JP2019200905A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電線の保持力を向上させることができるリテーナを有するコネクタを提供する。【解決手段】コネクタ10は、ハウジング12と、ハウジング12に開口部24側から取付けられるリテーナ16であって、ケーブル14と対向して配され、ケーブル14に向かう一の方向に弾性変位可能なランス部44を有し、ランス部44がケーブル14に弾性接触することでケーブル14を保持するリテーナ16と、を備えるコネクタ10であって、ランス部44は、ケーブル14の外周面30に合わせて湾曲した形状をなす湾曲部60と、湾曲部60の湾曲方向の両端部側から、一の方向と逆の方向にそれぞれ突出する一対の凸部64と、を備え、ハウジング12は、一対の凸部64を一の方向から押さえることで、湾曲部60をケーブル14の外周面30に全面で弾性接触させる押さえ部36を備え、湾曲部60の一対の凸部64の間には、ケーブル14の延出方向に延びる第2スリット70が設けられている。【選択図】図5

Description

本明細書によって開示される技術は、コネクタに関する。
従来のコネクタの一例として、特開平7−94235号公報(下記特許文献1)に記載の防水コネクタが知られている。この防水コネクタは、電線が挿入される電線挿入筒を有するハウジングと、電線を保持する電線保持具と、を備えている。
電線保持具は、略円盤状をなす規制部を有しており、規制部の中心に電線を挿通可能な挿通孔が設けられている。規制部には、溝部が切り込まれ、溝部の終端にはヒンジ部が残されており、規制部は、ヒンジ部を中心として挿通孔および溝部を拡開させるような変形が可能となる。
規制部を開き、挿通孔の位置に電線を適合させた状態で、開かれた規制部を閉じることで、電線は電線保持部に挟みつけられる。電線保持部により電線が挟み付け状態のまま、電線保持具を電線挿入筒に挿入することで、電線保持具は狭持状態に保持され、これにより、電線は電線保持部に保持される。
特開平7−94235号公報
規制部が、電線の両側方から電線を挟むことで、電線を保持しているが、規制部が電線を挟むことにより電線の外周面にかかる応力は、規制部の挟む両方向から加わることとなるため、規制部が挟む方向と交差する方向にある溝部に近くなるにつれて、電線の径方向内側にかかる応力が小さくなり、電線の保持力低下を招くという問題がある。
本明細書で開示されるコネクタは、電線が挿通される開口部を有するハウジングと、前記ハウジングに前記開口部側から取付けられるリテーナであって、前記電線と対向して配され、前記電線に向かう一の方向に弾性変位可能なランス部を有し、前記ランス部が前記電線に弾性接触することで前記電線を保持するリテーナと、を備えるコネクタであって、前記ランス部は、前記電線の外周面に合わせて湾曲した形状をなす湾曲部と、前記湾曲部の湾曲方向の両端部側から、前記一の方向と逆の方向にそれぞれ突出する一対の凸部と、を備え、前記ハウジングは、前記一対の凸部を前記一の方向から押さえることで、前記湾曲部を前記一の方向に弾性変位させ、前記湾曲部を前記電線の外周面に全面で弾性接触させる押さえ部を備え、前記湾曲部の前記一対の凸部の間には、前記電線の延出方向に延びるスリットが設けられている。
ランス部の湾曲部には、電線の延出方向に延びるスリットが設けられていることから、ハウジングの押さえ部によって、一対の凸部が一の方向から押さえられると、スリットによって分断されたそれぞれの湾曲部は、一の方向に変位することとなる。このとき、一対の凸部は、湾曲部の湾曲方向の両端部側にそれぞれ設けられていることから、湾曲部の両端部側の一の方向への変位量は、湾曲部のスリット側の一の方向への変位量と比較して、大きくなる。これにより、湾曲部は、電線の径方向内側に撓むこととなり、電線の外周面に全面で弾性接触することとなるから、電線の保持力を向上させることができる。
また、前記押さえ部は、前記一対の凸部を前記一の方向からそれぞれ個別に押さえる一対の個別押さえ部を備える構成としても良い。
一対の個別押さえ部は、一対の凸部をそれぞれ個別に押さえる構成のため、例えば、1つの押さえ部が一対の凸部を同時に押さえる構成と比較して、一対の個別押さえ部同士を連結する部分が不要となるため、押さえ部の軽量化を図ることができる。
