JP2004328228A - テレビジョン受像機 - Google Patents

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Hirofumi Okabe
浩文 岡部
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Abstract

【課題】簡単な手段によって弱電界時に画面上のビートを目立たなくすることが可能なテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】中間周波増幅回路3のゲインを調整するためのIFAGC電圧Viに基づいてACL電圧Vcを制御するACL電圧制御回路7aを設ける。アンテナで受信した電界強度が低下してIFAGC電圧ViがツェナーダイオードZの降伏電圧により定まる所定値を超えたときに、トランジスタTR1およびツェナーダイオードZが導通してトランジスタTR2が動作する。トランジスタTR2の動作により、信号処理回路4へ帰還されるACL電圧Vcをコントラストが減少する側へ制御して、弱電界時に画面に現れるビートを目立たなくする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弱電界時に画面に現れるビートを目立たなくしたテレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン受像機においては、アンテナで受信した電界強度が例えば20dBμV以下になると、一定周期で現れる縦縞や横縞などのビートが目立つようになる。このようなビートとしては、周波数のアンロック状態に基因して発生するIFビートと、受像機内部において電源リップルに基因して発生する電源ビートなどがあるが、いずれにしてもビートが現れると画面が見にくくなって、テレビジョン受像機の品質が低下する。
【0003】
この対策として、従来から種々の方策が提案されている。例えば、下記の特許文献1においては、中間周波増幅回路のRFAGC(Radio Frequency Automatic Gain Control)電圧の出力端子を、ダイオードを介して映像処理回路の明るさ調整用ボリュームに接続し、電界強度が弱くなってAGC電圧がスレッショルド電圧以下になると、ダイオードが導通して明るさ調整信号のレベルが低下することで画像の平均輝度を下げ、白ノイズによる画質劣化を視覚的に軽減するようにしている。また、特許文献2においては、輝度信号のノイズを抑圧するためのノイズ抑圧回路を設け、映像検波増幅回路から中間周波増幅回路へ帰還されるIFAGC電圧でノイズ抑圧回路のノイズ抑圧レベルを制御することにより、弱電界時における輝度信号のノイズを軽減するようにしている。なお、特許文献3には、画面のコントラストを調整するACLの技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−316451号公報
【特許文献2】
特開平9−322019号公報
【特許文献3】
特開平2−280476号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、RFAGC電圧を用いて画像の平均輝度を低下させているが、RFAGC電圧は電界強度が一定レベルよりも弱くなると電圧値が変化しなくなるため、冒頭で述べたような20dBμV以下の弱電界時には、顕著な雑音低減効果を期待することができない。また、この特許文献1では、RFAGC電圧により明るさ調整用ボリュームを制御するため、ユーザがボリュームで調整する明るさに応じて画面に現れる雑音の程度も変動し、安定した雑音低減効果を得るのは難しい。
【0006】
これに対して、特許文献2では、ノイズ抑圧にIFAGC電圧を用いており、IFAGC電圧は電界強度がかなり弱くても電界強度に応じて電圧値が変化するため、弱電界時のノイズを効果的に抑制することができる。また、IFAGC電圧でノイズ抑圧レベルが自動的に制御されるので、弱電界時において安定したノイズ軽減効果が得られる。