−Pを出力する。
【0012】輝度映像信号は、その平均輝度レベル(以
下APL という)を検出するAPL 回路5及び映像信号処理
ユニット21へ入力される。APL 回路5が検出し出力した
APL信号は、A/D 変換器6によりA/D 変換されマイクロ
コンピュータ7へ入力される。映像信号処理ユニット21
から出力される垂直帰線パルスV−Pは、APL 回路5へ
入力されてAPL 信号を生成するための同期をとる信号と
して使用され、またマイクロコンピュータ7へ入力され
て制御データを生成するための同期をとる信号として使
用される。
【0013】APL 信号に基づいてマイクロコンピュータ
7が生成した画面の明度及び彩度を制御する制御データ
は、バスライン8を介して映像信号処理回路2のD/A 変
換器22へ入力されてD/A 変換され、映像信号処理ユニッ
ト21へ入力される。映像信号処理ユニット21は、色映像
信号, 輝度映像信号及び制御データにより3色の原色信
号を生成してCRT 4へ入力している。
【0014】図2及び図3は、図1に示すAPL 回路5の
ブロック図である。輝度映像信号は、輝度映像信号増幅
回路12において増幅され、ピーククランプ回路14におい
てピーククランプされ、そしてA/D 変換するために適し
たレベルになるようレベル変換回路15においてレベル変
換され、APL 信号として出力される。マスキング信号発
生回路17は与えられた垂直帰線パルスV−Pに基づいて
画面の1部分をマスクするための2個のマスキング信号
1 ,M2 を発生し、夫々を2個のマスキング信号供給
スイッチ28,29 を介して輝度映像信号増幅回路12及びピ
ーククランプ回路14へ入力している。
【0015】両マスキング信号M1 , M2 は、輝度映像
信号を一定期間マスクするために使用する。テレビジョ
ン信号を受信すると、CRT 画面の上部又は下部に文字等
が表示される場合があり、又上部及び下部には映像のな
い横長のシネマサイズの場合がある。このような場合、
画面の上部及び下部に対応した輝度信号よりAPL 信号を
得ても無意味であるのでこの部分をマスクする必要があ
る。
【0016】図4は両マスキング信号M1 , M2 の波形
図であり、両マスキング信号M1 ,M2 は、その極性が相
互に反転した相補形の信号である。図において、縦軸が
両マスキング信号M1 , M2 のレベルを表わし、横軸が
時間の経過を表している。図において、第1パルスの略
中点bと第2パルスの略中点eとの間の期間が1フィー
ルド期間であり、第1パルスの前縁の時点がaであり、
後縁の時点がcである。また第2パルスの前縁の時点が
dであり、後縁の時点がfである。bとcとの間の期間
が1フィールド期間において、画面上部をマスクする期
間であり、dとeとの間の期間が画面下部をマスクする
期間である。
【0017】輝度映像信号増幅回路12に入力された1水
平走査期間の輝度映像信号は、インピーダンスの整合を
行ってから映像スイッチ20及びカップリングコンデンサ
13を直列に介して次段の増幅部で増幅されピーククラン
プ回路14に入力される。マスキング信号M1 はスイッチ
28を介して輝度映像信号増幅回路12へ与えらさ、マスキ
ング信号M2 は、スイッチ29を介してピーククランプ回
路14に与えられる。映像スイッチ20は、マスキング信号
1 が“H”レベルの場合にオフとなり“L”レベルの
場合にオンとなる。カップリングコンデンサ13は、次段
の増幅部の直流バイアス値が映像信号の平均値となるよ
うに動作する。
【0018】ピーククランプ回路14は、その入力端と出
力端との間にダイオード141 及び抵抗142 が介装され、
出力端と12V電源との間に放電抵抗23と時定数変更スイ
ッチ21との直列回路及びコンデンサ24が介装されてい
る。ピーククランプ回路14に入力された複数の水平走査
期間の輝度映像信号は、ダイオード141 で整流され、抵
抗142 を介してコンデンサ24により同期信号の先端にク
ランプされる。高輝度の信号の場合、輝度映像信号の振
幅は大となり、コンデンサ24によりクランプされた電位
は電源電位より離れ、接地電位に近づく。従ってピーク
クランプ回路14の出力はAPL の変動を現している。マス
キング信号M2 は、スイッチ29を介して時定数変更スイ
