JPH063092U - カニ足自動殻割機 - Google Patents

カニ足自動殻割機

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JPH063092U
JPH063092U JP4911992U JP4911992U JPH063092U JP H063092 U JPH063092 U JP H063092U JP 4911992 U JP4911992 U JP 4911992U JP 4911992 U JP4911992 U JP 4911992U JP H063092 U JPH063092 U JP H063092U
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roller
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crab
crab leg
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    • A22C29/024Opening, shelling or peeling shellfish
    • A22C29/025Mechanically opening and shelling crabs, lobsters or other hard-shelled crustaceans
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カニ足の大きさ、太さ、形状、曲り具合等の
如何にかかわらず、常にカニ足における厚み方向の中央
線に沿って殻の左右両側部に長さ方向の切れ目を自動的
に入れることができるようにする。 【構成】 カニ足を挟持して送る上側コンベアベルトと
下側コンベアベルトとを配設し、上側コンベアベルトの
下部と下側コンベアベルトの上部はカニ足の上下方向の
厚みに対応して常に上下対称的に上下動するようにな
し、両コンベアベルトの左右両側傍には左右一対の丸鋸
アームを水平方向に回動自在に配設し、各丸鋸アームの
一端にはモータにより回転する丸鋸をそれぞれ上側コン
ベアベルトの下部と下側コンベアベルトの上部とに対し
等間隔となるように取り付け、各丸鋸は押圧手段により
常時内側方向に押圧されるようになす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カニ足自動殻割機に関するものであって、タラバガニ、ズワイガニ 等のカニの足の殻における左右両側部に長さ方向の切れ目を自動的に入れるため の装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
カニ足はその大きさ、太さ、形状、曲り具合等が様々に異なるものである。カ ニ足の大きさ、太さ、形状、曲り具合等の如何にかかわらず、常にカニ足におけ る厚み方向の中央線に沿って殻の左右両側部に長さ方向の切れ目を入れることが できるようにしたカニ足自動殻割機は従来存在しなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
茹でたカニ足は非常に美味しいものであり、消費者の間でも人気が高い。しか るに、カニ足はその殻が硬いためこれを割って中の肉身を取り出すのが面倒であ る。従って、図7、図8に示すように、カニ足の殻の左右両側部に予め長さ方向 の切れ目を入れておけばカニ足も食べやすい食品となるので、カニ足に対する需 要の一層の向上が期待される。
【0004】 そこで、本考案は、カニ足の大きさ、太さ、形状、曲り具合等の如何にかかわ らず、常にカニ足における厚み方向の中央線に沿って殻の左右両側部に長さ方向 の切れ目を自動的に入れることができるようにした新規なカニ足自動殻割機を提 供しようとしてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、カニ足を挟持して送る上側コンベアベ ルトと下側コンベアベルトとを配設し、上側コンベアベルトにおける材料入口側 のプーリーは上下方向に回動自在に配設したプーリーアームの一端に回転自在に 取り付け、該プーリーは押圧手段により常時下方向に押圧されるようになし、上 側コンベアベルトの内側と下側コンベアベルトの内側とにはそれぞれ相対応する ローラーアームを上下方向に回動自在に配設し、各ローラーアームの一端には円 