JP3913860B2 - 急速貯湯型の温水製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば食品加工業において各種容器の殺菌洗浄などに好適に使用され、貯湯タンクに所定温度の温水を急速に貯留できる温水製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の温水製造装置は、給水通路からの水とユーザからの戻り温水を貯溜する循環タンク、蒸気を熱源として温水を生成するプレートヒータ型の熱交換器からなる温水生成器、およびこれら循環タンクと温水生成器の間に介装された加圧ポンプを備えている。そして、前記循環タンク内の水を加圧ポンプにより温水生成器に給水し、この温水生成器で生成する温水をポンプの加圧力により温水供給通路からユーザ側に供給するようにしている(特開平7ー55257号公報)。
【0003】
この温水製造装置を各種容器の殺菌洗浄などに用いるとき、約15℃の冷水を95℃程度に加熱して使用するが、温水生成器の熱交換の能力には制限があるので、熱源である蒸気の供給量を最大にしても、95℃の温水の生成量は、熱交換器の熱交換能力により決定される。したがって、ユーザ側で、この生成された温水量よりも多くの消費量が必要とされると、温水生成器での流量が大となって温水の温度が下がってしまう。そこで、温水温度を95℃に保ために、温水生成器の温水流量は、蒸気流量を最大としたき、例えば15℃の冷水から95℃の温水を造ることが可能な大きさを上限として設定される。
【0004】
ところで、以上の温水製造装置は温水生成器を構成する熱交換器の熱交換能力の制限から、形状を大きくできないので、消費ピーク時におけるユーザ側での温水消費量が多いとき、これに対応できない問題がある。そこで、温水生成器で生成する温水を一旦貯湯タンクに貯溜し、ピーク時の最大給湯量を賄うことで、貯留タンクから温水をユーザ側に大量に供給して各種容器を殺菌洗浄することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようにする場合、次のような新たな不都合が発生する。つまり、タンク内の温水を長時間使用しないとき、温水生成器は稼動停止するので、温水の温度が低下してしまう。降温した温水はタンクと温水生成器の間で循環させて昇温するのであるが、前述した温水流量の制限された従来のシステムをそのまま使用すると、温水器の温水流量が小さいので、95℃の温水で貯湯タンクを満たすのに長時間を必要とする。
【0006】
そこで、本発明の目的は、大量の温水をユーザ側に供給して各種容器の殺菌洗浄などに好適に使用でき、しかも高温の温水を短時間で造ることができる温水製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の温水製造装置は、温水を貯溜する貯湯タンクと、蒸気を熱源として前記貯湯タンクから導入した温水を加熱して、前記貯湯タンクに戻す温水生成器と、前記貯湯タンク内の温水をユーザに供給する温水供給通路と、前記温水生成器または貯湯タンクに給水する給水通路と、前記温水生成器から導出される温水の温度が目標値となるように温水生成器に導入される蒸気の量を制御する蒸気制御弁と、前記温度を目標値に保ちながら前記温水の導出量を制御する温水制御弁とを備え、さらに、前記蒸気制御弁を開いて前記温水が目標値まで昇温したとき、前記蒸気制御弁をその開弁度にて停止させた状態で前記温水制御弁を設定量だけ開くステップアップ制御を行い、このステップアップ制御を蒸気制御弁が全開になるまで繰り返すコントローラを備えている。
【0008】
