JPH0631081B2 - 液殺菌装置の送液制御装置 - Google Patents

液殺菌装置の送液制御装置

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JPH0631081B2
JPH0631081B2 JP27313686A JP27313686A JPH0631081B2 JP H0631081 B2 JPH0631081 B2 JP H0631081B2 JP 27313686 A JP27313686 A JP 27313686A JP 27313686 A JP27313686 A JP 27313686A JP H0631081 B2 JPH0631081 B2 JP H0631081B2
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flow rate
liquid
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valve
signal
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孝一 小森
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液殺菌装置への送液流量を一定に保つ送液制御
装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
第2図および第3図は従来の液殺菌装置およびこの送液
制御装置の一例を示すもので、aは未殺菌の製品液供給
口、bはクッションタンク、cは送液配管、dは未殺菌
の製品液圧送ポンプである。eは異物分離器で、圧送ポ
ンプdにて送液される未殺菌製品液中の固型分等の異物
を除去するものである。fはバイパス自動弁で、製品液
の流れが第1の流量調節自動弁gにて絞られた時未殺菌
の製品液の一部を自動的にバイパスさせるものであり、
必要に応じて制御信号Z3を接続し得ることも可能で、
その時バイパス自動弁fはその開度を自動調節したり、
強制的に全閉にすることも可能である。
第1の流量調節自動弁gは、充填機での製品液消費量あ
るいは運転の状態によって製品液の流量を自動的に調節
する自動弁で、後述する制御信号Z2によって開閉して
その開度が定まる。hは熱交換器で、未殺菌の製品液を
加熱殺菌する加熱殺菌セクションiと、殺菌不十分な製
品液又は充填機からの戻し液を冷却する戻し液冷却セク
ションsとからなる。jは熱交換器hの加熱殺菌セクシ
ョンiで未殺菌の製品液を、加熱殺菌する為に熱を補給
する熱媒体循環装置である。加熱殺菌セクションiは必
要に応じて予熱セクションと加熱セクションとに分ける
ことも可能で、それに応じた熱媒体循環装置と接続され
る。
kは製品液の殺菌加熱温度を計測する殺菌温度指示警報
計で、加熱殺菌温度の上・下限を設定し得るものである
nは三方切換自動弁で、殺菌温度指示警報計kで検出し
た製品液の殺菌温度が異常(設定温度の下限未満又は上
限以上の範囲外)であるか、あるいは充填機での製品液
消費がない時であるばその流量を戻流側の液戻し配管r
側に自動的に切換え、逆に製品液の殺菌温度が正常で充
填機の製品液消費がある時、正流側の第2の流量調節弁
0側に切換る弁である。mは製品液のフィルターで通常
一連式又は2連式のものを用いる。
第2の流量調節自動弁0は、充填機での製品液消費量に
応じた比較制御信号Z1によって開閉し、その開度が定
まる自動弁で、充填機での製品液消費に応じた製品液を
充填機への送液配管pを通して充填機または充填機送液
用バランスタンク(図示せず)に送液する。
前記三方切換自動弁nにて、液戻し配管r側に切換えら
れた製品液は、熱交換器hの戻し液冷却セクションsに
て所定の温度以下に冷却される。tは流量調節弁で戻し
液の流量を制限するものである。vは戻し液の冷却水の
供給口、wは冷却水供給自動弁で、三方切換自動弁nが
液戻し配管r側にその流路が切換えられている時のみに
自動的に開となる弁である。
xは、冷却水の手動式又は自動式の流量調節弁で、使用
済の冷却水は流出口yよりドレン又は別装置に流用され
る。Xが自動式の流量調節弁の場合、戻し液の冷却温度
が一定になるように自動制御することも可能なものであ
る。
所定の温度以下に冷却された戻し液は、戻し配管uにて
クッションタンクbに戻されるようになっている。
CR1はソレノイドバルブSV1を励磁し、エアーレギ
ュレータAR1により設定されたエア圧力を流量調節自
動弁gの開度設定となる制御切換信号である。CR2は
ソレノイドバルブSV2を励磁し、エアーレギュレータ
AR2により設定されたエア圧力を流量調節自動弁gの
開度設定となる制御切換信号である。CR3はソレノイ
ドバルブSV3を励磁し、エアーレギュレータAR3に
より設定されたエア圧力を流量調節自動弁gの開度設定
となる制御切換信号である。
前記構成において、熱媒体循環装置jは必要な熱媒体循