弧状の噛み合い歯を取り付け、上側のローラーアームの噛み合い歯と下側のロー ラーアームの噛み合い歯とを相互に噛合させ、各ローラーアームの他端にはロー ラーを回転自在に取り付け、上側のローラーは押圧手段により上側コンベアベル トの下部を常時下方に押圧するようになし、下側のローラーは押圧手段により下 側コンベアベルトの上部を常時上方に押圧するようになし、更に、両コンベアベ ルトの左右両側傍には左右一対の丸鋸アームを水平方向に回動自在に配設し、各 丸鋸アームの一端にはモータにより回転する丸鋸をそれぞれ上側コンベアベルト の下部と下側コンベアベルトの上部とに対し等間隔となるように取り付け、各丸 鋸は押圧手段により常時内側方向に押圧されるようにしたことを特徴とするカニ 足自動殻割機を提供するものである。
【0006】 前記各丸鋸を常時内側方向に押圧するための押圧手段として、両丸鋸間にばね を取り付けるのが望ましい。
【0007】 前記各丸鋸は周縁の切断部を外方に突出させた状態で上下の円形案内板により 挟持させるのが望ましい。
【0008】 前記両コンベアベルトの左右両側傍における前記丸鋸の直前には左右一対の案 内レバーを水平方向に回動自在に配設し、各案内レバーは押圧手段により常時内 側方向に押圧されるようになすのが望ましい。
【0009】 前記各案内レバーを常時内側方向に押圧するための押圧手段として、両案内レ バー間にばねを取り付けるのが望ましい。
【0010】 前記各コンベアベルトの内側において隣り合うローラーを連結部材を介して相 互に連結すると共に該連結部材には補助ローラーを当該隣り合うローラーの中間 に位置させた状態で回転自在に取り付けるのが望ましい。
【0011】
【作用】
[請求項1のカニ足自動殻割機] 本考案のカニ足自動殻割機によりカニ足の殻の左右両側部に長さ方向の切れ目 を入れる際には、カニ足を上側コンベアベルトと下側コンベアベルトと間に挟持 させて左右一対の丸鋸方向に送る。このとき、上側コンベアベルトにおける材料 入口側のプーリーは上下方向に回動自在に配設したプーリーアームの一端に回転 自在に取り付けられ、該プーリーは押圧手段により常時下方向に押圧されている ため、該プーリーはカニ足の上下方向の厚みに対応して上下動しつつ上側コンベ アベルトをカニ足の上面に軽く密接させる。従って、カニ足は上下のコンベアベ ルト間に軽く挟まれた状態で送られる。上下方向に回動する上下の各ローラーア ームの一端に設けられた円弧状の噛み合い歯は相互に噛合しており、該ローラー アームの他端に回転自在に取り付けられたローラーはそれぞれ押圧手段により上 下のローラー間の間隔を狭める方向に押圧されているため、上下のローラーはカ ニ足の上下方向の厚みに対応して常に上下対称的に上下動する。従って、上側コ ンベアベルトの下部と下側コンベアベルトの上部もカニ足の上下方向の厚みに対 応して常に上下対称的に上下動する。故に、上側コンベアベルトの下部と下側コ ンベアベルトの上部とに対し等間隔となるように丸鋸アームの一端に取り付けら れた丸鋸はカニ足の上下方向の厚みや曲りの如何にかかわらず常にカニ足におけ る厚み方向の中央線に沿って殻の左右両側部に長さ方向の切れ目を入れることに なる。また、丸鋸アームは両コンベアベルトの左右両側傍に水平方向に回動自在 に配設され、しかも各丸鋸は押圧手段により常時内側方向に押圧されるようにし たため、各丸鋸はカニ足の水平方向の幅に対応して水平方向に開閉し、常にカニ 足の殻における左右両側部に当接する。このように、本考案のカニ足自動殻割機 は、カニ足の大きさ、太さ、形状、曲り具合等の如何にかかわらず、常に、カニ 足における厚み方向の中央線に沿って殻の左右両側部に長さ方向の切れ目を自動 的に入れることができる。
【0012】 [請求項2のカニ足自動殻割機] 各丸鋸を常時内側方向に押圧するための押圧手段として、両丸鋸間にばねを取 り付けたときには、両丸鋸は当該ばねの力によりカニ足の水平方向の幅に対応し て水平方向に開閉しつつ常にカニ足の左右両側部に当接する。
【0013】 [請求項3のカニ足自動殻割機] 前記各丸鋸は周縁の切断部を外方に突出させた状態で上下の円形案内板により 挟持させたときには、上下の円形案内板より外方に突出している周縁の切断部の みがカニ足に切り込むことになる。従って、周縁の切断部をカニ足の殻の厚みに 対応させて円形案内板より外方に突出させておけば、カニ足は殻のみが確実に切 断される。
