JPH06310250A - スリップリングアセンブリの製造方法 - Google Patents
スリップリングアセンブリの製造方法Info
- Publication number
- JPH06310250A JPH06310250A JP11910493A JP11910493A JPH06310250A JP H06310250 A JPH06310250 A JP H06310250A JP 11910493 A JP11910493 A JP 11910493A JP 11910493 A JP11910493 A JP 11910493A JP H06310250 A JPH06310250 A JP H06310250A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip ring
- ring assembly
- ring material
- multilayer
- assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリップリング素材を簡単且つ正確に位置決
め廻り止めできて、本体にスリップリング素材をモール
ド又は組立固定することが容易で、精度の高いしかも多
層のスリップリングアセンブリを製造することができる
方法を提供する。 【構成】 スリップリング単品をモールドする際、又は
スリップリング単品を組立てる際、スリップリング素材
のモールド部にピン状又は角柱状の凹凸を付け、位置決
め廻り止めした上、本体にモールド又は組立固定するこ
とを特徴とするスリップリングアセンブリ製造方法。
め廻り止めできて、本体にスリップリング素材をモール
ド又は組立固定することが容易で、精度の高いしかも多
層のスリップリングアセンブリを製造することができる
方法を提供する。 【構成】 スリップリング単品をモールドする際、又は
スリップリング単品を組立てる際、スリップリング素材
のモールド部にピン状又は角柱状の凹凸を付け、位置決
め廻り止めした上、本体にモールド又は組立固定するこ
とを特徴とするスリップリングアセンブリ製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体ジャイロを利用
した各種機器やＶＴＲヘッド等に用いるスリップリング
アセンブリの製造方法に関する。
した各種機器やＶＴＲヘッド等に用いるスリップリング
アセンブリの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】回転体ジャイロを利用した機器等に用い
るスリップリングアセンブリは、円筒周囲を摺動する縦
型スリップリングアセンブリである。縦型スリップリン
グアセンブリとしては、図７に示すようにスリップリン
グ１と絶縁材２とが交互に積層状態となっているものが
多用されている。
るスリップリングアセンブリは、円筒周囲を摺動する縦
型スリップリングアセンブリである。縦型スリップリン
グアセンブリとしては、図７に示すようにスリップリン
グ１と絶縁材２とが交互に積層状態となっているものが
多用されている。
【０００３】この縦型スリップリングアセンブリ３を製
造するには、従来よりモールド式と組立式とがある。モ
ールド式は、貴金属のスリップリング単品を一定間隔に
割り金型の環状溝にセットすると共に割り金型の中心に
補強用芯棒をセットの上、樹脂を割り金型内に注入し、
支持軸を成形すると共に外周にスリップリング単品を一
体化する方法である。（先行技術の一例として、特公平
３−６５２４４号公報がある）。組立式は、支持軸の外
周に貴金属のスリップリング単品とプラスチックの絶縁
リングとを交互に積層して組付ける方法である。（先行
技術の一例として、特公昭５５−９７８９号公報があ
る）。
造するには、従来よりモールド式と組立式とがある。モ
ールド式は、貴金属のスリップリング単品を一定間隔に
割り金型の環状溝にセットすると共に割り金型の中心に
補強用芯棒をセットの上、樹脂を割り金型内に注入し、
支持軸を成形すると共に外周にスリップリング単品を一
体化する方法である。（先行技術の一例として、特公平
３−６５２４４号公報がある）。組立式は、支持軸の外
周に貴金属のスリップリング単品とプラスチックの絶縁
リングとを交互に積層して組付ける方法である。（先行
技術の一例として、特公昭５５−９７８９号公報があ
る）。
【０００４】ところで、上記モールド式のスリップリン
グアセンブリの製造方法は、多種少量生産に対応でき
ず、またリング数が多いと割り金型の内部形状が複雑に
なって、樹脂を注入した際充分行きわたらないことがあ
って、不良品が発生し、多層のスリップリングアセンブ
リを製造することが困難である。また、組立式のスリッ
プリングアセンブリの製造方法は、スリップリング単品
と絶縁リングに廻り止めが無い為、支持軸に対する位置
決めが難しく、精度の高いものが得られない。
グアセンブリの製造方法は、多種少量生産に対応でき
ず、またリング数が多いと割り金型の内部形状が複雑に
なって、樹脂を注入した際充分行きわたらないことがあ
って、不良品が発生し、多層のスリップリングアセンブ
リを製造することが困難である。また、組立式のスリッ
プリングアセンブリの製造方法は、スリップリング単品
と絶縁リングに廻り止めが無い為、支持軸に対する位置
決めが難しく、精度の高いものが得られない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、リン
グ数が多くても不良品を発生させず、またスリップリン
グ単品の位置決めが容易で、精度の高いスリップリング
アセンブリを製造することのできる方法を提供しようと
するものである。
グ数が多くても不良品を発生させず、またスリップリン