ッチ21に与えられる。時定数変更スイッチ21はマスキン
グ信号M2が“L”レベルの場合オフとなり、“H”レ
ベルの場合オンとなる。
【0019】マスキング信号M2 が“L”レベルの場
合、時定数変更スイッチ21はオフとなるので、放電抵抗
23はフローティグ状態となり、コンデンサ24に蓄積され
た輝度映像信号のピーク値の電荷は殆ど放電しない。従
ってコンデンサ24は、マスキング信号M2 が“L”レベ
ルとなる直前の輝度映像信号のピーク値を保持するよう
動作する。マスキング信号M2 が“H”レベルの場合、
時定数変更スイッチ21はオンとなり、コンデンサ24と放
電抵抗23とで定まる時定数に従って、コンデンサ24にク
ランプされた輝度映像信号のピーク値の電荷は放電さ
れ、コンデンサ24は、次の1水平走査期間におけるAPL
の検出に備える。
【0020】次に図2及び図3に基づいてAPL を検出す
る動作について説明する。1フィールド期間の前期又は
後期の場合、マスキング信号M1 が“H”レベルで、マ
スキング信号M2 が“L”レベルである。輝度映像信号
増幅回路12の映像スイッチ20はオフとなり、カップリン
グコンデンサ13は、その直前の輝度信号の平均値を保持
する。ピーククランプ回路14の時定数変更スイッチ21は
オフとなり、直前のピーク値を保持する。
【0021】1フィールド期間の中期の場合、マスキン
グ信号M1 が“L”レベルで、マスキング信号M2
“H”レベルである。輝度映像信号増幅回路12の映像ス
イッチ20はオンとなり、輝度映像信号は、その平均値を
直流バイアス値として増幅され、ピーククランプ回路14
によりAPL を表す信号となり、A/D 変換するために適し
たレベルになるようレベル変換回路15によりレベル変換
されてAPL 信号として出力される。なお、1フィールド
期間の前期又は後期の場合、つまり画面の上部又は下部
がマスクされる場合は、その直前のマスクされない場合
のピーククランプ回路14が保持しているピーク値が、レ
ベル変換されAPL 信号として出力される。
【0022】図5及び図6は、図1に示すマイクロコン
ピュータ7がAPL 信号を補正した最終生成APL データか
ら制御データを生成する処理手順を示すフローチャート
である。図においてtはフィールドの順序を示す序数で
あり、iは1フィールドにおけるAPL 信号のサンプリン
グデータの順序を示す序数であり、j,kは複数の連続
したフィールドのデータを平均する場合のその複数の値
を最大数とする自然数である。
【0023】そしてtの識別は垂直帰線パルスV−Pに
より行っている。APL 信号がA/D 変化されたデータは1
フィールドにつき6点でサンプリングされる(ステップ
S1)。次にそのサンプリングされた6個のAPL データ
1 (t),S2 (t)…S6 (t)を平均して平均AP
L データF(t)を得る(ステップS2)。次にt≧21
か否かを判断する。その結果が否であればステップS4
に進み、t≧21であればステップS11に進む(ステッ
プS3)。
【0024】次にt≧10か否かを判断する(ステップS
4)。その結果が否であればステップS1に戻る。t≧
10であれば連続した10回分のF(t)の平均値A′
(t)を求める(ステップS5)。次にt≧11か否かを
判断する(ステップS6)。その結果が否であればステ
ップS1に戻る。t≧11であれば、|F(t)−A′
(t−1)|を閾値HFと比較し|F(t)−A′(t
−1)|≦HFの場合は点つきF(t)=A′(t−
1)とし|F(t)−A′(t−1)|>HFの場合は
点つきF(t)=F(t)として修正平均APL データ点
つきF(t)を得る(閾値HFは、APL 信号の微小な変
動分を除去するために設定される)(ステップS7)。
【0025】次にt≧20か否かを判断する(ステップS
8)。その結果が否であればステップS1に戻る。t≧
20であれば連続した10回分の点つきF(t)の平均値A
(t)を得る(ステップS9)。
【0026】次にt≧21か否かを判断する(ステップS
10)。その結果が否であればS1に戻る。t=21であ
る場合はステップS1,S2,S3の実行後にA(t−
1)の値をA′(t−1)に代入する(ステップS1
1)。次いでS7,S8,S9,S10の各ステップを