以上の温水製造装置によれば、貯湯タンクと温水生成器の間で温水を循環させることにより、温水が温水生成器により所定温度に加熱され、この加熱された温水がタンク側に供給されて貯溜される。このとき、温水生成器から導出される温水の温度に基づき、この温水が目標値の温度となるように、温水生成器に導入される蒸気の量が蒸気制御弁により制御される。これに加えて、前記温度を目標値に保ちながら、前記温水制御弁の開弁度が制御され、これにより温水生成器内を流れる温水の流量が制御される。したがって、貯湯タンク内の温水を所定温度に昇温するときは、予め目標温度を設定し、蒸気制御弁と温水制御弁を制御して徐々に開弁させることにより、温水を目標温度に保ちながら、流量を増やして、タンク内の温水を急速に所定温度に昇温できる。
【0009】
ここで、温水生成器の熱交換量=流量×(導出される温水の温度−導入される温水の温度)である。したがって、例えば、タンク内の温水が長期間にわたる不使用により、60℃に降温したとすると、熱交換量1,440,000Kcal/hrの温水生成器を用いて、60℃の温水から95℃の温水を造るときには、温水生成器での流量は1,440,000÷(95−60)=41ton /hrとなる。また、タンクの容量を65m3とすれば、これを95℃の温水により満水状態とするのに、65m3/41(ton /hr)=1.5hrで済む。これに対し、15℃の冷水から95℃の温水を造って貯湯タンクに満たす場合、つまり、従来の流量制限システムをそのまま使った場合、流量は18ton /hrとなり、満水状態とするのに3.6hrもかかる。
【0010】
また、タンクが満水状態となったときには、温水がタンクと温水生成器の間で循環されながら、前記蒸気制御弁の開閉制御により所定の高温状態に保持される。そして、タンク内に貯溜された95℃の温水が温水供給通路からユーザに送られて、殺菌洗浄用などに供される。このように、タンク内に温水を貯溜して、この温水をユーザ側に供給することにより、ユーザが一度に大量の温水を使用する場合でも、十分に対応可能となる。また、消費に伴いタンク内の温水が所定量以下になった場合は、給水通路から冷水が温水生成器または貯湯タンクに給水される。
【0012】
この構成によれば、例えば95℃の温水をタンク内に造る場合、コントローラが次のようなステップアップ制御を行う。例えば蒸気制御弁が50%開のとき、温水生成器の出口側での温度が95℃に昇温したとすれば、蒸気制御弁の開弁度を50%に保持したままの状態で、温水制御弁が所定の設定量だけ開かれる。すると、タンク内の冷たい温水が流入して出口側の温度が95℃以下になるので、出口側温度が95℃に昇温するまで、蒸気制御弁の開弁度を大きくする。こうして蒸気制御弁の開弁度が60%になったとすると、この開弁度を保持したままの状態で、温水制御弁がさらに設定量だけ開かれる。これにより出口側温度が95℃以下になるので、蒸気制御弁がさらに開かれ、温水が加熱されて95℃となる。このようにして、蒸気制御弁が100%開とされたとき、温水制御弁を最終調整し、出口側温度が95℃になったときに、温水制御弁を停止して、その開弁度を維持する。
【0013】
また、好ましい実施形態では、前記温水生成器に導入される蒸気の圧力が所定値よりも低下したときに、蒸気の導入を停止する遮断弁を備えている。この構成によれば、ボイラのような蒸気源からの蒸気を前記温水生成器に導入する以前に別のユーザが使用して作業を行うとき、このユーザ側での使用蒸気が所定圧力以下に低下するのを遮断弁で防止して、所定圧力の蒸気による各種作業が確実に行える。例えば食品加工を行うような場合は、先ずボイラからの蒸気を加熱調理に用い、これと同じ蒸気を用いて温水生成器により温水を造り、この温水を調理後の洗い作業に使用する。このように蒸気で加熱調理を行っている最中に、この蒸気を温水生成器側に供給すると、加熱調理を行う蒸気圧が低下して調理が行えなくなる。しかし、蒸気圧が所定以下となったとき、この蒸気の温水生成器側への供給を遮断弁で停止することにより、所定圧力の蒸気による加熱調理が確実に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1の第1実施形態は、例えば食品加工などに使用する温水製造装置を示している。この装置は、温水を貯溜する貯湯タンク1と、ボイラからの蒸気を熱源として温水を生成する温水生成器2を備えている。前記タンク1の下部側に、その内部の温水をユーザUに供給する温水供給通路3を配管し、この通路3の途中に温水供給用の第1ポンプ4を介装している。また、前記タンク1の上部側には、ユーザからの戻り温水をタンク1に回収する戻し通路5を配管する。