【0014】 [請求項4のカニ足自動殻割機] 前記両コンベアベルトの左右両側傍における前記丸鋸の直前には左右一対の案 内レバーを水平方向に回動自在に配設し、各案内レバーは押圧手段により常時内 側方向に押圧されるようにしたときには、該案内レバーはカニ足の水平方向の厚 みに対応して水平方向に開閉し、カニ足が両コンベアベルトの中心線に一致する ようにカニ足を水平方向に案内し位置調節する。即ち、カニ足は両コンベアベル トの中心線に一致するように案内された状態で左右一対の丸鋸に送られるため、 カニ足は殻の左右両側部が所定の位置で極めて確実に切断されるのである。
【0015】 [請求項5のカニ足自動殻割機] 前記各案内レバーを常時内側方向に押圧するための押圧手段として、両案内レ バー間にばねを取り付けたときには、該案内レバーはばねの力によりカニ足の水 平方向の厚みに対応して水平方向に左右対称的に開閉する。
【0016】 [請求項6のカニ足自動殻割機] 前記各コンベアベルトの内側において隣り合うローラーを連結部材を介して相 互に連結すると共に該連結部材には補助ローラーを当該隣り合うローラーの中間 に位置させた状態で回転自在に取り付けたときには、極めて短いカニ足の場合で も、該カニ足が隣り合うローラー間において補助ローラーによりコンベアベルト を介して押えられるため、丸鋸による切断時等に該カニ足が隣り合うローラー間 においてスリップして止ってしまうというようなことはなく、極めて短いカニ足 も確実に送られる。因みに、補助ローラーがない場合には、極めて短いカニ足は 隣り合うローラー間においてはローラーの力を直接受けないため、充分な力で押 えられない結果、丸鋸による切断時等に隣り合うローラー間においてスリップし て止ってしまう虞がある。
【0017】
【実施例】
次に本考案の実施例を添付図面に従って説明する。 符号1はカニ足自動殻割機のフレームである。フレーム1にはカニ足2を挟持 して送る上側コンベアベルト3と下側コンベアベルト4とを配設する。上側コン ベアベルト3と下側コンベアベルト4は材料(カニ足2)の出口側に配設された 駆動プーリー5、6により駆動される。図1に示す事例においては、上側コンベ アベルト3における駆動プーリー5の軸には歯車7が固定され、下側コンベアベ ルト4における駆動プーリー6の軸には歯車8が固定され、これらの両歯車7、 8は相互に噛合している。また、一方の歯車8は例えばチェーン、ベルト等の伝 動手段9を介してモータ10により回転駆動される。
【0018】 11は上側コンベアベルト3における材料入口側のプーリー(従動プーリー) 、12は下側コンベアベルト4における材料入口側のプーリー(従動プーリー) である。下側コンベアベルト4における材料入口側のプーリー12は位置が固定 されている。上側コンベアベルト3における材料入口側のプーリー11は上下方 向に回動自在にフレーム1に枢着されたプーリーアーム13の一端に回転自在に 取り付けられ、該プーリー11は押圧手段14により常時下方向に押圧されるよ うになす。プーリー11を下方向に押圧する押圧手段14としては、例えば巻ば ね等のばねをプーリーアーム13とフレーム1との間に取り付ける。
【0019】 上側コンベアベルト3の内側と下側コンベアベルト4の内側とにはそれぞれ相 対応するローラーアーム18、19を上下方向に回動自在にフレーム1に枢着し 、各ローラーアーム18、19の一端には円弧状の噛み合い歯20、21を取り 付け、上側のローラーアーム18の噛み合い歯20と下側のローラーアーム19 の噛み合い歯21とを相互に噛合させ、各ローラーアーム18、19の他端には ローラー22、23を回転自在に取り付ける。上側のローラー22は押圧手段2 4により上側コンベアベルト3の下部3aを常時下方に押圧するようになし、下 側のローラー23は押圧手段25により下側コンベアベルト4の上部4aを常時 上方に押圧するようになす。これらの押圧手段24、25としては、例えば巻ば ね等のばねをローラーアーム18、19とフレーム1との間に取り付ける。ロー ラー22、23は図1においては3組設けられているが、図2においては2組で ある。26、27はそれぞれ上側コンベアベルト3と下側コンベアベルト4のテ ンションプーリーである。
