JPH06311313A - イメージスキャナ装置の入出力条件設定方法 - Google Patents
イメージスキャナ装置の入出力条件設定方法Info
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- JPH06311313A JPH06311313A JP5094427A JP9442793A JPH06311313A JP H06311313 A JPH06311313 A JP H06311313A JP 5094427 A JP5094427 A JP 5094427A JP 9442793 A JP9442793 A JP 9442793A JP H06311313 A JPH06311313 A JP H06311313A
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- input
- output condition
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 イメージスキャナの入出力条件設定を自動化
する。入出力条件の異なる原稿の読取りを効率化する。 【構成】 原稿200は読取機構/読取回路部101に
よって1枚ずつ自動給紙され、その先端より読み取られ
ていく。原稿の有効エリアの先に条件指定エリアが読み
取られ、そのイメージよりOCR回路106が文字また
は符号を認識し、その結果から入出力条件パラメータ判
定回路107が入出力条件パラメータを決定する。この
パラメータに従い入出力条件設定回路104がビデオ/
マシン制御回路102に対し入出力条件を設定する。そ
の後、原稿の有効エリアが読み取られる。
する。入出力条件の異なる原稿の読取りを効率化する。 【構成】 原稿200は読取機構/読取回路部101に
よって1枚ずつ自動給紙され、その先端より読み取られ
ていく。原稿の有効エリアの先に条件指定エリアが読み
取られ、そのイメージよりOCR回路106が文字また
は符号を認識し、その結果から入出力条件パラメータ判
定回路107が入出力条件パラメータを決定する。この
パラメータに従い入出力条件設定回路104がビデオ/
マシン制御回路102に対し入出力条件を設定する。そ
の後、原稿の有効エリアが読み取られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナ装置
の入出力条件の自動設定方法に関する。
の入出力条件の自動設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DTP(デスクトップパブリッシ
ング)システム等において広く利用されているイメージ
スキャナ装置は、コントラストや階調の補正、拡大縮
小、中間調処理などの多様な機能を備えている。かかる
機能を活用するためには、読み取らせようとする原稿の
種類や品質あるいはイメージの利用目的などに応じて、
イメージスキャナ装置の様々な入出力条件パラメータを
適切に設定しなければならない。
ング)システム等において広く利用されているイメージ
スキャナ装置は、コントラストや階調の補正、拡大縮
小、中間調処理などの多様な機能を備えている。かかる
機能を活用するためには、読み取らせようとする原稿の
種類や品質あるいはイメージの利用目的などに応じて、
イメージスキャナ装置の様々な入出力条件パラメータを
適切に設定しなければならない。
【0003】従来は、この入出力条件設定は手作業によ
って行なう必要があった。一般的には、イメージスキャ
ナ装置が接続されたパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)のディスプレイに、例えば図6に示すような入出力
条件設定画面400を表示し、キーボードやマウスの操
作を通して、この画面400上で必要なパラメータを文
字または数値として設定し、設定した入出力条件パラメ
ータをパソコンからイメージスキャナ装置へ転送するこ
とによって、イメージスキャナ装置の入出力条件を設定
している。
って行なう必要があった。一般的には、イメージスキャ
ナ装置が接続されたパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)のディスプレイに、例えば図6に示すような入出力
条件設定画面400を表示し、キーボードやマウスの操
作を通して、この画面400上で必要なパラメータを文
字または数値として設定し、設定した入出力条件パラメ
ータをパソコンからイメージスキャナ装置へ転送するこ
とによって、イメージスキャナ装置の入出力条件を設定
している。
【0004】なお、特開昭59−45755号公報に、
原稿台の近傍に設けられた窓部に処理モード指定用カー