実行する。t>21であれば|F(t)−A(t)|を閾
値Hと比較し、|F(t)−A(t)|≦Hの場合は
F′(t)=F(t)とし|F(t)−A(t)|>H
の場合はF′(t)=A(t)として最終生成APLデ
ータF′(t)を得る(閾値Hは閾値HFと共に画面の
ちらつきを防止するために設定される。)(ステップS
12)。このように得られた最終生成APLデータF′
(t)には輝度の急激な変動成分が含まれていない。従
ってF′(t)に基づいて生成される制御データも急激
な変動成分を含まないのでフリッカー現象が生じない。
【0027】次にF′(t)に基づいて明るさの度合い
を表す「明度」を制御する制御データ(B)及び色の濃
淡の度合いを表す「彩度」を制御する制御データ(C)
を生成する。制御データ(B)は関数f1 {F′
(t)}として生成し、制御データ(C)は関数f
2 {F′(t)}として生成する。
【0028】図7は、図6に示す両制御データ(B),
(C)とF′(t)との関数関係を示すグラフである。
横軸のF′(t)の値は最大値が5Vであって明度100
%(白)を意味しており、最小値が0Vであって明度0
%(黒)を意味している。縦軸の制御データ(B)の値
は、明度のコントロール量である。画面の明度は映像信
号処理ユニット21の明度調整ボリウムの明度調整ステッ
プの値を変化することにより調整されるが、明度のコン
トロール量はこの明度調整ステップの値に加えられる量
である。縦軸の制御データ(C)の値は、彩度のコント
ロール量である。画面の彩度は映像信号処理ユニット21
の彩度調整ボリウムの彩度調整ステップの値を変化する
ことにより調整されるが、彩度のコントロール量はこの
彩度調整ステップの値に加えられる量である。
【0029】F′(t)が2.1 Vから2.3 Vまでの間は
両制御データ(B),(C)のコントロール量は共に夫
々の最高値をとる。これは制御データ(B)にとって
は、低輝度の信号の細部の再生を行うためであり、制御
データ(C)にとっては、低輝度の信号の細部の再生を
行った場合の彩度の不足を補正するためである。F′
(t)が0Vから0.9 Vまでの間及びF′(t)が4.3
Vから5Vまでの間は両制御データ(B),(C)のコ
ントロール量は共に0である。これは夕暮れ時等の薄暗
い環境にあっては本来薄暗いのであって補正する必要が
なく、明暗のコントラストの強い環境にあっては明るい
部分は補正する必要がなく、そしてCRT の電流が増減を
繰り返す振動状態となることを防止するためである。明
度を補正しなければ彩度を補正する必要がないことはい
うまでもない。
【0030】F′(t)が0.9 Vから2.1 Vまでの間
は、両制御データ(B),(C)のコントロール量は共
に直線状に増大し、F′(t)が2.3 Vから4.3 Vまで
の間は、両制御データ(B),(C)のコントロール量
は共に直線状に減少する。これは明度及び彩度を補正す
べき部分と補正すべきでない部分との中間の部分におけ
るコントロール量の激変を避けるためである。F′
(t)が0.9 Vから4.3 Vまでの間において彩度のコン
トロール量は明度のコントロール量よりも低い値に設定
する。これは明度を補正したがために彩度が不足するの
を補正し、原信号を忠実に再現するためである。なお、
両制御データ(B),(C)はF′(t)の相関固定デ
ータとして生成してもよい(ステップS13)。
【0031】両制御データ(B),(C)は垂直帰線期
間にバスライン8によりD/A 変換器22に伝送されてD/A
変換され、映像信号処理ユニット21(図1参照)に与え
られて、明度及び彩度を併せて制御し、低輝度の信号に
おける細部の再生を行っている。このようにペデスタル
レベルの補正による明度補正は行わないので、同期不安
定は生じない。また両制御データ(B),(C)は垂直
帰線期間に伝送されるため、有効映像信号時間内でのデ
ータ変更は行われず、処理される映像信号に妨害を与え
ない。また両制御データ(B),(C)を垂直帰線期間
に伝送する場合、他の映像処理情報を併せて伝送しても
よい。なお、本実施例において映像信号処理回路2は映
像信号処理ユニット21及びD/A 変換器22により構成され
ているが、映像信号処理ユニット21にD/A 変換器22を組
