JPS63501183A - ガスレ−ザ用電気的励起回路 - Google Patents

ガスレ−ザ用電気的励起回路

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JPS63501183A
JPS63501183A JP86502065A JP50206586A JPS63501183A JP S63501183 A JPS63501183 A JP S63501183A JP 86502065 A JP86502065 A JP 86502065A JP 50206586 A JP50206586 A JP 50206586A JP S63501183 A JPS63501183 A JP S63501183A
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JP86502065A
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ファーレン,シーアドア・エス
マス,バートン
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アモコ・コ−ポレ−ション
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/53Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of an energy-accumulating element discharged through the load by a switching device controlled by an external signal and not incorporating positive feedback
    • H03K3/55Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of an energy-accumulating element discharged through the load by a switching device controlled by an external signal and not incorporating positive feedback the switching device being a gas-filled tube having a control electrode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/09Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
    • H01S3/097Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガスレーザ用電気的励起回路 発明の背景 本発明は、電気的パルスシステムに関し、特に繰返し率の高いガスレーザ用のパ ルス電力回路に関する。つまり本発明は、混合ガスを励起してレーザ動作を行わ せるために、高電力、高電圧で立上り時間が早くしかも幅の狭い電気的パルスに よって電気的エネルギーを供給する回路に関する 希ガスエキシマ、ダイマ、及び電荷転送レーザのような電子遷移レーザは、紫外 線及び可視光の波長領域において出力の増加が可能な高エネルギー光子の発生源 となる。これらのレーザ、容積、圧力、及びレーザ空調中に封入されている高圧 の希ガス−ハロゲン混合ガス中へのエネルギーの供給を増加させることによって 、高パルスエネルギーへ出力を増加させることができる。
希ガス−ハロゲン電子遷移レーザは、幾つがの基本原理に基づいて動作する。ま ず第1に、希ガスと僅かな比率の分子添加物との混合ガスを励起するために、電 子励起用の強力な電源が使用される。
電子励起のためのエネルギーは最初は希ガスのイオン化や励起に費やされるので 、選択された希ガスは混合ガスの重要な成分である。
第2に、これらのレーザを効果的に動作させるために、高い全圧が必要である。
しかし、高圧グロー放電は急速に不安定になってアーク放電に移行し易いので、 特別の予防措置をとらない限り、大容積で自己持続性のグロー放電を行わせるこ とは極めて困難である。アーク放電は小さな波光に収斂し、これによって正常な レーザ動作に必要な容積励起を除去してしまう。従って、希ガス−ハロゲン系電 子遷移レーザのための効率的な高圧電気放電は、容積を有し且つ安定な放電によ って特徴づけられる(即ち、収斂したアークには衰退しない)、第3に、放電中 の電子エネルギーは十分な希ガスイオンや準安定状態が得られる程に十分高(な ければならない。総ての分子添加物を反応させるのに必要な時間よりも短い時間 で、十分な数の励起された希ガス種を得るためには、電流密度もまた十分に高く なければならない。これら3つの基準条件を満たすためには、アークを防いで放 電を安定させるための手法を組み込んだ高出力、高電圧の放電回路が必要である 。高圧希ガス緩衝混合物に要求される高い電子温度を得るために必要な放電回路 を実現するのに、これまでに多(の問題が生じている。典型的な問題は、余りに も低い電圧でガスが絶縁破壊を生じ易いということである。また、放電パルスが 非常に急峻な立上り時間(100n5ec以下)ではなかったり、その持続時間 がアーク形成時間または総ての分子添加物を反応させる時間よりも短くない場合 には、レーザの効率的なボンピングに必要な電子エネルギーでの放電はアークに 収斂し易い。絶縁破壊後のガスはインピーダンスが非常に低い(即ち、数Ω以下 )ので、レーザ負荷に十分なエネルギーを供給するためには低インピーダンスの 放電回路が必要である。レーザ負荷へ最適なエネルギーを転送するために急峻な 電圧の立上り時間または十分に低い出力インピーダンスの何れかを具備するには 、高電圧充電回路のインピーダンスは高過ぎる。従って、これらのレーザに関連 した問題を解決する手ががりは二電子エネルギーをレーザ負荷へ供給するための 、高効率、長寿命、高絶縁耐力及び高信頼性を有し且つ経済的に優れた手法を開 発することにある。パルス立上り時間の整形、パルス幅の減少、及びインピーダ ンス整合の機能を備えた本発明の電気的励起回路は、上記の問題を効果的に解決 する。
米国特許第4.275.317号は、パルスの立上りが比較的遅いが高出力、高 電圧の充電回路からレーザ負荷へエネルギーを効率的に転送することを目的とし ている回路を開示している。この回路は1つ以上の可飽和誘導子スイッチを備え ており、各々のスイッチは関連する分布容量エネルギー蓄積デバイスを有してい る。エネルギーは、電源によって分布容量エネルギー蓄積デバイスへ供給され・ 可飽和tg 21子スイツチによってこの分布容量エネルギー蓄積デバイスに包 含される。蓄積されたエネルギーが所定のレベルに達すると、可飽和誘導子スイ ッチは飽和して、このスイッチを通じてエネルギーを次段の中間の容量エネルギ ー蓄積デバイスまたはレーザ負荷へ転送する。
米国特許第4.275,317号に開示されているこの回路の基本動作は、メル ビルライン(a Melville 1ine)の基本動作である。
W、S、Melville、 Proceedings of The In5 titute of Electrical En−gineers、 vol 、98. Part lI[、Number 53+ PP、185〜207+  May+ 1951゜第1を参照して説明すると、コンデンサC1は外部充電 回路によって比較的ゆっくりと充電され、可飽和誘導子L+ はコンデンサC。