ド(バーコード)をセットし、このカードを原稿読取り
動作時に最初に読み取り、カードのイメージより処理モ
ードを認識することによって、原稿イメージに対するト
リミング、座標移動、拡大等の処理を行なう情報読取装
置が開示されている。
原稿台の近傍に設けられた窓部に処理モード指定用カー
ド(バーコード)をセットし、このカードを原稿読取り
動作時に最初に読み取り、カードのイメージより処理モ
ードを認識することによって、原稿イメージに対するト
リミング、座標移動、拡大等の処理を行なう情報読取装
置が開示されている。
【0005】また、特開昭58−200665号公報
に、複写機等の画像編集処理装置において、原稿の編集
したい領域のコーナーに付された光学的マークを原稿イ
メージと同時に読み取り、読み取った光学的マークの位
置から編集領域を認識するとともに、光学的マークにバ
ーコード等として記録されている編集パラメータに従っ
て編集領域のイメージの抜き取りや移動を行なう方法が
開示されている。
に、複写機等の画像編集処理装置において、原稿の編集
したい領域のコーナーに付された光学的マークを原稿イ
メージと同時に読み取り、読み取った光学的マークの位
置から編集領域を認識するとともに、光学的マークにバ
ーコード等として記録されている編集パラメータに従っ
て編集領域のイメージの抜き取りや移動を行なう方法が
開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の手作業によって
イメージスキャナ装置の入出力条件を設定する方法は、
次のような問題があった。第1は設定作業上の問題で、
原稿の読取り時点で、その作業者が設定を行なわなけれ
ばならないため、作業者に原稿を見て入出力条件を判断
する能力を要求され、その能力が不十分であると設定に
手間取り、また設定間違いが起きやすいことである。第
2は原稿読取りの作業効率に関する問題で、様々な入出
力条件の多量の原稿の読取りの場合に、入出力条件が変
わるたびに読取りを中断し入出力条件を設定しなければ
ならないため、読取り作業の効率が非常に悪いこと、原
稿の自動給紙が可能なイメージスキャナ装置であって
も、全部の原稿の入出力条件が同一でないかぎり原稿の
連続読取りができない、ということである。
イメージスキャナ装置の入出力条件を設定する方法は、
次のような問題があった。第1は設定作業上の問題で、
原稿の読取り時点で、その作業者が設定を行なわなけれ
ばならないため、作業者に原稿を見て入出力条件を判断
する能力を要求され、その能力が不十分であると設定に
手間取り、また設定間違いが起きやすいことである。第
2は原稿読取りの作業効率に関する問題で、様々な入出
力条件の多量の原稿の読取りの場合に、入出力条件が変
わるたびに読取りを中断し入出力条件を設定しなければ
ならないため、読取り作業の効率が非常に悪いこと、原
稿の自動給紙が可能なイメージスキャナ装置であって
も、全部の原稿の入出力条件が同一でないかぎり原稿の
連続読取りができない、ということである。
【0007】前記特開昭59−45755号の技術は、
多機能イメージスキャナ装置の入出力条件設定の目的に
も適用可能であろう。しかし、原稿読取り時点で、原稿
の種類に応じて処理モード指定用カードをセットし直す
必要があるため、手作業による入出力条件設定の場合と
同様の問題がある。
多機能イメージスキャナ装置の入出力条件設定の目的に
も適用可能であろう。しかし、原稿読取り時点で、原稿
の種類に応じて処理モード指定用カードをセットし直す
必要があるため、手作業による入出力条件設定の場合と
同様の問題がある。
【0008】前記特開昭58−200665号の方法
は、原稿の有効エリアのイメージ読取り(入力)を行な
った後に、その読取りイメージの一部として光学的マー
クの情報を認識することにより有効エリアのイメージの
部分的抜き取り等を制御するものである。原稿の有効エ
リアの読取り前に入力条件を制御することを意図したも
のではなく、光学的マークを原稿の有効エリア内に位置
させることを当然の前提としている。したがって、仮に
この方法を入出力条件設定に応用しようとした場合、光
学的マークを付した原稿について1回目の読取りを行な
い、光学的マークの情報によって入出力条件の設定を行
なった後に、光学マークを取り除き2回目の原稿読取り
を行なうという手順を踏まなければならない。これでは
上述の問題を解決できない。
は、原稿の有効エリアのイメージ読取り(入力)を行な
った後に、その読取りイメージの一部として光学的マー
クの情報を認識することにより有効エリアのイメージの
部分的抜き取り等を制御するものである。原稿の有効エ
リアの読取り前に入力条件を制御することを意図したも
