JPH0634953Y2 - 食品加工機械 - Google Patents

食品加工機械

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JPH0634953Y2
JPH0634953Y2 JP1989055788U JP5578889U JPH0634953Y2 JP H0634953 Y2 JPH0634953 Y2 JP H0634953Y2 JP 1989055788 U JP1989055788 U JP 1989055788U JP 5578889 U JP5578889 U JP 5578889U JP H0634953 Y2 JPH0634953 Y2 JP H0634953Y2
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JP
Japan
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cutter
bar
fitted
food processing
grooved drum
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成雄 岩瀬
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Taiyo Seisakusho Co Ltd
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Taiyo Seisakusho Co Ltd
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は食品例えば魚介類、肉類および海藻類等を所要
巾の切込みを形成したり、あるいは所要巾に裁断する食
品加工機械に関する。
「従来の技術」 従来、この種の食品加工機械は数多く開発され、世に広
く知られている。
ところが、これら加工機械は生いかに格子状の切込みを
形成するための専用機械であるから、いかそうめんの如
き細く裁断するには別途専用の裁断機械を必要とした。
またドラムとカッター間を通過した生いかの一部が回転
するカッターに沿って巻上げられるのを防止すべく巻上
がり防止部材がドラムとカッター間に設けられたものが
知られている。(特公昭62−19999号公報参照) ところが、この巻上がり防止部材の下端がフリーな状態
にあるため、生いかの厚薄並びにカッターなどのスピー
ドアップに比例して巻上げられることがひん発した。
その都度運転を止め、巻上げられたものを取り除く作業
と共に丸刃付きカッターの取り外し、取り付けに多くの
時間などが取られ、作業能率を低下せしむる欠陥を有す
る。
「考案が解決しようとする課題」 そこで、溝付きドラムの軸心に対する丸刃付きカツター
の軸心が所定角度をもって取り付けることによって両者
の間隔調整を容易ならしむると共に前記カッターの取り
外しのさいの巻上がり防止部材との関係を改善し、短時
間で作業が行えるようにすることが本考案の技術的課題
である。
「課題を解決するための手段」 上記技術的課題を解決するための本考案の構成は次の通
りである。
前後フレーム間に溝付きドラムに対する丸刃付きカッタ
ーを設け、該丸刃付きカッターと前記溝付きドラム間に
巻上がり防止部材が嵌挿されてなる食品加工機械におい
て、前記巻上がり防止部材は多数の歯からなるくしの上
端が棒材に所要間隔をもって溶着され、その下端が湾曲
して他の棒材に溶着され、該棒材の両端が前記前後フレ
ーム側のポケットに回転自在に嵌挿されると共に、前記
巻上がり防止部材がプレートとコ字状棒材間に嵌挿さ
れ、そして前記溝付きドラム側に材料供給ベルトを配
し、丸刃付きカッター側には材料送り出しベルトが配さ
れてなることを特徴とする食品加工機械を提供すること
にある。
「作用」 カッターは1本のシャフトにスペーサを介して多数の丸
刃がまとめて一体的に構成されると共に溝付きドラムに
対しては所定角度θをもって設けられ、さらに両者間に
巻上がり防止部材の歯の上端が所要間隔をもって棒材の
側壁面に溶着され、その下端が彎曲して棒材に溶着され
て、くし状に形成されているので、カッターを取り外し
調整し、再び該カッターを取り付ける場合でも、くしの
歯の移動あるいは歯同志間の接触がなくなり、短時間で
取り付け(組込むともいう。)ができる。
また、巻上げ防止部材の下端は内方に彎曲しているの