環流量を確保し、かつ熱交換器hの加熱殺菌セクション
iに設定した熱媒体供給温度に制御して、熱媒体を送液
循環させる。
クッションタンクbから圧送ポンプdにより圧送される
未殺菌の製品液は異物分離器e、第1の流量調節自動弁
gを経て熱交換器hに入り、加熱殺菌セクションiで加
熱殺菌され、フィルターm,三方切換自動弁n,第2の
流量調節自動弁oを経て充填機へと送液される。
ここで、第2の流量調節自動弁oは、加熱殺菌済製品液
を充填機に送液する流量を自動的に調節するもので、充
填機からの製品液消費量に応じた比例制御信号Z1によ
って弁は開閉されその開度が定まるようになっており、
消費量に応じた量の製品液を送液する。
また、第1の流量調節自動弁gは、その開度を制御する
信号X2によってその開度が定まるものであり、この制
御信号Z2は三方切換自動弁nがその流路を液戻し側、
つまり、充填機に送液する必要のない条件の時に第1の
流量調節自動弁gの必要開度を与えると同時に、充填機
への送液流量が設定流量よりも少なくなった時に、熱交
換器h等々の機能品に圧送ポンプdの吐出圧力が必要以
上にかからないように第1の流量調節自動弁gの開度を
与える。そして、第1の流量調節自動弁gの開度が絞ら
れるとバイパス自動弁fがその開度を制御する制御信号
Z3、又は弁の一次側の圧力に応じて開き、液をバイパ
スさせ第1の流量調節自動弁gの一次側製品圧力を一定
に保つよう使用する。これによって異物分離器eにて液
が滞るのを防止し、同時に必要流量を確保する事、圧送
ポンプdの吐出口より第1の流量調節自動弁gの一次側
に至る機能品が圧送ポンプdの締切圧力によって異常昇
圧しないよう防止する事、第1の流量調節自動弁gと第
2の流量調節自動弁oとの連動による製品液の流量制御
をし易くする事、三方切換自動弁n及び第2の流量調節
自動弁oを可能なかぎり充填機に近い所に位置させ三方
切換弁nの正流側の配管内での液の滞りを少なくする事
によって、製品液の品質劣化の防止、装置の簡素化及び
制御性を向上させる事ができる。
前記制御信号Z2は切換信号CR1がセレクトされた
時、つまり、充填機に送液状態にある時、エアレギュレ
ータAR1にて設定されたエアー圧力を流量調節自動弁
gの開度として与える。制御切換信号CR2がセレクト
された時、つまり、充填機に送液する必要がない時、エ
アレギュレータAR2にて設定されたエアー圧力を流量
調節自動弁gの開度として与える。制御切換信号CR3
がセレクトされた時、つまり、洗浄モードにある時、エ
アレギュレータAR3にて設定されたエアー圧力を流量
調節自動弁gの開度として与える。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、第2図、第3図構成にあっては次のような問
題点がある(1)充填機で取り扱う製品液の多様化、又
容器の多様化に伴い処理流量が変化し、エアレギュレー
タAR1〜AR3の設定をその都度変更する必要があ
る。(2)一旦変更したエアレギュレータAR1〜AR
3の開度を、その製品,容器毎に記録しなければなら
ず、生産管理データの維持管理が面倒である。(3)多
液種,多容器に対応した開度の設定を切換える為には、
エアレギュレータAR1〜AR3、ソレノイドバルブS
V1〜SV3が多く必要となり制御装置が大きくなる。
そこで、本発明は製品液種および液殺菌装置の容器容量
の多様化に対応して製品液処理能力の設定および変更が
容易で、また生産管理データの維持管理が簡略でき、全
体を小形化できる液殺菌装置の送液制御装置を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は前記目的を達成するため、製品液供給槽からの
製品液を量流調節弁を有する送液配管を介して液殺菌装
置に供給するようにしたものにおいて、前記送液配管か
ら前記殺菌装置に供給される実送液流量を検出する流量
検出手段と、この流量検出手段からの実送液流量信号と
目標流量設定手段からの目標流量信号とを入力し、比例
積分微分制御を行ない前記流量調節弁に対して開度信号
を伝送する流量制御手段と、流量制御モードおよび段階
制御モードのいずれかに切換え可能な制御モード切換え
手段と、この制御モード切換え手段が流量制御モードを
選択時、この初期の一定時間前記流量調節弁を一定開度
で変化させる段階制御を行なう手段とを具備したもので
ある。
[作用] 前記のように構成されているので、流量制御時この初期
の一定時間は流量調節弁を一定開度で段階的に制御され
るので、製品液種および液殺菌装置の容器容量の多様化
に対応して製品液処理能力の設定及び変更が容易に行な
え、また生産管理データの維持管理が簡略でき、全体を
小形化できる。
[実施例] 以下、本発明について第1図に示す実施例を参照して説
明するが、ここでは従来装置とは異なる点を説明する。
第1図は加熱殺菌サクションiから製品液を充填機送液
用バランスタンクqへ送液する例を示しており、圧送ポ
ンプdの出力側の配管に設けてある流量調節自動弁gと