のではなく、光学的マークを原稿の有効エリア内に位置
させることを当然の前提としている。したがって、仮に
この方法を入出力条件設定に応用しようとした場合、光
学的マークを付した原稿について1回目の読取りを行な
い、光学的マークの情報によって入出力条件の設定を行
なった後に、光学マークを取り除き2回目の原稿読取り
を行なうという手順を踏まなければならない。これでは
上述の問題を解決できない。
【0009】本発明は、上述のようなイメージスキャナ
装置の入出力条件設定に関する問題点を解消できる改良
された入出力条件設定方法を提供することを目的とす
る。
装置の入出力条件設定に関する問題点を解消できる改良
された入出力条件設定方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するため、イメージスキャナ装置による原稿の1回
の読取り動作期間において、原稿の有効エリアの読取り
開始以前に、原稿の有効エリア外の条件指定エリアより
読み取られたイメージから文字または符号を認識する手
段と、この認識結果から入出力条件パラメータを決定す
る手段と、この決定された入出力条件パラメータに従っ
てイメージスキャナ装置の原稿の有効エリアの読取りの
ための入出力条件を設定する手段とを有する、という構
成を備えたものである。
解決するため、イメージスキャナ装置による原稿の1回
の読取り動作期間において、原稿の有効エリアの読取り
開始以前に、原稿の有効エリア外の条件指定エリアより
読み取られたイメージから文字または符号を認識する手
段と、この認識結果から入出力条件パラメータを決定す
る手段と、この決定された入出力条件パラメータに従っ
てイメージスキャナ装置の原稿の有効エリアの読取りの
ための入出力条件を設定する手段とを有する、という構
成を備えたものである。
【0011】
【作用】本発明は上述の構成によって、原稿の有効エリ
アの読取り開始位置より手前の条件指定エリアに、予め
入出力条件の設定情報を文字または符号により直接記入
し、あるいは、その情報を記したシート等を貼付してお
くならば、原稿読取り時点で格別の設定作業を行なわな
くとも、個々の原稿毎に1回の読取り動作によって、最
適な入出力条件により原稿の有効エリアを読み取ること
ができる。
アの読取り開始位置より手前の条件指定エリアに、予め
入出力条件の設定情報を文字または符号により直接記入
し、あるいは、その情報を記したシート等を貼付してお
くならば、原稿読取り時点で格別の設定作業を行なわな
くとも、個々の原稿毎に1回の読取り動作によって、最
適な入出力条件により原稿の有効エリアを読み取ること
ができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例によれば、イメージスキャ
ナ装置の入出力条件設定のための手段が全てイメージス
キャナ装置に内蔵され、イメージスキャナ装置の内部で
入出力条件の自動設定が行なわれる。したがって、イメ
ージスキャナ装置に接続されるパソコン等の外部装置側
の機種や機能を選ばないため、イメージスキャナ装置の
汎用性の面で一般的に有利である。
ナ装置の入出力条件設定のための手段が全てイメージス
キャナ装置に内蔵され、イメージスキャナ装置の内部で
入出力条件の自動設定が行なわれる。したがって、イメ
ージスキャナ装置に接続されるパソコン等の外部装置側
の機種や機能を選ばないため、イメージスキャナ装置の
汎用性の面で一般的に有利である。
【0013】図1は、このようなイメージスキャナ装置
の一例を示している。このイメージスキャナ装置100
は、読取機構/読取回路部101、ビデオ/マシン制御
回路102、入出力条件設定回路102、CPU回路1
03、入出力条件設定回路104、インターフェイス制
御回路105、OCR回路106、入出力条件パラメー
タ判定回路107、I/Fコネクタ108等から構成さ
れる。
の一例を示している。このイメージスキャナ装置100
は、読取機構/読取回路部101、ビデオ/マシン制御
回路102、入出力条件設定回路102、CPU回路1
03、入出力条件設定回路104、インターフェイス制
御回路105、OCR回路106、入出力条件パラメー
タ判定回路107、I/Fコネクタ108等から構成さ
れる。
【0014】読取機構/読取回路部101は、原稿を自
動給紙して一定方向へ搬送しながらCCDイメージセン
サ等によって原稿イメージを読み取り、イメージのビデ
オ信号を出力する部分である。ビデオ/マシン制御回路
102は、入出力条件設定回路104によって設定され
た入出力条件に従って、読取機構/読取回路部102の
機構動作の制御及びビデオ信号に対する各種処理を行な
う部分である。入出力条件設定回路104は、入出力条
件パラメータ判定部107または外部のパソコン等から
