JPH0631083U - ケーブル用コネクタ - Google Patents

ケーブル用コネクタ

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JPH0631083U
JPH0631083U JP6772992U JP6772992U JPH0631083U JP H0631083 U JPH0631083 U JP H0631083U JP 6772992 U JP6772992 U JP 6772992U JP 6772992 U JP6772992 U JP 6772992U JP H0631083 U JPH0631083 U JP H0631083U
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additional groove
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 モールドイン成型にあたり,ポッティング作
業を不要とし,製造コストの低廉化,品質のバラツキの
少ないフード付きのケーブル用コネクタを提供する。 【構成】 湾曲形成された接触部11と接触部11より
も幅広の圧入部14とを一体に有するコンタクト10及
びコンタクト10を保持するインシュレータ20を含
む。インシュレータ20は,コンタクト10の圧入部1
4を圧入保持した保持孔21と,保持孔21の孔壁に形
成され保持孔21と平行にのびた付加溝22とを有す
る。保持孔21及び付加溝22は合わせてコンタクト1
0の接触部11の通過を許す寸法を有する。保持孔21
及び付加溝22に対するコンタクト10の接触部11の
通過を伴って,圧入部14を保持孔21に圧入すること
を可能にしている。コンタクト10に,インシュレータ
20に保持された状態で付加溝22に嵌合して付加溝2
2を実質的に遮断した溝遮断部15を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,ケーブル用コネクタに関し,特にケーブルの結線後,モールドイン によりフードを構成する場合に,フードの樹脂がコンタクトの接触性能に悪影響 を与えない様にするための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のケーブル用コネクタにおいては,図5に示すように,コンタクト10は 先端部に湾曲状に曲成された接触部11と幅広状に形成された圧入部14とを有 する細長板体で,このコンタクト10をインシュレータ20に形成された受容孔 21,22に圧入するものであった。受容孔の内,21はコンタクト10の圧入 部14を保持状態で受容する部分で,22は接触部11を挿通収容する部分であ る。
【0003】 ところで,前記インシュレータに20に形成されたコンタクト10の接触部1 1を挿通収容する受容孔22は,接触部11が通過後は開口したままの状態であ る。したがって,このような構成のコネクタをフード付きのものとするために, モールドインを行う場合には,ケーブルとの結線後,組込むバックシェルの隙間 をなくす必要がある。このため,この隙間に樹脂を塗布しこの隙間を埋める,い わゆる,ポッティングを施しておき,モールドイン時にモールド材が隙間から入 り込まないようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし,上記したような,隙間にポッティングを行う作業は,手作業となり易 く,製造コストの高騰化を招くばかりでなく,品質のバラツキを生じていた。
【0005】 そこで,本考案の技術的課題は,ポッティング作業を不要とし,製造コストの 低廉化が図れ,さらには,品質のバラツキの少ないフード付きのケーブル用コネ クタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は,湾曲形成された接触部と該接触部よりも幅広の圧入部とを一体に有 するコンタクト,及び前記コンタクトを保持するインシュレータを含み,前記イ ンシュレータは,前記圧入部を圧入保持した保持孔と,前記保持孔の孔壁に形成 され前記保持孔と平行にのびた付加溝とを有し,前記保持孔及び前記付加溝は合 わせて前記接触部の通過を許す寸法を有し,前記保持孔及び前記付加溝に対する 前記接触部の通過を伴って前記圧入部を前記保持孔に圧入することを可能にした ケーブル用コネクタにおいて,前記コンタクトに,前記インシュレータに保持さ れた状態で前記付加溝に嵌合して該付加溝を実質的に遮断した溝遮断部を設けた ことを特徴とするケーブル用コネクタが得られる。
【0007】
【作用】
上記構成の本考案においては,先ずコンタクトの接触部をインシュレータに形 成された保持孔に挿通してコンタクトを押込む。コンタクトの圧入部がインシュ レータの付加溝に挿嵌される。さらにコンタクトを押込んでコンタクトの溝遮断 部を保持孔に挿嵌状態にする。そうすれば,コンタクト組立状態において,圧入 部が保持孔を溝遮断部が付加溝を遮断し,ポッテイングをする必要がない。この 組立状態の時,コンタクトの接触部はコネクタ先端内部に形成された受容孔に位 置するとともに,保持孔に保持された部分でもってバネ性を有するように構成さ れている。
【0008】
【実施例】
以下,添付の図面に基づいて本考案の実施例について説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例のコネクタ本体を示す説明図で,(a)は平面図,( b)は正面図,(c)は底面図,(d)は側面図であり,図2は前記コネクタ本 体にバックシェルを組込んだ説明図で,(a)は正面図,(b)は側面図,(c )は(a)におけるA−A線断面図であり,図3コンタクトをコネクタ本体のイ ンシュレータに組込んだ(圧入した)状態を示す説明図,図4はフードをモール ドインした状態を示した説明図で,(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は 底面図,(d)は一部断面側面図である。
【0010】 図1(a),(b),(c),(d)に示すように,コネクタ本体はインシュ レータ20と,これに一体的に取り付けられたシェル40とを有している。
【0011】 図2(a),(b),(c)に示すように,コネクタ本体のインシュレータ2 0内中央部には,コネクタ接続方向(図示において上下方向)に向けてコンタク ト10の保持孔21,及び付加溝に一体的に接続した状態で延在形成されている 。これらの保持孔21及び付加溝22の一方の端部はコンタクト10の結線部側 ,即ち,カバー30側に開口している。そして,他方の端部は,相手側コネクタ を挿通受容するために形成された受容孔24に開口接続している。なお,図中符 号40はシェル,符号50および60はバックシェルである。