しかしながら、この特許文献2のテレビジョン受像機では、画面の輝度を大きくして相対的にノイズを見えなくするのではなく、ノイズ抑圧回路によってノイズそのものを抑圧する方式を採用しているため、ノイズ抑圧のための特別な回路が必要となり、回路構成が複雑になってコストアップになるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するものであって、その目的とするところは、簡単な手段によって弱電界時に画面上のビートを目立たなくすることが可能なテレビジョン受像機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、アンテナで受信された放送電波から所定のチャンネルの信号を抽出するチューナと、このチューナより出力される中間周波信号を増幅する中間周波増幅回路と、この中間周波増幅回路で増幅された信号を処理してCRTへ供給する信号処理回路と、CRTにおける電子ビームを制御するためのビーム制御回路とを備え、ビーム制御回路から信号処理回路へACL電圧またはABL電圧を帰還することによりCRTの画面のコントラストまたは明るさを調整するテレビジョン受像機において、中間周波増幅回路のゲインを調整するためのIFAGC電圧に基づいてACL電圧またはABL電圧を制御する電圧制御回路を設ける。
【0009】
この電圧制御回路は、アンテナで受信した電界強度が一定値以下になってIFAGC電圧が所定値を超えたことを検出したときに、信号処理回路へ帰還されるACL電圧またはABL電圧をコントラストまたは明るさが減少する側へ制御する。こうすることで、弱電界時には画面のコントラストや明るさが自動的に減少するため、CRTの画面においてIFビートや電源ビートなどが見えにくくなり、画質の低下を防止することができる。また、本発明では、IFAGC電圧によりACL電圧やABL電圧を制御するので、ユーザの設定に影響されずに、コントラストや明るさをビートが見えなくなるまで自動的に低減させることができる。さらに、ノイズそのものを抑圧する方式ではないので、特別なノイズ抑圧回路を設ける必要がなく、簡単な回路により実現することが可能となる。また、電源リップル補正回路なども不要となる。
【0010】
本発明の好ましい実施形態においては、電圧制御回路は、IFAGC電圧が所定値を超えたことを検出したときに、コントラストまたは明るさを略1/2に減少するようにACL電圧またはABL電圧を制御する。コントラストや明るさを極端に落すと、CRTの画面が暗くなりすぎて映像が見づらくなるが、1/2程度であればそのようなことはなく、例えばコントラストを1/2に落すと、画面上のグレーであった部分は黒色となるため、グレー部分で目立っていたビートはほとんど見えなくなる。
【0011】
本発明の電圧制御回路は、例えば、中間周波増幅回路のIFAGC端子にベースが接続された第1のトランジスタと、この第1のトランジスタと直列に接続されたツェナーダイオードおよび抵抗と、第1のトランジスタおよびツェナーダイオードの導通により動作する第2のトランジスタとを有している。そして、アンテナで受信した電界強度が低下してIFAGC電圧がツェナーダイオードの降伏電圧により定まる所定値を超えたときに、第1のトランジスタおよびツェナーダイオードの導通により第2のトランジスタが動作し、この第2のトランジスタにより信号処理回路へ帰還されるACL電圧またはABL電圧をコントラストまたは明るさが減少する側へ制御する。このような電圧制御回路は、トランジスタ、ツェナーダイオード、抵抗などからなる簡単な回路として構成することができる。
【0012】
また、本発明の電圧制御回路では、上記抵抗に代えてダイオードを用いてもよい。第2のトランジスタの動作によりACL電圧やABL電圧が急峻に変化すると、コントラストや明るさの変化が唐突となって違和感を与えるが、ダイオードを用いることによって、第2のトランジスタをアナログ的に駆動することができるので、画面の急激な変化を緩和することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機を示したブロック図である。図1において、1は放送電波を受信するアンテナ、2はアンテナ1で受信された放送電波から所定のチャンネルの信号を抽出するチューナ、3はチューナ2より出力される中間周波信号を増幅する中間周波増幅回路、4は中間周波増幅回路3で増幅された信号を処理する信号処理回路である。信号処理回路4には、映像検波回路、映像増幅回路、AGC回路、色信号再生回路などが含まれる。5は信号処理回路4からの映像信号に基づいて画面に映像を表示するCRT(陰極線管)、6はCRT5の電子ビームを制御するビーム制御回路である。このビーム制御回路6には、偏向回路やフライバックトランスなどが含まれており、信号処理回路4で映像信号より分離された水平および垂直の同期信号が偏向回路に供給される。7aは本発明によるACL電圧制御回路である。この回路の詳細については後述する。
