JPH06310195A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH06310195A JPH06310195A JP5094398A JP9439893A JPH06310195A JP H06310195 A JPH06310195 A JP H06310195A JP 5094398 A JP5094398 A JP 5094398A JP 9439893 A JP9439893 A JP 9439893A JP H06310195 A JPH06310195 A JP H06310195A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- spacer portion
- spacer
- printed circuit
- electric contact
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/368—Assembling printed circuits with other printed circuits parallel to each other
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
らプリント基板に設けられている回路パターン相互を接
続するコネクタの提供。 【構成】 スペーサ部と、該スペーサ部に貫通形成され
る電接端子を有するコネクタにおいて、そのスペーサ部
のプリント基板との接合面にスペーサ部熱膨張吸収手段
を突設した。 【効果】 コネクタが熱膨張されても、その熱膨張を、
吸収して電接端子と回路パターンとの接続部の応力発生
を未然に防止することができる。
Description
装する複数枚のプリント基板を隔設保持しながらそれら
プリント基板に施されている回路パターン相互を半田接
続するコネクタに関するものである。
に示す如き構造のものがある。すなわち1はコネクタで
あって、このコネクタ1は絶縁性を有する例えばナイロ
ン、PBT、液晶ポリマ等の樹脂で形成されたスペーサ
部2と、このスペーサ部2の成形時にインサート成形さ
れて、そのスペーサ部2を上下に貫通して一体形成され
る複数本の金属性電接端子3とからなっている。
2に示すように、比較的発熱量が大である電子部例えば
パワートランジスタ4を取付けてなる2枚のプリント基
板5A,5Bを上下に隔接保持しながら、それら双方の
プリント基板に設けられている回路パターン6A,6B
を相互に接続するには、上下双方のプリント基板5Aと
5Bとの間に、コネクタ1のスペーサ部2を挟み、さら
にそのコネクタ1に設けられている各電接端子3の両端
部を各プリント基板に設けられている回路パターン6
A,6Bを貫通させ、さらにその各電接端子3の突出端
と回路パターン6A,6Bとを半田付けにより接続する
ものである。
ような発熱電子部品4を搭載する構造物にあっては、そ
の発熱電子部品4からの発熱がプリント基板5A及び5
Bを経てコネクタ1に熱電導されることになるが、この
コネクタ1は熱膨張係数の異る材質であるスペーサ部2
と電接端子3(熱膨張係数は、樹脂性のスペーサ部2の
方が、金属性の電接端子3よりも大である。)で構成さ
れていることから、このコネクタ1が発熱電子部品4の
発熱を受けるとき、スペーサ部2の方が、電接端子3よ
りも大なる熱膨張を起し、その結果、各電接端子3に
は、軸方向の応力が働き、これに伴なって電接端子3先
端部の半田付け部に引張り応力が発生し、この応力が発
熱電子部品4の駆動回数に応じて繰返し作用すると、各
電接端子3の半田付け部において接続疲労が生じて半田
付け部における接触不良(接続不良)を起す。特に多数
本の電接端子を高密度で配置してなるコネクタ1にあっ
ては、半田による接続面積を大きく保つことができない
ために、接続強度も十分得られず、従って上記熱膨張の
相違によって電接端子3と回路パターン6A,6Bとの
接続が外れやすいといった問題点があった。
の問題点に着目してなされたもので、複数本の電接端子
を貫通保持するスペーサ部を有するコネクタにおいて、
そのコネクタのプリント基板との当接面に突設するスペ
ーサ部膨張力吸収手段を設けて、スペーサ部が熱膨張を
起しても、この熱膨張力を、前記吸収手段により吸収せ
しめて、電接端子の半田付け部に応力が生じない構造と
なしたコネクタを提供することにある。
いて詳細に説明するが、本実施例の構造と、従来例で説
明した構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付
してその同一構造部分の構造説明は省略する。
で形成されたスペーサ部であって、このスペーサ部11
には、その上下に貫通する導電性の電設端子3がインサ
ート成形されている。さらに上記スペーサ部11の下面
における左右両端部には、スペーサ部膨張力吸収手段と
して斜め下方に突設される可撓弾性片12が、スペーサ
部11と一体に形成されて、第1実施例のコネクタ13
を構成している。
下のプリント基板5Aと5Bとを隔設しかつ双方プリン
ト基板に設けられている回路パターン6Aと6Bを接続
するには、図4に示すように、従来同様に上下双方のプ
リント基板5A,5B間に、コネクタ13を挟み、さら
にそのコネクタ13に設けられている電接端子3を双方
回路パターン6A,6Bに貫通させ、しかる後、半田付
け処理によって電接端子端部と回路パターン6A,6B
を接続すればよい。
13の下面に一対の可撓弾性片12が突設されていて、
この可撓弾性片12の先端部が、下側プリント基板5B
に当接されるようにして、双方プリント基板5A,5B
間に介在位置されることから、例えばそのプリント基板
5A,5Bに装着されている発熱電子部品の発熱で、コ
ネクタ13のスペーサ部11が熱膨張されたとしても、
そのスペーサ部11の熱膨張力は、可撓弾性片12によ
って吸収されるため、双方プリント基板5A,5Bを互
に離間する方向のエネルギーつまり半田付けされている
電接端子3の軸方向応力の発生を抑制することができ、
これによって半田付け部にストレスが生じることなく安
定した半田接続状態が保持できる。
すコネクタ14であって、この第2実施例のスペーサ部
膨張力吸収手段とする可撓弾性片12は、スペーサ部1
1の左右両側端面より下方へ向けて突出する鈎形状に形
成したものであって、この実施例においても、実施例1
と同様の作用効果が得られる。
えて、下面に半球凸状の当接部が形成された可撓弾性片
12を設けてもよい(図5(ハ))。
て、このコネクタ15にあっては、そのスペーサ部膨張
力吸収手段が、スペーサ部11の下面より下方横方向へ
湾曲形成される針金状の可撓弾性体16が設けられてい