【0012】 上記コンタクト10は,図2(c)および図3に示すように,先端側における 接触部11と,胴部における幅広状に形成された圧入部14と,圧入部から結線 部側において板厚方向に湾曲形成された溝遮断部15を有する。
【0013】 コンタクト10の接触部11は,受容孔24に挿嵌される相手側コネクタのコ ンタクト(図示せず)の接触部に接触するように,保持孔21を通って受容孔2 4の中空部に位置する。
【0014】 コンタクト10の圧入部14は,保持孔21内において嵌合状態に保持されて おり,前記受容孔24の中空位置に垂下した状態となっている接触部11にバネ 性を付与している。
【0015】 コンタクト10の溝遮断部15は,前記接触部11を通過させるための付加溝 22内に挿嵌状態で位置している。
【0016】 図3に示すように,保持孔21の大きさはコンタクト10の圧入部14が圧入 されるような寸法に設定されており,保持孔21と付加溝22との連結高さ寸法 aはコンタクト10の溝遮断部15の高さ寸法cと略同一に設定されており,付 加溝22の幅寸法bは溝遮断部15の幅寸法dと略同一に設定されている。この ようにコンタクト10とインシュレータ20の保持孔21,及び付加溝22の寸 法関係を設定することにより,付加溝22はコンタクト10の圧入部14と溝遮 断部15によって塞がれた状態となる。
【0017】 次に,このようにインシュレータ20内にコンタクト10を圧入した後,フー ドをモールドインによって取り付ける。図4(a),(b),(c),(d)に フード70を取り付けた状態を示す。本考案によれば,このフード70のモール ドイン成型時において図2(a),(b),(c)で示したバックシェル50, 60内にフード70成型材料たる樹脂が流入するが,コンタクトのインシュレー タ保持部(バネ部)や接触部11付近に樹脂が流れ込むことがない。なお,図中 ,80はケーブルである。
【0018】
【考案の効果】
以上,説明したように,本考案によれば,コンタクトをインシュレータ内に組 込むだけで,コンタクトの通過する付加溝を塞ぐことができ,ポッティング作業 を行う必要がなくなる。このため,コンタクトの接触性能に影響を与えることが なく,モールドイン成型によるフード付きコネクタを安価に製造することが可能 となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のコネクタ本体を示す説明図で
あって,前記コネクタ本体にバックシェルを組込んだ説
明図で,(a)は平面図(結線側)である。(b)は正
面図である。(c)は底面図(接続側)である。(d)
は側面図である。
【図2】図1のコネクタ本体にバックシェルを組込んだ
状態を示す説明図で,(a)は正面図である。(b)は
側面図である。(c)は図2(a)におけるA―A線断
面図である。
【図3】本考案の実施例のコネクタのコンタクトとイン
シュレータに形成された保持孔及び付加溝との関係を示
す部分斜視図である。
【図4】本考案の実施例のコネクタのフードをコネクタ
本体にモールドイン成型した状態を示す説明図で,
(a)は平面図(ケーブル側)である。(b)は正面図
である。(c)は底面図(接続側)である。(d)は一
部断面側面図である。
【図5】従来例のコネクタにおけるコンタクトとインシ
ュレータに形成された受容溝との関係を示す部分斜視図
である。
【符号の説明】
10 コンタクト 11 コンタクトの接触部 12 コンタクトの結線部 14 コンタクトの圧入部 15 コンタクトの溝遮断部 20 インシュレータ 21 保持孔 22 付加溝 30 カバー 40 シェル 50 バックシェル 60 バックシェル 70 フード 80 ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲形成された接触部と該接触部よりも
    幅広の圧入部とを一体に有するコンタクト,及び前記コ
    ンタクトを保持するインシュレータを含み,前記インシ
    ュレータは,前記圧入部を圧入保持した保持孔と,前記
    保持孔の孔壁に形成され前記保持孔と平行にのびた付加
    溝とを有し,前記保持孔及び前記付加溝は合わせて前記
    接触部の通過を許す寸法を有し,前記保持孔及び前記付
    加溝に対する前記接触部の通過を伴って前記圧入部を前
    記保持孔に圧入することを可能にしたケーブル用コネク
    タにおいて,前記コンタクトに,前記インシュレータに
    保持された状態で前記付加溝に嵌合して該付加溝を実質
    的に遮断した溝遮断部を設けたことを特徴とするケーブ
    ル用コネクタ。
JP1992067729U 1992-09-28 1992-09-29 ケーブル用コネクタ Expired - Fee Related JP2530528Y2 (ja)

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US08/107,966 US5364291A (en) 1992-09-28 1993-08-16 Connector covered with conductive front and back shells and comprising a resilient conductive member between the shells
US08/253,418 US5403205A (en) 1992-09-28 1994-06-03 Connector covered with conductive front and back shells and comprising a resilient conductive member between the shells

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113801A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Yazaki Corp コネクタ
JP2012064364A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

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JPS6440178U (ja) * 1987-09-07 1989-03-09
JP3026979U (ja) * 1994-07-18 1996-07-30 株式会社富建 太陽光発電モジュール屋根一体型システム

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