【0014】
Viは信号処理回路4のAGC回路から中間周波増幅回路3へ帰還されるIFAGC電圧であって、中間周波増幅回路3のゲインを自動調整するための電圧である。図5は、IFAGC電圧の特性を示したグラフである。図のように、IFAGC電圧は、電界強度が所定値Esに達するまでの弱電界時にはリニアに電圧値が減少し、電界強度が所定値Esを超えた強電界時には一定の低レベル値を維持する。このIFAGC電圧ViはACL電圧制御回路7aへも与えられる。Vcはビーム制御回路6から信号処理回路4へ帰還されるACL電圧であって、CRT5の画面のコントラストが強くなり過ぎないように、CRT5のビーム電流を制限するための電圧である。
【0015】
図2は、本発明の他の実施形態に係るテレビジョン受像機を示したブロック図である。図2においては、ビーム制御回路6から信号処理回路4へ帰還される電圧として、図1のACL電圧Vcに代えてABL電圧Vbが用いられる。ABL電圧VbはCRT5の画面が明るくなり過ぎないように、CRT5のビーム電流を制限するための電圧である。7bは、図1のACL電圧制御回路7aに代えて設けられるABL電圧制御回路であり、その詳細については後述する。その他の構成については図1の回路と同じであるので、図1と同一部分には同一符号を付して重複説明は省略する。
【0016】
図3は、図1のACL電圧制御回路7aの具体的構成を示した回路図である。図2のABL電圧制御回路7bもこれと同じ回路で構成される。図3において、11はIFAGC電圧Viが与えられる中間周波増幅回路3のIFAGC端子であって、この端子11にはIFAGC電圧Viを平滑するためのコンデンサC1が接続されているとともに、トランジスタTR1(第1のトランジスタ)のベースが接続されている。ZはトランジスタTR1のエミッタに直列に接続されたツェナーダイオード、R1およびR2はツェナーダイオードZと直列に接続された抵抗、C2は抵抗R2と並列に接続されたコンデンサである。抵抗R1、R2の接続点bにはトランジスタTR2(第2のトランジスタ)のベースが接続されており、トランジスタTR2のコレクタは抵抗R3を介して信号処理回路4のACL端子(またはABL端子)12に接続されている。ACL端子12にはACL電圧Vc(またはABL電圧Vb)が与えられる。また、このACL端子12は抵抗R4を介して+5Vにプルアップされている。なお、抵抗R3は省略してもよい。
【0017】
次に、図3の回路の動作について説明する。アンテナ1(図1)で受信される電界の強度が大きい場合は、図5のようにIFAGC電圧Viのレベルが低いため、a点の電位も低く、トランジスタTR1およびツェナーダイオードZは導通しない。したがって、ACL電圧制御回路7a(またはABL電圧制御回路7b)は動作しないが、電界強度が大きい場合はビートの影響を受けないので問題はない。一方、電界強度が一定以下に低下すると、図5のようにIFAGC電圧Viのレベルが上昇して、a点の電位も上昇する。そして、IFAGC電圧ViがツェナーダイオードZの降伏電圧により定まる所定値を超えると、トランジスタTR1とツェナーダイオードZが導通する。
【0018】
トランジスタTR1およびツェナーダイオードZが導通すると、トランジスタTR2のベースに電流が流れて、トランジスタTR2が動作する。トランジスタTR2が動作すると、c点の電位が下がり、これに応じてACL端子(またはABL端子)12に与えられるACL電圧Vc(またはABL電圧Vb)が減少する。信号処理回路4は、ACL端子(またはABL端子)12に与えられる電圧が大きくなると、コントラスト(または明るさ)が増加するようにCRT5を駆動し、ACL端子(またはABL端子)12に与えられる電圧が小さくなると、コントラスト(または明るさ)が減少するようにCRT5を駆動するので、上記のようにトランジスタTR2が動作することで電圧Vc、Vbが減少すると、CRT5の画面のコントラストや明るさが低下する。これによって、画面上のビートを目立たなくすることができる。
【0019】