熱交換器hとの間に、加熱殺菌セクションiへの実送液
流量を連続的に検出する流量検出手段例えば流量計1を
設けてある。この流量計1により計測された実送液流量
信号PVと、予めプログラムで設定された制御装置4内
のSV値設定器5からの目標流量信号SVとを流量コン
トローラ3に入力し、ここで比例積分微分(PID)制
御を行ない演算値MVを、データストア9に入力するよ
うにしている。このデータストア9からの演算値MVを
電空変換器2を入力し、ここで電気信号である演算値M
Vをエアー信号に変換し、流量調節自動弁gに対して開
度指令信号を与えるようになっている。前記制御装置4
内において、流量(FIC)制御モードおよび段階(S
TEP)制御モードが切換えができるように制御モード
切換え手段例えば制御モード切換えスイッチ6を設け
る。そして、この制御モード切換えスイッチ6がFIC
制御側にセレクトされたとき、SV設定器5からの設定
信号がタイマー7に入力させ、ここで設定された一定時
間内は、バルブ開度設定器8が作動して流量調節自動弁
gの開度に見合う電気信号を発信させ、その一定時間が
経過後は、流量コントローラ3で演算された演算値MV
をデータストア9から電空変換器2に伝送するようにな
っている。
なお、SV設定器5およびバルブ開度設定器8は、充填
液の種類、容器、充填能力に応じて予めプログラムに設
定されている。
以下、このような構成の液殺菌送の送液制御装置の動作
について述べる。(1)まず、制御モード切換えスイッ
チ6により、FIC制御か、STEP制御かのいずれか
のセレクトを行なうととともに、充填に必要な処理能力
および製品液種等に基づき、図示しない操作パネルによ
り初期データを入力する。
(2)FIC制御をセレクトしたとき…前記のデータを
入力後、液殺菌装置を起動させると、まずタイマ7で設
定された一定時間、SV値設定器5、タイマ7、バルブ
設定器8を経て、電空変換器2へのSTEP制御の状態
に移り、流量調節自動弁gはバルブ開度設定器8で決め
られた一定開度となり、送液ポンプdが起動する。この
間、流量コントローラ3にも流量目標信号SVを与えて
PID制御状態にしておく。一定時間後、タイマ7がタ
イムオーバーすると、データストア9に信号が入力さ
れ、前記のようにPID制御された演算値MVを、電空
変換器2へ伝送して、流量調節自動弁gの開度に見合う
エアー信号により、流量調節自動弁gを制御する。
(3)STEP制御をセレクトしたとき(例えば、充填
機へ製品液を直送する場合)…バルブ開度設定器8、電
空変換器2から前項(1)の初期データを入力後、液殺
菌装置を起動させると、下流側のバルブ、タンクレベ
ル、配管径等の条件により予め設定されたバルブ開度信
号がバルブ開度設定器8から電空変換器2を経て流量調
節自動弁gへ伝送され、この流量調節自動弁gの開度を
遂次一定開度で変化させ、セットした目標値になるよう
に制御が行なわれる。
[発明の効果] 以上述べた本発明によれば、本発明は製品液種および液
殺菌装置の容器容量の多様化に対応して製品液処理能力
の設定および変更が容易で、また生産管理データの維持
管理が簡略でき、全体を小形化できる液殺菌装置の送液
制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による液殺菌装置の送液制御装置の一実
施例を示す概略構成図、第2図は従来の液殺菌装置の一
例を示す概略構成図、第3図は第2図における送液制御
装置の一例を示す概略構成図である。 1……流量計、2……電空変換器、3……流量コントロ
ーラ、4……制御装置、5……SV設定器、6……制御
モード切換えスイッチ、7……タイマ、8……バルブ開
度設定器、9……データストア、g……流量調節自動
弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品液供給槽からの製品液を流量調節弁を
    有する送液配管を介して液殺菌装置に供給するようにし
    たものにおいて、前記送液配管から前記殺菌装置に供給
    される実送液流量を検出する流量検出手段と、この流量
    検出手段からの実送液流量信号と目標流量設定手段から
    の目標流量信号とを入力し、比例積分微分制御を行ない
    前記流量調節弁に対して開度信号を伝送する流量制御手
    段と、流量制御モードおよび段階制御モードのいずれか
    に切換え可能な制御モード切換え手段と、この制御モー
    ド切換え手段が流量制御モードを選択時、この初期の一
    定時間前記流量調節弁を一定開度で変化させる段階制御
    を行なう手段とを具備した液殺菌装置の送液制御装置。
JP27313686A 1986-11-17 1986-11-17 液殺菌装置の送液制御装置 Expired - Lifetime JPH0631081B2 (ja)

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