JPH06309912A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH06309912A
JPH06309912A JP5101357A JP10135793A JPH06309912A JP H06309912 A JPH06309912 A JP H06309912A JP 5101357 A JP5101357 A JP 5101357A JP 10135793 A JP10135793 A JP 10135793A JP H06309912 A JPH06309912 A JP H06309912A
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luminaire
body frame
ceiling
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JP5101357A
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Takahiro Muramoto
貴弘 村元
Masaharu Michiura
正治 道浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明器具の取り付けが容易であり、しかも、
機械的強度等、安全性の高い埋込型の照明器具を提供す
ること。 【構成】 照明器具本体1が天井部に埋め込んで取り付
けられ、本体枠部2が照明器具本体1に取り付けられ、
バネである係止手段31乃至34により照明器具本体1
と本体枠部2とが係止されている。そして、本体枠部2
側に係止手段31乃至34の一端が固定され、照明器具
本体1側に係止手段31乃至34の他端が着脱自在に形
成され、照明器具本体1と本体枠部2とを係止手段31
乃至34により係止するときに、天井構成部材に係止手
段31乃至34が当接することを回避する回避手段41
乃至48が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋め込んで天井部に取
り付けられる照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示すものは従来例の一例であり、
係止手段であるバネ101乃至104が照明器具本体1
0に設けられている。これは、図11に示す通り、枠部
105に長孔106を設けてバネ101等が長孔106
方向に移動自在に取り付けられている。
【0003】いわゆるCチャンネル等の天井構成部材に
より形成される天井部(図示せず)に設けられる埋込型
の照明器具においては、その天井部にコ字状の金具10
0が取り付けられている。このコ字状の金具100の孔
にバネ101等を係止して照明器具本体10を天井部に
取り付けている。
【0004】このように照明器具本体10に枠部105
が一体となって設けられている従来例の構成において
は、コ字状の金具100とバネ101等とを用いて照明
器具本体10を天井部に取り付け、その際に、Cチャン
ネル等の天井構成部材にコ字状の金具100とバネ10
1等が当接する場合には、図9に示すように枠部105
にに設けられている長孔106に沿ってコ字状の金具1
00とバネ101等をスライドさせることにより、Cチ
ャンネル等の天井構成部材Aを回避することができる。
【0005】しかしながら、このような枠部105に長
孔106を設けてバネ101等を係止する構成は、長孔
106のために照明器具本体10の強度が低下してしま
うという問題があった。
【0006】また、図10に示すように、Cチャンネル
等の天井構成部材Aが照明器具本体10の長手方向と平
行に設置されている場合には有効に回避できないという
問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように照明器具本
体の強度が低下する等の問題があった。
【0008】本発明は、このような問題を解決しようと
するものであり、その目的とするところは、照明器具の
取り付けが容易であり、しかも、安全性の高い埋込型の
照明器具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、天井構成部材
により形成される天井部に設けられる埋込型の照明器具
において、埋め込んで天井部に取り付けられる照明器具
本体と、この照明器具本体に取りつけられる本体枠部
と、前記照明器具本体と本体枠部とを係止する係止手段
を具備し、前記本体枠部側に前記係止手段の一端が固定
され、前記照明器具本体側に前記係止手段の他端が着脱
自在に形成され、前記照明器具本体と前記本体枠部とを
係止手段により係止するときに、前記天井構成部材に前
記係止手段が当接することを回避する回避手段を前記照
明器具本体に構成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明は、天井構成部材により形成される天井
部に設けられる埋込型の照明器具において、埋め込んで
天井部に取り付けられる照明器具本体と、この照明器具
本体に取りつけられる本体枠部と、前記照明器具本体と
本体枠部とを係止する係止手段を具備し、前記本体枠部
側に前記係止手段の一端が固定され、前記照明器具本体
側に前記係止手段の他端が着脱自在に形成され、前記照
明器具本体と前記本体枠部とを係止手段により係止する
ときに、前記天井構成部材に前記係止手段が当接するこ