この場合、コントラストや明るさを極端に落すと、CRT5の画面が暗くなりすぎて映像が見づらくなるので、抵抗R3および抵抗R4の値を適当に選ぶことにより、コントラストや明るさを1/2程度まで落すのが好ましい。例えば、コントラストを1/2に落すと、画面上のグレーであった部分は黒色となるため、グレー部分で目立っていたビートはほとんど見えなくなる。
【0020】
以上のようにして、上記実施形態においては、電界強度が一定値以下になった場合に、IFAGC電圧Viが所定値を超えたことをACL電圧制御回路7a(またはABL電圧制御回路7b)で検出し、ACL電圧Vc(またはABL電圧Vb)をコントラスト(または明るさ)が減少する側へ制御することで、弱電界時には画面のコントラストや明るさが自動的に減少するため、CRT5の画面においてIFビートや電源ビートなどが見えにくくなり、画質の低下を防止することができる。また、IFAGC電圧ViによりACL電圧VcやABL電圧Vbを制御するので、ユーザの設定に影響されずに、コントラストや明るさをビートが見えなくなるまで自動的に低減させることができる。さらに、ノイズそのものを抑圧する方式ではないので、特別なノイズ抑圧回路を設ける必要がなく、トランジスタ、ツェナーダイオード、抵抗などからなる簡単な回路で実現することが可能となる。また、電源リップル補正回路なども不要となる。
【0021】
図4は、ACL電圧制御回路7a(またはABL電圧制御回路7b)の他の実施形態を示している。ここでは、図3の抵抗R2に代えて、ダイオードDが用いられている。その他の構成については図3と全く同じであるので、図3と同一部分には同一符号を付して重複説明は省略する。ダイオードDは、両端に加わる電圧に対して抵抗値がアナログ的に変化する特性を有しているので、トランジスタTR2をアナログ的に駆動することができる。トランジスタTR2の動作によりACL端子(またはABL端子)12のACL電圧Vc(またはABL電圧Vb)が急峻に変化すると、コントラストや明るさの変化が唐突となって違和感を与えるが、ダイオードDを用いることによって、トランジスタTR2をアナログ的に駆動することができるので、画面の急激な変化を緩和することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、IFAGC電圧に基づいてACL電圧またはABL電圧を制御する電圧制御回路を設け、電界強度が低下したときにコントラストや明るさが減少するようにしたので、簡単な手段によって弱電界時に画面上のビートを目立たなくすることが可能となり、安価に実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機のブロック図である。
【図2】他の実施形態に係るテレビジョン受像機のブロック図である。
【図3】電圧制御回路の具体的構成を示した回路図である。
【図4】電圧制御回路の他の実施形態を示した回路図である。
【図5】IFAGC電圧の特性を示したグラフである。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 チューナ
3 中間周波増幅回路
4 信号処理回路
5 CRT
6 ビーム制御回路
7a ACL電圧制御回路
7b ABL電圧制御回路
11 IFAGC端子
12 ACL端子(ABL端子)
100 テレビジョン受像機
TR1、TR2 トランジスタ
R1〜R4 抵抗
D ダイオード
Z ツェナーダイオード
Vi IFAGC電圧
Vc ACL電圧
Vb ABL電圧

Claims (5)

  1. アンテナで受信された放送電波から所定のチャンネルの信号を抽出するチューナと、このチューナより出力される中間周波信号を増幅する中間周波増幅回路と、この中間周波増幅回路で増幅された信号を処理してCRTへ供給する信号処理回路と、前記CRTにおける電子ビームを制御するためのビーム制御回路とを備え、前記ビーム制御回路から前記信号処理回路へACL(Automatic Contrast Limiter)電圧を帰還することによりCRTの画面のコントラストを調整するテレビジョン受像機において、
    前記中間周波増幅回路のゲインを調整するためのIFAGC(Intermediate Frequency Automatic Gain Control)電圧に基づいて前記ACL電圧を制御するACL電圧制御回路を設け、