また、前記押さえ部は、前記リテーナの取付け方向と逆の方向に突出して設けられ、前記一対の凸部の突出方向の端部に接触して、前記湾曲部を前記一の方向に弾性変位させることとされ、前記一対の凸部の突出方向の端面は、前記リテーナの取付け方向に、前記湾曲部の前記電線との接触面と反対側の面に向けて傾斜するテーパー面となっている構成としても良い。
リテーナのハウジングへの取付けの際に、ハウジングの押さえ部がランス部の凸部のテーパー面と摺動しながら、ハウジングの押さえ部はランス部を一の方向に徐々に変位させるため、押さえ部の挿入力が低減し、リテーナのハウジングへの取付け作業性が向上する。
また、前記ランス部及び前記押さえ部は、前記電線を挟んで両側にそれぞれ設けられている構成としても良い。
電線は、電線を挟んで両側にそれぞれ設けられたランス部及び押さえ部に挟まれるため、電線の保持力を向上させることができる。
本明細書に開示されるコネクタによれば、電線の保持力を向上させることができるリテーナを有するコネクタを提供することができる。
本実施形態におけるコネクタの前方斜視図 リテーナ装着前のコネクタの後方斜視図 リテーナ装着前のコネクタの前方斜視図 コネクタの平面図 コネクタの背面図 図5におけるA−A断面図 図6におけるリテーナの装着前の断面図 リテーナの背面図 リテーナの正面図 リテーナの前方斜視図
<実施形態>
図1から図10を参照して本実施形態を説明する。以降の説明では、図1から図10におけるX方向を前方、Y方向を右方、Z方向を上方とする。
本実施形態のコネクタ10は、図1に示すように、相手側コネクタ(図示せず)と嵌合されるハウジング12と、ハウジング12に後方から装着されるリテーナ16と、を備えている。
ハウジング12は、図1に示すように、前後方向に長い筒状をなす端子収容部18と、端子収容部18の前方部の外周に設けられ、前方に開口するハウジング側フード部20と、から構成されている。端子収容部18内には、角筒状をなす左右一対のキャビティ22が設けられており、左右一対のキャビティ22内には、それぞれ端子が収容されている。
端子収容部18には、図2に示すように、後方に開口する開口部24が設けられており、開口部24には、2本の被覆電線26を束ねて外被覆で覆った多芯のケーブル14が挿通されている。ケーブル14の2本の被覆電線26の芯線は、一対のキャビティ22内の端子にそれぞれ電気的に接続されている。
ケーブル14には、図6に示すように、円環状のシールリング28が挿通されており、シールリング28は開口部24内に収容されている。シールリング28の外周面は、端子収容部18の開口部24内の内周面29に弾性的に接触しており、また、シールリング28の内周面は、ケーブル14の外周面30に弾性的に接触している。これにより、端子収容部18の開口部24から端子収容部18内に水が浸入することを抑制している。端子収容部18内には、シールリング28の前面と当接する前方当接壁32が設けられており、これによりシールリング28は、端子収容部18内で前方に変位することが阻止されている。
端子収容部18の両側面には、図2、図3に示すように、後述するリテーナ16を後方へ抜け止めする一対のハウジング側ロック部34がそれぞれ外方に突出して設けられている。また、端子収容部18には、開口部24の上端開口縁及び下端開口縁から後方にそれぞれ突出する上下一対の押さえ部36が設けられている。
上下一対の押さえ部36のうち、上側の押さえ部36は、図2に示すように、開口部24の上端開口縁から後方に片持ち状に突出する左右一対の個別押さえ部38から構成されており、左右一対の個別押さえ部38は、左右方向に所定の間隔を空けて配されている。下側の押さえ部36は、上側の押さえ部36と同様に、開口部24の下端開口縁から後方に片持ち状に突出する左右一対の個別押さえ部38から構成されている。
リテーナ16は、ケーブル14、及び、シールリング28をハウジング12に保持するためのリテーナであって、図10に示すように、左右方向に長い長円形の板状をなす基端壁40と、基端壁40の外周縁から前方にフード状に開口するリテーナ側フード部42と、枠状をなし、基端壁40の後面から後方に突出する枠部46と、基端壁40の後面から後方に突出する上下一対のランス部44と、を備えている。リテーナ16は、図1に示すように、リテーナ側フード部42が端子収容部18の開口部24を覆うように、ハウジング12に装着されている。基端壁40には、図9に示すように、中央にケーブル14が挿通される第1挿通孔48、並びに、上側の左右一対の個別押さえ部38及び下側の左右一対の個別押さえ部38がそれぞれ挿通される4つの第2挿通孔50が開口して設けられている。