とを回避する回避手段を前記照明器具本体に構成したの
で、照明器具の強度が向上すると共に天井構成部材を容
易に回避できるという効果がある。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示してい
る。天井構成部材により形成される天井部(図示せず)
に設けられる埋込型の照明器具において、照明器具本体
1が天井部に埋め込んで取り付けら、本体枠部2が前記
照明器具本体1に取りつけられ、バネである係止手段3
1乃至34により前記照明器具本体1と本体枠部2とが
係止される。
【0012】そして、前記バネ31等の一端が前記本体
枠部2側に固定され、その他端が前記照明器具本体1側
に着脱自在に取り付けられる。前記照明器具本体1と前
記本体枠部2とをバネ31等により係止するときに、前
記天井構成部材に前記バネ31等が当接することを回避
するために、長孔の回避手段41乃至48を前記照明器
具本体1に構成している。
【0013】ここで、長孔の回避手段41等は、バネ手
段31等の取り付け間隔の中心と本体枠部2の長手方向
の中心とを前記天井構成部材を回避できる程度にずらし
て(図中l1<l2で示す)バネ31等の一端を本体枠
部2に固定すると共に、前記バネ31等の他端に対応し
て照明器具本体1に孔部41,42,45,46を設け
ている。
【0014】さらに、照明器具本体1を長手方向に反転
させて前記バネ31等の他端に対応して照明器具本体1
に孔部43,44,47,48を設けている。また、天
井構成部材、すなわちCチャンネルの間隔とバネ31,
33等の一端が本体枠部に固定される間隔とを略同一に
設定している。
【0015】まず、図1の上図に示すように、照明器具
本体1の孔部41,42,45,46に、本体枠部2に
固定されているバネ31,32,33,34を挿入する
と、いわゆるキックバネの構造によりバネの開く力によ
り照明器具本体1に本体枠部2が係止される。
【0016】次に、Cチャンネル等の天井構成部材にバ
ネ31等が当接する場合には、図1の下図に示すように
本体枠部2を反転させる。そうすると、照明器具本体1
の孔部43,44,47,48に、本体枠部2に固定さ
れているバネ34,33、32、31がそれぞれ挿入さ
れ、反転前の孔部41,42,45,46から、反転後
の孔部43,44,47,48にバネ31等の挿入位置
がずれることになる。
【0017】このずれによりCチャンネル等にバネ31
等が当接することを容易に回避できるとともに、バネ3
1等の開く力により照明器具本体1に本体枠部2が係止
される。このとき、従来例と異なり本体枠部2にバネ3
1等が固定されているので、本体枠部2の機械的強度が
増すことになる。
【0018】このように、照明器具本体1と本体枠部2
とを別体に設けたので、本体枠部2に係止手段であるバ
ネ31等を固定でき機械的強度を向上させることができ
るとともに、照明器具本体1に回避手段である孔部41
等を設けることができ容易にCチャンネル等を回避する
ことができるという効果がある。
【0019】また、照明器具本体1と本体枠部2とはそ
の組み合わせにより一組の照明器具ができるという関係
から、予め所定の位置関係の構造を設定することが可能
となり、すでに説明したように本体枠部2単に回転させ
るだけという簡単な操作により、Cチャンネル等を回避
することができるという効果がある。
【0020】図2は、本発明の第2の実施例を示し、先
の第1の実施例と異なる構成は、バネ31とバネ33と
の取付間隔(バネ32,33も同様)の中心と本体枠部
2の長手方向の中心とを、バネ31等単体の先端の開い
ている間隔aの半分程度ずらしてバネ31とバネ33と
の一端を本体枠部2に固定(バネ32,33も同様)し
た点である。ここで、照明器具本体1に設けられた孔部
41と孔部43との間隔は、先の間隔aに設定されてい
る(孔部41,44、孔部45,47、孔部46,48
も同様)。このように構成することにより、先の第1の
実施例と同様の効果がある。
【0021】図3は、本発明の第3の実施例を示し、先
の第1の実施例と異なる構成は、バネの他端に対応して
一の係止手段であるバネ毎に、照明器具本体1の短手方
向(図中縦方向)に複数の孔部421と孔部422等
を、それぞれ天井構成部材であるCチャンネルの幅(図
10に示すAの幅)だけずらして設けた点である。
【0022】図4(a)に示すものは、照明器具本体1
と本体枠部2との係止をバネ32と孔部422とにより
構成した一例であり、図4(b)に示すものは、同様に
バネ32と孔部421とにより構成した一例である。
【0023】このように構成することにより、図10に
示すように、Cチャンネル等の天井構成部材Aが照明器
具本体1の長手方向と平行に設置されている場合でも有
効に回避できるという効果があると共に、先の第1の実
施例と同様の効果がある。
【0024】図5は、本発明の第4の実施例を示し、先
の第3の実施例と異なる構成は、複数の孔部の構成を連
続に一体化した孔部423の構成にした点である。この
ように構成することにより、先の第3の実施例に対して
バネ等をいちいち孔部423から引き出して隣の孔部に
挿入するという不便さがなくなると共に、先の第1の実
施例と同様の効果がある。
【0025】図6は、本発明の第5の実施例を示し、先
の第4の実施例と異なる構成は、複数の孔部の構成を2
段階に切り替えられる構成から、連続的に多段階に切り