グ単品の位置決めが容易で、精度の高いスリップリング
アセンブリを製造することのできる方法を提供しようと
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明のスリップリングアセンブリの製造方法は、
スリップリング単品をモールドする際、又はスリップリ
ング単品を組立てる際、スリップリング素材のモールド
部にピン状又は角柱状の凹凸を付け、位置決め廻り止め
した上、本体にモールド又は組立固定することを特徴と
するものである。
めの本発明のスリップリングアセンブリの製造方法は、
スリップリング単品をモールドする際、又はスリップリ
ング単品を組立てる際、スリップリング素材のモールド
部にピン状又は角柱状の凹凸を付け、位置決め廻り止め
した上、本体にモールド又は組立固定することを特徴と
するものである。
【０００７】
【作用】上記のように本発明のスリップリングアセンブ
リの製造方法は、スリップリング素材のモールド部にピ
ン状又は角柱状の凹凸を付けるので、簡単且つ正確に位
置決め廻り止めできて、本体にスリップリング素材をモ
ールド又は組立固定することが容易で、精度の高いしか
も多層のスリップリングアセンブリを得ることができ
る。
リの製造方法は、スリップリング素材のモールド部にピ
ン状又は角柱状の凹凸を付けるので、簡単且つ正確に位
置決め廻り止めできて、本体にスリップリング素材をモ
ールド又は組立固定することが容易で、精度の高いしか
も多層のスリップリングアセンブリを得ることができ
る。
【０００８】
【実施例】本発明のスリップリングアセンブリの製造方
法の一実施例を図によって説明すると、図１に示す貴金
属合金本例ではＡｕ70−Ｐｔ５−Ａｇ10−Ｃｕ−Ｎｉの
プレート５とＣｕプレート６とのクラッド材を打ち抜い
た図２に示すクラッド円板７を絞り加工して図３に示す
ように円筒ハット状に成形すると共にリード線８を取付
けてスリップリング単品９を作る。次にこのスリップリ
ング単品９の内側に図４に示すようにジェラレールフタ
レート樹脂をモールドして角柱10を形成すると共にスリ
ップリング単品９のフランジ11の下面に絶縁部12を形成
し且つその中央部に前記角柱10の外周の凹部13に嵌合す
る角筒の凸部14を形成する。次いでこのスリップリング
素材21を、図５に示すように中心に芯棒15が立設され、
外周にフランジ16を有し、芯棒15の基部外周に角形の凹
部17を有する本体18の芯棒15に、図６に示すように嵌装
すると共に角形の凹部17に角筒の凸部14を嵌合して積層
し、さらにスリップリング素材21の上に同じスリップリ
ング素材21を芯棒15に嵌装しながら角筒の凸部14を角柱
10の外周の凹部13に嵌合して積層することを繰り返して
３個のスリップリング素材21をセットし、これを芯棒15
の上端に止ねじ19を螺合して締付け固定した。
法の一実施例を図によって説明すると、図１に示す貴金
属合金本例ではＡｕ70−Ｐｔ５−Ａｇ10−Ｃｕ−Ｎｉの
プレート５とＣｕプレート６とのクラッド材を打ち抜い
た図２に示すクラッド円板７を絞り加工して図３に示す
ように円筒ハット状に成形すると共にリード線８を取付
けてスリップリング単品９を作る。次にこのスリップリ
ング単品９の内側に図４に示すようにジェラレールフタ
レート樹脂をモールドして角柱10を形成すると共にスリ
ップリング単品９のフランジ11の下面に絶縁部12を形成
し且つその中央部に前記角柱10の外周の凹部13に嵌合す
る角筒の凸部14を形成する。次いでこのスリップリング
素材21を、図５に示すように中心に芯棒15が立設され、
外周にフランジ16を有し、芯棒15の基部外周に角形の凹
部17を有する本体18の芯棒15に、図６に示すように嵌装
すると共に角形の凹部17に角筒の凸部14を嵌合して積層
し、さらにスリップリング素材21の上に同じスリップリ
ング素材21を芯棒15に嵌装しながら角筒の凸部14を角柱
10の外周の凹部13に嵌合して積層することを繰り返して
３個のスリップリング素材21をセットし、これを芯棒15
の上端に止ねじ19を螺合して締付け固定した。
【０００９】このように製造したスリップリングアセン
ブリ20は、スリップリング素材21の本体18に対する位置
が正確で且つ廻り止めされ、また本体18に対するスリッ
プリング素材21の多層化を容易に実現することができ
た。尚、上記実施例は組立式の場合であるが、モールド
式の場合でも同様に優れたスリップリングアセンブリが
得られる。また上記実施例はスリップリング素材21に角
柱状の凹凸を付した場合であるが、ピン状の凹凸を付し
ても良い。
ブリ20は、スリップリング素材21の本体18に対する位置
が正確で且つ廻り止めされ、また本体18に対するスリッ
プリング素材21の多層化を容易に実現することができ
た。尚、上記実施例は組立式の場合であるが、モールド
式の場合でも同様に優れたスリップリングアセンブリが
得られる。また上記実施例はスリップリング素材21に角
柱状の凹凸を付した場合であるが、ピン状の凹凸を付し
ても良い。
【００１０】
【発明の効果】以上の通り本発明のスリップリングアセ
ンブリの製造方法は、スリップリング素材のモールド部
にピン状又は角柱状の凹凸を付けるので、簡単且つ正確
に位置決め廻り止めできて、本体にスリップリング素材
をモールド又は組立固定することが容易で、精度の高い
スリップリングアセンブリを製造することができ、しか
も多層スリップリングのスリップリングアセンブリを製
造できる。
ンブリの製造方法は、スリップリング素材のモールド部
にピン状又は角柱状の凹凸を付けるので、簡単且つ正確
に位置決め廻り止めできて、本体にスリップリング素材
をモールド又は組立固定することが容易で、精度の高い
スリップリングアセンブリを製造することができ、しか
も多層スリップリングのスリップリングアセンブリを製