リテーナ側フード部42の両側面には、図3に示すように、前後方向に切欠いた形状をなす第1スリット52が、上下方向に所定の間隔を空けて2つずつ設けられており、これにより、左右方向に弾性変位可能な左右一対のロックアーム54が形成されている。一対のロックアーム54は、上下方向の中央が前後方向に長く開口しており、その開口縁の前端部が、リテーナ側ロック部58とされる。
リテーナ16がハウジング12に装着されると、図1に示すように、リテーナ側ロック部58は、ハウジング側ロック部34に前方から当接可能な状態となり、リテーナ16は、ハウジング12から後方に外れることが阻止される。
上下一対のランス部44は、図10に示すように、基端壁40の第1挿通孔48の開口縁から、後方(ケーブル14の延出方向)に片持ち状にそれぞれ突出して設けられている。
上下一対のランス部44のうち、先ず、上側のランス部44について説明する。上側のランス部44は、図9、図10に示すように、湾曲部60と、左右一対の被水抑制壁62と、左右一対の凸部64と、を備えている。
湾曲部60は、図10に示すように、第1挿通孔48の開口縁から後方(ケーブル14の延出方向)に延びて設けられており、図2に示すように、ケーブル14の外周面30に合わせて湾曲した形状をなしている。左右一対の凸部64は、図7、図9に示すように、被水抑制壁62の前方に位置しており、湾曲部60の左右方向(湾曲方向)の両端部側から、上方にそれぞれ突出して設けられている。一対の凸部64の上端部には、図7に示すように、前方に、湾曲部60の上面に向けて傾斜するテーパー面66が設けられている。また、湾曲部60の下面は、断面鋸歯状をなす鋸歯状部68とされており、図6に示すように、ケーブル14をハウジング12に保持する際に、鋸歯状部68がケーブル14を噛み込むため、ケーブル14の保持力が向上する。また、湾曲部60は、ケーブル14の延出方向に延びているため、鋸歯状部68とケーブル14との接触面積が大きくなり、ケーブル14の保持力が向上する。
被水抑制壁62は、図10に示すように、湾曲部60の後端部から上方にそれぞれ突出して設けられている。被水抑制壁62の左右方向の幅は、図8、図9に示すように、第2挿通孔50の左右方向の開口幅と同じ幅となっており、被水抑制壁62は、正面視上、被水抑制壁62の左右両端と、第2挿通孔50の左右両側の開口縁との間に、隙間が生じない位置に設けられている。
被水抑制壁62の上端部は、図8に示すように、第2挿通孔50の上端開口縁よりも下方に位置しており、図5に示すように、背面視上、被水抑制壁62の上端部と第2挿通孔50の上端開口縁との間から、個別押さえ部38の後端部が視認可能となっている。これにより、押さえ部36の後端部の前後方向の位置から、リテーナ16が正規にハウジング12に取付けられているか否かを確認することができるようになっている。
凸部64は、図9に示すように、第2挿通孔50の開口内に収まっているため、仮に被水抑制壁62が設けられていない場合、凸部64と第2挿通孔50の開口縁との間の隙間から開口部24内に水が浸入し、シールリング28が直接被水する虞がある。しかしながら、被水抑制壁62及び個別押さえ部38によって、背面視上、第2挿通孔50が覆われているため、第2挿通孔50から浸入した水がシールリング28に直接被水することを抑制している。
図8、図10に示すように、湾曲部60の左右一対の被水抑制壁62(及び、左右一対の凸部64)の間の中央には、前後方向(ケーブル14の延出方向)に切欠いた形状をなす第2スリット(スリット)70が設けられており、これにより、湾曲部60は左右に分断されている。
上下一対のランス部44のうち、下側のランス部44は、図8に示すように、上側のランス部44と上下対称の形状をなしており、その他は、上側のランス部44と同じ構成となっている。
枠部46は、図10に示すように、基端壁40の上端部及び下端部からそれぞれ後方に突出する上下一対の変位阻止部72と、上下一対の変位阻止部72の左右両端部をそれぞれ連結する左右一対の連結部74とから構成されている。左右一対の連結部74には、互いに対向する面から枠部46の左右方向の内方に向けて突出する左右一対の突出部76が設けられている。左右一対の突出部76は、図5に示すように、ケーブル14に左右方向からそれぞれ接触しており、これにより、ケーブル14の左右方向への変位を規制している。
