JPH06310787A - 進行波型レーザ装置 - Google Patents

進行波型レーザ装置

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JPH06310787A
JPH06310787A JP9733793A JP9733793A JPH06310787A JP H06310787 A JPH06310787 A JP H06310787A JP 9733793 A JP9733793 A JP 9733793A JP 9733793 A JP9733793 A JP 9733793A JP H06310787 A JPH06310787 A JP H06310787A
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JP
Japan
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pulse voltage
laser device
traveling
electrodes
laser light
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JP9733793A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Seki
関  博文
Sei Takemori
聖 竹森
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】レーザ光路に沿って電極が分割されるとともに
それぞれの電極28a,28b,…,28fに1個ない
し複数個のパルス電圧発生器13a,13b…,13f
が接続される。そして、このパルス電圧発生器13a,
13b,…,13fから電圧が出力される時刻を調整す
るためのタイミング調整器14が設けられる。パルス電
圧発生器13a,13b,…,13fに磁気パルス圧縮
回路を用いるとともに、タイミング調整器として磁気パ
ルス圧縮回路中の可飽和リアクトルのリセット回路を用
いる。 【効果】大体積の気体レーザ媒質を進行波状に一様に放
電できるので、レーザ光を高効率・高出力化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルスガスレーザに係
り、特に、窒素レーザ,水素レーザなどの進行波型レー
ザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】窒素レーザや水素レーザでは、ディー・
エイ・レオナルド アプライド フィジックス レター
ズ 4頁5巻1965(D.A.Leonard、APPLIED PHYSICS
LETTERS,4頁,7巻,1965年,「SATURATION OF T
HE MOLECULAR NITROGENSECOND POSITIVE LASER TRANSIT
ION」)や、イーイーベルグマン アプライドフィジッ
クス レターズ 84頁 15巻 1976(E.E.Berg
mann著、APPLIED PHYSICS LETTERS、84頁、15巻、
1976年、「uv TEA laser with760− Torr N2」)
に記載の構成が用いられてきた。たとえば、前者構成で
は、電極が直線状の光路に沿って分割され、各電極にそ
れぞれ異なる長さの同軸ケーブルが接続される。そし
て、これらの同軸ケーブルは同一のギャップスイッチを
介しコンデンサの一方の端子に接続される。コンデンサ
の他方の端子は接地される。また、充電電源はコンデン
サとギャップスイッチの接続点に接続される。また、後
者の文献に記載の構成では、二つの平板状コンデンサが
それぞれレーザ放電管の陰極と陽極に接続され、一方の
平板状コンデンサの端部と接地点の間にギャップスイッ
チが接続される。また、この二つの平板状コンデンサに
は充電電源が接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、一
旦、電極間でグロー放電が始まると、コンデンサに蓄え
られた電荷はインダクタンスを介して進行波型放電の前
半の放電部に流れ込もうとするので、進行波型放電の後
半の放電部に十分なエネルギを注入できない。したがっ
て、放電体積を大きくしても、レーザ出力を有効に増大
させることができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では以下の手段を設けた。すなわち、レーザ