【0015】
前記温水生成器2としては、プレートヒータ型の熱交換器を使用している。これを用いると、整缶剤のような不純物を含んだ蒸気を冷水と直接混合して温水を造る直接混合型の熱交換器と異なり、清浄な温水が取出されるので、特に食品加工を行う場合で各種容器を殺菌清浄するときに最適となる。ただし、温水生成器2として、前記直接混合型の熱交換器を用いることもできる。
【0016】
また、前記タンク1にはレベルセンサ8を設ける。このレベルセンサ8は、タンク1の上部位置と中間高さ上方位置に挿入された水位検出用の第1,第2電極81,82と、タンク1のほぼ中間位置に挿入された警報用電極83と、コモン電極84を備えている。そして、タンク1内の水位が消費に伴い第1電極81の先端(下端)よりも下方に降下して、これと第2電極82間の通電が遮断されたとき、後述する給水通路から温水生成器2を経たタンク1への給水を開始する。
【0017】
前記タンク1の下部側には、その内部の温水を温水生成器2内のプレートヒータの温水通路に導入する導入通路9を配管し、この通路9の途中に温水循環用の第2ポンプ10を設ける。また、導入通路9には、第2ポンプ10よりも上流側に三方切換弁6を介装し、その一つの入口に給水通路7を接続する。さらに、温水生成器2の上部側には、これにより生成した温水をタンク1の上部側に供給する温水導出管11を配管する。なお、前記三方切換弁6に代えて、給水通路7の給水タンク(開示せず)よりも下流側と、導入通路9の給水通路7よりも上流側に、2つの遮断弁を設けてもよい。また、前記給水通路7は、貯湯タンク1に接続して、このタンク1に給水してもよい。
【0018】
前記温水生成器2には、その内部に設けるプレートヒータの蒸気通路にボイラからの蒸気を供給する蒸気管12を配管し、プレートヒータ内で蒸気と温水とを熱交換して温水を加熱することにより、所定温度の温水を生成する。また、前記蒸気管12には、蒸気用電動弁13と蒸気制御弁14を設け、さらに、前記温水導出管11の温水生成器2の近くには、この導出管11内の温水の温度を検出し、その検出結果に基づき、コントローラ17を介して前記各弁13,14を制御するための第1,第2温度センサ15,16を設けている。すなわち、コントローラ17に内蔵された蒸気開閉手段51が、第1温度センサ15で検知された温水温度に基づき、この温度が一定値を越えたとき、蒸気管12を閉止して、温水温度の過度な上昇を防止し、蒸気制御手段が、第2温度センサ16で検知された温水温度に基づき、この温度が目標値となるように蒸気制御弁14の開弁度を調整して、温水生成器2に導入する蒸気の量を制御する。
【0019】
また、前記温水導出管11の温水生成器2の近くには、温水制御弁40と第3温度センサ41が設けられている。コントローラ17に内蔵された温水制御手段53は、第3温度センサ41で検知された温水温度に基づいて温水制御弁40の開弁度を調整することにより、導出管11内の温水温度を予め設定された所定の目標値に保ちながら、導出管11を通過する温水量を制御し、これにより温水生成器2内を流れる温水の流量を制御する。
【0020】
前記コントローラ17にはさらに、その入力側に前記レベルセンサ8が接続され、出力側に前記第1,第2ポンプ4,10および前記三方弁6も接続されている。
【0021】
また、前記各通路5,7,9と各配管11,12に、それぞれ手動開閉弁18を設けている。前記第2ポンプ10の吐出側には、温水点検用の排出管19を設けて、これに同じく手動開閉弁18を介装している。前記温水生成器2の下部側にはドレン排出管20を接続して、この管20にドレンのみを外部に排出するスチームトラップ21を設けている。前記温水導入通路9における第2ポンプ10と三方切換弁6の間には、異物を除去するためのストレーナ22を設けている。また、前記タンク1の上部にはオーバーフロー管23を取付けている。