リテーナ16がハウジング12に装着されると、図6に示すように、リテーナ16の上下一対の変位阻止部72と上下一対のランス部44の凸部64との間に、ハウジング12の上下一対の押さえ部36が挿通される。押さえ部36の左右一対の個別押さえ部38は、左右一対の凸部64をそれぞれ個別に、ランス部44のケーブル14に向かう方向から押さえている。これにより、ランス部44はケーブル14に向けて弾性変位し、ランス部44の湾曲部60の鋸歯状部68は、ケーブル14に弾性接触する。また、ランス部44がケーブル14に弾性接触することにより生じるケーブル14の反力により、ランス部44はケーブル14に向かう方向と逆方向に弾性変位する。これにより、左右一対の個別押さえ部38は、ケーブル14に向かう方向と逆方向に弾性変位し、図5に示すように、変位阻止部72に、ケーブル14に向かう方向と逆方向から弾性的に接触している。
上下一対の変位阻止部72のうち、下側の変位阻止部72の下面には、図5に示すように、上方に凹む第1凹部78が設けられており、第1凹部78の底には、図6、図7に示すように、第1の排水口80が開口して設けられている。また、上下一対の変位阻止部72のうち、上側の変位阻止部72の上面には、図5に示すように、下方に凹む第2凹部82が設けられており、第2凹部82の底の一部には、図2、図4、図6、図7に示すように、第2の排水口84が開口して設けられている。
リテーナ16がハウジング12に装着されると、図6に示すように、基端壁40の第1挿通孔48の開口縁は、シールリング28に後方から当接し、シールリング28が後方に抜けることを阻止しており、シールリング28に後方から当接する第1挿通孔48の開口縁の部分は、当接部86とされる。第1の排水口80は、当接部86の鉛直方向下方に位置している。
図6に示すように、基端壁40の前面が、端子収容部18の開口部24の開口縁に後方から当接することで、リテーナ16は、前方に変位することが阻止されている。また、リテーナ16のロックアーム54のアーム長は、ハウジング側ロック部34に嵌合するのに必要な長さよりも若干長めにとってあり、リテーナ16はハウジング12に対して若干前後方向にガタつくようになっている。これにより、基端壁40の前面と、端子収容部18の開口部24の開口縁との間は、図示しないものの、僅かに隙間が生じている。
リテーナ16内に水が浸入し、シールリング28に水が付着すると、水は、基端壁40の前面を伝って鉛直方向下方に流れる。さらに、下方に流れた水は、基端壁40の前面と端子収容部18の開口部24の開口縁との間の図示しない隙間に流れ、第2の排水口84から外部に排出されることで、シールリング28付近に水が滞留することが抑制される。これにより、例えば、シールリング28に付着した水が凍って膨張することで、シールリング28と開口部24の内周面との間の隙間を押し上げ、シールリング28のシール性が低下することを抑制することができる。また、例えば、塩水がリテーナ16内に浸入し、シールリング28付近に付着した際に、塩水が乾いて、塩がシールリング28と開口部24の内周面との間の隙間を押し上げ、シールリング28のシール性が低下することを抑制することができる。なお、コネクタ10を上下逆方向に接続した場合は、第1の排水口80から同様にリテーナ16内に浸入した水が排出される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
リテーナ16をハウジング12に装着するため、図7に示すように、リテーナ16の第1挿通孔48にケーブル14を挿通すると、ランス部44の湾曲部60の下面の鋸歯状部68がケーブル14の外周面30と摺動する。このとき、ランス部44の湾曲部60に第2スリット70が設けられているため、湾曲部60が外方に撓み易くなっており、ケーブル14の挿通作業が行い易くなっている。
次に、リテーナ16を前方に変位させ、リテーナ16の凸部64と変位阻止部72との間に、ハウジング12の上下一対の押さえ部36をそれぞれ挿通する。ここでは、先ず、上側のランス部44、変位阻止部72、及び押さえ部36の作用について説明する。
リテーナ16を前方に変位させると、左右一対の凸部64のテーパー面66が、ハウジング12の左右一対の個別押さえ部38の後端部に当たる。さらに、リテーナ16を前方に変位させると、左右一対の凸部64のテーパー面66と左右一対の個別押さえ部38の後端部とが摺動しながら、左右一対の凸部64は、左右一対の個別押さえ部38に上方から押さえられ、ケーブル14に向けて弾性変位する。これにより、図6に示すように、リテーナ16のハウジング12への装着が完了する。このように、凸部64にテーパー面66を設けることで、押さえ部36の挿入力が低減され、リテーナ16のハウジング12への取付け作業性が向上する。