転送された入出力条件パラメータに従ってビデオ/マシ
ン制御回路102の入出力条件を設定する回路であり、
その設定項目の例が図1の当該回路ブロックに示されて
いる。インターフェイス制御回路105は、I/Fコネ
クタ108に接続されるパソコン等の外部機器とのイン
ターフェイス制御のための回路である。CPU回路10
3は、イメージスキャナ装置内部の全体的制御や外部機
器との通信処理等を担う部分である。
動給紙して一定方向へ搬送しながらCCDイメージセン
サ等によって原稿イメージを読み取り、イメージのビデ
オ信号を出力する部分である。ビデオ/マシン制御回路
102は、入出力条件設定回路104によって設定され
た入出力条件に従って、読取機構/読取回路部102の
機構動作の制御及びビデオ信号に対する各種処理を行な
う部分である。入出力条件設定回路104は、入出力条
件パラメータ判定部107または外部のパソコン等から
転送された入出力条件パラメータに従ってビデオ/マシ
ン制御回路102の入出力条件を設定する回路であり、
その設定項目の例が図1の当該回路ブロックに示されて
いる。インターフェイス制御回路105は、I/Fコネ
クタ108に接続されるパソコン等の外部機器とのイン
ターフェイス制御のための回路である。CPU回路10
3は、イメージスキャナ装置内部の全体的制御や外部機
器との通信処理等を担う部分である。
【0015】OCR回路106と入出力パラメータ判定
回路107は、本発明による入出力条件設定方法に直接
係わる部分である。OCR回路106はビデオ/マシン
制御回路102を介して入力するイメージデータより文
字または符号を認識するための回路であり、入出力パラ
メータ判定回路107はOCR回路106の認識結果か
ら入出力条件パラメータを決定し、それを入出力条件設
定回路104へ与える回路である。なお、入出力条件の
設定とは関係なく、単なる文字認識のためにOCR回路
106相当の回路を内蔵したイメージスキャナ装置は従
来からある。
回路107は、本発明による入出力条件設定方法に直接
係わる部分である。OCR回路106はビデオ/マシン
制御回路102を介して入力するイメージデータより文
字または符号を認識するための回路であり、入出力パラ
メータ判定回路107はOCR回路106の認識結果か
ら入出力条件パラメータを決定し、それを入出力条件設
定回路104へ与える回路である。なお、入出力条件の
設定とは関係なく、単なる文字認識のためにOCR回路
106相当の回路を内蔵したイメージスキャナ装置は従
来からある。
【0016】このイメージスキャナ装置100の入出力
条件の自動設定を行なう場合、図2に示すように、原稿
200の先端寄りの条件指定エリア201に、入出力条
件指定情報を直接記入しておくか、あるいはその情報を
記入したシートを貼付しておく。この条件指定エリア2
01は、原稿200の有効エリア202の読取り開始位
置より手前に位置している。
条件の自動設定を行なう場合、図2に示すように、原稿
200の先端寄りの条件指定エリア201に、入出力条
件指定情報を直接記入しておくか、あるいはその情報を
記入したシートを貼付しておく。この条件指定エリア2
01は、原稿200の有効エリア202の読取り開始位
置より手前に位置している。
【0017】条件指定エリア201の記入形式の例を図
3に示す。(a)は入出力条件のパラメータを文字また
は数字で簡略に記入する形式である。この記入形式にお
いては、処理の種類(2値化、ディザ処理、誤差拡散処
理)、コントラスト(C)、処理カーブ(B)、縮小拡
大率(E%)、出力すべきイメージの読取り範囲の左上
座標と右下座標、網パターン、イメージの出力サイズの
それぞれの記入枠205と、その説明文字がドロップア
ウトカラーで条件指定エリア201(または貼付シー
ト)に予め印刷される。そして、個々の原稿毎に、その
作成者等により各記入枠205へ必要な文字または符号
が記入される。あるいは、そのような情報を記入したシ
ートを条件指定エリア201に貼付する。各パラメータ
は例えば次のように簡略化されて記入される。
3に示す。(a)は入出力条件のパラメータを文字また
は数字で簡略に記入する形式である。この記入形式にお
いては、処理の種類(2値化、ディザ処理、誤差拡散処
理)、コントラスト(C)、処理カーブ(B)、縮小拡
大率(E%)、出力すべきイメージの読取り範囲の左上
座標と右下座標、網パターン、イメージの出力サイズの
それぞれの記入枠205と、その説明文字がドロップア
ウトカラーで条件指定エリア201(または貼付シー
ト)に予め印刷される。そして、個々の原稿毎に、その
作成者等により各記入枠205へ必要な文字または符号
が記入される。あるいは、そのような情報を記入したシ