【0022】
次に、以上の構成とした温水製造装置の作用について説明する。
先ず、レベルセンサ8の第1,第2電極81,82で検出される貯湯タンク1内の水位が所定の満水状態のとき、コントローラ17からの指令に基づき三方切換弁6が切換えられて、給水通路7が遮断され、かつ温水導出管9が開放されてタンク1と温水生成器2を連通させる。さらに、温水導出管11に設けた第1温度センサ15の検出結果に基づき、検出された温水温度が一定温度よりも低い場合、蒸気開閉手段51からの指令により、蒸気用電動弁13が開かれる。そして、コントローラ17により第2ポンプ10が駆動されて、タンク1内の温水が温水導入通路9から温水生成器2に供給され、これにより所定温度の温水が生成される。第1温度センサ15により検出された温水温度が一定温度以上である場合、蒸気用電動弁13が閉止されて、温水の過度な温度上昇が防止される。
【0023】
温水生成器2での温水生成にあたっては、温水導出管11内の温水の温度が第2温度センサ16で検出され、これに基づく蒸気制御手段52からの指令で蒸気制御弁14の開弁度が制御され、これにより温水生成器2に導入する蒸気の量が決められる。また、温水導出管11内の温水温度が第3温度センサ41で検出され、これに基づく温水制御手段53からの指令で温水制御弁40の開弁度が制御され、これにより温水生成器2内を流れる温水の流量が制御されて、その流量に見合う加熱昇温が行われる。
【0024】
つまり、所定温度の温水を造るときは、導出管11内の温水温度に基づく蒸気制御手段52からの指令により、蒸気制御弁14を制御して温水を所定温度にまで加熱昇温し、この温水を貯湯タンク1に供給する。これにより、タンク1内に所定温度に加熱された温水が貯留される。ここで、前記タンク1内の温水が長期間にわたる不使用により、例えば60℃に降温した場合に、95℃の温水を造るときには、前述したように、温水制御弁40の開弁度を大きくして温水生成器2での流量を大きくできるので、タンク1内を95℃の温水により満水状態とするための時間が大幅に短縮される。
【0025】
以上のように、貯湯タンク1内の低温(例えば60℃)の温水を所定温度(95℃)に昇温させるときには、コントローラ17からの指令により、次のようなステップアップ制御が行われる。この制御は、既に述べた通りであるので簡単に記述する。つまり、蒸気制御弁14を先ず50%開として、導出管11内の温度が95℃に昇温すれば、開弁度50%のままで、温水制御弁40を設定量だけ開く。すると、温度が95℃以下に低下するので、蒸気制御弁14の開弁度を大きくして温度を95℃に回復させる。蒸気制御弁14の開弁度をそのままにして、温水制御弁40をさらに設定量だけ開く。これにより温度が95℃以下になると、蒸気制御弁14の開弁度をさらに大きくし、温水を95℃に回復させる。このようにして、蒸気制御弁14が100%開となったときに、温水制御弁40を最終調整し、温水温度が95℃になったときに温水制御弁40を停止して、その開弁度を維持する。このようなステップアップ制御を行うことにより所定温度の温水が正確かつ速やかに造られて、タンク1に供給される。
【0026】
前記タンク1内の高温の温水は、これと温水生成器2の間で循環され、コントローラ17の蒸気制御手段52により蒸気制御弁14が開閉制御されながら、95℃の高温状態に保持される。
【0027】
そして、コントローラ17により第1ポンプ4が駆動されて、タンク1内に貯溜した95℃の温水が温水供給通路3からユーザUに送られ、殺菌洗浄用などとして消費される。このとき第1ポンプ4は、温水生成器2の耐圧による制限を受けることなく、その能力の自由な設定ができるので、大量の温水をユーザUに送ることができる。そのため、ユーザUが一度に大量の温水を使用する場合でも対応可能となる。