み込んで1体となし、映像信号処理回路2としてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上の如き本発明による場合、平均輝度
レベルにより作成した明度・彩度の補正制御データに基
づいて表示映像の明度・彩度を補正制御することとし、
従来の伝送率補正パルスを用いないから、同期不安定を
生じる可能性は皆無である。また明度の補正時に彩度に
ついての補正を行ない得る。更に、この補正制御データ
は、所定範囲(低輝度信号を含む高輝度信号)外におけ
る補正量を零とするので表示装置の電流が振動すること
もない。また、平均輝度レベルには1フィールドの中期
において検出しているので、通常の映像又はシネマサイ
ズの横長の映像の如何にかかわらず、高輝度信号の映像
における低輝度信号の部分の細部の再生が行い得ると共
に彩度が不足することもない優れた効果を奏する。更に
また、本実施例によれば、補正制御データを作成する基
礎となる平均輝度レベルは、複数のフィールドの平均と
して算出しているので急激な変動分が除去され、ちらつ
きのない映像が得られる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像回路の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1におけるAPL回路のブロック図である。
【図3】図1におけるAPL回路のブロック図である。
【図4】図2における両マスキング信号の波形図であ
る。
【図5】図1におけるマイクロコンピュータのフローチ
ャートである。
【図6】図1におけるマイクロコンピュータのフローチ
ャートである。
【図7】図6におけるF′(t)と両制御データ
(B),(C)との相関図である。
【図8】従来の映像回路のブロック図である。
【図9】図8における伝送率補正部の出力信号の波形図
である。
【符号の説明】
2 映像信号処理回路 5 APL 回路 6 A/D 変換器 7 マイクロコンピュータ 8 バスライン 22 D/A 変換器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図は従来の映像回路のブロック図であ
る。テレビジョン信号等の複合映像信号がY/C 分離回路
1において色映像信号と輝度映像信号とに分離され、色
映像信号は映像信号処理回路2に入力され、輝度映像信
号は直流伝送率補正回路3に入力される。直流伝送率補
正回路3は、低い輝度信号の映像の細部が損なわれるの
を補償する回路であり、平均輝度レベルの振幅に対応し
た振幅を有するパルス信号を輝度映像信号から抽出して
輝度映像信号に付加して伝送率補正輝度信号として映像
信号処理回路2へ出力するものである。映像信号処理回
路2は伝送率補正輝度信号及び色映像信号により3種の
原色信号を生成してCRT 4へ出力する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】図は伝送率補正輝度信号の波形図であ
る。この伝送率補正パルスの底辺部のレベルが映像信号
処理回路2においてペデスタルレベルとして作用するよ
うなしてある。従って伝送率補正パルスの振幅が大きい
程、画面の明度が明るくなる方向に補正され、低輝度の
信号の映像の細部の再生が行われる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】ここで伝送率補正輝度信号は直流伝送率補
正回路3の回路定数により一義的に決定されるため、彩
度の補正特性は設定することができない。更に補正が輝
度の補正であるため、補正の結果、彩度の不足となり易
い問題点があった。本発明はこのような問題点を解決す
るためになされたものであり、平均輝度レベルに基づい
て、制御データを生成し、その制御データに基づいて画
面の明度及び彩度を補正制御し、また所定の輝度範囲外
では補正量を零とすることにより同期不安定を生ぜず、
またCRT の電流の振動を生ぜしめず、更に彩度を不足さ
せずに細部の再生が行える映像回路を提供することを目
的とする。また、シネマサイズの映像又は字幕入りの映
像であっても同様の効果を奏する映像回路を提供するこ
