JPH0631121Y2 - スチーム弁 - Google Patents

スチーム弁

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JPH0631121Y2
JPH0631121Y2 JP5292690U JP5292690U JPH0631121Y2 JP H0631121 Y2 JPH0631121 Y2 JP H0631121Y2 JP 5292690 U JP5292690 U JP 5292690U JP 5292690 U JP5292690 U JP 5292690U JP H0631121 Y2 JPH0631121 Y2 JP H0631121Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
spring
cylinder device
main body
piston
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5292690U
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English (en)
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JPH0411202U (ja
Inventor
純一 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、高温のスチームを取り扱うシリンダ装置で開
閉動作させる形式のスチーム弁に関する。
(ロ)従来技術 シリンダ装置で弁体の動作を制御する形式の従来のスチ
ーム弁は、第2図に示されるように、本体a内に移動可
能に設けられてその本体に形成された弁口bを開閉制御
する弁体cを、シリンダ装置eのピストンfに取り付け
られたピストンロッドgの先端に固定し、それによって
シリンダ装置のピストンの動作を弁体に直接伝達してい
た。
しかしながら、このような構造では本体内を通るスチー
ムの熱がピストンロッドを通してシリンダ装置側に伝達
されてそのシリンダ装置に設けられたシール部材が高熱
に熱せられることになり、シール部材のシール機能が劣
化して漏れを発する原因になっている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、スチーム弁におい
て、弁体とシリンダ装置のピストンロッドとを直接接続
するのを止めてスチームの熱がシリンダ装置に伝達され
るのを極力防止し、それによってシール部材の劣化を防
止することである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、人口ポート、出口ポート及び該両ポート間の
弁口が形成された本体と、該本体内に該弁口を開閉可能
に配置された弁体と、該本体に取り付けられていて該弁
体を駆動するシリンダ装置とを備えたスチーム弁におい
て、該弁体に固定された弁棒と該シリンダ装置のピスト
ンに固定されたピストンロッドとを切り離し、該弁棒の
端部にはばね受けを固定して該ばね受けと該本体との間
に第1のばねを設け、ピストンロッドの端部には該ばね
受けに当接して該ばね受けを押圧する押圧部材を取り付
けて該押圧部材と該シリンダ装置との間に該第1のばね
より強い第2のばねを設けて構成されている。
(ホ)作用 上記構成において、シリンダ装置に流体圧を供給してい
ないとき第2のばねの作用により押圧部材が押圧される
ことによりその押圧部材を介して弁体を押圧し、弁体で
弁口を閉じる。シリンダ装置に流体圧を供給するとピス
トンが動かされて押圧部材が第2のばねに抗して移動
し、押圧部材による弁体の押圧を解除する。すると弁体
は第1のばねの作用により動かされて弁口を開く。弁棒
とピストンロッドとは別体につくられているので弁体か
ら弁棒に伝わった熱がシリンダ装置に直接伝達されるこ
とはない。
(ヘ)実施例 以下図面を参照して本考案の実施例について説明する。
第1図において本実施例によるスチーム弁1が示されて
いる。同図において2は人口21、出口22、入口21
と出口22との間に弁口23、弁座24が形成された本
体、3は本体に固定されたカバー、4は本体2内に弁口
23を開閉可能に配置された弁体、41は弁体4に固定
された弁棒、5は管状のスペーサ6を介して本体2に取
り付けられたシリンダ装置である。
弁棒41はカバー3に形成された穴を通して上方に伸
び、その上端にはばね受け42が固定されている。ばね
受けとカバー3との間には第1のばね43が設けられ、
ばね受け42を上方に従って弁体4を弁座24から離す
方向に弾圧している。なおカバー3は押えリング31に
よって本体2に固定されている。カバー3の弁棒41が
貫通する穴32内にはパッキン33が入れられ、パッキ
ン押え34によって固定保持されている。
シリンダ装置5は、シリンダチューブ51と、シリンダ
チューブの両端のエンドカバー52,53と、シリンダ
チューブ51内に移動可能に挿入されたピストン54
と、ピストン54に固定されたピストンロッド55とで
構成されている。
ピストンロッド55はエンドカバー52を貫通して伸
び、その下端には円筒状の押圧部材7が移動可能に取り
付けられている。この押圧部材7はピストンロッド55
の下端に固定された止め金56によりピストンロッドか
ら抜け出るのを防止されている。押圧部材7とシリンダ
装置5との間には第2のばね71が設けられ、押圧部材
7を下方に弾圧している。ばね受け42は押圧部材7の
中に受けられ、その肩部72に当接するようになってい
る。これにより第2のばね71の押圧力が押圧部材7、
ばね受け42、弁棒41を介して弁体4に伝えられるよ
うになっている。また第2のばね71は第1のばね43
より強くなっていて、第2のばねの押圧力によって第1
のばねの押圧力に抗して弁体4を弁座24側に弾圧して
いる。
上記構成のスチーム弁1において、シリンダ装置5の室
58内に流体圧が供給されていないとき、押圧部材7は
ばね71に下方に押圧されている。このため肩部72で
ばね受け42を下方に押圧し、弁棒41を介して弁体4
を下方に押圧し、弁体4を弁座24に当接させる。これ
により弁口23は閉じる。
次に室58内にポート59を介して流体圧を供給すると
ピストン54は押圧部材7に作用するばね71の押圧力
に抗して上昇する。これにより押圧部材7は止め金56
に当って上昇され、押圧部材によるばね受けの押圧力が
解除される。このためばね受け42は第1のばね43に
より押し上げられ、弁体4が弁棒41を介して上昇され
て弁口23を開く。
本体から弁棒41に伝えられるスチームの熱はシリンダ
装置のピストンロッド55に直接伝えられることはな
い。
(ト)効果 本考案によればスチームの熱が弁棒から直接シリンダ装
置のピストンロッドに伝達されることはないので、シー
ル部材を損傷させることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスチーム弁の断面図、第2図は従
来のスチーム弁の断面図である。 1:スチーム弁 2:本体 21:入口、22:出口 23:弁口 3:カバー 4:弁体 41:弁棒、42:ばね受 43:ばね 5:シリンダ 54:ピストン、55:ピストンロッド 7:押圧部材 71:ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口ポート、出口ポート及び該両ポート間
    の弁口が形成された本体と、該本体内に該弁口を開閉可
    能に配置された弁体と、該本体に取り付けられていて該
    弁体を駆動するシリンダ装置とを備えたスチーム弁にお
    いて、該弁体に固定された弁棒と該シリンダ装置のピス
    トンに固定されたピストンロッドとを切り離し、該弁棒
    の端部にはばね受けを固定して該ばね受けと該本体との
    間に第1のばねを設け、ピストンロッドの端部には該ば
    ね受けに当接して該ばね受けを押圧する押圧部材を取り
    付けて該押圧部材と該シリンダ装置との間に該第1のば
    ねより強い第2のばねを設けたことを特徴とするスチー
    ム弁。
JP5292690U 1990-05-21 1990-05-21 スチーム弁 Expired - Lifetime JPH0631121Y2 (ja)

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JP5292690U JPH0631121Y2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 スチーム弁

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JP5292690U JPH0631121Y2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 スチーム弁

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Publication Number Publication Date
JPH0411202U JPH0411202U (ja) 1992-01-30
JPH0631121Y2 true JPH0631121Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=31573656

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JP5292690U Expired - Lifetime JPH0631121Y2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 スチーム弁

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JPS4865076U (ja) * 1971-11-25 1973-08-17

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JPH0411202U (ja) 1992-01-30

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