【0028】
さらに、温水の消費によりタンク1内の温水が第1電極81よりも降下し、この電極81と第2電極82間の通電が遮断されたとき、コントローラ17からの指令により、三方切換弁6が切換えられ、給水通路7から冷水を第2ポンプ10を介して温水生成器2に供給する。そして、この温水生成器2で加熱昇温された温水がタンク1に供給され、その内部が95℃の温水で満水状態に保持される。したがって、ユーザUにタンク1内の95℃の温水を大量に供給可能となる。
【0029】
図2は、本発明の温水製造装置を例えば給食加工に使用する場合に適した第2実施形態を示している。つまり、給食加工時には、蒸気管12における温水生成器2の上流側で、これとボイラ24の間に、複数の加熱調理器25を設ける。そして、ボイラ24からの蒸気を加熱調理器25に送って調理を行い、これと同じ蒸気を温水生成器2に供給して温水を造り、この温水を貯湯タンク1から洗い場に送って、調理後の食器などの殺菌洗浄用として使用する。こうして、調理中は温水がなくてもよいから、加熱調理器25への蒸気の供給が優先される。
【0030】
このように使用するために、前記蒸気管12における各加熱調理器25と温水生成器2の間に、圧力ゲージ26と蒸気用遮断弁27が介装されている。
【0031】
この構成によると、ボイラ24からの蒸気を用いて加熱調理器25で調理を行っているとき、圧力ゲージ26により温水生成器2に至る蒸気圧が検出され、この蒸気圧が所定値以下になると、圧力ゲージ26からの出力で遮断弁27が閉じられて、蒸気管12から温水生成器2への蒸気の供給が停止される。このため、加熱調理器25による調理時に、調理用蒸気の圧力低下を招くことなく、所定の蒸気圧で確実な加熱調理が行える。このような加熱調理が終了したとき、または蒸気が余っているために蒸気圧が所定値を越えているとき、この蒸気を温水生成器2に供給して温水を造る。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、この発明の温水製造装置によれば、高温の温水を短時間で造ることができ、また、大量の温水をユーザ側に供給して各種容器の殺菌洗浄などに好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態による温水製造装置を示す配管図である。
【図2】同発明の第2実施形態を示す配管図である。
【符号の説明】
1…貯湯タンク、2…温水生成器、3…温水供給通路、7…給水通路、11…導出管、14…蒸気制御弁、17…コントローラ、27…遮断弁、40…温水制御弁。
Claims (2)
- 温水を貯溜する貯湯タンクと、
蒸気を熱源として前記貯湯タンクから導入した温水を加熱して、前記貯湯タンクに戻す温水生成器と、
前記貯湯タンク内の温水をユーザに供給する温水供給通路と、
前記温水生成器または貯湯タンクに給水する給水通路と、
前記温水生成器から導出される温水の温度が目標値となるように温水生成器に導入される蒸気の量を制御する蒸気制御弁と、
前記温度を目標値に保ちながら前記温水の導出量を制御する温水制御弁とを備え、
さらに、前記蒸気制御弁を開いて前記温水が目標値まで昇温したとき、前記蒸気制御弁をその開弁度にて停止させた状態で前記温水制御弁を設定量だけ開くステップアップ制御を行い、このステップアップ制御を蒸気制御弁が全開になるまで繰り返すコントローラを備えている温水製造装置。 - 請求項1において、さらに前記温水生成器に導入される蒸気の圧力が所定値よりも低下したときに蒸気の導入を停止する遮断弁を備えている温水製造装置。
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JPH11108453A JPH11108453A (ja) | 1999-04-23 |
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