でのピーク電圧で飽和する。可飽和誘導子り、が飽和して低インピーダンスにな ると、コンデンサC2は同じ電圧の近(までより急速に充電される。可飽和誘導 子り、は、コンデンサCtでのピーク電圧で飽和し、これによって、小容量のコ ンデンサC1をより短時間で充電し、そして誘導子LDを通じて放電電流をレー ザ負荷へ供給する。
不飽和インピーダンスの大きさは無限ではないので、米国特許第4.275.3 17号に開示されている回路のレーザ負荷間にはある程度のプレパルス電圧が発 生する。コンデンサC3を使用する目的は、レーザの絶縁破壊を防ぐためにプレ パルスの大きさを低減させることにある。プレパルスの増幅度及び電圧の立上り 時間は、両方ともコンデンサC3の容量値に逆比例する。このために、プレパル スと立上り時間との間には平衡点が生じる。充電と放電とで電流が逆にならない ので、本発明で使用されているような、レーザ負荷に分岐接続される磁気ダイオ ードは、米国特許第4,275.317号に開示されている回路に対しては実用 的でない。本発明による電気的励起回路は、立上り時間を増大させることな(、 レーザ負荷間のプレパルスの大きさを低減させる。
レーザの放電が始まると、米国特許第4,275,317号の回路では、放電電 流の大半がコンデンサC2から可飽和誘導子L2を通じて流れる。従って、実効 的なレーザ放電インピーダンスは、LI。
+L2 (飽和状態)である。最適なレーザ性能を得るためには、放電ループに おける全インダクダンスを最小にしなければならない。
可飽和誘導子Lt (飽和状態)のインダクダンスは、空心値を幾分上回るが、 注意深く構成すれば数nH程度に低くすることができる。
可飽和誘導子L2のインダクダンスを無視すれば、放電ループのインダクダンス 又は典型的には数nHであるので、可飽和誘導子り。
は全ループのインダクダンスをかなり増加させる。本発明によれば、放電ループ に如何なるインダクダンスも付加されない電気的励起回路が提供される。
米国特許第4,275,317号は、電子遷移レーザに要求される高電圧で且つ 幅の狭いパルスを供給するためには、分布容量エネルギー蓄積デバイスを使用し なければならないことを開示している。
使用可能な分布容量エネルギー蓄積デバイスは、パルス整形回路網を形成するた めに、同軸線、多重同軸線、平行平板伝送線路、または関連した固有の若しくは 付加されたインダクダンスを有する2個以上の並列コンデンサを含んでいる。
米国特許第4.275.317号は更に、レーザを効率的に動作させるためには 、立上り時間が10nsec以下で持続時間が100n secの範囲であるパ ルスを供給するパルス整形回路を使用しなければならず、またこのために、可飽 和誘導子スイッチは従来の可飽和誘導子スイッチとはある意味で異なる特性を有 し且つ構成されていなければならないと開示している。即ち、可飽和誘導子スイ ッチは、パルスの所望の立上り時間に対応する周波数において極めて高い透磁率 を有し且つ表皮深さのオーダの断面厚みを有する材料で形成されていなければな らない。多くの型式のレーザに対しては、立上り時間10nsecの高電圧パル スが望まれており、従って、表皮深さの基準は材料の厚みが1〜2μmオーダで ある必要がある。この厚みを有する磁性材料の1膜は、プラスチック絶縁体の裏 当て上に析出させることによって得ることができる。これらの裏当てはテープ状 に形成することができ、適当な非磁性コア材料に巻回きすることによって、可飽 和誘導子スイッチを製作することができる。
米国特許第4,275.317号に開示されている回路では、特定のレーザ構成 のために製作する必要がありしかも製作が容易でなく且つ高価な分布容量エネル ギー蓄積デバイスと可飽和誘導子スイッチとが必要である。本発明によれば、異 なるレーザ構成に対して調整可能であり、容易に利用可能な市販の部品を用いて 大部分が製作され、しかもそれほど高価ではない電気的励起回路が提供される。
発明の要約 本発明は、所定のエネルギーレベルのパルスを発生するためのパルス形成回路網 を含む電気的励起回路を提供する。この回路網は、充電されると、予め選択され たパルス幅の間隔内で充電エネルギーを放電することができる。回路網の充電は 、要求されるパルス幅を超えた充電期間に亘って行われ、またパルス放電電流よ りも低い充電電流を用いて行われる。ゆっくり充電されたエネルギーは、所望の 高エネルギーパルスを得るために、可飽和誘導子スイッチの形式でパルス形成回 路網中に組込まれているスイッチングデバイスによって急速に放電される。この 可飽和誘導子スイッチは、放電ループ中でレーザ負荷には接続されない。
本発明は、極めて短い立上り時間と持続時間とを有するレーザ負荷用の高電圧パ ルスを効率的に生成することができる電気的励起回路を提供する。本発明による 電気的励起回路は、電源とレーザ負荷との間でパルス形成回路網と直列に接続さ れてい°る充電回路手段を含んでいる。このパルス形成回路網は、レーザ負荷に 接続されている少な(とも1個のコンデンサ、好ましくは個別部品のセラミック コンデンサを含んでいる。可飽和誘導子スイッチが少なくとも1個のコンデンサ に結合されているので、このコンデンサが充電されるとき、不飽和スイッチが飽 和するまで極く僅かな量のエネルギーしかこのスイッチに吸収されない。可飽和 誘導子スイッチが飽和する蓄積されているエネルギーがレーザ負荷へ移される。
本発明によれば、ガスレーザ用であって電源とレーザ負荷との間に接続される電 気的励起回路が提供される。この電気的励起回路は、上記電源に接続される充電 回路手段と、この充電回路手段及び上記レーザ負荷に接続されるパルス形成回路 網とを具備している。このパルス形成回路網は、(a)不飽和状態と飽和状態と を二者択一的に存すると共に上記充電回路手段から分路されている可飽和誘導子 スイッチと(b)この可飽和誘導子スイッチから分路されると共に上記レーザ負 荷に接続され、上記可飽和誘導子スイッチが上記不飽和状態のときに上記充電回 路手段によって充電され、また上記可飽和誘導子スイッチが上記飽和状態に転じ た時に上記レーザ負荷を通じて放電される少なくとも1個のコンデンサとを具備 している。上記可飽和誘導子スイッチの動作点はバイアス回路によって制御され ているのが好ましく、このことによって、容易に利用可能な部品で上記可飽和誘 導子スイッチを構成することができるのみならず、所定のレーザ負荷に対して動 作点を調整することができる。上記可飽和誘導子スイッチは、上記レーザ負荷の 放電ループ中には含まれていない、このためにこの電気的励起回路は、低インピ ーダンスであり且つ高電圧と大電流とを切り換えることができるというガスレー ザに使用するための基本的要求を満たしている。
上記パルス形成回路網は、上記少なくとも1個のコンデンサと上記レーザ負荷と の間に接続される第2のコンデンサと、上記レーザ負荷から分路されている磁気 ダイオード充電誘導子とを更に備えていることが好ましい。この第2のコンデン サは上記可飽和誘導子スイッチが上記不飽和状態の時に、上記充電回路手段によ って上記磁気ダイオード充TH,誘導子を通じて充電され、また上記可飽和誘導 子スイッチが上記飽和状態に転じた時に、上記少なくとも1個のコンデンサに対 して直列である上記レーザ負荷を通じて放電される。これは、レーザ負荷に印加 される放電電圧を2倍にする電圧を効率的に供給する。従って、比較的ゆっくり 充電が行われる充電回路手段をより低い電圧で動作させることができ、このため にこの充電回路手段の構成が簡易になると共に構成部品に加わるストレスが軽減 される。上記磁気ダイオード充電誘導子は、上記第2のコンデンサ用の充電路を 提供し、これと同時にレーザガスのプレパルス(絶縁破壊)を防ぐ。上記磁気ダ イオード充電誘導子の動作点はバイアス回路によって制御されているのが好まし く、このことによって、容易に利用可能な部品で上記磁気ダイオード充電誘導子 を構成することができるのみならず、所定のレーザ負荷に対して動作点を調整す ることができる。しかしながら、電気的励起回路の上記基本的構成におけるよう に、可飽和誘導子スイッチは放電ループ中には含まれておらず、磁気ダイオード 充電誘導子も同様にして放電ループ中には含まれていない。