【0020】 図3に示す事例においては、前記各コンベアベルト3、4の内側において隣り 合うローラー22、22(23、23)をそれぞれ連結部材61、62を介して 相互に連結すると共に該連結部材61、62には補助ローラー63、64を当該 隣り合うローラー22、22(23、23)の中間に位置させた状態で回転自在 に取り付けている。
【0021】 両コンベアベルト3、4の左右両側傍において左右一対の丸鋸アーム30、3 1を水平方向に回動自在にフレーム1に枢着する。図1、図4に示す事例におい ては、丸鋸アーム30、31は取付部材37、38を介してフレーム1に固定さ れた固定部材39、40に回動部材41、42をベアリング45を介して回動自 在に取り付けてなるものである。43、44は回動部材40、41の回動端に取 り付けられた垂直軸であり、該垂直軸43、44には例えばチェーン、ベルト等 の伝動手段32を介してモータ33により回転される丸鋸35、36をそれぞれ 上側コンベアベルト3の下部3aと下側コンベアベルト4の上部4aとに対し等 間隔となるように取り付ける(図5参照)。各丸鋸35、36は押圧手段46に より常時内側方向に押圧されるようになす。なお、丸鋸35、36は複数組の前 記ローラー22、23間に配設するのが望ましい。
【0022】 前記各丸鋸35、36を常時内側方向に押圧するための押圧手段46としては 、両丸鋸間35、36にばねを取り付けるのが望ましい。図4に示す事例におい ては丸鋸アーム30、31間にばね46を取り付けている。
【0023】 前記各丸鋸35、36は周縁の切断部47を外方に突出させた状態で上下の円 形案内板48、49により挟持させるのが望ましい。この場合、円形案内板48 、49よりも外方に突出している切断部47の寸法aをカニ足2の殻50の厚さ bに等しくしておけば(図6参照)、カニ足2の殻50のみが切断される(図7 参照)。図7における符号51はカニ足2の殻50における左右両側部に形成さ れた切れ目である。
【0024】 前記両コンベアベルト3、4の左右両側傍における前記丸鋸35、36の直前 には左右一対の案内レバー52、53を水平方向に回動自在に配設し、各案内レ バー52、53は押圧手段54により常時内側方向に押圧されるようになすのが 望ましい。図1、図4に示す事例においては、案内レバー52、53は取付部材 55、56を介してフレーム1に固定された垂直軸57、58の上端に回動自在 に取り付けられている。
【0025】 前記各案内レバー52、53を常時内側方向に押圧するための押圧手段54と しては、両案内レバー52、53間にばねを取り付けるのが望ましい。なお、符 号60はコンベアベルト3、4の出口側に設けられたシュートである。
【0026】 本考案のカニ足自動殻割機により殻50の左右両側部に図7に示す如き長さ方 向の切れ目51が形成されたカニ足2は、図8に示すように殻50が上下に割れ 、中の肉身59が容易に取り出せる状態の最終製品となる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のカニ足自動殻割機を使用すれば、カニ足の大き さ、太さ、形状、曲り具合等の如何にかかわらず、常にカニ足における厚み方向 の中央線に沿って殻の左右両側部に長さ方向の切れ目を自動的に入れることがで きる。また、丸鋸周縁の切断部をカニ足の殻の厚みに対応させて円形案内板より 外方に突出させておけば、カニ足は殻のみが確実に切断される。更に、上下のコ ンベアベルトの左右両側傍における丸鋸の直前に左右一対の案内レバーを回動自 在に配設したときには、カニ足は該案内レバーによりコンベアベルトの中心線に 一致するように案内された状態で左右一対の丸鋸に送られるため、カニ足は殻の 左右両側部が所定の位置で極めて確実に切断される。隣り合うローラー間に補助 ローラーを取り付けたときには、極めて短いカニ足についても確実に送ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるカニ足自動殻割機の一例を示す正
面図である。
【図2】同上カニ足自動殻割機における送り装置の一例
を概略的に示す正面図である。
【図3】隣り合うローラー間に補助ローラーを取り付け
た状態を示す正面図である。
【図4】丸鋸、案内レバー等を示す平面図である。
【図5】丸鋸と上下のコンベアベルトとカニ足との関係
を示す側面図である。
【図6】丸鋸とカニ足との関係を拡大して示す側面図で
ある。
【図7】殻に切れ目が形成されたカニ足の断面図であ
る。