ートを条件指定エリア201に貼付する。各パラメータ
は例えば次のように簡略化されて記入される。
【0018】 処理種類:2値化→BW,ディザ処理→H,誤差拡散処
理→P コントラスト:C0〜C9→0〜9 処理カーブ:B0〜B9→0〜9 縮小拡大率:10%〜200%→10〜200 読取領域の左上座標:X,Y座標を表わす0〜300の
数字 読取領域の右下座標:X,Y座標を表わす0〜300の
数字 網パターン(網):65→6,80→8,100→0 出力サイズ:A4→A,レター→L 図3(b)は、予めドロップアウトカラーで印刷された
マーキング用丸印206を筆記具で塗り潰すことによっ
て、処理種別(BW,H,P)をマーキング位置により
指定し、コントラスト(C)、処理カーブ(B)、縮小
拡大率(E)等の数値パラメータをBCDコードにより
指定する例である。
理→P コントラスト:C0〜C9→0〜9 処理カーブ:B0〜B9→0〜9 縮小拡大率:10%〜200%→10〜200 読取領域の左上座標:X,Y座標を表わす0〜300の
数字 読取領域の右下座標:X,Y座標を表わす0〜300の
数字 網パターン(網):65→6,80→8,100→0 出力サイズ:A4→A,レター→L 図3(b)は、予めドロップアウトカラーで印刷された
マーキング用丸印206を筆記具で塗り潰すことによっ
て、処理種別(BW,H,P)をマーキング位置により
指定し、コントラスト(C)、処理カーブ(B)、縮小
拡大率(E)等の数値パラメータをBCDコードにより
指定する例である。
【0019】以下、(a)または(b)の記入形式であ
るとして原稿読取り時の動作を説明するが、他の記入形
式を採用してもよい。例えば、予め用意された様々な入
出力条件パラメータ・セットの一つを選び、そのID番
号を数字あるいはBCDコード等として条件指定エリア
201に記入する形式を採用してもよい。ただし、この
場合には入出力条件パラメータ判定部107に、ID番
号と対応付けて入出力条件パラメータ・セットを登録し
ておく必要がある。
るとして原稿読取り時の動作を説明するが、他の記入形
式を採用してもよい。例えば、予め用意された様々な入
出力条件パラメータ・セットの一つを選び、そのID番
号を数字あるいはBCDコード等として条件指定エリア
201に記入する形式を採用してもよい。ただし、この
場合には入出力条件パラメータ判定部107に、ID番
号と対応付けて入出力条件パラメータ・セットを登録し
ておく必要がある。
【0020】イメージスキャナ装置100にセットされ
た原稿200は、読取機構/読取回路部101によって
1枚ずつ自動給紙され、その先端(図2では上端)より
読み取られていくが、有効エリア202の読取り前に条
件指定エリア201が読み取られる。この段階では、入
出力条件設定回路104によって、ある固定した入出力
条件パラメータに従った入出力条件がビデオ/マシン制
御回路102に設定される。
た原稿200は、読取機構/読取回路部101によって
1枚ずつ自動給紙され、その先端(図2では上端)より
読み取られていくが、有効エリア202の読取り前に条
件指定エリア201が読み取られる。この段階では、入
出力条件設定回路104によって、ある固定した入出力
条件パラメータに従った入出力条件がビデオ/マシン制
御回路102に設定される。
【0021】条件指定エリア201の読取りイメージは
ビデオ/マシン制御回路102からOCR回路106へ
入力し、OCR回路106によって条件指定エリア20
1に記入された文字または記号、あるいはマーク位置が
認識され、この認識結果が入出力条件パラメータ判定回
路107へ送られる。入出力条件パラメータ判定部10
7において、認識された文字または記号の種類と位置あ
るいはマークの位置から入出力条件パラメータが決定さ
れて入出力条件設定回路104へ転送され、この入出力
条件パラメータに従った入出力条件がビデオ/マシン制
御回路102に改めて設定される。
ビデオ/マシン制御回路102からOCR回路106へ
入力し、OCR回路106によって条件指定エリア20
1に記入された文字または記号、あるいはマーク位置が
認識され、この認識結果が入出力条件パラメータ判定回
路107へ送られる。入出力条件パラメータ判定部10
7において、認識された文字または記号の種類と位置あ
るいはマークの位置から入出力条件パラメータが決定さ
れて入出力条件設定回路104へ転送され、この入出力
条件パラメータに従った入出力条件がビデオ/マシン制
御回路102に改めて設定される。
【0022】なお、入出力条件をID番号で指定する場
合には、入出力条件パラメータ判定回路107におい
て、予め登録された入出力条件パラメータ・セットか
ら、OCR回路106により認識されたID番号に対応