本発明による電気的励起回路の一実施例においては、電気的励起回路に含まれて いる充電回路手段は、電源から分路されると共に直列接続のチョークと充電用ダ イオードとを介して並列回路に接続されている電源用コンデンサを具備すること ができる。上記の並列回路は、1つの分岐回路としてのトリガ可能なサイラトロ ンと、別の分岐回路としての充電用コンデンサ及び誘導子とを具備している。
これらの充電用コンデンサ及び誘導子は、電気的励起回路のパルス形成回路網に 含まれている可飽和誘導子スイッチと直列になっている。パルス形成回路網に含 まれている少なくとも1個のコンデンサは、サイラトロンがトリガされた時に充 電される。
本発明による電気的励起回路の別の実施例においては、電気的励起回路に含まれ ている充電回路手段は、直列接続のチョーク、可飽和昇圧変圧器の1次側巻線及 び電源用コンデンサを、電源から分路されているトリガ可能なSCRとの並列回 路で具備することができる。上記可飽和昇圧変圧器の動作点はバイアス回路によ って制御されているのが好ましく、このことによって、容易に利用可能な部品で 上記可飽和昇圧変圧器を構成することができるのみならず、所定のレーザ負荷に 対して動作点を調整することができる。充電用コンデンサと充電用ダイオードと は、昇圧変圧器の2次側巻線に直列に接続されている。コンデンサと可飽和誘導 子スイッチとを有する少な(とも1個の可飽和誘導子スイッチ回路は、充電用コ ンデンサとパルス形成回路網との間に接続されており、電気的励起回路のパルス 形成回路網に含まれている可飽和誘導子スイッチから分路されている。各々の可 飽和誘導子スイッチ回路の動作点は関連するバイアス回路によって制御されてい るのが好ましく、このことによって、容易に利用可能な部品で各々の可飽和誘導 子スイッチ回路を構成することができるのみならず、所定のレーザ負荷に対して 動作点を調整することができる。複数の可飽和誘導子スイッチ回路を充電用コン デンサとパルス形成回路網との間にカスケード接続することができ、その場合は 、付加されている可飽和誘導子スイッチ回路の各々はパルスの圧縮及び整形の度 合いを更に強める。
レーザの電極間に均一な放電が生ずるように、レーザの混合ガスを調整するため のプレイオン化手段が本発明の電気的励起回路に含まれているのが好ましい。そ してこのプレイオン化手段は、X線回路であるのが好ましい、その代わりに、コ ロナプレーイオン化回路が含まれていてもよい。
レーザの電気的放電システムにおける本発明の電気的励起回路は、ガスレーザの 効率と寿命との何れをも改良する。この電気的回路は、レーザガス中への電気的 エネルギーの供給を高速化することによってレーザの効率を改良している。電源 とガスレーザとの間に上記の電気的励起回路を接続することによって、電圧の立 上り時間は数百n5eCs例えば200 n5ecから、数+n5ecs例えば 30nsecへ低減する。この短い立上り時間は、ガス中での均一な(即ち、ア ークの生じない)放電を起こすために必要であり、またこのような放電は電気的 入力の大部分を光学的出力へ変換するために必要である。
図面の簡単な説明 本発明の上述の及び他の特徴と付随する利点とは、添付図面に関連して以下に記 載されている好ましい実施例の説明によって当業者に更に十分に理解され且つ評 価されると思われる。図面において、第1図は、本発明による電気的励起回路の 特徴と利点とを理解するのに有益な、レーザ負荷を励起するために充電回路に接 続されている従来のパルス整形回路網の概略図である。
第2図は、電源をレーザ負荷に接続させるための本発明による電気的励起回路の 一実施例の概略図である。
第3図は、第2図の回路に含まれている可飽和磁気素子の動作の理解を容易にす るためにB−H曲線を図示している。
第4図は、電源をレーザ負荷に接続させるための本発明による電気的励起回路の 別の実施例の部分的概略的である。
第5図は、可飽和磁気素子の好ましい構成を示している斜視図である。
第6図は第5図の6−6線に沿う断面図である。
第7図は、第2図に含まれるのが好ましいXvAプレイオン化回路の概略図であ る。
第8図は、第2図の回路にX線プレイオン化回路の代わりに含まれるコロナプレ イオン化回路の概略図である。
好ましい実施例の説明 路を提供するものである。第2図は、広く符号1oで指示さている本発明の電気 的励起回路の簡易概略図である。
第2回から明らかなように、電気的励起回路1oは高電圧、高インピーダンスの 電源12と比較的低インピーダンスのレーザ負荷14との間の電気的なインター フェースを提供している。電気的励起回路10は、パルス形成回路網18を充電 する充電回路16を含んでいる。パルス形成回路網18は、蓄積されたエネルギ をレーザ負荷14へ迅速に開放する。
電a12は、直流電流電源であるのが好ましい。電源12は、例えば12kVの 直流整流電源である。
第2図に示されている電気的励起回路に含まれている充電回路16は、電源12 から分路されている電源用コンデンサc1を含んでいる。充電回路16は充電用 変圧器またはチョークL1と、分離用または充電用ダイオードD1とをも含んで おり、これらは電源12と第1の端子または接続点TP、との間に直列に接続さ れている。
チョークL1と充電用ダイオードD1とは、パルス形成回路網18から電源12 を分離している。サイラトロンs1は、第1の接続点TP、と接地つまり共通端 子との間に接続された状態で充電回路16に含まれている。サイラトロンの制御 用電極は、パルス発生回路20によって発生される入力トリガ信号の発生源に接 続されている。
最後に、充電回路16は、第1の接続点TP、と第2の端子または接続点T P  tとの間で誘導子L2に直列に接続されている充電用コンデンサC3を含んで いる。コンデンサC2はコンデンサc1よりも容量値が格段に大きい。
第2図に示されている電気的励起回路10に含まれているパルス形成回路網18 は、第2の接続点T P zと共通端子との間に接続されている可飽和誘導子ス イッチs2を含んでいる。パルス形成回路網18には可飽和誘導子スイッチs2 用のバイアス回路22が含まれており・このバイアス回路22は可飽和誘導子ス イッチのバイアス側巻線に直列に接続されているS2バイアス用電源とチョーク L4とを有している。Szバイアス用Tt’6fAは、バイアス電源が可飽和誘 導子スイッチS2のバイアス側巻線を第2図において上方から下方へ流れるよう に接続されている調整可能な直流電源である。チョークL4は可飽和誘導子スイ ッチStのバイアス側巻線において変圧器の作用に□よって生じる高電圧パルス からS、バイアス用電源を分離している。パルス形成回路網18は、可飽和誘導 子スイッチs2から分路されている第1のパルス形成回路網用コンデンサC3を も含んでいる。第2のパルス形成回路網用コンデンサC4が、第2の接続点TP 、と第3の端子または接続点TP、との間に接続された状態でパルス形成回路網 18に含まれている。更に、パルス形成回路網18は、第3の接続点TP、と共 通端子との間に接続されている充電用磁気ダイオード誘導子L3を含んでいる。
最後に、パルス形成回路網18は充電用磁気ダイオード誘導子り、のためのバイ アス回路24を含んでおり、このバイアス回路24は充電用磁気ダイオード誘導 子のバイアス側巻線に直列に接続されているし3バイアス用電源とチョークL、 とを備えている。L3バイアス用電源は、バイアス電流が充電用磁気ダイオード 誘導子L3のバイアス側巻線を第2図において下方から上方へ流れるように接続 されている調整可能な直流電源である。チョークL、は充電用磁気ダイオード誘 導子り、のバイアス側巻線において変圧器の作用によって生ずる高電圧パルスか らし3バイアス用電源を分離している。