    前記ACL電圧制御回路は、中間周波増幅回路のIFAGC端子にベースが接続された第1のトランジスタと、この第1のトランジスタと直列に接続されたツェナーダイオードおよび抵抗と、前記第1のトランジスタおよびツェナーダイオードの導通により動作する第2のトランジスタとを有し、
    前記アンテナで受信した電界強度が低下してIFAGC電圧が前記ツェナーダイオードの降伏電圧により定まる所定値を超えたときに、前記第1のトランジスタおよびツェナーダイオードの導通により第2のトランジスタが動作し、この第2のトランジスタにより前記信号処理回路へ帰還されるACL電圧をコントラストが減少する側へ制御することを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. アンテナで受信された放送電波から所定のチャンネルの信号を抽出するチューナと、このチューナより出力される中間周波信号を増幅する中間周波増幅回路と、この中間周波増幅回路で増幅された信号を処理してCRTへ供給する信号処理回路と、前記CRTにおける電子ビームを制御するためのビーム制御回路とを備え、前記ビーム制御回路から前記信号処理回路へABL(Automatic Brightness Limiter)電圧を帰還することによりCRTの画面の明るさを調整するテレビジョン受像機において、
    前記中間周波増幅回路のゲインを調整するためのIFAGC(Intermediate Frequency Automatic Gain Control)電圧に基づいて前記ABL電圧を制御するABL電圧制御回路を設け、
    前記ABL電圧制御回路は、中間周波増幅回路のIFAGC端子にベースが接続された第1のトランジスタと、この第1のトランジスタと直列に接続されたツェナーダイオードおよび抵抗と、前記第1のトランジスタおよびツェナーダイオードの導通により動作する第2のトランジスタとを有し、
    前記アンテナで受信した電界強度が低下してIFAGC電圧が前記ツェナーダイオードの降伏電圧により定まる所定値を超えたときに、前記第1のトランジスタおよびツェナーダイオードの導通により第2のトランジスタが動作し、この第2のトランジスタにより前記信号処理回路へ帰還されるABL電圧を明るさが減少する側へ制御することを特徴とするテレビジョン受像機。
  3. 請求項1または請求項2に記載のテレビジョン受像機において、
    前記第1のトランジスタと直列に接続される抵抗に代えてダイオードを用いたことを特徴とするテレビジョン受像機。
  4. アンテナで受信された放送電波から所定のチャンネルの信号を抽出するチューナと、このチューナより出力される中間周波信号を増幅する中間周波増幅回路と、この中間周波増幅回路で増幅された信号を処理してCRTへ供給する信号処理回路と、前記CRTにおける電子ビームを制御するためのビーム制御回路とを備え、前記ビーム制御回路から前記信号処理回路へACL(Automatic Contrast Limiter)電圧またはABL(Automatic Brightness Limiter)電圧を帰還することによりCRTの画面のコントラストまたは明るさを調整するテレビジョン受像機において、
    前記中間周波増幅回路のゲインを調整するためのIFAGC(Intermediate Frequency Automatic Gain Control)電圧に基づいて前記ACL電圧またはABL電圧を制御する電圧制御回路を設け、
    前記電圧制御回路は、前記アンテナで受信した電界強度が一定値以下になってIFAGC電圧が所定値を超えたことを検出したときに、前記信号処理回路へ帰還されるACL電圧またはABL電圧をコントラストまたは明るさが減少する側へ制御することを特徴とするテレビジョン受像機。
  5. 請求項4に記載のテレビジョン受像機において、
    前記電圧制御回路は、IFAGC電圧が所定値を超えたことを検出したときに、コントラストまたは明るさを略1/2に減少するようにACL電圧またはABL電圧を制御することを特徴とするテレビジョン受像機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012010076A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Sharp Corp 高画質化装置および方法

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