とを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図2及び図3は、図1に示すAPL 回路5の
ブロック図である。輝度映像信号は、輝度映像信号増幅
回路12において増幅され、ピークディテクト回路14にお
いてピークディテクトされ、そしてA/D 変換するために
適したレベルになるようレベル変換回路15においてレベ
ル変換され、APL 信号として出力される。マスキング信
号発生回路17は与えられた垂直帰線パルスV−Pに基づ
いて画面の1部分をマスクするための2個のマスキング
信号M1 ,M2 を発生し、夫々を2個のマスキング信号
供給スイッチ28,29 を介して輝度映像信号増幅回路12及
ピークディテクト回路14へ入力している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】輝度映像信号増幅回路12に入力された1水
平走査期間の輝度映像信号は、インピーダンスの整合を
行ってから映像スイッチ20及びカップリングコンデンサ
13を直列に介して次段の増幅部で増幅されピークディテ
クト回路14に入力される。マスキング信号M1 はスイッ
チ28を介して輝度映像信号増幅回路12へ与えられ、マス
キング信号M2 は、スイッチ29を介してピークディテク
回路14に与えられる。映像スイッチ20は、マスキング
信号M1 が“H”レベルの場合にオフとなり“L”レベ
ルの場合にオンとなる。カップリングコンデンサ13は、
次段の増幅部の直流バイアス値が映像信号の平均値とな
るように動作する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ピークディテクト回路14は、その入力端と
出力端との間にダイオード141 及び抵抗142 が介装さ
れ、出力端と12V電源との間に放電抵抗23と時定数変更
スイッチ21との直列回路及びコンデンサ24が介装されて
いる。ピークディテクト回路14に入力された複数の水平
走査期間の輝度映像信号は、ダイオード141 と抵抗142
を介してコンデンサ24の負極端子に同期信号の先端が
ランプされる。高輝度の信号の場合、輝度映像信号の振
幅は大となり、コンデンサ24によりクランプされた電位
は電源電位より離れ、接地電位に近づく。従ってピーク
ディテクト回路14の出力はAPL の変動を現している。マ
スキング信号M2 は、スイッチ29を介して時定数変更ス
イッチ21に与えられる。時定数変更スイッチ21はマスキ
ング信号M2 が“L”レベルの場合オフとなり、“H”
レベルの場合オンとなる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】次に図2及び図3に基づいてAPL を検出す
る動作について説明する。1フィールド期間の前期又は
後期の場合、マスキング信号M1 が“H”レベルで、マ
スキング信号M2 が“L”レベルである。輝度映像信号
増幅回路12の映像スイッチ20はオフとなり、カップリン
グコンデンサ13は、その直前の輝度信号の平均値を保持
する。ピークディテクト回路14の時定数変更スイッチ21
はオフとなり、直前のピーク値を保持する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】1フィールド期間の中期の場合、マスキン
グ信号M1 が“L”レベルで、マスキング信号M2
“H”レベルである。輝度映像信号増幅回路12の映像ス
イッチ20はオンとなり、輝度映像信号は、その平均値を
直流バイアス値として増幅され、ピークディテクト回路
14によりAPL を表す信号となり、A/D 変換するために適
したレベルになるようレベル変換回路15によりレベル変
換されてAPL 信号として出力される。なお、1フィール
ド期間の前期又は後期の場合、つまり画面の上部又は下
部がマスクされる場合は、その直前のマスクされない場
合のピークディテクト回路14が保持しているピーク値
が、レベル変換されAPL 信号として出力される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図5は、図1に示すマイクロコンピュータ
7がAPL 信号を補正した最終生成APL データから制御デ
ータを生成する処理手順を示すフローチャートである。