した一つのセットを選ぶことになる。
合には、入出力条件パラメータ判定回路107におい
て、予め登録された入出力条件パラメータ・セットか
ら、OCR回路106により認識されたID番号に対応
した一つのセットを選ぶことになる。
【0023】ここまでの動作は、原稿201の有効エリ
ア202の読取りが始まる以前に終了する。そして、こ
の入出力条件の下で有効エリア202の読取りとイメー
ジ処理が行なわれ、そのイメージデータがインターフェ
イス制御回路105を経由して外部のパソコン等へ送ら
れる。
ア202の読取りが始まる以前に終了する。そして、こ
の入出力条件の下で有効エリア202の読取りとイメー
ジ処理が行なわれ、そのイメージデータがインターフェ
イス制御回路105を経由して外部のパソコン等へ送ら
れる。
【0024】このように条件指定エリア201の記入内
容に従って自動的に入出力条件が設定されるため、原稿
の作成者等が予め条件指定エリア201の記入を行なっ
ておけば、イメージスキャナ装置の操作者が入出力条件
に関する判断力を十分持たない者であっても、最適な入
出力条件で原稿読取りを確実に行なうことができる。ま
た、原稿毎に入出力条件が自動的設定されるため、入出
力条件が同一でない多数の原稿の連続読取りが可能であ
る。
容に従って自動的に入出力条件が設定されるため、原稿
の作成者等が予め条件指定エリア201の記入を行なっ
ておけば、イメージスキャナ装置の操作者が入出力条件
に関する判断力を十分持たない者であっても、最適な入
出力条件で原稿読取りを確実に行なうことができる。ま
た、原稿毎に入出力条件が自動的設定されるため、入出
力条件が同一でない多数の原稿の連続読取りが可能であ
る。
【0025】なお、条件指定エリア201に条件指定情
報が記入されていない場合、入出力条件パラメータ判定
部107は無指定である旨を入出力条件設定回路104
へ通知する。この場合、入出力条件設定回路104は、
内部に保持している前回原稿読取り時の入出力条件パラ
メータに従って入出力条件を設定する。したがって、多
数の原稿の連続読取りを行なう場合、前の原稿と入出力
条件が変化する原稿にのみ条件指定情報を記入すれば足
り、それに続く同一条件の原稿に条件指定情報を記入す
る必要はない。例えば全部の原稿の入出力条件が同一で
あれば、先頭の1枚にのみ条件指定情報を記入すれば足
りる。また、その入出力条件が前回読取り時の最後の原
稿と同じ場合(ただし、途中でイメージスキャナ装置1
00の電源が落とされるなど、入出力条件設定回路10
4内部に保存されている入出力パラメータが失われなか
ったとして)、先頭の原稿についても条件指定情報を記
入する必要はない。
報が記入されていない場合、入出力条件パラメータ判定
部107は無指定である旨を入出力条件設定回路104
へ通知する。この場合、入出力条件設定回路104は、
内部に保持している前回原稿読取り時の入出力条件パラ
メータに従って入出力条件を設定する。したがって、多
数の原稿の連続読取りを行なう場合、前の原稿と入出力
条件が変化する原稿にのみ条件指定情報を記入すれば足
り、それに続く同一条件の原稿に条件指定情報を記入す
る必要はない。例えば全部の原稿の入出力条件が同一で
あれば、先頭の1枚にのみ条件指定情報を記入すれば足
りる。また、その入出力条件が前回読取り時の最後の原
稿と同じ場合(ただし、途中でイメージスキャナ装置1
00の電源が落とされるなど、入出力条件設定回路10
4内部に保存されている入出力パラメータが失われなか
ったとして)、先頭の原稿についても条件指定情報を記
入する必要はない。
【0026】本発明の他の実施例によれば、入出力条件
設定のための手段がイメージスキャナ装置と、それに接
続された外部機器に分散して設けられる。図4は、この
ような構成の一例を示している。
設定のための手段がイメージスキャナ装置と、それに接
続された外部機器に分散して設けられる。図4は、この
ような構成の一例を示している。
【0027】図4において、300はイメージスキャナ
装置、301はそれに接続されたパソコンである。イメ
ージスキャナ装置300は、図1のイメージスキャナ装
置100から入出力条件パラメータ判定回路107を取
り除いた構成である。入出力条件パラメータ判定回路1
07に対応する手段は、パソコン301上でソフトウエ
アによって実現される。図5は、1枚の原稿の読取りに
関連したパソコン側処理の概略を示すフローチャートで
ある。
装置、301はそれに接続されたパソコンである。イメ
ージスキャナ装置300は、図1のイメージスキャナ装
置100から入出力条件パラメータ判定回路107を取
り除いた構成である。入出力条件パラメータ判定回路1
07に対応する手段は、パソコン301上でソフトウエ