で、重量が増加し、回転する丸刃と共に巻上げられる加
工材料を下方に押圧分離せしむる弾発機能を備えてい
る。
「実施例」 以下図に基いて本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案食品加工機械の正面図、第2図は第1図
の平面図である。
10,11は前後フレームで、該前後フレーム10,11にはベア
リング12,13がそれぞれ所要間隔並びに所定角度をもっ
て設けられ、該ベアリング12,13に固定されたシャフト1
21を内方に相対向せしむると共に該シャフト121にカッ
プリング122の一方の凹部を合致せしむると共にビスを
介して固定し、続いて該カップリング122の凹部に溝付
きドラム14のシャフト141が嵌合され、次いで、他方の
カップリング122が該シャフト141の雌ねじ1412にビスを
介して固定し、しかるのち上下カップリング122,122は
ビス1221,1221…にて装着される。
ベアリング13に固定されたシャフト131を内方に相対向
せしむると共に該シャフト131にカップリング122の一方
の凹部を合致せしむると共にビスを介して固定し、続い
て該カップリング122の凹部にはカッター15のカツター
シャフト151が回転自在に嵌合され、次いで、他方のカ
ップリング122が該シャフト151の雌ねじ1512にビスを介
して固定し、しかるのち、上・下カップリング122,122
はビス1221,1221…にて装着される。
16は前記カッター15を前記溝付きドラム14の軸心に対し
て所定角度θをもって上昇若しくは降下せしむる調整ハ
ンドルで、該ハンドル16と一体的に固着されたシャフト
161の下端がベアリングブロック162に取り付けられてい
る。
該ベアリングブロック162は前記前後フレーム10,11に対
して調整ボルト1621,1621を介して可動自在に取り付け
られていると共に前記ベアリング13が組み込まれてい
る。
従って、カッターシャフト151と前記溝付きドラム14と
の間隔を調整する場合は、前記調整ボルトを緩めた後に
ハンドルを時計方向に回転することによりベアリングブ
ロック162を斜め方向に上昇せしめ反時計方向に回転す
ることによりベアリングブロック162を降下せしめ、位
置決めが完了したのち、前記調整ボルトを締結する。
17は材料供給ベルト171用の受け部材で、該受け部材17
の両端は前記フレームの壁面101,111に溶着されると共
に該受け部材17にかけた材料供給ベルト171の他端は駆
動ローラ172にかけられている。
前記受け部材17は極細棒材をもって構成されているの
で、前記溝付きドラム14の略真上近くまで接近すること
ができる。
18は前記前後フレーム10,11の相対向する壁面101,111に
取り付けたプレートで、該プレート18の両端にはポケッ
ト181と巻上がり防止部材19の棒材191の両端が嵌挿され
るスリット182が形成され、さらに該棒材191の両端192
を握持するレバー183が回転自在に設けられている。
前記プレート18の側端面にコ字状棒材20の両端201を溶
着することによって隙間202が形成され、該隙間に巻上
がり防止部材19が嵌挿される。
該巻上がり防止部材19は複数の歯193,193…の上端を前
記棒材191の側壁面に溶着され、その下端が彎曲して他
の棒材194の側面に溶着して形成されるか、またはプレ
ートにレーザ機械などによって所要間隔195.195…を多
数形成することにより、上下棒材191.194間にくしの歯1
93.193…が形成される。
該巻上がり防止部材19は第5図に示すようにプレート18
とコ字状棒材20間に嵌挿すると共に下側を前記カッター
15と溝付きドラム14間に嵌挿する。
該カッター15はスペーサを介して複数の丸刃152,152…
がカッターシャフト151に組込んでなる。
また前記溝付きドラム14はプラスチック製ドラムの周囲
に所定間隔をおいて周溝142,142…および軸方向溝が形
成されていて、該周溝142内に前記丸刃152が喰い込み、
または離れることができるようにカッター15の位置を調
整する。
21,21は材料送り出しベルト22側の前記フレームで、該
フレーム21は断面略コ字状鋼板からなり、その一端が前
記前後フレーム10,11のサイドに取り付けたアングル211
を介して取り付けられ、その他端に近接して左右支柱21
2,212の上端が溶着され、その下端は長方形状フレーム2
13の端面に溶着され、そして長方形状フレーム213の右