第2図に示されているように、レーザ負荷14は第3の接続点TP3と共通端子 との間に接続されている。インダクタンスLDは、レーザ負荷14の電極構成物 26の分布インダクタンスを表している。パルス形成回路網18に蓄積されたエ ネルギーが開放されて電極26間の混合ガス中へ供給される時に、均一な放電が 生じて、波光に収斂するアーク放電が生じないように混合ガスを調整するために 、プレイオン化回路28がレーザ中に含まれているのが好ましい。
電気的励起回路10は、4つの割合に独立している動作を行う。
即ち、共振による充電用コンデンサC2のゆっくりとした充電、パルス形成回路 m1Bの中位の速度の充電、パルス形成回路網のほぼ半分の構成における電圧の 反転、そして最後はレーザ放電である。
これらの動作については後に順次に説明する。可飽和誘導子スイッチS2や充電 用磁気ダイオード誘導子り、のような可飽和磁気素子について最初に説明する。
これらは、通電やバイアスによって決定される高インダクタンス(不飽和)状態 かまたは低インダクタンス(飽和)状態かにある。これらの可飽和磁気素子の機 能については、電気的励起回路10の動作の理解を容易にするためにある程度詳 細に述べる。
一般に、僅かな電流が可飽和誘導素子に供給される時には、その透磁率、従って そのインピーダンスは高い。しかし、ある電流レベルで素子は飽和する。すると 透磁率及びインピーダンスが急速に低下してスイッチング効果が生じ、レーザの 場合には、例えば、蓄積されたエネルギーがレーザガス中へ供給される。第3図 は、強磁性体の典型的なり−H曲線を示している。この曲線上には数点がプロッ トされており、これらに関して論することにする。まず最初に、インダクタンス についてN潔に述べる。
(空心よりもむしろ)強磁性体のコアを有する誘導子のインダクタンスは、動作 点におけるB−H曲線の傾斜に比例している(1.QCΔB/ΔH)。線型領域 (即ち、傾斜=M、)で動作する時には、このインダクタンスは空心値よりもか なり大きい。磁化が飽和点(±BSAT)まで増加すると、B −H曲線の傾斜 はインダクタンスの低下に応じてより低い値(M2)へ変化する。これらの傾斜 (M+とMZ)及び対応するインダクタンスの大きさは、磁性材料のタイプや動 作周波数を含む多数の因子に依存する。一般に、適切に構成された可飽和誘導子 の飽和インダクタンスは、空心値の1〜2倍である。
可飽和誘導子のスイッチとしての動作には、電圧印加後の特定時間にスイッチン グ作用が生じることが必要である。コアを飽和させるのに必要な時間は、次の関 係式から得られる。
ここでNはコアの周囲の導線の巻数、Aはコアの断面積、Eは印加電圧の積分値 、またΔBは磁化での有効変化分である。最大の柔軟性を持たせるために、スイ ッチング時間Tを変えずに印加電圧を変化させ得ることが望ましい。既定のコア に対しては巻数Nと断面積Aとが固定されているので、ΔBを調整する必要があ る。
既定の材料に対するΔBの値は、静止動作点によって決定される。
バイアスが印加されていなければ、この値はB RtMとなる(コアがリセット されていればB *EStアとなる)。
バイアス電流を可飽和誘導子へ供給することによって、コアの動作立を任意の静 止点(BO、HQ )へ変化させることができる。バイアス電流の大きさは次式 から得られる。
ここでlは磁路の長さ、Nはバイアス側巻線での巻数、またΔHは静止動作点を 設定するだめの磁界強度における所要変化分である。
動作点を±BEAT間の任意の位置に設定するために、可変電流源を使用するこ とができる。これによって、材料における公差を許容するのみならず、異なる印 加電圧を補償するように、ΔBの値を調整することができる。
可飽和誘導子を磁気ダイオードとして動作させるには、バイアス点を飽和状態に 設定することが必要である。電流を一方向へ流すと、可飽和誘導子は飽和状態と なって低インダクタンスとなる。一方、逆方向の電流を流すと、可飽和誘導子の 動作領域は高インダクタンスの線型$1域へ移る。
第2図に示した電気的励起回路1oの動作の最初の段階は、充電回路16に含ま れている充電用コンデンサctを時間的にゆっくりと共振充電することである。
電源12がら供給されてコンデンサc1に現れる12kVDCの電圧が共振充電 回路において2倍になった時に、レーザ放電の反復が開始する。なおこの共振充 電回路は、コンデンサCI、チョーク貼、分離用ダイオードDI%コンデンサc 2、誘導子Lt、及び可飽和誘導子スイッチs2を備えている。コンデンサC2 での電圧が24kVに達するのに必要な1.2m5ecの間、可飽和誘導子スイ ッチS2は低インピーダンスであるので、第2の接続点TP、で電圧は0の近く にクランプされている。この時、s2バイアス電源からチョークL4と可飽和誘 導子スイッチのバイアス側巻線とを通って第2図の上方から下方へ流れる電流に よって可飽和誘導子スイッチS2は、バイアスされて低インダクタンス(飽和) 状態になりている。ピーク値が1.9Aである正弦波光NN流も、可飽和誘導子 スイッチS2を通して上方から下方へ流れている。(使用されている総ての電流 は、フランクリン電流であり電子電流ではない。即ち、電流は正極から負極へと 流れる。)この電流の方向は可飽和誘導子スイッチS2を流れているバイアス電 流と同方向であり、その効果は可飽和誘導子スイッチの静止磁化バイアス点では 無視できる。第1の接続点TPIでの電圧が24.kVに達すると、電流がチョ ークL+ を流れなくなると共に、分離用ダイオードDI (逆バイアスされて いる)がターン・オフする。サイラトロンSlがスイッチ・オンとなるまで、コ ンデンサC2は充電電圧24kVfcJ’Jt持している。
第2図に示した電気的励起回路10の次の段階の動作は、パルス形成回路網18 を中程度の速度で充電することである。コンデンサC2が24kVに充電されて いる状態で、サイラトロンSIはパルス発生20からのトリガ信号によってスイ ッチ・オンされる。コンデンサC2が24kVに充電されていると、このコンデ ンサC2からはビーチ値が3200Aの正弦波電流が流れる。電流の一部が可飽 和誘導子スイッチS、を第2図の下方から上方へ流れることによって、スイッチ S2は飽和状態から脱して高インピーダンス(不飽和)状態になる。電流の大部 分は、コンデンサC1と直列接続の充電用磁気ダイオード誘導子り、及びコンデ ンサC4とを流れる。このためにコンデンサC3とC1とは、1μsecで第2 の接続点T P zが負極性のほぼ24kVの電圧に充電される。一部分の電流 が充電用磁気ダイオード銹導子り、を流れることによって、電流26間には、充 電用磁気ダイオード誘導子のインダクタンスに比例するプレパルス電圧が発生す る。このプレパルス電圧は、レーザガスの絶縁破壊を防止するのに十分なほど低 く維持されていなければならない。L3バイアス電源からチョークLSと充電用 磁気ダイオード誘導子のバイアス側巻線とを通じて第2図の下方から上方へ流れ ている電流によって、充電用磁気ダイオード誘導子り、は、磁気的にバイアスさ れて低インダクタンス(飽和)状態になっている。更に、コンデンサC4の充電 中に共通端子から第3の接続点TP、へ流れる電流が、充電用磁気ダイオード充 電誘導子り、を低インダクタンス状態に維持しているバイアス電流に加わる。こ のことは、レーザガスの絶縁破壊を引き起こすプレパルスを回避するのに好適で ある。