光の光路に沿って電極を分割すると同時に、分割された
前記各電極にそれぞれ1個ないし複数個のパルス電圧発
生器を接続した。また、これらのパルス電圧発生器から
発生するパルス電圧の発生時刻を制御できる手段を備え
た。前記パルス電圧発生器を磁気パルス圧縮回路とし
た。可飽和リアクトルの代わりにダイオードを用いた。
各電極の放電開始時刻をレーザ光の進行方向に向かって
順番に0.1ns〜3ns毎ずらす運転方法を用いた。前記パ
ルス電圧発生器から発生するパルス電圧の発生時刻を制
御する手段として、前記磁気パルス圧縮回路を構成する
可飽和リアクトルに、2次巻線とリアクトルと電源より
構成されるリセット回路を設けた。分割された前記各電
極から出射したレーザ光を反射させ、次の電極間に導く
ための反射鏡を備えた。
【0005】
【作用】分割されたそれぞれの電極に、互いに独立して
エネルギを注入できるので、放電体積の増大によって、
レーザ光を効率を低下させること無く高出力化できる。
磁気パルス圧縮回路を用いることにより、レーザ装置を
小型化・高信頼性化できる。反射鏡を設けることにより
レーザ装置を小型化できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を公知例と比較しなが
ら図面を参照して説明する。図6,図7は公知例の窒素
レーザ装置である。まず、図6の公知例の構成について
説明する。一方の電極が6a,6b,…6gの様に絶縁
物38a,38b,…,38fを介して、レーザ光の光
路に沿って分割され、各電極にはそれぞれ異なる長さの
同軸ケーブル7a,7b,…7gが接続される。他方の
電極4は接地される。そして、これらの同軸ケーブル7
a,7b,…7gの他方の端子は同一のギャップスイッ
チ1の一方の端子に接続され、このギャップスイッチの
他方の端子はコンデンサ2の一方の端子と充電電源3の
接続点に接続される。このコンデンサ2の他方の端子は
接地される。次に図6の公知例の動作について説明す
る。充電電源3によりコンデンサ2が充電される。次に
ギャップスイッチ1がオンされると、コンデンサ2に蓄
えられたエネルギは同軸ケーブル7a,7b,…,7g
に移行する。そして同時に電極6a,6b,…,6gに
電圧が印加され、各電極で放電が開始する。この時、各
同軸ケーブルの長さを7a,7b,…,7gの順に適切
に長くすることにより、各電極6a、6b、…、6gを
次々に時間差をつけて放電させ、レーザ媒質の励起をレ
ーザ光の進行に一致させることができる。窒素レーザや
水素レーザのパルス幅は数nsであるので、共振器内でレ
ーザ光を往復反射させることにより、レーザ光を大出力
化することが難しい。したがって図6に示すような進行
波状の放電を用いた方がレーザ光の高出力化には有効で
ある。ところが、図6の方式では、例えば、電極6aで
放電が始まると同軸ケーブル7bに蓄えられたエネルギ
が電極6aに流れ込んでしまう。このため後に放電する
電極の印加電圧が減少してしまう。したがってレーザ光
のエネルギは放電体積の増加に比例しない。
【0007】次に図7の公知例の構成について説明す
る。二つの平板状導体8a,8bと接地された平板状導
体34で絶縁誘電シート33をはさみ、二つの平板状コ
ンデンサを形成している。そして平板状導体8a,8b
はそれぞれ電極9と電極10に接続されるとともに、平
板状コンデンサ8bの端部にギャップスイッチ1が接続
される。また、二つの平板状導体8a,8bは抵抗11
を通してお互いに接続され平板状導体8aと抵抗11の
接続点には充電電源3が接続される。次に図7の公知例
の動作について説明する。充電電源3により二つの平板
状コンデンサが充電される。次にギャップスイッチ1が
オンされると、平板状導体8bのコンデンサに蓄えられ
た電荷はギャップスイッチ1の近傍より徐々に反転し、
反転電圧は進行波状に進むことになる。したがって電極
9と10の間には充電電圧の2倍の電圧が端部から徐々
に印加されることになるので、図6の場合と同様に進行
波状の放電が発生する。ところが図7も、一旦、放電が
始まると、平板状導体8bのコンデンサに蓄えられた電
荷全体は放電部に流れ込もうとするので、後の方に放電
する部分の電極間には充電電圧の2倍の電圧が印加され
ない。したがって図6の場合と同じ様に、レーザ光出力
エネルギは放電体積の増加に比例しない。
【0008】図1はこれらの問題点を解決するために考
案した本発明の第1実施例の進行波型レーザ装置の構成
図である。電極は11a,11b,…11f,12a,1
2b,…12fの様にレーザ光の光路に沿って分割さ