側には前後フレーム10,11の下端が載置溶着されてい
る。
前記材料送り出しベルト22は一方を極細棒材221にか
け、他方を駆動ローラ222にかけられており、該送り出
しベルト22の後端はカッター15の下側に位置するように
前記極細棒材221が取り付けられている。
27,27は材料供給ベルト171側のフレームで、該フレーム
27,27は一端を前後フレーム10,11の後部側壁に取り付け
た補強プレート271の側壁面に溶着されている。
溝付きドラムの駆動はカッター同様モータ32からチェー
ン25と上・下スプロケット33,34を介して伝達される。
図面中符号23は材料送り出しベルト22の駆動モータ、24
は材料供給ベルト171の駆動モータ、25は上・下スプロ
ケット33,34を介して動力を伝達する伝動チェーン、26
はカッター15の駆動モータ、28はベルト緊張装置、29は
フレームカバー、30は材料供給ベルト171と材料送り出
しベルト22の下側に配列された有孔プレート、31はガイ
ドプレートである。
「考案の効果」 本考案の巻上がり防止部材は複数のワイヤ若しくは複数
の歯からなるくしの上端を所要間隔をもって棒材の側端
面に溶着され、下端を他の棒材に溶着され、かつプレー
トに所定隙間を形成することにより上・下棒材間にくし
の歯が形成されているので、該巻上がり防止部材をカッ
ターと溝付きローラ間に嵌挿すると、該くしの歯はカッ
ターの丸刃と丸刃間に軽く接触する程度に挿入し、カッ
ターと溝付きドラム間を通過したイカを材料送り出しベ
ルト上にスムーズに落下する。
また、巻上がり防止部材の棒材の両端がプレートのスリ
ットに嵌挿支持されると共にレバーの回転によって保持
されることにより、その脱落が防止され、また複数のく
しの歯がコ字状棒材とプレートにより嵌挿挟持されてい
るため、加工材料の厚薄に応じて揺動しつつ、カッター
の斜め方向に上昇若しくは下降するも所定の位置に拘束
され、材料の切込みあるいは切断がスムーズにおこなわ
れると共に従来のくしの歯の如き歯同志の接触により発
生するトラブルを防ぐことができる。
しかも、くしの歯の下部が彎曲し、かつ棒材に溶着され
ているので、重量が増加する結果、加工された材料の巻
上がりを防止することができる本考案特有の作用効果並
びに材料の巻上がり防止機能を奏するものである。
また、溝付きドラムに対するカッターの間隔調整はハン
ドルの回転により容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案食品加工機械の全体正面図、第2図は第
1図の平面図、第3図は溝付きドラム側の駆動機構を示
す側面図、第4図はカッターと溝付きドラムの拡大平面
図、第5図は材料供給ベルトと材料送り出しベルト間に
配設されるカッターと溝付きドラム並びにくしの歯の説
明図、第6図は前後フレーム間に取り付けられたプレー
トと巻上がり防止部材の支持関係を示す説明図、第7図
は巻上がり防止部材の斜視図である。 符号の説明 10,11:前後フレーム、14:溝付きドラム 15:丸刃付きカッター、152:丸刃 16:ハンドル、17:受け部材 171:材料供給ベルト、18:プレート 19:巻上がり防止装置、193:くしの歯 191,194:棒材 20:コ字状棒材、21:フレーム 22:材料送り出しベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後フレーム(10,11)間に溝付きドラム
    (14)に対する丸刃付きカッター(15)を設け、該丸刃
    付きカッター(15)と前記溝付きドラム(14)間に巻上
    がり防止部材(19)が嵌挿されてなる食品加工機械にお
    いて、前記巻上がり防止部材(19)は多数の歯(193,19
    3…)からなるくしの上端が棒材(191)に所要間隔をも
    って溶着され、その下端が湾曲して他の棒材(194)に
    溶着され、該棒材(191)の両端が前記前後フレーム(1
    0,11)側のポケット(181)に回転自在に嵌挿されると
    共に、前記巻上がり防止部材(19)がプレート(18)と
    コ字状棒材(20)間に嵌挿され、そして前記溝付きドラ
    ム(14)側に材料供給ベルト(171)を配し、丸刃付き
    カッター(15)側には材料送り出しベルト(22)が配さ
    れてなることを特徴とする食品加工機械。
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