共通端子と第2の接続点TP2との間の電圧が増加して(i −cos(ωt) の関数として)ピークに達すると、可飽和誘導子スイッチS2は飽和状態、即ち 逆方向の飽和状態に転じる。このために電流は、通電量が圧倒的に多いバイアス 電流とは反対に、可飽和誘導子スイッチを第2図の下方から上方へと流れる。可 飽和誘導子スイッチS2を逆方向に飽和させるのに必要な時間は、電圧をピーク にするのに必要な時間と一致し、可飽和誘導子スイッチ間の電圧と可飽和誘導子 スイッチのバイアス側巻線を通るバイアス電流とによって決定される。このバイ アス電流を調整すれば、そのピークで常に飽和が生じる電圧の範囲に亘る動作が 可能となる。
第2図に示した電気的励起回路10の次の段階の動作は、パルス形成回路網18 のうちのほぼ半分の構成において電圧を反転させることである。可飽和誘導子ス イッチS2が逆方向に飽和して低インダクタンス状態に切り換わると、コンデン サC1から電流が流れる。
電流の一部が誘導子L2を逆流してコンデンサC2を低い逆電圧に充電すると、 サイラトロンS、の回復が助長される。電流の一部がコンデンサC4と充電用磁 気ダイオード誘導子り、とを流れようとすると、コンデンサC4は放電され、ま たレーザ出力は生じない。
しかし、この電流は充電用磁気ダイオード誘導子り、を流れるバイアス電流とは 逆方向であるので、充電用磁気ダイオード誘導子は高インダクタンス状態を呈す る(可飽和誘導子り、は磁気ダイオードとして機能する。)。これによって、コ ンデンサC4での充電損失が最小になる。可飽和誘導子スイッチS2を流れる電 流の大半はコンデンサC3の一方の端子から他方の端子へ流れるので、0.1m 5ecの間でコンデンサC3の電圧は逆電圧となる。
コンデンサC3の電圧の極性が逆転すると、電極26間には48kVに近い電圧 が加わる。この電圧はレーザガスを絶縁破壊させるのに十分であるので、コンデ ンサC3、C4と分布インダクタンスLDとを有する放電ループを電流が流れる 。
第2図に示した電気的励起回路10の動作の最終段階は、レーザ放電である。コ ンデンサC3、C4の直列の組合せからの電流の一部は、依然として高インダク タンス状態にある充電用磁気ダイオード誘導子り、を流れて消滅する。コンデン サC3の電圧がピーク値を過ぎる時に゛、電流は可飽和誘導子スイッチS2中で 逆転し、このためにスイッチS2が飽和状態から高インダクタンス状態へ戻って 、可飽和誘導子スイッチで消失される電流が最小になる。電流の大半は0.1m 5ecの間にレーザガスを通して流れ、これによってレーザパルスが発生する。
電圧の立上り時間は、放電回路スイッチ(飽和している可飽和誘導子スイッチ) のインダクタンスに比例する。放電時間は、放電ループのインダクタンスLDに 比例する。従って電気的励起回路10は、多くのレーザに望まれているような、 負荷における速い電圧の立上り時間と比較的長い放電時間とを有している。
電気的励起回路10に含まれているパルス形成回路網18は、スパークギャップ またはサイシトロンスイッチに対置されるように可飽和誘導子スイッチS2を含 んでいる。低インダクタンスの可飽和誘導子スイッチS2はコンデンサC8の電 圧を反転させるもので、その機能は、いずれも比較的高いインダクタンスを有し ているスパークギャップまたはサイシトロンスイッチを使用することによって普 通に実現される。
更に、コンデンサC1の電圧の反転は、ピーク電圧で反転するスイッチを介して 正弦波電流が流れることによる。この場合、負荷電流の大半はスイッチを介して 分流する。可飽和誘導子スイッチは、電流の逆流した時に不飽和状態になって高 インピーダンスに切り換えられるので、スパークギャップよりもむしろ可飽和誘 導子スイッチS2を用いることによって損失を回避することができる。このため に、蓄積されたエネルギーのうちのより多くの部分がレーザ負荷14中へ供給さ れる。
可飽和誘導子スイッチS2は、従来のスパークギャップスイッチに比べて更に種 々の利点を有している。これらの利点には、長寿命、高パルス繰返し率の動作及 び構成の簡易性が含まれている。
電気的励起回路10に含まれているパルス形成回路網18は、線型誘導子に対置 されるように充電用磁気ダイオード誘導子を含んでいる。上述したように、充電 用磁気ダイオード誘導子り、は、コンデンサC4を充電できるようにレーザ負荷 14間に接続されている。
ように十分低くなければならない。
理想的な誘導子のインダクタンスは、コンデンサC4の充電の際にはゼロであり 、レーザ放電の際には無限大である。レーザ放電の際にインダクタンスが低けれ ば放電から電流が分流して、レーザ効率が低下する。線形−価誘導子は、極端に 高いインダクタンスと極端に低いインダクタンスとの間における妥協にしか過ぎ ない。
充電用磁気ダイオード誘導子L3ば、強磁性体の不飽和時に高インダクタンスと なり、また強磁性体の飽和時に低インダクタンスとなる特性を有している。典型 的には、インダクタンスの高低の比率は100:1である。コンデンサC4の充 電とレーザ放電とで充電用磁気ダイオード誘導子L3中の電流が反転することに よって、充電用磁気ダイオード誘導子は飽和(低インダクタンス)状態から不飽 和(高インダクタンス)状態へ転する。このため、この誘導子はほぼ理想的な誘 導子であると言える。
本発明による電気的励起回路の別の実施例では、第4図に示すカスケード式磁気 充電回路30が第2図と一緒に上述し 充電回路16と置き換わっている。第4 図から明らかなように、カスケード式磁気充電回路30が電源12′に接続され ている。電源12′は、第2図と一諸に述べた電源12に比べて比較的低電圧の 電源である。
電源12′は、例えば1kVの直流整流電源であってよい。
第4図に示したカスケード式磁気充電回路30はまた、充電用変圧器またはチョ ークL1 ′と可飽和昇圧変圧器X F M Rrの1次側巻線と電源用コンデ ンサC3゛とを含んでおり、これらは電源12′と共通端子との間に直列に接続 されている。可飽和昇圧変圧器XFMR,は、例えば変圧比1:25の変圧器で あってよい。カスケード式磁気充電回路30は、更に可飽和昇圧変圧器XFMR ,用バイアス回路31を含んでおり、このバイアス回路31は、可飽和昇圧変圧 器のバイアス側巻線に直列に接続されているXFMR,バイアス電源とチョーク L、とを備えている。XFMRIバイアス電源は、バイアス電流が可飽和昇圧変 圧器XFMR,のバイアス側巻線を第4図の下方から上方へ流れるように接続さ れている調整可能な直流電源である。チョークL、は、可飽和昇圧変圧器XFM R,のバイアス側Skiにおいて変圧器の作用によって生じる高電圧パルスから バイアス電源を分離している。カスケード式磁気充電回路30に含まれているシ リコン制御整流器SCR,は、チョークコイルL+’、可飽和昇圧変圧器XFM R,の1次側@線、及びコンデンサc1がら分路されており、このシリコン制御 整流器のゲートは、パルス発生回路20′によって発生される入力トリガ信号の 発生源に接続されている。
カスケード式磁気充電回路30は、可飽和昇圧変圧器X F M R+の2次側 巻線と第1の端子または接続点T P r ″との間には接続されているコンデ ンサCt ′を更に含んでいる。カスケード式磁気充電回路30に含まれている 分離用または充電用ダイオードD、′は、第1の接続点TPI ”と共通端子と の間に接続されている。
カスケード式磁気充電回路30は、第1の接続点TP、’と第2図に示した第2 の接続点TP、に対応している第2の接続点TP。