れ、それぞれの電極には1個ないし複数個のパルス電圧
発生器13a,13b,…,13fが接続される。ま
た、一方の端部には反射鏡15が設けられている。ま
た、それぞれのパルス電圧発生器13a,13b,…,
13fにはパルス電圧の発生時刻を調整するためのタイ
ミング調整器14が接続される。このように各電極ごと
に独立したパルス電圧発生器を用いることにより、電圧
を低下させることなく、次々と各電極でグロー放電を行
うことができる。また、パルス電圧発生器にタイミング
調整器14を備えることにより、レーザ光出力及び効率
が最大になるように、反射鏡15の側の電極から他方の
端部の電極に向かって次々に進行波状の放電を発生させ
ることができる。また、一つの電極に複数のパルス電圧
発生器を接続すれば、反射鏡15と出力鏡16の間で進
行波状の放電を往復させながら、レーザ光出力を増大さ
せることができる。
【0009】図2,図3は本発明の第2実施例に係る進
行波型レーザ装置の構成図である。図2,図3は概ね図
1と同一であるがパルス電圧発生器に磁気パルス圧縮回
路を用いる点が異なる。図2では充電電源17の一方の
端子は接地され他方の端子はスイッチ18とコンデンサ
19の接続点に接続される。また、スイッチ18の他方
の端子は接地される。コンデンサ19の他方の端子は磁
気パルス圧縮回路20a,20b,…,20fの一方の端
子に接続され磁気パルス圧縮回路20a,20b,…,2
0fの出力端子は電極21a,21b…,21fに接続
される。また、図2には図示していないが、スイッチと
コンデンサの間には磁性体に巻線を巻いた可飽和リアク
トルが磁気アシストとして接続されていても良い。ま
た、図2には示していないが、磁気パルス圧縮回路の出
力端子には予備電離用のギャップが接続されていても良
い。
【0010】図3は図2の磁気パルス圧縮回路を具体的
に示したものである。コンデンサ19の一方の端子はス
イッチ18と充電電源17の接続点に接続されるととも
に他方の端子は可飽和リアクトル22の一方の端子に接
続される。可飽和リアクトル22の他方の端子はコンデ
ンサ23の一方の端子に接続され、コンデンサ23の他
方の端子は接地される。なお、可飽和リアクトル22は
コンデンサ19とスイッチ18の間に接続されても良い
し、可飽和リアクトル22の代わりに単にインダクタが
挿入されても良い。コンデンサ23と可飽和リアクトル
22の接続点には可飽和リアクトル24a,24b,
…,24fの一方の端子が並列に接続され他方の端子は
それぞれコンデンサ25a,25b,…,25fの一方
の端子に接続される。コンデンサ25a,25b,…,
25fの他方の端子は接地される。可飽和リアクトル2
4a,24b,…,24fとコンデンサ25a,25
b,…,25fの接続点には可飽和リアクトル26a,
26b,…,26fの一方の端子が接続され他方の端子
はコンデンサ27a,27b,…と電極28a,28b,
…,28fに接続される。また、コンデンサ27a,2
7b,…,27fの他方の端子は接地される。図3では
接地側電極は29a,29b,…,29fのように分割
されているが、一体となっていても良い。また、可飽和
リアクトル26a,26b,…,26fと電極28a,2
8b,…,28fの間、またはコンデンサ27a,27
b,…,27fと電極28a,28b,…,28fの間
に予備電離用のギャップが接続されても良い。また、図
3は2段の磁気パルス圧縮回路を示しているが、3段以
上の磁気パルス圧縮回路を用いることも可能である。ま
た、可飽和リアクトル24a,24b,…,24f,2
6a,26b,…,26fに2次巻線を巻き、それにイ
ンダクタと電源を接続してパルス電圧発生のタイミング
調整を行うことも可能である。また、図3では充電電源
17によりコンデンサ19を充電するためのインダクタ
30と抵抗31がコンデンサ23と並列に接続されてい
るが、インダクタ30と抵抗31は磁気パルス圧縮回路
内のコンデンサ25a,25b,…,25f、または2
7a,27b,…,27fと並列に接続されても良い。
【0011】次に図3の動作について説明する。最初、
すべての可飽和リアクトルは未飽和状態にあるとする。
まず充電電源17によりコンデンサ19が電圧V0 に充
電される。次にスイッチ18を閉じると、可飽和リアク
トル22によりコンデンサ19の電圧V0 は数十〜数百
nsの間保持される。その間にスイッチ18のインピーダ
ンスは十分に低下する。可飽和リアクトル22が飽和す
るとコンデンサ19の電荷はコンデンサ23に数十〜数