図においてtはフィールドの順序を示す序数であり、i
は1フィールドにおけるAPL信号のサンプリングデータ
の順序を示す序数であり、j,kは複数の連続したフィ
ールドのデータを平均する場合に使用されるループ変数
である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】そしてtの識別は垂直帰線パルスV−Pに
より行っている。APL 信号がA/D 変換されたデータは1
フィールドにつき6点でサンプリングされる(ステップ
1)。次にそのサンプリングされた6個のAPL データ
1 (t),S2 (t)…S6 (t)を平均して平均AP
L データF(t)を得る(ステップ2)。次に連続し
た10回分のF(t)の平均値B(t)を得る(ステップ
3)。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次に|F(t)−B(t−1)|を閾値H
Fと比較し|F(t)−(t−1)|≦HFの場合は
1 (t)=(t−1)とし|F(t)−(t−
1)|>HFの場合は1 (t)=F(t)として修正
平均APL データ1 (t)を得る(閾値HFは、APL 信
号の微小な変動分を除去するために設定される)(ステ
ップP4)。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】次に連続した10回分のF1 (t)の平均値
A(t)を得る(ステップP5)。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次に|F(t)−A(t)|を閾値Hと比
較し、|F(t)−A(t)|≦Hの場合はF′(t)
=F(t)とし|F(t)−A(t)|>Hの場合は
F′(t)=A(t)として最終生成APLデータF′
(t)を得る(閾値Hは閾値HFと共に画面のちらつき
を防止するために設定される。)(ステップP6)。こ
のように得られた最終生成APLデータF′(t)には
輝度の急激な変動成分が含まれていない。従ってF′
(t)に基づいて生成される制御データも急激な変動成
分を含まないのでフリッカー現象が生じない。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】次にF′(t)に基づいて明るさの度合い
を表す「明度」を制御する制御データ(B)及び色の濃
淡の度合いを表す「彩度」を制御する制御データ(C)
を生成する。制御データ(B)は関数f1 {F′
(t)}として生成し、制御データ(C)は関数f
2 {F′(t)}として生成する(ステップP7)
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図は、図に示す両制御データ(B),
(C)とF′(t)との関数関係を示すグラフである。
横軸のF′(t)の値は最大値が5Vであって明度100
%(白)を意味しており、最小値が0Vであって明度0
%(黒)を意味している。縦軸の制御データ(B)の値
は、明度のコントロール量である。画面の明度は映像信
号処理ユニット21の明度調整ボリウムの明度調整ステッ
プの値を変化することにより調整されるが、明度のコン
トロール量はこの明度調整ステップの値に加えられる量
である。縦軸の制御データ(C)の値は、彩度のコント
ロール量である。画面の彩度は映像信号処理ユニット21
の彩度調整ボリウムの彩度調整ステップの値を変化する
ことにより調整されるが、彩度のコントロール量はこの
彩度調整ステップの値に加えられる量である。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】図5におけるF′(t)と両制御データ
(B),(C)との相関図である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】従来の映像回路のブロック図である。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】図7における伝送率補正部の出力信号の波形図
である。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】削除