との間に接続されている可飽和誘導子スイッチS、のみならず、第1の接続点T P、’と共i11端子との間に接続されているコンデンサCsを備えている可飽 和誘導子スイッチ回路34のような少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路 32を最後に含んでいる。可飽和誘導子スイッチ回路34はまた可飽和誘導子ス イッチS、用のバイアス回路35を備えていることが好ましい、このバイアス回 路35は、可飽和誘導子スイッチのバイアス([lj巻線に直列に接続されてい るS、バイアス電源とチョークL7とを備えている。S、バイアス電源は、バイ アス電源が可飽和誘導子スイッチS3のバイアス側巻線を第4図の左方から右方 へ流れるように接続されている調整可能な直流電源である。チョークL7は、可 飽和誘導子スイッチS]のバイアス側巻線において変圧器の作用で生じる高電圧 パルスから33バイアス電源を分離している。
第4図から明らかなように、第2の可飽和誘導子スイッチ回路36は、可飽和誘 導子スイッチS、と第2の接続点TP、との間に接続されている可飽和誘導子ス イッチS4のみならず、可飽和誘導子スイッチS3と共通端子との間に接続され ているコンデンサC4をも備えている。可飽和誘導子スイッチ回路36は、可飽 和誘導子スイッチS4用のバイアス回路37をも備えていることが好ましい。
このバイアス回路37は、可飽和誘導子スイッチのバイアス側巻線に直列に接続 されているS4バイアス電源とチョークL8とを備えているS4バイアス電源は 、バイアス電源が可飽和誘導子スイッチS4のバイアス側tJiを第4図で左方 から右方へ流れるように接続されている調整可能な直流電源である。チョークL Ilは、可飽和誘導子スイッチS、のバイアス側巻線において変圧器の作用によ って発生する高電圧パルスからS、バイアス電源を分離している。
種々の可飽和誘導子スイッチ回路32は、第2図に示したパルス形成回路網18 へ供給するパルスを、徐々に中挟にし且つシャープにするためにカスケード接続 されている。第4図に示した各々の可飽和誘導子スイッチS、 、S、等は、1 ホールド・オフ”デバイスとして使用されている。“ホールド・オフ”期間の経 過後、即ち、可飽和誘導子スイッチの飽和後は、可飽和誘導子がもはや存在して いないように関連するコンデンサCs 、c6等からそれぞれ放BN流が流れて 、次段の可飽和誘導子スイッチのコンデンサが充電される。最終段の可飽和誘導 子スイッチ回路32の出力端子は、第2の接続点T P zと共通端子との間に 接続されている。
第4図に示した電a12′及びカスケード式磁気充電回路30は、第2図に示し た電源12及び充電回路16と置換させることができる。つまり、第2図に示し た電気的励起回路10を4−4線に沿ってまず分断する。そして、電源12及び 充電回路16を分怨する。
その後、第4図に示した最終段の可飽和誘導子スイッチ回路32の出力端子を、 置換のために、第2図に示した可飽和誘導子スイッチS2から分路させる。
カスケード式磁気充電回路30を用いれば、スパーク・ギャップもサイラトロン も含まない電気的励起回路lOを椋供することができる。即ち、この電気的励起 回路10は、スイッチとしてシリコン制御整流器SCR,と可飽和誘導子としか 含んでおらず、このために長寿命である。更に、可飽和誘導子tA B X F  M Rl は、電気的励起回路10以外で生じる高電圧から比較的低圧の電源 12′を分離している。
第4閏に示したカスケード式磁気充電回路3oを含んでいる電気的励起回路10 の第1段階の動作で、電流が1kV電源12′からチョークL、゛及び可飽和昇 圧変圧器X F M R+の1次側巻線を通じてこの1次側巻線を第4図の上方 から下方へ流れることによって電源用コンデンサC1゛が充電される。可飽和昇 圧変圧器XFMR。
の1側側及び2次側巻線は、2次側巻線での電流の方向が1次側巻線での電流の 方向と逆になるように構成されている。充電用ダイオードD1は、電源用コンデ ンサCr”の充電の間は、充電用コンデンサ02 ′の充電を実質的に阻止する 。
電源用コンデンサCI ”が十分に充電されると、パルス発生回路20′はトリ ガ信号を発生してシリコン制御整流器SCR,を駆動させる。電流は、電源用コ ンデンサC+”がら可飽和昇圧変圧器XFMR,の1次側巻線を通じて第4図の 下方から上方へ流れる。可飽和昇圧変圧器の2次側巻線間に電圧が誘起され、こ れによって充電用コンデンサCt ′及び充電用ダイオードD1 ′を通じての みならず、2次側巻線を第4図の下方から上方へ電流が流れる。電源用コンデン サCI ′の放電時間は、可飽和昇圧変圧器X F M R+のバイアス側巻線 を流れるバイアス電流のレベルによってmllされており、60μsecである 。放電時間の終わりには、充電用コンデンサ02 ′は25kVのピーク電圧に 充電されている。
充電用コンデンサ02 ′での電圧がピーク電圧に・達すると、可飽和昇圧変圧 器X F M RIは飽和する。この結果、充電用コンデンサ02 ′は、可飽 和昇圧変圧器X F M R+の2次側巻線を介して放電すると共に、初段の可 飽和誘導子スイッチ回路34に含まれているコンデンサC1を第1の接続点TP 、側を負極性にして充電する。
放電時間は可飽和誘導子S、のバイアス側巻線を流れるバイアス電流のレベルに よって調整されているので、コンデンサC5の電圧がピークになると可飽和誘導 子スイッチ回路34に含まれている可飽和誘導子スイッチS、が飽和し、これに よって、次段の可飽和誘導子スイッチ回路36に含まれているコンデンサC1に コンデンサC1の電圧が転送される。同様にして、放電時間は可飽和誘導子s4 のバイアス側巻線を流れるバイアス電流のレベルによって調整されているので、 コンデンサChの電圧がピークになると可飽和誘導子スイッチ回路36に含まれ ている可飽和誘導子スイッチS4が飽和し、これによって、第2図に示したパル ス形成回路網18へコンデンサC2の電圧が転送される。
第4図に示したカスケード式可飽和誘導子スイッチ回路32の各々が、パルス立 上り時間の整形とパルス幅の圧縮とを行う。第4図に示した充電用コンデンサ0 2 ′へ転送される電圧のパルス幅が60μseCであるのに対して、第2図に 示したパルス形成回路網18へコンデンサC6から転送される電圧のパルス幅は 、例えば800μsecである。第2図に示したパルス形成回路網18は、前述 の方法で動作して電気的エネルギをレーザ負荷14へ供給する。
1例として、第2図に示した電気的励起回路10は、キセノン−塩化物エキシマ レーザ負荷を励起するために通用したものである。
第2図においては、種々の回路素子の値と型式とを表Iに示すように選択した。
D、 5IKW48KA4 Sχ 1.9μH(不飽和) Cs、Ca 32nF L3 60μH(不飽和) L4.LS 100μH またこの代わりとして、第4図に示したカスケード式磁気充電回路30を、第2 図に示した充電回路16と置換した。この場合、種種の回路素子の値と型式とを 表Hに示すように選択した。
表−1 SCRI T7SH164624DN L+’ 10μH XFMR,1;25昇圧 410 p H(i色和) C+’ 40μF Ct ’ + Cs + Cb 60 n FD+ ’ 5IKW48KA4 S3 30 μ H(会色和) 34 1.5μH(飽和) 32 1.9 μH(不飽和) Cs、Ca 32nF L3 60μH(不飽和) L、、L、 100μH L&、Ly+ Ls 150μH コンデンサは個別部品のセラミックコンデンサであるのが好ましい。しかし、高 電圧アークや腐食が生ずるというきらいはあるが、ウォーターラインコンデンサ (water 1ine capacitors)も使用できる。
第2図に示した可飽和誘導子スイッチSt及び充電用磁気ダイオード誘導子り、 は、第5図に図示するように構成することができ、ハウジング42で支持されて いる不導体管40を取り囲んでいるインダクタンス素子38を含んでいる。不導 体管40は、ポリ塩化ビニルのような絶縁性材料で構成されている。ハウジング 42は、第2図に示したパルス形成回路M418の残りの回路素子を含むことが でき、ポリ塩化ビニルのような絶縁性材料で構成されている。バイアスtmは、 第5図に示されているように不導体管40の内部に配されている導体44を流れ る。