アによって実現される。図5は、1枚の原稿の読取りに
関連したパソコン側処理の概略を示すフローチャートで
ある。
【0028】イメージスキャナ装置300において1枚
の原稿の読取り動作が始まると、原稿の条件指定エリア
201の記入内容がOCR回路106で認識され、この
認識結果がCPU回路103の制御によりインターフェ
イス制御回路105を介してパソコン301へ転送され
る。パソコン301の処理プログラムは、イメージスキ
ャナ装置300から認識結果を取り込み(S1)、まず
条件指定情報の有無を調べ(S2)、条件指定情報があ
ると判断したときは認識結果より入出力条件パラメータ
を決定してイメージスキャナ装置300へ転送し(S
2,S3)、条件指定情報がないと判断したときは保存
されている前回原稿読取り時の入出力条件パラメータを
イメージスキャナ装置300へ転送する(S4,S
5)。そして、原稿イメージの入力処理(S6)に移行
する。なお、S3で決定された入出力条件パラメータは
前回パラメータとして保存される。
の原稿の読取り動作が始まると、原稿の条件指定エリア
201の記入内容がOCR回路106で認識され、この
認識結果がCPU回路103の制御によりインターフェ
イス制御回路105を介してパソコン301へ転送され
る。パソコン301の処理プログラムは、イメージスキ
ャナ装置300から認識結果を取り込み(S1)、まず
条件指定情報の有無を調べ(S2)、条件指定情報があ
ると判断したときは認識結果より入出力条件パラメータ
を決定してイメージスキャナ装置300へ転送し(S
2,S3)、条件指定情報がないと判断したときは保存
されている前回原稿読取り時の入出力条件パラメータを
イメージスキャナ装置300へ転送する(S4,S
5)。そして、原稿イメージの入力処理(S6)に移行
する。なお、S3で決定された入出力条件パラメータは
前回パラメータとして保存される。
【0029】イメージスキャナ装置300においては、
CPU回路103の制御によってパソコン301から送
られてきた入出力条件パラメータが入出力条件設定回路
104へセットされる。これ以後は前記実施例のイメー
ジスキャナ装置100の動作と同様である。
CPU回路103の制御によってパソコン301から送
られてきた入出力条件パラメータが入出力条件設定回路
104へセットされる。これ以後は前記実施例のイメー
ジスキャナ装置100の動作と同様である。
【0030】本実施例によれば前記実施例の場合と違
い、イメージスキャナ装置300に接続されるパソコン
301(のソフトウエア)に上述のような入出力条件設
定機能を装備していないと、入出力条件の自動設定を行
なうことができない。これは、不便なこともある反面、
ユーザーがパソコンのソフトウエアの変更だけで入出力
条件の設定内容や指定方法を柔軟に決定できるという利
点がある。
い、イメージスキャナ装置300に接続されるパソコン
301(のソフトウエア)に上述のような入出力条件設
定機能を装備していないと、入出力条件の自動設定を行
なうことができない。これは、不便なこともある反面、
ユーザーがパソコンのソフトウエアの変更だけで入出力
条件の設定内容や指定方法を柔軟に決定できるという利
点がある。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、原稿の1回の読取り動作期間において、原稿の有効
エリアの読取り開始以前に、原稿の有効エリア外より読
み取られたイメージから文字または符号を認識し、その
認識結果から入出力条件パラメータを決定してイメージ
スキャナ装置の原稿の有効エリアの読取りのための入出
力条件を設定するため、次のような効果を有するもので
ある。
は、原稿の1回の読取り動作期間において、原稿の有効
エリアの読取り開始以前に、原稿の有効エリア外より読
み取られたイメージから文字または符号を認識し、その
認識結果から入出力条件パラメータを決定してイメージ
スキャナ装置の原稿の有効エリアの読取りのための入出
力条件を設定するため、次のような効果を有するもので
ある。
【0032】(1)原稿の読取り作業の段階で、入出力
条件の設定作業を行なう必要がないため、入出力条件が
異なる原稿の読取り作業を、入出力条件設定作業のため
に中断することなく効率的な行なうことができる。
条件の設定作業を行なう必要がないため、入出力条件が
異なる原稿の読取り作業を、入出力条件設定作業のため
に中断することなく効率的な行なうことができる。
【0033】(2)個々の原稿毎に入出力条件が自動的
に設定されるため、入出力条件が異なる原稿でも自動給
紙により連続読取りが可能である。
に設定されるため、入出力条件が異なる原稿でも自動給
紙により連続読取りが可能である。