図6に示すように、左右一対の押さえ部36が左右一対の凸部64を上方から押さえることで、ランス部44は、下方に弾性変位し、湾曲部60の鋸歯状部68がケーブル14の外周面30に弾性的に接触することで、ケーブル14はハウジング12に保持される。このとき、左右一対の凸部64は、図9に示すように、湾曲部60の左右両端側に位置していることから、上側の湾曲部60が下方に弾性変位する変位量は、第2スリット70側の弾性変位量よりも、左右両端側の弾性変位量の方が大きくなる。従って、湾曲部60は、ケーブル14の径方向内側に向けて弾性変位することとなる。このように、湾曲部60に第2スリット70を設け、さらに、左右一対の凸部64を湾曲部60の両端側に設けることで、湾曲部60がケーブル14の径方向内側に弾性変位し、ケーブル14の外周面30に全面で弾性接触することとなるため、ケーブル14の保持力を向上させることができる。
湾曲部60の鋸歯状部68がケーブル14に弾性的に接触することによりケーブル14に反力が生じることとなる。このケーブル14の反力によって、湾曲部60及び左右一対の個別押さえ部38は上方に変位しようとする。しかしながら、左右一対の個別押さえ部38が上方に変位すると、図5に示すように、左右一対の個別押さえ部38は変位阻止部72に下方から当接することとなるため、左右一対の個別押さえ部38の上方への変位が阻止される。これにより、左右一対の個別押さえ部38が上方に変位することでケーブル14の保持力が低下することを抑制している。また、上下一対の変位阻止部72の両端部は、左右一対の連結部74によってそれぞれ連結されているため、上下一対の変位阻止部72は上下方向に撓みにくくなっている。これにより、ケーブル14の反力により変位阻止部72が撓み、ケーブル14の保持力が低下することが抑制されている。
下側のランス部44、変位阻止部72、及び押さえ部36についても、上側のランス部44、変位阻止部72、及び押さえ部36と同様の作用を奏する。また、上下のランス部44により上下方向からケーブル14は保持されるため、上下のいずれか一方にのみランス部44を設ける構成と比較して、ケーブル14の保持力が向上する。
次に、リテーナ16の後方からリテーナ16に水滴がかかったことを想定する。このとき、第2挿通孔50に向けて飛んだ水滴は、第2挿通孔50の前方に設けられている被水抑制壁62に当たり、第2挿通孔50から開口部24内に水滴が浸入することが抑制される。また、被水抑制壁62を超えて第2挿通孔50に水滴が到達しても、一対の押さえ部36の後端部に当たるため、第2挿通孔50から開口部24内に水滴が浸入することが抑制される。このように、第2挿通孔50は、図5に示すように、背面視上、一対の押さえ部36の後端部及び被水抑制壁62により覆われているため、第2挿通孔50から水が浸入することが抑制される。
第1挿通孔48及び第2挿通孔50の内周面にはシール処理が施されていないことから、水滴が開口部24内に浸入し、シールリング28に付着する場合も有り得る。また、第2の排水口84から水滴が浸入し、シールリング28に付着する場合も有り得る。このようにしてシールリング28に付着した水滴は、基端壁40の前面を伝って鉛直方向下方に流れ、第2の排水口84から外部に速やかに排出されるため、シールリング28付近に水が滞留することが抑制される。
以上のように本実施形態によれば、ランス部44の湾曲部60には、ケーブル(電線)14の延出方向に延びる第2スリット(スリット)70が設けられていることから、ハウジング12の押さえ部36によって、一対の凸部64が一の方向から押さえられると、第2スリット(スリット)70によって分断されたそれぞれの湾曲部60は、一の方向に変位することとなる。このとき、一対の凸部64は、湾曲部60の湾曲方向の両端部側にそれぞれ設けられていることから、湾曲部60の両端部側の一の方向への変位量は、湾曲部60の第2スリット(スリット)70側の一の方向への変位量と比較して、大きくなる。これにより、湾曲部60は、ケーブル(電線)14の径方向内側に撓むこととなり、ケーブル(電線)14の外周面30に全面で弾性接触することとなるから、ケーブル(電線)14の保持力を向上させることができる。
また、一対の個別押さえ部38は、一対の凸部64をそれぞれ個別に押さえる構成のため、例えば、1つの押さえ部が一対の凸部64を同時に押さえる構成と比較して、一対の個別押さえ部38同士を連結する部分が不要となるため、押さえ部36の軽量化を図ることができる。