第6図は、第5図に示した6−6線に沿う断面図であり、インダクタンス素子3 8の構成を可成り詳細に図示している。インダクタンス素子38は、鋼管48の 外寸内に包含されている複数個のコアを含んでいる。インダクタンス素子38中 には、例えば3C8フエロキシキユーブコア(Ferroxcube core )のようなものを24個含むことができる。ポリプロピレンシートのような絶縁 材料のシート50が、コア46に巻回されている。一般に符号52で指示されて いる端コア46にカプトンテープ(Kapton tape)絶縁材が適用され ているのが好ましい。銅管54の内径は、絶縁材料50が巻回されているコア4 6と不導体管40との間である。外側の銅管48は、内側の銅管54と一方の端 部(即ち、第6図の左方)で接続されている。外側の導管48は、他方の端部( 即ち、第6図の右方)において、第2図に示したパルス形成回路網18の接続点 TP、またはTPlのいずれかに接続されている。内側の導管54は、他方の端 部(即ち、第6図の右方)で共通端子に接続されている。
第6区のバイアス側巻線は、単巻のバイアス供給導体44として図示されている 。第4図に示した可飽和誘導子スイッチS3及びS。
も、第5図及び第6図に示したように構成することができる。
前述の電気的励起回路10は、第2図に示したようにレーザガス調整用のプレイ オン化手段28を含んでいるのが好ましい。プレイオン化手段は、第7図に示さ れているようなX線回路であるのが好ましい、このX線回路は、符号62で指示 されているAu膜が内側に被着されており陽極酸化された相当の長さのアルミニ ウム管60を陽極としており、カーボンフェルト64を陰極としている。高電圧 パルス電源66は、電極26間でレーザガスをイオン化させるX線を発生させる ために、陽極と陰極との間に接続されている。アルミニウム管60は、動作中は 5×10−’mm1gの圧力に排気されている。
第2図に示したプレイオン化手段28は、第8図に示されているようなコロナプ レイオン化回路であってもよい。コロナプレイオン化回路は、電極26の最上位 の近傍に配置されている石英管の中に含まれている心線で形成されているコロナ 素子68と、このコロナ素子68中の心線を共通端子に接続している心線70と を備えている。コロナプレイオン化回路では、付加的な電源は不要である。
本発明によって提供される電気的励起回路を組み込んでいるレーザは、多チャン ネルアークスイッチ(レールギャップ)、サイラトロン、スパークギャップ、ま たはイグナイトロンのようなスイッチを含む従来のパルス整形回路網に比べて多 くの利点を有している。
本発明による電気的励起回路は高パルス繰返し率、高出力及び高電圧で動作可能 であり、また従来のレーザ放電回路に比、て極めて長寿命である。
本発明は詳細に記述され且つ図示されているが、この詳細は、図示及び実例とし てのみ解釈されるべきであって限定として解釈されるべきものでないことが明確 に理解されるべきである。従って、本発明の精神及び範囲は、添付されている請 求の範囲を参照することによってのみ確かめることができる。
FIG、 8 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電源とレーザ負荷との間に接続可能なガスレーザ用電気的励起回路であって 、 前記電源に接続されている充電回路手段と、この充電回路手段と前記レーザ負荷 とに接続されており、(a)不飽和状態と飽和状態とを二者択一的に有すると共 に前記充電回路手段から分路されている可飽和誘導子スイッチと、(b)前記可 飽和誘導子スイッチから分路されると共に前記レーザ負荷に接続されており、前 記可飽和誘導子スイッチが上記不飽和状態の特に前記充電回路手段によって充電 され且つ前記可飽和誘導子スイッチが前記飽和状態へ転じた時に前記レーザ負荷 を通じて放電される少なくとも1個のコンデンサとを有するバル久形成回路網と を夫々具備するガスレーザ用電気的励起回路。、 2、前記少なくとも1個のコンデンサが個別部品のセラミフクコンデンサである 請求の範囲第1項に記載の電気的励起回路。 3、前記可飽和誘導子スイッチの動作点がバスアス回路によって制御されており 、これによって所定のレーザ負荷に対して前記動作点を調整するようにした請求 の範囲第1項に記載の電気的励起回路。 4、(c)前記少なくとも1個のコンデンサと前記レーザ負荷との間に接続され ている第2のコンデンサと、(d)前記レーザ負荷から分路されている充電用磁 気ダイオード誘導子とを更に具備し、 前記第2のコンデンサが、前記可飽和誘導子スイッチが前記不飽和状態の時に前 記充電用磁気ダイオード誘導子を通じて前記充電回路手段によって充電され、ま た前記可飽和誘導子スイッチが前記飽和状態へ転じた時に前記少なくとも1個の コンデンサと直列の前記レーザ負荷を通じて放電され、 これによって前記レーザ負荷間の放電電圧を増加させるようにした請求の範囲第 1項に記載の電気的励起回路。 5、前記第2のコンデンサが個別部品のセラミックコンデンサである請求の範囲 第4項に記載の電気的励起回路。 6、前記充電用磁気ダイオード誘導子の動作点がバイアス回路によって制御され ており、これによって所定のレーザ負荷に対して前記動作点を調整するようにし た請求の範囲第4項に記載の電気的励起回路。 7、前記充電回路手段は、前記電源から分路されると共に直列接続のチョーク及 び充電用ダイオードを介して並列回路に接続さており、この並列回路は、トリガ 可能なサイラトロンを一方の分岐として、また充電用コンデンサ及び誘導子を他 方の分岐として有しており、これらの充電用コンデンサ及び誘導子は前記可飽和 誘導子スイッチに直列になっており、前記サイラトロンがトリガされた時に前記 少なくとも1個のコンデンサが充電されるようにした請求の範囲第1項に記載の 電気的励起回路。 8、前記充電回路手段は、前記電源から分路されると共に直列接続のチョーク及 び充電用ダイオードを介して並列回路に接続されており、この並列回路は、トリ ガ可能なサイラトロンを一方の分岐として、また充電用コンデンサ及び誘導子を 他方の分岐として有しており、これらの充電用コンデンサ及び誘導子は前記可飽 和誘導子スイッチに直列になっており、前記サイラトロンがトリガされた時に前 記少なくとも1個のコンデンサが充電されるようにした請求の範囲第4項に記載 の電気的励起回路。 9、前記充電回路手段は、直列接続のチョーク、可飽和昇圧変圧器の一次側巻線 、及び電源用コンデンサを、電源から分路されているトリガ可能なSCRと並列 に具備し、また更に前記昇圧変圧器の2次側巻線に直列接続されている充電用コ ンデンサ及び充電用ダイオードと少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路と を具備し、この可飽和誘導子スイッチ回路は、前記充電用コンデンサと前記バル ス形成回路網との間に接続されているコンデンサと可飽和誘導子スイッチとを備 え、この少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路が前記バルス形成回路網に 含まれている前記可飽和誘導子スイフチから分路されている請求の範囲第1項に 記載の電気的励起回路。 10、複数の可飽和誘導子スイフチ回路が前記充電用コンデンサと前記バルス整 形回路網との間にカスケード接続されおり、付加されている可飽和誘導子スイッ チ回路の各々がバルスの圧縮と整形との度合いを更に強めるようにした請求の範 囲第9項に記載の電気的励起回路。 