百nsの時間で移行する。このとき可飽和リアクトル24
a,24b,…,24fは未飽和状態にあるので、電荷
はほとんどコンデンサ23に移行する。コンデンサ23
の電圧がピークになると可飽和リアクトル24a,24
b,…,24fは飽和し電荷はコンデンサ25a,25
b,…,25fに移行する。このとき可飽和リアクトル
26a,26b,…,26fは未飽和状態にあるので、
電荷はほとんどコンデンサ25a,25b,…,25f
に移行する。次にコンデンサ25の電圧がピークになる
と可飽和リアクトル26a,26b,…,26fは飽和し
電荷はコンデンサ27a,27b,…,27fに移行
し、電極28a,28b,…,28fに電圧が印加され
ることになるので放電が開始される。このとき、コンデ
ンサ23からコンデンサ25a,25b,…,25fま
でのインダクタンスを25a,25b,…,25fの順
に大きくするか、および/または、容量をコンデンサ2
5a,25b,…,25fの順に大きくしてコンデンサ
25a,25b,…,25fの印加電圧の時間積分値が
コンデンサ25a,25b,…,25fの順に大きくな
るようにするか、および/または、可飽和リアクトル2
6a,26b,…,26fの磁束の振幅量を26a,2
6b,…,26fの順に小さくすることによって、コン
デンサ27a,27b,…,27fに電圧が印加される
時刻をコンデンサ27a,27b,…,27fの順に遅
らせることができる。このとき、可飽和リアクトル24
a,24b,…,24fはオフ状態になっているのでコ
ンデンサ25a,25b,…,25fの間で電荷の移動
が無い。したがって電圧を低下させないで、各電極28
a,28b,…28fに印加することができる。したがっ
て放電体積の増大に比例してレーザ光出力を増加させる
ことができる。また、可飽和リアクトル26a,26
b,…、26fの磁束の振幅量の調整方法は、可飽和リ
アクトル26a,26b,…,26fに2次巻線を巻
き、それにインダクタと電源を接続して電流を流し、そ
の電流を変える方法か、可飽和リアクトルの寸法、又は
占積率、または巻線数、または材質を変える方法が考え
られる。窒素レーザや水素レーザなどのように、上準位
の寿命が数十ns以下のレーザに本発明を用い各電極の放
電開始時刻を0.1ns〜3ns毎ずらせば、効率良くレーザ
光の大出力化を行うことができる。また、エキシマレー
ザと異なり、窒素レーザや水素レーザはレーザ媒質の取
扱が容易であるので、本発明を用いれば液晶や半導体の
アニール装置を安価に構成できる。図3では一方の端部
に反射鏡15のみを設け、出力鏡は設けていない。しか
し、電極28a、28b…、28fのそれぞれに複数個
の磁気パルス圧縮回路を接続し、電極28a−28f間
で放電を往復させれば、他方の端部に出力鏡を設けるこ
とにより共振器内でレーザ光を効率的に高出力化でき
る。また、図2,図3では電極は6個に分割されている
が、分割の数はいくつでも良い。
【0012】図4は本発明の第3実施例に係る進行波型
レーザ装置の回路図である。図4は図2,図3と概ね同
一であるが、可飽和リアクトル24a,24b,…,2
4fの代わりにダイオード36a,36b,…,36f
を用いたことが異なる。このような構成にしても同様の
効果が得られる。
【0013】図5は本発明の第4実施例に係る進行波型
レーザ装置のブロック図である。図5は図3と概ね同一
であるが、各電極35b,35cから出射した光を次の
電極に導くための反射鏡33a,33bを備えた点が異
なる。図5では電極の数は3であるが、電極の数はいく
つでも良い。また、図5では反射鏡32a,32bに入
射するレーザ光と反射鏡から出射するレーザ光の角度は
鋭角で、かつ、その進行方向は互いに逆方向になり、電
極はZ字状に配置されているが、電極の配置は多角形状
に閉じた形になっていてもよい。このような構成にする
ことにより、進行波型レーザ装置を小型化することがで
きる。
【0014】
【発明の効果】本発明を用いれば大体積の気体レーザ媒
質を進行波状に一様に放電でき、かつ全放電体積にわた
って等しくエネルギを注入できるので、効率良くレーザ
光を高出力化できる。また、磁気パルス圧縮回路は長寿
命・高安定であるので、安定性・信頼性に優れた窒素レ
ーザ装置,水素レーザ装置、及びそれを用いたアニール
装置を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第2実施例の回路図。
【図4】本発明の第3実施例の回路図。
【図5】本発明の第4実施例を示すブロック図。