【0034】(3)1回の読取り動作によって入出力条
件の自動設定と有効エリアのイメージ読取りが行なわれ
るため、原稿1枚1枚の読取り時間も増加しない。
件の自動設定と有効エリアのイメージ読取りが行なわれ
るため、原稿1枚1枚の読取り時間も増加しない。
【0035】(4)原稿作成者等の入出力条件を確実に
判断できる者が予め入出力条件を指定することができ
る。したがって、読取りの作業者に入出力条件の判断能
力を要求されない。また、作業者にその判断力が不足し
ていても、入出力条件の誤設定の心配がない。
判断できる者が予め入出力条件を指定することができ
る。したがって、読取りの作業者に入出力条件の判断能
力を要求されない。また、作業者にその判断力が不足し
ていても、入出力条件の誤設定の心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図
【図2】原稿上の有効エリアと条件指定エリアの説明図
【図3】(a)条件指定エリアの記入形式の一例を示す
図 (b)条件指定エリアの記入形式の他の例を示す図
図 (b)条件指定エリアの記入形式の他の例を示す図
【図4】本発明の他の一実施例の概略構成図
【図5】パソコン側の処理の概略フローチャート
【図6】入出力条件設定画面の一例を示す図
100 イメージスキャナ装置 101 読取機構/読取回路部 102 ビデオ/マシン制御回路 103 CPU回路 104 入出力条件設定回路 105 インターフェイス制御回路 106 OCR回路 107 入出力条件パラメータ判定回路 200 原稿 201 条件指定エリア 202 有効エリア 300 イメージスキャナ 301 パソコン
Claims (1)
- 【請求項1】 イメージスキャナ装置による原稿の読取
り動作期間において、前記原稿の有効エリアの読取り開
始以前に、前記原稿の有効エリア外の条件指定エリアか
ら読み取られたイメージより文字または符号を認識する
手段と、この認識結果から入出力条件パラメータを決定
する手段と、この決定された入出力条件パラメータに従
って前記イメージスキャナ装置の前記有効エリアの読取
りのための入出力条件を設定する手段とを有する、イメ
ージスキャナ装置の入出力条件設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094427A JPH06311313A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | イメージスキャナ装置の入出力条件設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094427A JPH06311313A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | イメージスキャナ装置の入出力条件設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311313A true JPH06311313A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14109937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5094427A Pending JPH06311313A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | イメージスキャナ装置の入出力条件設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06311313A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010175929A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Seiko Epson Corp | 電子ペーパー装置、画像読取装置及び画像読取システム |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP5094427A patent/JPH06311313A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010175929A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Seiko Epson Corp | 電子ペーパー装置、画像読取装置及び画像読取システム |
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