【図8】カニ足の最終製品を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 カニ足 3 上側コンベアベルト 3a 下部 4 下側コンベアベルト 4a 上部 5 駆動プーリー 6 駆動プーリー 7 歯車 8 歯車 9 伝動手段 10 モータ 11 プーリー 12 プーリー 13 プーリーアーム 14 押圧手段 18 ローラーアーム 19 ローラーアーム 20 噛み合い歯 21 噛み合い歯 22 ローラー 23 ローラー 24 押圧手段 25 押圧手段 26 テンションプーリー 27 テンションプーリー 30 丸鋸アーム 31 丸鋸アーム 32 伝動手段 33 モータ 35 丸鋸 36 丸鋸 37 取付部材 38 取付部材 39 固定部材 40 固定部材 41 回動部材 42 回動部材 43 垂直軸 44 垂直軸 45 ベアリング 46 押圧手段 47 切断部 48 円形案内板 49 円形案内板 50 殻 51 切れ目 52 案内レバー 53 案内レバー 54 押圧手段 55 取付部材 56 取付部材 57 垂直軸 58 垂直軸 59 肉身 60 シュート 61 連結部材 62 連結部材 63 補助ローラー 64 補助ローラー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カニ足を挟持して送る上側コンベアベル
    トと下側コンベアベルトとを配設し、上側コンベアベル
    トにおける材料入口側のプーリーは上下方向に回動自在
    に配設したプーリーアームの一端に回転自在に取り付
    け、該プーリーは押圧手段により常時下方向に押圧され
    るようになし、上側コンベアベルトの内側と下側コンベ
    アベルトの内側とにはそれぞれ相対応するローラーアー
    ムを上下方向に回動自在に配設し、各ローラーアームの
    一端には円弧状の噛み合い歯を取り付け、上側のローラ
    ーアームの噛み合い歯と下側のローラーアームの噛み合
    い歯とを相互に噛合させ、各ローラーアームの他端には
    ローラーを回転自在に取り付け、上側のローラーは押圧
    手段により上側コンベアベルトの下部を常時下方に押圧
    するようになし、下側のローラーは押圧手段により下側
    コンベアベルトの上部を常時上方に押圧するようにな
    し、更に、両コンベアベルトの左右両側傍には左右一対
    の丸鋸アームを水平方向に回動自在に配設し、各丸鋸ア
    ームの一端にはモータにより回転する丸鋸をそれぞれ上
    側コンベアベルトの下部と下側コンベアベルトの上部と
    に対し等間隔となるように取り付け、各丸鋸は押圧手段
    により常時内側方向に押圧されるようにしたことを特徴
    とするカニ足自動殻割機。
  2. 【請求項2】 前記各丸鋸を常時内側方向に押圧するた
    めの押圧手段として、前記両丸鋸間にばねを取り付けた
    ことを特徴とする請求項1記載のカニ足自動殻割機。
  3. 【請求項3】 前記各丸鋸は周縁の切断部を外方に突出
    させた状態で上下の円形案内板により挟持させたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のカニ足自動殻割機。
  4. 【請求項4】 前記両コンベアベルトの左右両側傍にお
    ける前記丸鋸の直前には左右一対の案内レバーを水平方
    向に回動自在に配設し、各案内レバーは押圧手段により
    常時内側方向に押圧されるようにしたことを特徴とする
    請求項1、2、3のいずれかに記載のカニ足自動殻割
    機。
  5. 【請求項5】 前記各案内レバーを常時内側方向に押圧
    するための押圧手段として、前記両案内レバー間にばね
    を取り付けたことを特徴とする請求項4記載のカニ足自
    動殻割機。
  6. 【請求項6】 前記各コンベアベルトの内側において
    隣り合うローラーを連結部材を介して相互に連結すると
    共に該連結部材には補助ローラーを当該隣り合うローラ
    ーの中間に位置させた状態で回転自在に取り付けたこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のカニ足自
    動殻割機。
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