【図6】公知例の進行波型レーザ装置を示す回路図。
【図7】公知例の進行波型レーザ装置を示す説明図。
【符号の説明】
5…レーザ光、11…抵抗、11a,11b,11c,
11d,11e,11f,12a,12b,12c,12
d,12e,12f…電極、13a,13b,13c,
13d,13e,13f…パルス電圧発生器、14…タ
イミング調整器、15…反射鏡、16…出力鏡。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極と陽極とを備え、レーザ光の光路に沿
    って前記陰極、又は前記陽極が分割される進行波型レー
    ザ装置において、分割された前記各電極にそれぞれ1個
    ないし複数個のパルス電圧発生器が接続され、前記パル
    ス電圧発生器から発生するパルス電圧の発生時刻を制御
    できる手段を備えたことを特徴とする進行波型レーザ装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記パルス電圧発生器
    がコンデンサと可飽和リアクトルを組み合わせた磁気パ
    ルス圧縮回路である進行波型レーザ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記各電極を
    前記レーザ光の進行方向に向かって順番に放電させた進
    行波型レーザ装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3において、前記各電
    極の放電開始時刻をレーザ光の進行方向に向かって順番
    に0.1ns〜3ns ずらせた進行波型レーザ装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4において、前記
    パルス電圧発生器から発生するパルス電圧の発生時刻を
    制御できる手段が、磁気パルス圧縮回路を構成する可飽
    和リアクトルに巻かれた2次巻線とその2次巻線に接続
    されたインダクタと電源装置である進行波型レーザ装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5において、
    分割された前記各電極から出射したレーザ光を反射さ
    せ、次の電極間に導くための反射鏡を備えた進行波型レ
    ーザ装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、前記陽極と前記陰極間に窒素ガスが導入され、前記
    パルス電圧発生器から出力されるパルス電圧を前記陽極
    と前記陰極間に印加することにより生じるグロー放電に
    よって前記窒素ガスを励起してレーザ光を発生させる進
    行波型レーザ装置。
  8. 【請求項8】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、前記陽極−陰極間に水素ガスが導入され、前記パル
    ス電圧発生器から出力されるパルス電圧を前記陽極と前
    記陰極間に印加することにより生じるグロー放電によっ
    て前記水素ガスを励起してレーザ光を発生させる進行波
    型レーザ装置。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6,7または
    8において、液晶、又は半導体のアニールに用いられる
    進行波型レーザ装置。
JP9733793A 1993-04-23 1993-04-23 進行波型レーザ装置 Pending JPH06310787A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006024600A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Komatsu Ltd 放電励起ガスレーザ装置

Cited By (2)

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JP2006024600A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Komatsu Ltd 放電励起ガスレーザ装置
JP4484144B2 (ja) * 2004-07-06 2010-06-16 株式会社小松製作所 放電励起ガスレーザ装置

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