11、前記充電回路手段は、直列接続のチョーク、可飽和昇圧変圧器の一次側巻 線、及び電源用コンデンサを、電源から分路されているトリガ可能なSCRと並 列に具備し、また更に前記昇圧変圧器の2次側巻線に直列接続されている充電用 コンデンサ及び充電用ダイオードと少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路 とを具備し、この可飽和誘導子スイッチ回路は、前記充電用コンデンサと前記バ ルス形成回路網との間に接続されているコンデンサと可飽和誘導子スイッチとを 備え、この少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路が前記バルス形成回路網 に含まれている前記可飽和誘導子スイッチから分路されている請求の範囲第4項 に記載の電気的励起回路。 12、前記充電用コンデンサと前記バルス整形回路網との間に複数の可飽和誘導 子スイッチ回路がカスケード接続されており、付加されている可飽和誘導子スイ ッチ回路の各々がバルスの圧縮と整形との度合いを更に強めるようにした請求の 範囲第1項に記載の電気的励起回路。 13、前記レーザの電極間で均一な放電が生ずるようにレーザガス調整用のプレ イオン化手段を更に具備している請求の範囲第1項に記載の電気的励起回路。 14、前記プレイオン化手段がX線回路である請求の範囲第13項に記載の電気 的励起回路。 15、前記プレイオン化手段がコロナプレイオン化手段である請求の範囲第13 項に記載の電気的励起回路。 16、電源とレーザ負荷との間に接続可能なガスレーザ用電気的励起回路であっ て、 前記電源から分路されている電源用コンデンサと、前記電源と第1の接続点との 間に接続さている直列接続のチョーク及び充電用ダイオードと、 前記第1の接続点と共通端子との間に接続されており、且つ前記直列接続のチョ ーク及び充電用ダイオードと直列接続された状態で前記電源用コンデンサから分 路されているトリガ可能なサイラトロンと、 前記第1の接続点と第2の接続点との間に接続されている直列接続の充電用コン デンサ及び誘導子と、 前記第2の接続点と共通端子との間に接続されている可飽和誘導子スイッチと、 前記第2の接続点と共通端子との間に接続されている第1のバルス形成回路網用 コンデンサと、 前記第2の接続点と第3の接続点との間に接続されている第2のバルス形成回路 網用コンデンサと、 前記第3の接続点と共通端子との間に接続されており、前記第2のバルス形成回 路網用コンデンサと直列接続された状態で前記第1のバルス形成回路網用コンデ ンサから分路されており、且つ前記レーザ負荷から分路されている充電用磁気ダ イオード誘導子とを夫々具備すろガスレーザ用電気的励起回路。 17、前記可飽和誘導子スイッチと前記充電用磁気ダイオード誘導子との動作点 がバイアス回路によって制御されており、これによって所定のレーザ負荷に対し て前記動作点を調整するようにした請求の範囲第16項に記載の電気的励起回路 。 18、前記レーザの電極間で均一な放電が生ずるようにレーザガス調整用のプレ イオン化手段を更に具備している請求の範囲第16項に記載の電気的励起回路。 19、電源とレーザ負荷との間に接続可能なガスレーザ用電気的励起回路であっ て、 電源から分路されているSCRと、 前記電源と共通端子との間に接続されると共に前記SCRから分路されている直 列接続のチョーク、可飽和昇圧変圧器の1次側巻線、及び電源用コンデンサと、 前記可飽和昇圧変圧器の2次側巻線と第1の接続点との間に接続されている充電 用コンデンサと、 前記第1の接続点と共通端子との間に接続されており、且つ前記充電用コンデン サと直列接続された状態で前記可飽和昇圧変圧器の前記2次側巻線から分路され ている充電用ダイオードと、前記第1の接続点と第2の接続点との間に接続され ている少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路と、前記第2の接続点と共通 端子との間に接続されている可飽和誘導子スイッチと、 前記第2の接続点と共通端子との間に接続されている第1のバルス形成回路網用 コンデンサと、 前記第2の接続点と第3の接続点との間に接続されている第2のバルス形成回路 網用コンデンサと、 前記第3の接続点と共通端子との間に接続されており、前記第2のバルス形成回 路網用コンデンサと直列接続された状態で前記第1のバルス形成回路網用コンデ ンサから分路されており、且つ前記レーザ負荷から分路されている充電用磁気ダ イオード誘導子とを夫々具備するガスレーザ用電気的励起回路。 20、前記第1の接続点と前記第2の接続点との間に複数の可飽和誘導子スイッ チ回路がカスケード接続されており、付加されている可飽和誘導子スイッチ回路 の各々がバルスの圧縮と整形との度合いを更に強めるようにした請求の範囲第1 9項に記載の電気的励起回路。 21、前記少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路、可飽和誘導子スイッチ 、及び充電用磁気ダイオード誘導子の動作点がバイアス回路によって制御されて おり、これによって所定の負荷に対して前記動作点を調整するようにした請求の 範囲第19項に記載の電気励起回路。 22、前記レーザの電極間で均一な放電が生ずるようにレーザガス調整用のプレ イオン手段を更に具備している請求の範囲第19項に記載の電気的励起回路。 23、電源に接続されているガスレーザを電気的に励起させる方法であって、前 記レーザの負荷に接続されており、且つ不飽和状態と飽和状態とを二者択一的に 有する可飽和誘導子スイッチから分路されており、この可飽和誘導子スイッチが 前記不飽和状態の時に充電される少なくとも1個のコンデンサを充電する工程と 、前記可飽和誘導子スイッチが前記飽和状態へ転じた時に前記レーザの負荷を通 じて前記コンデンサを放電する工程とを夫々具備するガスレーザを電気的に励起 する方法。 24、前記可飽和誘導子スイッチの動作点をバイアス回路で制御する工程を更に 具備し、これによって所定のレーザ負荷に対して前記動作点を調整するようにし た請求の範囲第23項に記載の方法。 25、前記少なくとも1個のコンデンサと前記レーザの負荷との間に接続されて おり、前記可飽和誘導子スイッチが前記不飽和状態の時に、前記レーザの負荷か ら分路されている充電用磁気ダイオード誘導子を通じて充電される第2のコンデ ンサを充電する工程と、前記可飽和誘導子スイッチが前記飽和状態へ転じた時に 、前記少なくとも1個のコンデンサに直列の前記レーザの負荷を通じて前記第2 のコンデンサを放電する工程とを更に具備し、これによって前記レーザの負荷の 放電電圧を増加させるようにした請求の範囲第23項に記載の方法。 26、前記充電用磁気ダイオード誘導子の動作点をバイアス回路によって制御す る工程を更に具備し、これによって所定のレーザの負荷に対して前記動作点を調 整するようにした請求の範囲第25項に記載の方法。 27、前記レーザの電極間で均一な放電が生ずるように前記レーザのガスをプレ イオン化する工程を更に具備する請求の範囲第23項に記載の方法。 28、前記少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路の前記可飽和誘導子スイ ッチの動作点がバイアス回路によって制御され、これによって所定のレーザ負荷 に対して前記動作点を調整するようにした請求の範囲第9項に記載の電気的励起 回路。 29、前記少なくとも1個の可飽和誘導子スイッチ回路の前記可飽和誘導子スイ ッチの動作点がバイアス回路によって制御され、これによって所定のレーザ負荷 に対して前記動作点を調整するようにした請求の範囲第11項に記載の電気的励 起回路。
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