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号から分離された輝度映像信号の
    平均輝度レベルにより表示映像の明度を制御する映像信
    号処理回路を備える映像回路において、前記平均輝度レ
    ベルより表示映像の明度を補正制御する制御データを生
    成する制御データ生成手段と、前記制御データに基づい
    て表示映像の明度を補正制御する映像信号処理回路とを
    備えたことを特徴とする映像回路。
  2. 【請求項2】 映像信号から分離された輝度映像信号の
    平均輝度レベルにより表示映像の明度を制御する映像信
    号処理回路を備える映像回路において、前記平均輝度レ
    ベルより表示映像の彩度を補正制御する制御データを生
    成する制御データ生成手段と、前記制御データに基づい
    て表示映像の明度を補正制御する映像信号処理回路とを
    備えたことを特徴とする映像回路。
  3. 【請求項3】 映像信号から分離された輝度映像信号の
    平均輝度レベルにより表示映像の明度を制御する映像信
    号処理回路を備える映像回路において、前記平均輝度レ
    ベルより表示映像の明度を補正制御する制御データを生
    成する制御データ生成手段と、前記平均輝度レベルより
    表示映像の彩度を補正制御する制御データを生成する制
    御データ生成手段と、前記両制御データに基づいて表示
    映像の明度及び彩度を補正制御する映像信号処理回路と
    を備えることを特徴とする映像回路。
  4. 【請求項4】 前記制御データ生成手段は、前記平均輝
    度レベルが所定の範囲外にある場合は、表示映像の明度
    の補正量を零とする制御データを生成する請求項1又は
    3記載の映像回路。
  5. 【請求項5】 前記制御データ生成手段は、前記平均輝
    度レベルが所定の範囲外にある場合は、表示映像の彩度
    の補正量を零とする制御データを生成する請求項2又は
    3記載の映像回路。
  6. 【請求項6】 前記制御データ生成手段は、1フィール
    ドの中期において前記平均輝度レベルを検出するための
    検出信号を生成する検出信号生成回路と、前記検出信号
    が生成されている間は、前記平均輝度レベルを検出し、
    前記検出信号が生成されていない間は、その直前に検出
    した平均輝度レベルを保持する検出保持回路とを備える
    請求項1、2又は3記載の映像回路。
  7. 【請求項7】 前記制御データ生成手段は、1フィール
    ド中の複数の前記平均輝度レベルを平均して1フィール
    ド平均値を得る手段と、連続した複数のフィールド中の
    前記1フィールド平均値を平均して複数フィールド平均
    値を得る手段と、前記1フィールド平均値と前記複数フ
    ィールド平均値との差を所定値と比較し、その比較結果
    に応じて両者のいずれかを、制御データを生成するため
    のデータとして選択する手段とを備える請求項1、2又
    は3記載の映像回路。
  8. 【請求項8】 前記制御データ生成手段は、1フィール
    ド中の複数の前記平均輝度レベルを平均して1フィール
    ド平均値を得る手段と、連続した複数のフィールド中の
    前記1フィールド平均値を平均して複数フィールド平均
    値を得る手段と、前記1フィールド平均値と前記複数フ
    ィールド平均値との差を第1所定値と比較し、その比較
    結果に応じて両者のいずれかを選択して選択値を得る手
    段と、連続した複数のフィールド中の前記選択値を平均
    して選択平均値を得る手段と、前記1フィールド平均値
    と前記選択平均値との差を第2所定値と比較し、その比
    較結果に応じて両者のいずれかを、制御データを生成す
    るためのデータとして選択する手段とを備える請求項
    1、2又は3記載の映像回路。
  9. 【請求項9】 前記制御データを、前記制御データ生成
    手段から前記映像信号処理回路へ垂直帰線期間に伝送す
    る伝送手段を備える請求項1、2又は3記載の映像回
    路。
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