造できる。
【図１】本発明のスリップリングアセンブリの製造方法
の一実施例の工程を示す図である。
の一実施例の工程を示す図である。
【図２】本発明のスリップリングアセンブリの製造方法
の一実施例の工程を示す図である。
の一実施例の工程を示す図である。
【図３】本発明のスリップリングアセンブリの製造方法
の一実施例の工程を示す図である。
の一実施例の工程を示す図である。
【図４】本発明のスリップリングアセンブリの製造方法
の一実施例の工程を示す図である。
の一実施例の工程を示す図である。
【図５】本発明のスリップリングアセンブリの製造方法
の一実施例の工程を示す図である。
の一実施例の工程を示す図である。
【図６】本発明のスリップリングアセンブリの製造方法
の一実施例の工程を示す図である。
の一実施例の工程を示す図である。
【図７】従来の縦型スリップリングアセンブリを示す図
である。
である。
【符号の説明】 ５ 貴金属合金プレート ６ Ｃｕプレート ７ クラッド円板 ８ リード線 ９ スリップリング単品 10 角柱 11 フランジ 12 絶縁部 13 凹部 14 凸部 15 芯棒 16 フランジ 17 凹部 18 本体 19 止ねじ 20 スリップリングアセンブリ 21 スリップリング素材
Claims (1)
- 【請求項１】 スリップリング単品をモールドする際、
又はスリップリング単品を組立てる際、スリップリング
素材のモールド部にピン状又は角柱状の凹凸を付け、位
置決め廻り止めした上、本体にモールド又は組立固定す
ることを特徴とするスリップリングアセンブリの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11910493A JPH06310250A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | スリップリングアセンブリの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11910493A JPH06310250A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | スリップリングアセンブリの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06310250A true JPH06310250A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14753011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11910493A Pending JPH06310250A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | スリップリングアセンブリの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06310250A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006164900A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Tokimec Inc | ロータリーブラシ |
| EP2679971A2 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Force sensor and robot arm including force sensor |
| CN105428949A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-23 | 中国人民解放军装备学院 | 一种用于螺旋桨等离子体流动控制的高压输送滑环装置 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP11910493A patent/JPH06310250A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006164900A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Tokimec Inc | ロータリーブラシ |
| JP4625977B2 (ja) * | 2004-12-10 | 2011-02-02 | 東京計器株式会社 | ロータリーブラシ |
| EP2679971A2 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Force sensor and robot arm including force sensor |
| US9027417B2 (en) | 2012-06-29 | 2015-05-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Force sensor and robot arm including force sensor |
| CN105428949A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-23 | 中国人民解放军装备学院 | 一种用于螺旋桨等离子体流动控制的高压输送滑环装置 |
| CN105428949B (zh) * | 2015-12-15 | 2017-10-24 | 中国人民解放军装备学院 | 一种用于螺旋桨等离子体流动控制的高压输送滑环装置 |
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