替えられる孔部424とスライド金具425との構成に
した点である。ここで、スライド金具425は、図7に
示すようにバネ等の挿入される孔部426と照明器具本
体1を挟む挟部427とから構成されている。
【0026】このように構成することにより、先の第4
の実施例に対して2段階でなく連続に多段階に切り替え
られ、一度装着すればバネ等を孔部から引き出す必要が
なく、Cチャンネル等の幅に合わせてスライド金具42
5をスライドさせるだけでよく作業が容易になると共
に、照明器具本体1に本体枠部2を係止した後にCチャ
ンネル等を回避するので落下の危険が少なくなるという
効果がある。また、先の第1の実施例と同様の効果があ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は、天井構成部材により形成され
る天井部に設けられる埋込型の照明器具において、埋め
込んで天井部に取り付けられる照明器具本体と、この照
明器具本体に取りつけられる本体枠部と、前記照明器具
本体と本体枠部とを係止する係止手段を具備し、前記本
体枠部側に前記係止手段の一端が固定され、前記照明器
具本体側に前記係止手段の他端が着脱自在に形成され、
前記照明器具本体と前記本体枠部とを係止手段により係
止するときに、前記天井構成部材に前記係止手段が当接
することを回避する回避手段を前記照明器具本体に構成
したので、照明器具の強度が向上すると共に天井構成部
材を容易に回避できるという顕著な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例を説明する説明図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例を示す構成図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す部分構成図であ
る。
【図8】本発明の従来例を示す構成図である。
【図9】本発明の従来例を説明するための説明図であ
る。
【図10】本発明の従来例を説明するための説明図であ
る。
【図11】本発明の従来例を示す部分構成図である。
【符号の説明】
1 照明器具本体 2 本体枠部 31乃至34 係止手段 41乃至48 回避手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井構成部材により形成される天井部に
    設けられる埋込型の照明器具において、埋め込んで天井
    部に取り付けられる照明器具本体と、この照明器具本体
    に取りつけられる本体枠部と、前記照明器具本体と本体
    枠部とを係止する係止手段を具備し、前記本体枠部側に
    前記係止手段の一端が固定され、前記照明器具本体側に
    前記係止手段の他端が着脱自在に形成され、前記照明器
    具本体と前記本体枠部とを係止手段により係止するとき
    に、前記天井構成部材に前記係止手段が当接することを
    回避する回避手段を前記照明器具本体に構成したことを
    特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 回避手段は、係止手段の間隔の中心と本
    体枠部の長手方向の中心とを前記天井構成部材を回避で
    きる程度にずらして係止手段の一端を本体枠部に固定す
    ると共に、前記係止手段の他端に対応して照明器具本体
    に孔部を設け、さらに、照明器具本体を長手方向に反転
    させて前記係止手段の他端に対応して照明器具本体に孔
    部を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 回避手段は、係止手段の他端に対応して
    一の係止手段毎に、照明器具本体の短手方向に複数の孔
    部を、それぞれ天井構成部材を回避できる程度にずらし
    て設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    照明器具。
  4. 【請求項4】 回避手段は、天井構成部材の間隔と係止
    手段の一端が本体枠部に固定される間隔とを略同一とし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の照明器
    具。
  5. 【請求項5】 天井部への埋め込み深さは照明器具本体
    の深さに略等しいことを特徴とする請求項1乃至請求項
    4記載の照明器具。
  6. 【請求項6】 係止手段をバネで形成したことを特徴と
    する請求項1乃至請求項5記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 回避手段は、係止手段をバネで形成し、
    このバネの取付間隔の中心と本体枠部の長手方向の中心
    とを、バネ単体の先端間距離の半分程度にずらして係止
    手段の一端を本体枠部に固定することを特徴とする請求
    項2記載の照明器具。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003100136A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Takigen Mfg Co Ltd 天井部における機器附設体の開閉装置
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