また、リテーナ16のハウジング12への取付けの際に、ハウジング12の押さえ部36がランス部44の凸部64のテーパー面66と摺動しながら、ハウジング12の押さえ部36はランス部44を一の方向に徐々に変位させるため、押さえ部36の挿入力が低減され、リテーナ16のハウジング12への取付け作業性が向上する。
また、ケーブル(電線)14は、ケーブル(電線)14を挟んで両側にそれぞれ設けられたランス部44及び押さえ部36に挟まれるため、ケーブル(電線)14の保持力を向上させることができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、リテーナ16の上下一対のランス部44が上下方向からケーブル14にそれぞれ弾性接触することで、ケーブル14をハウジング12に保持する構成としたが、ランス部は、左右一対設けられる構成とし、左右方向からケーブルに弾性接触する構成としても良い。また、ランス部は1つの構成とし、一方向からケーブルに弾性的に接触し、ケーブルを保持する構成としても良い。
(2)上記実施形態では、ハウジング12の押さえ部36は、左右一対の個別押さえ部38から構成され、左右一対の個別押さえ部38がリテーナ16の左右一対の凸部64をそれぞれ押さえる構成としたが、1つの押さえ部が左右一対の凸部64を同時に押さえる構成としても良い。
(3)上記実施形態では、被水抑制壁62の左右方向の幅は、第2挿通孔50の左右方向の開口幅と同じ幅としたが、第2挿通孔50の左右方向の開口幅よりも大きくしても良い。
(4)上記実施形態では、ランス部44に凸部64を設け、ハウジング12の押さえ部36が凸部64を押さえる構成としたが、ランス部に凸部を設けず、押さえ部側に凸部を設け、押さえ部の凸部がランス部の湾曲部を押さえる構成としても良い。
(5)上記実施形態では、上下一対の変位阻止部72の両端同士を、左右一対の連結部74がそれぞれ連結することで、変位阻止部72を撓みにくくする構成としていたが、例えば、左右一対の連結部74を設けずに、変位阻止部の肉厚を厚くして、変位阻止部を撓みにくくする構成としても良い。
10:コネクタ
12:ハウジング
14:ケーブル(電線)
16:リテーナ
24:開口部
30:外周面
36:押さえ部
38:個別押さえ部
44:ランス部
60:湾曲部
64:凸部
70:第2スリット(スリット)
66:テーパー面

Claims (4)

  1. 電線が挿通される開口部を有するハウジングと、
    前記ハウジングに前記開口部側から取付けられるリテーナであって、前記電線と対向して配され、前記電線に向かう一の方向に弾性変位可能なランス部を有し、前記ランス部が前記電線に弾性接触することで前記電線を保持するリテーナと、を備えるコネクタであって、
    前記ランス部は、前記電線の外周面に合わせて湾曲した形状をなす湾曲部と、前記湾曲部の湾曲方向の両端部側から、前記一の方向と逆の方向にそれぞれ突出する一対の凸部と、を備え、
    前記ハウジングは、前記一対の凸部を前記一の方向から押さえることで、前記湾曲部を前記一の方向に弾性変位させ、前記湾曲部を前記電線の外周面に全面で弾性接触させる押さえ部を備え、
    前記湾曲部の前記一対の凸部の間には、前記電線の延出方向に延びるスリットが設けられているコネクタ。
  2. 前記押さえ部は、前記一対の凸部を前記一の方向からそれぞれ個別に押さえる一対の個別押さえ部を備える請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記押さえ部は、前記リテーナの取付け方向と逆の方向に突出して設けられ、前記一対の凸部の突出方向の端部に接触して、前記湾曲部を前記一の方向に弾性変位させることとされ、
    前記一対の凸部には、前記一対の凸部の前記突出方向の端部から、前記リテーナの取付け方向に、前記湾曲部の前記電線との接触面と反対側の面に向けて傾斜するテーパー面がそれぞれ設けられている請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記ランス部及び前記押さえ部は、前記電線を挟んで両側にそれぞれ設けられている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。
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