るものである。
段は、スペーサ部11の下面に貼着せしめた例えば発泡
弾性体17である。
ペーサ部膨張力吸収手段は、図3の第1の実施例で示し
たと同様の可撓弾性片12を、スペーサ部11の上下両
面において突設せしめたものである。
11の上下両面にスペーサ部膨張力吸収手段が設けられ
ていることから、そのスペーサ部構成材質の膨張係数が
大なるものであっても充分に対応できるという特長があ
る。
て、図8(ハ)に示す鈎形状の可撓弾性片12をスペー
サ部11の上面の対向する短辺側両端部に一対設け、さ
らにその下面の中央部に夫々設けたものである。
て、この実施例のスペーサ部膨張力吸収手段は、スペー
サ部11の上下両面より上下方向に突出する針金状の可
撓性体18を突設せしめたものである。
ト基板5A,5Bを隔設保持せしめた後のコネクタ19
のスペーサ部11に熱膨張を起せば、それらの可撓性体
18が折れ曲がり、そのスペーサ部の熱膨張力を吸収さ
れ、半田接続部の応力を解消することができる。
膨張力吸収手段を具備せしめた第4実施例と同構造の雄
コネクタ13と、該雄コネクタ13の各電接端子3と接
続される接続端子20を内装し、かつ前記各実施例と同
様のスペーサ部膨張力吸収手段を具備せしめてなる雌コ
ネクタ21とを組合せてなるコネクタを、上下一対のプ
リント基板5Aと5Bとの間に介在せしめ、しかる後、
電接端子3の突出端及び接続端子20の突出端を、プリ
ント基板5B及び5Aの回路パターン6B,6Aに半田
付けしたものである。
3及び雌コネクタ21の熱膨張力は、その雄コネクタ及
び雌コネクタに設けられているスペーサ部膨張力吸収手
段によって、有効に吸収され半田接続部の応力を解消す
ることができる。
クタ11の下面に、スペーサ部膨張力吸収手段である可
撓弾性片12を具備せしめていることは、前記第1の実
施例とかわりないが、本実施例では、そのスペーサ部1
1を上下に貫通する電接端子3の一端は一方のプリント
基板5Bを貫通して、そのプリント基板5Bの回路パタ
ーン6Bに半田付けし、また電接端子3の他端はL字状
に折り曲げて、プリント基板5Aの下面に施されている
回路パターン6Aに半田付けしたものである。
Aに設けられている回路パターン6Aが、下面すなわち
プリント基板5Bとの対向面に設けられている場合であ
っても、上記コネクタの使用が可能である。
複数枚のプリント基板5A,5Bとの間に介在され、か
つそれらプリント基板に施されている回路パターン6
A,6B相互を接続する電接端子3をインサートしてい
るスペーサ部11を有するコネクタにおいて、該コネク
タのプリント基板との当接面に突設するスペーサ部熱膨
張力吸収手段を設けたコネクタであるからこれによれ
ば、プリント基板5A,5Bに装着されている発熱電子
部品の発熱で、コネクタ13のスペーサ部11が熱膨張
されたとしても、そのスペーサ部11の熱膨張力はその
スペーサ部膨張力吸収手段によって吸収されるため、双
方プリント基板5A,5Bを互に離間する方向のエネル
ギーつまり半田付けされている電接端子3の軸方向応力
の発生を抑制することができ、これによって半田付け部
にストレスが生じることなく安定した半田接続状態が保
持できるという効果が得られる。
クタを示した平面図及びI−I線断面図。
例のコネクタを示した平面図及びII−II線断面図。
例の側面図及びその使用状態を示した側面図。
図及び使用状態を示した側面図。
面図及び正面図。
のコネクタ 15…第3実施例のコネクタ 16…可撓弾性体 17…発泡弾性体 18…可撓性体 19…第6実施例のコネクタ 20…接続端子 21…雌コネクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 上下に隔設する複数枚のプリント基板
(5A),(5B)との間に介在され、かつそれらプリ
ント基板に施されている回路パターン(6A),(6
B)相互を接続する電接端子(3)をインサートしてい
るスペーサ部(11)を有するコネクタにおいて、該コ
ネクタのプリント基板との当接面に突設するスペーサ部
熱膨張力吸収手段を設けたことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094398A JPH06310195A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094398A JPH06310195A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06310195A true JPH06310195A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14109161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5094398A Pending JPH06310195A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06310195A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001085087A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コネクタ |
US7090502B2 (en) | 2004-05-21 | 2006-08-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Board connecting component and three-dimensional connecting structure using thereof |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP5094398A patent/JPH06310195A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001085087A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コネクタ |
US7090502B2 (en) | 2004-05-21 | 2006-08-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Board connecting component and three-dimensional connecting structure using thereof |
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